JP2749941B2 - コークス炉の炉蓋取替方法 - Google Patents
コークス炉の炉蓋取替方法Info
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- JP2749941B2 JP2749941B2 JP6104790A JP6104790A JP2749941B2 JP 2749941 B2 JP2749941 B2 JP 2749941B2 JP 6104790 A JP6104790 A JP 6104790A JP 6104790 A JP6104790 A JP 6104790A JP 2749941 B2 JP2749941 B2 JP 2749941B2
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- Japan
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- furnace
- coke oven
- coke
- furnace lid
- lid
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、炉蓋本体の内側にガス通路用間隔を形成す
る継手を介して金属製遮蔽体が取付けてあるコークス炉
炉蓋の取替方法に関するものである。
る継手を介して金属製遮蔽体が取付けてあるコークス炉
炉蓋の取替方法に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、水平室式コークス炉の炉蓋は、例えば第4図
に示すように鋳鉄製蓋本体1の内側に設けてある熱遮断
用軽量断熱材2の内側とガス通路3を形成するために設
けた継手4を介して炭化室5内の石炭保持用耐熱遮蔽体
6が高さ方向に区分されて複数個取付けてあり、この遮
蔽体6はそれぞれ平板6aおよびほぼU字状板6bから構成
されている。コークス化過程(乾留過程)に炭化室5の
石炭から放出されるガス状生成物(コークス炉ガス)は
ガス通路3を上昇し、炭化室5内の図示しない石炭層上
に形成される水平な空間を通り炉頂部の上昇管(図示せ
ず)を経て外部へ吸い出されるようになっている。
に示すように鋳鉄製蓋本体1の内側に設けてある熱遮断
用軽量断熱材2の内側とガス通路3を形成するために設
けた継手4を介して炭化室5内の石炭保持用耐熱遮蔽体
6が高さ方向に区分されて複数個取付けてあり、この遮
蔽体6はそれぞれ平板6aおよびほぼU字状板6bから構成
されている。コークス化過程(乾留過程)に炭化室5の
石炭から放出されるガス状生成物(コークス炉ガス)は
ガス通路3を上昇し、炭化室5内の図示しない石炭層上
に形成される水平な空間を通り炉頂部の上昇管(図示せ
ず)を経て外部へ吸い出されるようになっている。
しかし、上記したような構成を有する炉蓋を新たにコ
ークス炉へ装着する際には以下に記載されるような問題
点があった。
ークス炉へ装着する際には以下に記載されるような問題
点があった。
すなわち、炉蓋を常温環境から高温の炭化室5内へ装
着した場合、遮蔽体6は温度上昇に伴って熱膨張が発生
するが、温度が一定となるには、ある程度の時間が必要
である。温度が上昇する前に、炭化室5内へ石炭を装入
した場合は、遮蔽体6と炉体9の間隔が秘録ガス通路内
への石炭の廻り込みを発生させる。
着した場合、遮蔽体6は温度上昇に伴って熱膨張が発生
するが、温度が一定となるには、ある程度の時間が必要
である。温度が上昇する前に、炭化室5内へ石炭を装入
した場合は、遮蔽体6と炉体9の間隔が秘録ガス通路内
への石炭の廻り込みを発生させる。
このために、従来は第6図に示すように押出時に炉蓋
の入替を行いその後遮蔽板の温度が上昇するまで装入を
待たなければならず、この間約20〜30分間の操業遅れが
発生した。
の入替を行いその後遮蔽板の温度が上昇するまで装入を
待たなければならず、この間約20〜30分間の操業遅れが
発生した。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、このようなコークス炉の炉蓋取替え
に際して、コークス炉操業の時間遅れが生じない、かつ
炉蓋側への石炭の廻り込みのない炉蓋取替え方法を提案
することである。
に際して、コークス炉操業の時間遅れが生じない、かつ
炉蓋側への石炭の廻り込みのない炉蓋取替え方法を提案
することである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、炉蓋本体の内側にガス通路用間隔を形成す
る継手を介して金属製遮蔽体が取付けられている型式の
炉蓋を有するコークス炉の操業時に該炉蓋を取替えるに
際して、その取替えをコークスの乾留がほぼ終了した時
点でコークスが炉内にある間に行い、所定の置時間を附
与することを特徴とするコークス炉の炉蓋取替方法であ
る。
る継手を介して金属製遮蔽体が取付けられている型式の
炉蓋を有するコークス炉の操業時に該炉蓋を取替えるに
際して、その取替えをコークスの乾留がほぼ終了した時
点でコークスが炉内にある間に行い、所定の置時間を附
与することを特徴とするコークス炉の炉蓋取替方法であ
る。
〈作用〉 本発明者らが、炉体9と遮蔽体6との間隔と石炭の廻
り込み率の関係について調査したところ、第2図に示す
ような関係が得られた。このことから上記間隔はより狭
くするのが望ましいことがわかる。
り込み率の関係について調査したところ、第2図に示す
ような関係が得られた。このことから上記間隔はより狭
くするのが望ましいことがわかる。
また、炉蓋1を炉体9に装着した後の遮蔽体6の温度
変化を測定したところ、第3図のような曲線が得られ
た。このことから遮蔽板の温度は、装着直後から上昇す
るが、ほぼ安定するまでに1時間を要することがわか
る。この間の遮蔽板の幅の変化について、例えば幅450m
m材質SUS310(25Cr-20Ni)で、平均線膨張係数を17.5×
10-6(0〜650℃)とした場合約5mmの伸びが発生する。
変化を測定したところ、第3図のような曲線が得られ
た。このことから遮蔽板の温度は、装着直後から上昇す
