JP2758114B2 - 窯業系軽量建材の製造方法 - Google Patents

窯業系軽量建材の製造方法

Info

Publication number
JP2758114B2
JP2758114B2 JP32615492A JP32615492A JP2758114B2 JP 2758114 B2 JP2758114 B2 JP 2758114B2 JP 32615492 A JP32615492 A JP 32615492A JP 32615492 A JP32615492 A JP 32615492A JP 2758114 B2 JP2758114 B2 JP 2758114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
cement
foamed plastic
ceramic
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32615492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06144899A (ja
Inventor
寺本  博
昌士 小泉
正 吉井
篠原  栄一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP32615492A priority Critical patent/JP2758114B2/ja
Publication of JPH06144899A publication Critical patent/JPH06144899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2758114B2 publication Critical patent/JP2758114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B20/00Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
    • C04B20/02Treatment
    • C04B20/026Comminuting, e.g. by grinding or breaking; Defibrillating fibres other than asbestos
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B30/00Compositions for artificial stone, not containing binders
    • C04B30/02Compositions for artificial stone, not containing binders containing fibrous materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は窯業系軽量建材の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維補強セメント板材などの窯業
系製品が建材として非常に広く使用されている。これら
窯業系製品は、均一材質のものが大量生産可能であり、
また強度に優れる等の利点を有する上、木材のような有
限かつ有益な天然資源を消費することが非常に少ないの
で環境保護の点からも好都合であるなど種々の利点を有
する。しかし、これら窯業系製品は構成材料がセメン
ト、珪砂などの無機質材料が殆どであるので重量が嵩
み、運搬に不便をきたし、さらには建築物として利用す
る場合骨組み強度等を強くする必要があるなどの欠点が
ある。このような欠点に鑑み、セメント製品中に例えば
発泡ポリスチレンを始め発泡ポリエチレン、発泡ウレタ
ンなどの発泡合成樹脂粒子を添加し軽量化を図ることが
種々試みられている。
【0003】
【従来技術の問題点】しかしながら、軽量化を図るため
に添加される発泡合成樹脂粒子は、セメント珪砂等の無
機質材料に較べて非常に比重が小さいのでセメントスラ
リーなどに添加しても簡単に浮上してしまい、これら軽
量化添加材料の偏析が生じて均一混合できないといった
問題がある。特に、軽量化を進めるためには例えば発泡
倍率30〜50倍、粒径0.5 〜2.0mm などとされた発泡倍率
の高い発泡合成樹脂粒子を使用することが望ましいが、
このように発泡倍率を高くすればするほど比重が小さく
なり、浮上偏析も著しくなって均質な材質の窯業系製品
とし難くなる二律背反的な問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、製品の均質強度を損なうことなく充分な軽量化
を図ることのできる窯業系軽量建材の製造方法を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の窯業系
軽量建材の製造方法は、窯業系建材を製造するための必
要配合量とされた無機粉体材料と、発泡プラスチックの
粗粉砕物を、前記発泡プラスチックの粗粉砕物が平均粒
径0.2mm 以下となるまでこれらを混合粉砕し、次いでこ
れに補強繊維等他の配合材料を添加して混合し加水の上
賦形し養生硬化させることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明において対象となる窯業系建材を製造
するための必要配合量とされたセメント、珪砂、フライ
アッシュ等の無機材料、及び発泡ポリスチレン、発泡ポ
リエチレン、発泡ウレタンなどの軽量化のための発泡プ
ラスチック材料などは従来周知のものと同じであり、こ
れら配合材料の種類そのものには特に記する点はない。
【0007】この発明において、これら材料を添加混合
する際、上記無機粉体材料と発泡プラスチックの粗粉砕
物を共にボールミル、エッヂランナー等の粉砕機に供給
し無機粉体材料を発泡プラスチック粗粉砕物の微粉化材
料として合わせて使用する。
【0008】この時、発泡プラスチック粗粉砕物は無機
質粉体粒子により剪断力が加わり、発泡プラスチック粗
粉砕物の表層部分より少しづつかきとられるように粉砕
され微粉化され、同時にプラスチック粒子表面にはこれ
ら無機質粉体が食い込んでプラスチック微細粒子そのも
のの比重が大きくなり、無機粉体材料との均一混合がよ
り行われやすくなる。
【0009】そして、発泡プラスチック粗粉砕物が粒径
0.2mm以下となればパルプ繊維あるいは合成樹脂繊維な
どの補強繊維を加え均一混合し、加水の上賦形する。こ
の賦形には、抄造法、押出成形法、乾式法など任意の成
形方法が適用可能である。
【0010】特に、抄造法のような加水量の多い製造法
であっても、プラスチック粒子が0.2mm 以下の微粒子と
されていること、及び粒子表面に無機粉体材料が食い込
んだ状態となっていることから、発泡倍率が30〜50倍と
高くても浮上偏析が有効に防止され、セメント材料との
均一混合が可能となる。なお、抄造法に限らずその他乾
式法、押出成形法、注型法などでも実施可能である。
【0011】上記発泡プラスチック材料と無機粉体材料
との粉砕時の配合比率は、前者の発泡プラスチック材料
1重量部に対して、後者の無機粉体材料20重量部以上が
適当であり、後者の無機粉体材料を20重量部より少なく
すると発泡プラスチック材料の微粉化が困難となる。
【0012】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。
【0013】(実施例1)窯業系製品のセメント配合と
して、セメント47重量%、珪砂47重量%、パルプ繊維 5
重量%、発泡ポリスチレン 1重量%とし、まずセメン
ト、珪砂と発泡ポリスチレンをボールミルに供給して粉
砕し、発泡ポリスチレンが平均粒子径0.15mm以下となる
まで粉砕混合した。次いで、パルプ繊維を供給し均一混
合後、加水し抄造法にて厚さ 5mm、縦90cm横45cmの板状
体を賦形しオートクレーブにて養生硬化させた。
【0014】(実施例2)窯業系製品のセメント配合と
して、セメント46.5重量%、珪砂46.5重量%、パルプ繊
維 5重量%、発泡ポリスチレン 2重量%とし、まずセメ
ント、珪砂と発泡ポリスチレンをボールミルに供給して
粉砕し、発泡ポリスチレンが平均粒子径0.15mm以下とな
るまで粉砕混合した。次いで、パルプ繊維を供給し均一
混合後、加水し実施例1と同様抄造法にて厚さ 5mm、縦
90cm、横45cmの板状体を賦形しオートクレーブにて養生
硬化させた。
【0015】(比較例1)発泡ポリスチレン粒子として
予め平均粒径0.8mm に粉砕したものを使用した他は実施
例1と同じ配合とし、ボールミルによる粉砕をすること
なくそのまま材料を乾式混合し、ついで加水の上実施例
1と同様に抄造法にて厚さ 5mm、縦90cm横45cmの板状体
を賦形しオートクレーブにて養生硬化させた。
【0016】(比較例2)窯業系製品のセメント配合と
して、セメント40重量%、珪砂40重量%、パルプ繊維 5
重量%、パーライト15重量%とし、ボールミルによる粉
砕をすることなくそのまま材料を乾式混合し、ついで加
水の上実施例1と同様に抄造法にて厚さ 5mm、縦90cm
横45cmの板状体を賦形しオートクレーブにて養生硬化さ
せた。
【0017】製造過程において、実施例1及び2は発泡
ポリスチレンの浮上偏析が無く、スラリーの均一な抄造
が出来たが、比較例1は発泡ポリスチレンの浮上偏析が
著しく、均一に混合した製品の成形は困難であった。そ
して、実施例及び比較例で得た板状製品について曲げ強
度、絶乾比重及び15×15cmの釘打ち限界試験を行ったと
ころ表1のような結果となった。
【0018】
【表1】
【0019】表1より明らかなように、本願発明で得た
板状体は比較例に比し強度が優れ、また軽量化もより達
成されていることが判明した。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、窯業系
材料を混合する際、まず無機粉体材料と発泡プラスチッ
ク材料とを粉砕機で混合しつつ粉砕するので、発泡プラ
スチック材料が非常に細かい粉状に粉砕され、従ってプ
ラスチック材料の微粒子化によりこれらの単独浮上偏析
が有効に防止され、均一な混合状態とすることが可能と
なる。従って、強度に優れ、また充分に軽量化された窯
業系軽量建材が容易に成形できる効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 111:40 (72)発明者 篠原 栄一 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47 号 株式会社クボタ内 (56)参考文献 特開 昭53−9825(JP,A) 特開 平4−97931(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 18/10 C04B 28/00 - 28/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窯業系建材を製造するための必要配合量
    とされた無機粉体材料と、発泡プラスチックの粗粉砕物
    を、前記発泡プラスチックの粗粉砕物が平均粒径0.2mm
    以下となるまでこれらを混合粉砕し、次いでこれに補強
    繊維等他の配合材料を添加して混合し加水の上賦形し養
    生硬化させることを特徴とする窯業系軽量建材の製造方
    法。
JP32615492A 1992-11-10 1992-11-10 窯業系軽量建材の製造方法 Expired - Fee Related JP2758114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32615492A JP2758114B2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 窯業系軽量建材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32615492A JP2758114B2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 窯業系軽量建材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06144899A JPH06144899A (ja) 1994-05-24
JP2758114B2 true JP2758114B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=18184658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32615492A Expired - Fee Related JP2758114B2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 窯業系軽量建材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2758114B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE509781C2 (sv) * 1997-07-30 1999-03-08 Johan Human Förfarande vid preparering av växtfiber som utgör armering i cement och/eller gipskomposition

