JP2750455B2 - エアバツグの穿孔装置 - Google Patents

エアバツグの穿孔装置

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JP2750455B2
JP2750455B2 JP19240389A JP19240389A JP2750455B2 JP 2750455 B2 JP2750455 B2 JP 2750455B2 JP 19240389 A JP19240389 A JP 19240389A JP 19240389 A JP19240389 A JP 19240389A JP 2750455 B2 JP2750455 B2 JP 2750455B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、インフレータ取付け側のバツグ用キヤンバ
スに、通気孔およびインフレータ取付け用の複数個の取
付け孔を穿孔するのエアバツグの穿孔装置に関する。
<従来の技術> 従来、バツグ用キヤンバス(以下、「ワーク」という
ことがある。)1の通気孔3および取付け孔4の穿孔
は、別工程(別の穿孔ステーシヨン)で行なつていた
(第8〜9図参照)。また、穿孔方式は、突き切り方式
が主流であつた。
<発明が解決しようとする課題> しかし、上記バツグ用キヤンバスの通気孔および取付
け孔の穿孔は、別工程(別の穿孔ステーシヨン)で行な
うため、工数が嵩んだ。
また、穿孔方式が突き切り方式であるため、穿孔刃
(突き切り刃)及びワーク座ともに寿命が短かつた。特
に、取付け孔4…の部位は、インフレータのフランジに
対するエアバツグの取付け強度を確保する見地から、第
9図に示す如く、基布1a、1b…が幾重(図例では三重)
にも形成されていて、穿孔に大きな押圧力(馬力)を要
するため、穿孔刃および刃受座の傷みも早かつた。さら
に、押圧力を付与するために、高圧シリンダ(油圧)を
必要とし、穿孔装置の設備費も嵩んだ。
さらには、穿孔屑がワーク座の上に残るため、穿孔屑
排出の自動化が困難で、ひいては装置全体の自動化が困
難であつた。
本発明は、上記に諸問題点を、一挙に解決することの
できるエアバツグの穿孔装置を提供することを目的とす
る。
<課題を解決するための手段> 本発明のエアバツグの穿孔装置は、上記課題を下記構
成により、解決するものである。
インフレータ取付け側のバツグ用キヤンバス(以下
「ワーク」)に、通気孔およびインフレータ取付け用の
複数個の取付け孔を同時的に穿孔する装置であつて、本
質的に、通気孔穿孔機、取付け孔穿孔機、および、ワー
クセツト機とからなり;通気孔穿孔機および前記取付け
孔穿孔機は、それぞれ、ワーク押え部材を具備するとと
もに、穿孔ステーシヨン上方にそれぞれ上下動駆動手段
と接続されて並設され;通気孔穿孔機および取付け孔穿
孔機の各穿孔刃が回転方式で、少なくとも、取付け孔穿
孔機の複数の穿孔刃が一つの原動機で回転駆動されるよ
うに、原動機と各穿孔刃の回転軸との間に伝動手段が介
されており;ワークセツト機は、ワーク搬送台と、該ワ
ーク搬送台をワークセツトステーシヨンと穿孔ステーシ
ヨンとの間で往復移動させる水平移動駆動手段とからな
る、ことを特徴とする。
<実施例> 以下、本発明を、実施例に基づいて、詳細に説明をす
る。
第2〜4図に、それぞれ、本発明のエアバツグ装置の
全体正面図、側面断面図、平面図をそれぞれ示す。
通気孔穿孔機11、取付け孔穿孔機41、および、ワーク
セツト機51とからなる。ここでは、下段架台6上面に配
された穿孔ステーシヨンSの上方に、上段架台8に懸下
されて、取付け孔穿孔機41を中心にして、両側に二台の
通気孔穿孔機11が配されている。なお、通気孔穿孔機11
の数は、通常、通気孔の数に対応させる。
(1)まず、通気孔穿孔機11を例に採り具体的に説明す
る。
二台の各穿孔機11は、それぞれモータ台、軸受台とな
る上・下枠板12、13が連結ロツド14で接続されたハウジ
ング15に組み込まれて、該ハウジング15の上枠板12に、
上段架台8に固定された直立シリンダ(空気圧)17のピ
ストンロツド18の先端に接続されている。また、上枠板
12の連結ロツド14の対応位置で案内ロツド(図例では4
本)20が上方へ突出され、該各案内ロツド20が上段架台
8に形成された対応する案内孔を摺動することにより、
穿孔機11が傾動するのを防止している。さらに、上枠板
12上にモータ(原動機)21が設置されている。
他方、上下動自在にハウジング15の下枠板13に複数本
の懸下ロツド(図例では4本)23で、ワーク押え部材24
