JP2756248B2 - 電線・ケーブル - Google Patents
電線・ケーブルInfo
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- JP2756248B2 JP2756248B2 JP62240508A JP24050887A JP2756248B2 JP 2756248 B2 JP2756248 B2 JP 2756248B2 JP 62240508 A JP62240508 A JP 62240508A JP 24050887 A JP24050887 A JP 24050887A JP 2756248 B2 JP2756248 B2 JP 2756248B2
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- Japan
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- layer
- resistant
- heat
- conductor
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/4436—Heat resistant
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
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- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は耐熱性、難燃性、耐加水分解性の電線およ
びケーブルに関するものである。 （従来の技術と問題点） ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート等の
ポリエステル樹脂およびこの変性エラストマーは耐熱
性、電気絶縁性に優れているため、従来から電線および
ケーブル導体上の押出被覆層に用いられているがそれ自
身難燃性が低いため導体被覆用には難燃化しなければな
らない。 このために使用できる難燃剤としては、樹脂の押出条
件で分解しないことが要求されるため、現在はハロゲン
系（F,Cl,Br）難燃剤しか用いられない。しかしこれは
燃焼時に発生するガスが人体に有害であり、機械類を腐
食させる欠点がある。 またポリブチレンテレフタレート等の樹脂はその構造
中にエステル基を有しているため、この樹脂のみを導体
上に直接押出して被覆層とした電線およびケーブルで
は、長時間熱水（90℃）や水道水にさらされる状態で通
電される場合に、押出被覆層の樹脂が加水分解され、電
気的短絡がおこる危険性が多い。このような樹脂を直接
導体上に押出被覆したものは、電気機器類に結線する際
に口出しが困難であるという問題がある。 （問題点を解決するための手段） 本発明者らは前述のような問題のない電線およびケー
ブルを提供すべく研究を重ねた結果、ハロゲン系難燃剤
を含まないポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネ
ート樹脂等の耐熱性ポリエステル樹脂を導体上に押出被
覆し、さらにその外側にしゃ水層および耐熱耐火テープ
層を設けることにより、耐熱性、難燃性、耐加水分解性
に優れた電線およびケーブルが形成されることを見いだ
し本発明に至った。 すなわち、本発明は、前記請求項１に記載の要件から
成る実用性の優れた電線及びケーブルを提供するもので
ある。 以下これについて詳しく説明すると、本発明において
導体上に押出被覆される絶縁層は、ハロゲン系難燃剤を
全く含まない耐熱性のポリエステル樹脂またはそのエラ
ストマーであって、特に、ポリブチレンテレフタレー
ト，ポリカーボネート，ポリエチレンテレフタレート及
びその変性エラストマーよりなる群から選ばれるポリエ
ステル系樹脂の層で構成される。 本発明では絶縁層厚の軽減をはかるため、導体上に直
接耐熱性電気絶縁テープを縦ぞえ、ラップ巻きしてセパ
レータテープ層を設けることができる。この場合の絶縁
テープは、前記押出被覆樹脂と同等もしくはそれ以上の
耐熱性をもつことが必要である。 つぎに前記押出被覆層上にしゃ水と耐熱、耐火、難燃
性を兼ね備えた層を設けるのであるが、このためには金
属テープ、金属ラミネートテープ（アルミ、鉛、チタ
ン、銅、鉄、しんちゅう等とポリエーテルケトン、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド等）、耐
熱性で加水分解を起さない熱可塑性樹脂テープおよびポ
リイミド等熱硬化性テープが縦ぞえおよびラップ巻き方
式により上記押出被覆層の上に巻かれる。この場合熱可
塑性樹脂テープでは加熱融着性のものが好ましく、ま
た、金属テープ、金属ラミネートテープ、熱硬化性テー
プではハロゲン元素を含まない接着剤（例えばエポキシ
系、シリコーン系など）により接着させるか、このテー
プ上に上記熱可塑性テープを巻き加熱融着した二層構造
とすることが好ましい。 前記セパレータ絶縁テープおよび耐加水分解性と耐
熱、耐火、難燃性を兼備したしゃ水テープ層は一枚巻き
1/2ラップ巻き構造をとるものに限らず種々のテープを
重ね巻き、ラップ巻き、縦ぞえした構造とすることがで
きる。また120℃程度の耐熱性を要求する場合はセパレ
ータを取り除いてもよい。 （実施例） つぎに本発明の実施態様を図面により説明する。第１
図〜第３図は本発明における導体上にセパレータテープ
