JP2754491B2 - 電磁放射線により得られる画像の色変換装置とその製造方法 - Google Patents
電磁放射線により得られる画像の色変換装置とその製造方法Info
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- JP2754491B2 JP2754491B2 JP1070305A JP7030589A JP2754491B2 JP 2754491 B2 JP2754491 B2 JP 2754491B2 JP 1070305 A JP1070305 A JP 1070305A JP 7030589 A JP7030589 A JP 7030589A JP 2754491 B2 JP2754491 B2 JP 2754491B2
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- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
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Landscapes
- Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電磁放射線により得られる画像の色変換装
置に関するものである。本発明は特に放射線の分野にお
いてX線により得られた画像を目に見える画像に変換す
るのに応用される。しかし、本発明がこの特定の用途に
限定されることはない。
置に関するものである。本発明は特に放射線の分野にお
いてX線により得られた画像を目に見える画像に変換す
るのに応用される。しかし、本発明がこの特定の用途に
限定されることはない。
従来の技術 第1図は、X線により得られた画像を色変換する従来
の装置の主要な構成要素を示す縦断面図である。この装
置TはX線増倍管(XRII)とも呼ばれており、内部を真
空にした回転体面を有するエンベロープ1を備えてい
る。このエンベロープ1は気密であり、イオン化放射線
に対して透明な入力フェイスプレート2を備えている。
この入力フェイスプレート2の裏側には、イオン化放射
線を受ける光電入力スクリーン3が位置している。光電
入力スクリーン3は、このイオン化放射線に応答して電
子を経路7に沿って放射する。入力フェイスプレート2
と対向する側には出力ウインドウ4が設けられている。
この出力ウインドウ4は、電子を受け、それに応答して
陰極線ルミネセンスにより可視光を発生させる蛍光体出
力スクリーン5を内面上に備えている。出力ウインドウ
4は蛍光体からの放射線に対して透明であるため、得ら
れた画像を見ることができる。
の装置の主要な構成要素を示す縦断面図である。この装
置TはX線増倍管(XRII)とも呼ばれており、内部を真
空にした回転体面を有するエンベロープ1を備えてい
る。このエンベロープ1は気密であり、イオン化放射線
に対して透明な入力フェイスプレート2を備えている。
この入力フェイスプレート2の裏側には、イオン化放射
線を受ける光電入力スクリーン3が位置している。光電
入力スクリーン3は、このイオン化放射線に応答して電
子を経路7に沿って放射する。入力フェイスプレート2
と対向する側には出力ウインドウ4が設けられている。
この出力ウインドウ4は、電子を受け、それに応答して
陰極線ルミネセンスにより可視光を発生させる蛍光体出
力スクリーン5を内面上に備えている。出力ウインドウ
4は蛍光体からの放射線に対して透明であるため、得ら
れた画像を見ることができる。
エンベロープ1は、入力スクリーン3から出力スクリ
ーン5に向けて放出された電子を集束させるための集束
手段6をさらに備えている。この集束手段6は支持体64
によってエンベロープ1に接続されている。この集束手
段6は、アノードとも呼ばれる端部電極60を備えてい
る。端部電極60は、この装置の動作中には、端部電極の
近くに位置しているが出力スクリーンからはこの端部電
極よりも離れている前端部電極61及び出力スクリーン5
と同じ電位にすることができる。集束手段6はさらに、
前端部電極61と入力スクリーン3の間に位置する一組の
電極62を備えている。
ーン5に向けて放出された電子を集束させるための集束
手段6をさらに備えている。この集束手段6は支持体64
によってエンベロープ1に接続されている。この集束手
段6は、アノードとも呼ばれる端部電極60を備えてい
る。端部電極60は、この装置の動作中には、端部電極の
近くに位置しているが出力スクリーンからはこの端部電
極よりも離れている前端部電極61及び出力スクリーン5
と同じ電位にすることができる。集束手段6はさらに、
前端部電極61と入力スクリーン3の間に位置する一組の
電極62を備えている。
第2図はやはり従来技術を示しており、出力ウインド
ウ4に対して出力スクリーン5を固定する第1の構成を
表す部分縦断面図である。出力スクリーン5は、受けた
電子のエネルギを変換する蛍光体層50で表面が覆われた
透明または半透明な一般にはガラスからなるプレート51
(透過係数は約0.8)である。通常は、この蛍光体層50
は非常に小さなサイズの粒子の擬集体で構成される。プ
レート51は一般に薄く着色されており、典型的なサイズ
は直径が約45mm、厚さが約0.6mmである。出力スクリー
ン5はシェル53によって出力ウインドウ4と分離されて
いるため、面が互いに平行な真空キャビティ52がプレー
ト51と出力ウインドウ4の間に形成される。しかし、こ
の真空キャビティ52は得られる画像のコントラストに悪
影響を及ぼす。そこで、やはり従来技術を示す第3図の
出力スクリーン固定構成では真空キャビティが省略され
ている。この図面では、第2図において対応する部材、
あるいは機能が対応する部材には第2図における参照番
号よりも100大きな参照番号が付されている。これら図
面に相違点についてのみ以下に詳しく説明する。
ウ4に対して出力スクリーン5を固定する第1の構成を
表す部分縦断面図である。出力スクリーン5は、受けた
電子のエネルギを変換する蛍光体層50で表面が覆われた
透明または半透明な一般にはガラスからなるプレート51
(透過係数は約0.8)である。通常は、この蛍光体層50
は非常に小さなサイズの粒子の擬集体で構成される。プ
レート51は一般に薄く着色されており、典型的なサイズ
は直径が約45mm、厚さが約0.6mmである。出力スクリー
ン5はシェル53によって出力ウインドウ4と分離されて
いるため、面が互いに平行な真空キャビティ52がプレー
ト51と出力ウインドウ4の間に形成される。しかし、こ
の真空キャビティ52は得られる画像のコントラストに悪
影響を及ぼす。そこで、やはり従来技術を示す第3図の
出力スクリーン固定構成では真空キャビティが省略され
ている。この図面では、第2図において対応する部材、
あるいは機能が対応する部材には第2図における参照番
号よりも100大きな参照番号が付されている。これら図
面に相違点についてのみ以下に詳しく説明する。
出力スクリーン105はこの構成では出力ウインドウの
機能を果たす。蛍光体層150を支持するプレート151は外
からの圧力に耐えることができるよう比較的厚い(約2.
