JP2754664B2 - 水酸化カドミウムの製造方法 - Google Patents

水酸化カドミウムの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアルカリ二次電池に用いるカドミウム活物質
の製造方法に関するものであり、具体的にはγ−Cd(O
H)の製造方法に関するものである。
従来の技術とその課題 現在、一般的に用いられている二次電池は、主として
鉛電池およびニッケル−カドミウム電池である。特にニ
ッケル−カドミウム電池は鉛電池に比較して高率放電で
の性能が優れていることや、長寿命であるなどの理由
で、広く用いられている。しかし一方では、近年の電子
機器の小形化および軽量化にともなって、二次電池の高
容量化や充電時間の短縮が望まれている。
カドミウム負極板を用いた従来のアルカリ二次電池例
えば従来のニッケル−カドミウム電池は次のような問題
点を有している。第1にカドミウム負極板は理論必要量
よりも多くの水酸化カドミウムを有していることであ
る。例えば水酸化カドミウムの充電において水素ガスが
発生するまでの充電高率は、充電率によって異なるが通
常90%程度である。従来の密閉型のニッケル−カドミウ
ム電池は、負極板から水素ガスが発生しないように設計
されていることから、残り約10%の水酸化カドミウムは
充放電反応に関与することもなく結果的には不要な体積
を占めているといえる。
第2にカドミウム負極板はニッケル−カドミウム電池
の密閉状態を保つのに必要な、いわゆるリザーブ用の水
酸化カドミウムを有していることである。このリザーブ
用の水酸化カドミウムは正極集電体の活物質化、セパレ
ーターの酸化および電池内の空間体積を補償して充電時
に水素ガスが発生するのを防ぐものであるが、初期サイ
クルの放電養老には関与しない。またリザーブ用の水酸
化カドミウムの量は使用されるセパレーターの材質,電
池の形状および電池の使用条件等によって異なるが、正
極活物質の理論容量の40〜100%とするのが通常であ
る。
第3にカドミウム負極板は予備充電量の金属カドミウ
ム、いわゆるプリチャージの金属カドミウムを多量に有
していることである。その理由は主にカドミウム負極板
の放電時の活物質利用率が水酸化ニッケル正極板の放電
時の活物質利用率よりも低く、且つ放電電流の増大に伴
う活物質利用率の低下率である、いわゆる放電率依存性
が大きいことに起因する。またニッケル−カドミウム電
池の放電で、カドミウム負極板が容量の制限極である、
いわゆる負極制限の電池は、充放電を繰り返すと著しく
放電容量が低下する。これらのことからカドミウム負極
板は正極板に含まれる水酸化ニッケルの理論容量を基準
として通常60〜100%の理論容量に相当するプリチャー
ジの金属カドミウムを有している。そしてこのプリチャ
ージの金属カドミウムは電池内で比較的大きな体積を占
めていた。
以上で説明したように、充電不能な水酸化カドミウ
ム,リザーブ用の水酸化カドミウムおよびプリチャージ
の金属カドミウムを多く有していることが、電池の高容
量化を妨げている一因である。
また、電池の充電の電流はガス吸収性能を考慮して、
1CA以下であることが必要であった。充電電流が1CAを越
える場合は、過充電領域で正極板から発生した酸素ガス
の全てを負極板で吸収することができずに、安全弁が作
動して電解液の減少が生じる。またリザーブ用の水酸化
カドミウムが減少することによって、カドミウム負極板
は水素ガスを発生しやすい状態になる。この様な状態が
繰返し生じた場合、電池の容量は低下し、寿命は劣化す
る。
最近以上で説明した問題点を解決するものとして特願
昭62−83582号が提案された。これはいわゆるリザーブ
用の水酸化カドミウムをほとんど有しないカドミウム負
極板を備えることによって、カドミウム負極板の充電時
の水素ガス発生に至る電位変化を電池の充電電圧の変化
として検出して充電を制御するものであり、温度補償を
必要とせずに短時間での充電を可能にするものである。
しかし電池の放電容量は、カドミウム負極板の充電高率
がそれほど高くないことによって、サイクルと共に徐々
に低下する問題があった。また特願昭63−13345号は、
カドミウム負極板の充電高率を水酸化ニッケルの添加に
よって高めたものであり、サイクル使用での電池の放電
容量の推移を高めるものである。しかしこの方法の場合
次のような問題がある。1つは水酸化ニッケルの添加に
よってカドミウム負極板の水素ガス発生の過電圧が低下
することである。このことは定電圧充電の際の電圧設定
の範囲が狭くなる点で不利である。もう1つは水酸化ニ
ッケルの添加によってカドミウム負極板の理論容量密度
が低下することである。
カドミウム負極板の水素ガス発生の過電圧を低下させ
ずに充電高率を高める方法の一つは、カドミウム負極板
に含まれる水酸化カドミウムをγ−Cd(OH)とするこ
とである。通常、カドミウム負極板に含まれる水酸化カ
ドミウムはβ−Cd(OH)であるが、15th Internation
al Power Source Symposium,P1(1986)、Journal of E
lectrochemical Society,117,538(1970)、Journal of
Applied Chemistry U.S.S.R,50,2251(1976)およびJo
unal of Applied Chemistry U.S.S.R,51,1846(1978)
等で報告されているように、γ−Cd(OH)は雰囲気温
度が低温である場合や、水酸化ナトリウムを含む電解液
を用いた場合等ある一定の条件下で一時的に生成するこ
とが知られている。
しかしγ−Cd(OH)を安定的に容易に且つ定量的に
生成させる方法は、従来見出だされていなかった。
課題を解決するための手段 本発明は酸化カドミウムか水と反応して水酸化カドミ
ウムに変化する際に、ヒドロキシエチルセルロースが存
在する条件下では、γ−Cd(OH)が安定的に生成する
ことを見出だしたことに基づくものであり、またγ−Cd
(OH)の生成量が水和の条件によって制御できること
を見出だしたことに基づくものである。
γ−Cd(OH)を生成させる具体的な手段は次のとお
りである。
(A)ヒドロキシエチルセルロースを溶解した水あるい
はアルカリ水溶液と酸化カドミウムとを反応させる。
(B)ヒドロキシエチルセルロースと酸化カドミウムと
の混合物と水酸化ナトリウムを含有するアルカリ性水溶
液を反応させる。
そしてγ−Cd(OH)の生成量はヒドロキシエチルセ
ルロースの添加量やアルカリ性水溶液の濃度を調節する
こと、あるいは酸化カドミウムが水和する際に金属カド
ミウムを共存させることによって制御することができ
る。
作用 現在使用されているカドミウム負極板には主として2
つの種類がある。1つはニッケル焼結基板にカドミウム
塩の水溶液を含浸した後アルカリ性の水溶液中で中和す
る方法で制作される焼結式のカドミウム負極板であり、
ニッケル焼結基板に充填される活物質はβ−Cd(OH)
である。
もう1つは活物質粉末,結着剤および分散媒からなる
活物質ペーストを集電体に塗着する方法で制作されるペ
ースト式のカドミウム負極板であり、活物質粉末として
は主に酸化カドミウムが用いられている。酸化カドミウ
ムは(1)式に示したように水と反応して水酸化カドミ
ウムに変化するが、この水酸化カドミウムは通常β−Cd
(OH)である。
CdO+H2O→Cd(OH) …(1) つまり従来のカドミウム負極板に含まれる水酸化カド
ミウムは、β−Cd(OH)であった。
これに対し、ヒドロキシエチルセルロースを含む条件
下で酸化カドミウムが水と反応した場合には、γ−Cd
(OH)が生成することがわかった。そして詳細は後述
するがこの傾向は金属カドミウムが共存する場合やアル
カリ水溶液中、特に水酸化ナトリウム水溶液中でより顕
著であること、またヒドロキシエチルセルロースを溶解
したアルカリ水溶液と酸化カドミウムとを混合した場合
により顕著であることがわかった。
γ−Cd(OH)がヒドロキシエチルセルロースが存在
する条件下で生成する理由は定かでないが、γ−Cd(O
H)は中性の水よりもアルカリ性の水溶液中でより生
成しやすいこと、さらにγ−Cd(OH)は酸化カドミウ
ムとヒドロキシエチルセルロースとの混合物をアルカリ
性水溶液に浸漬するよりもヒドロキシエチルセルロース
を溶解したアルカリ性水溶液に酸化カドミウムを浸漬し
た場合に生成しやすいこと、そしてヒドロキシエチルセ
ルロースは中性の水よりもアルカリ性水溶液に速やかに
溶解することなどから、γ−Cd(OH)は、ヒドロキシ
エチルセルロースが溶解している場合により生成しやす
いと考えられる。
γ−Cd(OH)はβ−Cd(OH)に比べて活性であ
り、充電受入れ性が良好で且つ放電性能も優れているこ
とが知られている。本発明によって製作したγ−Cd(O
H)もほぼ同様の性能を有しているが、従来報告され
ているγ−Cd(OH)の性能とは異なる点がある。それ
は本発明によって制作したγ−Cd(OH)の充電時の分
極がβ−Cd(OH)におけるものよりも大きいことであ
り、また充放電を繰返してもγ−Cd(OH)の結晶形態
が保たれることである。したがって本発明によって製造
したγ−Cd(OH)は従来報告されているγ−Cd(OH)
とは性状が異なるものであると考えられる。そしてこ
のγ−Cd(OH)は、充放電を繰返してもその結晶形態
が保たれることから、カドミウム負極板にこのγ−Cd
(OH)を含有する電池は、次の点で従来の電池よりも
優れている。
第1にカドミウム負極板は常に高い充電効率を有して
いることから、充電不能な水酸化カドミウムをほとんど
有しないほか、特に特願昭62−83582号で提案された電
池、すなわちリザーブ用の水酸化カドミウムをほとんど
有しないカドミウム負極板を備え、カドミウム負極板の
水素ガス発生に至る電位変化を充電電圧の変化として検
出して充電を制御する電池に関しては、特願昭63−1334
5号のように電池の充電終期の電圧変化を低下させるこ
となく安定した容量推移が得られる。
第2にカドミウム負極板は常に放電時の高い活物質利
用率とその低い放電率依存性を有することから、プリチ
ャージの金属カドミウム量が同じであれば、本発明によ
るγ−Cd(OH)を含有する電池は従来の電池に比べて
高率放電での性能が優れている。また高率放電での性能
を同等にすればプリチャージの金属カドミウム量を減少
させることができる。これによって負極板の体積を小さ
くできることから、体積当りの容量密度は増加する。
以上で本発明によって製作したγ−Cd(OH)および
この活物質を用いた電池の性能を簡略に説明した。本発
明を適用することによって、以上で説明したγ−Cd(O
H)の特性に基づく性能の優れた二次電池が、特別な
製造工程を必要とせずに容易に得られる。それはヒドロ
キシエチルセルロースがペースト式カドミウム負極板の
制作で分散媒として用いられる水やエチレングリコール
等に溶解するものであり、結着剤として用いることがで
きること、またヒドロキシエチルセルロースがアルカリ
二次電池の電解液である高濃度のアルカリ性水溶液に溶
解すること、さらに金属カドミウム粉末がプリチャージ
の金属カドミウムとして用いられることである。つまり
電池は酸化カドミウム,金属カドミウムおよびヒドロキ
シエチルセルロース等からなるペースト式のカドミウム
負極板と水酸化ナトリウムを含有する電解液とを用いて
組み立てた後に封口する方法や、酸化カドミウムおよび
金属カドミウム等からなるペースト式カドミウム負極板
とヒドロキシエチルセルロースを含有する電解液を用い
て組み立てた後に封口する方法で製作することができ
る。また酸化カドミウムを含有するペースト式のカドミ
ウム負極板をヒドロキシセルロース含有の電解溶液中で
単板化成した後に、これを用いて電池を組立てることも
できる。
なおヒドロキシエチルセルロースに関する提案として
は特開昭61−240577号,特開昭61−240579号およびU.S.
P4172184号等で使用された例があるが、水酸化カドミウ
ムの合成に関するものは見当たらない。
本発明は酸化カドミウムがヒドロキシエチルセルロー
スの存在する条件下で水和した場合のγ−Cd(OH)
生成量に影響を及ぼす種々の条件について検討したもの
であり、従来の方法に比べてγ−Cd(OH)の生成量を
飛躍的に高め、またその特性を充分に引き出したもので
ある。
また本発明の適用はニッケル−カドミウム電池に限定
されるものではなく、カドミウム負極板を備えたアルカ
リ二次電池に適用できるものである。さらに本発明はペ
ースト式カドミウム負極板を用いた電池に限定されるも
のではなくポケット式,プレス式およびロール式等活物
質原料として酸化カドミウムを含有するカドミウム負極
板や、この負極板を用いた電池に適用できる。さらに焼
結式のカドミウム負極板には、熱処理等の方法で負極板
中に酸化カドミウムを生成させることによって適用する
ことができる。
実施例 以下本発明を好適な実施例を用いて説明する。
本発明は酸化カドミウムが水と反応して水酸化カドミ
ウムに変化する際にヒドロキシエチルセルロースが存在
することによってγ−Cd(OH)が生成することに基づ
くものであるが、γ−Cd(OH)の生成量は酸化カドミ
ウムが水酸化カドミウムに変化する際の条件によって影
響をうける。したがってまず最初に酸化カドミウムの水
和の条件と生成物との関係について説明する。
[実験1] (活物質a)本発明実施例 0.2g/のヒドロキシエチルセルロース(ハーキュレ
ス社製:商品名MATROSOL 250LR)を含む6Mの水酸化カリ
ウム水溶液200mlに酸化カドミウム粉末30gを投入後、24
時間放置して酸化カドミウムのほとんどを水酸化カドミ
ウムに変化させた。次に洗浄,乾燥および粉砕を行って
活物質aを製作した。この活物質を製作する際の酸化カ
ドミウムに対するヒドロキシセルロースの添加量は0.1w
t%である。
(活物質b)本発明実施例 活物質aの製作における6Mの水酸化カリウムへのヒド
ロキシエチルセルロースの添加量を4g/とした以外
は、全て活物質aと同様にして活物質bを製作した。酸
化カドミウムに対するヒドロキシエチルセルロースの添
加量は2.7wt%である。
(活物質c)本発明実施例 4g/のヒドロキシエチルセルロースを含む水200mlに
酸化カドミウム粉末30gを投入後、24時間放置して酸化
カドミウムのほとんどを水酸化カドミウムに変化させ
た。次に洗浄,乾燥および粉砕を行って活物質cを製作
した。酸化カドミウムに対するヒドロキシエチルセルロ
ースの添加量は2.7wt%である。
(活物質d)比較例 ヒドロキシエチルセルロース0.2gを溶解したエチレン
グリコール45gと酸化カドミウム粉末100gとを混合して
ペースト状とした後、乾燥し、さらに6Mの水酸化カリウ
ム水溶液1に24時間浸漬して酸化カドミウムのほとん
どを水酸化カドミウムに変化させた。次に洗浄,乾燥お
よび粉砕を行って活物質dを製作した。
(活物質e)本発明実施例 活物質dの製作における水酸化カリウム水溶液の変わ
りに7Mの水酸化ナトリウム水溶液1を用いた他は全て
活物質dの製作と同様にして活物質eを製作した。
(活物質f)比較例 ヒドロキシエチルセルロース0.2gおよび重酒石酸ナト
リウム0.4gを溶解した水溶液40gと酸化カドミウム粉末1
00gとを混合してペースト状とした後乾燥し、さらにこ
れを6Mの水酸化カリウム水溶液1に24時間浸漬して酸
化カドミウムのほとんどを水酸化カドミウムに変化させ
た。次に洗浄,乾燥および粉砕を行って活物質fを製作
した。
(活物質g)本発明実施例 活物質fの製作における水酸化カリウム水溶液の代わ
りに7Mの水酸化ナトリウム水溶液1を用いた以外は、
全て活物質fと同様にして活物質gを製作した。
(活物質h)本発明実施例 ヒドロキシエチルセルロース0.2gを溶解したエチレン
グリコール45gと酸化カドミウム粉末100gと金属カドミ
ウム粉末200gとを混合してペースト状とした後、乾燥
し、さらに6Mの水酸化カリウム水溶液1に24時間浸漬
して酸化カドミウムのほとんどを水酸化カドミウムに変
化させた。次に洗浄,乾燥および粉砕を行って活物質h
を製作した。
(活物質i)比較例 6Mの水酸化カリウム水溶液200mlに酸化カドミウム粉
末30gを投入後24時間放置して酸化カドミウムのほとん
どを水酸化カドミウムに変化させた。次に洗浄,乾燥お
よび粉砕を行って活物質iを製作した。
なお、活物質d,e,f,gおよびhの製作におけるヒドロ
キシエチルセルロースの添加量は酸化カドミウムに対し
て0.2wt%である。
次にこれら9種類の活物質のX線回折図形を測定し
た。各活物質のX線回折図形を第1図に、また各活物質
の製造方法およびX線回折図形で観察された水酸化カド
ミウムの組成を第1表に示す。
第1表からγ−Cd(OH)はヒドロキシエチルセルロ
ースが存在する条件下で酸化カドミウムが水和した場合
に生成することがわかる。
また各活物質のX線回折図形からγ−Cd(OH)の生
成量を比較すると次のことがわかる。
第1にγ−Cd(OH)の生成量は酸化カドミウムとヒ
ドロキシエチルセルロースとの混合物をアルカリ性水溶
液に含浸する方法(比較例)よりもヒドロキシエチルセ
ルロースを溶解したアルカリ性水溶液に酸化カドミウム
を浸漬する方法(本発明実施例)の方が明らかに多いこ
とがわかる。このことは活物質aのX線回折図形と活物
質dのX線回折図形との比較からわかる。
第2にγ−Cd(OH)の生成量は酸化カドミウムを水
酸化カリウム水溶液中で水和する方法(比較例)よりも
水酸化ナトリウム水溶液中で水和する方法(本発明実施
例)の方が明らかに多いことがわかる。このことは活物
質eのX線回折図形と活物質dのX線回折図形との比較
および活物質gのX線回折図形と活物質fのX線回折図
形との比較からわかる。
第3にγ−Cd(OH)の生成量は活物質が酸化カドミ
ウムのみである場合(比較例)よりも活物質が酸化カド
ミウムと金属カドミウムとを含む場合(本発明実施例)
の方がより生成しやすいことがわかる。このことは活物
質hのX線回折図形と活物質dのX線回折図形との比較
からわかる。
一方、本発明の中でγ−Cd(OH)の生成し易さを比
較すると次のことがわかる。γ−Cd(OH)の生成量は
ヒドロキシエチルセルロースの添加量と共に増加する。
このことは活物質aのX線回折図形と活物質bのX線回
折図形との比較からわかる。またγ−Cd(OH)の生成
量は酸化カドミウムを中性の水中で水和させるよりもア
ルカリ性水溶液中で水和させる方法の方がより多い。こ
のことは活物質bのX線回折図形と活物質cのX線回折
図形との比較からわかる。
他方γ−(OH)はペースト式カドミウム負極板の活
物質ペーストの調節に用いる分散媒の種類の影響および
分散媒に水を用いた場合に添加した重酒石酸ナトリウム
の影響を受けていないことがわかる。このことは活物質
dのX線回折図形と活物質fのX線回折図形との比較お
よび活物質eのX線回折図形と活物質gのX線回折図形
との比較からわかる。
なお、重酒石酸ナトリウムは、活物質ペーストの分散
媒として水を用いた場合の、酸化カドミウムの水和反応
を一時的に抑制する物質である。
以上のようにγ−Cd(OH)の生成量はヒドロキシエ
チルセルロースの添加の方法や酸化カドミウムの水和に
用いる水溶液の種類および活物質原料の組成等の影響を
うけるが、この他にも酸化カドミウムの水和に用いるア
ルカリ水溶液の濃度の影響やヒドロキシエチルセルロー
スの添加量の影響を受ける。そこで以下の実験2および
実験3では本発明におけるこれらの因子の影響について
説明する。
[実験2] γ−Cd(OH)の生成量に及ぼすアルカリ水溶液の濃
度の影響を説明する。活物質材料は酸化カドミウム粉末
とヒドロキシエチルセルロースの混合物であり、アルカ
リ水溶液は水酸化ナトリウム水溶液である。
(活物質j群) ヒドロキシエチルセルロース0.4gを溶解したエチレン
グリコール45gと酸化カドミウム粉末100gとを混合して
ペースト状とした後、乾燥し、これを2.4M〜10.8Mの5
種類の濃度の酸化ナトリウム水曜液1に24時間浸漬し
て酸化カドミウムのほとんどを水酸化カドミウムに変化
させた。次に洗浄,乾燥および粉砕を行って活物質j群
を製作した。
第2図に5種類の活物質j群のX線回折図形を示す。
第2図から全ての濃度で多量のγ−Cd(OH)が認めら
れる。またγ−Cd(OH)の生成量は水酸化ナトリウム
水溶液の濃度が高いほど多いことがわかる。これらのこ
とから酸化カドミウムの水和に用いる水酸化ナトリウム
の濃度は24M以上であることが望ましい。
[実験3] γ−Cd(OH)の生成量に及ぼすヒドロキシエチルセ
ルロースの添加量の影響を2つの場合について説明す
る。
1つは活物質原料が酸化カドミウムのみであり、そし
て酸化カドミウムを水和させる水溶液が種々の量のヒド
ロキシエチルセルロースを溶解した6Mの水酸化カリウム
水溶液である場合についてである。もう1つは活物質原
料が酸化カドミウムと種々の量のヒドロキシエチルセル
ロースとの混合物であり、そして酸化カドミウムを水和
させる水溶液が7Mの水酸化ナトリウム水溶液である場合
についてである。
(活物質k群) 0.5〜50g/のヒドロキシエチルセルロースを溶解し
た6Mの水酸化カリウム水溶液200mlに酸化カドミウム粉
末30gを投入後、24時間浸漬して酸化カドミウムのほと
んどを水酸化カドミウムに変化させた。次に洗浄,乾燥
および粉砕を行って活物質kを製作した。
(活物質l群) 0.02〜2gのヒドロキシエチルセルロースを溶解したエ
チレングリコール45gと酸化カドミウム粉末100gとを混
合してペースト状とした後乾燥し、さらにこれを7Mの水
酸化ナトリウム水溶液1に24時間浸漬して酸化カドミ
ウムのほとんどを水酸化カドミウムに変化させた。次に
洗浄,乾燥および粉砕を行って活物質l群を製作した。
第3図に活物質k群のX線回折図形を、第4図に活物
質l群のX線回折図形を示す。
第3図から全ての活物質は主成分がγ−Cd(OH)
あり、ヒドロキシエチルセルロースの添加量の影響は、
0.5g/以上50g/以下の範囲で僅かである。また第1
図の活物質aのX線回折図形から推察すると、γ−Cd
(OH)はヒドロキシエチルセルロースの添加量が0.2g
/以下でも生成すると考えられる。
以上のことからヒドロキシエチルセルロースの添加量
が0.2g/以上であれば、γ−Cd(OH)を主成分とす
る活物質を製作することができる。
一方、第4図から次のことがわかる。γ−Cd(OH)
は全ての活物質で認められるが、その生成量はヒドロキ
シエチルセルロースの添加量が多いほど増加している。
そして酸化カドミウムに対するヒドロキシエチルセルロ
ースの添加量が0.2wt%以上では活物質の主体がγ−Cd
(OH)であることがわかる。
以上よりヒドロキシエチルセルロースの添加量は酸化
カドミウムの重量に対して0.02wt%以上であればよく、
特に0.2wt%以上であればγ−Cd(OH)を主成分とす
る活物質を製作することができる。
以上3つの実験でγ−Cd(OH)の生成に及ぼす各因
子の影響について説明したが、重要なことはγ−Cd(O
H)の電気化学的な特性が極めて優れていることであ
る。そこで次に本発明により製作したγ−Cd(OH)
充放電性能について説明する。
[実験4] 本実験ではγ−Cd(OH)による効果を明らかにする
ため、不純物の量を最も少なくすることができるプレス
式のカドミウム電極を用いた。
(負極板m) 実験3で製作した活物質(K−2)273mg(理論容量1
00mAh)と金属カドミウム粉末210mg(理論容量100mAh)
とを混合して、さらに230kg/cm2の圧力をかけて錠剤形
に形成した。さらにこの錠剤を20メッシュの銅の網で包
んだ後にリード部を取り付けてカドミウム電極を製作し
た。これを負極板mとする。
(負極板n) 実験1で製作した活物質i270mg(理論容量100mAh)と
金属カドミウム粉末210mg(理論容量100mAh)とを混合
して、さらに230kg/cm2の圧力をかけて錠剤形に成形し
た。さらにこの錠剤を20メッシュの銅の網で包んだ後に
リード部を取り付けてカドミウム電極を製作した。これ
を負極板nとする。
なお、以上の負極板mおよびnに金属カドミウム粉末
を添加したのは次の理由による。すなわち活物質が水酸
化カドミウム粉末のみらからなるプレス式電極の錠剤形
活物質は、電解液に浸漬された際にその形状を維持する
ことができずに崩壊するが、金属カドミウム粉末を加え
ることで活物質の崩壊を防ぐことができる。つまり金属
カドミウムはプリチャージとしてだけでなく電極の形状
を維持する目的でも用いた。カドミウム電極の充放電性
能の測定は、6Mの水酸化カリウム水溶液中で対極にニッ
ケル平板2枚を用いて次に示す方法で行った。1サイク
ル目は各負極の配合における水酸化カドミウムの理論容
量を基準として0.1CAすなわち10mAの電流で15時間充電
を行って水酸化カドミウムのほとんど全てを金属カドミ
ウムに還元した後、1CAすなわち100mAの電流で60分間放
電した。次に2サイクル目の充電は1CA,10CAおよび20CA
すなわち100mA,1A,2Aで連続的な水素ガス発生が認めら
れるまで行った。そして2サイクル目の充電で、水素ガ
スが発生し始めるまでの充電電気量から(2)式によっ
て充電効率を求めた。
その結果を第2表に示す。
第2表から本発明によるγ−Cd(OH)を含有する負
極板mは、負極板nに比較して明らかに充電効率が優れ
ていること、またペースト式や焼結式に比べて集電性の
低いプレス式のカドミウム電極で20CA充電で90%以上と
いう極めて高い充電効率を有していることがわかる。こ
のように本発明によるγ−Cd(OH)を含有する負極板
の充電効率は極めて優れている。
なお、第5図に負極板mおよびnの20CA充電での電位
特性を示す。第5図から負極板mの電位特性は負極板n
の特性に比較して充電過程の電位が平坦であり、また充
電終期の水素ガス発生に至る電位変化が鋭敏であること
がわかる。ただし従来報告されている特性とは異なる点
が認められる。それは負極板mの充電過程の分極が負極
板nの分極よりも大きいことであり、この傾向は充電電
流の大きさに関わりなく認められた。また負極板mの充
電時の分極については別の実験で次に示す傾向が認めら
れた。
第6図は負極板mを100mA(1CA)の電流で充放電した
際の1.2および7サイクル目の充電特性を示したもので
ある。第6図から負極板mの1サイクル目の充電時の中
間電圧は酸化水銀電極基準で約−1.33Vであり、負極板
nが同様の実験で約−0.99Vであったことと比較すると
その差は0.3V以上であり、分極が極めて大きいことがわ
かる。しかしサイクルと共に分極は著しく減少すること
から、これによる不都合はほとんど生じない。ただし1
サイクル目の充電電流を1CAより大きくした場合には、
分極がさらに増大して充電過程での水素ガス発生が認め
られた。このことから1サイクル目の充電電流はカドミ
ウム負極板に含まれる水酸化カドミウムの理論容量を基
準として1CA以下にする必要がある。
次に放電性能について説明する。
充電効率の測定と同様に、負極板mおよびnを用いて
10mAの電流で15時間充電した後に配合における水酸化カ
ドミウムの理論容量を基準として1CA,3CA及び5CAすなわ
ち0.1A,0.3Aおよび0.5Aで酸化水銀電極基準−0.5Vまで
放電を行った。第3表に配合における水酸化カドミウム
の理論容量を基準とする活物質利用率を示す。
第3表から本発明によるγ−Cd(OH)を含む負極板
mは、比較例の負極板nに比較して明らかに活物質用率
が高いこと、またその放電率の増加に伴う低下率すなわ
ち放電率依存性が小さいことがわかる。このように負極
板mの放電時の活物質利用率およびその放電率依存性は
放電生成物がγ−Cd(OH)を含有することによって優
れたものである。なお、第3表の活物質利用率には100
%を越える数値が見られるが、これは電極の形状を維持
する目的でも加えたプリチャージの金属カドミウムが放
電に関与したためである。
次に電池の高容量化について第3表の数値を用いて説
明する。第3表から負極板nは300mA放電で75mAh放電で
きたことがわかる。そして負極板mの放電容量が300mA
放電で75mAhになる活物質の理論容量を負極板mの放電
時の活物質利用率を用いて算出すると、その値は負極板
nの80%でよいことがわかった。つまり負極板mの300m
A放電での放電容量は、負極板mの全カドミウムの理論
容量が160mAhである場合に、76mAhである。この値の検
証は以下のようにして行うことができる。
第3表の値は配合における水酸化カドミウムの理論容
量を基準として算出したものであるから、プリチャージ
の金属カドミウムを含んだ全カドミウムの理論容量を基
準として算出した場合には活物質利用率は第3表の数値
の1/2である。つまり100mA(0.5CA)放電では64.7%,30
0mA(1.5CA)放電では50.8%および500mA(2.5CA)放電
では43.4%である。これらのデーターを横軸が放電率で
あり、縦軸が活物質利用率である片対数プロットにする
と、第7図に示した活物質利用率と放電率との関係が得
られる。
次に160mAhの理論容量を有する負極板mの300mAh放電
(1.875CA)での活物質利用率をこの関係図から求める
と、47.5%である。つまり160mAhの47.5%は76mAhであ
る。このことから負極板mのプリチャージの金属カドミ
ウムの理論容量は60mAhでよいことがわかる。負極板n
のプリチャージの金属カドミウムの理論容量は100mAhで
あるから、負極板mのプリジャージの金属カドミウムの
量は負極板nを基準として40%減らすことができる。こ
のことは電池の原料コストが低下するだけでなく、不要
になった金属カドミウムが有していた体積を正・負極板
に振り分けることによって、従来に比べて電池の容量が
10%程度向上することを意味する。
以上で説明したように、本発明によって製作したγ−
Cd(OH)を含有するカドミウム負極板は充電性能およ
び放電性能が優れていることがわかる。そしてこのよう
な性能を有するカドミウム負極板を備えた電池は実験1
で得られた知見を基に容易に製作できる。その方法は次
のようである。
(A)酸化カドミウムを含むカドミウム負極板とヒドロ
キシエチルセルロースを含むアルカリ電解液とを用いて
電池を組み立てた後封口する。
(B)酸化カドミウムおよびヒドロキシエチルセルロー
スを含むカドミウム負極板と水酸化ナトリウムを含むか
あるいは主としてアルカリ電解液とを用いて電池を組み
立てた後封口する。
(C)酸化カドミウムを含むカドミウム負極板をヒドロ
キシエチルセルロース含有のアルカリ電解液中で化成し
た後、このカドミウム負極板を用いて電池を組み立て
る。
(D)酸化カドミウムおよびヒドロキシエチルセルロー
スを含むカドミウム負極板を水酸化ナトリウムを含むか
あるいは主とするアルカリ電解液中で化成した後、この
カドミウム負極板を用いて電池を組み立てる。
以上のことからわかるように本発明によるγ−Cd(O
H)を用いた電池は従来の電池の製造工程をほとんど
変えることなしに製造することができる。またγ−Cd
(OH)の生成量はカドミウム負極板にあらかじめプリ
チャージの金属カドミウム粉末を添加することでより高
めることができる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によって充電効率,放電
時の活物質利用率およびその放電率依存性が良好なカド
ミウム活物質を得ることができる。また負極板に本発明
によって製作したγ−Cd(OH)を含有させた電池は、
高率放電性能が優れ、また高容量である。
さらにリザーブ用の水酸化カドミウムをほとんど含ま
ないカドミウム電極を備えることによって、カドミウム
電距の水素ガス発生に至る電位変化が正極板の充電完了
よりも早期に生じるようにしたアルカリ二次電池のサイ
クル使用での容量推移を安定させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法および従来の方法で製作した水
酸化カドミウム結晶構造をX線回折分析で比較した図。
第2図はγ−Cd(OH)の生成に及ぼす水酸化ナトリウ
ム水溶液の濃度の影響をX線回折図形で示した図。第3
図および第4図は、本発明によって製作したγ−Cd(O
H)の生成に及ぼすヒドロキシエチルセルロースの添
加量の影響をX線回折図形で示した図。第5図は、負極
板の充電特性を比較した図。第6図は負極板の充放電サ
イクルにおける充電特性の変化を示した図。第7図は本
発明によるγ−Cd(OH)を用いた電池の高容量化を説
明するのに用いた図。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒドロキシエチルセルロースを含む水ある
    いはアルカリ性水溶液と酸化カドミウムとを反応させる
    ことを特徴とする水酸化カドミウムの製造方法。
  2. 【請求項2】ヒドロキシエチルセルロースおよび酸化カ
    ドミウムを含有する混合物と水酸化ナトリウムを含有す
    るアルカリ性水溶液とを反応させることを特徴とする水
    酸化カドミウムの製造方法。
  3. 【請求項3】酸化カドミウムが水和する際に金属カドミ
    ウムが共存することを特徴とする請求項1または2記載
    の水酸化カドミウムの製造方法。
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