JP2751072B2 - Dohcエンジンのバルブタイミング制御装置 - Google Patents

Dohcエンジンのバルブタイミング制御装置

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
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    • F01L2001/34486Location and number of the means for changing the angular relationship
    • F01L2001/34496Two phasers on different camshafts

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、DOHC(2頭上カム軸式)エンジンにおける
吸・排気弁を開閉するタイミングを制御するためのバル
ブタイミング制御装置に関するものである。
(発明の背景) 高速出力を重視した4サイクルエンジンにおいては、
高速時の出力増大のために、バルブリフトとバルブ開度
の広角化(カム作動角の増大化)を行うことが考えられ
るが、この場合にはアイドリング運転が不安定になる。
特に1気筒に対し複数づつの吸気弁と排気弁とを設け、
例えば4バルブあるいは5バルブとしたエンジンでは、
実質的にバルブオーバーラップが増大したのと等価にな
るため、混合気の吹き抜け、あるいは吸・排気系の干渉
等の影響が大きくなり、アイドリング運転の不安定化が
一層顕著になる。そこでバルブ作動角を大きくしつつバ
ルブオーバーラップを小さくすることが考えられるが、
この場合には吸気弁の開期間全体を遅らせる必要が生
じ、吸気弁の閉じるタイミングが遅くなる。このため低
中速時において、吸気の吹き返しが発生して充填効果が
落ち、低速トルクが低下するという問題が生じる。
そこで吸気弁と排気弁とを独立に別々のカム軸で開閉
する2頭上カム軸式とし、吸気側のカム軸を低中速高負
荷時に進角させるバルブタイミング制御システムが提案
されている。この既提案のものは、吸気側カム軸とタイ
ミングベルトプーリとの間に、これらにスパイラルスプ
ラインによって係合するピストンを介在させ、このピス
トンを油圧によって移動させることによりカム軸の位相
を変化させるものである。すなわち油圧の断・続によっ
てカム軸を2つの位相位置に切換えるものである。
しかしながら実際のエンジンにおいては、アイドリン
グを安定化するのに必要とするバルブオーバーラップ
と、高速でトルク増加を図るのに必要とするバルブオー
バーラップとは常に同じとは限らないことが解った。
(発明の目的) 本発明は以上のような事情に鑑みなされたものであ
り、運転状態に応じた最適なバルブタイミングとバルブ
オーバーラップを得ることを可能にするDOHCエンジンの
バルブタイミング制御装置を提供することを目的とす
る。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、吸気弁と排気弁とを別々
に開閉する複数のカム軸を備えるDOHCエンジンにおい
て、このエンジンの高速回転時の進角位置を基準にし
て、排気側カム軸を高速運転時以外で進角させる一方、
吸気側カム軸を低速高負荷時に進角させることを特徴と
するDOHCエンジンのバルブタイミング制御装置により達
成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図はそのタ
イミングベルト配置図、第3図はタイミング切換機構の
拡大断面図であって第3A図は非励磁時をまた第3B図は励
磁時を示す。第4A、4B図はこのタイミング切換機構のコ
ントロールバルブの動作を示す断面図、第5A〜5B図はそ
れぞれ異なる運転状態に対する各カム軸の進角特性を示
す図、また第6図は両カム軸の進角制御マップ図であ
る。
第2図において符号10はシリンダボデー、12はシリン
ダヘッド、14はヘッドカバーであり、シリンダヘッド12
とヘッドカバー14との合面間に吸気側カム軸16と排気側
カム軸18とが保持されている。吸気側カム軸16には1つ
の気筒に対して3つのカム16aが形成され、排気側カム
軸18には同じく2つのカム18aが形成されている。これ
らカム16a、18aはそれぞれ吸気弁と排気弁とをバルブリ
フタを介して開閉する。すなわち1つの気筒に対して3
つの吸気弁と2つの排気弁とを有する5弁式の直動式2
頭上カム軸式エンジンとなっている。第1図で20はシリ
ンダボアを、また22は点火栓位置を示している。
カム軸16、18の左端にはそれぞれタイミング切換機構
24、26が装着されている。これらの機構24、26は全く同
じ構造なのでその一方のみを説明する。
第3A、B図において28はカム軸16の軸受であり、この
軸受28には図示しない潤滑油メインギャラリから所定圧
のエンジン潤滑油が導かれ、この潤滑油はさらにカム軸
16に形成した環状油路30および半径方向の油路32によっ
てカム軸16の中心線上のボルト孔34に導かれる。36は内
カム体、38は外カム体である。内カム体36はボルト40に
よってカム軸16の端に固定されている。すなわちこのボ
ルト40は内カム体36を貫通してボルト34に螺入されてい
る。42は内カム体36とカム軸16との位置づれを防ぐため
のノックピンである。外カム体38は円筒状に作られ、そ
の一端は内カム体36のフランジ部分に僅かに回動可能に
保持され、その他端と内カム体36の外周縁との間にはリ
ング状のシールブロック44が油密に装着されている。こ
のシールブロック44にはカバー46が固定されて、このカ
バー46と内カム体36との間に油室48が形成される。なお
前記ボルト40には油孔40aが形成され、前記油路30、32
から所定圧の潤滑油が導かれている。
内・外カム体36、38の間には円筒状のピストン50が装
填され、このピストン50と両カム体36、38とはスパイラ
