JP2757620B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JP2757620B2 JP2757620B2 JP3257616A JP25761691A JP2757620B2 JP 2757620 B2 JP2757620 B2 JP 2757620B2 JP 3257616 A JP3257616 A JP 3257616A JP 25761691 A JP25761691 A JP 25761691A JP 2757620 B2 JP2757620 B2 JP 2757620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- wind direction
- set temperature
- vane
- vertical wind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和装置、特に、
冷房運転開始時の風向ベーンの制御に関するものであ
る。
冷房運転開始時の風向ベーンの制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は例えば実開平1−1534
41号公報に示された従来の空気調和装置を示す図であ
り、図において、1はマイクロコンピュータ、2は室温
センサー、3は温度設定用リモコン、4はステップモー
タ5を駆動するための駆動回路、6は上下風向ベーン、
7は圧縮機8を駆動するためのインバータ、9は居住者
である。
41号公報に示された従来の空気調和装置を示す図であ
り、図において、1はマイクロコンピュータ、2は室温
センサー、3は温度設定用リモコン、4はステップモー
タ5を駆動するための駆動回路、6は上下風向ベーン、
7は圧縮機8を駆動するためのインバータ、9は居住者
である。
【0003】次に動作について説明する。室温センサー
2の検出した検出温度Tと予め温度設定用リモコン3で
設定された設定温度T0 とをマイクロコンピュータ1で
比較する。上記検出温度Tが上記設定温度T0 よりも高
いと判別したときはマイクロコンピュータ1から駆動回
路4に信号を出し、ステップモータ5を駆動し上下風向
ベーン6を図7の様に所定の位置を中心にスイングさせ
居住者9に冷風をあてる。また、上記検出温度Tが上記
設定温度T0 よりも低いと判別したときは上下風向ベー
ン6を図8の様にメモリーされた角度で停止する。ま
た、上記検出温度Tが上記設定温度T0 よりも高くなる
と上下風向ベーン6のスイングを行う。
2の検出した検出温度Tと予め温度設定用リモコン3で
設定された設定温度T0 とをマイクロコンピュータ1で
比較する。上記検出温度Tが上記設定温度T0 よりも高
いと判別したときはマイクロコンピュータ1から駆動回
路4に信号を出し、ステップモータ5を駆動し上下風向
ベーン6を図7の様に所定の位置を中心にスイングさせ
居住者9に冷風をあてる。また、上記検出温度Tが上記
設定温度T0 よりも低いと判別したときは上下風向ベー
ン6を図8の様にメモリーされた角度で停止する。ま
た、上記検出温度Tが上記設定温度T0 よりも高くなる
と上下風向ベーン6のスイングを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和装置は
以上のように構成されているので、冷房運転開始時、ス
イングをした場合居住者に対しては風が当たるため冷風
感を与えることが出来るが、室内の温度分布が悪くなり
設定温度への到達時間が長くなるという問題点があっ
た。
以上のように構成されているので、冷房運転開始時、ス
イングをした場合居住者に対しては風が当たるため冷風
感を与えることが出来るが、室内の温度分布が悪くなり
設定温度への到達時間が長くなるという問題点があっ
た。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、冷房運転開始時の冷風感を増す
と共に設定温度への到達時間を低減する空気調和装置を
得ることを目的とする。
ためになされたもので、冷房運転開始時の冷風感を増す
と共に設定温度への到達時間を低減する空気調和装置を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
装置は、室内機の吹出口に設けられた上部及び下部上下
風向ベーンを有する空気調和装置において、冷房運転開
始時に室温が設定温度に達するまでは、前記上部上下風
向ベーンを水平に固定し、下部上下風向ベーンをスイン
グさせる制御手段を備えたものである。
装置は、室内機の吹出口に設けられた上部及び下部上下
風向ベーンを有する空気調和装置において、冷房運転開
始時に室温が設定温度に達するまでは、前記上部上下風
向ベーンを水平に固定し、下部上下風向ベーンをスイン
グさせる制御手段を備えたものである。
【0007】
【作用】この発明における空気調和装置は、冷房運転開
始時に風が冷たくなくても風を居住者に当てるようにス
イングさせることにより冷風感を与えることができ、か
つ上部上下風向ベーンを水平にし、部屋の上部から冷房
を行うことにより部屋全体が早く設定温度に達すること
ができる。
始時に風が冷たくなくても風を居住者に当てるようにス
イングさせることにより冷風感を与えることができ、か
つ上部上下風向ベーンを水平にし、部屋の上部から冷房
を行うことにより部屋全体が早く設定温度に達すること
ができる。
【0008】
実施例1.まず、この発明の実施例1を図1〜3に基づ
いて説明する。図1はこの発明の実施例1による空気調
和機の斜視図、図2はこの発明の実施例1による冷房ス
イング制御部のブロック図、図3はその動作を説明する
フローチャート図である。図において、1はマイクロコ
ンピュータ、2は室温センサー、3は温度設定器、4は
駆動回路、5aは上部上下風向ベーン6aを駆動するス
テップモータ、5bは下部上下風向ベーン6bを駆動す
るステップモータ、8は圧縮機、9は居住者、10は室
内機本体である。
いて説明する。図1はこの発明の実施例1による空気調
和機の斜視図、図2はこの発明の実施例1による冷房ス
イング制御部のブロック図、図3はその動作を説明する
フローチャート図である。図において、1はマイクロコ
ンピュータ、2は室温センサー、3は温度設定器、4は
駆動回路、5aは上部上下風向ベーン6aを駆動するス
テップモータ、5bは下部上下風向ベーン6bを駆動す
るステップモータ、8は圧縮機、9は居住者、10は室
内機本体である。
【0009】次に、上記のように構成された実施例1の
空気調和装置における動作を図3のフローチャート図に
基づいて説明する。冷房運転開始時において、ステップ
31で室温センサー2が検出した室温Tと設定温度T0
の温度差ΔTをマイクロコンピュータ1で検出し、室温
Tが設定温度T0 より大きい場合はステップ32に進み
上部上下風向ベーン6aを水平吹き出しに固定し、下部
上下風向ベーン6bを角度Θでスイングさせる。また、
室温Tが設定温度T0 小さくなると、ステップ33に進
み下部上下風向ベーン6bのスイングを停止させ上部上
下風向ベーン6a、下部上下風向ベーン6bともメモリ
ーされた角度αに固定される。図4は室温が設定温度よ
り大きい場合の上下風向ベーンの動きを示しており、部
屋全体が早く設定温度に達するように上部上下風向ベー
ン6aは水平方向に固定されて冷風を部屋の上部に吹出
しており、下部上下風向ベーン6bは居住者9に冷風感
を与えるようにスイングしている。
空気調和装置における動作を図3のフローチャート図に
基づいて説明する。冷房運転開始時において、ステップ
31で室温センサー2が検出した室温Tと設定温度T0
の温度差ΔTをマイクロコンピュータ1で検出し、室温
Tが設定温度T0 より大きい場合はステップ32に進み
上部上下風向ベーン6aを水平吹き出しに固定し、下部
上下風向ベーン6bを角度Θでスイングさせる。また、
室温Tが設定温度T0 小さくなると、ステップ33に進
み下部上下風向ベーン6bのスイングを停止させ上部上
下風向ベーン6a、下部上下風向ベーン6bともメモリ
ーされた角度αに固定される。図4は室温が設定温度よ
り大きい場合の上下風向ベーンの動きを示しており、部
屋全体が早く設定温度に達するように上部上下風向ベー
ン6aは水平方向に固定されて冷風を部屋の上部に吹出
しており、下部上下風向ベーン6bは居住者9に冷風感
を与えるようにスイングしている。
【0010】実施例2.上記実施例1ではスイング時の
スピードを一定にしているが、実施例2では室温Tと設
定温度T0 の差の大きさによりスイングのスピード変化
させている。実施例2の動作を図5のフローチャートに
基づいて説明する。冷房運転開始時において、ステップ
51で室温センサー2が検出した室温Tと設定温度T0
の温度差ΔTをマイクロコンピュータ1で検出し、室温
Tが設定温度T0 より大きい場合はステップ52に進み
上部上下風向ベーン6aを水平吹き出しに固定し、下部
上下風向ベーン6bを角度Θでスイングさせる。さらに
ステップ53では温度差ΔTによりステップモータ5b
のステップスピードを変化させており、温度差ΔTが大
きい場合はステップスピードVを早くしている。また、
室温Tが設定温度T0 より小さくなると、ステップ54
に進み下部上下風向ベーン6bのスイングを停止させた
上部上下風向ベーン6a、下部上下風向ベーン6bとも
メモリーされた角度αに固定される。
スピードを一定にしているが、実施例2では室温Tと設
定温度T0 の差の大きさによりスイングのスピード変化
させている。実施例2の動作を図5のフローチャートに
基づいて説明する。冷房運転開始時において、ステップ
51で室温センサー2が検出した室温Tと設定温度T0
の温度差ΔTをマイクロコンピュータ1で検出し、室温
Tが設定温度T0 より大きい場合はステップ52に進み
上部上下風向ベーン6aを水平吹き出しに固定し、下部
上下風向ベーン6bを角度Θでスイングさせる。さらに
ステップ53では温度差ΔTによりステップモータ5b
のステップスピードを変化させており、温度差ΔTが大
きい場合はステップスピードVを早くしている。また、
室温Tが設定温度T0 より小さくなると、ステップ54
に進み下部上下風向ベーン6bのスイングを停止させた
上部上下風向ベーン6a、下部上下風向ベーン6bとも
メモリーされた角度αに固定される。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、室内
機の吹出口に設けられた上部及び下部上下風向ベーンを
有する空気調和装置において、冷房運転開始時に室温が
設定温度に達するまでは、前記上部上下風向ベーンを水
平に固定し、下部上下風向ベーンをスイングさせる制御
手段を備えた構成にしたので、冷房運転開始時に風が冷
たくなくても風を居住者に当てるようにスイングさせる
ことにより冷風感を与えることができ、かつ上部上下風
向ベーンを水平にし、部屋の上部から冷房を行うことに
より部屋全体が早く設定温度に達することができる。
機の吹出口に設けられた上部及び下部上下風向ベーンを
有する空気調和装置において、冷房運転開始時に室温が
設定温度に達するまでは、前記上部上下風向ベーンを水
平に固定し、下部上下風向ベーンをスイングさせる制御
手段を備えた構成にしたので、冷房運転開始時に風が冷
たくなくても風を居住者に当てるようにスイングさせる
ことにより冷風感を与えることができ、かつ上部上下風
向ベーンを水平にし、部屋の上部から冷房を行うことに
より部屋全体が早く設定温度に達することができる。
【図1】この発明の実施例1による空気調和装置の斜視
図である。
図である。
【図2】この発明の実施例1による空気調和装置の制御
部のブロック図である。
部のブロック図である。
【図3】この発明の実施例1による空気調和装置のフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図4】この発明の実施例1による空気調和装置の上下
