JP2756849B2 - 計重装置の零点測定方法 - Google Patents

計重装置の零点測定方法

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JP2756849B2
JP2756849B2 JP4146590A JP4146590A JP2756849B2 JP 2756849 B2 JP2756849 B2 JP 2756849B2 JP 4146590 A JP4146590 A JP 4146590A JP 4146590 A JP4146590 A JP 4146590A JP 2756849 B2 JP2756849 B2 JP 2756849B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、計重装置の零点を測定する装置に関し、特
に物品を搬送させながら計重する装置の零点測定方法に
関する。
[従来の技術] 一般に、計重装置では、零点が変動することがあるの
で、これを測定し、補正する必要がある。このような装
置としては例えば特開昭58−202840号公報に開示されて
いるようなものがある。これは、物品を載置する載台を
所定の間隔で複数台取りつけた計重コンベヤの所定の位
置に設けた荷重検出手段上を空の載台が通過したとき、
そのときの荷重検出手段の出力と予めメモリに記憶させ
ておいた空の載台の重量との偏差を算出し、この偏差が
0でない場合、即ち零点の変動がある場合に、この偏差
に基づいてメモリに記憶させる空の載台の重量(零点)
を予め定めた更正曲線に従って更正するものである。
一般に秤系は、伝達関数で表わすと2次の振動系とな
り、荷重検出手段からの出力信号は必ず振動波形とな
る。そして、上記の技術では載台が荷重検出手段上を通
過するので載台の重量が零点に含まれている。従って、
1つの空の載台の計重波形に注目した場合、実際には、
この計重波形は、注目している載台が荷重検出手段に載
りこむことによって生じた計重過渡波と、物品が載った
1つ前の載台が荷重検出手段から降りたことによる計重
過渡波との合成波となっている。そして、単位時間当り
に計重しようとする個数を増加させる場合、載台が荷重
検出手段に載りこんでから次の載台が載りこむまでの時
間は短い。従って、1つ前の載台が荷重検出手段から降
りたことによる計重過渡波が充分に収束していない状態
で、注目している載台が荷重検出手段に載りこむことに
よって新たな計重過渡波が発生することになる。この合
成波を零点として測定している。各載台及びこれに載せ
られている物品の重量がほぼ同一であれば、各過渡応答
波もほぼ同一形状となり、重量を測定するタイミングを
常に一定にすれば、荷重検出手段の出力にドリフト等に
よる変動が生じない限り、同一の零点の測定値となる。
従って、逆に同一の零点の測定値が得られない場合に
は、荷重検出手段の出力にドリフト等による変動が生じ
ていることになるので、上記の技術では、その変動に応
じて零点を更正している。
[発明が解決しようとする課題] 上記の技術では、零点を測定する載台の前の載台に物
品が載荷されていることを前提としているので、予め定
めた更正曲線に従って零点を更正できる。しかし、実際
には、零点を測定しようとしている載台の前の載台にも
物品が載荷されていないことがある。このような場合、
前の載台が荷重検出手段から降りることによって発生す
る計重過渡波は、物品が載荷されている載台が荷重検出
手段から降りることによって発生する計重過渡波とは異
なったものとなる。従って、実際にはドリフト等によっ
て零点の変動が生じていないにも拘らず、零点の変動が
あったとして更正し、正確な零点を得ることができな
い。このような問題は、上記のような計重コンベヤだけ
で生じるものではなく、ベルトコンベヤ、チェンコンベ
ヤ等に荷重検出手段を設けた計重コンベヤや、複数台の
荷重検出手段を回転中心の回りを回転するように設けた
回転式秤においても生じる。
本発明の主たる目的は、搬送しながら物品を計重する
計重装置において、正確に零点を測定できるようにする
ものであり、回転式秤においても同様に正確に零点を測
定できるようにするものである。
本発明の第2の目的は、回転式秤において上記のよう
に零点測定する場合に、その構成を簡略化しようとする
ものである。
[課題を解決するための手段及び作用] 回転式秤の場合、零点を測定するときに、その荷重検
出手段が前回に物品を測定しているか否か判断し、前回
に物品を測定していなければ、そのときの計重手段の出
力をそのまま零点測定信号とする。これは、前回に物品
を測定していないので、荷重検出手段の出力の振動も充
分に収束していると見なせるからである。また、前回に
物品を測定していると、荷重検出手段の出力の振動は収
束していないので、測定値の修正を行なう。この修正
は、その測定値と過渡応答零点補正信号との代数和を求
めることによって行なう。この方法は、計量される物品
の重量がほぼ一定の場合に有効である(請求項2記載の
発明)。
同じく回転式の秤の場合、零点を測定する際の荷重検
出手段を出力を全て修正する。その修正は、零点測定し
ようとする荷重検出手段が、前回に物品計重位置を通過
したときの荷重検出手段の出力を、過渡応答零点補正信
号を決定するのに用いた基準重量で除算し、その除算値
と過渡応答零点補正信号とを乗算し、その乗算値と零点
測定する荷重検出手段の出力との代数和を求めるもので
ある(請求項3記載の発明)。
この方法では、もし零点測定する荷重検出手段が、前
回に物品計重位置を通過したとき、この荷重検出手段に
物品が載荷されてなければ、上記の乗算値は0となり、
請求項1記載の発明と同様に前回に物品を測定していな
いので無修正となる。また、前回に物品を測定している
と、過渡応答零点補正信号を前回の物品の計重値に応じ
て修正してから代数和を求めているので、計重される物
品の重量が常に一定でなくとも正確に零点測定ができ
る。
この場合、他の荷重検出手段による物品の計重も同時
に行ない、1台のA/D変換器によって物品の計重値も零
点の測定値もディジタル化して、構成を簡略化する(請
求項1記載の発明)。
また、計重コンベヤにおいて物品が計重コンベヤに載
荷されて計重されて、物品が計重コンベヤから降りた
後、零点測定を行なう。この場合、計重信号の振動は充
分に収束していないので、測定した零点信号と過渡応答
零点補正信号との代数和を求めて、零点を修正する。そ
の後、まだ次の物品が計重コンベヤに載荷されるまで、
時間の余裕があると零点測定を行なう。この場合、計重
信号は充分に収束していると考えられるので、零点測定
値をそのまま零点として使用する(請求項4記載の発
明)。
上記の零点の修正は、請求項3記載の発明と同様に、
零点信号の測定前の物品の計重値を、過渡応答零点補正
信号の決定に用いた基準重量で除算し、この除算値と過
渡応答零点補正信号とを乗算することによって、過渡応
答零点補正信号を零点信号の測定前の物品の計重値に応
じたものに変更し、この変更した過渡応答零点補正信号
と零点信号との代数和を求めるものに変更することがで
きる(請求項5記載の発明)。
また、計重コンベヤにおいて、所定のタイミングごと
に計重を行なう。そして、前回のタイミングでの測定が