るが、ほぼ安定するまでに1時間を要することがわか
る。この間の遮蔽板の幅の変化について、例えば幅450m
m材質SUS310(25Cr-20Ni)で、平均線膨張係数を17.5×
10-6(0〜650℃)とした場合約5mmの伸びが発生する。
このため新しい炉蓋を装着する際には遮蔽板の温度が
十分に上ってから石炭を装入しなければならない。
十分に上ってから石炭を装入しなければならない。
本発明では、蓋の入替えをコークスの乾留がほぼ終了
した時点でコークスが炉内にある間に行うので、置時間
の間に遮蔽板の温度を十分に上昇させることができる。
従って新しい炉蓋を装着した直後のガス通路への石炭の
廻り込みを防止することが可能となる。
した時点でコークスが炉内にある間に行うので、置時間
の間に遮蔽板の温度を十分に上昇させることができる。
従って新しい炉蓋を装着した直後のガス通路への石炭の
廻り込みを防止することが可能となる。
〈実施例〉 第1図は、本発明の実施手順を示す図である。乾留
後、炉蓋取外しによる発塵が無い状態となる頃に、炉蓋
の入替を実施した。この後、置時間を経過した後通常の
押出し、装入作業を筒った。置時間は、炉稼働率や操業
方法によって異なるが、約30分以上あれば十分である。
後、炉蓋取外しによる発塵が無い状態となる頃に、炉蓋
の入替を実施した。この後、置時間を経過した後通常の
押出し、装入作業を筒った。置時間は、炉稼働率や操業
方法によって異なるが、約30分以上あれば十分である。
この結果、コークス炉の操業時間の延長は殆どなく、
またこれによる石炭の炉蓋側への廻り込みも特に認めら
れなかった。
またこれによる石炭の炉蓋側への廻り込みも特に認めら
れなかった。
〈発明の効果〉 本発明は、上記手順により炉蓋の取替えをするように
したため炉蓋装着後の遮蔽体昇温待ちをする必要が無く
なり操業サイクルの延長の必要が無くなった。また、さ
らにコークスを炉室内に残したままの取替えにより取替
え中の炉窯口部分の温度低下も少なくレンガのスポーリ
ング防止にも効果がある。
したため炉蓋装着後の遮蔽体昇温待ちをする必要が無く
なり操業サイクルの延長の必要が無くなった。また、さ
らにコークスを炉室内に残したままの取替えにより取替
え中の炉窯口部分の温度低下も少なくレンガのスポーリ
ング防止にも効果がある。
第1図は本発明の実施手順を示す図、第2図は炉体と遮
蔽板との間隔と石炭の廻り込み率との関係を示すグラ
フ、第3図は遮蔽板の昇温経過を示すグラフ、第4図は
炉蓋の横断面図、第5図は炉蓋の縦断面図、第6図は従
来の炉蓋取替手順を示す図である。 1……蓋本体、2……断熱材、3……ガス通路、4……
継手、5……炭化室、6……遮蔽体、8……密封条片、
9……コークス炉炉体、10……炉枠、12……防熱層、6a
……平板、6b……U字状板。
蔽板との間隔と石炭の廻り込み率との関係を示すグラ
フ、第3図は遮蔽板の昇温経過を示すグラフ、第4図は
炉蓋の横断面図、第5図は炉蓋の縦断面図、第6図は従
来の炉蓋取替手順を示す図である。 1……蓋本体、2……断熱材、3……ガス通路、4……
継手、5……炭化室、6……遮蔽体、8……密封条片、
9……コークス炉炉体、10……炉枠、12……防熱層、6a
……平板、6b……U字状板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10B 25/06,29/00
Claims (1)
- 【請求項1】炉蓋本体の内側にガス通路用間隔を形成す
る継手を介して金属製遮蔽体が取付けられている型式の
炉蓋を有するコークス炉の操業時に該炉蓋を取替えるに
際して、その取替えをコークスの乾留がほぼ終了した時
点でコークスが炉内にある間に行い、所定の置時間を附
与することを特徴とするコークス炉の炉蓋取替方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6104790A JP2749941B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | コークス炉の炉蓋取替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6104790A JP2749941B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | コークス炉の炉蓋取替方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03263484A JPH03263484A (ja) | 1991-11-22 |
| JP2749941B2 true JP2749941B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=13159927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6104790A Expired - Lifetime JP2749941B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | コークス炉の炉蓋取替方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2749941B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100714189B1 (ko) * | 2005-06-17 | 2007-05-02 | 고려특수화학주식회사 | 코크스 오븐용 도어 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP6104790A patent/JP2749941B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03263484A (ja) | 1991-11-22 |
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