風向ベーンの動きの説明図である。
風向ベーンの動きの説明図である。
【図5】この発明の実施例2による空気調和装置のフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図6】従来の空気調和装置の制御部のブロック図であ
る。
る。
【図7】従来の空気調和装置のフラップスイング時の動
きの説明図である。
きの説明図である。
【図8】従来の空気調和装置のフラップ停止時の動きの
説明図である。
説明図である。
1 マイクロコンピュータ 6a 上部上下風向ベーン 6b 下部上下風向ベーン
フロントページの続き (72)発明者 今城 康雄 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (72)発明者 舟山 功 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (72)発明者 磯野 一明 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (72)発明者 石岡 秀哲 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (72)発明者 手塚 與文 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (56)参考文献 特開 昭64−49839(JP,A) 特開 平3−233248(JP,A) 特開 平3−274348(JP,A) 特開 平1−111151(JP,A) 実開 平1−153441(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 102
Claims (1)
- 【請求項1】 室内機の吹出口に設けられた上部及び下
部上下風向ベーンを有する空気調和装置において、冷房
運転開始時に室温が設定温度に達するまでは、前記上部
上下風向ベーンを水平に固定し、前記下部上下風向ベー
ンをスイングさせる制御手段を備えた空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3257616A JP2757620B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3257616A JP2757620B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0599478A JPH0599478A (ja) | 1993-04-20 |
JP2757620B2 true JP2757620B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=17308737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3257616A Expired - Lifetime JP2757620B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2757620B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP3257616A patent/JP2757620B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0599478A (ja) | 1993-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3141804B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH0849899A (ja) | 工場空調システム | |
JP2757620B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JPH05118630A (ja) | 空気調和装置及び空気調和機の風量制御装置 | |
JPH082730B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JPH01222135A (ja) | 空気調和装置 | |
JPH06159786A (ja) | 空気調和機の風向制御装置 | |
JP2953457B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH032083B2 (ja) | ||
JP2940456B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH0587380A (ja) | 空気調和機 | |
JPS60221649A (ja) | 空気調和装置 | |
WO2023144979A1 (ja) | 空調制御装置、空調制御方法、およびプログラム | |
JPS63163726A (ja) | 空気調和機 | |
JPH0648258Y2 (ja) | 空気調和機の風向制御装置 | |
KR100225649B1 (ko) | 공기조화기의 터보 운전 제어장치 및 그 제어방법 | |
JP3024772B2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
JP2873152B2 (ja) | 空気通路切替装置 | |
JPH0445734B2 (ja) | ||
JP3293281B2 (ja) | 空気調和機の運転制御装置 | |
JPH0522826B2 (ja) | ||
JPH05164391A (ja) | 空気調和機 | |
JP2705350B2 (ja) | 自動車用空調装置 | |
JPH04309745A (ja) | 空気調和機 | |
JP2003252024A (ja) | 車両用空調装置、音声認識装置付き空調システム |