JP2750979B2 - 荷姿修正方法及び荷姿修正機 - Google Patents

荷姿修正方法及び荷姿修正機

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JP2750979B2
JP2750979B2 JP14690792A JP14690792A JP2750979B2 JP 2750979 B2 JP2750979 B2 JP 2750979B2 JP 14690792 A JP14690792 A JP 14690792A JP 14690792 A JP14690792 A JP 14690792A JP 2750979 B2 JP2750979 B2 JP 2750979B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷姿修正方法及び荷姿修
正機に関する。
【0002】
【従来の技術】物流センターで荷を自動倉庫に入庫する
等に際しては、荷を荷姿修正機で揃えてから入庫等を行
なう。
【0003】このとき、荷はパレット上にダンボール箱
を積み上げた状態(パレット荷姿)でトラック等により
輸送されてくるため、物流センターに着いたときにはパ
レットの外側にまでずれていたり、崩れかかった状態に
なったりしている。このまま自動倉庫に入庫すると、搬
送途中で崩れたり、クレーンや棚に引っ掛かったりする
ので、荷姿修正機により荷を正しい姿に揃えるのであ
る。
【0004】従来の荷姿修正機は、パレットを固定し、
相対する一対の荷姿修正板によりパレット上の荷の側面
を挟んで押圧することにより行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、下記の理由により、パレット荷姿を上下に段積み
してなるとき、各段の荷姿を修正できない。
【0006】上下のパレット荷姿を段積みのまま修正
しようとすると、下段パレット荷姿は上段パレット荷姿
の荷重が作用しているため自由に移動できず、荷のダン
ボール箱を傷める等の虞れがある。
【0007】パレット荷姿は、一般に、荷の側面をパ
レットの内側に納めている(パレット幅より荷の幅が
小)。このため、一対の荷姿修正板により上下段のパレ
ット上の荷の側面を押圧しようとしても、上段パレット
が邪魔になり、荷の側面を押圧できない。
【0008】本発明は、段積みされたパレット荷姿を修
正可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、パレット上に荷を載せたパレット荷姿を上下に段積
みしてなるとき、各段の荷姿を修正する荷姿修正方法に
おいて、各段のパレット荷姿を上下に分離し、上下に分
離された各段のパレット荷姿を個別に修正するようにし
たものである。
【0010】請求項2に記載の本発明において、パレッ
ト上に荷を載せたパレット荷姿を上下に段積みしてなる
とき、各段の荷姿を修正する荷姿修正機において、上段
側のパレットを段積み位置と荷姿修正位置との間で昇降
する上段パレット昇降装置と、各段の荷姿修正位置に対
応配置され、各段のパレットを固定する各段パレット固
定装置と、各段の荷姿修正位置に対応配置され、各段の
パレット荷姿を修正する各段荷姿修正装置とを有してな
るようにしたものである。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の本発明において更に、前記上段パレット昇降装置が
対応するパレットに係脱し得る昇降レバーを有し、該昇
降レバーは下段荷姿修正装置との干渉を回避する係脱経
路にて下段パレット荷姿上の対応するパレットに係脱可
能とされてなるようにしたものである。
【0012】
【作用】 上段パレットを上昇させて、下段荷姿の上から上段パ
レットを分離した状態で荷姿を修正する。従って、下段
荷姿は自由に移動できるようになり、無理な修正力を加
えて荷を傷める等がない。
【0013】パレット昇降装置が上段側のパレットを
荷姿修正位置に上昇させ、各段の荷姿修正位置にそれぞ
れ対応する各段パレット固定装置、各段荷姿修正装置を
備える。従って、各段荷姿修正装置により各段の荷姿を
修正しようとするとき、それら荷姿修正装置の修正動作
を上段パレットが邪魔することがなく、各段の荷姿を修
正できる。
【0014】上段パレット昇降装置の昇降レバーが下
段荷姿修正装置との干渉を回避する係脱経路にて下段パ
レット荷姿上の対応する上段パレットに係脱する。従っ
て、上段パレット昇降装置は、その昇降レバーを上段パ
レットに確実に係脱し、該パレットを昇降できる。
【0015】
【実施例】図1は自動倉庫への入庫設備を示す配置図、
図2はX方向荷姿修正機を示す模式図、図3はY方向荷
姿修正機を示す模式図、図4はパレット昇降装置の昇降
レバー設定動作を示す模式図、図5はパレット昇降装置
の昇降レバー設定動作を示す流れ図、図6は荷姿高さ検
出器を示す模式図、図7は荷姿高さの検出規則を示す模
式図、図8は品種判別器を示す模式図、図9は荷姿によ
って定まる荷姿修正項目を示す図表、図10は入庫処理
手順を示す流れ図、図11は入庫面数計算処理手順を示
す流れ図、図12は2段積みパレットの荷姿修正動作を
示す模式図、図13は異品種の段積みパレットの分解動
作を示す模式図、図14は高荷の荷姿修正動作を示す模
式図、図15は低荷の荷姿修正動作を示す模式図、図1
6は荷姿修正機の他の例を示す模式図、図17は荷姿修
正機の更に他の例を示す模式図、図18は荷姿修正機に
おける押圧装置の変形例を示す模式図、図19は荷姿修
正機における押圧装置の他の変形例を示す模式図、図2
0は荷姿修正機の荷姿修正原理を示す模式図である。
【0016】図1の自動倉庫への入庫設備10は、トラ
ックから搬入されたパレット荷姿1(パレット2上に荷
3を載せたもの)を自動倉庫へ移送するコンベヤ11を
有し、コンベヤ11の移動経路に沿う2位置にX方向荷
姿修正機100と、Y方向荷姿修正機200を設置して
いる。また、入庫設備10は、X方向荷姿修正機100
の入側に荷姿高さ検出器300を設けるとともに、Y方
向荷姿修正機200の入側に品種判別器400を設置
し、更に入庫処理制御装置500を有している。以下、
入庫設備10の各部構成について説明する。尚、パレッ
ト2のフォーク差入口(貫通孔)のフォーク差入方向を
X方向とし、X方向に直交する方向をY方向として説明
する。
【0017】(A) X方向荷姿修正機100(図2参照) X方向荷姿修正機100は、フレーム101にコンベヤ
11に連続する搬送ローラ102を備え、パレット荷姿
1を通過せしめ、その通過過程でパレット荷姿1をX方
向において修正可能としている。X方向荷姿修正機10
0は、複数のパレット荷姿1を上下に段積みしてなる段
積みパレット荷姿(図12参照)を上下同時に修正可能
とするとともに、単一パレット荷姿(図14、図15参
照)を修正可能としている。尚、X方向荷姿修正機10
0は、搬送ローラ102の出側にパレットストッパ10
2Aをローラ面の上下に出入り可能とし、パレット荷姿
1を荷姿修正領域に設定可能としている。
【0018】X方向荷姿修正機100は、上段パレット
昇降装置103と、下段パレット固定装置104と、上
