JP2757894B2 - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の記録,再生用の光スポットを情報記
録媒体に照射し、記録と再生を平行して行うようにした
光学的情報記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば特開平1-182948号などに複数の光スポッ
トを同時に記録媒体上に照射し、記録と再生を同時に行
うという方式が提案されている。複数の光スポットを生
成するには、単一の光源の光束を所定の分割手段を用い
て分割したり、あるいは複数の光源が使用されている。
複数の光スポットは、例えば第5図に示すように、対物
レンズ3により微小光スポットの主スポット1と副スポ
ット2に各々絞られて記録媒体4上へ照射される。
この主スポット1及び副スポット2は、例えば第6図
に示すように、記録媒体4の情報トラック5上に相前後
して照射される。そして、先行する主スポット1によっ
て情報の記録を行い、それに引続いて照射される副スポ
ット2によってその記録情報が再生される。この場合、
主スポット1、副スポット2はトラッキングトラック6
により情報トラックから外れないように案内されながら
走査される。また、第7図に示すように主スポット1と
副スポット2を隣接する2つの情報トラック5上に、同
時に照射する方式も知られている。この方式では、主ス
ポット1で情報の記録を行い、同時に副スポット2によ
り隣のトラック上の情報が再生される。
このように複数光スポットを情報トラックに追従させ
るため、いわゆるプッシュプル法によってトラッキング
エラー信号(以下、TE信号と略す)が生成され、その信
号に基いてトラッキング制御が行われる。第8図はTE信
号を得るための光センサを示したもので、7aは主スポッ
ト1の記録媒体からの反射光を受光するセンサ、7bは副
スポット2の反射光を受光するセンサである。センサ7
a,7bは各々2分割センサであり、その各受光面に主スポ
ット1の反射光である反射スポット8、副スポット2の
反射光である反射スポット9が照射される。各センサ7
a,7bの出力信号は、それぞれ差動増幅器10,11へ入力さ
れ、差動増幅器10,11で各々アナログ演算した結果、2
つのトラッキングエラー信号TE(M)、TE(S)が生成
される。また、第8図の例は複数の光スポットのそれぞ
れについてトラッキング制御を行う例であるが、例えば
主スポットのみトラッキング制御を行うことも知られて
いる。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例では、複数の光スポットの
各々についてトラッキング制御を行った場合、センサと
光スポットの位置合せの調整を各センサとも行う必要が
ある。センサと光スポットの位置調整はスポット径が微
小であるため、位置合わせ作業は煩雑であり、調整に長
時間を要する問題があった。また、一方の光スポットの
みトラッキング制御を行った場合は、記録媒体に偏心が
あると、制御のかかっていないスポットがトラックずれ
を生じてしまう。即ち、主スポット1のみトラッキング
制御を行い、副スポット2は制御をしないとすると、第
9図に示すように副スポット2がトラックから外れてし
まう問題があった。
本発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、その目的は1つの光スポットの位置合わせだ
けで、複数の光スポット各々についてトラッキング制御
を行えるようにした光学的情報記録再生装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような本発明の目的は、情報記録媒体に並設され
た複数のトラックの1つを、走査方向に互いに異なる位
置に照射された第1及び第2の光スポットの一方で走査
し、情報の記録を行なうと同時に、前記トラックの1つ
またはそれに隣接するトラックを前記第1及び第2の光
スポットの他方で走査し、情報を再生する装置であっ
て、前記第1及び第2の光スポットの反射光をそれぞれ
受光する第1及び第2の光センサを備え、第1の光セン
サから検出されるトラッキングエラー信号に基づいて第
1の光スポットのトラッキング制御を行なう光学的情報
記録再生装置において、前記第1及び第2の光センサの
それぞれの出力の総和信号の最大値及び最小値が略等し
くなるように各々の総和信号を増幅する第1及び第2の
増幅手段と、前記第1及び第2の増幅手段のそれぞれの
出力信号の差信号を出力する手段とを有し、前記差信号
