JP2752380B2 - 外科用テープ - Google Patents

外科用テープ

Info

Publication number
JP2752380B2
JP2752380B2 JP63183383A JP18338388A JP2752380B2 JP 2752380 B2 JP2752380 B2 JP 2752380B2 JP 63183383 A JP63183383 A JP 63183383A JP 18338388 A JP18338388 A JP 18338388A JP 2752380 B2 JP2752380 B2 JP 2752380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
nonwoven fabric
adhesive
surgical
surgical tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63183383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6443253A (en
Inventor
アンソニー・シー・ラン
フランク、ブイ・マッティ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ethicon Inc
Original Assignee
Ethicon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ethicon Inc filed Critical Ethicon Inc
Publication of JPS6443253A publication Critical patent/JPS6443253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2752380B2 publication Critical patent/JP2752380B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/08Wound clamps or clips, i.e. not or only partly penetrating the tissue ; Devices for bringing together the edges of a wound
    • A61B17/085Wound clamps or clips, i.e. not or only partly penetrating the tissue ; Devices for bringing together the edges of a wound with adhesive layer
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/22Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons containing macromolecular materials
    • A61L15/26Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives thereof

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感圧接着テープに関し、特に負傷部分を覆
うために用いられる外科用テープに関するものである。
感圧接着テープは、一般によく知られているように、
小さな切傷や擦り傷を覆うのに広く役立っている。微細
な多孔質の、あるいは通気性の外科用感圧接着テープは
縫合糸によって大きな傷口を閉じる際にも用いられてい
る(上記、“傷口”はここでは外科的な切開部も含
む)。そして、例えば傷口は外科的処置後、数日で取除
かれるところの縫合糸あるいは綿布で閉じられ、また、
外科用テープで包覆される。このような処置は、傷口か
らの浸液を許容し、また、非常にしばしば外科的処置の
外観を改善する。上記通気性の感圧接着テープの代表例
としては、米国特許明細書3,908,650号,3,991,754号お
よび4,302,500号があげられる。
外科用テープは、微細な多孔質の材料で作られ、傷口
の通気性を確保し、傷口からの浸液を許容し、傷口の軟
化を防止する点で、歳月をかけて非常に改善されたけれ
ども、従来のものは大きな傷口を閉じるための主要な手
段としては、広範囲に役立っているとはいえない。主要
な手数であるためには上記外科用テープは良質で調整さ
れた弾性的特性を備えていなければならない、換言すれ
ば、身体を普通に動かして、傷口を囲んでいる組織(テ
ィシュ)と共に動き得る幾らかの妥協性あるいは弾性を
持っているけれども、上述の普通の動作では傷口が開い
てしまうほどの大きな弾性を持ってはいけないと信じら
れている。また、上記テープはそれが接着される領域に
対して優れた適合性を持って覆うものでなければならな
い。これもまた、良好に傷口を覆って置くために重要な
事柄であると信じられている。上記テープは摩擦抵抗が
あり、引掻きに強いものであるべきであり、また、湿気
を通すことができる。換言すれば、多孔質で、通気性が
あり、負傷領域が軟化されないものであるべきである。
更に、上記テープは、良好な接着強度を持ち、その縁部
でめくれないものであるべきである。
しかるに、例えば、米国特許明細書No.4,612,230で示
されている外科用テープ(リーランド社)は、一面に感
圧接着剤を有する通常の紡いで固められた不織布の素材
を具備しており、これを構成する連続繊維は互いに交差
する個所で結合され、上記不織布はその表面において多
くの上記個所で浮き上っている。このため、上述のよう
な要望を満足できない。
本発明の目的とするところは、傷口を塞ぐために、縫
合糸あるいは綿布で閉じるのに用いられ、また、傷口の
主要な閉塞手段としての幾つかのケース(例えば、整形
および小さな外科的処置)に用いられる外科用テープを
提供することである。
また、本発明の他の目的とするところは、優れた被覆
性および必要とされる調整された弾性回復力を持った外
科用テープを提供することである。
また、本発明の他の目的とするところは、縁部がめく
れることなく、優れた伸張力,剛度特性があり、また、
良好な摩擦抵抗がある外科用テープを提供することであ
る。
本発明のもう1つの目的とするところは、負傷領域に
正確にあてがった状態を維持しているけれども、過度の
拘束あるいは弛緩なしに、身体(脚,指など)の撓み、
および曲げを許容するような、皮膚輪郭に対する優れた
適合性がある外科用テープを提供することにある。
本発明の更にもう1つの目的とするところは、加工が
容易でかつ経済的に実現できる外科用テープを提供する
ことにある。
そして、本発明の他の目的とするところは、以下に詳
述する記載および請求項から明らかにされる。
この目的のため、本発明では、感圧接着剤を一面に対
して一様に配設した不織布より外科用テープを構成して
おり、上記不織布は連続繊維の帯状体であり、上記繊維
は上記帯状体の平面上にランダムに配置され、その交差
した個所での結合が本質的には存在せず、かつ、上記不
織布は間欠的なパターンでX方向(機械押し出し方向)
とY方向(X方向と直交する方向)に向けてそれぞれ短
冊状に浮き上らせて固定(エンボス接合)されている。
本発明の主要な特徴は、外科用テープの素材として、
不織布を用いた点にある。この素材は負傷領域に正確に
あてがった状態を維持しているけれども、同時に、過度
の拘束あるいは弛緩なしに、身体の撓みおよび曲げを許
容するような、応力特性を持った紡いで固めた不織布で
ある。この紡いで固めた不織布は、連続繊維の帯状体で
あり、上記繊維は上記帯状体の平面にランダムに配置さ
れている。通常、一般の不織布は繊維が他のものと交差
する個所で結合されて一つに保持されているけれど、本
発明において用いられる紡いで固めた不織布は上記交差
個所での繊維の結合がない。勿論、本発明で用いられる
上記不織布は間欠的な模様を浮き上らせるように固定
(エンボス接合)される。上記浮き上った固定部(エン
ボス接合部)は、不織布を互いに保持する完全性を備え
る。
第1図ないし第3図は、本発明に用いた1つの好まし
い不織布の写真(第1図および第2図)並びに電子顕微
鏡写真である(“セレックス30"の商標名で販売されて
いる)。上記写真は、それぞれ、1.33倍,5倍および30倍
の倍率で作られている。上記不織布は符号32で示され、
連続して不揃いに配置された繊維34はその交差個所で互
いに結合されていない。かくして、こゝでは、その主要
領域36は、結合が本質的には存在しない。この好ましい
実施例においては、上記不織布は個立した長方形領域38
の模様において浮き上らせて固定(エンボス接合)され
ている。上記エンボス接合領域38は、この実施例では互
いに接触しないように隔離されている。図面に示されて
いる本発明の好ましい説明においては上記エンボス接合
領域38は一方が他方より寸法的に長い独立した長方形4
0,42で、長方形に形造られており、これら長方形によっ
て、一方の長方形40の長い寸法の部分が、1つの方向
(“X")に向けられ、かつ他方の長方形42の長い寸法の
部分が先きの長方形のグループの方向と直交した1つの
方向(“Y")に向けられるように、両方向X,Yに対して
上記長方形が交互に配置されている。このことは、第1
図,第2図および第5図で、本発明の好ましいテープの
平面図によって、最も明瞭に示されている。
本発明のテープに用いられる好ましい素材であるとこ
ろの上記の紡いで固めた不織布は、エンボス接合領域の
間欠的な模様を生成するための加熱エンボス手順による
よく知られた紡糸,固定プロセスで作成することができ
る。不織布技術界における通常の作業者は、いかにして
このような不織布を作るかを知っている。上記不織布
は、ポリオレフィン繊維(ポリプロピレンあるいはポリ
エチレンのような),ポリエステル繊維,ナイロン(ポ
リアミド)繊維,あるいはこれらの混紡から作られると
よい。好ましくは、本発明の不織布はナイロン繊維で構
成されるとよい。
本発明のテープは、第4図ないし第7図に示されてい
る。テープ50はその一面に均一に塗布された感圧接着層
54を持った不織布素材52を具備している。こゝでは、ガ
スや水蒸気を通す無毒な感圧接着剤が用いられる。上記
感圧接着剤は通常の乾燥状態で、本来的なねばり,繊維
の弾性および粘着性があり、また、外科的、皮膚科的あ
るいは整形への応用に用いられるのに好適なものであ
る。このような生成品は当該技術分野でよく知られてい
る。外科用テープに接着剤を塗布して用いるのに好適な
代表的な材料の幾つかの例は、米国特許明細書第3,645,
835号に示されている。上記好適例はポリビニールエー
テル,アクリル重合体,ヒドロキシアクリル酸重合体,
ポリエーテル,および親水基を含むアクリル酸エステル
共重合体のブレンドである。
他の好適な接着剤は米国特許明細書第2,884,126およ
び3,121,021号に記載されているように、ポリイソブチ
レンおよび、天然ゴムとポリイソブチレンの混合物のよ
うな接着剤をベースとしたラバーおよびアクリル酸イソ
オクチル、およびアクリル酸のゴム質の重合体を含んで
いる。
上記接着剤塗布は、多孔質であり、不織布素材の表面
に一様に配置されるべきである。通常、上記接着剤塗布
はかなり連続してなされる。上記接着剤は、好ましく
は、1平方ヤード当り1ないし2.5オンスのレベルで素
材に対して用いられるとよい。適用は、移動プロセスに
おいて具合よく実現されるのであって、こゝでは、接着
剤の形成は、剥離剤塗布紙の上にひろげられ、乾燥さ
れ、そして、保証された良好な結合へと、上記素材に対
して充分な圧力をかけて接触されることでなされる。上
記剥離紙は、通常、使用直前に、外科用テープから取除
かれる剥離片として用いられるように上記接着剤に接触
した状態に保持される。この不織布/接着剤/剥離紙の
ラミネートは公知の手順で所要の寸法に切断され、梱包
され、そして、殺菌される。
以下の実施例は、本発明の外科用テープを生産する1
つの方法を図解している。
所要の素材を、特別に乾燥された大気中に安定状態に
展開させることを指摘しなければならない。その後、ナ
イロンのような幾つかの素材の時には感圧接着剤を用い
る前に、上記素材に、非安定触媒の表面処理を施す必要
がある。
感圧接着剤をテープ上に塗布するために、第8図に概
略的に示しているように、ラインが剥離紙20によって引
かれる。上記剥離紙は供給ローラ21から取出され、引伸
しローラガイド22を通過して、接着剤供給ローラ23を越
え、乾燥オーブン24を介してラミネートローラ25に到
り、最後に巻取り収容ローラ26に到る。上記剥離紙が上
記接着剤供給ローラ23を通過するに際して、上記接着剤
は1ガロン当り4ないし1/2ポンドの密度でオークの発
泡ユニットを用いて、発泡され(通常、塗装化学で用い
られる密度仕様は、比較のため、水の密度で示され、そ
れは1ガロン当り8.345ポンドである)、そして上記剥
離紙上にひろげられる。ナイフ縁28は上記接着剤の所要
の厚さおよび量を設定するために調節される。上記乾燥
オーブン24を通過する上記接着剤および剥離紙は、上記
接着剤から溶剤をゆっくりと蒸発するために、100゜Fか
ら215゜Fの温度に保持される。上記接着剤“タック”特
性は裏打素材で結合を確保するようにモニターされてい
る。上記不織布素材30は上記接着剤の表面に適用されて
いる。上記剥離紙,接着剤および不織布素材30はラミネ
ートローラ25を通り、上記ラミネートされたものは巻取
ローラ26に巻取られる。そして、上記ラミネートされた
ものは、所要のテープを生成する公知の技術で、切り割
られ、切断され梱包される。
(実施例1) 非アレルギー性で、無害な感圧アクリル乳剤は90ポン
ドを、ポリ・ミルクの剥離紙の61インチ幅に500ヤード
の長さで、ナイフエッジにより連続的に塗布される。上
記塗布紙は、ガス燃焼乾燥オーブンのシリーズを通して
引張され、単一ローラ上に巻取られる。アクリル乳剤
は、ドライベースで、平方ヤード当り2ポンドの重量で
上記接着剤に与える割合でナイフ塗布機に対して供給す
ることにより、上記塗布紙がオーク発泡機を通る時、空
気で発泡される。その後、上記接着剤の重量は平行ヤー
ド当り、1.8ポンドに設定される。上記剥離紙が塗布さ
れ,乾燥され,巻取られた後、予め非安定状態に処理さ
れた“セレックス30"(上記セレックスは紡いで固めら
れたナイロン6,6のジェームス・リバー・コーポレーシ
ョンの商品名である)を、59インチ幅で500ヤードまで
添着させる。上記セレックスの重量は平方ヤード当り1
ポンドである。上記セレックス30は繊維相互の交差個所
ではなく、エンボスの個所のみで結合される上述の(そ
して、第1図ないし第3図に示される)模様に固定され
た不織布である。上記機械の方向は図面のX方向に対応
している。セレックス/接着剤/剥離紙の3つのラミネ
ート層への添着は、セレックスの他側を介して上記接着
剤を押すことなく、上記セレックスに上記接着剤を固く
結合するように、選択された圧力で、ニップロールを介
して、上記セレックスと共に、上記接着剤を塗布してい
る剥離紙を通すことで達成されている。
ラミネートのための全幅のマスターロールは2インチ
および1 3/8インチ幅のロールの組合せで切り割られて
いる。一方、これらは外科用テープが2種類の寸法で、
すなわち、1/2″×4″および1/4″×3″の寸法でカー
ド上に(こゝで“カード”とは剥離紙である)設けられ
るように、マーク・アンディ・ダイ切断機のモデル810
において切目をつけられ、処理される。上記カード上に
設けられたこれらのテープは、梱包され、標準のエチレ
ンオキシドのサイクルにおいて暴露することで殺菌され
る。テストの結果は次のテーブルIに示されている。
テーブルIに示されるテストの手順の説明は以下の通
りである。
1. ガラススライドからの剥離強さ: 外科用テープは溶剤で洗滌され、かつ乾燥された75×
25mmの平坦な標準顕微鏡用ガラススライドに対して10ポ
ンドの重さ(上記重さは円筒状ディスクの形をなしてい
て、上記テープ上に一度、転動させる)で接着させる。
上記スライドからテープを剥離させる力は、1分間に1
インチの、ジョー分離割合を用いるインストロン・ラボ
ラトリー試験機で測定される。上記測定力は、インチ当
りのポンド数で、剥離強さを与えるように、上記テープ
の幅によって分けられる。この与えられる剥離力は接着
されたテープに対して平行である。上記接着されたテー
プの他端はしっかり固定されており、上記テープは剥離
される。
2. ローリング ボール タック: これは傾斜した平面試験機で、そこでは5.6グラムで
直径0.437インチの標準ボールが、接着例を上向けてあ
る外科用テープ上で、水平から22゜の角度で保持された
6 1/2インチの長い溝のアルミニウム通路を下降させる
ようにしてある。上記ボールが停止する前に上記接着剤
上に移動した距離が、インチで測定され、それが短かい
ほど、接着性はより効果的である。
3.および4. 破壊強さおよび破壊引張量: 標準インストロン引張試験機がテープの長手方向と平
行な方向におけるそれらの特性を決定するのに用いられ
る(例えば、機械の方向は、図面に示されるテープの
“X"方向である)。このチャート速さは毎分10インチで
あり、クロスヘッド速さは毎分1インチ、そして測定長
さは1インチである。握持ジョーは上記テープの1/2イ
ンチ幅の全体を握持するのに充分な幅になっている。
5. 通気性: ガーリ通気試験機が用いられる。1平方インチの外科
用テープを通して、低圧で空気を100cc通すのにかゝる
秒数が報告される。示されている数値は臨界値ではな
く、測定結果はテープが通気性であることを示してい
る。
6. 接着剤質量: 幾つかの外科用テープは、重量を計られ、そして接着
剤を除くように、幾つかのアセトン洗剤につけられる。
乾燥した後、上記テープは再び重量を計られ、その差が
接着剤の重量であり、それは平方ヤード当りの接着剤の
オンスに換算される。
テーブルIのサンプルは、また消費者および医薬生産
者によって、通常、パネル評価されている試験所によっ
て、人体について評価される。その評価の結果はテーブ
ルIIに要約されている。
こゝで**これらの値(これは48サンプルの平均であ
る)は示された時間周期での皮膚に対して付着している
テープの領域に基いている。
また、***剥離力は上記皮膚からテープを剥がすの
に必要なグラム単位の力である。
(実施例2および3) テーブルIIIはテーブルIに関して上述したと同じ方
法を用いて、他の時間になされた工程に基くデータの要
約である。
こゝで、実施例2は、本発明の浮上り模様のセレック
ステープ(低ポンド:1ポンド/平方ヤードおよび1.5ポ
ンド/平方ヤードの接着剤)であり、実施例3は本発明
の浮上り模様のセレックステープ(低ポンド:1ポンド/
平方ヤードおよび2.0ポンド/平方ヤードの接着剤)で
あり、標準品**はセレックステープ(標準高ポンド:1
ポンド/平方ヤードおよび1.5ポンド/平方ヤード)で
ある。
そして、上記テーブルIIIの全データは酸化エチレン
で殺菌されたサンプルに基いており、米国特許明細書N
o.4,612,230のリーランド社のテープである。
上記引張20%での応力は上記破壊強さおよび破壊引張
量のチャートから取られている。上記応力はテープを20
%引張するのに1インチ幅当り、何ポンドかで示され
る。本発明のテープは1/4インチから1/2インチ幅であ
り、インチ幅当り4ないし8ポンドで20%引張される応
力を示すのが望ましい。
本発明の外科用テープは、身体部分の通常の撓みや他
の動作にも拘らず、皮膚に付着しており、この点で、こ
のテープは前述した標準品より相当に優れている。この
主たる理由は、上述の標準品に比較して、20%引張につ
いて低い応力で例証したように、このテープを引き延ば
すのにより低い応力でよいことである。しかしながら、
20%引張についての応力が低く過ぎれば、本発明のテー
プは傷口の縁を完全に覆って置くことができないであろ
う。このため、20%引張については1インチ当り4ポン
ドの最低応力が望ましい。
本発明の外科用テープの附加的効果は、以下に示され
る。こゝでは、上記テープは半透明で皮膚とまぎれ、整
形外科により利用される。場合によっては、強い光を用
いて、上記テープを介して、切開個所をみるようにして
もよく、この場合には、日常の診察の時、上記テープを
ほどく必要がさけられる。
次に本発明の要点をまとめて記載する。
(1)管圧接着剤を一面に均一に設けた不織布を含む外
科用テープであって、前記不織布は平面的にランダムに
配置した連続繊維の帯状体であり、かつ前記不織布は間
欠的なパターンでX方向とY方向に向けてそれぞれ短冊
状にエンボス接合された外科用テープ。
(2) 上記(1)項において、不織布はポリアミド繊
維である外科用テープ。
(3)上記(1)項において、エンボス接合のパターン
は、一方が他方より長い寸法を持った個別の長方形に形
造られており、一方の長方形の長い寸法の部分がX方向
に向けられ、かつ他方の長方形の長い寸法の部分がY方
向に向けられるように、両方向に対して上記長方形が交
互に配置される間欠的領域を持った外科用テープ。
(4) 上記(3)項において、不織布はポリアミド繊
維である外科用テープ。
(5) 上記(2)項において、上記不織布は非安定触
媒を含んでいる外科用テープ。
(6) 上記(4)項において、上記不織布は非安定触
媒を含んでいる外科用テープ。
(7) 上記(1)項において、幅が1/4インチから1/2
インチで、インチ当り4から8ポンドの荷重で20%引張
される応力を持っている外科用テープ。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の外科用テープの素材と
して用いられる適切な不織布の繊維の構造を示す1.33お
よび5倍に拡大した写真、第3図は同じものを30倍に拡
大した電子顕微鏡写真、第4図は本発明の外科用テープ
の好ましい実施例の斜視図、第5図は第4図のテープの
拡大平面図、第6図は第5図の6−6ラインに沿う断面
図、第7図は第5図のワークラインに沿う断面図、第8
図は本発明の外科用テープを生産するのに用いられる装
置の概略的構成図である。 32……不織布、34……繊維、36……主要領域 38……個立した長方形領域、40,42……長方形、 50……テープ、54……感圧接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−22855(JP,A) 実開 昭54−147094(JP,U) 特公 昭50−4993(JP,B1) 米国特許4612230(US,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感圧性接着剤を一面に均一に設けた不織布
    を含む外科用テープであって、前記不織布は平面的にラ
    ンダムに配置した連続繊維帯状体であり、かつ前記不織
    布は間欠的なパターンでX方向とY方向に向けてそれぞ
    れ短冊状にエンボス接合された外科用テープ。
JP63183383A 1987-07-24 1988-07-22 外科用テープ Expired - Lifetime JP2752380B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7754487A 1987-07-24 1987-07-24
US77544 1987-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6443253A JPS6443253A (en) 1989-02-15
JP2752380B2 true JP2752380B2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=22138693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63183383A Expired - Lifetime JP2752380B2 (ja) 1987-07-24 1988-07-22 外科用テープ

Country Status (13)

Country Link
EP (1) EP0300815B1 (ja)
JP (1) JP2752380B2 (ja)
KR (1) KR890001509A (ja)
AT (1) ATE80991T1 (ja)
AU (1) AU605890B2 (ja)
BR (1) BR8803668A (ja)
CA (1) CA1322504C (ja)
DE (1) DE3875001T2 (ja)
ES (1) ES2035295T3 (ja)
IN (1) IN169554B (ja)
MX (1) MX170202B (ja)
NZ (1) NZ225477A (ja)
ZA (1) ZA885375B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2262408C (en) 1999-02-23 2007-10-23 Advanced Therapeutic Technologies At2 Inc. Wound closure system
WO2005116552A1 (de) * 2004-04-30 2005-12-08 Optimags Dr. Zimmermann Gmbh Vorrichtung zum beschichten einer trägerfolie mit einem pharmazeutischen wirkstoff
CN110612083B (zh) 2017-04-11 2022-07-12 强生消费者公司 可延展的敷料
RU2764868C2 (ru) * 2017-07-06 2022-01-21 КИНЕЗИО АйПи ЛЛК Ленточный комплект и способ для закрепления ленты на теле
USD879973S1 (en) 2018-04-11 2020-03-31 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad
USD880705S1 (en) 2018-04-11 2020-04-07 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad
USD879972S1 (en) 2018-04-11 2020-03-31 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad
USD887563S1 (en) 2018-06-27 2020-06-16 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad
USD879974S1 (en) 2018-06-27 2020-03-31 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad
USD887564S1 (en) 2018-06-27 2020-06-16 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad
USD879975S1 (en) 2018-06-27 2020-03-31 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad
USD913507S1 (en) 2018-12-10 2021-03-16 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad
USD918398S1 (en) 2018-12-10 2021-05-04 Johnson & Johnson Consumer Inc. Adhesive bandage with decorated pad

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4612230A (en) 1986-01-17 1986-09-16 Ethicon, Inc. Surgical wound closure tape

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504993A (ja) * 1973-05-16 1975-01-20
NL7703952A (nl) * 1976-04-15 1977-10-18 Monsanto Co Werkwijze voor het binden of hechten van een niet geweven baan of vel, alsmede het produkt van deze werkwijze.
US4075383A (en) * 1976-04-15 1978-02-21 Monsanto Company Method of pattern bonding a nonwoven web
FR2366014A1 (fr) * 1976-07-26 1978-04-28 Lhd Lab Hygiene Dietetique Nouveaux produits adhesifs inertes et elastiques
JPS54147094U (ja) * 1978-04-04 1979-10-12
US4346700A (en) * 1979-11-16 1982-08-31 Minnesota Mining & Manufacturing Company Pressure-sensitive adhesive sheet material
JPS6122855A (ja) * 1984-07-12 1986-01-31 カネボウ株式会社 医用感圧接着性シ−ト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4612230A (en) 1986-01-17 1986-09-16 Ethicon, Inc. Surgical wound closure tape

Also Published As

Publication number Publication date
ZA885375B (en) 1990-03-28
MX170202B (es) 1993-08-11
ATE80991T1 (de) 1992-10-15
DE3875001T2 (de) 1993-04-15
AU1925388A (en) 1989-01-27
KR890001509A (ko) 1989-03-27
IN169554B (ja) 1991-11-09
BR8803668A (pt) 1989-02-14
AU605890B2 (en) 1991-01-24
CA1322504C (en) 1993-09-28
JPS6443253A (en) 1989-02-15
EP0300815A3 (en) 1989-08-23
DE3875001D1 (de) 1992-11-05
ES2035295T3 (es) 1993-04-16
NZ225477A (en) 1990-06-26
EP0300815B1 (en) 1992-09-30
EP0300815A2 (en) 1989-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4999235A (en) Conformable, stretchable surgical wound closure tape
US4612230A (en) Surgical wound closure tape
CA1158942A (en) Breathable surgical adhesive tape
JP2752380B2 (ja) 外科用テープ
CA2422714C (en) Conformable adhesive wound closures
US3121021A (en) Breathable surgical adhesive tapes
EP0189999B1 (en) Thin film surgical dressing with delivery system
CA2157040C (en) Windowless frame delivered dressing and method of manufacture
JP3431628B2 (ja) 不織シート材料,テープおよび方法
CA1157365A (en) Pressure sensitive adhesive tape
US20040087884A1 (en) Textured breathable films and their use as backing material for bandages
JPH02200261A (ja) 接着複合体
AU2001241832A1 (en) Conformable adhesive wound closures
JP2002526667A (ja) 手で引き裂くことができるテープ
JPH08505557A (ja) 弾性ラップの有孔ロール
JP2002360625A (ja) 皮膚貼付用粘着テープ及びその製造方法
JP2003535647A (ja) 通気性無孔絆創膏
KR20200126358A (ko) 반창고 및 반창고용 폴리우레탄 부직포
JPH1189874A (ja) 自着性包帯
JP3522757B6 (ja) 接着性複合材料ドレッシング及びその製造方法
JPH0268060A (ja) 留めタブ
JP2020002509A (ja) 液体化粧料含有シート用不織布
JPS61206439A (ja) 傷口縫合用粘着シ−ト及びその製造方法
JPH08657A (ja) 伸縮性サージカルテープ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 11