段パレット固定装置105と、下段荷姿修正装置106
と、上段荷姿修正装置107とを有している。
【0019】上段パレット昇降装置103は、上段パレ
ット2Bを、下段パレット荷姿1A上にある段積み位置
と、下段パレット荷姿1A上から上方に分離される荷姿
修正位置との間で昇降せしめる。
【0020】具体的には、上段パレット昇降装置103
は、フレーム101のX方向において相対する左右両側
部のそれぞれに上下に伸びるガイドレール111を固定
し、このガイドレール111にリニアガイド112を介
して昇降体113を昇降可能に結合させている。そし
て、フレーム101の上部には、モータ114によって
駆動される駆動スプロケット115を設け、左側の昇降
体113に連結したチェーン116を駆動スプロケット
115に巻き回してその巻き回し端をカウンタウェイト
117に連結するとともに、右側の昇降体113に連結
したチェーン118を駆動スプロケット115に巻き回
してその巻き回し端をカウンタウェイト117に連結し
ている。これにより、左右の昇降体113は、モータ1
14の駆動により昇降可能となる。更に、左右の各昇降
体113は、昇降レバー作動シリンダ119を備えてお
り、昇降レバー作動シリンダ119のピストンロッドと
一体化されている昇降レバー120を、上段パレット2
BのX方向に貫通している貫通孔2C(フォーク差入
口)の両端開口部に係脱可能としている。
【0021】即ち、上段パレット昇降装置103は、下
段パレット荷姿1A上の段積み位置にある上段パレット
2Bの貫通孔2Cに左右一対の昇降レバー120を挿入
した状態で、昇降体113及び昇降レバー120を上昇
させ、上段パレット2Bを下段パレット荷姿1Aから上
方に分離して荷姿修正位置に保持可能とする。
【0022】尚、左右の昇降レバー120を上段パレッ
ト2Bの貫通孔2Cに合致させて挿入する動作は、後述
する荷姿高さ検出器300の検出情報に基づく貫通孔2
Cレベルに昇降レバー120を仮設定した後、後述する
昇降レバー設定装置151の検出情報により昇降レバー
120を貫通孔2Cに完全合致させた後、挿入せしめ
る。
【0023】下段パレット固定装置104は、下段パレ
ット荷姿1Aの荷姿修正位置に対応配置され、下段パレ
ット2Aを固定する。具体的には、下段パレット固定装
置104は、フレーム101のX方向において相対する
左右両側部のそれぞれに、左右1対の下段パレット固定
シリンダ121を設置し、両シリンダ121によって搬
送ローラ102上の下段パレット2Aを固定する。
【0024】上段パレット固定装置105は、上段パレ
ット荷姿1Bの荷姿修正位置に対応配置され、上段パレ
ット2Bを固定する。具体的には、上段パレット固定装
置105は、フレーム101のX方向において相対する
左右両側部のそれぞれに、左右1対の上段パレット固定
シリンダ122を設置し、両シリンダ122によって昇
降レバー120上の上段パレット2Bを固定する。
【0025】下段荷姿修正装置106は、下段パレット
荷姿1Aの荷姿修正位置に対応配置され、下段パレット
荷姿1Aを修正する。即ち、下段荷姿修正装置106
は、X方向において相対する左右1対の荷姿修正板13
1により下段パレット2A上の荷3をX方向から押圧
し、その下段パレット荷姿1AをX方向で下段パレット
2Aの幅内に納めて揃える。
【0026】具体的には、下段荷姿修正装置106は、
フレーム101のX方向において相対する左右両側部の
それぞれに、左右1対の押圧装置132を設置してい
る。押圧装置132は、2段ストロークエアシリンダに
て構成され、第1押圧シリンダ133の先端に第2押圧
シリンダ134を直列接続し、第2押圧シリンダ134
の先端に荷姿修正板131を連結している。尚、荷姿修
正板131は、2本のX字状に連結したリンク135、
136を介してフレーム101に支持され、平行移動で
きる。各リンク135、136の上端カムフォロワ13
5A、136Aは、荷姿修正板131とフレーム101
のそれぞれに設けた上下方向に伸びるガイドレール13
5B、136Bにガイドされるようになっている。押圧
装置132は、図2(C)に示す如く、第1押圧シリン
ダ133へのエア供給によって1段目の押圧動作を行な
い、続く第2押圧シリンダ134へのエア供給によって
2段目の押圧動作を行なう。
【0027】即ち、下段荷姿修正装置106は、第1押
圧シリンダ133による1段目の押圧動作で荷姿修正板
131を原位置から下段パレット2Aの外縁に合致する
第1押圧位置まで押動し、荷3を下段パレット2Aの外
縁内にまで押し込む。次に、第2押圧シリンダ134に
よる2段目の押圧動作で荷姿修正板131を上述の第1
押圧位置から荷3を挟圧して下段パレット荷姿1Aを揃
える第2押圧位置まで押動する。これにより、下段パレ
ット2A上の荷3を、X方向において、確実に下段パレ
ット2Aの幅内に納めて揃えることができる。
【0028】上段荷姿修正装置107は、前述の上段パ
レット昇降装置103によって下段パレット荷姿1A上
の段積み位置から上方の荷姿修正位置に分離保持されて
いる上段パレット荷姿1Bに対応配置され、上段パレッ
ト荷姿1Bを修正する。即ち、上段荷姿修正装置107
は、X方向において相対する左右1対の荷姿修正板14
1により上段パレット2B上の荷3をX方向から押圧
し、その上段パレット荷姿1BをX方向で上段パレット
2Bの幅内に納めて揃える。
【0029】具体的には、上段荷姿修正装置107は、
フレーム101のX方向において相対する左右両側部の
それぞれに、左右1対の押圧装置142を設置してい
る。押圧装置142は、2段ストロークエアシリンダに
て構成され、第1押圧シリンダ143の先端に第2押圧
シリンダ144を直列接続し、第2押圧シリンダ144
の先端に荷姿修正板141を連結している。尚、荷姿修
正板141は、2本のX字状に連結したリンク145、
146を介してフレーム101に支持され、平行移動で
きる。各リンク145、146の上端カムフォロワ14
5A、146Aは、荷姿修正板141とフレーム101
のそれぞれに設けた上下方向に伸びるガイドレール14
5B、146Bにガイドされるようになっている。押圧
装置142は、第1押圧シリンダ143へのエア供給に
よって1段目の押圧動作を行ない、続く第2押圧シリン
ダ144へのエア供給によって2段目の押圧動作を行な
う。
【0030】即ち、上段荷姿修正装置107は、第1押
圧シリンダ143による1段目の押圧動作で荷姿修正板
141を原位置から上段パレット2Bの外縁に合致する
第1押圧位置まで押動し、荷3を上段パレット2Bの外
縁内にまで押し込む。次に、第2押圧シリンダ144に
よる2段目の押圧動作で荷姿修正板141を上述の第1
押圧位置から荷3を挟圧して上段パレット荷姿1Bを揃
える第2押圧位置まで押動する。これにより、上段パレ
ット2B上の荷3を、X方向において、確実に上段パレ
ット2Bの幅内に納めて揃えることができる。
【0031】ここで、X方向荷姿修正機100にあって
は、下段荷姿修正装置106の荷姿修正板131上縁側
に、上段パレット昇降装置103の昇降レバー120が
上下に通過できるスリット147を設けており、これに
より、昇降レバー120が下段荷姿修正装置106との
干渉を回避する係脱経路にて下段パレット荷姿1A上の
対応する上段パレット2Bに係脱できるものとしてい
る。
【0032】尚、X方向荷姿修正機100は、上段パレ
ット昇降装置103の昇降レバー120を上段パレット
2Bの貫通孔2Cに挿入させるため、以下の如くの昇降
レバー設定装置151を有している。即ち、図4、図5
に示す如く、昇降レバー設定装置151は、左右1対の
昇降レバー120のうち、一方の昇降レバー120の上
面と下面のそれぞれに上下の発光素子152A、152
Bを設けるとともに、他方の昇降レバー120の上面と
下面のそれぞれに上下の受光素子153A、153Bを
設けている。発光素子152Aと受光素子153Aとは
それらの光軸を一致され、発光素子152Bと受光素子
153Bとはそれらの光軸を一致させている。入庫処理
制御装置500は、後述する荷姿高さ検出器300の検
出情報に基づく貫通孔2Cレベルに昇降レバー120を
仮設定した状態下で、受光素子153A、153Bの受
光信号を転送され、上下の受光素子153A、153B
がともにオン(入光)したときに、昇降レバー120が
貫通孔2Cに完全に合致したものと認識し、これを昇降
レバー120が貫通孔2Cへの挿入可能位置にあること
の判定条件として用いる。即ち、入庫処理制御装置50
0は、上受光素子153Aが入光していなければモータ
114により昇降レバー120を下降調整し(図4
(A)、図5参照)、下受光素子153Bが入光してい
なければモータ114により昇降レバー120を上昇調
整し、ひいては両受光素子153A、153Bがともに
入光する状態で昇降レバー120の上下動を停止し、昇
降レバー作動シリンダ119による挿入を開始するので
ある。
【0033】(B) Y方向荷姿修正機200(図3参照) Y方向荷姿修正機200は、X方向荷姿修正機100の
下流側に配置され、フレーム201にコンベヤ11に連
続する搬送ローラ202を備え、X方向荷姿修正機10
0によってX方向の荷姿を修正済とされたパレット荷姿
1を通過せしめ、その通過過程でパレット荷姿1をY方
向において修正可能としている。Y方向荷姿修正機20
0は、複数のパレット荷姿1を上下に段積みしてなる段
積みパレット荷姿(図12参照)を上下同時に修正可能
とするとともに、単一パレット荷姿(図14、図15参
照)を修正可能としている。尚、Y方向荷姿修正機20
0は、搬送ローラ202の出側にパレットストッパ20
2Aをローラ面の上下に出入り可能とし、パレット荷姿
1を荷姿修正領域に設定可能としている。
【0034】Y方向荷姿修正機200は、上段パレット
昇降装置203と、下段パレット固定装置204と、上
段パレット固定装置205と、下段荷姿修正装置206
と、上段荷姿修正装置207とを有している。
【0035】上段パレット昇降装置203は、上段パレ
ット2Bを、下段パレット荷姿1A上にある段積み位置
と、下段パレット荷姿1A上から上方に分離される荷姿
修正位置との間で昇降せしめる。
【0036】具体的には、上段パレット昇降装置203
は、フレーム201のY方向において相対する左右両側
部のそれぞれに上下に伸びるガイドレール211を固定
し、このガイドレール211にリニアガイド212を介
して昇降体213を昇降可能に結合させている。そし
て、フレーム201の上部には、モータ214によって
駆動される駆動スプロケット215を設け、左側の昇降
体213に連結したチェーン216を駆動スプロケット
215に巻き回してその巻き回し端をカウンタウェイト
217に連結するとともに、右側の昇降体213に連結
したチェーン218を駆動スプロケット215に巻き回
してその巻き回し端をカウンタウェイト217に連結し
ている。これにより、左右の昇降体213は、モータ2
14の駆動により昇降可能となる。更に、左右の各昇降
体213は、昇降レバー作動シリンダ219を備えてお
り、昇降レバー作動シリンダ219のピストンロッドが
ピン結合されている昇降レバー220を、コンベヤ11
上におけるパレット荷姿1の通過領域側方から、上段パ
レット2BのX方向に貫通している貫通孔2C(フォー
ク差入口)の両端開口部に係脱可能としている。
【0037】即ち、上段パレット昇降装置203は、下
段パレット荷姿1A上の段積み位置にある上段パレット
2Bの貫通孔2Cに左右一対の昇降レバー220を挿入
した状態で、昇降体213及び昇降レバー220を上昇
させ、上段パレット2Bを下段パレット荷姿1Aから上
方に分離して荷姿修正位置に保持可能とする。
【0038】尚、左右の昇降レバー220を上段パレッ
ト2Bの貫通孔2Cに合致させて挿入する動作は、X方
向荷姿修正機100において昇降レバー設定装置151
の検出情報により昇降レバー120を上段パレット2B
の貫通孔2Cに合致させたときの位置データを用いる。
但し、後述する荷姿d、fにあっては、X方向荷姿修正
機100の昇降レバー120を上段パレット2Bの貫通
孔2Cに挿入できないため、昇降レバー120に付帯さ
せてある昇降レバー設定装置151の検出情報を得るこ
とができない。従って、荷姿d、fについては、左右の
昇降レバー220を、荷姿高さ検出器300の検出情報
に基づいて上段パレット2Bの貫通孔2Cに合致させる
ものとなる。
【0039】本発明の実施においては、Y方向荷姿修正
機200においても、X方向荷姿修正機100の昇降レ
バー設定装置151と同様の昇降レバー設定装置251
を昇降レバー220に付帯させ、昇降レバー設定装置2
51の検出情報により昇降レバー220を上段パレット
2Bの貫通孔2Cに完全合致させて挿入せしめるものと
しても良い。
【0040】下段パレット固定装置204は、下段パレ
ット荷姿1Aの荷姿修正位置に対応配置され、下段パレ
ット2Aを固定する。具体的には、下段パレット固定装
置204は、フレーム201のY方向において相対する
左右両側部のそれぞれに、左右1対の下段パレット固定
シリンダ221を設置し、両シリンダ221によって搬
送ローラ202上の下段パレット2Aを固定する。
【0041】上段パレット固定装置205は、上段パレ
ット荷姿1Bの荷姿修正位置に対応配置され、上段パレ
ット2Bを固定する。具体的には、上段パレット固定装
置205は、フレーム201のY方向において相対する
左右両側部のそれぞれに、左右1対の上段パレット固定
シリンダ222を設置し、両シリンダ222によって昇
降レバー220上の上段パレット2Bを固定する。
【0042】下段荷姿修正装置206は、下段パレット
荷姿1Aの荷姿修正位置に対応配置され、下段パレット
荷姿1Aを修正する。即ち、下段荷姿修正装置206
は、Y方向において相対する左右1対の荷姿修正板23
1により下段パレット2A上の荷3をY方向から押圧
し、その下段パレット荷姿1AをY方向で下段パレット
2Aの幅内に納めて揃える。
【0043】具体的には、下段荷姿修正装置206は、
フレーム201のY方向において相対する左右両側部の
それぞれに、左右1対の押圧装置232を設置してい
る。押圧装置232は、2段ストロークエアシリンダに
て構成され、第1押圧シリンダ233の先端に第2押圧
シリンダ234を直列接続し、第2押圧シリンダ234
の先端に荷姿修正板231を連結している。尚、荷姿修
正板231は、2本のX字状に連結したリンク235、
236を介してフレーム201に支持され、平行移動で
きる。各リンク235、236の上端カムフォロワ23
5A、236Aは、荷姿修正板231とフレーム201
のそれぞれに設けた上下方向に伸びるガイドレール23
5B、236Bにガイドされるようになっている。押圧
装置232は、図2(C)と同様に、第1押圧シリンダ
233へのエア供給によって1段目の押圧動作を行な
い、続く第2押圧シリンダ234へのエア供給によって
2段目の押圧動作を行なう。
【0044】即ち、下段荷姿修正装置206は、第1押
圧シリンダ233による1段目の押圧動作で荷姿修正板
231を原位置から下段パレット2Aの外縁に合致する
第1押圧位置まで押動し、荷3を下段パレット2Aの外
縁内にまで押し込む。次に、第2押圧シリンダ234に
よる2段目の押圧動作で荷姿修正板231を上述の第1
押圧位置から荷3を挟圧して下段パレット荷姿1Aを揃
える第2押圧位置まで押動する。これにより、下段パレ
ット2A上の荷3を、Y方向において、確実に下段パレ
ット2Aの幅内に納めて揃えることができる。
【0045】上段荷姿修正装置207は、前述の上段パ
レット昇降装置203によって下段パレット荷姿1A上
の段積み位置から上方の荷姿修正位置に分離保持されて
いる上段パレット荷姿1Bに対応配置され、上段パレッ
ト荷姿1Bを修正する。即ち、上段荷姿修正装置207
は、Y方向において相対する左右1対の荷姿修正板24
1により上段パレット2B上の荷3をY方向から押圧
し、その上段パレット荷姿1BをY方向で上段パレット
2Bの幅内に納めて揃える。
【0046】具体的には、上段荷姿修正装置207は、
フレーム201のY方向において相対する左右両側部の
それぞれに、左右1対の押圧装置242を設置してい
る。押圧装置242は、2段ストロークエアシリンダに
て構成され、第1押圧シリンダ243の先端に第2押圧
シリンダ144を直列接続し、第2押圧シリンダ244
の先端に荷姿修正板241を連結している。尚、荷姿修
正板241は、2本のX字状に連結したリンク245、
246を介してフレーム201に支持され、平行移動で
きる。各リンク245、246の上端カムフォロワ24
5A、246Aは、荷姿修正板241とフレーム201
のそれぞれに設けた上下方向に伸びるガイドレール24
5B、246Bにガイドされるようになっている。押圧
装置242は、第1押圧シリンダ243へのエア供給に
よって1段目の押圧動作を行ない、続く第2押圧シリン
ダ244へのエア供給によって2段目の押圧動作を行な
う。
【0047】即ち、上段荷姿修正装置207は、第1押
圧シリンダ243による1段目の押圧動作で荷姿修正板
241を原位置から上段パレット2Bの外縁に合致する
第1押圧位置まで押動し、荷3を上段パレット2Bの外
縁内にまで押し込む。次に、第2押圧シリンダ244に
よる2段目の押圧動作で荷姿修正板241を上述の第1
押圧位置から荷3を挟圧して上段パレット荷姿1Bを揃
える第2押圧位置まで押動する。これにより、上段パレ
ット2B上の荷3を、Y方向において、確実に上段パレ
ット2Bの幅内に納めて揃えることができる。
【0048】ここで、Y方向荷姿修正機200がX方向
荷姿修正機100と大きく異なる点は、上段パレット昇
降装置203の昇降レバー220を、コンベヤ11上に
おけるパレット荷姿1の通過領域側方から上段パレット
2BのX方向に貫通している貫通孔2Cに係脱可能とす
ることにより、昇降レバー220が下段荷姿修正装置2
06との干渉を完全に回避する係脱経路にて下段パレッ
ト荷姿1A上に載っている上段パレット2Bに係脱でき
ることとしたことにある。そして、このことにより、Y
方向荷姿修正機200にあっては、昇降レバー220
をX方向荷姿修正機100の昇降レバー120が係脱し
たと同一の、上段パレット2BにおけるX方向貫通孔2
Cに係脱できるから、二方差パレット(貫通孔2CはX
方向にのみ貫通)を使用できること、パレット荷姿1
A、1Bの荷姿修正後に、搬送ローラ202の一時駆動
によって下段パレット荷姿1Aのみをコンベヤ11に払
い出した後、上段パレット昇降装置203の昇降レバー
220を下段荷姿修正装置206と干渉することなく搬
送ローラ202側に下降させ、上段パレット荷姿1Bを
単一パレット荷姿に分解した状態でコンベヤ11に払い
出しできる。
【0049】尚、Y方向荷姿修正機200も、前述した
如く、X方向荷姿修正機100におけると同様に、上段
パレット昇降装置203の昇降レバー220を上段パレ
ット2Bの貫通孔2Cに挿入させるため、昇降レバー設
定装置251を有するものとしても良い。昇降レバー設
定装置251は、前述の昇降レバー設定装置151にお
けると同様であり、一方の昇降レバー220の上面と下
面のそれぞれに上下の発光素子を設け、他方の昇降レバ
ー220の上面と下面のそれぞれに上下の受光素子を設
け、上下の受光素子がともにオンすることを、昇降レバ
ー220が貫通孔2Cへの挿入可能位置にあることの判
定条件として用いるものとなる。
【0050】(C) 荷姿高さ検出器300(図6、図7参
照) 荷姿高さ検出器300は、パレット荷姿1(1A、1
B)の荷姿高さを検出可能とする。
【0051】具体的には、荷姿高さ検出器300は、X
方向荷姿修正機100の入側で、コンベヤ11上におけ
るパレット荷姿1の通過位置をまたぐ如くの門型フレー
ム301の相対する左右両側部の高さ方向に一定の間隔
(検出ピッチP)を介して、多数対の発光素子302と
受光素子303を設けている。
【0052】尚、入庫設備10は、フレーム301の側
傍で、コンベヤ11上における下段パレット2Aの通過
位置の両側に、パレット通過検出器304を構成する1
対の発光素子305と受光素子306を設けている。
【0053】入庫処理制御装置500は、パレット通過
検出器304の受光素子306が転送するオフ信号によ
り下段パレット2Aの通過を検出し、このパレット通過
検出タイミングにおける荷姿高さ検出器300の検出結
果により、下記〜の規則を用いて、パレット荷姿1
の高さ情報を算出する。
【0054】パレット荷姿1の全高さh1 最上段の遮光受光素子303のコンベヤ11搬送面を基
準とする設置レベルをPHSとするとき、下記(1) 式に
よる。 h1 =PHS+P/2 …(1)
【0055】上段パレット2Bの貫通孔2Cレベルh
2 中間の入光受光素子303が2個であれば、それら2個
の受光素子303間の中央レベルをh2 とする。
【0056】中間の入光受光素子303が3個であれ
ば、これら3個の受光素子303のうちの中央に位置す
る受光素子303の設置レベルをh2 とする。
【0057】3段積み以上の段積みパレット荷姿にお
ける中間段パレットの貫通孔レベルh3 …hn は、上記
2 におけると同様にする。
【0058】下段パレット荷姿1Aの全高さHA パレット厚みをPLとするとき、下記(2) 式による。 HA=h2 −PL/2 …(2)
【0059】上段パレット荷姿1Bの全高さHB 下記(3) 式による。 HB=h1 −HA …(3)
【0060】(D) 品種判別器400(図8参照) 品種判別器400は、パレット荷姿1(1A、1B)の
