JPH10195448A - シールプレートを備えたコークス炉用炉蓋 - Google Patents

シールプレートを備えたコークス炉用炉蓋

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JPH10195448A
JPH10195448A JP97997A JP97997A JPH10195448A JP H10195448 A JPH10195448 A JP H10195448A JP 97997 A JP97997 A JP 97997A JP 97997 A JP97997 A JP 97997A JP H10195448 A JPH10195448 A JP H10195448A
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plate
furnace
seal plate
oven
coke oven
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Kesao Yamazaki
今朝夫 山▲崎▼
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Yamazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コークス炉のシールプレート式炉蓋のシール
プレートに変形が生じることなく、ガスシール能力に優
れたコークス炉用炉蓋の提供。 【解決手段】 シールプレートを備えたコークス炉用炉
蓋2は、コークス炉の炉枠13に圧接されるナイフエッ
ジ11に周縁が固定されたシールプレート10をスライ
ドプレート6と耐火物4との間に炉蓋本体3の全面を覆
うように設けたコークス炉用炉蓋2において、高剛性で
かつシールプレートと接する面の平面度が高い炉内プレ
ート9もしくはブリックホルダーと、高剛性でかつシー
ルプレート10と接する面の平面度が高いスライドプレ
ート6とをそれぞれシールプレート炉内側と炉外側とに
密着させて固定する。さらに、シールプレート10の炉
内側に露出した面に緩衝材を介して保護板を設けてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コークス炉の乾留
室を密閉するための炉蓋のうち、シールプレートを備え
たコークス炉用炉蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所の溶鉱炉の燃料として必要なコー
クスは、コークス炉で石炭を約18時間乾留して製造さ
れる。コークス製造における問題点は、コークス炉から
のガス漏れによる環境汚染であり、その中でとりわけ炉
蓋からのガス漏れが最大の問題であると言われている。
【0003】コークス炉用炉蓋は、石炭を乾留する際に
コークス炉乾留室の両側に垂直方向に取り付けられ、乾
留過程中の炉内装入物が炉外へ流出するのを防止すると
ともに、炉内装入物より発生したガスが大気へ漏洩する
のを防止する役割を有する。したがって、コークス炉用
炉蓋には高いシール能力が要求されることになるが、こ
の要求を満たすコークス炉用炉蓋としてシールプレート
式炉蓋が広く用いられている(例えば、特開昭63−3
7194号参照)。
【0004】図15は従来のシールプレート式炉蓋をコ
ークス炉に装着した状態を示す縦断面図、図16はその
平面図、図17は図15のH−H及びl−l横断面図
で、コークス炉の炉体1に装着される炉蓋2は、鋳鉄製
のフレームからなる炉蓋本体3に耐火物4が取付けられ
たものであり、耐火物4がそれ自体に埋め込まれた耐火
物固定ボルト5により鋼製のスライドプレート6に固定
される。スライドプレート6は、その支持金物7の凹み
に炉蓋本体3のスライド金物8をスライドさせて嵌め合
わせて炉蓋本体3に取り付けられる。耐火物4とスライ
ドプレート6との間にはシールプレート10が炉蓋本体
3の全面を覆うように取り付けられる。
【0005】シールプレート10の自由端側の周囲に
は、ナイフエッジ11が溶接により固定されており、ナ
イフエッジ11の先端を炉蓋本体3に内蔵された圧接ス
プリング12で炉枠13に押しつけて密着させることに
よってガスシールが行われる構造となっており、十分な
ガスシールを行うためにはナイフエッジ11と炉枠13
