JP2751185B2 - 画像濃度制御装置 - Google Patents

画像濃度制御装置

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JP2751185B2
JP2751185B2 JP63058966A JP5896688A JP2751185B2 JP 2751185 B2 JP2751185 B2 JP 2751185B2 JP 63058966 A JP63058966 A JP 63058966A JP 5896688 A JP5896688 A JP 5896688A JP 2751185 B2 JP2751185 B2 JP 2751185B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像濃度を一定にする画像濃度制御装置に関
し、更に詳述すれば、濃度検出センサの汚れ及び感光体
表面の変質や白地部のカブリによる誤差を補正する手段
を備えた画像濃度制御装置に関する。
[従来の技術] 従来複写機等における画像濃度制御装置としては、例
えば感光体の非画像領域に基準パターン画像のトナー像
を形成し、このトナー像の濃度を濃度検出センサで光学
的に検出し、この検出結果に基づきトナー補給量を調節
し、画像濃度を一定に制御しているものがある。
しかしながらこのような画像濃度制御装置では、濃度
検出センサの出力が、該センサの経時的な汚れに伴い相
対的に低下し、実際には低濃度であるにもかかわらず、
検出出力が高濃度となってトナー補給量が不足し、適正
な画像濃度が得られなくなってしまうという不都合があ
った。この点を解決するものとして特開昭59−81665号
公報に開示された発明がある。これは、感光体の地肌部
(イレース部)濃度を検出し、この検出値と地肌部濃度
の初期検出値との比を演算し、この演算値と前記トナー
像の濃度検出値とを乗算し、その結果に基づいてトナー
濃度を制御するものである。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記した発明においては、地肌部(イレース
部)の初期検出値と経時的変化における検出値との比の
値を濃度検出センサの汚れによる影響として画像濃度を
制御している。そのため地肌部に経時的変化により少量
のトナーが付着する等のいわゆる「地肌カブリ」が発生
したり、感光体表面が変質して反射率が低下したりして
いると、それを濃度検出センサの汚れであると誤認し、
画像濃度を正確に検出することができなかった。
本発明は前述した従来技術の問題点を解決するために
なされたものであり、感光体表面に対する現像器あるい
は現像剤の離隔により感光体上にトナーを付着させない
非現像部を形成することで、濃度検出センサの汚れ等の
経時的な変化を補正する濃度補正情報を得て、感光体表
面に発生する地肌カブリや地肌カブリに基づく反射率の
低下などの経時的変化に影響されることのない正確な画
像濃度の検出を可能とし、適正な画像濃度の得られる画
像濃度制御装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は上記課題を解決するもので、感光
体表面に静電潜像を形成し、現像剤により前記静電潜像
の現像を行う画像形成装置に適した画像濃度制御装置で
あつて、前記感光体表面に基準潜像を形成する基準潜像
形成手段と、前記感光体表面に対する現像器あるいは現
像剤の離隔により、前記感光体表面に現像剤を付着させ
ない非現像部を形成する非現像部形成手段と、前記非現
像部の画像濃度を検出し、非現像部画像濃度検出値を出
力する第1濃度検出手段と、前記第1濃度検出手段によ
り得られた非現像部画像濃度検出値と予め設定された非
現像部基準濃度値に基づいて、経時変化に基づく画像濃
度検出手段の出力変動を補正する画像濃度補正情報を出
力する濃度補正情報発生手段と、前記基準潜像を現像し
た基準顕像の画像濃度を検出し、基準画像濃度を出力す
る第2濃度検出手段と、前記濃度補正情報発生手段から
の補正情報に基づいて前記第2濃度検出手段から出力さ
れる基準画像濃度の所定の補正演算を行い、その演算結
果に基づいて画像濃度を制御する画像濃度制御手段とを
備えたことを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明に係る画像濃度制御装置を備えた複写機
をその実施例を示す図面に基づき詳述する。
第1図は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図
であり、複写機のハウジング1の上部には原稿101を載