物品の測定であれば、測定した零点信号と過渡応答零点
補正信号との代数和を求めることによって、今回の零点
測定値を修正する。これは計重信号の振動が収束してい
ないからである。前回の測定が物品の測定でなければ、
今回の測定値をそのまま零点とする。これは計重信号の
振動が収束していると考えられるからである(請求項6
記載の発明)。
また、前回のタイミングでの測定が、物品の測定であ
るか否かに拘らず、前回のタイミングでの測定値を、過
渡応答零点補正信号を決定するのに用いた基準重量で除
算し、その除算値を過渡応答零点補正信号に乗算し、こ
の乗算値と今回の零点測定値との代数和を求めるように
してもよい(請求項7記載の発明)。
[実施例] 第1の実施例を第1図乃至第7図に示す。この実施例
は重量選別機に用いる回転式秤に本発明を実施したもの
である。この回転式秤は、第3図に示すように回転中心
Oの回りを回転するように所定角度ごとに設けた合計16
台の載台21乃至216を有し、これらにはそれぞれ荷重検
出手段、例えばロードセル41乃至416が設けられ、これ
ら載台21乃至216上に載せられた物品を計重する。各載
台21乃至216への物品の載荷は、スターホイール6によ
って供給位置A(これは各載台21乃至216が回転しなが
ら描く軌跡上の1点である。)に各載台21乃至216が到
達するごとに行なわれれる。このようにして各載台21
至216上に載荷された物品は、回転しながら計重位置B
に到達すると計重される。そのため、各ロードセル41
至416からのアナログ計重信号は、各フィルタ81乃至816
でノイズを除去された後、増幅器101乃至1016で増幅さ
れ、アナログスイッチ121乃至1216に供給される。これ
らアナログスイッチ121乃至1216のうち計重位置Bにあ
る載台に対応するものをオンし、計重位置Bにある載台
に付属するロードセルからのアナログ計重信号をA/D変
換器14に供給して、ディジタル計重信号に変換する。計
重位置Bにある載台を検出するために、第4図に示すよ
うに回転中心Oの周囲に円板16が固定され、この円板16
の周囲には各載台21乃至216間の角度と同一角度間隔で
検出孔181乃至1816が穿設され、これら検出孔181乃至18
16を上下から挟むように発光素子と受光素子とからなる
光学検出器20が配置され、この検出器20は載台21の回転
と共に回転する。従って、各載台21乃至216が計重位置
Bに到達するごとに、検出器20が検出信号(これを以下
タイミングパルスと称する。)を発生する。また、各載
台21乃至216が1回転したことを検出するために、計重
位置Bに対応する位置に切欠き24が穿設され、これを検
出するための光学検出器26が検出器20と共に回転する。
従って、載台21が計重位置Bに到達するごとに、検出器
20が検出信号(以下、これをリセットパルスと称す
る。)を発生する。よって、リセットパルスの発生ごと
にカウンタをリセットするようにして、タイミングパル
スをカウントすると、そのカウント値が各載台を表して
いる。
このようにして計重されると、各載台21乃至216上の
物品は、排出位置(これも各載台21乃至216が回転に従
って描く軌跡上にある)に設けられたスターホイール28
によって排出される。そして、空となった各載台21乃至
216は、空のままスターホイール6に向って回転する。
ここで、第3図から明らかなように例えば計重位置B
に載台21が到達したとき、丁度載台214が空となったと
きである。このような関係は他の載置にも生ずる。これ
を一般式で表わすと次の通りである。但し、nは計重位
置にある載台、lは丁度空になった(この空になる位置
を以下、零点測定位置Cと称する。)載台である。
n−3≦0のとき l=n+13 ……(1) n−3>0のとき l=n−3 ……(2) 従って、物品の重量測定を行なっているときに、同時
に零点測定を行なえば、重量測定と零点測定とにA/D変
換器14を共用することができるので、構成が簡略化され
る。
上記の重量測定と零点測定との概略を第1図及び第2
図を参照しながら説明する。
計重位置Aに載台例えば21が到達すると、これらに対
応するアナログスイッチ例えば121にオン信号が供給さ
れる(ステップS1)。q1時間待ちした後(ステップS
2)、A/D変換器14からのロードセル41のアナログ計重信
号を順次ディジタル化したディジタル計重信号のm1個の
累積値WINTを求める(ステップS3)。次に、零点測定位
置Cにある載台例えば214に対応するアナログスイッチ1
214をオンする(ステップS4)。
そして、累積値WINTをm1で除算し、物品計重値WIN
求める(ステップS5)。これと並行して、q1時間待ちし
た後(ステップS6)、A/D変換器14からのロードセル414
のアナログ計重信号を順次ディジタル化したディジタル
計重信号のm2個の累積値WINTを求める(ステップS7)。
これに続いて累積値WINTをm2で除算して零点計重値WZD
を求める(ステップS8)。
次に、零点測定位置Cにある載台214が計重位置Bに
あったとき、物品を計重していたか判断する(ステップ
S9)。これは、物品計重値WINを適当な閾値と比較し、
閾値よりも大きければ物品を計重したと判断し、閾値よ
りも小さければ物品を計重していないと判断する。も
し、物品を測定していなければ、零点計重値WZDは振動
が充分に収束しているので、この零点計重値WZDをその
まま安定零点値WZSとする(ステップS10)。もし、物品
を測定していたなら、零点計重値WZDは振動が充分に収
束していないので、この零点計重値WZDと過渡応答零点
補正値Dとの代数和を求めて修正し、安定零点値WZS
する(ステップS11)。
この零点補正値Dは次のようにして予め決定してお
く。各載台21乃至216に全く物品を載荷していない状態
でN回にわたって回転式秤を回転させ、各載台21乃至2
16ごとに零点測定位置Cで零点測定値を測定し、N回の
平均値を求める。これらは明らかに安定零点値WZS1乃至
WZS16である。そして、測定対象物品またはそれと重量
がほぼ等しいサンプル物品を各載台21乃至216に連続的
に供給することを例えばN回繰り返し、零点測定位置C
で各載台21乃至216に対してN個の零点計重値を求め、
それの各載台21乃至216ごとに平均値を求める。これら
平均値は、直前まで物品が供給されていた状態で零点に
なったときの零点測定値である。従って、これら零点測
定値から対応する安定零点値を減算することによって過
渡応答零点補正値Dを各載台21乃至216ごとに決定する
ことができる。重量選別機で計重する物品の重量は比較
的近い値であるので、このようにして過渡応答零点補正
値Dを決定できる。
このようにして零点の測定と重量測定とをするため
に、PIO32にはリセットパルスとタイミングパルスが供
給されると共に、CPU32に割込をかけるためのパルス信
号Taがパルス発生器34から供給されている。またパルス
信号TaはA/D変換器14に対してA/D変換指令信号としても
供給される。なお、36はROM、38はRAMで、CPU32と協働
する。40はCPUから演算出力を出力するためのSIOであ
る。
第1図に示すような動作を実際に実行するためのプロ