との接触部において所定の面圧を確保する必要がある。
【0006】なお、炉蓋2を炉体1に装着して固定する
ために、炉蓋本体3の上部と下部には、閂スプリング1
4で付勢いされた回転可能の閂15が設けられ、閂15
を回転させて炉体1の係止部に係止させる。コークス炉
内で装入物16の乾留中に発生したガスは、炉内装入物
の上の空間17を通って排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の炉蓋2にお
いては、乾留中に炉蓋本体3や炉枠13は、炉内の熱影
響により変形し、その相互間距離が変化するため、シー
ルプレート10は橈んでこの変化に追従することにな
る。シールプレート10に橈みを生じさせる力は、圧接
スプリング12のスプリング力によってまかなわれる。
そのため、シートプレート10の橈みに要する力を小さ
くし、圧接スプリング12の押し付け力を効率よくナイ
フエッジ11と炉枠13の接触部に伝えて所定の面圧を
確保するためには、シールプレート10は、強度上許さ
れる範囲内で極力剛性を低くして橈み易いものとならざ
るを得ない。
【0008】したがって、シールプレート10は、特殊
鋼製の非常に薄い板とせざるを得ず、薄い板は強度面で
は不利であり、しかも、シールプレート10は炉の内部
側でガスにさらされ、その圧力を直接受ける構造となっ
ているために変形に対する抵抗力が弱く、変形し易いも
のとなっている。
【0009】また、コークス炉においては、石炭をコー
クス炉に装入し、一定時間乾留し、石炭中のガス分を除
去し、生成されたコークスを炉外へ取り出すという作業
が繰り返されるため、炉蓋2の炉体1に対する取付け及
び取り外しという作業も乾留サイクル毎に繰り返され
る。そのため、シートプレート10にも熱による膨張・
収縮が繰り返されることになり、この膨張・収縮の繰り
返しがシールプレート10に波状の変形を生じさせる結
果となり、ナイフエッジ11と炉枠13との接触状態に
悪影響を及ぼす。ところが、従来のシールプレート式炉
蓋2は、このシールプレート10の波状の変形を抑える
ことができず、ガスシール能力に限界があり、コークス
炉の炉内ガス圧力が高い場合への対応が不可能な状況に
ある。
【0010】さらに、コークス炉内で乾留中に発生した
ガスによる炉内ガス圧力は、石炭をコークス炉に装入し
て乾留を開始した後、すぐに最高値に達し、短時間で低
い値となる。この炉内ガス圧力の最高値は、原料となる
石炭の水分含有率によって大きく異なる。ところで、溶
鉱炉の燃料として使用されるコークスに対しては高い潰
裂強度が必要とされるが、従来、高い潰裂強度を有する
コークスの生産は、一般炭に一定の割合で強粘結炭を配
合した装入炭を使用することによって行われてきた。し
かしながら、強粘結炭は資源量が少なくかつ高価である
ことから、最近では低品位炭を調湿処理して原料とする
方法が主流となってきており、その調湿方法としては次
のようなものがある。
【0011】(1)CMC(Coal Moistur
e Control) (2)ACMC(Advanced Coal Moi
stureControl) (3)DAPS(Dry Cleaned and A
gglomer−ated Procompactio
n Control) 調湿処理した各原料に対する炉内ガス圧力の値を表1に
示す。
【0012】
【表1】 また、図18は一般炭とACMC調湿炭を原料として使
用した場合の乾留経過時間とコークス炉炉内ガス圧力と
の関係を示すグラフで、図18−(a)は一般炭の場合
の実測例のグラフ、図18−(b)はACMC調湿炭の
場合の実測例のグラフである。グラフから明らかなとお
り、一般炭の場合は炉内ガス圧力が低く、ACMC調湿
炭の場合は炉内ガス圧力が非常に高くなっている。
【0013】したがって、従来のシールプレート式炉蓋
においては、シールプレートの変形に追従させるシール
プレートを薄板とせざるを得ず強度面では不利であった
が、一般炭に強粘結炭を配合してコークスを生産するこ
れまでの方法に対しては炉内ガス圧力が低いので問題は
なかった。
【0014】しかしながら、調湿炭を使用してコークス
を生産する場合、炉内ガス圧力が非常に高くなるため、
シールプレートに変形が生じてナイフエッジの炉枠への
接触状態を阻害し、ガスが炉外に洩れるという問題が生
じている。