が懸下されている。ここで、下枠板13とワーク押え部材
24との間の各ロツド23に圧縮コイルバネ25が装着され、
ワークを所定圧で押え可能とされている。
そして、第1・5図に示すように、穿孔機11の回転軸
27が下枠板13に、一組のスラスト・ラジアル軸受28、29
を介して、保持されている。図例では、回転軸の芯振れ
を防止する目的で、回転軸27が上方に延設されて上端部
も上枠板12に組み込まれたラジアル軸受30で支持されて
いる。なお、回転軸27の先端には、アダプター31を介し
て、穿孔刃32が保持されている。穿孔刃32の先端形状
は、中央部が窪んだスリバチ形のものが望ましい。
そして、モータ21の出力軸22と穿孔機の回転軸27と
は、それぞれ、原動プーリ34および従動プーリ35を介し
てベルト36に伝動されるようになつている。なお、伝動
手段は、鎖伝動等の他の伝動手段であつてもよい。
(2)次に、取付け孔穿孔機41について説明をする。
基本的構成は、上記通気孔穿孔機11と同一なので、対
応部分については、同一図符号に、接尾符号Aを付し
て、それらの説明を省略する。
上記取付け孔穿孔機と相違する点は、穿孔刃が、即ち
回転軸43が複数本(図例では12本)であり、各回転軸43
が一つのモータ21Aで回転駆動されるように、該モータ2
1Aと各回転軸43との間に伝動手段が介されている点であ
る。具体的には、原動プーリ44と各穿孔刃の従動プーリ
45の配置が第6図に示すような構成となつており、原動
プーリ44の外側にに巻き掛けされたベルト46は、従動プ
ーリ45、…に順次、内側、外側と交互に、巻き掛けられ
ている。なお、47はアイドラープーリである。
(3)ワークセツト機51は、ワーク搬送台53と、該ワー
ク搬送台53をワークセツトステーシヨンWと穿孔ステー
シヨンSとの間で往復移動させる水平移動駆動手段とか
らなる。
ここで、水平駆動手段は、下段架台6の穿孔ステーシ
ヨンSの手前下方両側に配された一対の横シリンダ(空
気圧の)55で構成され、ワーク搬送台53の下面と横シリ
ンダ55のピストンロツド56の先端とが連結されている。
なお、ワーク搬送台53は、各穿孔機11、41の直下に、穿
孔刃32、42に対応して、刃受座52、52Aを具備する。な
お、ワーク搬送台53は、下段架台6の両側にに配された
レール7、7にガイドされるようになつている。
ここで、刃受座52は、中実でもよいが、図例の如く、
通気孔用穿孔刃32との間に剪断作用を発生させる内径を
具備した孔明けタイプとしてある。取付け孔用穿孔刃の
刃受座52Aも同様である。このため、各穿孔刃直下の穿
孔ステーシヨンの下方には引出し式の屑回収箱9(9A)
がセツト可能とされている。なお、取付け孔用の穿孔刃
は複数個でドーナツ状に配されているので、その刃受座
52Aを、ドーナツ状としてもよい。
B.次に、上記装置の使用態様を説明をする。
(1)まず、未加工のワーク(エアバツグのキヤンバ
ス)1Bを、穿孔ステーシヨンSの手前にあるワークセツ
トステーシヨンWで未加工ワーク1Bをワーク搬送台53に
セツト後、横シリンダ55を駆動させて、ワーク搬送台53
を、穿孔ステーシヨンSへ搬送する(第2〜5図参
照)。
(2)次に、各穿孔機11、41のモータ21、21Aを駆動さ
せて、全ての穿孔刃の回転軸27、43…を同時的に回転さ
せながら、直立シリンダ17、17Aを駆動させて、各穿孔
機11、41を下降させる。すると、まず、押え部材24、24
Aが、ワーク1Bに当接して、ばねの反力によりワーク1
を所定の押圧力で確実に押え込む(第1・7図参照)。
続いて、さらに、全ての穿孔刃32、42…が回転しなが
ら、同期して下降するため、ワーク1Bには、2個の通気
孔3と同時に、複数個(12個)の取付け孔4…も同時的
に明けられる。このとき、刃受座52、52Aは、中空であ
るため、穿孔屑は、刃受座52、52Aの中空部を介して、
屑回収箱9、9Aに落下する。
(3)こうして、穿孔加工が終了したら、再び各直立シ
リンダ17、17Aを駆動させて、各穿孔機11、41を上昇さ
せるとともに、横シリンダ55を駆動させて、ワーク搬送
台53をワークセツトステーシヨンWに戻す。そして、加
工後のワーク1をワーク搬送台53から取り出し、交換
に、未加工ワーク1Bをワーク搬送台53にセツトして上記
(1)からの工程を繰り返す。
<発明の作用・効果> 本発明のエアブバツグのエアバツグの穿孔装置は、イ
ンフレータ取付け側のバツグ用キヤンバス(以下「ワー
ク」)に、通気孔およびインフレータ取付け用の複数個
の取付け孔を同時的に穿孔する装置であつて、本質的
に、通気孔穿孔機、取付け孔穿孔機、および、ワークセ