グラムをフローチャートで第6図及び第7図に示す。第
6図のプログラムは、パルス信号Taが発生するたびに実
行される割込ルーチンで、第7図はメインルーチンであ
る。
割り込みルーチンでは、まずタイミングパルスがオン
のときに1とされるタイミングフラグTPFが1であるか
判断する(ステップS12)。当初、このフラグは0であ
るので、タイミングパルスが入力されたか判断する(ス
テップS14)。この判断がYESであると、TPFを1とし
(ステップS16)、次にリセットパルスがオンである
か、即ち載台21が計重位置Bにあるか判断する(ステッ
プS18)。この答がYESであると、オンするアナログスイ
ッチを指定するカウンタXの値を1とする(ステップS2
0)。またステップS18の答がNOであると、現在のカウン
タXの値を1進める(ステップS22)。そして、カウン
タXが指定するアナログスイッチSWXをオンさせる信号
を発生する(ステップS24)。次に、現在どのモードに
あるかを示すカウンタBCの値を1と進める(ステップS2
6)。当初、このカウンタBCは0であるので、1とな
る。なお、このカウンタBCの値は第2図に示すように、
重量測定するためのq1時間待ちを開始した時点で1とな
り、重量測定のためm1個のディジタル計重信号の累積を
開始した時点で2となり、零点測定のためのq1時間待ち
を開始した時点で3となり、零点測定のためm2個のディ
ジタル計重信号の累積を開始した時点で4となる。そし
て、この割り込みルーチンを終了する。
次に割り込みルーチンが実行されると、ステップS12
の答がYESであるので、カウンタBCが2または4である
か、即ち重量測定または零点測定の状態か判断する(ス
テップS28)。いま、この答はNOであるので、カウンタB
Cの値が0であるか判断する(ステップS30)。この答は
NOであるので、q1時間をカウントするためのカウンタWC
の値を1進め(ステップS32)、このカウンタWCの値がq
1に等しいか判断する(ステップS34)。その答がYESで
あると、カウンタWCをリセットし(ステップS36)、カ
ウンタBCの値を1進め(ステップS38)、その割り込み
ルーチンを終了する。なお、現状ではカウンタBC値は2
となる。
次に割り込むルーチンが実行されると、ステップS12
を経てステップS28を実行するが、上述したようにカウ
ンタBCの値は2であるので、ステップS28の答はYESとな
り、A/D変換器14からのディジタル計重信号Wiを読取り
(ステップS40)、これを累積レジスタΣWiで累積し
(ステップS42)、その累積数をカウントするカウンタW
ECの値を1進める(ステップS44)。そして、カウンタB
Cの値が2であるか、即ち物品の重量測定があるか判断
する(ステップS46)が、この答はYESであるので、カウ
ンタWECの値が物品の重量測定の場合の累積値m1に等し
いか判断する(ステップS48)。この答がNOであるとこ
のルーチンを終了するが、YESであると、メインルーチ
ンで処理するために、累積レジスタΣWiの値をレジスタ
WINTに移し、カウンタBCの値をレジスタBCRに移し、カ
ウンタXの値をレジスタSCRに移す(ステップS50)。そ
して、カウンタXが指定していたアナログスイッチをオ
フとし、新たにオンする(零点測定する)アナログスイ
ッチを決定し、これをオンする(ステップS52)。な
お、この決定は上述した(1)式または(2)式に基づ
いて行なわれる。次にカウンタBCの値を1進め(ステッ
プS54)、零点計測時に使用するためにカウンタWEC、累
積レジスタのΣWiをリセットし、測定終了をメインルー
チンに知らせるためPWFフラグを1とし(ステップS5
6)、この割り込みルーチンを終了する。
一方、第7図に示すようにメインルーチンでは、PWF
フラグが1であるか判断し(ステップS58)、この答がN
Oであると他の処理を行ない、YESであるとPWFのフラグ
を0とし(ステップS60)、レジスタBCRの値が2である
か、即ち、物品重量測定か判断し(ステップS62)、こ
の答は現在YESであるので、レジスタSCRの値から載台が
いずれの載台nであるか判断し(ステップS64)、レジ
スタWINTの値をm1で除算して、物品測定重量Winを算出
する(ステップS66)。そして、この測定重量Winから零
点レジスタに記憶されている載台nの安定零点信号WZSn
を減算して、正味の物品重量WINを算出し(ステップS6
8)、この載台の零点測定の際に前回物品が供給されて
いたか否かを後に決定するのに利用するので、一時格納
レジスタに記憶させる(ステップS70)。
メインルーチンで、このような処理が行なわれている
間、割り込みルーチンではステップS12、28、30、32、3
4、36、38が実行されq1時間待ちが行なわれる。その
後、ステップS12、14、28、40、42、44、46が実行さ
れ、零点測定ディジタル計重信号がm2個累積されたか判
断され(ステップS72)、この答がNOであると、この割
り込みルーチンを終了し、ステップS72の答がYESである
と、メインルーチンでの処理のため、累積レジスタΣWi
の値をレジスタWINTに移し、カウンタBCの値をレジスタ
BCRに移し、カウンタXの値をレジスタSCRに移す(ステ
ップS74)。そして、カウンタBCの値を0とし(ステッ
プS76)、ステップS56を実行して、この割り込みルーチ
ンを終了する。
一方メインルーチンでは、ステップS58、60に続いて
ステップS62が実行されるが、このときのレジスタBCRの
値は4であるので(第2図に示すようにカウンタBCの値
は零点測定ディジタル計重信号の累積を開始した時点で
4であり、これがレジスタBCRにステップS74で移されて
いるから)、ステップS62の答はNOとなり、レジスタSCR
の値から零点計測している載台lを決定し(ステップS7
2)、レジスタWINTの値をm2で除算して、零点計重値W
ZDLを算出する(ステップS74)。そして、この載台lの
計重位置Bでの計重値WILを一時格納レジスタから読み
出し、これが予め定めた閾値M(これは例えば被測定対
象物の物品の重量の1/2程度とすることができる。)よ
りも大きいか判断し(ステップS76)、この答がNOであ
ると、計重位置Bにあったとき物品を計量せずに載台l
は空であったことが判明するので、そのときの零点計重
値WZDLを安定零点信号WZSLとする(ステップS78)。ま
たステップS76の答がYESであると、載台lは計重位置B
にあったとき物品を計重しているので、零点計重値WZDL
と予め定めた過渡応答零点補正値DL(これは上述したよ
うに事前に決定してある。)との代数和を算出して、安
定零点信号WZSLを算出する(ステップS80)。そして、
ステップS78または80で決定した安定零点信号WZSLを零
点レジスタの載台lに対応する位置に記憶させる(ステ
ップS82)。
第1の実施例は、計重される物品が、ほぼ同じ重量と
考えられる場合を前提としていたので、第7図のステッ
プS80で示すように、零点計重値WZDLと過渡応答零点補
正値DLとの代数和を算出して、安定零点信号WZSLを算出
した。しかし、計重される物品の重量がほぼ同一でない
場合には、この方式は採用できない。ところで、第2図