置する原稿載置台10が設けられている。第2図及び第3
図は基準画像パターンを模式的に示す平面図である。前
記原稿載置台10の前記原稿101と逆側の面の一縁には、
白地部41と黒地部42(第2図参照)とを有しているか、
又は白地部41とハーフトーン部43(第3図参照)とを有
している基準画像パターン4が設けられている。
原稿載置台10の下方には前記原稿101及び基準画像パ
ターン4を照射する光源20が設けられ、該光源20は照射
された光の反射光を通過させるスリット501及び該スリ
ット501からの光を水平に反射する第1ミラー502と共に
移動体5aに取付けられており、前記移動体5aは図示しな
い駆動手段により前記原稿載置台10に対して平行に移動
可能となっている。また前記第1ミラー502に対向して
第1ミラー502からの光を垂直に反射する第2ミラー503
及び第2ミラー503からの光を水平に反射する第3ミラ
ー504が水平方向に移動自在に取付けられている。第3
ミラー504の水平方向に適宜離隔した位置には、画像を
後述する感光体31に結像するレンズ505が設けられてお
り、その第3ミラー504と反対方向には、レンズ505から
の光を感光体31に反射すべく第4ミラー506が配設され
ている。
このように前述した光源20、スリット501、第1ミラ
ー502、第2ミラー503、第3ミラー504、レンズ505、第
4ミラー506によって露光手段2が構成されている。
露光手段2の下方には、表面に有機光導電性材料を塗
布したり、あるいはセレン等の光導電性材料を蒸着した
りした感光体31が、図示しない駆動手段により回転可能
に前記ハウジング1に設けられている。
また感光体31の周囲には、感光体31表面を所定の電荷
(本実施例では負の電極に対して光減衰特性をもつ有機
感光体を用いているので負電位)に帯電する手段である
帯電チャージャ302、帯電された感光体表面の電荷を消
去するイレーサランプ301、複写紙に残った現像剤であ
る正電位に帯電したトナーを除去するクリーニングブレ
ード309、感光体31の画像濃度を検出する濃度センサ
6、複写紙102に感光体31表面に吸着したトナーTを転
写する転写チャージャ306、感光体31と複写機102とを分
離する分離チャージャ307がそれぞれ配設されている。
第4図及び第5図は、基準画像及び後述する非現像部
の感光体上での位置を示す部分斜視図である。
濃度センサ6は、感光体31の表面に光を照射する発光
素子61と、その光の感光体31からの反射光を検出しその
反射光量に見合う電圧を出力する受光素子62とからな
る。そして所定のタイミングにて前記受光体62からの反
射光量を検出することにより、後述する非現像部310、
基準画像パターン4を前記感光体31表面に露光し現像し
た基準画像4aの黒字部画像42a又はハーフトーン部画像4
3a及び白地部画像41aの画像濃度を示す出力電圧を各別
に検出するよう構成されている。
一方2成分の現像剤の1つであるトナーTを貯蔵する
とトナーボトル921がその開口部921aを斜め下方に向け
てトナー補給部92Aに取り付けられ、前記開口部921a近
傍には開口面積を制御するトナー補給モータMが取付け
られている。また前記開口部921aの下方には、前記トナ
ーTを搬送するスクリュコンベヤ923が設けられてお
り、その下方には、2成分の現像剤の一方の成分である
負電位に帯電したキャリアとトナーTとを混合及び撹拌
するバケットローラ924が設けられている。
以上のトナーボトル921、トナー補給モータM、スク
リュコンベヤ923、バケットローラ924によりトナー補給
部92Aが構成される。
前記バケットローラ924の側方には前記感光体31に相
隣して磁気ローラ316を内蔵したスリーブローラ317が取
付けられている。スリーブローラ317は、内蔵の磁気ロ
ーラ316によりトナーTの付着したキャリアを前記感光
体31方向へ搬送し、感光体の未露光部へトナーTを吸着
させ現像するものであり、その周囲にはスリーブローラ
317に付着した現像剤付着量を一定量に規制するための
ドクターブレード320、スリーブローラ317から感光体31
に吸引されるトナーTの飛散を防止するための飛散防止
ブレード321が配設されている。
また前記スリーブローラ317には、切換スイッチ318を
介して可変バイアス電源319と固定バイアス電源332とが
切換可能に接続されており、切換スイッチ318を固定バ
イアス電源322側に切替えることにより、前記感光体31
にトナーTを全く付着させない非現像部310を形成す
る。またこの非現像部形成手段93Aである固定バイアス