の振幅に基づいて第1の光スポットとは別に第2の光ス
ポットのトラッキング制御を行なうことを特徴とする光
学的情報記録再生装置によって達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
詳細に説明する。第1図は本発明の光学的情報記録再生
装置の要部構成を示すブロック図である。
第1図において、20は後述する4分割センサの出力の
総和を演算する演算回路、21は同様に後述する光センサ
出力の総和を出力する演算回路である。また、22は演算
回路20の出力を増幅する増幅回路、23は演算回路21の出
力を増幅する増幅回路である。これらの増幅回路は、最
大値及び最小値が互いに等しくなるように各々の入力信
号を増幅する。24は増幅回路22,23の出力の差を出力す
る演算回路であり、その出力信号が後述するように副ス
ポットのTE信号として使用される。
第2図は光スポットの反射光を受光するセンサの拡大
図である。同図において、25は受光面が4つに分割され
た四分割センサ、26は通常の光センサである。4分割セ
ンサ25は、前述した主スポット1の反射スポット8を受
光し、光センサ26は副スポット2の反射スポット9を受
光するようになっている。なお、ここでは主スポット1
と副スポット2は、第6図に示したように記録媒体に相
前後して照射されている。4分割センサ25の各受光素子
の受光信号は、A,B,C,Dとして出力され、光センサ26の
受光信号はEとして出力される。
4分割センサ25の各出力は、図示しないアナログ演算
部へ送られ、FE信号及びTE信号が生成される。即ち、次
の(1)式によりFE信号が生成され、(2)式によりTE
信号が生成される。
FE=(A+C)−(B+D) …(1) TE=(A+B)−(C+D) …(2) この(1),(2)式で得られたFE及びTE信号によ
り、主スポットを対象としてフォーカシング制御とトラ
ッキング制御が行われる。
また、4分割センサ25の出力は第1図で示した演算回
路20に出力される。演算回路20では、前述の如く4分割
センサ25の各出力の総和SUMを次式により算出する。
SUM=A+B+C+D …(3) また、光センサ26の出力Eは演算回路21へ出力され、
演算回路21ではEをそのまま総和信号SUM(Sub)として
出力する。従って、光センサ26の総和信号SUM(Sub)は
次式の通りである。
SUM(Sub)=E …(4) ここで、光スポットの記録媒体(ディスク)の半径方
向の変位をx、トラックピッチをpとすると、SUMはp
の周期関数となり、SUM,SUM(Sub)はそれぞれ次式で表
わされる。
SUM=f(2π・x/p) …(5) SUM(Sub)=f′(2π・x/p) …(6) また、副スポットのトラックずれを d(−p/2<d≦p/2)とすると、f及びf′は第3図
に示すようになる。ここで、f,f′を正弦波で近似する
と、次式で表わされる。
f=A sin(2π+x/p)+A′ …(7) f′=B sin(2π・x/p+2π・d/p)+B′…(8)
なお、A′/A=B′/Bであり、A,Bはそれぞれf,f′の
振幅、A′,B′はその平均値である。
次に、増幅回路22及び23により出力の最大、最小値が
同じレベルになるようにf,f′を増幅する。第4図はそ
の増幅したfとf′を示している。ここで、増幅後のf,
f′は次式で表わされる。
f=C sin(2π・x/p)+C′ …(9) f′=C sin(2π・x/p+φ)+C′ …(10) 但し、φ=2π・d/pである。以上の結果からf−
f′をとると次のようになる。
f−f′=C sin(2π・x/p)−C sin(2π・x/p+
φ) =D sin(2π・x/p+φ) ………(11) 但し、D=D(2-cosφ)1/2 (12) φ=tan-1(sinφ/(1-cosφ)) (13) 以上により、d=0のときにφ=0となり、f−f′
の振幅Dが0となることがわかる。即ち、振幅Dが相対
的トラックズレ(TE(Sub))を示すことがわかる。一
方、主スポットにおいては、4分割センサ25と主スポッ
トの反射スポットの位置合わせの調整が行われているの
で、副スポットのトラックずれ量はTE(Sub)と同じに
なる。従って、演算回路24の出力は副スポットのトラッ
クに対する誤差信号となるため、この信号を用いて副ス
ポットのトラッキング制御を行うことができる。よっ
て、主スポットは4分割センサ25の出力TEを、副スポッ
トは前記のようにTE(Sub)を用いてトラッキング制御
を行えるので、各々のスポットがトラック外れを生じる
ことがなく、安定して情報の記録や再生を行うことがで
