JP2756582B2 - ケーブル用ワンタッチジョイント - Google Patents

ケーブル用ワンタッチジョイント

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JP2756582B2
JP2756582B2 JP1133552A JP13355289A JP2756582B2 JP 2756582 B2 JP2756582 B2 JP 2756582B2 JP 1133552 A JP1133552 A JP 1133552A JP 13355289 A JP13355289 A JP 13355289A JP 2756582 B2 JP2756582 B2 JP 2756582B2
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cable
square bar
square
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groove
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一美 牟禮
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WAI ENU ESU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば自動車の走行距離・速度を検出し、
指示する走行距離計・速度計よりなる計器に自動車の車
輪の回転を伝達するために計器とケーブルとを連結する
ジョイント、特に両者を突き合わせて、差し込むだけで
安定した連結が可能なワンタッチジョイントに関するも
のである。
〈従来の技術〉 第5図及び第6図に示すように、回転芯線1a及びその
回転芯線1aと同軸の保護管1bよりなるケーブル1の回転
芯線1aの回転を計器2へそのまま伝達するために、ケー
ブル1の回転芯線1aの先端に短管1cを装着し、その短管
1c内に先端に向かって順に圧縮バネ3並びに角棒1dをそ
れぞれ嵌め込み、計器2側ボス2a内主軸に前記角棒1cを
受け入れ、連結可能な角穴2bを形成してなるものであ
る。
ボス2a内の主軸角穴2bとケーブル1の角棒1dとを突合
せ、連結すると、ケーブル1の角棒1dは主軸角穴2bに押
されて、圧縮バネ3を奥へ押し込むことによって、短管
1c内に後退する。主軸角穴2bとケーブル1の角棒1dとの
位相がずれていて、両者が完全な嵌合状態になっていな
くても、このままの状態で、自動車を走行させると、ケ
ーブル1の回転芯線1aの回転に伴って、角棒1dが回転す
る間に角穴2bと角棒1dとの位相が一致し、その時点で角
棒1dは圧縮バネ3に押されて、先端側に押し戻され、主
軸角穴2bと完全な嵌合状態になる。
しかしながら、このワンタッチジョイントにおいて
は、角棒1dが角穴2bに押されて後退するため、短管1cを
長くする必要があり、ジョイントが大きくなり、自動車
のインパネの中で大きな空間を占有すること、また、角
棒1dと角穴2bとが完全に嵌合しない状態では、主軸2は
圧縮バネ3の強い反力により押し付けられた状態で、回
転するため、焼き付き等の問題を生ずることがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来のワンタッチジョイントにあっては、以上に示し
た問題点があることから、短くて、焼き付き等の問題が
なく、安定した連結が可能なワンタッチジョイントに対
する要求が強い。
本発明は、上記課題を解決したケーブル用ワンタッチ
ジョイントを提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 図面を参考に説明する。上記目的を達成するために、
第1の発明に係るケーブル用ワンタッチジョイントは、
回転芯線1a及びその回転芯線1aと同軸の保護管1bよりな
るケーブル1の回転芯線1aの回転を計器2へそのまま伝
達するために、ケーブル1の回転芯線1aの先端に短管1c
を装着し、その短管1c内に先端に向かって順に圧縮バネ
3並びに角棒1dをそれぞれ嵌め込み、計器2側ボス2a内
主軸に前記角棒1dを受け入れ、連結可能な角穴2bを形成
してなるものであって、角棒1dの後短部分側面に捻れ溝
1eを形成すると共に、前記角棒1dの後端部分側面に外接
するところの前記短管1c内面に前記捻れ溝1eを介して角
棒1dを案内する突起1fを形成してなるものである。
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、捻れ
溝1eの末端部分を角棒1dの軸に平行な直線状に形成して
なるものである。
第3の発明に係るケーブル用ワンタッチジョイント
