JP2751039B2 - 急勾配搬送装置の移動式分岐器 - Google Patents

急勾配搬送装置の移動式分岐器

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JP2751039B2
JP2751039B2 JP9913996A JP9913996A JP2751039B2 JP 2751039 B2 JP2751039 B2 JP 2751039B2 JP 9913996 A JP9913996 A JP 9913996A JP 9913996 A JP9913996 A JP 9913996A JP 2751039 B2 JP2751039 B2 JP 2751039B2
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哲郎 新谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル坑内にお
ける2条の走行レール間の中央域に駆動用レールを配置
した軌条設備において、運搬車両の退避,行き違いや、
トロの入れ換えに用いる急勾配搬送装置の移動式分岐器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本発明の出願人らにより、搬送車
の幅方向に所定の間隔をおいて2条の走行レールを敷設
し、この走行レール間の中央域にI型鋼製等の駆動用レ
ールを敷設し、前記走行レール上には搬送車の走行車輪
を載置し、前記駆動用レールの側面には搬送車の駆動装
置に連結された駆動タイヤを押し当て、急勾配の区域で
あっても、運搬車両やトロ等のいわゆる搬送車を走行可
能に構成した急勾配搬送装置が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の急
勾配搬送装置は適切な分岐器を備えておらず、搬送車の
効率的な運用を行う事ができなかった。
【0004】すなわち、駆動タイヤがトングレール,リ
ードレールやクロッシングに衝突し、進むことができな
くなる。したがって、トングレール,リードレールやク
ロッシングを使用できず、これらに代わるトラバーサ・
回転テーブル等の設置は、トンネル内のスペースの制限
より不可能であった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、搬送車がポイント部をス
ムーズに通過可能な急勾配搬送装置の移動式分岐器を提
供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、走行レールと
これに載置された走行車輪の接触面よりも駆動タイヤの
最下面が高い型式の搬送車において、搬送車がポイント
部を通過する際の衝撃を緩和し得る急勾配搬送装置の移
動式分岐器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では搬送車30の幅方向に所定の間隔をおい
て敷設された2条の走行レール7,7′と、これの中央
域に敷設された駆動用レール8とを備えた一つの主レー
ル3と、複数の分岐・収斂レール4,5,…とを所定の
間隔をおいて設置し、前記主レール3と分岐・収斂レー
ル4,5,…間に、主レール3と同じく2条の走行レー
ル13,13′と、これの中央域に敷設された駆動用レ
ール14とを備えた移動レール9を、主レール3の端部
側を回転中心として回動自在に設置し、この移動レール
9を移動操作手段17に連結し、前記移動レール9の端
部と分岐・収斂レール4,5,…の端部間の近傍に、前
記移動レール9の走行レールの端部と分岐・収斂レール
4,5,…の走行レールの端部間の隙間に対して、進退
自在にスライド式レール23,23′,…を設置し、こ
のスライド式レール23,23′,…を進退操作手段2
4,24′に連結している。
【0008】また、前記目的を達成するため、本発明で
は前記主レール3における移動レール9側の端部に、Y
型ポイント28,28′を設け、前記主レール3の駆動
用レール8と、移動レール9の駆動用レール14とを可
撓性材料で形成された継なぎ部材29により連接してい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0010】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は正面図、図2は軌条設備の平面図、図3は
同軌条設備の側面図、図4は移動レールと分岐・収斂レ
ール間の隙間に介在させるスライド式レールとその進退
操作手段を示す拡大平面図である。
【0011】これらの図に示す第1実施例の急勾配搬送
装置1は、軌条設備2と、スライド式レール23,2
3′およびその進退操作手段24,24′と、搬送車3
0とを配備している。
【0012】前記軌条設備2は、図2および図3に示す
ように、一つの主レール3と、この実施例では2本の分
岐・収斂レール4,5と、移動式分岐器とを備えてい
る。
【0013】前記主レール3と分岐・収斂レール4,5
とは、図1〜図3に示すように、枕木6上に固定された
2条の走行レール7,7′と、駆動用レール8とを備え
て構成されている。
【0014】前記走行レール7,7′は、図1から分か
るように、搬送車30の幅方向に所定の間隔をおいて敷
設されている。
【0015】前記駆動用レール8は、I型鋼で形成さ
れ、かつ前記走行レール7,7′間の中央域に敷設され
ている。
【0016】そして、前記分岐・収斂レール4,5は主
レール3に対して、所定の間隔をおいて敷設されかつ主
レール3に分岐,収斂するように配置されている。
【0017】前記移動式分岐器は、図2および図3に示
すように、移動レール9と、その移動操作手段17とを
備えて構成されている。
【0018】前記移動レール9は、ベース板10と、複
数本の枕木11と、2条の走行レール13,13′と、
駆動用レール14とを備えている。
【0019】前記枕木11は、移動レール9の長さ方向
に所定の間隔をおいて複数本(図示の実施例では4本)
設置されていて、それぞれベース板10上に摺動可能に
載置されている。また、枕木11にはそれぞれ長さ方向
の両端部側に長穴12が設けられている。
【0020】前記走行レール13,13′は、前記主レ
ール3および分岐・収斂レール4,5の走行レール7,
7′と同じ間隔をおいて配置されている。また、この走
行レール13,13′は前記枕木11に設けられた長穴
12に差し込まれたピン15により支持されている。
【0021】前記駆動用レール14は、前記主レール3
および分岐・収斂レール4,5の駆動用レール8と同
様、2条の走行レール13,13′の中央域に配置さ
れ、枕木11にピン16により支持されている。
【0022】そして、前記移動レール9の走行レール1
3,13′と駆動用レール14とは、主レール3と分岐
・収斂レール4,5間に設けられた空間内に設置され、
しかも主レール3側に設けられた点o,p,qを回転中
心として、図2に実線で示すように、主レール3と分岐
・収斂レール4とを結ぶ位置と、同図2に破線で示すよ
うに、主レール3と分岐・収斂レール5とを結ぶ位置と
に回動自在に敷設されている。
【0023】なお、この実施例では移動レール9の枕木
11に対して、走行レール13,13′と駆動用レール
14とを、駆動用レール14を支持しているピン16を
支点lとして回動自在に支持し、走行レール13,1
3′を枕木11に設けられた長穴12に差し込まれたピ
ン15である点m,nが相対的に移動するように支持し
ているが、これとは反対に、走行レール13,13′に
支点を設定し、枕木11の長さ方向の中央部に長穴を設
け、駆動用レール14を長穴に差し込んだピン16によ
り支持し、枕木11に対して駆動用レール14を支持し
ている点lであるピン16が相対的に移動するようにし
てもよい。
【0024】前記移動レール9の移動操作手段17は、
図2に示すように、流体圧ジャッキ18と、これに嵌挿
されたピストンロッド19と、主レール3側寄りの枕木
11に取り付けられた操作ロッド22と、前記ピストン
ロッド19と操作ロッド22とに連接されかつ支点21
を有するレバー20とを備えて構成されている。しかし
て、この移動操作手段17では、図2に示す状態から、
流体圧ジャッキ18によりピストンロッド19を矢印j
方向に縮小させると、レバー20により操作ロッド22
が矢印k方向に押し込まれ、枕木11と走行レール1
3,13′と駆動用レール14とを図2に実戦で示す位
置から破線で示す位置へ移動させ得るようになってい
る。
【0025】前記スライド式レール23,23′は、移
動レール9の走行レール13と分岐・収斂レール4,5
の内側の走行レール間の近傍に設置されている。そし
て、このスライド式レール23,23′は移動レール9
と分岐・収斂レール4,5の内側の走行レール間の隙間
に対して、進退自在に設けられている。