きる。光スポットとセンサの位置合わせについては、主
スポット側のみ4分割センサ25と位置合わせの調整を行
えばよい。なお、副スポット側は光センサ26から大きく
外れていなければよいので、位置合わせの調整は不要で
ある。
以上の実施例では、第6図に示したように同一トラッ
ク上に照射される主スポットと副スポットのトラッキン
グ制御について説明したが、第7図のように隣接する2
本のトラックに照射される主スポットと副スポットにつ
いても、全く同様にトラッキング制御を行うことができ
る。この場合、f′は次式で表わされ、結果は同じであ
る。
f′=Bsin(2π+2π・x/p+φ)+B′ …(14) また、実施例では主スポットと副スポットの2つの光
スポットのトラッキング制御について説明したが、それ
以上の光スポットであっても前記と同様にそれぞれの光
スポットについてトラッキング制御を行うことが可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、1つの光スポッ
トと受光素子との位置合わせの調整だけで、複数の光ス
ポットのそれぞれについてトラッキング制御を行うこと
ができる。従って、従来の比べ光スポットと受光素子と
の位置合わせの調整作業を大幅に短縮でき、装置の組立
を簡単化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
光センサ及びそれに入射した反射スポットを示す説明
図、第3図は4分割センサと光センサの出力総和を示す
図、第4図は増幅後の出力総和を示す図、第5図は対物
レンズによって絞られた2つの光スポットが記録媒体に
照射される様子を示す説明図、第6図及び第7図はそれ
ぞれ2つの光スポットを記録媒体に照射し、記録と再生
を平行して行う例を示す説明図、第8図は2つの光スポ
ットを各々トラッキング制御するときの各光スポットの
反射光と光センサとを示す説明図、第9図は第6図で示
した2つの光スポットの一方がトラック外れを生じた様
子を示す説明図である。 1……主スポット、2……副スポット、8,9……反射ス
ポット、20,21,24……演算回路、22,23……増幅回路、2
5……4分割センサ、26……光センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/09

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体に並設された複数のトラック
    の1つを、走査方向に互いに異なる位置に照射された第
    1及び第2の光スポットの一方で走査し、情報の記録を
    行なうと同時に、前記トラックの1つまたはそれに隣接
    するトラックを前記第1及び第2の光スポットの他方で
    走査し、情報を再生する装置であって、前記第1及び第
    2の光スポットの反射光をそれぞれ受光する第1及び第
    2の光センサを備え、第1の光センサから検出されるト
    ラッキングエラー信号に基づいて第1の光スポットのト
    ラッキング制御を行なう光学的情報記録再生装置におい
    て、前記第1及び第2の光センサのそれぞれの出力の総
    和信号の最大値及び最小値が略等しくなるように各々の
    総和信号を増幅する第1及び第2の増幅手段と、前記第
    1及び第2の増幅手段のそれぞれの出力信号の差信号を
    出力する手段とを有し、前記差信号の振幅に基づいて第
    1の光スポットとは別に第2の光スポットのトラッキン
    グ制御を行なうことを特徴とする光学的情報記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1の光センサは互いに直交する2つ
    の分割線によって4分割された受光面を有し、分割され
    た受光面のそれぞれの出力の総和信号を前記第1の増幅
    手段に入力させる総和出力手段を備えた請求項1に記載
    の光学的情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記第1の光センサの一方の分割線の両側
    にあるそれぞれ2つの受光面の出力の和を互いに差分す
    ることによってトラッキングエラー信号を検出し、対角
    に配置されたそれぞれ2つの受光面の出力の和を互いに
    差分することによってフォーカシングエラー信号を検出
    する請求項2に記載の光学的情報記録再生装置。
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