電源322の負電位は前記感光体31の非帯電部(零電位も
しくは残留電位レベル)白地部でのキャリア付着がない
程度に強くしてある。
以上のトナー補給部92A、スリーブローラ317、マグネ
ットローラ316、ドクターブレード320、飛散防止ブレー
ド321により現像手段92が構成される。
一方、濃度センサ6の出力線は図示しないA/D変換器
を介して第1濃度検出手段である非現像部濃度検出部71
と第2濃度検出手段である黒地部又はハーフトーン部濃
度検出部73及び白地部濃度検出部72とに接続されてい
る。前記非現像部濃度検出部71、黒地部又はハーフトー
ン部濃度検出部73、白地部濃度検出部72は濃度センサ6
の出力電圧のA/D変換値を所定のタイミングにて抽出し
記憶しており、それを所定のタイミングで出力する。ま
た非現像部濃度検出部71は第1アンプ83の一端に接続さ
れ、その他端には非現像部の初期状態の基準濃度を記憶
した非現像部基準値記憶部81からの出力線が接続されて
いる。また前記非現像部基準値記憶部81の出力線は第4
アンプ86の一端にも接続されている。
前記第1アンプ83は、非現像部310の経時的な非現像
部出力電圧Aと非現像部基準値A′との比の値であるセ
ンサ補正値A″(=A/A′)を出力する出力発生手段で
ある。また白地部濃度検出部72の出力線は第2アンプ84
に接続され該第2アンプ84は第1アンプ83の出力値であ
るセンサ補正値A″を白地部濃度検出部72の出力である
白地部出力電圧Bに乗じた白地部補正値B′(=A″×
B)を出力する。補正手段である第2アンプ84の出力線
は第4アンプ86の他端に接続される。第4アンプ86は前
記非現像部基準値A′と白地部補正値B′との差である
白地部制御値8A(=A′−B′)を出力する。
黒地部又はハーフトーン部濃度検出部73の出力線は第
3アンプ85に接続され、第3アンプ85の出力線は第5ア
ンプ87の一端に接続される。第5アンプ87の他端には黒
地部基準値C′を出力する黒地部基準値記憶部82からの
出力線が接続されている。
前記第4アンプ86の出力線は現像バイアス可変回路93
と第3アンプ85とに接続され、第5アンプ87の出力はト
ナー補給回路91に接続される。
補正手段である第3アンプ85は後述する演算を行い、
その出力値である黒字部補正値C1と黒地部基準値C′と
の差である黒字部制御値8B(=C1−C′)を第5アンプ
87から出力する。
そして第4アンプ86、第5アンプ87、現像バイアス可
変回路93、トナー補給回路91にて濃度制御手段が構成さ
れる。そして現像バイアス可変回路93からの出力線は可
変バイアス電源319に接続され白地部濃度を制御する。
またトナー補給回路91の出力線はトナー補給モータMに
接続されている。
以上の如く構成された第1実施例の画像濃度制御装置
の動作を以下説明する。
複写工程に先立ち、工場出荷時またはサービスマンに
よる濃度センサ6の清掃後等の濃度センサ6が汚染され
ていない状態において、感光体31表面に非現像部310を
形成し、濃度センサ6にて受光したそれの反射光量をA/
D変換した非現像部基準値A′を非現像部基準値記憶部8
1に記憶させる。次に、基準画像パターン4を感光体31
表面に露光してトナーで現像し、その黒地部42a又はハ
ーフトーン部43aを濃度センサ6で受光し、検出された
反射光量をA/D変換した黒地部基準値C′を前記黒地部
基準値記憶部82に記憶する。
非現像部基準値A′を記憶させるには、濃度センサ6
の発光素子61及び受光素子62の汚染の有無を確認し、も
し汚染されている場合には、清掃により清浄状態とな
し、次に感光体31に対してトナーTを付着させないよう
に、イレーサランプ301を点灯すると共に切替スイッチ3
18を固定バイアス電源32側に切替え、スリーブローラ31
7に所定の負電位を印加する。この状態で感光体31を回
転させると、その表面には静電潜像が形成されずかつト
ナーTがスリーブローラ317に付着し、感光体31に付着
しない。これにより非現像部310が感光体31表面に形成
される。この非現像部310を濃度センサ6にてその反射
光量を読み取り、A/D変換して非現像部基準値記憶部81
に記憶する。
第6図は第1実施例の複写工程のタイミングチャート
であり、2枚のコピーをとる場合を示している。前述し
た非現像部基準値A′と黒地部基準値C′とを記憶させ
ることにより事前設定を終了させると、作業者は原稿10
1を原稿載置台10におき、図示しない複写スイッチを入
れる、複写スイッチが入ると、感光体31を駆動する図示
しないモータが回転し、切替スイッチ318が固定バイア