【0026】前記スライド式レール23,23′の進退
操作手段24,24′は、それぞれ流体圧ジャッキ25
と、これに嵌挿されたピストンロッド26とを有して構
成されている。前記ピストンロッド26は、ピン27を
介して当該スライド式レール23,23′に結合されて
いる。そして、移動レール9を分岐・収斂レール4に対
応する位置にセットした状態では、一方の進退操作手段
24によりスライド式レール23を進出させ、分岐・収
斂レール4の走行レール7′と移動レール9の走行レー
ル13′間の隙間にスライド式レール23を介在させ、
これにより両走行レール7,13′を継なぎ、移動レー
ル9を分岐・収斂レール5に対応する位置にセットした
状態では、他方の進退操作手段24′によりスライド式
レール23′を進出させ、分岐・収斂レール5の走行レ
ール7と移動レール13間の隙間にスライド式レール2
3を介在させて両走行レール7,13を継なぎ、それ以
外ではスライド式レール23,23′を後退させ、待避
させるようにしている。
【0027】前記搬送車30は、図1に示すように、本
体31と、車軸32の両端部に取り付けられかつ走行レ
ール上に載置された走行車輪33,33′と、本体31
に搭載された駆動装置35,35′と、当該駆動装置3
5,35′に連結されかつ駆動用レールの側面に押し当
てられた駆動タイヤ36,36′とを備えている。ま
た、この第1実施例における搬送車30は、走行レール
と走行車輪33,33′の接触面に対して、駆動タイヤ
36,36′の最下面37,37′がa寸法、低い型式
のものである。しかして、この搬送車30は駆動用レー
ルの側面に駆動タイヤ36,36′を押し当て、かつ駆
動装置35,35′により駆動タイヤ36,36′を回
転させ、駆動用レールと駆動タイヤ36,36′との摩
擦的接触を通じて駆動力を発生させ、走行レールに沿っ
て走行車輪33,33′を走行させ、急勾配の坂路であ
っても搬送車30を走行させ得るように構成されてい
る。
【0028】ところで、前述のごとく、走行レールと走
行車輪33,33′の接触面34,34′よりも、駆動
タイヤ36,36′の最下面37,37′が低い型式の
搬送車30の場合、駆動タイヤ36,36′がトングレ
ール,リードレールやクロッシングに衝突し、進むこと
ができなくなる。
【0029】そこで、この第1実施例では主レール3に
対して、所定の間隔をおいて分岐・収斂レール4,5を
設置し、主レール3と分岐・収斂レール4,5間の空間
部に、移動式分岐器の移動レール9を設置している。そ
して、この移動レール9を主レール3の端部側を回転中
心として回動自在に構成するとともに、移動操作手段1
7に連結している。
【0030】しかして、前記移動レール9を回動させ、
分岐・収斂レール4または5に対応する位置にセットす
ると、移動レール9と分岐・収斂レール4または5の内
側の走行レール間に隙間が生じる。そこで、この第1実
施例では移動レール9の端部と当該分岐・収斂レール
4,5の端部間の近傍にスライド式レール23,23′
を設置している。また、前記スライド式レール23,2
3′を当該進退操作手段24,24′に連結している。
【0031】これらの部材の作用を、さらに詳しく説明
する。
【0032】まず、移動レール9を分岐・収斂レール5
の位置から一方の分岐・収斂レール4に対応する位置に
セットする場合は、スライド式レール23,23′の進
退操作手段24,24′により、両方のスライド式レー
ル23,23′を移動レール9の回動軌跡上から後退さ
せ、待避させる。
【0033】ついで、移動レール9の移動操作手段17
の流体圧ジャッキ18によりピストンロッド19を図2
の矢印jと反対に伸長させる。ピストンロッド19を伸
長させると、レバー20が図2において時計方向にレバ
ー運動し、操作ロッド22が図2の矢印kの反対方向に
けん引される。これにより、移動レール9における主レ
ール3側の枕木11がけん引され、移動レール9の全体
が主レール3側に設定された点o,p,qを回転中心と
して、ベース板10上を図2において反時計方向に回動
し、図2に実線で示す位置にセットされる。
【0034】前述のごとく、移動レール9を一方の分岐
・収斂レール4に対応する位置にセットした状態では、
この状態における移動レール9と分岐・収斂レール4の
内側の走行レール13′,7′間に隙間が生じる。そこ
で、一方のスライド式レール23の進退操作手段24の
流体圧ジャッキ25によりピストンロッド26を伸長さ
せ、前記隙間内にスライド式レール23を進出させ、介
在させて両走行レール13′,7′を継なぐ。
【0035】これにより、図1に示す搬送車30を主レ
ール3から移動レール9を通って分岐・収斂レール4
に、または分岐・収斂レール4から移動レール9を通っ
て主レール3に、スムーズに移動させることができる。
【0036】次に、移動レール9を図2に実線で示す位
置から破線で示す位置に、つまり移動レール9を他方の
分岐・収斂レール5に対応する位置にセットする場合に
も、スライド式レール23,23′の進退操作手段2
4,24′により、スライド式レール23,23′を移
動レール9の回動軌跡上から後退させ、待避させる。
【0037】ついで、移動レール9の移動操作手段17
の流体圧ジャッキ18によりピストンロッド19を図2
に矢印jで示すように縮小させ、レバー20を図2にお
いて反時計方向に回転させ、操作ロッド22を図2の矢
印k方向に押し込み、主レール3側の枕木11を移動さ
せ、移動レール9の全体を主レール3側に設定された点
o,p,qを回転中心として、ベース板10上を図2に
おいて時計方向に回動させ、移動レール9を他方の分岐
・収斂レール5に対応する位置にセットする。
【0038】このように、移動レール9を分岐・収斂レ
ール5に対応する位置にセットした状態においても、移
動レール9と分岐・収斂レール5の内側の走行レール1
3,7間に隙間が生じる。そこで、スライド式レール2
3′の進退操作手段24′の流体圧ジャッキ25により
ピストンロッド26を伸長させ、前記隙間に対してスラ
イド式レール23′を進出させ、前記隙間にスライド式
レール23′を介在させ、前記走行レール13,7を継
なぐ。
【0039】その結果、搬送車30を主レール3から移
動レール9を通って分岐・収斂レール4に、または分岐
・収斂レール5から移動レール9を通って主レール3
に、スムーズに移動させることができる。
【0040】なお、前記移動レール9の移動操作手段1
7、およびスライド式レール23,23′の進退操作手
段24,24′とも、流体圧ジャッキに代えて、例えば
電気式ジャッキを用いてもよく、具体的構造も図示の実
施例に限るものではない。
【0041】ついで、図5および図6は本発明の第2実
施例を示すもので、図5は正面図、図6は軌条設備の平
面図である。
【0042】これらの図に示す第2実施例では、走行レ
ールとこれに載置された走行車輪33,33′の接触面
34,34′よりも、駆動タイヤ36,36′の最下面
37,37′が高い型式の搬送車30を対象としてい
る。
【0043】しかして、この第2実施例では主レール3
における移動レール9側の端部に、Y型ポイント28,
28′が設けられている。
【0044】さらに、主レール3の駆動用レール8と、
移動レール9の駆動用レール14とが継なぎ部材29に
より接続されている。この継なぎ部材29は、板ばねま
たは硬質のプラスチック等の可撓性材料で形成されてい
る。
【0045】ところで、図5に示すごとく、走行レール
とこれに載置された走行車輪33,33′の接触面3
4,34′よりも、駆動タイヤ36,36′の最下面3
7,37′が寸法b、高い搬送車30の場合、駆動タイ
ヤ36,36′が走行レールに衝突することがない。し
たがって、この第2実施例では主レール3の移動レール
9側の端部にY型ポイント28,28′を設け、主レー
ル3と移動レール9間への搬送車30の乗り入れをスム
ーズに行い、搬送車30がポイント部を通過するときの
衝撃を緩和するようにしている。
【0046】また、この第2実施例では主レール3の駆
動用レール8と移動レール9の駆動用レール14とを可
撓性材料製の継なぎ部材29により接続しているので、
点o,p,qを回転中心として移動レール9をより一層
スムーズに回動させることができる。
【0047】なお、この第2実施例の他の構成,作用に
ついては、前記第1実施例と同様である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では搬送車
30の幅方向に所定の間隔をおいて敷設された2条の走
行レール7,7′と、これの中央域に敷設された駆動用
レール8とを備えた一つの主レール3と、複数の分岐・
収斂レール4,5,…とを所定の間隔をおいて設置し、
前記主レール3と分岐・収斂レール4,5,…間に、主
レール3と同じく2条の走行レール13,13′と、こ
れの中央域に敷設された駆動用レール14とを備えた移