に示すS15′は、S15の値がWであるのに対し、2Wのとき
の過渡応答を示したものであるが、S15、S15′の比較か
ら明らかなように、過渡応答は振動が重量に比例する
が、位相の変化は生じていない。
そこで、過渡応答零点補正値DLを決定する際に用いた
サンプル物品の重量Wsampleを記憶させておき、第8図
に示すように、第7図のステップS76、78、80に代え
て、次の演算を行なわせる(ステップS83)。
WZSL=WZdL+(WIL/Wsample)・DL 但し、WILは現在零点測定位置Cにあるロードセルが
計重位置Bにあるときに、ステップS70によって求めた
物品重量である。上式より明らかなように、過渡応答零
点補正値DLに(WIL/Wsample)が乗算され、WILとW
sampleとの比率に応じて修正されている。従って、計重
される物品の重量がほぼ一定でなくとも、正確な零点測
定が行なわれる。仮りに、零点測定位置Cにあるロード
セルが計重位置Bにあるときに、物品が載荷されていな
いと、WILが0となるので、(WIL/Wsample)・DLは0で
あるので、上式によって演算を行なうと、第1の実施例
のステップS78によって零点計重値WZDLを安定零点信号W
ZSLとしたのと等価になる。
第3の実施例を第9図乃至第13図に示す。第1及び第
2の実施例では第2図からも明らかなように、タイミン
グパルスの発生間隔を2分割し、その前半で重量測定を
行ない、後半で零点測定を行なったが、第2の実施例
は、第9図及び第10図から明らかなように多重時分割に
よって重量計重及び零点計測を行なうものである。即
ち、第9図に示すように計重位置B及び零点計測位置C
にある載台、例えば21、214のアナログスイッチの交互
のオンを開始させ(ステップS84)、q1時間待ち(ステ
ップS86)の後、計重位置Bのロードセルからのアナロ
グ計重信号をA/D変換器14でディジタル化したもののm1
個の累積値WINTを求め(ステップS88)、これと並行し
て零点測定位置Cのロードセルからのアナログ計重信号
をA/D変換器14でディジタル化したもののm1個の累積値W
INTZを求める(ステップS90)。これに続いて、累積値W
INTをm1で除算して、物品測定重量WINを求め(ステップ
S92)、累積値WINTZをm1で除算して、零点測定値WZd
求める(ステップS94)。以下は第1の実施例と同様で
ある。
このように多重化するために、この実施例は第10図に
示すように、パルス信号Taの他に、これよりも周期が若
干長いパルス信号Tb及びこれを反転させたの信号を
用い、重量計測タイミングと零点計測タイミングとがパ
ルス信号Taと同期して交互に発生するようにしている。
これを用いて、計重位置B及び零点測定値Cのロードセ
ルのアナログスイッチを交互にオンするため、第11図に
示すように構成してある。即ち、各アナログスイッチ12
1乃至1216にはオアゲート421乃至4216が設けられてい
る。これにはアンドゲート461W乃至4616Wの出力が供給
され、これらの一方の入力にはパルス発生器45が発生す
るパルス信号Tbが供給されている。同じくオアゲート42
1乃至4216には、アンドゲート441Z乃至4416Zの出力が供
給され、これらの一方の入力には、タイミング信号Tbを
インバータ48で反転させたパルス信号が供給されて
いる。また、アンドゲート461W乃至4616Wのうち計重位
置Bにあるロードセルに対応するものにPIO30からオン
信号が供給され、アンドゲート441Z乃至4416Zには零点
測定位置Cにあるロードセルに対応するものにPIO30か
らオン信号が供給されている。従って、計重位置Bに載
台21が、零点計測位置Cの載台214がある状態では、ア
ンドゲート441W、4414ZにそれぞれPIO30からオン信号が
供給されているので、パルス信号Tbが発生するとアナロ
グスイッチ121がオンし、パルス信号が発生すると
アナログスイッチ1214がオンする。
このように構成した上で第9図に示すような動作をす
るために、第12図に示すような割り込みルーチンと第13
図に示すようなメインルーチンとが実行される。割り込
みルーチンでは、第1の実施例と同様にステップS12乃
至22が実行される。その後、カウンタXの値に基づいて
計重位置Bにある載台Xと、零点測定位置Cにある載台
Yを決定し、これらに対応するアナログスイッチSWX、S
WYにオン信号が供給される(ステップS24a)。なお、こ
の決定は上述した(1)式または(2)式に従って行な
われる。そして、カウンタBCが1進められ(ステップS2
6)、この割り込みルーチンが終了する。なお、このカ
ウンタBCは第10図からも明らかなようにq1時間待ちが開
始される時点で1とされ、計重及び零点計測が開始され
た時点で2とされる。従って、現在は1である。
次に割り込みルーチンが実行されるとステップS12を
経て、カウンタBCが2であるか判断するが(ステップS2
8a)、この答はNOであるので、カウンタBCの値が1であ
るか判断する(ステップS30a)。この答はYESてあるの
で、ステップS32乃至38を実行してq1時間待ちを行な
う。このときカウンタBCは2とされる。
次に割り込みルーチンが実行されると、ステップS1
2、28aを経てA/D変換器14からディジタル計重信号Wi
入力する(ステップS40)。次に、このときパルス信号T
bが発生しているか判断する(ステップS96)。この答が
YESであると、ディジタル計重信号Wiは物品計重値であ
るので、累積レジスタΣWiで累積し(ステップS98)、
その累積数をカウンタWECでカウントする(ステップS10
0)。一方、ステップS96の答がNOであるとディジタル計
重信号Wiは零点計測値であるので、累積レジスタΣWiZ
で累積し(ステップS102)、その累積数をカウンタWECZ
でカウントする(ステップS104)。そして、カウンタWE
C、WECZの値が共にm1であるか判断し(ステップS10
6)、この答がNOであると、この割り込みルーチンを終
了するが、ステップS106の答がYESであると、累積レジ
スタΣWiにはm1個の物品計測ディジタル計重信号が累積
され、累積レジスタΣWiZにはm1個の零点計測ディジタ
ル計重信号が累積されているので、メインルーチンでの
処理のため、累積レジスタΣWiの記憶値をレジスタWINT
に、累積レジスタΣWiZの記憶値をレジスタWINTZに、X
の値をSCRXに、Yの値をSCRYにそれぞれ移し(ステップ
S110)、カウンタBC、カウンタWEC、WECZ、累積レジス
タΣWi、ΣWiZをリセットし、計重終了フラグPWFを1と
する。
このようにして計測が終了すると、メインルーチンに
おいて、第1の実施例と同様にステップS58、60を実行
し、レジスタSCRXの値に従って計重位置Bにある載台n
を決定し(ステップS112)、レジスタWINTの記憶値をm1
で除算し、物品計重値Winを算出し(ステップS114)、
この物品計重値Winに対応する安定零点信号WZSnを零点
レジスタの対応する部分から読み出し、物品計重値Win
から安定零点信号WZSnを減算する(ステップS116)。そ
して、安定零点信号WZSnを一時格納レジスタに記憶させ