ス電源322側に切変わり、イレーサランプ301が点灯す
る。これにより感光体31の一部に非現像部310が形成さ
れる。非現像部310が濃度センサ6に面するタイミング
にて、濃度センサ6の出力電圧のA/D変換値を非現像部
濃度検出部71に非現像部出力電圧Aとして取込む。所定
時間経過後メインチャージャ302、光源20とをオンし、
原稿101を走査し、1枚目のコピーを開始する。その
後、すぐに切替スイッチ318を可変バイアス側に切り換
え、転写チャージャ316、分離チャージャ317をオンす
る。これによりトナーボトル921からスクリュコンベヤ9
23、バケットローラ924を経由してスリーブローラ317に
搬送されたトナーTが感光体31表面の未露光部に付着
し、基準画像4a及び原稿画像を形成する。このときに濃
度センサ6に基準画像4aの白地部41a及び黒地部42a又は
ハーフトーン部43aが夫々面するタイミングにて、濃度
センサ6の出力のA/D変換値を白地部濃度検出部72及び
黒地部又はハーフトン部濃度検出部73に白地部出力電圧
B及び黒地部出力電圧Cとして取り込む。白地部出力電
圧Bが取込まれると直ちに必要に応じて現像バイアス可
変回路93にて現像バイアスを制御する。また黒地部出力
電圧Cが読込まれると直ちに、必要に応じてトナー補給
回路91によりトナー補給モータMを制御する。そして1
枚目のコピーが終了すると光源2がオフし、2枚目に対
する走査を行うために光源2が再度オンし、走査を開始
する。そして1枚目と同様に白地部濃度Bと黒地部濃度
Cとを取り込む。そして2枚目のコピーが終了すると所
定のタイミングで各装置がオフする。
次に濃度補正について詳述する。第7図及び第8図は
濃度センサ6の出力電圧と検出光量と画像濃度との関係
を示したグラフであり、縦軸に検出光量を、また横軸右
側は画像濃度を、また横軸左側は出力電圧を夫々示して
おり、第7図及び第8図における曲線bは、濃度センサ
6が汚れている場合の画像濃度と検出光量との関係を示
している。また第7図および第8図における曲線aは濃
度センサ6が汚れていない場合を示している。
前述したタイミングにて各出力電圧A、B、Cが取込
まれると、所定のタイミングにてD/A変換される。D/A変
換された非現像部出力電圧Aは第1アンプ83の一方に入
力され、その他方には非現像部基準値A′のD/A変換値
が入力される。第1アンプ83は前述した如く非現像部基
準値A′を非現像部出力電圧Aにて除した値であるセン
サ補正値A″(=A′/A)を出力し、これにより濃度セ
ンサ6の汚れを正確に補正する。D/A変換された白地部
出力電圧Bは第2アンプ84に入力され、前記センサ補正
値A″を白地部出力電圧Bに乗じてセンサ汚れを補正し
た白地部補正出力値B′(=A″×B)が出力される。
白地部補正出力値B′は第4アンプ86の一端に入力さ
れ、その他端には非現像部基準値A′が入力され、非現
像部基準値A′と白地部補正値B′との差である白地部
制御値8Aが出力される。第7図におけるは、実際の白
地部濃度がであってセンサ6の汚れを補正しない場合
に検出される白地部濃度である。また、同図における
は、実際の黒地部濃度がで、地肌カブリが無いときの
センサ汚れの補正をしない黒地部検出値である。
D/A変換された黒地部出力電圧Cは第3アンプ85に入
力され、前記センサ補正値A″と白地部制御値8Aとによ
り下記(1)式の演算が行なわれ補正され、黒地部補正
値C1が出力される。
C1=C×A″−K×(8A−l) …(1) 但し K:白地部制御値8Aに応じて現像バイアスを変化
させたときの黒地部濃度変化量の傾き l:地肌カブリがない状態(初期状態)の白地部
制御値8Aの値 なお第7図では、白地部濃度は初期値と同じであっ
て8A=lとなるので下記(2)式となる。
C1=C×A″ …(2) 第8図において、は、センサ汚れ補正後の白地部濃
度検出値、は黒地部濃度がのときの現像バイアス補
正(地肌カブリに対する補正)後の黒地部の推定濃度で
あり、は現像バイアスの補正による画像濃度の変化を
示している。現像剤のトナー濃度制御は、第8図におい
ては、と黒地部基準濃度(実際にはそれぞれに対応
する電圧値であるC1とC′)との比較により行われる。
第8図のように黒地部濃度は現像バイアスを変更す
ると増減するので、センサ汚染による補正の他に白地部
制御値8Aのフィードバック信号として用い、現像バイア
ス変更後の黒地部濃度を推定する。
前述のように補正し出力された白地部制御値8A及び黒
地部制御値8Bは現像バイアス可変回路93及びトナー補給
回路91に入力され、現像バイアス可変回路93においては
白地部制御値8Aがその初期値lに近づくように現像バイ
アスを変化させ、トナー補給回路91においては黒地部制
御値8Bが零に近づくようにトナー補給量を調整する。即
ちトナー補給量に見合う定量補給時にトナー補給量を増
加する信号がトナー補給回路91よりトナー補給モータM
に出力されると、一定時間前記トナーボトル921の開口
部921aが開かれ、トナーTが増量補給される。
第9図はこの発明の第2の実施例の構成の一部を示す
模式的側面図である。第2の実施例においては非現像部
形成手段93Aは、スリーブローラ317を感光体31か離隔さ
せることにより感光体上に非現像部を形成する。この実
施例ではスリーブローラ317の両端に楕円カム942を設
け、その内側にスリーブローラ317と感光体31との距離
を規制するコロ941が設けられ、また前記楕円カム942の
1側には電磁クラッチ等のアクチュエータの可動部943
が取付けられ、その固定部はハウジング1に固定され
る。
そして、可動部943の伸縮により前記楕円カム942がス
リーブローラ317の中心軸回りに旋回可能となってい
る。またスリーブローラ317を備えた現像手段92が全体
で水平方向に移動自在となっており、そのガイドレール
947がハウジング1に取付けられている。さらに現像手
段92全体を感光体31に接近させるために、ハウジング1
にはスプリング946が取付けられている。
このように構成された第2実施例の非現像部形成手段
93Aにおいて、その動作は以下の通りである。通常スリ
ーブローラ317と感光体31とは前記コロ941が感光体31に
当接することにより、その距離を規制されており、スリ
ーブローラ317にて搬送されたトナーTが感光体31の未
露光部に吸着され画像を形成する。感光体31表面に非現
像部310を形成するため、電磁クラッチがオンされると
可動部943が延伸し、前記楕円カム942が回動し、楕円カ
ム942の頂部942aが感光体31に当接し、現像手段92全体
が白抜矢符方向にガイドレール947をガイドとして移動
し、感光体31とスリーブローラ317とが離隔し、トナー
Tが感光体31に接触しなくなる。
第10図は第3の実施例を示す模式的側面図であり、こ
の実施例はスリーブローラ317上に形成された現像剤の
穂961aを感光体31に当接しない位置に形成することによ
り、非現像部を形成するものであり、磁気ローラ316の
中心軸945にレバー947を取付け、そのレバー947の一端
に電磁クラッチ等のアクチュエータの可動部944を回転
自在に取付けてある。そして可動部944の伸縮によりレ
バー947を介して磁気ローラ316が回動し、スリーブロー
ラ317上に主極に対応する位置に形成された現像剤の穂9
61aを回動し、前記穂961aが感光体31と当接しないよう
にする。このようにして感光体31に当接しない位置に現
像剤の穂961aを形成し、感光体31にトナーTを付着させ
ないようにする。
第11図は第4の実施例の構成を示すブロック図であ
り、この実施例では白地部濃度の制御を現像バイアス電
源の制御ではなく、光源20の露光光量を可変にすること
により行なっている。従って第4アンプ86の出力線は露
光光量可変回路94に接続され、その出力線は光源20に接
続される。そして白地部制御値8Aが増加すると、露光光
量を大きくし、白地部制御値8Aがその初期値lに近づく
ように制御する。
第12図は第5の実施例の構成を示すブロック図であ
り、この実施例においては白地部基準値記憶部81′を設
け、白地部基準値B1を記憶する。また黒地部出力電圧C
を補正せず、黒支部基準値C′を補正する。
また非現像部濃度検出部71の出力線は第1アンプ83の
一端に接続され、その他端には非現像部基準値記憶部81
の出力線が接続される。第1アンプ83の出力線は第2ア
ンプと第6アンプ85′とに接続される。また、白地部濃
度検出部72の出力線は第2アンプに接続され、その出力
線は第4アンプの一端に接続される。その他端には白地
部基準値記憶部81′の出力線が接続される。黒地部又は
ハーフトーン部濃度検出部73の出力線は第5アンプ87の
一端に接続され、その他端には黒地部基準値記憶部82の
出力線が第6アンプ85′を介して接続されている。そし
て第4アンプ86の出力線から第6アンプ85′と現像バイ
アス可変回路93とに接続され、第5アンプ87の出力線は
トナー補給回路91に接続される。
このように構成された第5の実施例の画像濃度制御装
置において、以下にその動作を説明する。
非現像部濃度検出部71から出力された非現像部出力電
圧Aは第1実施例と同様に第1アンプにて演算され、セ