5mm)。このプレート151には固定部材154が取り付けら
れている。この固定部材154は、エンベロープ101に固定
された同様の固定部材112に半田155で溶着されている。
この装置の構造の第1段階は、蛍光体層150をガラス製
のプレート151の上に堆積させ、次に、このガラスプレ
ートをエンベロープ101に溶着することからなる。
機能を果たす。蛍光体層150を支持するプレート151は外
からの圧力に耐えることができるよう比較的厚い(約2.
5mm)。このプレート151には固定部材154が取り付けら
れている。この固定部材154は、エンベロープ101に固定
された同様の固定部材112に半田155で溶着されている。
この装置の構造の第1段階は、蛍光体層150をガラス製
のプレート151の上に堆積させ、次に、このガラスプレ
ートをエンベロープ101に溶着することからなる。
しかしこの構成には多数の欠点がある。実際、蛍光体
層150が堆積されるガラスプレート151のサイズは小さく
なっているが、このプレートは外からの圧力に耐えられ
るような厚さである必要があるためにそれでも大きすぎ
て構造コストかさむ。さらに、この装置は、動作中には
出力スクリーンが超高電圧(約30kV)にされる。また、
固定部材154、155、112は、特に絶縁性樹脂からなる一
般には大きな被覆部材(第3図には図示せず)によって
外部環境に対して電気的に絶縁されていなくてはならな
い。機械的固定のための条件、超高電圧を絶縁するため
の条件、画像の光学的復元に関する条件、蛍光体層の形
成に関する条件はすべてが並立することはなく、システ
ム全体を最適化しても各条件が最適化されてはいるわけ
ではない。これは、コストの上昇となって現れる。
層150が堆積されるガラスプレート151のサイズは小さく
なっているが、このプレートは外からの圧力に耐えられ
るような厚さである必要があるためにそれでも大きすぎ
て構造コストかさむ。さらに、この装置は、動作中には
出力スクリーンが超高電圧(約30kV)にされる。また、
固定部材154、155、112は、特に絶縁性樹脂からなる一
般には大きな被覆部材(第3図には図示せず)によって
外部環境に対して電気的に絶縁されていなくてはならな
い。機械的固定のための条件、超高電圧を絶縁するため
の条件、画像の光学的復元に関する条件、蛍光体層の形
成に関する条件はすべてが並立することはなく、システ
ム全体を最適化しても各条件が最適化されてはいるわけ
ではない。これは、コストの上昇となって現れる。
さらに、出力ウインドウは脆いため、その外面に反射
防止層を堆積させるのは難しい。従って、補助プレート
173を、屈折率がプレート151ならびにこの補助プレート
173と同じ接着剤172を用いて出力スクリーンの外面に接
着して、蛍光体層150と反射防止コーティング174の間に
屈折率が同じになるようにするとよい。弱い反射防止コ
ーティング174は、装置の製造の最終段階になって初め
て堆積される。
防止層を堆積させるのは難しい。従って、補助プレート
173を、屈折率がプレート151ならびにこの補助プレート
173と同じ接着剤172を用いて出力スクリーンの外面に接
着して、蛍光体層150と反射防止コーティング174の間に
屈折率が同じになるようにするとよい。弱い反射防止コ
ーティング174は、装置の製造の最終段階になって初め
て堆積される。
このようにすると装置の製造にあたっての連続操作の
数が大きく増加する。この結果コストがさらに増加す
る。さらに、反射防止コーティング174に傷ができた場
合には、被覆部材を破ることなく修理することはできな
い。このとき、場合によってはエンベロープ101が破損
することがある。
数が大きく増加する。この結果コストがさらに増加す
る。さらに、反射防止コーティング174に傷ができた場
合には、被覆部材を破ることなく修理することはできな
い。このとき、場合によってはエンベロープ101が破損
することがある。
上記の問題点を解決するために、やはり従来技術を示
す第4図の構成がしばしば利用される。この図面では第
3図において対応する部材、あるいは機能が対応する部
材には第3図における参照番号よりも100大きな参照番
号が付されている。これら図面の差についてのみ以下に
詳しく説明する。
す第4図の構成がしばしば利用される。この図面では第
3図において対応する部材、あるいは機能が対応する部
材には第3図における参照番号よりも100大きな参照番
号が付されている。これら図面の差についてのみ以下に
詳しく説明する。
この構成では、蛍光体層250は、薄くて軽くしかもサ
イズが小さなプレート251の上に形成される。次に、プ
レート251は、屈折率がこのプレート251ならびに出力ウ
インドウ204と同じ接着剤208を用いて出力ウインドウ20
4の内面240と光学的に結合させる。すると、画像のコン
トラストが第2図の構成におけるよりも向上する。狭い
通路230がエンベロープ201に設けられているため、その
中に出力スクリーンに超高電圧を供給する導線231を収
容することができる。このようにして全体の被覆を行う
ことを回避する。
イズが小さなプレート251の上に形成される。次に、プ
レート251は、屈折率がこのプレート251ならびに出力ウ
インドウ204と同じ接着剤208を用いて出力ウインドウ20
4の内面240と光学的に結合させる。すると、画像のコン
トラストが第2図の構成におけるよりも向上する。狭い
通路230がエンベロープ201に設けられているため、その
中に出力スクリーンに超高電圧を供給する導線231を収
容することができる。このようにして全体の被覆を行う
ことを回避する。
一方、出力スクリーン205の接着は、出力ウインドウ2
04の内面に直接になされる。この方法は製造上の問題が
ある。というのは、エンベロープは比較的サイズが大き
く(高さが約200〜400mm)、出力ウインドウは、エンベ
ロープ201の凹部領域(高さと直径の平均がそれぞれ約5
0mm、約80mm)の底部に位置するからである。
04の内面に直接になされる。この方法は製造上の問題が
ある。というのは、エンベロープは比較的サイズが大き
く(高さが約200〜400mm)、出力ウインドウは、エンベ
ロープ201の凹部領域(高さと直径の平均がそれぞれ約5
0mm、約80mm)の底部に位置するからである。
さらに、反射防止コーティング274をエンベロープ201
の外側に堆積させたい場合には、接着剤272により出力
ウインドウ204に接着された補助プレート273の上に堆積
させるのが好ましい。これは、組み立てられた大きなサ
イズのエンベロープを取り扱わなくてはならなくなるの
を避けるためである。
の外側に堆積させたい場合には、接着剤272により出力
ウインドウ204に接着された補助プレート273の上に堆積
させるのが好ましい。これは、組み立てられた大きなサ
イズのエンベロープを取り扱わなくてはならなくなるの
を避けるためである。
X線画像増倍管により得られる光学画像を見えるよう
にするのに用いられる光学装置の大部分は、厚さが約3.
5mmのガラスプレートの裏側に位置する画像に対して設
定されている。しかし、画像のコントラストを向上させ
る目的で少なくとも8〜10mmの厚さに対して最適化され
るような新しい光学装置が現在開発されている。これ
は、蛍光体層250を支持するプレート251、または出力ウ
インドウ204、または反射防止コーティング274を支持す
る補助プレート273を厚くする必要があることを意味す
る。蛍光体層250の製造上の制約により、この蛍光体層
を支持するガラスプレート251を厚くするのは望ましく
ない。同様のことが、一般にはサイズが大きなエンベロ
ープの出力ウインドウ204にもあてはまる。そこで、1
つの解決法は、反射防止コーティング274を支持する補
助プレート273を厚くすることである。しかし、このよ
うにすると補助プレートが重くなり、機械的または熱的
に衝撃が与えられたときにこの補助プレートが剥がれる
危険性が大きくなる。さらに、第3図の構成では、出力
スクリーン105が重くなる。従って、固定部材154は、こ
のことを考慮すると同時に超高電圧の絶縁条件が守られ
るようなサイズにする必要がある。この結果、製造がま
すます難しくなりコストが上昇する。
にするのに用いられる光学装置の大部分は、厚さが約3.
5mmのガラスプレートの裏側に位置する画像に対して設
定されている。しかし、画像のコントラストを向上させ
る目的で少なくとも8〜10mmの厚さに対して最適化され
るような新しい光学装置が現在開発されている。これ
は、蛍光体層250を支持するプレート251、または出力ウ
インドウ204、または反射防止コーティング274を支持す
る補助プレート273を厚くする必要があることを意味す
る。蛍光体層250の製造上の制約により、この蛍光体層
を支持するガラスプレート251を厚くするのは望ましく
ない。同様のことが、一般にはサイズが大きなエンベロ
ープの出力ウインドウ204にもあてはまる。そこで、1
つの解決法は、反射防止コーティング274を支持する補
助プレート273を厚くすることである。しかし、このよ
うにすると補助プレートが重くなり、機械的または熱的
に衝撃が与えられたときにこの補助プレートが剥がれる
危険性が大きくなる。さらに、第3図の構成では、出力
スクリーン105が重くなる。従って、固定部材154は、こ
のことを考慮すると同時に超高電圧の絶縁条件が守られ
るようなサイズにする必要がある。この結果、製造がま
すます難しくなりコストが上昇する。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的の1つは、上記の問題点を解決して、こ
のような装置の製造コストを下げることのできる方法を
提供することである。
のような装置の製造コストを下げることのできる方法を
提供することである。
本発明の別の目的は、エンベロープの出力ウインドウ
の外面上に直接に反射防止コーティングを堆積できるよ
うにすることである。
の外面上に直接に反射防止コーティングを堆積できるよ
うにすることである。
本発明のさらに別の目的は、実現が簡単な厚い出力ウ
インドウを有するとともに、反射防止コーティングが付
加されるのを妨げない装置を製造できるようにすること
ができる。
インドウを有するとともに、反射防止コーティングが付
加されるのを妨げない装置を製造できるようにすること
ができる。
課題を解決するための手段 そこで、本発明によれば、電磁放射線により得られる
画像を特にイオン化放射像を可視光像に変換するために
気密エンベロープを備え、この気密エンベロープは、 − 電磁放射線に対して透明であり、裏側にはこの電磁
放射線を受けるための光電入力スクリーンが位置する入
力フェイスプレートと、 − 上記入力スクリーンから出力スクリーンに向けて放
射される光電子を集束させるために上記エンベロープに
接合された集束手段と、 − 内側面に蛍光体出力スクリーンが設けられ、該蛍光
体からの放射線に対して透明な出力ウインドウとを備
え、 この出力ウインドウの内面には屈折率がこの出力ウイ
ンドウと同じ第1の接着剤によって上記出力スクリーン
が接着されており、 上記出力ウインドウが上記気密エンベロープの端部部
材の一部を構成し、この端部部材は、気密な固定手段に
よって上記エンベロープの残りの部分と一体にされてい
ることを特徴とする装置が提供される。
画像を特にイオン化放射像を可視光像に変換するために
気密エンベロープを備え、この気密エンベロープは、 − 電磁放射線に対して透明であり、裏側にはこの電磁
放射線を受けるための光電入力スクリーンが位置する入
力フェイスプレートと、 − 上記入力スクリーンから出力スクリーンに向けて放
射される光電子を集束させるために上記エンベロープに
接合された集束手段と、 − 内側面に蛍光体出力スクリーンが設けられ、該蛍光
体からの放射線に対して透明な出力ウインドウとを備
え、 この出力ウインドウの内面には屈折率がこの出力ウイ
ンドウと同じ第1の接着剤によって上記出力スクリーン
が接着されており、 上記出力ウインドウが上記気密エンベロープの端部部
材の一部を構成し、この端部部材は、気密な固定手段に
よって上記エンベロープの残りの部分と一体にされてい
ることを特徴とする装置が提供される。
本発明のいくつかの実施態様によれば、端部部材は皿
状であり、この皿状部材は底部がほぼ平坦で出力ウイン
ドウを構成しており、側壁が底部から拡がっている。固
定手段は、第1の部分が側壁の自由端の近傍に位置し、
第2の部分がエンベロープの残り部分の自由端の近傍に
位置している。
状であり、この皿状部材は底部がほぼ平坦で出力ウイン
ドウを構成しており、側壁が底部から拡がっている。固
定手段は、第1の部分が側壁の自由端の近傍に位置し、
第2の部分がエンベロープの残り部分の自由端の近傍に
位置している。
皿状部材の側壁は円錐台形にすることができる。固定
手段は、第1の部分が第1の金属製フランジであり、第
2の部分が第2の金属製フランジであり、この第2の金
属製フランジは、上記エンベロープが組み立てられたと
きにこのエンベロープの内側に突起する部分を有する。
従って、前端部集束電極は、第2の金属製フランジから
の突起部に固定することができる。
手段は、第1の部分が第1の金属製フランジであり、第
2の部分が第2の金属製フランジであり、この第2の金
属製フランジは、上記エンベロープが組み立てられたと
きにこのエンベロープの内側に突起する部分を有する。
従って、前端部集束電極は、第2の金属製フランジから
の突起部に固定することができる。
いくつかの実施態様では、皿状部材の側壁は、この皿
の底部に接続する第1の円錐台形部分と、この第1の円
錐台形部分よりも拡がった第2の円錐台形部分とを備え
ている。
の底部に接続する第1の円錐台形部分と、この第1の円
錐台形部分よりも拡がった第2の円錐台形部分とを備え
ている。
この第2の円形台形部分は、集束手段の電極に電圧を
印加するための前端部導電部材を収容する少なくとも1
つの狭い前端部通路を備え、上記導電部材とその通路の
共在によってエンベロープの気密性が乱されないことが
好ましい。
印加するための前端部導電部材を収容する少なくとも1
つの狭い前端部通路を備え、上記導電部材とその通路の
共在によってエンベロープの気密性が乱されないことが
好ましい。
固定手段の第1の部分と第2の部分を接合してこの固
定手段を構成することができる。この固定手段は、皿状
部材をエンベロープの残り部分と一体化する接着剤式ジ
ョイントで構成することもできる。
定手段を構成することができる。この固定手段は、皿状
部材をエンベロープの残り部分と一体化する接着剤式ジ
ョイントで構成することもできる。
皿状端部部材の底部に接続する円錐台形側壁部は、超
高電圧を伝送するための端部導電部材を収容する少なく
とも1つの狭い通路を備え、上記導電部材とその通路の
共在によってエンベロープの気密性が乱されないことが
望ましい。この場合、端部電極は端部導電部材に固定さ
れていてこの端部導電部材からパワーを供給されるよう
にすることができる。
高電圧を伝送するための端部導電部材を収容する少なく
とも1つの狭い通路を備え、上記導電部材とその通路の
共在によってエンベロープの気密性が乱されないことが
望ましい。この場合、端部電極は端部導電部材に固定さ
れていてこの端部導電部材からパワーを供給されるよう
にすることができる。
本発明の別の実施態様では、端部部材は出力ウインド
ウである。この場合、固定手段は別の接着剤式ジョイン
トで構成される。
ウである。この場合、固定手段は別の接着剤式ジョイン
トで構成される。
集束手段は、電気的絶縁性連結部材によって前端部電
極に固定されていることが極めて望ましい。
極に固定されていることが極めて望ましい。
本発明の装置のすべての実施態様において、反射防止
コーティングはかなり厚い可能性のある出力ウインドウ
の外面と光学的に接触させることができる。
コーティングはかなり厚い可能性のある出力ウインドウ
の外面と光学的に接触させることができる。
この反射防止コーティングは、出力ウインドウの外面
に直接に堆積させることも、あるいは蛍光体からの光線
に対して透明な補助プレートの面の一方に堆積させるこ
とも可能である。この補助プレートは、屈折率が第1の
接着剤と同じ第2の接着剤を用いて出力ウインドウの外
面と光学的に接触させる。
に直接に堆積させることも、あるいは蛍光体からの光線
に対して透明な補助プレートの面の一方に堆積させるこ
とも可能である。この補助プレートは、屈折率が第1の
接着剤と同じ第2の接着剤を用いて出力ウインドウの外
面と光学的に接触させる。
補助プレートは、ガラスまたはプラスチック材料にす
ることができる。
ることができる。
本発明によればさらに、電磁放射線により得られる画
像を特にイオン化放射線像を可視光像に色変換する装置
を製造するために、 a)− 電磁放射線に対して透明であり、裏側にはこの
電磁放射線を受けるための光電入力スクリーンが位置す
る入力フェイスプレートと、 − 出力ウインドウと、エンベロープに接合されていて
上記入力フェイスプレートからこの出力ウインドウに向
けて放射される光電子を集束させる集束手段とを備える
気密エンベロープを用意し、 b)蛍光体出力スクリーンを用意して上記出力ウインド
ウの内面に固定する操作を含む方法であって、 エンベロープを2つの部材で構成し、その一方である
端部部材には出力ウインドウを設け、 − 上記b)段階において、上記蛍光体出力スクリーン
を、屈折率が上記出力ウインドウと同じ第1の接着剤を
用いて上記出力ウインドウの内面に固定し、 − 上記端部部材を、気密固定手段を用いて上記エンベ
ロープの残り部分に固定することを特徴とする方法が提
供される。
像を特にイオン化放射線像を可視光像に色変換する装置
を製造するために、 a)− 電磁放射線に対して透明であり、裏側にはこの
電磁放射線を受けるための光電入力スクリーンが位置す
る入力フェイスプレートと、 − 出力ウインドウと、エンベロープに接合されていて
上記入力フェイスプレートからこの出力ウインドウに向
けて放射される光電子を集束させる集束手段とを備える
気密エンベロープを用意し、 b)蛍光体出力スクリーンを用意して上記出力ウインド
ウの内面に固定する操作を含む方法であって、 エンベロープを2つの部材で構成し、その一方である
端部部材には出力ウインドウを設け、 − 上記b)段階において、上記蛍光体出力スクリーン
を、屈折率が上記出力ウインドウと同じ第1の接着剤を
用いて上記出力ウインドウの内面に固定し、 − 上記端部部材を、気密固定手段を用いて上記エンベ
ロープの残り部分に固定することを特徴とする方法が提
供される。
端部部材を上記エンベロープの残り部分と一体化する
前に、反射防止コーティングを上記出力ウインドウの外
面に光学的に接触するように堆積させることが望まし
い。
前に、反射防止コーティングを上記出力ウインドウの外
面に光学的に接触するように堆積させることが望まし
い。
本発明の他の利点ならびに特徴は、添付の図面を参照
した実施例についての以下の詳細な説明により明らかに
なろう。
した実施例についての以下の詳細な説明により明らかに
なろう。
これが図面には所定の特徴をもつ部材が主として描か
れているため、以下の詳細な説明をよりよく理解するこ
とのほか、必要に応じて本発明を定義するのに図面が役
立つであろう。
れているため、以下の詳細な説明をよりよく理解するこ
とのほか、必要に応じて本発明を定義するのに図面が役
立つであろう。
実施例 第5図に示された部材で第1図と第2図(第4図)に
図示された部材に対応する部材、または対応する機能を
もつ部材は、第1図と第2図(第4図)における参照番
号に300(100)を加えた値の参照番号が与えられてい
る。第5図と上記の図面の相違点ついてのみ以下に説明
する。
図示された部材に対応する部材、または対応する機能を
もつ部材は、第1図と第2図(第4図)における参照番
号に300(100)を加えた値の参照番号が与えられてい
る。第5図と上記の図面の相違点ついてのみ以下に説明
する。
エンベロープ301は、固定手段309によって端部部材31
0がエンベロープの残り部分311に接続されて構成されて
いる。端部部材310は皿状部材であり、その底部はほぼ
平坦で出力ウインドウ304を構成している。皿状部材310
の側壁は円錐台形であり、底部から拡がっている。この
側壁の自由端の近くには、第1の金属製フランジ390で
構成された固定手段309の第1の部分が固定されてい
る。エンベロープ301の残り部分311は、その端部の近く
に固定手段309の第2の部分を構成する第2の金属製フ
ランジ391を備えている。この第2の金属製フランジ391
は、エンベロープ301が組み立てられたときにこのエン
ベロープ301の内部に突起する部分393を備えている。フ
ランジ390と391は溶着ビード392によって一体に溶着さ
れ、全体として固定手段309を構成している。
0がエンベロープの残り部分311に接続されて構成されて
いる。端部部材310は皿状部材であり、その底部はほぼ
平坦で出力ウインドウ304を構成している。皿状部材310
の側壁は円錐台形であり、底部から拡がっている。この
側壁の自由端の近くには、第1の金属製フランジ390で
構成された固定手段309の第1の部分が固定されてい
る。エンベロープ301の残り部分311は、その端部の近く
に固定手段309の第2の部分を構成する第2の金属製フ
ランジ391を備えている。この第2の金属製フランジ391
は、エンベロープ301が組み立てられたときにこのエン
ベロープ301の内部に突起する部分393を備えている。フ
ランジ390と391は溶着ビード392によって一体に溶着さ
れ、全体として固定手段309を構成している。
前端部電極361は、第2の金属製フランジ391の突起部
に固定されている。この前端部電極361は、電気的絶縁
性連結部材部材363によって端部電極360を支持してい
る。狭い端部通路330が皿状部材310の円錐台形の側壁に
設けられている。この通路330の内部には、超高電圧を
端部電極360と出力スクリーン305に供給するための金属
性端部導線331が収容される。導線331と通路330が共在
していてもエンベロープの気密性に影響が及ぶことはな
い。この導線331を用いると、超高電圧の絶縁の問題
と、特に先に説明した従来の装置のいくつかにおいて出
力スクリーン上に堆積される全体被覆部材を使用するこ
とを回避できる。
に固定されている。この前端部電極361は、電気的絶縁
性連結部材部材363によって端部電極360を支持してい
る。狭い端部通路330が皿状部材310の円錐台形の側壁に
設けられている。この通路330の内部には、超高電圧を
端部電極360と出力スクリーン305に供給するための金属
性端部導線331が収容される。導線331と通路330が共在
していてもエンベロープの気密性に影響が及ぶことはな
い。この導線331を用いると、超高電圧の絶縁の問題
と、特に先に説明した従来の装置のいくつかにおいて出
力スクリーン上に堆積される全体被覆部材を使用するこ
とを回避できる。
出力スクリーン305は、屈折率が出力スクリーン305な
らびに出力ウインドウ304と同じ接着剤308(以後、第1
の接着剤と記載)によって出力ウインドウ304の内面340
に接着される。
らびに出力ウインドウ304と同じ接着剤308(以後、第1
の接着剤と記載)によって出力ウインドウ304の内面340
に接着される。
反射防止コーティング374が補助プレート373上に堆積
される。この補助プレート373は、第2の接着剤と呼ぶ
ことにする接着剤372によって出力ウインドウ304の外面
341に接着される。皿状部材310は深さが約数cm、最大直
径が約10cmであるため、出力スクリーン305を出力ウイ
ンドウ340の内面に接着する操作は比較的簡単である。
同様に、皿状部材310をより大きなエンベロープの残り
部分311とは分離することができるので検査したり保管
したりすることが容易になる。従って、エンベロープ30
1を溶着ビード309で封止する操作は、他の部材を組み立
ててから最後に実施することができる。
される。この補助プレート373は、第2の接着剤と呼ぶ
ことにする接着剤372によって出力ウインドウ304の外面
341に接着される。皿状部材310は深さが約数cm、最大直
径が約10cmであるため、出力スクリーン305を出力ウイ
ンドウ340の内面に接着する操作は比較的簡単である。
同様に、皿状部材310をより大きなエンベロープの残り
部分311とは分離することができるので検査したり保管
したりすることが容易になる。従って、エンベロープ30
1を溶着ビード309で封止する操作は、他の部材を組み立
ててから最後に実施することができる。
一般に、第n図(nは6以上)では、その図面に描か
れていて第n−1図に図示された部材に対応する部材、
または機能が対応する部材には、第n−1図における参
照番号に100を加えた参照番号が与えられている。第n
図と第n−1図の間の相違点についてのみ以下に説明す
る。
れていて第n−1図に図示された部材に対応する部材、
または機能が対応する部材には、第n−1図における参
照番号に100を加えた参照番号が与えられている。第n
図と第n−1図の間の相違点についてのみ以下に説明す
る。
第6図では、反射防止コーティング474が出力ウイン
ドウ404の外面441に直接に堆積されている。これは、先
に説明した従来の装置の場合と異なり、本発明の装置の
場合には可能である。実際、本発明によれば、反射防止
コーティング474を有する出力ウインドウ404には(第3
図の場合のような)蛍光体出力ウインドウを製造する操
作が必要ない。同様に、反射防止コーティング474は
(第4図の構成の場合のように)大きなサイズのエンベ
ロープ全体に堆積させる必要がない。
ドウ404の外面441に直接に堆積されている。これは、先
に説明した従来の装置の場合と異なり、本発明の装置の
場合には可能である。実際、本発明によれば、反射防止
コーティング474を有する出力ウインドウ404には(第3
図の場合のような)蛍光体出力ウインドウを製造する操
作が必要ない。同様に、反射防止コーティング474は
(第4図の構成の場合のように)大きなサイズのエンベ
ロープ全体に堆積させる必要がない。
第7図では、端部通路530に収容された端部導線531は
剛体である。このため、端部端子にパワーを提供するだ
けでなく、端部端子の固定を確実にするのにも役立つ。
剛体である。このため、端部端子にパワーを提供するだ
けでなく、端部端子の固定を確実にするのにも役立つ。
第8図は、本発明の装置の厚さが約10mmの出力ウイン
ドウ604の部分縦断面図である。先に説明した従来の装
置では出力ウインドウを厚くすることによって重量と超
高電圧の絶縁の問題が発生した。エンベロープの残り部
分とは明かに異なり、従ってサイズがより小さな端部部
材610を利用すると、出力ウインドウ604を単に厚くする
ことによってこの問題を解決することができる。
ドウ604の部分縦断面図である。先に説明した従来の装
置では出力ウインドウを厚くすることによって重量と超
高電圧の絶縁の問題が発生した。エンベロープの残り部
分とは明かに異なり、従ってサイズがより小さな端部部
材610を利用すると、出力ウインドウ604を単に厚くする
ことによってこの問題を解決することができる。
第9図に示した本発明の実施態様では、端部部材710
が出力ウインドウ704を構成する。出力ウインドウ704
は、接着剤式ジョイント794によってエンベロープ701に
残り部分711に直接に接着される。使用可能な接着剤の
1つはポリイミド系のものである。このタイプの接着剤
は接着後の製造工程でXIIR管が到達する280℃で安定な
状態を維持している。実現される接着剤式ジョイントは
気密であり、本発明の装置の良好な動作と長い寿命に必
要とされる真空度を損なうような種類や量のガスを放出
することはない。このような実施態様にすると、動作中
に比較的高い前端部電極の電圧にされる第1や第2のフ
ランジ(第5図〜第8図)などの金属製部材を使用する
ことを回避できる。この電圧は端部電極の電圧よりはは
るかに低いが外部絶縁部材を設ける必要がある。接着剤
式ジョイントを使用することによりこの絶縁部材を使用
する必要がなくなる。前端部電極へのパワーの供給は端
部導線731と同様で狭い前端部通路733に収容される前端
部導線732により実現される。この場合にも、通路733と
導線732の共在によってエンベロープの気密性が影響を
受けることはない。端部電極731は電気的絶縁性連結部
材763によって前端部電極732に接続される。この前端部
電極732は、第1図の支持体64と同じタイプの公知の支
持体764によってエンベロープ701に接続される。
が出力ウインドウ704を構成する。出力ウインドウ704
は、接着剤式ジョイント794によってエンベロープ701に
残り部分711に直接に接着される。使用可能な接着剤の
1つはポリイミド系のものである。このタイプの接着剤
は接着後の製造工程でXIIR管が到達する280℃で安定な
状態を維持している。実現される接着剤式ジョイントは
気密であり、本発明の装置の良好な動作と長い寿命に必
要とされる真空度を損なうような種類や量のガスを放出
することはない。このような実施態様にすると、動作中
に比較的高い前端部電極の電圧にされる第1や第2のフ
ランジ(第5図〜第8図)などの金属製部材を使用する
ことを回避できる。この電圧は端部電極の電圧よりはは
るかに低いが外部絶縁部材を設ける必要がある。接着剤
式ジョイントを使用することによりこの絶縁部材を使用
する必要がなくなる。前端部電極へのパワーの供給は端
部導線731と同様で狭い前端部通路733に収容される前端
部導線732により実現される。この場合にも、通路733と
導線732の共在によってエンベロープの気密性が影響を
受けることはない。端部電極731は電気的絶縁性連結部
材763によって前端部電極732に接続される。この前端部
電極732は、第1図の支持体64と同じタイプの公知の支
持体764によってエンベロープ701に接続される。
第10図に示した実施態様では、端部部材810が皿状で
あり、底部に接続する第1の円錐台形部分810Aは延長し
てより大きく拡がった第2の円錐台形部分810Bとなって
いる。皿状部材810は、第9図の実施態様で使用された
のと同じタイプの接着剤式ジョイント894によってエン
ベロープの残り部分811と一体化されている。導線832を
収容する通路833が第2の円錐台形部分810Bに設けられ
ている。皿状部材810の深さは浅いままであり(約50m
m)、出力スクリーン805を容易に組み立てたり接着する
のに都合がよい。
あり、底部に接続する第1の円錐台形部分810Aは延長し
てより大きく拡がった第2の円錐台形部分810Bとなって
いる。皿状部材810は、第9図の実施態様で使用された
のと同じタイプの接着剤式ジョイント894によってエン
ベロープの残り部分811と一体化されている。導線832を
収容する通路833が第2の円錐台形部分810Bに設けられ
ている。皿状部材810の深さは浅いままであり(約50m
m)、出力スクリーン805を容易に組み立てたり接着する
のに都合がよい。
第11図に示した実施態様では、皿状部材910をエンベ
ロープの残り部分911に固定する手段は、単一の円錐台
形部分を有する皿状部材(第5図〜第8図)の場合に使
用された固定手段と同じである。すなわち、この固定手
段は、第1の金属製フランジ990、エンベロープの残り
部分に接続された第2の金属製フランジ991、それにこ
れら2つの金属製フランジを接続する溶着ビード992で
ある。前端部電極961は導線932からパワーを供給される
ため、金属製フランジ990と991は、この前端部電極の上
流に位置する集束用電極の電圧と同じ非常に小さな電圧
である。この電圧の値は、典型的には100〜200Vまたは
ゼロにすることができる。従って、エンベロープの外部
では絶縁の問題がない。
ロープの残り部分911に固定する手段は、単一の円錐台
形部分を有する皿状部材(第5図〜第8図)の場合に使
用された固定手段と同じである。すなわち、この固定手
段は、第1の金属製フランジ990、エンベロープの残り
部分に接続された第2の金属製フランジ991、それにこ
れら2つの金属製フランジを接続する溶着ビード992で
ある。前端部電極961は導線932からパワーを供給される
ため、金属製フランジ990と991は、この前端部電極の上
流に位置する集束用電極の電圧と同じ非常に小さな電圧
である。この電圧の値は、典型的には100〜200Vまたは
ゼロにすることができる。従って、エンベロープの外部
では絶縁の問題がない。
上で説明したすべての実施態様において、反射防止コ
ーティングを、出力ウインドウの外面に直接に堆積させ
ることも、または第2の接着剤によって出力ウインドウ
の外面に接着された補助プレートを介して堆積させるこ
ともできる。
ーティングを、出力ウインドウの外面に直接に堆積させ
ることも、または第2の接着剤によって出力ウインドウ
の外面に接着された補助プレートを介して堆積させるこ
ともできる。
この補助プレートはガラスまたはプラスチック材料に
することができる。いずれの場合にも、もちろん、使用
する透明材料が何であろうとも、蛍光体層と反射防止コ
ーティングの間の屈折率が一定になるような材料を選択
する。蛍光体層の支持体、第1と第2のフランジ、出力
ウインドウ、さらに必要に応じて設けられている補助プ
レートに共通する屈折率は約1.5である。
することができる。いずれの場合にも、もちろん、使用
する透明材料が何であろうとも、蛍光体層と反射防止コ
ーティングの間の屈折率が一定になるような材料を選択
する。蛍光体層の支持体、第1と第2のフランジ、出力
ウインドウ、さらに必要に応じて設けられている補助プ
レートに共通する屈折率は約1.5である。
同様に、1つの実施態様に対して特別に説明したがす
べての実施態様に共通であることが明らかな手段は、上
で説明したすべての実施態様において利用することがで
きる。これは、特に、厚い出力ウインドウおよび/また
は電気的絶縁性連結部材の場合、あるいは端部電極を支
持する堅固な導線を使用する場合にあてはまる。
べての実施態様に共通であることが明らかな手段は、上
で説明したすべての実施態様において利用することがで
きる。これは、特に、厚い出力ウインドウおよび/また
は電気的絶縁性連結部材の場合、あるいは端部電極を支
持する堅固な導線を使用する場合にあてはまる。
上で説明したすべての実施態様は、製造が容易であり
従来の製造法よりもコストが安いという利点を有する。
実際、出力スクリーンは準備されると端部部材の出力ウ
インドウの内面に接着される。これは、端部部材のサイ
ズが小さいために容易である。次に、端部部材は気密な
固定手段を用いてエンベロープに対して組み立てられ
る。このようにして、エンベロープ全体によって形成さ
れる比較的深い凹部の底に出力スクリーンを接着するの
を避けることができる。
従来の製造法よりもコストが安いという利点を有する。
実際、出力スクリーンは準備されると端部部材の出力ウ
インドウの内面に接着される。これは、端部部材のサイ
ズが小さいために容易である。次に、端部部材は気密な
固定手段を用いてエンベロープに対して組み立てられ
る。このようにして、エンベロープ全体によって形成さ
れる比較的深い凹部の底に出力スクリーンを接着するの
を避けることができる。
さらに、反射防止コーティングを堆積させる必要があ
るときには、端部部材をエンベロープの残り部分に対し