る(ステップS118)。そして、レジスタSCRYの値から零
点計重位置Cにある載台lを決定し、以下第1の実施例
と同様にステップS74乃至82を実行する。第3の実施例
においても、第2の実施例と同様な演算方式を採用でき
る。
第4の実施例を第14図乃至第19図に示す。この実施例
は第16図に示すような計重コンベヤ50に、本発明を実施
したもので、この計重コンベヤ50は、荷重検出手段とし
てロードセル52を有している。この計重コンベヤ50に
は、搬入コンベヤ54から物品が搬入され、この搬入は光
学検出器56によって検出される。搬入された物品はロー
ドセル52によって計重された後、搬出コンベヤ58によっ
て搬出される。
第14図及び第15図を参照しながら、この実施例の概略
を説明する。物品が光学検出器56の光を遮光したか即ち
計重コンベヤ50に物品が載りこんだか判断し(ステップ
S122)、載りこんでいたら第14図に示すようにロードセ
ル52の出力が安定するのに要する時間TIの経過を待ち
(ステップS124)、その後にディジタル計重信号のm1個
の累積値WINTを求める(ステップS126)。そして、累積
値WINTをm1で除算して物品計重値WIを求める(ステップ
S128)。
一方、ステップS124の開始と同時に第15図に示すよう
に物品が計重コンベヤ50から搬出されて、概略安定する
までに要する時間TZの経過待ちが開始され(ステップS1
30)、この時間の経過後にディジタル計重信号Wiのm2個
の累積値WINTを求める(ステップS132)。次に、累積値
WINTをm2で除算して過渡応答零点信号WZdを求める(ス
テップS134)。この過渡応答零点信号WZdは、充分に振
動が収束していないので、過渡応答零点信号WZdと過渡
応答零点補正信号Dとの代数和を求め、安定零点信号に
修正する(ステップS136)。
ステップS134、136と並行して、第15図に示すように
無載荷安定時間TCの経過を待ち(ステップS138)、この
経過後にm2のディジタル計重信号Wiの累積値WINTを算出
し(ステップS140)、この累積値WINTをm2個で除算し
て、この除算値を先の安定零点信号WZSに代えて使用す
る(ステップS142)。これは物品が計重コンベヤ50から
降りて、振動が充分に収束しているからである。以下ス
テップS138乃至142を繰り返す。このステップS138乃至1
42を実行中に、物品が再び光学検出器56を遮光する(ス
テップS144)と、ステップSS138乃至142を実行中であっ
ても、これらを中断してステップS124に戻る。即ち、こ
の実施例では、物品を計重直後に零点を測定するが、こ
れは充分に収束していないので、修正を加える。しか
し、次の物品が計重コンベヤ50に載るまでの時間的な余
裕がある場合には、その間に振動が収束するので、計測
した零点信号をそのまま安定零点信号とする。安定零点
信号の計測中に、物品が計重コンベヤ50に載ると、安定
零点信号の計測を中断して、物品の重量を測定を開始す
る。
このような動作をするため、この実施例では第17図に
示すように、ロードセル52からアナログ計重信号をフィ
ルタ60、増幅器62を介してA/D変換器64に供給する。こ
のA/D変換器64には変換指令信号としてパルス信号Ta
パルス発生器66から供給されている。A/D変換器でディ
ジタル化されたディジタル計重信号とパルス信号Taと、
光学検出器56の出力はPIO68を介してCPU70に供給され
る。72はROM、74はRAMで、CPU70と協働するものであ
る。
上記のように動作するために、CPU70のプログラムを
第18図及び第19図に示す。第18図はパルス信号Taが発生
するごとに実行される割り込みルーチンであり、第19図
はメインルーチンである。割り込みルーチンでは、先ず
光学検出器56が物品を検出したときに1とされるTAFフ
ラグが1であるか判断する(ステップS146)。当初この
フラグは0であるので、光学検出器56が物品を検出した
か判断し(ステップS148)、この答がYESであるとTAFフ
ラグを1とし(ステップS150)、重量測定、零点測定の
際にディジタル計重信号の累積数をカウントするための
カウンタWC、これらディジタル計重信号を累積する累積
レジスタΣWi、安定時間等をカウントするためタイマカ
ウンタTCC、このカウンタTCCがTI、TZ、TCのカウントを
終了した際に1とされるタイマ完了フラグTMFをリセッ
トし、さらに計量モードを表わすカウンタBCをリセット
する(ステップS152)。但し、カウンタBCは、第15図か
ら明らかなように零点安定時間TZが経過するまでは0と
され、零点安定時間TZの経過後、無載荷安定時間TCの経
過まで1とされ、以後、光学検出器56が物品を検出する
まで2とされる。そして光学検出器56が物品を検出した
状態にあるとき1とされるフラグPHFを1とし(ステッ
プS154)、タイマ完了フラグTMFが1であるか判断する
(ステップS156)が、この答はNOであるので、この割り
込みルーチンを終了する。
次に割り込みルーチンが実行されると、ステップS146
を実行するが、この答はYESであるので、タイマカウン
タTCCを1進め(ステップS158)、フラグPHFが1である
か判断する(ステップS160)が、この答はYESであるの
で、カウンタBCが0であるか判断する(ステップS16
2)。この答はYESであるので、タイマカウンタTCCの値
が計重安定時間T1であるか判断する(ステップS164)。
この答がYESであると、タイマ完了フラグTMFを1とし
(ステップS166)、タイマカウンタTCCの値が零点安定
時間TZであるか判断するが、第15図から明らかなよう
に、計重安定時間になったとき同時に零点安定時間にな
ることはないので、この答はNOである。従って、ステッ
プS156でタイマ完了フラグが1であるか判断するが、こ
の答はYESであるので、A/D変換器64からディジタル計重
信号Wiを読み込み(ステップS190)、これを累積レジス
タΣWiで累積し(ステップS192)、累積数をカウントす
るカウンタWCの値を1進める(ステップS194)。次にカ
ウンタBCが0であるか判断する(ステップS196)が、こ
の答はYESであるので、カウンタWCの値がm1であるか判
断する(ステップS198)。この答がNOであると、この割
り込みルーチンを終了するが、YESであると、メインル
ーチンでの処理のため、カウンタWCをリセットし、累積
レジスタΣWiの値をレジスタWINTに移し、この累積レジ
スタΣWiをリセットし、カウンタBCの値をレジスタBCR
に移し、タイマ完了フラグTMFを0とし、計測完了フラ
グTWFを1とし(ステップS200)、このルーチンを終了
する。
一方、メインルーチンでは計測完了フラグTWFが1で
あるか判断しており(ステップS202)、この答がYESで
あると、計測完了フラグTWFを0とし(ステップS20
4)、レジスタBCRの値が0であるか判断する(ステップ
S206)。この答はYESであるので、レジスタWINTの記憶
値をm1で除算して物品計重値Winを算出し(ステップS20
8)、零点レジスタから安定零点信号WZSを読み出し、こ
の物品計重値Winから減算して、物品の正味重量WINを算