層を設けたケーブルの一例を示す断面図であって、図中
１は導体、２は耐熱性電気絶縁テープからなるセパレー
ト層、３はポリブチレンテレフタレートまたはその変性
エラストマーからなる押出被覆層であって、４は加水分
解保護しゃ水層と耐熱耐火テープ層で、これは両者を兼
備する単層またはしゃ水層と耐熱耐火層の二層構造であ
ってもよい。５は金属水酸化物等により難燃化したゴム
層からなる充実介在、６はアクリルゴム、ニトリルゴ
ム、水素添加ニトリルゴム、ポリオレフィンエラストマ
ーウレタンゴムなどからなるシース層である。 （発明の効果） 以上のような構造を有する本発明の耐熱性、難燃電線
およびケーブルは以下のような効果を有する。 1.耐熱性電気絶縁テープセパレータ層、ポリブチレンテ
レフタレートの組合せにより優れた耐熱性、電気絶縁性
が得られ口出し作業が良好となる。 2.電気絶縁能力の高いセパレータ層を導体上に巻くこと
により巻くポリブチレンテレフタレートおよびその変性
エラストマー押出被覆層の絶縁厚が軽減できる。 3.ポリブチレンテレフタレートおよびその変性エラスト
マー層の外側に耐熱、難燃性が高く耐加水分解性（しゃ
水性）に優れたしゃ水テープ層を設けることによりポリ
ブチレンテレフタレートおよびその変性エラストマーの
低い難燃性をケーブル構造から克服でき、しかも、ポリ
ブチレンテレフタレートおよびその変性エラストマーの
エステル基における加水分解も防止できる。
びケーブルに関するものである。 （従来の技術と問題点） ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート等の
ポリエステル樹脂およびこの変性エラストマーは耐熱
性、電気絶縁性に優れているため、従来から電線および
ケーブル導体上の押出被覆層に用いられているがそれ自
身難燃性が低いため導体被覆用には難燃化しなければな
らない。 このために使用できる難燃剤としては、樹脂の押出条
件で分解しないことが要求されるため、現在はハロゲン
系（F,Cl,Br）難燃剤しか用いられない。しかしこれは
燃焼時に発生するガスが人体に有害であり、機械類を腐
食させる欠点がある。 またポリブチレンテレフタレート等の樹脂はその構造
中にエステル基を有しているため、この樹脂のみを導体
上に直接押出して被覆層とした電線およびケーブルで
は、長時間熱水（90℃）や水道水にさらされる状態で通
電される場合に、押出被覆層の樹脂が加水分解され、電
気的短絡がおこる危険性が多い。このような樹脂を直接
導体上に押出被覆したものは、電気機器類に結線する際
に口出しが困難であるという問題がある。 （問題点を解決するための手段） 本発明者らは前述のような問題のない電線およびケー
ブルを提供すべく研究を重ねた結果、ハロゲン系難燃剤
を含まないポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネ
ート樹脂等の耐熱性ポリエステル樹脂を導体上に押出被
覆し、さらにその外側にしゃ水層および耐熱耐火テープ
層を設けることにより、耐熱性、難燃性、耐加水分解性
に優れた電線およびケーブルが形成されることを見いだ
し本発明に至った。 すなわち、本発明は、前記請求項１に記載の要件から
成る実用性の優れた電線及びケーブルを提供するもので
ある。 以下これについて詳しく説明すると、本発明において
導体上に押出被覆される絶縁層は、ハロゲン系難燃剤を
全く含まない耐熱性のポリエステル樹脂またはそのエラ
ストマーであって、特に、ポリブチレンテレフタレー
ト，ポリカーボネート，ポリエチレンテレフタレート及
びその変性エラストマーよりなる群から選ばれるポリエ
ステル系樹脂の層で構成される。 本発明では絶縁層厚の軽減をはかるため、導体上に直
接耐熱性電気絶縁テープを縦ぞえ、ラップ巻きしてセパ
レータテープ層を設けることができる。この場合の絶縁
テープは、前記押出被覆樹脂と同等もしくはそれ以上の
耐熱性をもつことが必要である。 つぎに前記押出被覆層上にしゃ水と耐熱、耐火、難燃
性を兼ね備えた層を設けるのであるが、このためには金
属テープ、金属ラミネートテープ（アルミ、鉛、チタ
ン、銅、鉄、しんちゅう等とポリエーテルケトン、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド等）、耐
熱性で加水分解を起さない熱可塑性樹脂テープおよびポ
リイミド等熱硬化性テープが縦ぞえおよびラップ巻き方
式により上記押出被覆層の上に巻かれる。この場合熱可
塑性樹脂テープでは加熱融着性のものが好ましく、ま
た、金属テープ、金属ラミネートテープ、熱硬化性テー
プではハロゲン元素を含まない接着剤（例えばエポキシ
系、シリコーン系など）により接着させるか、このテー
プ上に上記熱可塑性テープを巻き加熱融着した二層構造
とすることが好ましい。 前記セパレータ絶縁テープおよび耐加水分解性と耐
熱、耐火、難燃性を兼備したしゃ水テープ層は一枚巻き
1/2ラップ巻き構造をとるものに限らず種々のテープを
重ね巻き、ラップ巻き、縦ぞえした構造とすることがで
きる。また120℃程度の耐熱性を要求する場合はセパレ
ータを取り除いてもよい。 （実施例） つぎに本発明の実施態様を図面により説明する。第１
図〜第３図は本発明における導体上にセパレータテープ
層を設けたケーブルの一例を示す断面図であって、図中
１は導体、２は耐熱性電気絶縁テープからなるセパレー
ト層、３はポリブチレンテレフタレートまたはその変性
エラストマーからなる押出被覆層であって、４は加水分
解保護しゃ水層と耐熱耐火テープ層で、これは両者を兼
備する単層またはしゃ水層と耐熱耐火層の二層構造であ
ってもよい。５は金属水酸化物等により難燃化したゴム
層からなる充実介在、６はアクリルゴム、ニトリルゴ
ム、水素添加ニトリルゴム、ポリオレフィンエラストマ
ーウレタンゴムなどからなるシース層である。 （発明の効果） 以上のような構造を有する本発明の耐熱性、難燃電線
およびケーブルは以下のような効果を有する。 1.耐熱性電気絶縁テープセパレータ層、ポリブチレンテ
レフタレートの組合せにより優れた耐熱性、電気絶縁性
が得られ口出し作業が良好となる。 2.電気絶縁能力の高いセパレータ層を導体上に巻くこと
により巻くポリブチレンテレフタレートおよびその変性
エラストマー押出被覆層の絶縁厚が軽減できる。 3.ポリブチレンテレフタレートおよびその変性エラスト
マー層の外側に耐熱、難燃性が高く耐加水分解性（しゃ
水性）に優れたしゃ水テープ層を設けることによりポリ
ブチレンテレフタレートおよびその変性エラストマーの
低い難燃性をケーブル構造から克服でき、しかも、ポリ
ブチレンテレフタレートおよびその変性エラストマーの
エステル基における加水分解も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第１図、第２図および第３図はそれぞれ本発明に係るケ
ーブルの実施例を示す横断面図である。 １……導体、２……セパレート層 ３……押出被覆層 ４……加水分解保護しゃ水層兼耐熱耐火層 ５……充実介在、６……シース層
ーブルの実施例を示す横断面図である。 １……導体、２……セパレート層 ３……押出被覆層 ４……加水分解保護しゃ水層兼耐熱耐火層 ５……充実介在、６……シース層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 吉野 明
東京都江東区木場１丁目５番１号 藤倉
電線株式会社内
(72)発明者 村山 元久
東京都江東区木場１丁目５番１号 藤倉
電線株式会社内
(56)参考文献 特開 昭59−194311（ＪＰ，Ａ)
特開 昭54−103439（ＪＰ，Ａ)
特開 昭49−4175（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−196522（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名)
H01B 7/28
H01B 7/34
H01B 3/42
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．導体上に、耐熱性の電気絶縁セパレータテープ層が
設けられ、その上に絶縁体として、ポリブチレンテレフ
タレート，ポリカーボネート，ポリエチレンテレフタレ
ート及びその変性エラストマーよりなる群から選ばれる
少なくとも１種の押出被覆層が設けられ、さらにその上
に、金属テープ，金属ラミネートテープ，耐熱性及びし
ゃ水性を有する難燃性の熱可塑性樹脂テープまたは熱硬
化性樹脂のテープ層を設けてなる電線・ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62240508A JP2756248B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 電線・ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62240508A JP2756248B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 電線・ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6482405A JPS6482405A (en) | 1989-03-28 |
| JP2756248B2 true JP2756248B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=17060561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62240508A Expired - Fee Related JP2756248B2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 電線・ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2756248B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5812865B2 (ja) * | 1978-02-02 | 1983-03-10 | 東レ株式会社 | ポリエステル被覆線状金属構造物 |
| JPS59194311A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-05 | 株式会社フジクラ | 電気ケ−ブル |
-
1987
- 1987-09-25 JP JP62240508A patent/JP2756248B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6482405A (en) | 1989-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |