JP2751634B2 - ズボンプレス器 - Google Patents

ズボンプレス器

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JP2751634B2
JP2751634B2 JP2328524A JP32852490A JP2751634B2 JP 2751634 B2 JP2751634 B2 JP 2751634B2 JP 2328524 A JP2328524 A JP 2328524A JP 32852490 A JP32852490 A JP 32852490A JP 2751634 B2 JP2751634 B2 JP 2751634B2
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press
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修三 徳満
昇 成尾
康之 貫名
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はズボン,スカートの臭いを室内に出すことな
く脱臭するズボンプレス器に関するものである。
従来の技術 着衣は、身に付けている間に色々な臭いが付着する。
中でもズボンは汗の臭いやたばこの臭いが付きやすく、
またなかなか取れにくい。特に汗の臭いが付くことが多
い。汗の臭いは、汗と一緒に出た汚れや垢がバクテリア
で酸化されて発生する、イソ吉草酸などの低級脂肪酸や
アンモニアが原因と思われる。たばこの臭いは、アンモ
ニア,アセトアルデヒド,酢酸,ニコチンなどの多くの
成分から成っていると言われている。
従来のズボンプレス器は、ヒータを内蔵した板とヒー
タを内蔵せずに、内側クッション性のある2枚のプレス
板の間にズボンをしっかりと挟み込み、加熱プレスし、
自動的に皺を取ると共に、折り目を奇麗に付けるもので
あった。
発明が解決しようとする課題 ところがこの従来の方法によると、加熱されることに
よってズボンの臭いと水分は蒸散するが、しっかりとプ
レスされているため逃げ場がなく、冷却される時に再び
ズボンに付着するか、プレス板の内側に付着する。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、第一
の発明はズボンの臭いを室内に出すことなく脱臭するズ
ボンプレス器を提供することを目的とするものである。
第二の発明はズボンの臭いをさらに効率良く脱臭する
ズボンプレス器を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、第一に内側がヒー
タ面になっている上プレス板と、ズボンを上に載せる下
プレス板とを備え、前記下プレス板は、化粧合板の上面
に脱臭材を配設しその脱臭材をカバーにて覆うよう構成
したズボンプレス器とするものであり、第二に内側がヒ
ータ面になっている上プレス板と、ズボンを上に載せる
下プレス板とを備え、前記上プレス板と下プレス板との
間に、ズボンと接触するように脱臭シートを挟み込むよ
うに取り付けたズボンプレス器とするものである。
作用 第一の発明においては、プレス板の内部あるいは内面
に活性炭などの吸着剤や、化学的な脱臭材を設け、ズボ
ンが加熱されたときに蒸散してくる臭いをこれらの吸着
材や脱臭材で捕まえ、再びズボンに臭いが付くとか、室
内に漂うとかいうことがないようにできるものである。
第二の発明においては、活性炭などの吸着剤や、化学
的な脱臭材をシート材にしてズボンと触れさせ、ズボン
の内側から蒸散してくる臭いを脱臭シートで捕まえ、再
びズボンに臭いが付くとか、室内に漂うとかいうことが
ないようにしたものである。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図〜第5図を参照
しながら説明する。
実施例1 第1図、第2図において1は内側がヒータ面になって
いる上プレス板、2は内側が脱臭面になっている下プレ
ス板、3は上プレス1に設けた温度制御部、4は電源コ
ード、5は上、下プレス板1、2のヒンジ、6は上、下
プレス板1、2のクリップ、7はズボン8を仮おさえす
るプレスシートである。
そして、下プレス板2は、第3図に示すように、化粧
合板9と、その上面の脱臭材10と、脱臭材10を覆う布製
のカバー11と、全体をとめる枠12から構成されている。
脱臭材10としては、汗の臭い成分であるアンモニアや、
イソ吉草酸などの低級脂肪酸を吸着するもの、あるいは
これらと反応し無臭物質に変えるものであれば何でも良
いが、ここでは無処理の活性炭繊維30gとりんご酸処理
した活性炭繊維20gを併せて用いた。又、枠12は簡単に
着脱出来るので、脱臭材10の効果が無くなった場合は新
しいものと交換して使うことができる。
次にこのズボンプレス器の動作を説明する。まず、電
源コード4を電源に接続し、次にズボンを下プレス板2
の上に置き、形を整え、すそと折り目を合わせる。次い
でプレスシート7をズボン8上にのせ、上プレス板1を
閉じ、クリップ6をしっかりと掛ける。その後、温度制
御部3のスイッチをONする。約13分後に所定温度まで上
がり、ズボンのプレスが出来上がる。なお脱臭材10を上
プレス板1にも設けることも可能である。
実施例2 第4図、第5図において実施例1と同一部分は同一符
号を付して詳細な説明を省略する。しかし、この実施例
では、下プレス板2の中には脱臭材はなく、上、下プレ
ス板1、2間に脱臭シート21,22,23がヒンジ5に着脱自
在に取り付けてある。脱臭シート22としては、ここでは
無処理の活性炭繊維正味目付50g/m2、厚さ0.5mmのシー
トを、脱臭シート21,23としては、ここでは鉄(III)−
アスコルビン酸処理した繊維と硫酸銅処理した繊維を、
7:3で混合した目付60g/m2、厚さ0.5mmの不織布シートを
用いた。又、これら脱臭シート21,22,23はヒンジ5に対
して簡単に着脱出来るので、効果が無くなった場合は新
しいものと交換して使うことができる。
次にこのズボンプレス器の動作を説明する。電源コー
ド4を電源に接続した後、まず脱臭シート21,ズボン8
を下プレス板2の上に置く。次に第5図に示すように、
ズボン8の間に脱臭シート22を挟み、さらに脱臭シート
23を載せる。次いで、全体の形を整え、ズボン8のすそ
と折り目を合わせる。次いでプレスシート7をズボン8
上にのせ、上プレス板1を閉じ、クリップ6をしっかり
と掛ける。その後温度制御部3のスイッチをONする。約
13分後に所定温度まで上がり、ズボンのプレスが出来上
がる。なお脱臭シートとしては脱臭シート21,22,23の3
枚を用いることが好ましいが、脱臭シート22の1枚だ
け、あるいは脱臭シート21,22の2枚だけであっても効
果は期待できるものである。
上記した各実施例の効果を、下表に示す。効果の判定
は、A〜Fの6人のパネラーにプレス後のズボンの臭
い、及びプレス中のズボンプレス器周辺の臭いを、6段
階の臭気強度で表示してもらった。
比較例としては、実施例2の脱臭シート21,22,23をは
ずしたものを使った。又、実験に供したズボンは、夏の
暑いところで着用し、臭気強度3の汗臭がするものであ
る。
このように本発明の実施例によれば、プレス中に周辺
に臭いを発散させることなく、ズボンの臭いを弱くする
ことができる。特に脱臭シート方式では、その効果が一
段と大きい。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によればプ
レス板に脱臭材を設けて熱プレスするので、プレス中に
周辺に臭いを発散させることなく、ズボンの臭いを取る
ことができ、ズボンの皺を延ばし折り目を付けると共
に、ズボンをより清潔に、着心地良くするズボンプレス
器を提供できる。
また着脱自在な脱臭シートを設けたものでは、より一
層効果的にズボンの臭いを取ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ズボンプレス器の一実施例の全体斜視
図、第2図は本発明ズボンプレス器の一実施例の上、下
プレス板を開けた状態での斜視図、第3図は第2図の下
プレス板の断面図、第4図は本発明ズボンプレス器の別
の実施例の上、下プレス板を開けた状態での斜視図、第
5図は第4図にズボンをセットする方法を説明する斜視
図である。 1……上プレス板、2……下プレス板、11……脱臭材、
21,22,23……脱臭シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−400(JP,A) 実開 昭61−204626(JP,U) 実開 昭63−133240(JP,U) 実開 昭63−117545(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側がヒータ面になっている上プレス板
    と、ズボンを上に載せる下プレス板とを備え、前記下プ
    レス板は、化粧合板の上面に脱臭材を配設しその脱臭材
    をカバーにて覆うよう構成したズボンプレス器。
  2. 【請求項2】内側がヒータ面になっている上プレス板
    と、ズボンを上に載せる下プレス板とを備え、前記上プ
    レス板と下プレス板との間に、ズボンと接触するように
    脱臭シートを挟み込むように取り付けたズボンプレス
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61400A (ja) * 1984-06-13 1986-01-06 松下電器産業株式会社 衣類プレス器
JPH0310782Y2 (ja) * 1987-01-23 1991-03-18

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