ツト機とからなり;通気孔穿孔機および前記取付け孔穿
孔機は、それぞれ、ワーク押え部材を具備するととも
に、穿孔ステーシヨン上方にそれぞれ上下動駆動手段と
接続されて並設され;通気孔穿孔機および取付け孔穿孔
機の各穿孔刃が回転方式で、少なくとも、取付け孔穿孔
機の複数の穿孔刃が一つの原動機で回転駆動されるよう
に、原動機と各穿孔刃の回転軸との間に伝動手段が介さ
れており;ワークセツト機は、ワーク搬送台と、該ワー
ク搬送台をワークセツトステーシヨンと穿孔ステーシヨ
ンとの間で往復移動させる水平移動駆動手段とからなる
構成であるので、下記のような作用・効果を奏する。
(1)通気孔穿孔機、取付け孔穿孔機を同一穿孔ステー
シヨンの上方に並設し、同時的に通気孔及び取付け孔の
穿孔加工ができるようにしたため、従来、各穿孔加工を
別穿孔ステーシヨンで行なつていた場合に比して、穿孔
工数が大幅に削減可能となる。
(2)各穿孔刃を回転方式としたため、従来の突き切り
方式に比して、穿孔刃に加える力が格段に小さくて済
み、穿孔刃の寿命が、刃受座の寿命とともに、大幅に伸
びる。同様の理由で、穿孔刃を下降させる手段としてシ
リンダを使用する場合、従来の高圧シリンダ(油圧)に
代えて低圧シリンダ(空気圧)を使用でき、穿孔装置の
設備費を全体として低減可能となる。
(3)各穿孔刃の刃受座を、穿孔刃と協働して剪断作用
の奏する孔開き構造とすれば、穿孔屑を下方へ切削と同
時に落下させて容易に穿孔ステーシヨンから排出回収す
ることができ、穿孔屑排出の自動化が容易となり、ひい
ては、エアバツグの穿孔装置の自動化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
図例は本発明を示し、 第1図は通気孔穿孔機の穿孔加工完了直後の詳細部分断
面図、 第2図はエアバツグの穿孔装置の全体概略正面図、 第3図は同じく全体概略側面断面図(第2図III−III
線)、 第4図は同じく全体概略平面図、 第5図は第1図において通気孔穿孔機の穿孔加工直前の
詳細部分断面図、 第6図は取付け孔穿孔機における伝導プーリの配置図、 第7図は第2図において穿孔加工時を示す状態図、 第8図は加工後のワーク(バツグ用キヤンバス)の全体
平面図、 第9図は第8図のIX−IX線拡大断面図である。 1……ワーク(バツグ用キヤンバス)、 3……通気孔、 4……取付け孔、 9、9A……屑回収箱、 11……通気孔穿孔機、 17,17A……直立シリンダ(上下動駆動手段)、 21、21A……モータ(原動機)、 24、24A……ワーク押え部材、 32……通気孔用の穿孔刃、 34、44……原動プーリ、 35、45……従動プーリ、 36、46……ベルト、 41……取付け孔穿孔機、 51……ワークセツト機、 52、52A……刃受座、 53……ワーク搬送台、 55……横シリンダ(水平移動駆動手段)、 S……穿孔ステーシヨン、 W……ワークセツトステーシヨン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インフレータ取付け側のバツグ用キヤンバ
    ス(以下「ワーク」)に、通気孔及びインフレータ取付
    け用の複数個の取付け孔を同時的に穿孔する装置であっ
    て、 本質的に、通気孔穿孔機、取付け孔穿孔機、および、ワ
    ークセツト機とからなり、 前記通気孔穿孔機および取付け孔穿孔機は、それぞれ、
    ワーク押え部材を具備するとともに、穿孔ステーシヨン
    上方にそれぞれ上下動駆動手段と接続されて並設され、 前記通気孔穿孔機および取付け孔穿孔機の各穿孔刃が回
    転方式で、少なくとも、前記取付け孔穿孔機の複数の穿
    孔刃が一つの原動機で回転駆動されるように、該原動機
    と各穿孔刃の回転軸との間に伝動手段が介されており、 前記ワークセット機は、ワーク搬送台と、該ワーク搬送
    台をワークセットステーシヨンと穿孔ステーシヨンとの
    間で往復移動させる水平移動駆動手段とからなる、 ことを特徴とするエアバッグの穿孔装置。
JP19240389A 1989-07-25 1989-07-25 エアバツグの穿孔装置 Expired - Lifetime JP2750455B2 (ja)

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CN114311136B (zh) * 2021-12-14 2023-11-10 浙江戈尔德智能悬架股份有限公司 一种气囊刺孔机

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