は、回転芯線1a及びその回転芯線1aと同軸の保護管1bよ
りなるケーブル1の回転芯線1aの回転を計器2へそのま
ま伝達するために、ケーブル1の回転芯線1aの先端に短
管1cを装着し、その短管1c内に先端に向かって順に圧縮
バネ3並びに角棒1dをそれぞれ嵌め込み、計器2側ボス
2a内主軸に前記角棒1dを受け入れ、連結可能な角穴2bを
形成してなるものであって、短管1c内面に捻れ溝1gを形
成すると共に、前記短管1c内面に嵌合される角棒1dの後
端部分側面に前記捻れ溝1gによって案内される突起1hを
形成してなるものである。
また、この発明は第3の発明において、ねじれ溝1gの
先端部分を角棒1dの軸に平行な直線状に形成してなるも
のである。
〈作用〉 上記のように構成された第1の発明は、ボス2a内の主
軸角穴2bとケーブル1の角棒1dとを突合せ、連結する
と、ケーブル1の角棒1dは主軸角穴2bに押されて、圧縮
バネ3を奥へ押し込むことによって、短管1c内に後退す
る。主軸角穴2bとケーブル1の角棒1dとの位相がずれて
いて、両者が完全な嵌合状態になっていない場合、短管
1cに形成された突起1fが、捻れ溝1eによって、角棒1dを
回転させながら、後退させるよう案内するため、角棒1d
を最大90度回転させる間に角棒1dと角穴2bとの位相が一
致し、その時点で圧縮バネ3の反力によって、角棒1dは
再び押し出され、角穴2bと完全に嵌合される。
角棒1dと主軸2が嵌合した状態において、車の減速等
により、回転芯線1aの回転が下がった場合、主軸2は慣
性によりそのままの速度で回転しようとするため、結果
的に角棒1dと短管1cの間に逆回転方向の力が掛かる。そ
の結果、このジョイントケーブルの構造上、角棒1dが捻
れて後退してしまい、角穴2bと角棒1dの嵌合長さが短く
なり、異音・針振れ等の不具合発生の可能性があるが、
捻れ溝2eの末端部分を角棒1dの軸に平行な直線状にして
あるため、角棒1dがその直線部分より後退することがな
く、上記不具合を生ずることはない。
また、上記角棒1dの後退長さは角棒1dを最大90度回転
させるだけの長さがあればよく、従来のものに比べて、
短管1cを著しく短くすることができる。
第3の発明は、短管1c内面に形成された捻れ溝1gによ
って、角棒1dの突起1hが回転しながら、後退するよう案
内されるため、角棒1dを最大90度回転させる間に角棒1d
と角穴2bとの位相が一致し、圧縮バネ3の反力によっ
て、角棒1dは再び押し出され、角穴2bと完全に嵌合され
る。
従って、上記角棒1dの後退長さは角棒1dを最大90度回
転させるだけの長さがあればよく、従来のものに比べ
て、短管1cを著しく短くすることができる。
また、角棒1dと角穴2bとが完全に嵌合しない状態では
角棒1dの後端と回転芯線1aの先端が当たりケーブル1が
計器2に嵌合できない様に構成してあるので、主軸2に
回転中圧縮バネ3の反力が作用することがなく、焼き付
き等の問題を起こすことはない。
〈実施例〉 先ず第1の発明の実施例について図面を参考に説明す
ると、1はケーブル、1aは車輪の回転を計器2へ伝達す
る回転芯線、1bはその保護管、1cは回転芯線1aの先端に
装着した短管であって、その短管1c内に先端に向かって
順に圧縮バネ3並びに角棒1dをそれぞれ嵌め込んであ
り、その角棒1dの後端部分側面に捻れ溝1eを形成してあ
る。
計器2側ボス2a内主軸には、前記角棒1dを受け入れ、
連結可能な角穴2bを形成してあって、前記角棒1dの後端
部分側面に外接する部分の短管1c内面には、捻れ溝1eを
介して角棒1dを案内する突起1fを形成してある。なお、
捻れ溝1eの末端部分は角棒1dの軸に平行な直線状に形成
してある。
第3の発明の実施例について第3図及び第4図を参考
に説明すると、第1の発明とは、ほぼ同一構成である
が、以下に示すように角棒1d、短管1cの構造が異なる。
すなわち、第1の発明とは反対に、短管1c内面に捻れ溝
1gを形成すると共に、前記短管1c内面に嵌合される角棒
1dの後端部分側面に前記捻れ溝1gによって案内される突
起1hを形成してある。
次に作用について説明する。
上記のように構成された第1の発明は、ボス2a内の主
軸角穴2bとケーブル1の角棒1dとを突合せて、連結する
と、ケーブル1の角棒1dは主軸角穴2bに押されて、圧縮
バネ3を奥へ押し込むことによって、短管1c内に後退す
る。主軸角穴2bとケーブル1の角棒1dとの位相がずれて
いて、両者が完全な嵌合状態になっていない場合、短管
1dに形成された突起1fが、捻れ溝1eによって、角棒1dを
回転させながら、後退させるよう案内するため、角棒1d
を最大90度回転させる間に角棒1dと角穴2bとの位相が一
致し、圧縮バネ3の反力によって、角棒1dは再び押し戻