ルスプラインによって互いに噛み合っている。またこの
ピストン50はリターンばね52によってシールブローク44
側への復帰習性が付与される一方、このピストン50とシ
ールブロック44との間には小孔54を介して油室48内の油
圧が導かれている。
この油室48内の油圧は、カバー46に設けたコントロー
ルバルブ56および電磁ソレノイド58により制御される。
このバルブ56は第4A、4B図に示すように、ケース60とス
ライダ62と、復帰ばね64とを備える。ケース60とスライ
ダ62にはそれぞれ油孔60a、62aが設けられ、これらの油
孔60a、62aはスライダ62の復帰位置では連通して第4A図
に矢印で示すように油室48内の油を切換機構24の外へ導
く。このため油室48内の油圧が下がる。電磁ソレノイド
58のプランジャ58aはスライダ62に対向し、このソレノ
イド58の励磁によりプランジャ58aは突出してスライダ6
2を押圧する。この状態では第4B図に示すようにスライ
ダ62がケース60の油孔60aを閉じる。このため油室48内
の油圧は上昇し、この上昇した油圧は小孔54を介してピ
ストン50を第3図で右方向へ押す。ピストン50はスパイ
ラルスプラインによって内・外カム体36、38に噛み合っ
ているから、このピストン50の移動によって内・外カム
体36、38は相対的に回転する。
以上のように構成されたタイミング切換機構24、26、
の外カム体38、38Aにはプーリ歯66、66Aが形成され(第
2図)、両プーリ歯66、66Aにはタイミングベルト68が
巻掛けられている。すなわちクランク軸70の回転は、ベ
ルト72、第1中間軸74、ベルト76、第2中間軸78、ベル
ト68を介して各プーリ歯66、66Aに伝えられる。このよ
うに外カム体38、38Aはタイミングベルト68が巻掛けら
れるタイミングプーリとなっている。
第1、2図において80は回転角センサであり、一方の
切換機構26の外カム体38Aに設けた突起82の通過を電気
的あるいは磁気的に検出し、点火栓の着火タイミングを
検出するものである。
タイミング切換機構24、26の電磁ソレノイド58、58A
は、両カム軸16、18の位相が第5、6図に示す特性にな
るように、マイクロコンピュータ等の制御回路82により
オン・オフ制御される。すなわち吸気側の切換機構24
は、ソレノイド58の非励磁時にはTDC(上死点)から角
度(ハ)遅れた位相で吸気弁リフトが最大となり(第5
A、C、D図参照)、また励磁時にはTDCから角度(ニ)
遅れた位相(ただし(ハ)>(ニ))で吸気弁リフトが
最大となるように設定されている(第5B図)。また排気
側の切換機構26は、ソレノイド58Aの非励磁時に上死点
から角度(イ)進んだ位相で排気弁リフトが最大となり
(第5A、B、C図参照)、励磁時に上死点から角度
(ロ)進んだ位相でリフトが最大になる(第5D図)。こ
こに角度イ、ロ、ハ、ニは次の関係を持って設定され
る。
(イ−ロ)>(ニ−ハ) ……(1) 制御回路82はメモリ84に記憶された動作プログラムに
従って動作を行う。このメモリ84には第6図に示す制御
特性をメモリされている。すなわち制御回路82にはエン
ジン回転速度Nや、スロットル弁開度などから検出した
負荷L、さらには回転角センサ80等の信号が入力され、
高速時においては排気側の切換機構のソレノイド58Aの
みを励磁してカム軸18をTDCを基準にして角度(イ)か
ら(ロ)に遅角させる。この時のバルブオーバーラップ
は、吸・排気側を共に非励磁とするアイドリング時(第
5A図)や中速時(5C図)におけるバルブオーバーラップ
Aに対して、Cに増大する。また低速高負荷時において
は吸気側のソレノイド58のみを励磁して、カム軸16を角
度(ハ)から(ニ)に進角させる(第5B図)。この時の
バルブオーバーラップBは前記(1)の関係により、 A<B<C となる。
以上のように両カム軸16、18を進角あるいは遅角させ
るので、吸・排気弁のカム作動角を大きく設定したカム
軸を用いて高速時の出力増大を図る一方(第5D図)、ア
イドリングや中速時(第5A、C図)におけるバルブオー
バーラップをCからAに減らして運転を安定化させるこ
とができる。また低速高負荷時においては(第5B図)吸
気側カム軸を進角させることにより吸気の吹き返しを防
ぎ、充填効率トルク増大と燃費の向上とが図れる。な
お、この時には排気側カム軸は進角しているのでバルブ
オーバーラップも減少し吸気の吹き抜けが減少して燃費
の向上が可能である。
(発明の効果) 本発明は以上のように、高速時の進角位置を基準にす
れば、高速時以外では排気側カム軸を進角させ、吸気側
カム軸を低速高負荷時には進角させるものであるから、
高速時の出力増大を図りつつアイドリング運転の安定化
と低速高負荷時のトルク増大が図れ、それぞれの運転状
態に応じた最適なバルブタイミングとオーバーラップと
を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図はそのタイ
ミングベルト配置図、第3A、B図はタイミング切換機構
の異なる動作状態を示す拡大断面図、第4A、B図はコン
トロールバルブの動作説明図、第5A〜D図は各カム軸の
進角特性図、第6図は両カム軸の進角制御マップ図であ
る。 16……排気側カム軸、 18……吸気側カム軸、 24、26……タイミング切換機構、 82……制御回路、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気弁と排気弁とを別々に開閉する複数の
    カム軸を備えるDOHCエンジンにおいて、 このエンジンの高速回転時の進角位置を基準にして、排
    気側カム軸を高速運転時以外で進角させる一方、吸気側
    カム軸を低速高負荷時に進角させることを特徴とするDO
    HCエンジンのバルブタイミング制御装置。
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