JP2752823B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2752823B2
JP2752823B2 JP3319842A JP31984291A JP2752823B2 JP 2752823 B2 JP2752823 B2 JP 2752823B2 JP 3319842 A JP3319842 A JP 3319842A JP 31984291 A JP31984291 A JP 31984291A JP 2752823 B2 JP2752823 B2 JP 2752823B2
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JP
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pump
refrigerant
pumps
leakage
liquid refrigerant
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忠男 保坂
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は冷却装置に関し、特に電子計算機
などの電子装置内の被冷却体に液体冷媒を循環供給する
冷却装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の冷却装置においては、装置
内のタンクに貯蔵された液体冷媒を電子装置内の被冷却
体に供給するために2台のポンプが設置されている。こ
れら2台のポンプのうちどちらか一方によってタンク内
から吐出された液体冷媒は冷媒送出口およびホースを通
って被冷却体に供給される。
【0003】液体冷媒は被冷却体の中を循環し、被冷却
体の熱を吸収してホースと冷媒受入口と冷媒配管とを通
って熱交換器に流入する。熱交換器では被冷却体の熱を
吸収した液体冷媒を冷却し、冷却した液体冷媒をタンク
内に戻す。
【0004】制御部は運転指示信号を2台のポンプに出
力して一方のポンプを運転するとともに、水位計によっ
てタンク内の水位を監視している。このとき、制御部は
2台のポンプ各々の下部に設けたリークセンサによっ
て、ポンプ各々の冷媒漏れを検出している。
【0005】制御部は冷媒漏れがリークセンサを介して
検出されると、運転しているポンプからの冷媒漏れと認
識し、運転指示信号によって他方のポンプに切換える。
このポンプを切換えた場合、冷却装置が設置されている
環境によってはリークセンサで検出されていた液体冷媒
が蒸発して冷媒漏れが消滅することがある。その場合に
は他のポンプを規定時間運転継続すると、再度ポンプの
切換えを行うよう制御している。
【0006】このような従来の冷却装置では、ポンプか
ら冷媒漏れが発生した場合、設置環境によってリークセ
ンサで検出されていた液体冷媒が蒸発して冷媒漏れが消
滅すると、冷媒漏れが検出されたポンプを何度も運転し
てしまうため、タンク内の水位低下の異常が水位計によ
って検出されて冷却装置が停止する。このタンク内の水
位の減少によって電子装置が停止しても、ポンプは交互
に繰返し運転されているため、ポンプの冷媒漏れ異常を
認識することができないという問題がある。この場合、
タンク内に液体冷媒が補充されると、他のポンプが規定
時間継続運転される毎に、冷媒漏れが検出されたポンプ
を繰返し運転してしまうことになる。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、タンク内の液体冷媒の
水位の減少を小幅にし、ポンプの冷媒漏れ異常を認識す
ることができる冷却装置の提供を目的とする。
【0008】
【発明の構成】本発明による冷却装置は、第1および第
2のポンプを交互に稼働することによって液体冷媒を循
環供給して発熱体の冷却を行う冷却装置であって、前記
第1および第2のポンプ各々からの前記液体冷媒の漏れ
を検出する検出手段と、前記検出手段によって前記第1
および第2のポンプのうち一方からの前記液体冷媒の漏
れが検出されたとき稼働ポンプを前記第1および第2の
ポンプのうち他方に切換える第1のポンプ切換手段と、
この第1のポンプ切換手段によりポンプが切換えられた
後ち前記一方のポンプの前記液体冷媒の漏れが消滅した
場合、規定時間後にその一方のポンプにポンプを切換え
る第2のポンプ切換手段と、前記第1のポンプ切換手段
による前記稼働ポンプの切換回数を計数する計数手段
と、前記計数手段によって計数された前記切換回数が所
定回数となりかつその後前記第2のポンプ切換手段で切
換えられた前記一方のポンプに前記液体冷媒の漏れが検
出されたとき、その一方のポンプの稼働を抑止する抑止
手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、制御部1の冷媒漏れ検出回
路11は信号線101 を介してリークセンサ2-1,2-2か
ら冷媒漏れを検出した旨が通知されると、ポンプ(図示
せず)の冷媒漏れをマイクロプロセッサ12に報告す
る。
【0011】マイクロプロセッサ12はROM13に格
納されたプログラムによって動作し、ポンプオンオフ報
告113 ,114 によって冷媒漏れが検出された一方のポン
プを停止させるとともに、冷媒漏れが検出されていない
他方のポンプの運転を開始させる。マイクロプロセッサ
12は他方のポンプに切換えた後に、カウンタ14を1
つカウントアップする。
【0012】数分後、リークセンサ2-1,2-2の冷媒漏
れが設置環境などによる液体冷媒の蒸発で消滅すると、
冷媒漏れ回路11は冷媒漏れを解除し、冷媒漏れの解除
をマイクロプロセッサ12に報告する。
【0013】マイクロプロセッサ12は冷媒漏れが解除
されてから規定時間後、再度停止していた一方のポンプ
に切換える。一方のポンプの運転によって再度冷媒漏れ
が検出されると、マイクロプロセッサ12は上述した動
作を行って再度他方のポンプに切換え、その後にカウン
タ14を1つカウントアップする。
【0014】マイクロプロセッサ12はカウンタ14の
値が規定回数に達すると、次に一方のポンプに切換えた
ときに再度冷媒漏れが検出されると、それ以後一方のポ
ンプの運転を禁止するとともに、ポンプ水漏れ報告111
,112 によって電子装置などに報告する。これによっ
て、冷媒漏れの生じたポンプの運転が禁止されるので、
タンク内の水位の減少を小幅にすることができ、ポンプ
の冷媒漏れ異常を認識することができる。
【0015】図2は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、冷却装置3のタンク5内に貯蔵された
液体冷媒はポンプ7-1,7-2のいずれか一方によって吐
出され、冷媒送出口31およびホース8を通って電子装
置9の被冷却体10に供給される。
【0016】液体冷媒は被冷却体10の中を循環し、被
冷却体10の熱を吸収してからホース8と冷媒受入口3
2と冷媒配管33とを通って熱交換器4に流入する。熱
交換器4では被冷却体の熱を吸収した液体冷媒を熱交換
して冷却し、冷却した液体冷媒をタンク5内に戻す。
【0017】制御部1はポンプオンオフ報告113 ,114
をポンプ7-1,7-2に出力し、ローテーションにしたが
ってどちらか一方を運転するとともに、水位計6によっ
てタンク5内の水位を監視している。このとき、制御部
はポンプ7-1,7-2各々の下部に設けたリークセンサ2
-1,2-2によって、ポンプ7-1,7-2各々の冷媒漏れを
検出している。但し、制御部1の冷媒漏れ検出回路11
は1つの検出回路しか持っていないため、冷媒漏れが発
生してもリークセンサ2-1,2-2のどちらで冷媒漏れを
検出したのかは断定できない。
【0018】ポンプ7-1,7-2は運転中に冷媒漏れが発
生した場合、運転を停止すると内圧が下がるため、冷媒
漏れ量が減少、あるいは冷媒漏れが停止する状態にな
る。よって、ポンプ7-1,7-2で冷媒漏れが発生し、そ
の冷媒漏れがリークセンサ2-1,2-2で検出されてポン
プ7-1,7-2の運転が停止されると、冷媒漏れ量が減少
あるいは停止する。
【0019】冷却装置3が設置されている環境によって
はリークセンサ2-1,2-2で検出されていた液体冷媒が
蒸発して冷媒漏れが消滅することがある。その場合には
切換えたポンプ7-1,7-2を規定時間運転継続すると、
再度ポンプ7-1,7-2の切換えを行うよう制御してい
る。
【0020】この間、上述した如く、制御部1のマイク
ロプロセッサ12は冷媒漏れによってポンプ7-1,7-2
の切換えを行う毎に、カウンタ14の値を1つずつアッ
プする。これによって、カウンタ14の値が規定回数に
達すると、マイクロプロセッサ12は次の冷媒漏れによ
るポンプ7-1,7-2の切換えを行うときに、それ以後冷
媒漏れとなったポンプ7-1,7-2の運転を禁止するとと
もに、ポンプ水漏れ報告111 ,112 によって電子装置9
などに報告する。したがって、冷媒漏れの生じたポンプ
7-1,7-2の運転が禁止され、ポンプ7-1,7-2の冷媒
漏れ量が減少あるいは停止するので、タンク5内の水位
の減少を小幅にすることができる。また、制御部1でポ
ンプ7-1,7-2の冷媒漏れ異常を認識することができ
る。
【0021】このように、ポンプ7-1,7-2の冷媒漏れ
がリークセンサ2-1,2-2によって検出されたことを制
御部1が認識したとき、認識した冷媒漏れの回数をカウ
ンタ14で計数し、カウンタ14の値が規定回数に達し
たときに冷媒漏れとなったポンプ7-1,7-2の運転を禁
止するようにすることによって、タンク5内の液体冷媒
の水位の減少を小幅にし、ポンプ7-1,7-2の冷媒漏れ
異常を認識することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のポンプを交互に稼働することによって液体冷媒を循
環供給して発熱体の冷却を行う冷却装置において、稼働
中のポンプで冷媒漏れが検出されたときに稼働ポンプを
他方に切換え、その稼働ポンプの切換回数が所定回数と
なったときに冷媒漏れが検出されたポンプの稼働を抑止
するようにすることによって、タンク内の液体冷媒の水
位の減少を小幅にし、ポンプの冷媒漏れ異常を検出する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 制御部 2-1,2-2 リークセンサ 3 冷却装置 5 タンク 6 水位計 7-1,7-2 ポンプ 9 電子装置 10 被冷却体 11 冷媒漏れ検出回路 12 マイクロプロセッサ 14 カウンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のポンプを交互に稼働す
    ることによって液体冷媒を循環供給して発熱体の冷却を
    行う冷却装置であって、前記第1および第2のポンプ各
    々からの前記液体冷媒の漏れを検出する検出手段と、前
    記検出手段によって前記第1および第2のポンプのうち
    一方からの前記液体冷媒の漏れが検出されたとき稼働ポ
    ンプを前記第1および第2のポンプのうち他方に切換え
    第1のポンプ切換手段と、この第1のポンプ切換手段
    によりポンプが切換えられた後ち前記一方のポンプの前
    記液体冷媒の漏れが消滅した場合、規定時間後にその一
    方のポンプにポンプを切換える第2のポンプ切換手段
    と、前記第1のポンプ切換手段による前記稼働ポンプの
    切換回数を計数する計数手段と、前記計数手段によって
    計数された前記切換回数が所定回数となりかつその後前
    記第2のポンプ切換手段で切換えられた前記一方のポン
    プに前記液体冷媒の漏れが検出されたとき、その一方の
    ポンプの稼働を抑止する抑止手段とを設けたことを特徴
    とする冷却装置。
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JPH0279110A (ja) * 1988-09-16 1990-03-19 Fujitsu Ltd 冷却水供給制御方式
JPH03107589A (ja) * 1989-09-20 1991-05-07 Hitachi Ltd 液冷式電子装置の流量異常検出機溝

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