され、角穴2bと完全に嵌合される。
角棒1dと主軸2が嵌合した状態において、車の減速等
により、回転芯線1aの回転が下がった場合、主軸2は慣
性によりそのままの速度で回転しようとするため、結果
的に角棒1dと短管1cの間に逆回転方向の力が掛かり、角
棒1dが捻れて後退してしまい、角穴2bと角棒1dの嵌合長
さが短くなって、異音・針振れ等の不具合発生の可能性
があるが、捻れ溝1eの末端部分を角棒1dの軸に平行な直
線状にしてあるため、角棒1dがその直線部分より後退す
ることがなく、上記不具合を生ずる虞はない。
第3の発明は、短管1c内面に形成された捻れ溝1gによ
って、角棒1dの突起1hが回転しながら、後退するよう案
内されるため、角棒1dを最大90度回転させる間に角棒1d
と角穴2bとの位相が一致し、圧縮バネ3の反力によっ
て、角棒1dは再び押し出され、角穴2bと完全に嵌合され
る。
従って、上記角棒1dの後退長さは角棒1dを最大90度回
転させるだけの長さがあればよく、従来のものに比べ
て、短管1cを著しく短くすることができ、自動車のイン
パネの中で小さな空間があれば、設置可能であるる。
また、角棒1dと角穴2bとが完全に嵌合しない状態では
角棒1dの後端と回転芯線1aの先端が当たりケーブル1が
計器2に嵌合できない様に構成してあるので、主軸2に
回転中圧縮バネ3の反力が作用することがなく、焼き付
き等の問題を起こすことはない。
〈発明の効果〉 本発明は以上のように構成されるため、ジョイントが
短くなり、小さい空間でも設置できるようになり、その
他主軸の焼付け等の不具合を生ずることなく、安定し
て、車輪の回転を計器へ伝達可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の連結しない状態を示す縦断面図、
第2図はその連結状態となる直前の状態を示す縦断面
図、第3図は第3の発明の連結しない状態を示す縦断面
図、第4図はその連結状態となる直前の状態を示す縦断
面図、第5図は従来例の連結しない状態を示す縦断面
図、第6図はその連結した状態を示す縦断面図である。 1……ケーブル 1a……回転芯線 1b……保護管 1c……短管 1d……角棒 1e……捻れ溝 1f……突起 1g……捻れ溝 1h……突起 2……計器 2a……ボス 2b……角穴 3……圧縮バネ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル用ワンタッチジョイントは、回転
    芯線(1a)及びその回転芯線(1a)と同軸の保護管(1
    b)よりなるケーブル(1)の回転芯線(1a)の回転を
    計器(2)へ伝達するために、ケーブル(1)の回転芯
    線(1a)の先端に短管(1c)を装着し、その短管(1c)
    内に先端に向かって順に圧縮バネ(3)並びに角棒(1
    d)をそれぞれ嵌め込み、計器(2)側ボス(2a)内主
    軸に前記角棒(1d)を受け入れ、連結可能な角穴(2b)
    を形成してなるケーブル用ワンタッチジョイントにおい
    て、角棒(1d)の後端部分側面に捻れ溝(1e)を形成す
    ると共に、前記角棒(1d)の後端部分側面に外接すると
    ころの前記短管(1c)内面に前記捻れ溝(1e)を介して
    角棒(1d)を案内する突起(1f)を形成してなるケーブ
    ル用ワンタッチジョイント。
  2. 【請求項2】捻れ溝(1e)の末端部分を角棒(1d)の軸
    に平行な直線状に形成してなる請求項1記載のケーブル
    用ワンタッチジョイント。
  3. 【請求項3】回転芯線(1a)及びその回転芯線(1a)と
    同軸の保護管(1b)よりなるケーブル(1)の回転芯線
    (1a)の回転を計器(2)へ伝達するために、ケーブル
    1の回転芯線(1a)の先端に短管(1c)を装着し、その
    短管(1c)内に先端に向かって順に圧縮バネ(3)並び
    に角棒(1d)をそれぞれ嵌め込み、計器(2)側ボス
    (2a)内主軸に前記角棒(1d)を受け入れ、連結可能な
    角穴(2b)を形成してなるケーブル用ワンタッチジョイ
    ントにおいて、短管(1c)内面に捻れ溝(1g)を形成す
    ると共に、前記短管(1c)内面に嵌合される角棒(1d)
    の後端部分側面に前記捻れ溝(1g)によって案内される
    突起(1h)を形成してなるケーブル用ワンタッチジョイ
    ント。
  4. 【請求項4】ねじれ溝(1g)の先端部分を角棒(1d)の
    軸に平行な直線状に形成してなる請求項3記載のケーブ
    ル用ワンタッチジョイント。
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