動レール9を、主レール3の端部側を回転中心として回
動自在に設置し、この移動レール9を移動操作手段17
に連結し、前記移動レール9の端部と分岐・収斂レール
4,5,…の端部間の近傍に、前記移動レール9の走行
レールの端部と分岐・収斂レール4,5,…の走行レー
ルの端部間の隙間に対して、進退自在にスライド式レー
ル23,23′,…を設置し、このスライド式レール2
3,23′,…を進退操作手段24,24′,…に連結
しているので、走行レールとこれに載置された走行車輪
33,33′との接触面34,34′に対して、駆動タ
イヤ36,36′の最下面37,37′が低い型式の搬
送車30であっても、ポイント部をスムーズに通過させ
得る効果がある。
【0049】また、本発明では前記主レール3における
移動レール9側の端部に、Y型ポイント28,28′を
設け、前記主レール3の駆動用レール8と、移動レール
9の駆動用レール14とを可撓性材料で形成された継な
ぎ部材29により連接しているので、走行レールとこれ
に載置された走行車輪33,33′の接触面34,3
4′よりも駆動タイヤ36,36′の最下面37,3
7′が高い型式の搬送車30において、搬送車30がポ
イント部を通過する際の衝撃を緩和し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の正面図である。
【図2】同じく第1実施例における軌条設備の平面図で
ある。
【図3】図2に示す軌条設備の側面図である。
【図4】第1実施例におけるスライド式レールとその進
退操作手段を示す拡大平面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図6】同第2実施例の軌条設備の平面図である。
【符号の説明】
1 急勾配搬送装置 2 軌条設備 3 主レール 4,5 分岐・収斂レール 7,7′ 主レールと分岐・収斂レールの走行レール 8 主レールと分岐・収斂レールの駆動用レール 9 移動式分岐器の移動レール 13,13′ 移動レールの走行レール 14 移動レールの駆動用レール o,p,q 移動レールの回転中心 17 移動レールの移動操作手段 23,23′ スライド式レール 24,24′ スライド式レールの進退操作手段 28,28′ Y型ポイント 29 継なぎ部材 30 搬送車 31 搬送車の本体 33,33′ 搬送車の走行車輪 34,34′ 走行レールと走行車輪との接触面 35,35′ 搬送車の駆動装置 36,36′ 搬送車の駆動タイヤ 37,37′ 駆動タイヤの最下面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01B 23/06 E01B 23/16 E01B 25/00 E01B 25/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送車30の幅方向に所定の間隔をおい
    て敷設された2条の走行レール7,7′と、これの中央
    域に敷設された駆動用レール8とを備えた一つの主レー
    ル3と、複数の分岐・収斂レール4,5,…とを所定の
    間隔をおいて設置し、 前記主レール3と分岐・収斂レール4,5,…間に、主
    レール3と同じく2条の走行レール13,13′と、こ
    れの中央域に敷設された駆動用レール14とを備えた移
    動レール9を、主レール3の端部側を回転中心として回
    動自在に設置し、この移動レール9を移動操作手段17
    に連結し、 前記移動レール9の端部と分岐・収斂レール4,5,…
    の端部間の近傍に、前記移動レール9の走行レールの端
    部と分岐・収斂レール4,5,…の走行レールの端部間
    の隙間に対して、進退自在にスライド式レール23,2
    3′,…を設置し、このスライド式レール23,2
    3′,…を進退操作手段24,24′,…に連結した、
    ことを特徴とする急勾配搬送装置の移動式分岐器。
  2. 【請求項2】 前記主レール3における移動レール9側
    の端部に、Y型ポイント28,28′を設け、 前記主レール3の駆動用レール8と、移動レール9の駆
    動用レール14とを可撓性材料で形成された継なぎ部材
    29により連接した、ことを特徴とする請求項1記載の
    急勾配搬送装置の移動式分岐器。
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