JP2755009B2 - 軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装置 - Google Patents

軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装置

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JP2755009B2
JP2755009B2 JP4025154A JP2515492A JP2755009B2 JP 2755009 B2 JP2755009 B2 JP 2755009B2 JP 4025154 A JP4025154 A JP 4025154A JP 2515492 A JP2515492 A JP 2515492A JP 2755009 B2 JP2755009 B2 JP 2755009B2
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floor plate
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば寒冷地あるいは
降雪地帯における鉄道などの軌道分岐部の融雪並びに凍
結防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、寒冷地あるいは降雪地帯において
は、鉄道などの軌道分岐部に降雪や積雪により雪が堆積
すると軌道分岐部のレール切り換えが不能になったり、
鉄道などの軌道分岐部が凍結すると軌道分岐部のレール
切り換えが不能になり、鉄道の列車走行に支障を来すこ
とになる。そこで、鉄道の列車走行を安定して行う為、
従来の軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装置としては、
例えば実開昭55−145502号公報に開示されたような熱風
方式や実開昭61−184703号公報に開示されたような散水
方式が考えられている。ところで、最近は上述した両方
式の代替として、電熱エネルギーを用いた方式が考えら
れている。その概略を図7に示す。図7において、1は
鉄道などの軌道に適宜な間隔で配設された枕木2上に敷
設された基本軌条、3は軌道分岐部の枕木2上に配置さ
れて固定され、後述するトングレールを滑り移動させる
ための床板である。4はこの床板3上に滑り移動可能に
配置されたトングレール、5は床板3の側部に固定さ
れ、ヒータ(図示せず)により加熱される電熱ブロック
である。
【0003】次に動作について説明する。冬季におい
て、例えば基本軌条1とトングレール4との間の軌道分
岐部に降雪や積雪により雪が堆積すると軌道分岐部のレ
ール切り換えが不能になるので、ヒータにより電熱ブロ
ック5を加熱する。電熱ブロック5に発生した熱は、電
熱ブロック5から床板3の側部に熱伝導され、さらにそ
の側部から床板3の中央部、反対側の側部に熱伝導され
る。これにより、床板3が加温されて床板3上に堆積す
る雪を融解して除雪し、軌道分岐部のレール切り換えを
可能にする。
【0004】また、基本軌条1とトングレール4との間
の軌道分岐部が凍結すると、軌道分岐部のレール切り換
えが不能になるので、ヒータにより電熱ブロック5を加
熱する。電熱ブロック5に発生した熱は、電熱ブロック
5から床板3の側部に熱伝導され、さらにその側部から
床板3の中央部、反対側の側部に熱伝導される。これに
より、床板3が加温されて凍結状態が解除され、床板3
上に配置されたトングレール4が滑り移動可能になり、
軌道分岐部のレール切り換えを可能にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来装置では、ヒータにより加熱されて電熱ブロック5
に発生した熱が、床板3の側部に熱伝導されるがその熱
伝導時に両者間の接触抵抗により熱伝導ロスが発生する
と共に、その熱が床板3の側部からその中央部まで熱伝
導され難く、軌道分岐部の融雪並びに凍結防止に多大の
時間を要し、鉄道の列車走行に支障を来す恐れがある。
また、融雪並びに凍結防止を早めるためにヒータの温度
を高くすると、電熱ブロック5からの無駄な放熱も大き
くなり熱ロスが増大すると共に、枕木2にも必要以上の
熱が加わり炭化するという問題があった。また、軌道分
岐部に位置する枕木2間に降雪や積雪により堆積する雪
を融雪することができない問題もあった。また、電熱ブ
ロック5と熱的接触する床板3の側部の温度に対し、床
板3の中央部、床板3の反電熱ブロック5側部の温度が
順次低い温度となり、床板3全体に温度差が発生して均
一に融雪並びに凍結防止を行うことができない問題があ
る。場合によっては、部分的に融雪並びに凍結防止が行
えない状態が生じる問題がある。また、トングレール4
は床板3の上面を滑り移動するが、鉄材同志の摺動によ
る摩擦抵抗が大きいため、その摩擦抵抗を少しでも低減
し、トングレール4が床板3の上面を滑り移動し易いよ
うに、通常はグリース等の油をトングレール4と床板3
との摺動部に充填しており、グリース等の油の補給作
業、あるいは周囲環境に伴う塵埃等によるグリース等の
油の充填部の清掃作業などのメインテナンスが必須とな
り、無人化を実現することができない問題がある。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、軌道分岐部の融雪並びに凍結
防止を多大の時間を要することなく行える軌道分岐部の
融雪並びに凍結防止装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る軌道分岐
部の融雪並びに凍結防止装置は、軌道に適宜な間隔で配
設された枕木上に敷設された基本軌条と、軌道の軌道分
岐部の基本軌条に隣接し、滑り移動可能に配置されたト
ングレールと、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて
固定され、その上面をトングレールが滑り移動し、内部
に作動流体が封入されて成るヒートパイプ式床板と、ヒ
ートパイプ式床板の受熱部を成す側部に配設され、ヒー
トパイプ式床板の受熱部に熱を発生させる発熱手段とを
設けたものである。
【0008】また、軌道に適宜な間隔で配設された枕木
上に敷設された基本軌条と、軌道の軌道分岐部の基本軌
条に隣接し、滑り移動可能に配置されたトングレール
と、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定され、
その上面をトングレールが滑り移動する床板と、床板の
側部に配設され、その床板に熱を伝達する電熱ブロック
と、軌道分岐部の枕木間に配置され、基本軌条とトング
レールの下方に位置する加熱手段を具備するヒートパイ
プユニットとを設けたものである。
【0009】また、軌道に適宜な間隔で配設された枕木
上に敷設された基本軌条と、軌道の軌道分岐部の基本軌
条に隣接し滑り移動可能に配置されたトングレールと、
軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定され、その
上面をトングレールが滑り移動し、内部に作動流体が封
入されて成るヒートパイプ式床板と、ヒートパイプ式床
板の受熱部を成す側部に配設されヒートパイプ式床板の
受熱部に熱を発生させる発熱手段と、軌道分岐部の枕木
間に配置され、基本軌条とトングレールの下方に位置す
る加熱手段を具備するヒートパイプユニットとを設けた
ものである。
【0010】また、ヒートパイプユニットの上面をトン
グレールが滑り移動可能な床面としたものである。
【0011】また、軌道に適宜な間隔で配設された枕木
上に敷設された基本軌条と、軌道の軌道分岐部の基本軌
条に隣接し、滑り移動可能に配置されたトングレール
と、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定され、
その上面をトングレールが滑り移動する床板と、床板の
上面に配設され、トングレールの滑り移動を促進する滑
り促進体とを設けたものである。
【0012】また、軌道に適宜な間隔で配設された枕木
上に敷設された基本軌条と、軌道の軌道分岐部の基本軌
条に隣接し、滑り移動可能に配置されたトングレール
と、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定され、
その上面をトングレールが滑り移動する床板と、トング
レールの下面に配設され、トングレールの滑り移動を促
進する滑り促進体とを設けたものである。
【0013】
【作用】この発明における軌道分岐部の融雪並びに凍結
防止装置は、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固
定され、その上面をトングレールが滑り移動し、内部に
作動流体が封入されて成るヒートパイプ式床板が、その
ヒートパイプ式床板の受熱部を成す側部に配設され、ヒ
ートパイプ式床板の受熱部に熱を発生させる発熱手段に
より加熱され、発熱手段の熱がヒートパイプ式床板全体
に速やかに輸送されてヒートパイプ式床板上面から周囲
に放熱し、軌道分岐部の融雪並びに凍結防止を行う。
【0014】また、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置さ
れて固定され、その上面をトングレールが滑り移動する
床板が、その床板の側部に配設され、その床板に熱を伝
導する電熱ブロックにより加熱され、電熱ブロックの熱
が床板に熱伝導されて周囲に放出されると共に、軌道分
岐部の枕木間に配置され、基本軌条とトングレールの下
方に位置する加熱手段を具備するヒートパイプユニット
が加熱手段により加熱され、加熱手段の熱がヒートパイ
プユニット全体に速やかに輸送されてヒートパイプユニ
ット上面から周囲に放熱することにより、軌道分岐部の
融雪並びに凍結防止を行う。
【0015】また、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置さ
れて固定されその上面をトングレールが滑り移動し、内
部に作動流体が封入されて成るヒートパイプ式床板が、
そのヒートパイプ式床板の受熱部を成す側部に配設さ
れ、ヒートパイプ式床板の受熱部に熱を発生させる発熱
手段により加熱され、発熱手段の熱がヒートパイプ式床
板全体に速やかに輸送されヒートパイプ式床板上面から
周囲に放熱すると共に、軌道分岐部の枕木間に配置さ
れ、基本軌条とトングレールの下方に位置する加熱手段
を具備するヒートパイプユニットが加熱手段により加熱
され、加熱手段の熱がヒートパイプユニット全体に速や
かに輸送されてヒートパイプユニット上面から周囲に放
熱することにより、軌道分岐部の融雪並びに凍結防止を
行う。
【0016】また、ヒートパイプユニットの上面をトン
グレールが滑り移動可能な床面としたことにより、トン
グレールの滑り移動を円滑にする。
【0017】また、床板の上面に配設された滑り促進体
により、床板とトングレールとの摺動による摩擦抵抗が
低減し、トングレールの滑り移動が促進される。
【0018】また、トングレールの下面に配設された滑
り促進体により、トングレールと床板との摺動による摩
擦抵抗が低減し、トングレールの滑り移動が促進され
る。
【0019】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1に基づいて
説明する。図1において、1は軌道に適宜な間隔で配設
された枕木2上に敷設された基本軌条、4は軌道の軌道
分岐部の基本軌条1に隣接し、滑り移動可能に配置され
たトングレール、6は軌道の軌道分岐部の枕木2上に配
置されて固定され、その上面をトングレール4が滑り移
動し、内部に作動流体が封入されて成るヒートパイプ式
床板、7はヒートパイプ式床板6の受熱部を成す側部に
配設され、ヒートパイプ式床板6の受熱部に熱を発生さ
せる発熱手段である。
【0020】次に動作について説明する。冬季におい
て、例えば基本軌条1とトングレール4との間の軌道分
岐部に降雪や積雪により雪が堆積すると、軌道分岐部の
レール切り換えが不能になるので、ヒートパイプ式床板
6の受熱部を発熱手段7により加熱し、発熱手段7の熱
がヒートパイプ式床板6全体に速やかに輸送されてヒー
トパイプ式床板6全体が加温されてその上面から周囲に
放熱する。これにより、ヒートパイプ式床板6に堆積す
る雪を融解して除雪し、軌道分岐部の融雪が行われ、軌
道分岐部のレール切り換えが可能となる。
【0021】また、基本軌条1とトングレール4との間
の軌道分岐部が凍結すると軌道分岐部のレール切り換え
が不能になるので、ヒートパイプ式床板6の受熱部を発
熱手段7により加熱し、発熱手段7の熱がヒートパイプ
式床板6全体に速やかに輸送されてヒートパイプ式床板
6全体が加温されてその上面から周囲に放熱する。これ
により、軌道分岐部の凍結状態が解除され、ヒートパイ
プ式床板6上に配置されたトングレール4が滑り移動可
能になり、軌道分岐部のレール切り換えが可能となる。
【0022】以上のように、この実施例1においては、
発熱手段7の熱がヒートパイプ式床板6全体に速やかに
輸送されてヒートパイプ式床板6全体が加温されてその
上面から周囲に放熱するので、上述した従来装置のよう
に電熱ブロック5からの熱伝導による床板3の加温に比
べて、短時間に軌道分岐部の融雪並びに凍結防止を行う
ことができ、鉄道の列車走行に支障を来す恐れの全くな
い装置が得られる。また、発熱手段7の発熱量も上述し
た従来装置のものと比べて低い熱量で熱伝達特性に著し
く優れた装置が得られる。さらに、発熱手段7の発熱量
を高める必要がないので、発熱手段7の温度上昇が抑え
られ、無駄な放熱を抑制でき、熱ロスを著しく低減でき
ると共に、枕木2が炭化するという問題も解消される。
また、ヒートパイプ式床板6全体が速やかに均一な温度
となるので、その全体において温度差のない均一温度と
なり、短時間に軌道分岐部の融雪並びに凍結防止を均一
に行うことができる。従って、部分的に融雪並びに凍結
防止が行えないような状態は一切生じることがない安定
した装置を得ることができる。
【0023】実施例2.また、この発明の実施例2を図
2に基づいて説明する。図2において、1は軌道に適宜
な間隔で配設された枕木2上に敷設された基本軌条、3
は軌道分岐部の枕木2上に配置されて固定され、後述す
るトングレールを滑り移動させるための床板である。4
は軌道の軌道分岐部の基本軌条1に隣接し、滑り移動可
能に配置されたトングレール、5は床板3の側部に固定
され、ヒータ(図示せず)により加熱される電熱ブロッ
ク、8は軌道の軌道分岐部の枕木2間に配置され、基本
軌条1とトングレール4の下方に位置する加熱手段9を
具備するヒートパイプユニットである。
【0024】次に動作について説明する。冬季におい
て、例えば基本軌条1とトングレール4との間の軌道分
岐部に降雪や積雪により雪が堆積すると軌道分岐部のレ
ール切り換えが不能になるので、ヒータにより電熱ブロ
ック5を加熱する。電熱ブロック5に発生した熱は、電
熱ブロック5から床板3の側部に熱伝導され、さらにそ
の側部から床板3の中央部、反対側の側部に熱伝導され
る。これにより、床板3が加温されて床板3上に堆積す
る雪を融解して除雪すると共に、ヒートパイプユニット
8を加熱手段9により加熱し、その加熱手段9の熱がヒ
ートパイプユニット8全体に速やかに輸送されてヒート
パイプユニット8上面から周囲に放熱することにより、
軌道分岐部の枕木2間に降雪や積雪により堆積する雪を
融解して除雪することにより、軌道分岐部の融雪が行わ
れ、軌道分岐部のレール切り換えが可能となる。
【0025】また、基本軌条1とトングレール4との間
の軌道分岐部が凍結すると、軌道分岐部のレール切り換
えが不能になるので、ヒータにより電熱ブロック5を加
熱する。電熱ブロック5に発生した熱は、電熱ブロック
5から床板3の側部に熱伝導され、さらにその側部から
床板3の中央部、反対側の側部に熱伝導される。これに
より、軌道分岐部の凍結状態が解除され、床板3上に配
置されたトングレール4が滑り移動可能になり、軌道分
岐部のレール切り換えが可能となる。また、トングレー
ル4とその下方に位置するヒートパイプユニット8とが
凍結してトングレール4が滑り移動不能となる場合は、
ヒートパイプユニット8を加熱手段9により加熱し、そ
の加熱手段9の熱がヒートパイプユニット8全体に速や
かに輸送されてヒートパイプユニット8上面から周囲に
放熱することにより、トングレール4とヒートパイプユ
ニット8との凍結状態が解除され、トングレール4が滑
り移動可能になり、軌道分岐部のレール切り換えが可能
となる。
【0026】以上のように、この実施例2においては、
電熱ブロック5に発生した熱が、電熱ブロック5から床
板3の中央部に熱伝導されて床板3全体が加温されるの
で、上述した実施例2のものと比べて軌道分岐部の融雪
並びに凍結防止効果が多少劣るが、軌道分岐部の枕木2
間に配置され、基本軌条1とトングレール4の下方に位
置する加熱手段9を具備するヒートパイプユニット8に
より、軌道分岐部の枕木2間に降雪や積雪により堆積す
る雪を短時間に融解して除雪することができると共に、
トングレール4とヒートパイプユニット8とが凍結した
としてもその凍結状態を短時間に解除することができる
ので、軌道分岐部のレール切り換えを確実に行うことが
でき、鉄道の列車走行に支障を来す恐れの全くない装置
が得られる。
【0027】実施例3.また、この発明の実施例3を図
3に基づいて説明する。図3において、1は軌道に適宜
な間隔で配設された枕木2上に敷設された基本軌条、4
は軌道の軌道分岐部の基本軌条1に隣接し、滑り移動可
能に配置されたトングレール、6は軌道の軌道分岐部の
枕木2上に配置されて固定され、その上面をトングレー
ル4が滑り移動し、内部に作動流体が封入されて成るヒ
ートパイプ式床板、7はヒートパイプ式床板6の受熱部
を成す側部に配設され、ヒートパイプ式床板6の受熱部
に熱を発生させる発熱手段、8は軌道の軌道分岐部の枕
木2間に配置され、基本軌条1とトングレール4の下方
に位置する加熱手段9を具備するヒートパイプユニット
である。
【0028】次に動作について説明する。冬季におい
て、例えば基本軌条1とトングレール4との間の軌道分
岐部に降雪や積雪により雪が堆積すると軌道分岐部のレ
ール切り換えが不能になるので、ヒートパイプ式床板6
の受熱部を発熱手段7により加熱し、発熱手段7の熱が
ヒートパイプ式床板6全体に速やかに輸送されてヒート
パイプ式床板6全体が加温されてその上面から周囲に放
熱し、ヒートパイプ式床板6に堆積する雪を融解して除
雪すると共に、ヒートパイプユニット8を加熱手段9に
より加熱し、その加熱手段9の熱がヒートパイプユニッ
ト8全体に速やかに輸送されてヒートパイプユニット8
上面から周囲に放熱することにより、軌道分岐部の枕木
2間に降雪や積雪により堆積する雪を融解して除雪し、
これらにより、軌道分岐部全体の融雪が行われ、軌道分
岐部の確実なレール切り換えが可能となる。
【0029】また、基本軌条1とトングレール4との間
の軌道分岐部が凍結すると軌道分岐部のレール切り換え
が不能になるので、ヒートパイプ式床板6の受熱部を発
熱手段7により加熱し、発熱手段7の熱がヒートパイプ
式床板6全体に速やかに輸送されてヒートパイプ式床板
6全体が加温されてその上面から周囲に放熱することに
よりヒートパイプ式床板6周囲の凍結状態が解除される
と共に、トングレール4とその下方に位置するヒートパ
イプユニット8とが凍結してトングレール4が滑り移動
不能となる場合、ヒートパイプユニット8を加熱手段9
により加熱し、その加熱手段9の熱がヒートパイプユニ
ット8全体に速やかに輸送されてヒートパイプユニット
8上面から周囲に放熱することにより、トングレール4
とヒートパイプユニット8との凍結状態が解除され、こ
れらにより、軌道分岐部全体の凍結状態が解除され、ヒ
ートパイプ式床板6上で且つヒートパイプユニット8の
上方に位置するトングレール4が滑り移動可能になり、
軌道分岐部の確実なレール切り換えが可能となる。
【0030】以上のように、この実施例3においては、
発熱手段7の熱がヒートパイプ式床板6全体に速やかに
輸送されてヒートパイプ式床板6全体が加温されてその
上面から周囲に放熱するので、上述した従来装置のよう
に電熱ブロック5からの熱伝導による床板3の加温に比
べて、短時間に軌道分岐部の融雪並びに凍結防止を行う
ことができ、鉄道の列車走行に支障を来す恐れの全くな
い装置が得られる。また、発熱手段7の発熱量も上述し
た従来装置のものと比べて低い熱量で熱伝達特性に著し
く優れた装置が得られる。さらに、発熱手段7の発熱量
を高める必要がないので、発熱手段7の温度上昇が抑え
られ、無駄な放熱を抑制でき、熱ロスを著しく低減でき
ると共に、枕木2が炭化するという問題も解消される。
また、ヒートパイプ式床板6全体が速やかに均一な温度
となるので、その全体において温度差のない均一温度と
なり、短時間に軌道分岐部の融雪並びに凍結防止を均一
に行うことができる。従って、部分的に融雪並びに凍結
防止が行えないような状態は一切生じることがない安定
した装置を得ることができる。さらに、軌道分岐部の枕
木2間に配置され、基本軌条1とトングレール4の下方
に位置する加熱手段9を具備するヒートパイプユニット
8により、軌道分岐部の枕木2間に降雪や積雪により堆
積する雪を短時間に融解して除雪することができると共
に、トングレール4とヒートパイプユニット8とが凍結
したとしてもその凍結状態を短時間に解除することがで
きるので、軌道分岐部のレール切り換えを確実に安定し
て行うことができ、より一層の列車走行安定化を実現で
きる。
【0031】実施例4.ところで、上述した実施例2,
3において、加熱手段9を具備するヒートパイプユニッ
ト8が、軌道の軌道分岐部の枕木2間で且つ基本軌条1
とトングレール4の下方の位置に配置された場合につい
て述べたが、図4に示すように、ヒートパイプユニット
8の上面をトングレール4が滑り移動可能な床面10と
して構成し、そのヒートパイプユニット8の床面10上
をトングレール4が滑り移動するようにしている。以上
のように、軌道の軌道分岐部において、トングレール4
がヒートパイプ式床板6または床板3とヒートパイプユ
ニット8の床面10上を滑り移動することができるの
で、トングレール4がより一層円滑に滑り移動でき、ト
ングレール4の駆動手段(図示せず)の駆動力を軽減で
き、装置を小形化することも可能である。
【0032】実施例5.また、この発明の実施例5を図
5に基づいて説明する。図5において、1は軌道に適宜
な間隔で配設された枕木2上に敷設された基本軌条、3
は軌道分岐部の枕木2上に配置されて固定され、後述す
るトングレールを滑り移動させるための床板である。4
は軌道の軌道分岐部の基本軌条1に隣接し、滑り移動可
能に配置されたトングレール、10は床板3の上面に配
設され、トングレール4の滑り移動を促進する滑り促進
体であり、例えばテフロンなどからなる。
【0033】次に動作について説明する。床板3の上面
に配設された滑り促進体10によって、床板3とトング
レール4との摺動による摩擦抵抗が著しく低減し、トン
グレール4の滑り移動が促進されるので、トングレール
4と床板3との摺動部にグリース等の油を充填する必要
がなく、グリース等の油の補給作業が皆無となると共
に、周囲環境に伴う塵埃等によるグリース等の油の充填
部の清掃作業も皆無となる。即ち、メインテナンスフリ
ーとなり、無人化を実現することができる。
【0034】実施例6.また、図6に示す実施例6のよ
うに、トングレール4の下面に例えばテフロンなどから
なる滑り促進体11を配設し、トングレール4と床板3
との摺動による摩擦抵抗が著しく低減し、トングレール
4の滑り移動が促進されるので、トングレール4と床板
3との摺動部にグリース等の油を充填する必要がなく、
グリース等の油の補給作業が皆無となると共に、周囲環
境に伴う塵埃等によるグリース等の油の充填部の清掃作
業も皆無となる。即ち、メインテナンスフリーとなり、
無人化を実現することができる。また、上記実施例5の
場合、トングレール4の荷重やトングレール4走行中の
列車荷重、あるいは列車のトングレール4走行時の振動
などが、床板3の上面に配設した滑り促進体10が擦れ
て破損する可能性があるが、この実施例6においてはト
ングレール4の下面に滑り促進体11を配設しており、
滑り促進体11が破損することがない。
【0035】実施例7.上述した実施例5,6では、床
板3が軌道分岐部の融雪並びに凍結防止の機能を具備し
ているか否かについて言及していないが、軌道分岐部の
融雪並びに凍結防止を積極的に行う場合、即ち、これら
実施例5,6を上述した実施例1から4に適用し得るこ
とができ、より一層の安定した列車走行を実現できる。
【0036】実施例8.上述した実施例5,6では、滑
り促進体10,11が例えばテフロンなどからなる場合
について述べたが、軌道分岐部の融雪並びに凍結防止を
積極的に行う場合には、滑り促進体10,11に伝熱特
性の高い材料を添加したものにすればよい。
【0037】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、軌道の
軌道分岐部の枕木上に配置されて固定されたヒートパイ
プ式床板の上面をトングレールが滑り移動し、ヒートパ
イプ式床板の受熱部を成す側部に配設された発熱手段に
よりその受熱部が加熱され、発熱手段の熱がヒートパイ
プ式床板全体に速やかに輸送されヒートパイプ式床板上
面から周囲に放熱し、軌道分岐部の融雪並びに凍結防止
を短時間に効率よく行うことができ、経済性に優れ列車
走行安定化が図れる装置を得ることができる。
【0038】また、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置さ
れて固定された床板の上面をトングレールが滑り移動
し、床板の側部に配設された電熱ブロックの熱が床板に
熱伝導されて周囲に放出されると共に、軌道分岐部の枕
木間に配置され、基本軌条とトングレールの下方に位置
する加熱手段を具備するヒートパイプユニットが加熱手
段により加熱され、加熱手段の熱がヒートパイプユニッ
ト全体に速やかに輸送されてヒートパイプユニット上面
から周囲に放熱することにより、軌道分岐部全体の融雪
並びに凍結防止を短時間に効率よく行うことができ、経
済性に優れ列車走行安定化が図れる装置を得ることがで
きる。
【0039】また、軌道の軌道分岐部の枕木上に配置さ
れて固定されたヒートパイプ式床板の上面をトングレー
ルが滑り移動し、ヒートパイプ式床板の受熱部を成す側
部に配設された発熱手段によりその受熱部が加熱され、
発熱手段の熱がヒートパイプ式床板全体に速やかに輸送
されてヒートパイプ式床板上面から周囲に放熱すると共
に、軌道分岐部の枕木間に配置され、基本軌条とトング
レールの下方に位置する加熱手段を具備するヒートパイ
プユニットが加熱手段により加熱され、加熱手段の熱が
ヒートパイプユニット全体に速やかに輸送されてヒート
パイプユニット上面から周囲に放熱することにより、軌
道分岐部全体の融雪並びに凍結防止を短時間に効率よく
行うことができ、より一層経済性に優れ列車走行安定化
が図れる装置を得ることができる。
【0040】また、軌道分岐部の枕木間に配置され、基
本軌条とトングレールの下方に位置する加熱手段を具備
するヒートパイプユニットの上面をトングレールが滑り
移動可能な床面としたことにより、トングレールがより
一層円滑に滑り移動することができ、トングレールの駆
動手段の駆動力を軽減でき、装置の小形化が可能となる
と共に、軌道分岐部全体の融雪並びに凍結防止を短時間
に効率よく行うことができ、経済性に優れ列車走行安定
化が図れる装置を得ることができる。
【0041】また、床板の上面に配設された滑り促進体
により、床板とトングレールとの摺動による摩擦抵抗が
低減し、トングレールの滑り移動が促進されるので、メ
インテナンスフリーとなり、無人化を実現することがで
きる。
【0042】また、トングレールの下面に配設された滑
り促進体により、トングレールと床板との摺動による摩
擦抵抗が低減しトングレールの滑り移動が促進されるの
で、メインテナンスフリーとなり、無人化を実現するこ
とができると共に破損の恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す平面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す平面図である。
【図3】この発明の実施例3を示す平面図である。
【図4】この発明の実施例4を示す断面図である。
【図5】この発明の実施例5を示す平面図である。
【図6】この発明の実施例6を示す断面図である。
【図7】従来の軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装置で
ある。
【符号の説明】
1 基本軌条 2 枕木 3 床板 4 トングレール 5 電熱ブロック 6 ヒートパイプ式床板 7 発熱手段 8 ヒートパイプユニット 9 加熱手段 10 滑り促進体 11 滑り促進体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01B 19/00 E01B 7/24 E01C 11/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道に適宜な間隔で配設された枕木上に
    敷設された基本軌条と、上記軌道の軌道分岐部の上記基
    本軌条に隣接し、滑り移動可能に配置されたトングレー
    ルと、上記軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定
    され、その上面を上記トングレールが滑り移動し、内部
    に作動流体が封入されて成るヒートパイプ式床板と、上
    記ヒートパイプ式床板の受熱部を成す側部に配設され、
    上記ヒートパイプ式床板の受熱部に熱を発生させる発熱
    手段とを備えたことを特徴とする軌道分岐部の融雪並び
    に凍結防止装置。
  2. 【請求項2】 軌道に適宜な間隔で配設された枕木上に
    敷設された基本軌条と、上記軌道の軌道分岐部の上記基
    本軌条に隣接し、滑り移動可能に配置されたトングレー
    ルと、上記軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定
    され、その上面を上記トングレールが滑り移動する床板
    と、上記床板の側部に配設され、上記床板に熱を伝達す
    る電熱ブロックと、上記軌道分岐部の枕木間に配置さ
    れ、上記基本軌条と上記トングレールの下方に位置する
    加熱手段を具備するヒートパイプユニットとを備えたこ
    とを特徴とする軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装置。
  3. 【請求項3】 軌道に適宜な間隔で配設された枕木上に
    敷設された基本軌条と、上記軌道の軌道分岐部の上記基
    本軌条に隣接し、滑り移動可能に配置されたトングレー
    ルと、上記軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定
    され、その上面を上記トングレールが滑り移動し、内部
    に作動流体が封入されて成るヒートパイプ式床板と、上
    記ヒートパイプ式床板の受熱部を成す側部に配設され、
    上記ヒートパイプ式床板の受熱部に熱を発生させる発熱
    手段と、上記軌道分岐部の枕木間に配置され、上記基本
    軌条と上記トングレールの下方に位置する加熱手段を具
    備するヒートパイプユニットとを備えたことを特徴とす
    る軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項2,3において、ヒートパイプユ
    ニットの上面をトングレールが滑り移動可能な床面とし
    たことを特徴とする軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装
    置。
  5. 【請求項5】 軌道に適宜な間隔で配設された枕木上に
    敷設された基本軌条と、上記軌道の軌道分岐部の上記基
    本軌条に隣接し、滑り移動可能に配置されたトングレー
    ルと、上記軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定
    され、その上面を上記トングレールが滑り移動する床板
    と、上記床板の上面に配設され、上記トングレールの滑
    り移動を促進する滑り促進体とを備えたことを特徴とす
    る軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装置。
  6. 【請求項6】 軌道に適宜な間隔で配設された枕木上に
    敷設された基本軌条と、上記軌道の軌道分岐部の上記基
    本軌条に隣接し、滑り移動可能に配置されたトングレー
    ルと、上記軌道の軌道分岐部の枕木上に配置されて固定
    され、その上面を上記トングレールが滑り移動する床板
    と、上記トングレールの下面に配設され、上記トングレ
    ールの滑り移動を促進する滑り促進体とを備えたことを
    特徴とする軌道分岐部の融雪並びに凍結防止装置。
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