出する(ステップS210)。
一方、割り込みルーチンでは、ステップS146、158、1
60、162を経て、ステップS164が実行されるが、既に計
重安定時間TIを経過しているので、この答はNOとなり、
ステップS188を実行する。このとき、零点安定時間を経
過していると、ステップS188の答はYESとなり、カウン
タBCの値は1となり(ステップS212)、タイマカウンタ
TCCをリセットし(ステップS214)、タイマ完了フラグT
MFを1とし、フラグTAFを0とする(ステップS216)。
これに続いてステップS156が実行されるが、この答はYE
Sであるので、ステップS190、192、194が実行され、デ
ィジタル計重信号Wiの累積が開始される。そして、ステ
ップS196を実行するが、この答はNOであるので、カウン
タWCの値がm2であるか判断する(ステップS218)。この
答がNOであると、このルーチンを終了する。
次に、この割り込みルーチンが実行されると、ステッ
プS146を実行するが、この答はNOであるので、ステップ
S148を実行する。この答がNOであると、フラグTAFを0
とし(ステップS220)、ステップS158でタイマカウンタ
TCCの値を1進め、ステップS160を経てステップS162を
実行するが、この答はNOであるので、タイマカウンタTC
Cの値が無載荷安定時間TCの等しいか判断し(ステップS
222)、この答がNOであると、ステップS156、190、19
2、194を実行し、ディジタル計重信号の累積を行なう。
そして、ステップS196を実行するが、この答はNOである
ので、ステップS218を実行してディジタル計重信号がm2
個累積されているか判断し、この答がNOであると、この
割り込みルーチンを終了する。即ち、カウンタBCの値が
1となった以後には、割り込みルーチンでは、無載荷零
点安定時間の計測と過渡応答零点信号の累積とが行なわ
れている。そして、過渡応答零点信号のm2個の累積が終
了すると、ステップS218の答がYESとなり、ステップS20
0が実行されて、累積値がレジスタWINTに移され、カウ
ンタBCの値がレジスタBCRに移され、計測完了フラグTWF
が1とされ、カウンタWC、累積レジスタΣWiがリセット
される。
そして、メインルーチンでは、計測完了フラグTWFが
1であるので、ステップS202の答がYESとなり、ステッ
プS204においてこのフラグを0として、レジスタBCRの
値が0であるか判断するが、この答はNOであるので、レ
ジスタBCRの値が1であるか、即ち過渡応答零点信号の
算出か判断するが(ステップS224)、この答はYESであ
るので、レジスタWINTの値をm2で除算して、過渡応答零
点信号WZdを算出する(ステップS226)。そして、この
過渡応答零点信号WZdと過渡応答零点補正信号Dの代数
和を算出し、安定零点信号WZdを算出する(ステップS22
8)。
なお、零点補正信号Dは、次のようにして事前に決定
しておく。まず、計重コンベヤ50で計重しようとする物
品の中からサンプル物品を選ぶか、或るいは上記の物品
に重量がほぼ等しいテストピースを作成し、これを計重
コンベヤ52に流し、上述したTZのタイミングでディジタ
ル計重信号を記憶する。これは上述した過渡応答零点信
号に対応するものである。それ以後、Tc時間経過するご
とに複数個、例えばP1個、ディジタル計重信号を記憶す
る。これらP1個のディジタル計重信号は、無載荷安定零
点信号に対応するものである。そして、このような過渡
応答零点信号、無載荷安定零点信号の計測を、複数回、
例えばP2回繰り返し、P1個の過渡応答零点信号の平均値
WdZaveと、合計P1×P2個の無載荷安定零点信号の平均値
WZSaveを求め、両者の差を零点補正値Dとする。なお、
この計重コンベヤ50は重量選別機の一部として使用され
るものであるので、搬入される物品の重量は基準重量か
らのばらつきは余り大きくないので、上記のようにして
過渡応答零点補正値Dを決定できる。
このようにして補正された安定零点信号WZSは、これ
の前に既に決定されているn個の一連の安定零点信号W
ZSと共に移動平均が取られ(ステップS224)、この移動
平均零点信号として零点レジスタに記憶させる(ステッ
プS230)。
この間に、割り込みルーチンでは、ステップS146、14
8、220、158、160、162、222、156が繰り返され、無載
荷零点安定時間Tcの経過を待っている。そして、無載荷
零点安定時間Tcとなると、ステップS222がYESとなり、
フラグPHFが0とされ(ステップS234)、カウンタBCが
2とされる(ステップS236)。そして、ステップS214、
216、156を経て、ステップS190、192、194、196、218が
実行され、無載荷安定ディジタル計重信号のm2の累積が
行なわれる。
この累積が行なわれると、メインルーチンにおいて、
ステップS202、204、206を経てステップS224が実行され
るが、このときのカウンタBCの値は2であるので、ステ
ップS224の答はNOとなり、レジスタWINTの記憶値(無載
荷零点信号のm2個の累積値)をm2で除算して、安定零点
信号WZdを求め(ステップS238)、ステップS230、232を
実行する。
このような無載荷零点信号の測定は、光学検出器56が
物品を検出するまで継続され、無載荷零点信号を測定し
ている途中で、光学検出器56が物品を検出すると、即座
に中断される。これは過渡応答零点信号の測定が終了す
るまでは、フラグTAFが1であるので、ステップS148が
ジャンプされて、ステップS158以降を実施するので、タ
イマカウンタTCC等をリセットするステップS150、152、
154が実行されることがないのに対し、過渡応答零点信
号の測定が終了すると、ステップS216でフラグTAFが0
されているので、それ以後ステップS148が実行してから
ステップS158以降を実行するようになるので、光学検出
器56が物品を検出すると、ステップS148の答がYESとな
り、ステップS150以降が実行され、タイマカウンタTCC
等がリセットされるからである。
第4の実施例は、第3の実施例を第2の実施例のよう
に変更したもので、第15図に示すTZの経過後に、第20図
に示すようにステップS224、226を経て、過渡応答零点
信号WZdを実行し、次に下記の演算を行なう(S229)。
但し、WINはステップS210で求めた前回の物品計重
値、Wsampleは、Dを決定する際に用いたサンプル物品
の重量である。このようにすると、計重される物品の重
量が一定でなくとも正確な零点測定を行なえる。
第21図及び第22図に第5の実施例を示す。この実施例
も重量選別機に使用する計重コンベヤ76に、本発明を実
施したもので、この計重コンベヤ76は第21図に示すよう
に、チェン等の無端紐帯77に所定間隔に載台78を設け、
これら載台78が計重手段、例えばロードセル82に結合さ
れた荷重台80上を通過するように構成したもので、第1
の実施例で用いた円板16と光学検出器20、26と同様なも
のを用いて、いずれの載台78が荷重台80上に位置するか
を検出できるようにしてある。
そして、第22図に示すように、計測タイミングになっ