ンサ補正値A″(=A′/A)を第1アンプ83より出力す
る。白地部濃度検出部72から出力された白地部出力電圧
Bは第2アンプで第1実施例と同様に補正され白地部補
正値B′(=B×A″)が出力され、第4アンプ86で白
地部基準値B1と比較し、その差である白地部制御値8A
(=B′−B1)を出力する。なお、前記白地部基準値B1
は第1実施例の黒地部基準値C′と同様に濃度センサ6
が未汚染の状態での感光体31の白地部41の出力電圧を記
憶したものである。
黒地部又はハーフトーン部濃度検出部73より出力され
た黒地部出力電圧Cは第5アンプ87の一端に入力され
る。また黒地部基準値記憶部から出力された黒地部基準
値C′は第6アンプ85′に入力され、下記式(3)及び
(4)の演算により補正され、黒地部補正基準値C′
となり、第5アンプ87の他端に入力される。
8A−l≧0のとき C′=C′×1/A″+K×(8A−l) …(3) 8A−l<0のとき C′=C′×1/A″ …(4) そして第5アンプにて黒地部出力電圧Cと黒地部補正
基準値C′とが比較され、その差である黒地部制御値
8Bを出力する。
なお、以上の実施例において、基準潜像の形成に基準
画像パターン4を用いたが、シャッター等によって光路
をさえぎり黒地部バターンを得ることも可能である。
又、本発明は電子写真式プリンター等のいわゆるネガ−
ポジ現像の場合においても使用できるのは言うまでもな
い。
[発明の効果] 以上、詳細に説明したとおり、この発明の画像濃度制
御装置は、感光体表面に非現像部を形成するとき、感光
体表面から現像器あるいは現像剤の離隔により感光体上
にトナーを付着させない非現像部を形成することで、濃
度検出センサの汚れ等の経時的な変化を補正する濃度補
正情報を得て、感光体表面に発生する地肌カブリや地肌
カブリに基づく反射率の低下などの経時的変化に影響さ
れることのない正確な画像濃度の検出を可能とするもの
であるから、常に安定して正確な画像濃度を検出し、適
正な画像濃度の得られる画像濃度制御装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図、 第2図及び第3図は基準パターンを示す図、 第4図及び第5図は第2図及び第3図に対応し、感光体
上に形成された基準パターン及び未現像部を示す部分斜
視図、 第6図は第1実施例のタイミングチャートを示す説明
図、 第7図は白地部と黒地部が正常な場合の濃度センサの出
力電圧、反射光量及び画像濃度の関係、第8図は白地部
分が地肌カブリ、黒地部が低濃度の場合の濃度センサの
出力電圧、反射光量及び画像濃度の関係を示すグラフで
ある。 第9図は第2実施例の構成を示す模式的側面図、 第10図は第3実施例の構成を示す模式的側面図、 第11図は第4実施例の構成を示すブロック図、 第12図は第5実施例の構成を示すブロック図である。
フロントページの続き (72)発明者 弓削 静雄 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭59−81665(JP,A) 特開 昭60−49363(JP,A) 実開 昭61−99162(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体表面に静電潜像を形成し、現像剤に
    より前記静電潜像の現像を行う画像形成装置に適した画
    像濃度制御装置であつて、 前記感光体表面に基準潜像を形成する基準潜像形成手段
    と、 前記感光体表面に対する現像器あるいは現像剤の離隔に
    より、前記感光体表面に現像剤を付着させない非現像部
    を形成する非現像部形成手段と、 前記非現像部の画像濃度を検出し、非現像部画像濃度検
    出値を出力する第1濃度検出手段と、 前記第1濃度検出手段により得られた非現像部画像濃度
    検出値と予め設定された非現像部基準濃度値に基づい
    て、経時変化に基づく画像濃度検出手段の出力変動を補
    正する画像濃度補正情報を出力する濃度補正情報発生手
    段と、 前記基準潜像を現像した基準顕像の画像濃度を検出し、
    基準画像濃度を出力する第2濃度検出手段と、 前記濃度補正情報発生手段からの補正情報に基づいて前
    記第2濃度検出手段から出力される基準画像濃度の所定
    の補正演算を行い、その演算結果に基づいて画像濃度を
    制御する画像濃度制御手段と を備えたことを特徴とする画像濃度制御装置。
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