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06144899A (ja) 1994-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU3897700A (en) Polymer-cement composites and methods of making same
KR20080106508A (ko) 건축용 제품
JP2758114B2 (ja) 窯業系軽量建材の製造方法
JP2001260108A (ja) 木材・プラスチック複合ボード及びその製造方法
EP1927703B1 (de) Schütt- und einblasbarer Dämmstoff, Verfahren zu seiner Herstellung sowie Verwendung
JP5922959B2 (ja) 成形板の製造方法
JP3753388B2 (ja) 板状複合再生建築材料の製造方法
JP3499200B2 (ja) 木質セメント板
JPH06144950A (ja) 窯業系軽量建材の製造方法
JP4662336B2 (ja) 保水性と透水性を兼備した土ブロック
Ravindrajah et al. Effect of polystyrene particle shape on the properties of lightweight abggregate concrete
EP0354526A2 (en) Blend of cork for soundproofing floors
JP2916482B2 (ja) 高強度セメント組成物
JP3023054B2 (ja) 木片セメント板およびその製造方法
JP4235013B2 (ja) 押出成形木質セメント板およびその製造方法
JP2514460B2 (ja) 無機質製品の押出成形方法
JP3403541B2 (ja) 石膏パーティクルボードおよびその製造方法
JP2003321261A (ja) Frp再生骨材及び同骨材を用いたセメント系硬化体
JPS6330381A (ja) 軽量セメント製品の押出し成形による製造方法
JP2818235B2 (ja) 球状セメントとその製造方法
JP2004075964A (ja) ホタテ貝殻含有合成樹脂組成物
KR830002908B1 (ko) 경량건재의 제조방법
JP4434388B2 (ja) 石炭灰質の板材の製造方法
JPH05105491A (ja) セメント系軽量人工石及びその製造方法
JPH04364909A (ja) 樹脂バインダー含有成形体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees