JP2750936B2 - アナログ信号伝送回路 - Google Patents
アナログ信号伝送回路Info
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- JP2750936B2 JP2750936B2 JP7761690A JP7761690A JP2750936B2 JP 2750936 B2 JP2750936 B2 JP 2750936B2 JP 7761690 A JP7761690 A JP 7761690A JP 7761690 A JP7761690 A JP 7761690A JP 2750936 B2 JP2750936 B2 JP 2750936B2
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- signal
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アナログ信号の伝送回路に関する。
(従来技術およびその課題) 一般に、ある電位を有する系において発生するアナロ
グ信号を、別の電位を有する系へ伝送する場合の従来か
らのアナログ的手法としては、チョッパー回路等を用い
て、被伝送アナログ信号を交流化し、絶縁トランス等を
介入して伝送後復調し、元のアナログ信号を再現するこ
とが行なわれていた。
グ信号を、別の電位を有する系へ伝送する場合の従来か
らのアナログ的手法としては、チョッパー回路等を用い
て、被伝送アナログ信号を交流化し、絶縁トランス等を
介入して伝送後復調し、元のアナログ信号を再現するこ
とが行なわれていた。
しかしながら、この方法においては、変調器、絶縁ト
ランス、復調器、の三者が有する非線形性が原因で直線
性が低下し、被伝送アナログ信号を高精度で再現するこ
とが困難であった。
ランス、復調器、の三者が有する非線形性が原因で直線
性が低下し、被伝送アナログ信号を高精度で再現するこ
とが困難であった。
(発明が解決しようとする課題) 一般に、アナログ伝送回路の性能は、ダイナミックレ
ンジとその直線性、伝送帯域、固有雑音等が評価し得
る。従来法は上記のように介在する各系固有の非線形性
の累積により、小振幅信号に対する再現精度が低下する
ので、実質的なダイナミックレンジ、すなわち、所定の
精度を有する直線性の範囲は必ずしも広くない。
ンジとその直線性、伝送帯域、固有雑音等が評価し得
る。従来法は上記のように介在する各系固有の非線形性
の累積により、小振幅信号に対する再現精度が低下する
ので、実質的なダイナミックレンジ、すなわち、所定の
精度を有する直線性の範囲は必ずしも広くない。
本発明の目的は微小振幅から大振幅までの広い振幅範
囲の信号を高精度で再現し得るアナログ信号伝送回路を
提供することにある。
囲の信号を高精度で再現し得るアナログ信号伝送回路を
提供することにある。
(問題を解決するための手段) 上述した課題は、互に固有電位の異なる二つの系にお
いて、直線電圧信号を同時に発生させ、一方の直線電圧
信号と被伝送アナログ信号を比較し、両信号の振幅が等
しくなる時刻において、他方の直線電圧信号を抽出保持
することにより解決される。具体的には、所定周期のパ
ルスを発生する基準パルス信号発生回路、この基準パル
ス信号に同期して直線電圧信号を発生する二つの直線電
圧発生回路、一方の直線電圧信号と被伝送信号を比較
し、両信号の振幅が同一となる時刻において出力パルス
を生じるコンパレータ回路、この出力パルスにより他方
の直線電圧信号の振幅を抽出保持するサンプルホールド
回路、サンプルホールド回路の出力を平滑するフィルタ
ー回路を備えるアナログ信号伝送回路によって解決され
る。
いて、直線電圧信号を同時に発生させ、一方の直線電圧
信号と被伝送アナログ信号を比較し、両信号の振幅が等
しくなる時刻において、他方の直線電圧信号を抽出保持
することにより解決される。具体的には、所定周期のパ
ルスを発生する基準パルス信号発生回路、この基準パル
ス信号に同期して直線電圧信号を発生する二つの直線電
圧発生回路、一方の直線電圧信号と被伝送信号を比較
し、両信号の振幅が同一となる時刻において出力パルス
を生じるコンパレータ回路、この出力パルスにより他方
の直線電圧信号の振幅を抽出保持するサンプルホールド
回路、サンプルホールド回路の出力を平滑するフィルタ
ー回路を備えるアナログ信号伝送回路によって解決され
る。
(作用および発明の効果) 本発明においては、基準パルス発生回路、コンパレー
タ回路と直線電圧発生回路との組み合わせ回路およびサ
ンプルホールド回路と直線電圧発生回路との組み合わせ
回路による核心部において信号処理を行うので、ダイナ
ミックレンジと直線性は原理的には直線電圧発生回路の
出力電圧の振幅とその直線性にのみ依存し、かかる出力
電圧の振幅に関しては大振幅化に対する制約がなく、ま
た、直線性に関しては高確度を保障し得る。特に、上記
の各組み合わせ回路はアナログ信号対デジタル信号の変
換手段として実用され、その確度および信頼性は実証さ
れているところである。直線電圧発生回路の名が示すよ
うに本質的に直線性を有する系を基準とする信号処理方
法の採用によりダイナミックレンジと直線性に富むアナ
ログ伝送回路が開発できた。
タ回路と直線電圧発生回路との組み合わせ回路およびサ
ンプルホールド回路と直線電圧発生回路との組み合わせ
回路による核心部において信号処理を行うので、ダイナ
ミックレンジと直線性は原理的には直線電圧発生回路の
出力電圧の振幅とその直線性にのみ依存し、かかる出力
電圧の振幅に関しては大振幅化に対する制約がなく、ま
た、直線性に関しては高確度を保障し得る。特に、上記
の各組み合わせ回路はアナログ信号対デジタル信号の変
換手段として実用され、その確度および信頼性は実証さ
れているところである。直線電圧発生回路の名が示すよ
うに本質的に直線性を有する系を基準とする信号処理方
法の採用によりダイナミックレンジと直線性に富むアナ
ログ伝送回路が開発できた。
(実施例) 以下に本発明の一実施例である第1図のブロック回路
につき、第2図の主要各部の動作波形を参照しつつ詳細
に説明する。
につき、第2図の主要各部の動作波形を参照しつつ詳細
に説明する。
二つの直線電圧発生回路12および14は基準パルス発生
回路13に同期して、それぞれ直線電圧信号−1(第2図
(b))および直線電圧−2(第2図(d))を発生す
る。コンパレータ回路11は被伝送アナログ信号を直線電
圧−1と比較し(第2図(b))、両信号の振幅が等し
い時刻において、出力パルス(第2図(c)を生じる。
サンプルホールド回路15は出力パルスが到来する時刻に
おける直線電圧信号−2の振幅を抽出保持し、フィルタ
ー回路16は、これを平滑(第2図(d))する。以上よ
り、フィルター回路の出力には基準パルス信号のおよび
1周期分遅れた被伝送アナログ信号が現れる。
回路13に同期して、それぞれ直線電圧信号−1(第2図
(b))および直線電圧−2(第2図(d))を発生す
る。コンパレータ回路11は被伝送アナログ信号を直線電
圧−1と比較し(第2図(b))、両信号の振幅が等し
い時刻において、出力パルス(第2図(c)を生じる。
サンプルホールド回路15は出力パルスが到来する時刻に
おける直線電圧信号−2の振幅を抽出保持し、フィルタ
ー回路16は、これを平滑(第2図(d))する。以上よ
り、フィルター回路の出力には基準パルス信号のおよび
1周期分遅れた被伝送アナログ信号が現れる。
第1図は、本発明を実施するための各回路のブロック図 第2図は、第1図における各主要部の動作波形図であ
り、(a)は基準パルス信号、(b)はコンパレータ回
路の入力信号の関係、(c)はコンパレータ回路の出力
パルス、(d)サンプルホールド回路およびフィルター
回路の各出力信号の関係をそれぞれ示す。 (符号の説明) 11……コンパレータ回路、 12、14……直線電圧発生回路、 13……基準パルス発生回路、 15……サンプルホールド回路、 16……フィルター回路。
り、(a)は基準パルス信号、(b)はコンパレータ回
路の入力信号の関係、(c)はコンパレータ回路の出力
パルス、(d)サンプルホールド回路およびフィルター
回路の各出力信号の関係をそれぞれ示す。 (符号の説明) 11……コンパレータ回路、 12、14……直線電圧発生回路、 13……基準パルス発生回路、 15……サンプルホールド回路、 16……フィルター回路。
Claims (1)
- 【請求項1】所定周期のパルスを発生する基準パルス信
号発生回路、この基準パルス信号に同期して、時間と共
に直線状に変化する電圧を発生する二つの直線電圧信号
発生回路、被伝送信号を一方の直線電圧信号と比較し、
両信号の振幅が同一となる時刻において出力パルスを生
じるコンパレーター回路、この出力パルスにより他方の
直線電圧信号の振幅を抽出保持するサンプルホールド回
路、サンプルホールド回路の出力を平滑するフィルター
回路を備えるアナログ信号伝送回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7761690A JP2750936B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | アナログ信号伝送回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7761690A JP2750936B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | アナログ信号伝送回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03276931A JPH03276931A (ja) | 1991-12-09 |
JP2750936B2 true JP2750936B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13638848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7761690A Expired - Fee Related JP2750936B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | アナログ信号伝送回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2750936B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP7761690A patent/JP2750936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03276931A (ja) | 1991-12-09 |
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Legal Events
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