たか、即ち載台78が荷重台80上に位置しているか判断す
る(ステップS240)。この答がYESであると、アナログ
計重信号が安定するのに要する時間の経過を待った後
(ステップS242)、m1個のディジタル計重信号Wiの累積
値WINTを求める(ステップS244)。その後に、WINTをm1
で除算して、計重値WINを求める(ステップS246)。そ
して、この計重値WINが物品の計重値であるか判断する
(ステップS248)。これはディジタル計重値を適当な閾
値(例えば、この計重コンベヤで計重する物品の基準重
量の約1/2の重量)と比較することによって行なえる。
或は第19図に示すように光学検出器84を設け、荷重台80
上に物品が搬入されているか検出することによって行な
ってもよい。ステップS248の答がYESであると、今回の
計重値が物品の計重値であったことを記憶し(ステップ
S250)、他の処理、例えば前回に決定した安定零点信号
をWINから減算して、正味の物品重量を求める等の処理
を行なう。
ステップS248の答がNOであると、今回のディジタル計
重値が物品計重値でないことを記憶し(ステップS25
2)、前回のディジタル計重値が物品の計重値であるか
判断する(ステップS252)。この答がYESであれば、過
渡応答零点補正値Dとディジタル計重信号WINとの代数
和を求めて、安定零点信号に変換する(ステップS25
6)。
過渡応答零点補正値Dは例えば次のようにして求め
る。各載台78を空にして各載台がそれぞれ所定回数ずつ
荷重台80上を通過させ、各ディジタル計重信号を求め
る。これらは安定零点信号であるので、これらの平均値
WZSaveを求める。次に、それぞれの載台が空で、これの
1つ前を先行する載台に同じ重量のサンプル物品がそれ
ぞれ載っている状態で荷重台80上を通過するようにし
て、各ディジタル計重信号を求める。これは過渡応答零
点信号である。この過渡応答零点信号を各載台につき所
定回数求め、その平均値WZdaveを求め、平均値WZSave
平均値WZdaveの偏差を求め、これを過渡応答零点補正値
Dとする。
また、ステップS254の答がNOであると、そのときのデ
ィジタル計重信号WINを安定零点信号WZSとする。
第6の実施例は、第5の実施例を第2の実施例のよう
に変更したもので、第23図に示すようにステップS254、
256、258を除去し、その代りに下記の演算を行なうもの
である(ステップS259)。
WZS=WIN+(WIL/Wsample)・D 但し、WINは前回にステップS250aで記憶させた前回の
物品計重値、Wsampleは過渡応答零点補正信号を決定す
る際に用いた物品の計重値である。
第3及び第4の実施例では第16図に示したような計重
コンベヤ50を用いたが、第21図に示すような計重コンベ
ヤ76を用いることもできる。逆に、第5及び第6の実施
例では第21図に示すような計重コンベヤ76を用いたが、
第16図に示すような計重コンベヤ50を用いてもよい。
[発明の効果] 以上のように請求項2、4、5、6記載の発明によれ
ば、零点測定するに際し、前回に物品を計測しているか
否かによって零点の測定方法を変更しているので、即ち
前回に物品を計測していると、計重手段の出力信号はま
だ振動が充分に収束していないので、これを修正する
が、前回に物品を計重していないと、計重手段の出力は
充分に収束しているので、その計重手段の出力をそのま
ま零点信号とする。従って、長期間に亙って、物品が供
給されないような場合でも、正確に零点信号が得られる
ので、正確な零点補正が行なえる。また、請求項3、
5、7記載の発明では、修正は一律の零点過渡応答補正
信号によって行なうものではなく、直前に当該荷重検出
手段に載荷されていた物品の計重値に応じて、零点過渡
応答補正信号を変更しているので、どのような重量の物
品が直前に載荷されていても正確に零点を測定できる。
さらに請求項1記載の発明では、このような零点測定
と物品の重量測定とをディジタル化するに際し、1台の
A/D変換器を共用するように構成しているので、構成を
簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による零点測定方法の第1の実施例の概
略フローチャート、第2図は同第1の実施例のタイミン
グ図、第3図は同実施例に使用する回転式秤の部分省略
平面図、第4図は同第1の実施例で使用する光学検出器
を示す平面図、第5図は同第1の実施例のブロック図、
第6図は同第1の実施例の割り込みルーチンのフローチ
ャート、第7図は同第1の実施例のメイルーチンのフロ
ーチャート、第8図は同第2の実施例の第1の実施例と
異なる部分のフローチャート、第9図は同第3の実施例
の概略フローチャート、第10図は同第3の実施例のタイ
ミング図、第11図は同第3の実施例の要部のブロック
図、第12図は同第3の実施例の割り込みルーチンのフロ
ーチャート、第13図は同第3の実施例のメインルーチン
のフローチャート、第14図は同第4の実施例の概略フロ
ーチャート、第15図は同第4の実施例のタイミング図、
第16図は同第4図の実施例に使用する計重コンベヤの側
面図、第17図は同第4の実施例のブロック図、第18図は
同第4の実施例の割り込みルーチンのフローチャート、
第19図は同第4の実施例のメインルーチンのフローチャ
ート、第20図は同第5の実施例の第4の実施例と異なる
部分のフローチャート、第21図は同第5の実施例に使用
する計重コンベヤの側面図、第22図は同第5の実施例の
概略フローチャート、第23図は同第6の実施例の概略フ
ローチャートである。 41乃至416、52、82……ロードセル(荷重検出手段)、3
2、70……CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01G 11/00 G01G 23/01 G01G 23/36 - 23/375

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の荷重検出手段を回転中心の回りに
    回転可能に設け、上記各荷重検出手段が回転することに
    よって描く回転軌跡上に上記各荷重検出手段に順次物品
    を搬入する搬入位置と、上記各荷重検出手段から順次物
    品を搬出する搬出位置とを設けてなる回転式計重装置に
    おいて、 上記搬入位置から上記搬出位置までの間に設けた計重区
    間を物品を載荷された上記各荷重検出手段が通過するご
    とに、当該荷重検出手段の出力を1台のA/D変換器によ
    ってディジタル計重信号に変換する段階と、 上記計重区間を上記物品が載荷された計重手段が通過し
    ている期間中に、上記搬出位置から上記搬入位置まで物
    品非載荷状態で回転している上記荷重検出手段の出力を
    上記A/D変換器によってディジタル零点信号に変換する
    段階とを、 具備する回転式秤の零点測定方法。
  2. 【請求項2】複数台の荷重検出手段を回転中心の回りに
    回転可能に設け、上記各荷重検出手段が回転することに
    よって描く回転軌跡上に上記各荷重検出手段に順次物品
    を搬入する搬入位置と、上記各荷重検出手段から順次物
    品を搬出する搬出位置とを設けてなる回転式計重装置に