【0015】そこで、本発明は、シールプレートを備え
たコークス炉用炉蓋において、シールプレートに変形が
生じることなく、ガスシール能力に優れたコークス炉用
炉蓋を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のシールプレート
を備えたコークス炉用炉蓋は、コークス炉の炉枠に圧接
されるナイフエッジに周縁が固定されたシールプレート
をスライドプレートと耐火物との間に炉蓋本体の全面を
覆うように設けたコークス炉用炉蓋において、高剛性で
かつシールプレートと接する面の平面度が高い炉内プレ
ートもしくはブリックホルダーと、高剛性でかつシール
プレートと接する面の平面度が高いスライドプレートと
をそれぞれシールプレート炉内側と炉外側とに密着させ
て固定する。さらに、シールプレートの炉内側に露出し
た面に緩衝材を介してシールプレート用保護板を設けて
もよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施例1 図1は本発明の実施例の炉蓋をコークス炉に装着した状
態を示す縦断面図であり、図2は図1のA−A及びB−
B断面図で、炉蓋本体3に耐火物4が取付けられたもの
であり、耐火物4がそれ自体に埋め込まれたボルト5に
よりスライドプレート6に固定され、スライドプレート
6がその支持金物7及び炉蓋本体3のスライド金物8を
介して炉蓋本体3に取り付けられる。
【0018】耐火物4の炉外側には炉内プレート9が設
けられ、炉内プレート9とスライドプレート6との間に
シールプレート10がシールプレート絞付ボルト5aで
炉蓋本体3の全面を覆うように設けられる。
【0019】さらに、耐火物固定ボルト5のほかに、ス
ライドプレート側から炉内プレート側にシールプレート
締付けボルト5aをたて込み、シールプレート10の締
付力の強化を図る。以上の構造によりシールプレート1
0の固着状態は、確実でかつ安定したものとなり、シー
ルプレートの波形の変形が防止できる。
【0020】シールプレート10の自由端側の周縁は、
ナイフエッジ11に溶接により固定されており、ナイフ
エッジ11の先端は炉蓋本体3に内蔵された圧接スプリ
ング12で炉枠13に押しつけられ密着させることによ
ってガスシールが行われる構造となっている。
【0021】なお、従来の炉蓋と同様に、炉蓋を炉体1
に装着して固定するために、炉蓋本体3の上部と下部に
は、閂スプリング14で外側に付勢いされた回転可能の
閂15が設けられ、閂15を回転させて炉体1の係止部
に係止させる。
【0022】図3は本発明に使用するスライドプレート
の横断面図で、スライドプレート6には補強材として、
例えば、リブ23を設けて剛性を高め、シールプレート
10と接する側の面は、シールプレート10と密着させ
るため、機械加工を施して必要な平面度を確保する。
【0023】図4は本発明に使用する炉内プレートの横
断面図で、炉内プレート9は高剛性とするため、厚鋼板
とし、シールプレート10と接する側の面は、スライド
プレートと同様に、シールプレート10と密着させるた
め、スライドプレート6と同様に、機械加工を施して必
要な平面度を確保する。
【0024】実施例2 図5は本発明においてブリックホルダーに耐火物を固定
した実施例の横断面図で、ブリックホルダー24がスラ
イドプレート6にボルトで固定されている。ブリックホ
ルダー24は高剛性とし、シールプレートに接する面
は、シールプレート10と密着させるため、実施例1の
炉内プレート9と同様に、機械加工を施して必要な平面
度を確保して、シールプレートの波形の変形の発生を防
止することができる。
【0025】実施例3 図6は本発明の別実施例を示し、シールプレート用保護
板を設けたシールプレート式炉蓋をコークス炉に装着し
た状態を示す縦断面図、図7は図6のA−A及びB−B
断面図であり、炉蓋2は、前述の実施例1で説明したと
おり、炉蓋本体3にスライドプレート6を介して耐火物
4が取付けられたものである。耐火物4は、それ自体に
埋め込まれた耐火物固定ボルト5によりスライドプレー
ト6に固定され、スライドプレート6がその支持金物7
及び炉蓋本体3のスライド金物8を介して炉蓋本体3に
取り付けられる。
【0026】耐火物4には炉内プレート9が設けられ、
炉内プレート9とスライドプレート6との間にシールプ
レート10がシールプレート絞付ボルト5aで炉蓋本体
3の全面を覆うように設けられる。スライドプレート6
は、実施例1と同様に、補強材として、例えば、リブ2
3を設けて剛性を高め、シールプレート10と接する側
の面はシールプレート10と密着させるため、機械加工
を施して必要な平面度を確保し、炉内プレート9は高剛
性とするため、厚鋼板とし、シールプレート10と接す
る側の面は、スライドプレートと同様に、シールプレー
ト10と密着させるため、スライドプレート6と同様
に、機械加工を施して必要な平面度を確保する。また、
周縁には支持板21aを支持するための段部9aを設け
る。
【0027】シールプレート10の自由端側の周縁は、
ナイフエッジ11に溶接により固定されており、ナイフ
エッジ11の先端は炉蓋本体3に内蔵された圧接スプリ
ング12で炉枠13に押しつけられ密着させることによ
ってガスシールが行われる構造となっている。
【0028】なお、従来の炉蓋と同様に、炉蓋を炉体1
に装着して固定するために、炉蓋本体3の上部と下部に
は、閂スプリング14で外側に付勢いされた回転可能の
閂15が設けられ、閂15を回転させて炉体1の係止部
に係止させる。
【0029】図8は図6のC部拡大図であってシールプ
レート用保護板の取付状態を示した断面図、図9は図7
のD部拡大図であって保護板の取付状態を示した断面図
で、図6〜図9に示すように、シールプレート10の炉
内側に露出した面は、鋼板製のシールプレート用保護板
19で完全に覆われた構造となっており、シールプレー
ト10とシールプレート保護板19との間には、クッシ
ョン材として耐熱性の緩衝材20、例えば、セラミック
ファイバー(カオウール)が挿入されている。前記の乾
留開始直後に生じる短時間の高い炉内ガス圧力を保護板
19で受けるとともに、緩衝材20がクッション作用に
よりガス圧力の影響をシールプレート10の可橈性に及
ばないようにする。また、緩衝材20は、支持板21a
及び21bとでもってタールの浸入を防止する役目もし
ている。
【0030】保護板19の取付け部の構造は、一方の支
持板21aがナイフエッジ11に溶接で固着され、他方
の支持板21bが保護板19に溶接で固着されており、
炉内プレート9とシールプレート10との間で押しつけ
られて保護板19の位置が決まる構造となっている、ま
た、保護板19と支持板21bは熱膨張差の影響が生じ
ないように一部分のみを溶接し、保護板19の脱落を防
止している。
【0031】図10は図7のE−E断面図であって、保
護板の取付状態を炉内側より見た図、図11は図10の
F部拡大図であって、コークス炉の高さ方向における保
護板の分割部を示した図、図12は図11のG−G断面
を示した図であり、保護板19は、熱膨張による不具合
を避けるため、分割構造となっており、保護板19と隣
り合う保護板19との間には隙間を設けた分割構造とな
っており、さらに、上部の保護板19には継ぎ板22を
溶接して隙間部に設置し、圧力の影響がシールプレート
10に及ぶことのないようにしている。
【0032】実施例4 図13はブリックホルダーに耐火物を固定した場合の実
施例の横断面図で、実施例3の炉内プレートに代えてブ
リックホルダー24がスライドプレート6にボルトで固
定されている。
【0033】図14−(a)は図13に示すブリックホ
ルダーの縦断面図で、ブリックホルダー24は高剛性と
し、シールプレートに接する面は、シールプレート10
と密着させるため、実施例1の炉内プレート9(図14
−(b))と同様に、機械加工を施して必要な平面度を
確保し、周縁には支持板21aを支持するための段部2
4aを設ける。
【0034】
【発明の効果】
(1) スライドプレートと炉内プレートあるいはブリ
ックホルダーとをそれぞれシールプレートに接して炉外
側と炉内側とに配置したので、シールプレートの固定状
態が確実でかつ安定なものとなり、シールプレートの波
状の変形が防止でき、これによりコークス炉用炉蓋のシ
ール能力の低下を防ぐことができ、調湿炭を原料として
コークスを生産する場合において炉内ガス圧力が高くな
っても十分にガスシールを行なうことができる。
【0035】(2) シールプレートの炉内側に緩衝材
を介してシールプレート用保護板を設けるので、乾留開
始直後の短時間の高い炉内ガス圧力がシールプレートに