荷3の品種を判別する。
【0061】具体的には、品種判別器400は、Y方向
荷姿修正機200の入側に、下段品種読取機401(バ
ーコードリーダ)と上段品種読取機402(バーコード
リーダ)を設置している。下段品種読取機401は、コ
ンベヤ11上におけるパレット荷姿1の通過位置の側方
で、下段パレット2A上の下側に位置する荷3に対応す
るように固定配置され、下段パレット2A上にある荷3
の品種を読取る。上段品種読取機402は、Y方向荷姿
修正機200の上段パレット昇降装置203を構成する
昇降体213に固定配置され、上段パレット2B上にあ
る荷3の品種を読取る。品種判別器400の上下の品種
読取機401、402による品種読取り信号は、入庫処
理制御装置500に転送される。
【0062】(E) 入庫処理制御装置500(図9、図1
0参照) 入庫処理制御装置500は、荷姿高さ検出器300、品
種判別器400の出力に基づき、今回のパレット荷姿1
の形態を例えば図9の荷姿a〜fの如くに判別し、その
判別結果に応じてX方向荷姿修正機100、Y方向荷姿
修正機200を以下の如くに制御する。
【0063】荷姿a 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報(h1 、h
2 、HA、HB)からパレット荷姿1が1段積みである
ことを認識する。次に、h1 が一定高さを越える高荷で
あることから、X方向荷姿修正機100、Y方向荷姿修
正機200により順次高荷修正(後述)する。尚、Y方
向荷姿修正機200入側で、品種判別器400により品
種を読取る。
【0064】パレット荷姿1は、上述の高荷修正を施さ
れた後、品種判別器400の出力に基づく入庫品種、荷
姿高さ検出器300の出力に基づく入庫面数を認識さ
れ、入庫される。尚、入庫面数の算出方法は後述する。
【0065】荷姿b 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報(h1 、h
2 、HA、HB)からパレット荷姿1が2段積みである
ことを認識する。次に、HAが一定高さを越えることか
ら、X方向荷姿修正機100により上下段荷姿修正す
る。次に、Y方向荷姿修正機200入側で、品種判別器
400により上下パレット荷姿1A、1Bの品種を読取
り、同一品種であることを認識する。そして、Y方向荷
姿修正機200により、上下段荷姿修正する。
【0066】パレット荷姿1は、上述の上下段荷姿修正
を施された後、品種判別器400の出力に基づく入庫品
種、荷姿高さ検出器300の出力に基づく入庫面数を認
識され、2段積みのまま入庫される。
【0067】荷姿c 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報(h1 、h
2 、HA、HB)からパレット荷姿1が1段積みである
ことを認識する。次に、h1 が一定高さより小さい低荷
であることから、X方向荷姿修正機100、Y方向荷姿
修正機200により順次低荷修正(後述)する。尚、Y
方向荷姿修正機200入側で、品種判別器400により
品種を読取る。
【0068】パレット荷姿1は、上述の低荷修正を施さ
れた後、品種判別器400の出力に基づく入庫品種、荷
姿高さ検出器300の出力に基づく入庫面数を認識さ
れ、入庫される。
【0069】荷姿d 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報(h1 、h
2 、HA、HB)からパレット荷姿1が2段積みである
ことを認識する。次に、HAが一定高さより小さいこと
から、下段パレット荷姿1A上の上段パレット2Bが過
度に低位となり、X方向荷姿修正機100では、上段パ
レット昇降装置103の昇降レバー120を下段荷姿修
正装置106に干渉させることなく上段パレット2Bの
貫通孔2Cに合致、挿入させることができない。このた
め、上段パレット昇降装置103により上段パレット2
Bを下段パレット荷姿1Aの上面から上方に分離するこ
とができず、X方向荷姿修正機100により下段パレッ
ト2Aのみ修正する。次に、Y方向荷姿修正機200入
側で、品種判別器400により上下パレット荷姿1A、
1Bの品種を読取り、同一品種であることを認識する。
そして、Y方向荷姿修正機200により、上下段荷姿修
正する。
【0070】パレット荷姿1は、上述の上下段荷姿修正
を施された後、品種判別器400の出力に基づく入庫品
種、荷姿高さ検出器300の出力に基づく入庫面数を認
識され、2段積みのまま入庫される。
【0071】荷姿e 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報(h1 、h
2 、HA、HB)からパレット荷姿1が2段積みである
ことを認識する。次に、HAが一定高さを越えることか
ら、X方向荷姿修正機100により上下段荷姿修正す
る。次に、Y方向荷姿修正機200入側で、品種判別器
400により上下パレット荷姿1A、1Bの品種を読取
り、異品種であることを認識する。そして、Y方向荷姿
修正機200により、上下段荷姿修正し、更に上段パレ
ット荷姿1Bと下段パレット荷姿1Aを分解(段ばら
し)する。
【0072】パレット荷姿1は、上述の上下段荷姿修正
を施された後、品種判別器400の出力に基づく入庫品
種、荷姿高さ検出器300の出力に基づく入庫面数を認
識され、下段パレット荷姿1A(品種A)を先に入庫
し、続いて上段パレット荷姿1B(品種B)を入庫す
る。
【0073】荷姿f 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報(h1 、h
2 、HA、HB)からパレット荷姿1が2段積みである
ことを認識する。次に、HAが一定高さより小さいこと
から、下段パレット荷姿1A上の上段パレット2Bが過
度に低位となり、X方向荷姿修正機100では、上段パ
レット昇降装置103の昇降レバー120を下段荷姿修
正装置106に干渉させることなく上段パレット2Bの
貫通孔2Cに合致、挿入させることができない。このた
め、上段パレット昇降装置103により上段パレット2
Bを下段パレット荷姿1Aの上面から上方に分離するこ
とができず、X方向荷姿修正機100により下段パレッ
ト2Aのみ修正する。次に、Y方向荷姿修正機200入
側で品種判別器400により上下パレット荷姿1A、1
Bの品種を読取り、異品種であることを認識する。そし
て、Y方向荷姿修正機200により、上下段荷姿修正
し、更に下段パレット荷姿1Aと上段パレット荷姿1B
を分解(段ばらし)する。
【0074】パレット荷姿1は、上述の上下段荷姿修正
を施された後、品種判別器400の出力に基づく入庫品
種、荷姿高さ検出器300の出力に基づく入庫面数を認
識され、下段パレット荷姿1A(品種A)を先に入庫
し、続いて上段パレット荷姿1B(品種B)を入庫す
る。
【0075】尚、入庫処理制御装置500は、上述〜
において述べた入庫面数Mを、荷姿姿高さ検出器30
0の荷姿高さ検出情報(HA、HB)、パレット厚みP
L、荷3(ダンボール箱)の各個高さHから、各荷姿a
〜fについて、下記〜により算出する(図11参
照)。
【0076】荷姿a、荷姿c 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報からパレット
荷姿1が1段積みであることを認識し、下記(4) によ
る。 M=(HA−PL)/H …(4)
【0077】荷姿b、荷姿d 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報からパレット
荷姿1が2段積みであることを認識し、かつ品種判別器
400により上下パレット荷姿1A、1Bの品種が同一
品種であることを認識し、下記(5) による。 M=(HA+HB− 2PL)/H …(5)
【0078】荷姿e、荷姿f 荷姿高さ検出器300の荷姿高さ検出情報からパレット
荷姿1が2段積みであることを認識し、かつ品種判別器
400により上下パレット荷姿1A、1Bの品種が異品
種(荷姿1Aの各個高さHa、荷姿1Bの各個高さH
b)であることを認識し、下段パレット荷姿1Aについ
ては下記(6) 式、上段パレット荷姿1Bについては下記
(7) による。 M=(HA−PL)/Ha …(6) M=(HB−PL)/Hb …(7)
【0079】また、入庫処理制御装置500は、上述
〜における上下段荷姿修正、上下段分解動作(段バラ
シ)、高荷修正、低荷修正を行なうに際し、荷姿修正機
100、200を以下の如くに制御する。
【0080】上下段荷姿修正(図12参照) X方向荷姿修正機100、Y方向荷姿修正機200とも
同一動作であり、以下、X方向荷姿修正機100につい
てのみ説明する。
【0081】(1) 荷姿高さ検出器300の検出情報(h
2 )に基づき、モータ114により昇降体113を昇降
し、上段パレット昇降装置103の昇降レバー120を
上段パレット2Bの貫通孔2Cレベルに仮設定する(図
12(A)参照)。
【0082】(2) パレット荷姿1がX方向荷姿修正機1
00内に到着する。
【0083】(3) 昇降レバー設定装置151の検出情報
により、昇降レバー120を貫通孔2Cへの挿入可能位
置に設定する。
【0084】(4) 昇降レバー作動シリンダ119によ
り、昇降レバー120を貫通孔2Cに挿入する(図12
(B)参照)。
【0085】(5) モータ114により昇降体113を昇
降し、上段パレット2Bを下段パレット荷姿1Aの上面
から上方に分離して荷姿修正位置に設定する(図12
(C)参照)。
【0086】(6) 下段パレット固定装置104のパレッ
ト固定シリンダ121を駆動し、搬送ローラ102上の
下段パレット2Aを固定し、同時に、上段パレット固定
装置105のパレット固定シリンダ122を駆動し、昇
降レバー120上の上段パレット2Bを固定する(図1
2(D)参照)。
【0087】(7) 上記(6) と同時に、下段荷姿修正装置
106の荷姿修正板131を第1押圧シリンダ133に
より第1押圧位置まで押動する。同時に、上段荷姿修正
装置107の荷姿修正板141を第1押圧シリンダ14
3により第1押圧位置まで押動する(図12(D)参
照)。これにより、上下のパレット荷姿1A、1Bの荷
3を上下のパレット2A、2Bの外縁内にまで押し込
む。
【0088】(8) 下段荷姿修正装置106の荷姿修正板
131を第2押圧シリンダ134により第2押圧位置ま
で押動する。同時に、上段荷姿修正装置107の荷姿修
正板141を第2押圧シリンダ144により第2押圧位
置まで押動する。これにより、上下のパレット荷姿1
A、1Bの荷3を上下のパレット2A、2Bの幅内に納
めて揃える(図12(E)参照)。
【0089】(9) 上下のパレット固定装置104、10
5を原位置に戻し、同時に、上下の荷姿修正装置10
6、107の荷姿修正板131、141を原位置に戻
す。
【0090】(10)モータ114により昇降体113を下
降し、上段パレット2Bを下段パレット荷姿1Aの上面
上に移載する。
【0091】(11)昇降レバー作動シリンダ119によ
り、昇降レバー120を貫通孔2Cから抜く。
【0092】(12)搬送ローラ102を駆動して、パレッ
ト荷姿1を払い出し、荷姿修正を終了する。
【0093】上下段分離動作(図13参照) Y方向荷姿修正機200においてのみ行なう。Y方向荷
姿修正機200による上下段荷姿修正(上述(1) 〜(9)
)の後、下記動作を行なう。
【0094】(1) 上段パレット昇降装置203により上
段パレット荷姿1Bを下段パレット荷姿1Aの上方の荷
姿修正位置に分離保持のまま、搬送ローラ202を駆動
して下段パレット荷姿1Aを払い出し方向に発進させる
(図13(A)参照)。
【0095】(2) 上記(1) による下段パレット荷姿1A
の払い出し確認後、上段パレット昇降装置203のモー
タ214により、昇降レバー220を搬送ローラ202
側に下降させ、上段パレット荷姿1Bを搬送ローラ20
2に移載せしめる(図13(B)参照)。
【0096】(3) 昇降レバー作動シリンダ219によ
り、昇降レバー220を上段パレット2Bの貫通孔2C
から抜く。
【0097】(4) 搬送ローラ202を駆動して上段パレ
ット荷姿1Bを払い出す。
【0098】高荷修正(図14参照) X方向荷姿修正機100、Y方向荷姿修正機200とも
同一動作であり、以下、X方向荷姿修正機100につい
てのみ説明する。
【0099】(1) パレット荷姿1がX方向荷姿修正機1
00内に到着する。
【0100】(2) 下段パレット固定装置104のパレッ
ト固定シリンダ121を駆動し、搬送ローラ102上の
パレット2を固定する。同時に、上下の荷姿修正装置1
06、107の荷姿修正板131、141を第1押圧シ
リンダ133、143により、第1押圧位置まで押動す
る。これにより、パレット荷姿1の荷3をパレット2の
外縁内にまで押し込む。
【0101】(3) 上下の荷姿修正装置106、107の
荷姿修正板131、141を第2押圧シリンダ134、
144により、第2押圧位置まで押動する。これによ
り、パレット荷姿1の荷3をパレット2の幅内に納めて
揃える。
【0102】(4) 下段パレット固定装置104を原位置
に戻し、同時に、上下の荷姿修正装置106、107の
荷姿修正板131、141を原位置に戻す。
【0103】(5) 搬送ローラ102を駆動してパレット
荷姿1を払い出し、荷姿修正を終了する。
【0104】低荷修正(図15参照) X方向荷姿修正機100、Y方向荷姿修正機200とも
同一動作であり、以下、X方向荷姿修正機100につい
てのみ説明する。
【0105】(1) パレット荷姿1がX方向荷姿修正機1
00内に到着する。
【0106】(2) 下段パレット固定装置104のパレッ
ト固定シリンダ121を駆動し、搬送ローラ102上の
パレット2を固定する。同時に、下段荷姿修正装置10
6の荷姿修正板131を第1押圧シリンダ133によ
り、第1押圧位置まで押動する。これにより、パレット
荷姿1の荷3をパレット23の外縁内にまで押し込む。
【0107】(3) 下段荷姿修正装置106の荷姿修正板
131を第2押圧シリンダ134により、第2押圧位置
まで押動する。これにより、パレット荷姿1の荷3をパ
レット2の幅内に納めて揃える。
【0108】(4) 下段パレット固定装置104を原位置
に戻し、同時に、下段荷姿修正装置106の荷姿修正板
131を原位置に戻す。