て組み立てる前にこの操作を実行することができる。こ
のようにすると、大きなサイズのエンベロープを取り扱
う必要がなくなる。補助プレートを使用する場合には、
全体被覆部材(第3図)がないために、特に反射防止コ
ーティングが傷ついたときには、補助プレートを引き出
し、エンベロープが組み立てられたときにこの補助プレ
ートを戻すことができる。
るときには、端部部材をエンベロープの残り部分に対し
て組み立てる前にこの操作を実行することができる。こ
のようにすると、大きなサイズのエンベロープを取り扱
う必要がなくなる。補助プレートを使用する場合には、
全体被覆部材(第3図)がないために、特に反射防止コ
ーティングが傷ついたときには、補助プレートを引き出
し、エンベロープが組み立てられたときにこの補助プレ
ートを戻すことができる。
もちろん、本発明が上記の実施態様に限定されること
はなく、これ以外のあらゆる変形も本発明に含まれる。
はなく、これ以外のあらゆる変形も本発明に含まれる。
特に、蛍光体層を支持する基板、出力ウインドウ、補
助プレートのうちの少なくとも1つに薄く着色すること
が可能である。また、集束手段にパワーを供給するため
の狭い通路を複数設けることも可能である。さらに、様
々な放射線に対して透明な材料としては、装置の製造な
らびに使用条件と合致しており、要求される透明度を有
するあらゆる材料を使用することができる。
助プレートのうちの少なくとも1つに薄く着色すること
が可能である。また、集束手段にパワーを供給するため
の狭い通路を複数設けることも可能である。さらに、様
々な放射線に対して透明な材料としては、装置の製造な
らびに使用条件と合致しており、要求される透明度を有
するあらゆる材料を使用することができる。
最後に、上記の手段のいくつかは、その手段が必要で
ない態様では省略することが可能である。
ない態様では省略することが可能である。
第1図は、従来の装置の概略縦断面図である。 第2図は、出力スクリーンを出力ウインドウ上に固定す
る第1の従来技術の構成の概略部分縦断面図である。 第3図は、出力スクリーンを出力ウインドウ上に固定す
る第2の従来技術の構成の概略部分縦断面図である。 第4図は、出力スクリーンを出力ウインドウ上に固定す
る第3の従来技術の構成の概略部分縦断面図である。 第5図は、本発明の装置の第1の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第6図は、本発明の装置の第2の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第7図は、本発明の装置の第3の実地態様の概略部分縦
断面図である。 第8図は、本発明の装置の第4の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第9図は、本発明の装置の第5の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第10図は、本発明の装置の第6の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第11図は、本発明の装置の第7の実施態様の概略部分縦
断面図である。 (主な参照番号) 1、101、201、301……エンベロープ、 2……入力フェイスプレート、 3……入力スクリーン、 4、104、204、304、404、504、604、704、804、904…
…出力ウインドウ、 5、105、205、305、405、505、605、705、805、905…
…出力スクリーン、 6……集束手段、 50、150、250、350、450……蛍光体層、 50……端部電極、61……前端部電極、 112、154……固定部材、 151、251……プレート、 172、208、272、308、372……接着剤、 173、273、373……補助プレート、 174、274、374、474、574、674……反射防止コーティン
グ、 360……端部電極、 794、894……接着剤式ジョイント
る第1の従来技術の構成の概略部分縦断面図である。 第3図は、出力スクリーンを出力ウインドウ上に固定す
る第2の従来技術の構成の概略部分縦断面図である。 第4図は、出力スクリーンを出力ウインドウ上に固定す
る第3の従来技術の構成の概略部分縦断面図である。 第5図は、本発明の装置の第1の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第6図は、本発明の装置の第2の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第7図は、本発明の装置の第3の実地態様の概略部分縦
断面図である。 第8図は、本発明の装置の第4の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第9図は、本発明の装置の第5の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第10図は、本発明の装置の第6の実施態様の概略部分縦
断面図である。 第11図は、本発明の装置の第7の実施態様の概略部分縦
断面図である。 (主な参照番号) 1、101、201、301……エンベロープ、 2……入力フェイスプレート、 3……入力スクリーン、 4、104、204、304、404、504、604、704、804、904…
…出力ウインドウ、 5、105、205、305、405、505、605、705、805、905…
…出力スクリーン、 6……集束手段、 50、150、250、350、450……蛍光体層、 50……端部電極、61……前端部電極、 112、154……固定部材、 151、251……プレート、 172、208、272、308、372……接着剤、 173、273、373……補助プレート、 174、274、374、474、574、674……反射防止コーティン
グ、 360……端部電極、 794、894……接着剤式ジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジルベール コロン フランス国 38500 ヴワロン リュ デュ ラヴワール ドゥ クリエル 22 レジダンス「レ ゼキュルーユ」 (56)参考文献 実開 昭50−120367(JP,U)
Claims (21)
- 【請求項1】電磁放射線により得られる画像、特にイオ
ン化放射像を可視光像に変換するための装置であって、
気密エンベロープ(301)を備え、この気密エンベロー
プは、 電磁放射線に対して透明であり、裏側にはこの電磁放射
線を受けるための光電入力スクリーンが位置する入力フ
ェイスプレートと、 上記入力スクリーンから出力スクリーンに向けて放射さ
れる光電子を集束させるために上記エンベロープに接合
された集束手段(360、361)と、 蛍光体(350)からの放射線に対して透明な出力ウイン
ドウ(304)とを備え、 その出力ウインドウの内面(340)には屈折率がこの出
力ウインドウ(304)と同じ第1の接着剤(308)によっ
て蛍光体出力スクリーン(305)が接着されている装置
において、 上記出力ウインドウ(304)が上記気密エンベロープ(3
01)の端部部材(310)の一部を構成し、この端部部材
は、出力画像面から離れた気密な固定手段(309)によ
って上記エンベロープの残りの部分(311)と一体にさ
れており、 上記端部部材(310)は、上記蛍光体からの放射線に対
して透明な電気絶縁材料からなり、上記出力ウインドウ
を構成するほぼ平坦な底部を有する皿の形状であり、こ
の皿の側壁は底部から拡がっており、上記固定手段は、
第1の部分が上記側壁の自由端の近傍に位置し、第2の
部分が上記エンベロープの上記残り部分の自由端の近傍
に位置することを特徴とする装置。 - 【請求項2】上記皿状端部部材(310)の側壁が円錐台
形であることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】上記固定手段は、第1の部分が第1の金属
製フランジ(390)であり、第2の部分が第2の金属製
フランジ(391)であり、この第2の金属製フランジ
は、上記エンベロープ(301)が組み立てられたときに
このエンベロープの内側に突起する部分(393)を有す
ることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】上記集束手段が、上記第2の金属製フラン
ジ部(391)の突起部分(393)に固定された集束用前端
部電極(361)を備えることを特徴とする請求項3に記
載の装置。 - 【請求項5】上部皿状端部部材(810)の側壁が、この
皿の底部(804)に接続する第1の円錐台形部分(810
A)を備え、この第1の円錐台形部分は、この第1の円
錐台形部分(810A)よりも拡がった第2の円錐台形部分
(810B)に連続していることを特徴とする請求項1に記
載の装置。 - 【請求項6】上記第2の円錐台形部分(810B)が、上記
集束手段の電極に電圧を印加するための導電部材(83
2)を収容する少なくとも1つの狭い通路(833)を備
え、上記導電部材(832)とその通路(833)とによって
上記エンベロープの気密性が乱されないことを特徴とす
る請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】上記固定手段の第1の部分と第2の部分が
溶着されて(392)上記固定手段(309)を構成している
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載
の装置。 - 【請求項8】上記固定手段が接着剤式ジョイント(89
4)で構成されており、この接着剤式ジョイントが、上
記皿状端部部材(810)に接合しており、上記皿状端部
部材(810)を上記エンベロープの残り部分(811)と一
体化していることを特徴とする請求項1から6のいずれ
か1項に記載の装置。 - 【請求項9】上記皿状端部部材の底部に接続する円錐台
形側壁部が、超高電圧を伝送するための端部導電部材
(331)を収容する少なくとも1つの狭い通路(330)を
備え、上記導電部材とその通路とによって上記エンベロ
ープの気密性が乱されないことを特徴とする請求項1か
ら8のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項10】上記集束手段が、上記端部導電素子(33
1)に固定されて且つこの端部導電部材から給電される
端部電極(360)を備えることを特徴とする請求項9に
記載の装置。 - 【請求項11】上記集束手段が、電気的絶縁性連結部材
(363)によって電極(361)に固定されている端部電極
(350)を有していることを特徴とする請求項1から10
のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項12】反射防止コーティング(374、474)が、
上記出力ウインドウの外面(341、441)と光学的に接触
していることを特徴とする請求項1から11のいずれか1
項に記載の装置。 - 【請求項13】上記反射防止コーティング(474)が上
記出力ウインドウの外面(441)上に直接に堆積されて
いることを特徴とする請求項12に記載の装置。 - 【請求項14】上記反射防止コーティング(374)が、
上記蛍光体からの放射線に対して透明な補助プレート
(373)の一方の面に設けられており、この補助プレー
ト(373)の反対側の平行な面は、上記第1の接着剤(3
08)と同じ屈折率の第2の接着剤(372)によって上記
出力ウインドウの外面(341)に光学的に接触している
ことを特徴とする請求項12に記載の装置。 - 【請求項15】上記補助プレートがガラス製であること
を特徴とする請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】上記補助プレートがプラスチック材料製
であることを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 【請求項17】上記補助プレートが着色されていること
を特徴とする請求項14に記載の装置。 - 【請求項18】上記出力ウインドウ(604)が8mm以上の
厚さを有することを特徴とする請求項1から17のいずれ
か1項に記載の装置。 - 【請求項19】上記蛍光体(350)の基板(351)および
/または上記出力ウインドウ(304)が着色されている
ことを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載
の装置。 - 【請求項20】電磁放射線により得られる画像、特にイ
オン化放射線像を可視光像に変換する装置を製造するた
めの製造方法であって、 a) 電磁放射線に対して透明であり、裏側にはこの電
磁放射線を受けるための光電入力スクリーンが位置する
入力フェイスプレートと、 出力ウインドウと、 エンベロープに接合されていて上記入力フェイスプレー
トからこの出力ウインドウに向けて放射される光電子を
集束させる集束手段と を備えている気密エンベロープを用意し、 b) 蛍光体出力スクリーンを用意して上記出力ウイン
ドウの内面に固定する操作を含み、 エンベロープを2つの部材で構成し、その一方である端
部部材には出力ウインドウを設け、 上記b)段階において、上記蛍光体出力スクリーンを、
屈折率が上記出力ウインドウと同じ第1の接着剤を用い
て上記出力ウインドウの内面に固定し、 上記端部部材を、気密固定手段を用いて上記エンベロー
プの残り部分に固定し、上記端部部材は、上記蛍光体か
らの放射線に対して透明な電気絶縁材料から上記出力ウ
インドウを構成するほぼ平坦な底部を有する皿の形状に
形成し、この皿の側壁は底部から拡がっており、上記気
密固定手段は、第1の部分が上記側壁の自由端の近傍に
位置し、第2の部分が上記エンベロープの上記残り部分
の自由端の近傍に位置する ことを特徴とする製造方法。 - 【請求項21】上記端部部材を上記エンベロープの残り
部分と一体化する前に、反射防止コーティングを上記出
力ウインドウの外面に光学的に接触するように設けるこ
とを特徴とする請求項20に記載の製造方法。
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