作用することを防止できる。このため、高い炉内ガス圧
力が発生する調湿炭を原料とする場合でも、高圧に起因
したシールプレートの変形に基づくナイフエッジの接触
障害によるガス漏れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の炉蓋をコークス炉に装着し
た状態を示す縦断面図である。
【図2】 図1のA−A及びB−B断面図である。
【図3】 本発明に使用するスライドプレートの横断面
図である。
【図4】 本発明に使用する炉内プレートの横断面図で
ある。
【図5】 本発明においてブリックホルダーに耐火物を
固定した実施例の横断面図である。
【図6】 本発明においてシールプレート用保護板を設
けた炉蓋をコークス炉に装着した状態を示す縦断面図で
ある。
【図7】 図6のA−A及びB−B断面図である。
【図8】 図6のC部拡大図であって保護板の取付状態
を示した断面図である。
【図9】 図7のD部拡大図であって保護板の取付状態
を示した断面図である。
【図10】 図7のE−E断面図であって、保護板の取
付状態を炉内側より見た図である。
【図11】 図10のF部拡大図であって、コークス炉
の高さ方向における保護板の分割部を示した図である。
【図12】 図11のG−G断面を示した図である。
【図13】 本発明においてリックホルダーに耐火物を
固定した場合の実施例の横断面図、図14−(b)は炉
内プレートの断面図である。
【図14】 図14−(a)は図13に示すブリックホ
ルダーの縦断面図、図14−(b)は実施例1の炉内プ
レートである。
【図15】 従来のシールプレート式炉蓋をコークス炉
に装着した状態を示す縦断面図である。
【図16】 従来のシールプレート式炉蓋をコークス炉
に装着した状態を示す平面図である。
【図17】 図15のH−H及びl−l横断面図であ
る。
【図18】 一般炭とACMC調湿炭を原料として使用
した場合の乾留経過時間とコークス炉炉内ガス圧力との
関係を示すグラフで、図18−(a)は一般炭の場合の
実測例のグラフ、図18−(b)はACMC調湿炭の場
合の実測例のグラフである。
【符号の説明】
1 炉体 2 炉蓋 3 炉蓋本体 4 耐火物 5,5a ボルト 6 スライドプレート 7 支持金物 9 炉内プレート 8 スライド金物 10 シールプレート 11 ナイフエッジ 12 圧接スプリング 13 炉枠 14 閂スプリング 15 閂 16 装入物 17 空間 19 保護板 20 緩衝材 21a,21b 支持板 22 継ぎ板 23 リブ 24 ブリックホルダー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉の炉枠に圧接されるナイフエ
    ッジに周縁が固定されたシールプレートをスライドプレ
    ートと耐火物との間に炉蓋本体の全面を覆うように設け
    たコークス炉用炉蓋において、高剛性でかつシールプレ
    ートと接する面の平面度が高い炉内プレートと、高剛性
    でかつシールプレートと接する面の平面度が高いスライ
    ドプレートとをそれぞれシールプレート炉内側と炉外側
    とに密着させて固定したことを特徴とするコークス炉用
    炉蓋。
  2. 【請求項2】 コークス炉の炉枠に圧接されるナイフエ
    ッジに周縁が固定されたシールプレートをスライドプレ
    ートと耐火物との間に炉蓋本体の全面を覆うように設け
    たコークス炉用炉蓋において、高剛性でかつシールプレ
    ートと接する面の平面度が高いブリックホルダーと、高
    剛性でかつシールプレートと接する面の平面度が高いス
    ライドプレートとをそれぞれシールプレート炉内側と炉
    外側とに密着させて固定したことを特徴とするコークス
    炉用炉蓋。
  3. 【請求項3】 シールプレートの炉内側に露出した面に
    緩衝材を介してシールプレート用保護板を設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のコークス炉用炉蓋。
JP97997A 1997-01-07 1997-01-07 シールプレートを備えたコークス炉用炉蓋 Pending JPH10195448A (ja)

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