【0109】(5) 搬送ローラ102を駆動してパレット
荷姿1を払い出し、荷姿修正を終了する。
【0110】次に、本実施例の作用について説明する。
X方向荷姿修正機100、Y方向荷姿修正機200とも
実質的に同様であり、以下、X方向荷姿修正機100に
ついてのみ説明する。
【0111】上段パレット2Bを上昇させて、下段荷
姿1Aの上から上段パレット2Bを分離した状態で荷姿
1A、1Bを修正する。従って、下段荷姿1Aは自由に
移動できるようになり、無理な修正力を加えて荷3を傷
める等がない。
【0112】パレット昇降装置103が上段側のパレ
ット2Bを荷姿修正位置に上昇させ、各段の荷姿修正位
置にそれぞれ対応する各段パレット固定装置104、1
05、各段荷姿修正装置106、107を備える。従っ
て、各段荷姿修正装置106、107により各段の荷姿
1A、1Bを修正しようとするとき、それら荷姿修正装
置106、107の修正動作を上段パレット2Bが邪魔
することがなく、各段の荷姿1A、1Bを修正できる。
【0113】上段パレット昇降装置103の昇降レバ
ー120が下段荷姿修正装置106との干渉を回避する
係脱経路にて下段パレット荷姿1A上の対応する上段パ
レット2Bに係脱する。従って、上段パレット昇降装置
103は、その昇降レバー120を上段パレット2Bに
確実に係脱し、該パレット2Bを昇降できる。
【0114】尚、X方向荷姿修正機100、Y方向荷姿
修正機200にあっては、各荷姿修正板131、141
の押圧動作が2段階となる。このため、積荷が図20
(A)に示す如くパレット2A、2Bの外側にずれてい
た場合、ずれている側の荷姿修正板131、141が先
に積荷に当たり、この荷姿修正板131、141が積荷
の抵抗によりゆっくり移動することになっても、両荷姿
修正板131、141は1段目の押圧動作中に積荷を挟
圧完了することがない。従って、両荷姿修正板131、
141は、1段目の押圧動作完了により、必ずパレット
2A、2Bの外縁に合致する第1押圧位置にまで到達す
る(図20(B)参照)。
【0115】そして、両荷姿修正板131、141は、
2番目の押圧動作で、パレット2A、2Bの幅内におい
て荷を挟圧完了する(図20(C)参照)。これによ
り、荷姿を揃えられた荷は、両方の側面をパレット2
A、2Bの幅内に納められることになる(図20(D)
参照)。
【0116】即ち、両荷姿修正板131、141は、1
段目の押圧動作で荷をパレット2A、2Bの外縁内に幅
寄せし、続く2段目の押圧動作で荷を挟圧完了して荷姿
を揃えるものとなる。
【0117】図16の荷姿修正機600は前述のX方向
荷姿修正機100と同様に、フレーム101にX方向用
上段パレット昇降装置103の他に、下段パレット固定
装置104、上段パレット固定装置105、下段荷姿修
正装置106、上段荷姿修正装置107を有している。
そして、荷姿修正機600がX方向荷姿修正機100と
異なる点は、搬送ローラ102に代わるターンテーブル
601を備えるとともに、Y方向用上段パレット昇降装
置602を備え、これにより、1台の修正機で、パレッ
ト荷姿1をX方向とY方向の両方向において修正可能と
してことにある。
【0118】ターンテーブル601はパレット荷姿1を
少なくとも90度転換する。Y方向用上段パレット昇降装
置602は不図示の昇降レバー作動シリンダによって回
動される昇降レバー603を、ターンテーブル601に
よって90度転換された上段パレット2BのX方向に貫通
している貫通孔2Cに係脱できる。
【0119】従って、荷姿修正機600にあっては、
ターンテーブル601上に到着した2段積みパレット荷
姿1の下段パレット荷姿1A上に載っている上段パレッ
ト2Bの貫通孔2CにX方向用上段パレット昇降装置1
03の昇降レバー120を挿入して、該上段パレット2
Bを上昇させることにより、上段パレット荷姿1Bを下
段パレット荷姿1Aの上方に分離した状態で上下のパレ
ット固定装置104、105、上下の荷姿修正装置10
6、107を用いて、上下のパレット荷姿1A、1Bを
X方向にて修正し、X方向にて修正された上下のパレ
ット荷姿1A、1Bをターンテーブル601上に戻した
後、該ターンテーブル601の旋回によってパレット荷
姿1A、1Bを90度転換し、90度転換された2段積み
パレット荷姿1の下段パレット荷姿1A上に載っている
上段パレット2Bの貫通孔2C(上記でX方向用上段
パレット昇降装置103の昇降レバー120が挿入され
たと同一の貫通孔2C)にY方向用上段パレット昇降装
置602の昇降レバー603を挿入して、該上段パレッ
ト2Bを上昇させることにより、上段パレット荷姿1B
を下段パレット荷姿1Aの上方に分離した状態で上下の
パレット固定装置104、105、上下の荷姿修正装置
106、107を用いて、上下のパレット荷姿1A、1
BをY方向にて修正し、Y方向にて修正されたパレッ
ト荷姿1A、1Bをターンテーブル601上に戻すこと
にて、XY両方向の修正を終了する。
【0120】即ち、荷姿修正機600は、二方差パレッ
ト2A、2Bを用いるパレット荷姿1について、1台の
修正機で、X、Y両方向の修正を行なうことができる。
【0121】また、荷姿修正機600は、その入側に荷
姿高さ検出器604を設置するとともに、Y方向用上段
パレット昇降装置602の昇降レバー603に下段品種
読取機605と上段品種読取機606を備えており、そ
れら荷姿高さ検出器604、品種読取機605、606
の出力によってパレット荷姿1の形態を判別し、前述し
た入庫設備10におけると同様にパレット荷姿1の各種
荷姿a〜f(図9参照)に対し、適宜の修正動作を行な
う(図16(B)参照)。従って、上記のX、Y方向
の修正後、上下品種が同一品種であれば、上下のパレッ
ト荷姿1A、1Bを段積み状態でターンテーブル601
上に戻して同時に入庫し、上下品種が異品種であれば、
下段パレット荷姿1Aを先にターンテーブル601上に
戻して払い出し、続いて上段パレット荷姿1Bをターン
テーブル601上に戻して払い出すことができる。この
とき、Y方向用上段パレット昇降装置602の昇降レバ
ー603は、下段荷姿修正装置106と緩衝することな
くターンテーブル601側に下降し、上段パレット荷姿
1Bをターンテーブル601に移載できる。
【0122】図17の荷姿修正機700はY方向荷姿修
正機200と同様に、フレーム201に上段パレット昇
降装置203、下段パレット固定装置204、上段パレ
ット固定装置205、下段荷姿修正装置206、上段荷
姿修正装置207を有している。そして、荷姿修正機7
00がY方向荷姿修正機200と異なる点は、搬送ロー
ラ202に代わるターンテーブル701を備えたことに
ある。これにより、荷姿修正機700は、パレット2
A、2Bとして四方差パレットを用いるとき、1台の修
正機で、パレット荷姿1をX方向とY方向の両方向にお
いて修正可能とするものである。
【0123】ターンテーブル701はパレット荷姿1を
少なくとも90度転換する。従って、荷姿修正機700に
あっては、ターンテーブル701上に到着した2段積
みパレット荷姿1の下段パレット荷姿1A上に載ってい
る上段パレット2BのX方向貫通孔2Cに上段パレット
昇降装置203の昇降レバー220を挿入し、該上段パ
レット2Bを上昇させることにより、上段パレット荷姿
1Bを下段パレット荷姿1Aの上方に分離した状態で上
下のパレット固定装置204、205、上下の荷姿修正
装置206、207を用いて、上下のパレット荷姿1
A、1BをX方向にて修正し、X方向にて修正された
パレット荷姿1A、1Bをターンテーブル701上に戻
した後、該ターンテーブル701の旋回によって、パレ
ット荷姿1A、1Bを90度転換し、90度転換された2
段積みパレット荷姿1の下段パレット荷姿1A上に載っ
ている上段パレット2BのY方向貫通孔2Cに上段パレ
ット昇降装置203の昇降レバー220を挿入して、該
上段パレット2Bを上昇させることにより、上段パレッ
ト荷姿1Bを下段パレット荷姿1Aの上方に分離した状
態で上下のパレット固定装置204、205、上下の荷
姿修正装置206、207を用いて、上下のパレット荷
姿1A、1BをY方向にて修正し、Y方向にて修正さ
れたパレット荷姿1A、1Bをターンテーブル701上
に戻すことにて、X、Y両方向の修正を終了する。
【0124】即ち、荷姿修正機700は、四方差パレッ
ト2A、2Bを用いるパレット荷姿1について、1台の
修正機で、X、Y両方向の修正を行なうことができる。
【0125】また、荷姿修正機700は、その入側に荷
姿高さ検出器704を設置するとともに、上段パレット
昇降装置203の昇降レバー220に下段品種読取機7
05と上段品種読取機706を備えており、それら荷姿
高さ検出器704、品種読取機705、706の出力に
よってパレット荷姿1の形態を判別し、前述した入庫設
備10におけると同様にパレット荷姿1の各種荷姿a〜
f(図9参照)に対し、適宜の修正動作を行なう(図1
6(B)参照)。従って、上記のX、Y方向の修正
後、上下品種が同一品種であれば、上下のパレット荷姿
1A、1Bを段積み状態でターンテーブル701上に戻
して同時に入庫し、上下品種が異品種であれば、下段パ
レット荷姿1Aを先にターンテーブル701上に戻して
払い出し、続いて上段パレット荷姿1Bをターンテーブ
ル701上に戻して払い出すことができる。このとき、
上段パレット昇降装置203の昇降レバー220は、下
段荷姿修正装置206と緩衝することなくターンテーブ
ル701側に下降し、上段パレット荷姿1Bをターンテ
ーブル701に移載できる。
【0126】尚、前述のX方向荷姿修正機100におい
て、搬送ローラ102をターンテーブルに代えたものを
用いることもできる。但し、この場合には、異品種2段
積みの上下パレット荷姿1A、1Bを、それらの修正後
に分離動作(段バラシ)せしめることができない。
【0127】図18、図19は荷姿修正機100(20
0においても同じ)において、荷姿修正板を前述の如
く、2段押圧動作可能とする押圧装置の変形例である。
【0128】図18は、第1押圧シリンダ133と第2
押圧シリンダ134とを互いに別体に、かつ直列接続し
たものである。即ち、フレーム101に第1押圧シリン
ダ133を固定し、第1押圧シリンダ133のピストン
ロッドに連結されている可動台133Aに第2押圧シリ
ンダ134を固定し、第2押圧シリンダ134のピスト
ンロッドに荷姿修正板131を連結したものである。可
動台133Aは、車輪133Bを介して、フレーム10
1に設けたガイドレール133C上を走行する。
【0129】図19は、下段パレット固定シリンダ12
1を第1押圧シリンダ133として兼用したものであ
る。即ち、第1押圧兼パレット固定シリンダ121のピ
ストンロッドに連結したパレット固定部104Aに支持
ブラケット134Aを設け、この支持ブラケット134
Aに第2押圧シリンダ134を固定し、第2押圧シリン
ダ134のピストンロッドに荷姿修正板131を連結し
たものである。この場合には、第1押圧兼パレット固定
シリンダ121の作動で、下段パレット固定動作と、押
圧装置の第1押圧動作とを行なう。
【0130】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、段積みさ
れたパレット荷姿を修正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は自動倉庫への入庫設備を示す配置図であ
る。
【図2】図2はX方向荷姿修正機を示す模式図である。
【図3】図3はY方向荷姿修正機を示す模式図である。
【図4】図4はパレット昇降装置の昇降レバー設定動作
を示す模式図である。
【図5】図5はパレット昇降装置の昇降レバー設定動作
を示す流れ図である。
【図6】図6は荷姿高さ検出器を示す模式図である。
【図7】図7は荷姿高さの検出規則を示す模式図であ
る。
【図8】図8は品種判別器を示す模式図である。
【図9】図9は荷姿によって定まる荷姿修正項目を示す
図表である。
【図10】図10は入庫処理手順を示す流れ図である。
【図11】図11は入庫面数計算処理手順を示す流れ図
である。
【図12】図12は2段積みパレットの荷姿修正動作を
示す模式図である。
【図13】図13は異品種の段積みパレットの分解動作
を示す模式図である。
【図14】図14は高荷の荷姿修正動作を示す模式図で
ある。
【図15】図15は低荷の荷姿修正動作を示す模式図で
ある。
【図16】図16は荷姿修正機の他の例を示す模式図で
ある。
【図17】図17は荷姿修正機の更に他の例を示す模式
図である。
【図18】図18は荷姿修正機における押圧装置の変形
例を示す模式図である。
【図19】図19は荷姿修正機における押圧装置の他の
変形例を示す模式図である。
【図20】図20は荷姿修正機の荷姿修正原理を示す模
式図である。
【符号の説明】
100 荷姿修正機 1A 下段パレット荷姿 1B 上段パレット荷姿 103 上段パレット昇降装置 104、105 パレット固定装置 106、107 荷姿修正装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレット上に荷を載せたパレット荷姿を
    上下に段積みしてなるとき、各段の荷姿を修正する荷姿
    修正方法において、 各段のパレット荷姿を上下に分離し、 上下に分離された各段のパレット荷姿を個別に修正する
    ことを特徴とする荷姿修正方法。
  2. 【請求項2】 パレット上に荷を載せたパレット荷姿を
    上下に段積みしてなるとき、各段の荷姿を修正する荷姿
    修正機において、 上段側のパレットを段積み位置と荷姿修正位置との間で
    昇降する上段パレット昇降装置と、 各段の荷姿修正位置に対応配置され、各段のパレットを
    固定する各段パレット固定装置と、 各段の荷姿修正位置に対応配置され、各段のパレット荷
    姿を修正する各段荷姿修正装置とを有してなることを特
    徴とする荷姿修正機。
  3. 【請求項3】 前記上段パレット昇降装置が対応するパ
    レットに係脱し得る昇降レバーを有し、該昇降レバーは
    下段荷姿修正装置との干渉を回避する係脱経路にて下段
    パレット荷姿上の対応するパレットに係脱可能とされて
    なる請求項2記載の荷姿修正機。
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