    おいて、 上記搬入位置から上記搬出位置までの間に設けた計重区
    間を物品を載荷された上記各荷重検出手段が通過するご
    とに、当該荷重検出手段の出力を1台のA/D変換器によ
    ってディジタル計重信号に変換する段階と、 上記計重区間を上記物品が載荷された計重手段が通過し
    ている期間中に、上記搬出位置から上記搬入位置まで物
    品非載荷状態で回転している上記荷重検出手段の出力を
    上記A/D変換器によってディジタル零点信号に変換する
    段階と、 上記ディジタル零点信号に対応する上記荷重検出手段が
    上記計重区間を通過したときの上記ディジタル計重信号
    を、過渡応答零点信号と安定零点信号との閾値と比較す
    る段階と、 当該ディジタル計重信号が上記閾値よりも小さいとき、
    上記ディジタル零点信号を安定零点信号と判断して、零
    点信号とする段階と、 当該ディジタル計重信号が上記閾値よりも大きいとき、
    上記ディジタル零点信号と予め定めた過渡応答零点補正
    信号との代数和を算出し、安定零点信号に変換する段階
    とを、 具備する回転式秤の零点測定方法。
  3. 【請求項3】複数台の荷重検出手段を回転中心の回りに
    回転可能に設け、上記各荷重検出手段が回転することに
    よって描く回転軌跡上に上記各荷重検出手段に順次物品
    を搬入する搬入位置と、上記各荷重検出手段から順次物
    品を搬出する搬出位置とを設けてなる回転式計重装置に
    おいて、 上記搬入位置から上記搬出位置までの間に設けた計重区
    間を物品を載荷された上記各荷重検出手段が通過するご
    とに、当該荷重検出手段の出力を1台のA/D変換器によ
    ってディジタル計重信号に変換する段階と、 上記計重区間を上記物品が載荷された計重手段が通過し
    ている期間中に、上記搬出位置から上記搬入位置まで物
    品非載荷状態で回転している上記荷重検出手段の出力を
    上記A/D変換器によってディジタル零点信号に変換する
    段階と、 上記ディジタル零点信号を発生した上記荷重検出手段が
    上記計重区間を通過したときの上記ディジタル計重信号
    を、過渡応答零点補正信号を決定するのに用いた基準重
    量で除算し、その除算値を上記過渡応答零点補正信号に
    乗算し、この乗算値と上記ディジタル零点信号との代数
    和を算出し、安定零点信号に変換する段階とを、 具備する回転式秤の零点測定方法。
  4. 【請求項4】荷重検出手段を備え、物品を搬送しながら
    計重する計重コンベヤにおいて、 上記計重コンベヤに物品が搬入されたか否かを検出する
    第1の段階と、 上記物品が搬入されたことが検出された場合、上記荷重
    検出手段の出力の安定後に、上記荷重検出手段の出力を
    上記物品の計重信号として取りこむ第2の段階と、 上記物品が搬入されたことが検出された時点から上記物
    品が上記計重コンベヤから搬出されるまでに要する時間
    の経過後に、上記荷重検出手段の出力と予め定めた過渡
    応答零点信号との代数和を算出し、安定零点信号とする
    第3の段階と、 上記物品が上記計重コンベヤから搬出されてから所定時
    間の経過後に、上記荷重検出手段の出力を第3の段階の
    上記安定零点信号に代えて安定零点信号とする第4の段
    階と、 第4の段階の終了後上記所定時間の経過ごとに、上記荷
    重検出手段の出力を新たな安定零点信号とすることを繰
    返す第5の段階と、 第4または第5の段階を実行中に、第1の段階により新
    たな物品が上記計重コンベヤに搬入されたことが検出さ
    れたとき、第4または第5の段階を中止させる第6の段
    階とを、 具備する計重コンベヤの零点測定方法。
  5. 【請求項5】荷重検出手段を備え、物品を搬送しながら
    計重する計重コンベヤにおいて、 上記計重コンベヤに物品が搬入されたか否かを検出する
    第1の段階と、 上記物品が搬入されたことが検出された場合、上記荷重
    検出手段の出力の安定後に、上記荷重検出手段の出力を
    上記物品の計重信号として取りこむ第2の段階と、 上記物品が搬入されたことが検出された時点から上記物
    品が上記計重コンベヤから搬出されるまでに要する時間
    の経過後に、過渡応答零点補正信号を決定するのに用い
    た基準重量で上記荷重検出手段の出力を除算し、その除
    算値を上記過渡応答零点補正信号と乗算し、その乗算値
    を上記荷重検出手段の出力との代数和を算出し、安定零
    点信号とする第3の段階と、 上記物品が上記計重コンベヤから搬出されてから所定時
    間の経過後に、上記荷重検出手段の出力を第3の段階の
    上記安定零点信号に代えて安定零点信号とする第4の段
    階と、 第4の段階の終了後上記所定時間の経過ごとに、上記荷
    重検出手段の出力を新たな安定零点信号とすることを繰
    返す第5の段階と、 第4または第5の段階を実行中に、第1の段階により新
    たな物品が上記計重コンベヤに搬入されたことが検出さ
    れたとき、第4または第5の段階を中止させる第6の段
    階とを、 具備する計重コンベヤの零点測定方法。
  6. 【請求項6】荷重検出手段を備え、物品を搬送しながら
    計重する計重コンベヤにおいて、 所定タイミングごとに、上記荷重検出手段の出力を取り
    込む段階と、 取り込まれた上記荷重検出手段の出力が物品重量測定値
    であるか零点測定値か判断する段階と、 上記荷重検出手段の出力が零点測定値と判断されたと
    き、当該出力の取りこみの前回に取りこまれた上記荷重
    検出手段の出力を物品重量測定値であるか零点測定値か
    判断する段階と、 前回に取り込まれた上記荷重検出手段の出力が物品重量
    測定値と判断されたとき、今回取り込まれた上記荷重検
    出手段の出力と予め定めた過渡応答零点補正信号との代
    数和を算出し、安定零点信号に変換する段階と、 前回に取り込まれた上記荷重検出手段の出力が零点測定
    値と判断されたとき、今回取り込まれた上記荷重検出手
    段の出力を安定零点信号とする段階とを、 具備する計重コンベヤの零点測定方法。
  7. 【請求項7】荷重検出手段を備え、物品を搬送しながら
    計重する計重コンベヤにおいて、 所定タイミングごとに、上記荷重検出手段の出力を取り
    込む段階と、 取り込まれた上記荷重検出手段の出力が物品重量測定値
    であるか零点測定値か判断する段階と、 上記荷重検出手段の出力が零点測定値と判断されたと
    き、当該出力の取りこみの前回に取りこまれた上記荷重
    検出手段の出力を過渡応答零点補正信号を決定するのに
    用いた基準重量で除算し、この除算値を上記過渡応答零
    点信号に乗算し、この乗算値と上記零点測定値との代数
    和を算出し、安定零点信号に変換する段階とを、 具備する計重コンベヤの零点測定方法。
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