JP2748749B2 - プラズマディスプレイの駆動方法 - Google Patents
プラズマディスプレイの駆動方法Info
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- JP2748749B2 JP2748749B2 JP27943291A JP27943291A JP2748749B2 JP 2748749 B2 JP2748749 B2 JP 2748749B2 JP 27943291 A JP27943291 A JP 27943291A JP 27943291 A JP27943291 A JP 27943291A JP 2748749 B2 JP2748749 B2 JP 2748749B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- voltage
- hold
- address
- plasma display
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
の駆動方法に関し、特にACリフレッシュ形プラズマデ
ィスプレイの駆動方法に関する。
の駆動方法に関し、特にACリフレッシュ形プラズマデ
ィスプレイの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のACリフレッシュ形プラ
ズマディスプレイの駆動方法として、誘電体及び放電空
間を介して互いに対向する外部電極群のいずれか一方の
電極群に印加される電圧波形が時分割されたパルス状で
あり、他方の電極群には、前記一方の電極群に印加され
た電圧波形に対して、点灯させる場合には逆位相のパル
ス電圧を印加し、点灯させない場合には同位相のパルス
状電圧を印加することによって安定な動作を示すことが
特公昭55−48318に示されている。この駆動方法
は一般にフェイズセレクト法と呼ばれている。
ズマディスプレイの駆動方法として、誘電体及び放電空
間を介して互いに対向する外部電極群のいずれか一方の
電極群に印加される電圧波形が時分割されたパルス状で
あり、他方の電極群には、前記一方の電極群に印加され
た電圧波形に対して、点灯させる場合には逆位相のパル
ス電圧を印加し、点灯させない場合には同位相のパルス
状電圧を印加することによって安定な動作を示すことが
特公昭55−48318に示されている。この駆動方法
は一般にフェイズセレクト法と呼ばれている。
【0003】このフェイズセレクト法を改良した駆動方
法として、従来つぎの2通りの駆動方法があった。この
1つは、図3の電圧配置のタイミングチャートに示すも
のである。すなわち、走査側l行とデータ側第m行の交
点セル(l,m)を点灯させる場合、3−aの走査側第
l行のアドレスパルスに対して3−bのデータ側第m列
のパルスを逆相で印加し放電を生じさせ点灯状態3−c
にする。その後データ側パルスを止め放電遅れを利用し
走査側ホールドパルスだけで放電を維持させる方法であ
る。この時、ホールドパルス電圧VH はアドレスパルス
電圧V0 に比べて低い電圧であることを特徴としてい
る。
法として、従来つぎの2通りの駆動方法があった。この
1つは、図3の電圧配置のタイミングチャートに示すも
のである。すなわち、走査側l行とデータ側第m行の交
点セル(l,m)を点灯させる場合、3−aの走査側第
l行のアドレスパルスに対して3−bのデータ側第m列
のパルスを逆相で印加し放電を生じさせ点灯状態3−c
にする。その後データ側パルスを止め放電遅れを利用し
走査側ホールドパルスだけで放電を維持させる方法であ
る。この時、ホールドパルス電圧VH はアドレスパルス
電圧V0 に比べて低い電圧であることを特徴としてい
る。
【0004】もう1つは、図4のタイミングチャートに
示す方法である。すなわち、電極l,mの交点セル
(l,m)を点灯させる場合、前記図3の場合と同様に
アドレスパルスによって点灯状態にする。その後、デー
タ側パルス4bを止め走査側ホールドパルスだけで放電
を維持させる際、ホールドパルス電圧はアドレスパルス
電圧に等しくかつデューティ比は50%以下にする方法
である。
示す方法である。すなわち、電極l,mの交点セル
(l,m)を点灯させる場合、前記図3の場合と同様に
アドレスパルスによって点灯状態にする。その後、デー
タ側パルス4bを止め走査側ホールドパルスだけで放電
を維持させる際、ホールドパルス電圧はアドレスパルス
電圧に等しくかつデューティ比は50%以下にする方法
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の図4に示す
駆動方法では、ホールドパスルのデューティー比を50
%以下にすると、最小動作電圧が上昇し最大動作電圧が
低下するため動作電圧範囲が狭くなってしまうという欠
点があり、また、図3に示す駆動方法によると、ホール
ドパルス電圧VH をアドレスパルス電圧V0 より低くす
ることにより動作電圧が上昇してしまうという欠点があ
った。
駆動方法では、ホールドパスルのデューティー比を50
%以下にすると、最小動作電圧が上昇し最大動作電圧が
低下するため動作電圧範囲が狭くなってしまうという欠
点があり、また、図3に示す駆動方法によると、ホール
ドパルス電圧VH をアドレスパルス電圧V0 より低くす
ることにより動作電圧が上昇してしまうという欠点があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の駆動方法は、走
査電極に印加するパルス状電圧のうちアドレス期間の点
灯状態を維持する目的のホールドパルス電圧がアドレス
パルス電圧に比べ低電圧で、かつ前記パルス状電圧のデ
ューティ比が50%以上であることを特徴とする。
査電極に印加するパルス状電圧のうちアドレス期間の点
灯状態を維持する目的のホールドパルス電圧がアドレス
パルス電圧に比べ低電圧で、かつ前記パルス状電圧のデ
ューティ比が50%以上であることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の電圧配置のタイミングチ
ャートである。図において、1−aは走査側第l行の電
極に印加するパルス状電圧波形で、ホールドパルス電圧
をアドレスパルス電圧より低く、かつ、ホールドパルス
のデューティー比を50%以上にしたものである。1−
bはデータ側第m列の電極に印加するパルス電圧波形、
1−cは交点セル(l,m)の駆動波形である。
る。図1は本発明の一実施例の電圧配置のタイミングチ
ャートである。図において、1−aは走査側第l行の電
極に印加するパルス状電圧波形で、ホールドパルス電圧
をアドレスパルス電圧より低く、かつ、ホールドパルス
のデューティー比を50%以上にしたものである。1−
bはデータ側第m列の電極に印加するパルス電圧波形、
1−cは交点セル(l,m)の駆動波形である。
【0008】図2は図1で示したパルス状電圧を印加し
た場合のデータを示す。図2から、デューティー比50
%未満では最小動作電圧が高くマージンはとれない状態
であるが、50%以上のデューティー比にすることによ
って最小動作電圧が低くなりマージンがとれることがわ
かる。
た場合のデータを示す。図2から、デューティー比50
%未満では最小動作電圧が高くマージンはとれない状態
であるが、50%以上のデューティー比にすることによ
って最小動作電圧が低くなりマージンがとれることがわ
かる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ホールド
期間において走査電極にアドレス期間の点灯状態を維持
できる範囲でアドレスパルス電圧より低い電圧レベルの
場合、ホールドパルスのデューティー比を50%以上に
することにより最小動作電圧を低くすることができ、マ
ージンをとることができる。
期間において走査電極にアドレス期間の点灯状態を維持
できる範囲でアドレスパルス電圧より低い電圧レベルの
場合、ホールドパルスのデューティー比を50%以上に
することにより最小動作電圧を低くすることができ、マ
ージンをとることができる。
【図1】本発明の一実施例の電圧配置のタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図2】図1の駆動波形で駆動した場合のデューティー
比対動作電圧及びマージンを示す図である。
比対動作電圧及びマージンを示す図である。
【図3】従来の駆動方法の電圧配置のタイミングチャー
トである。
トである。
【図4】従来の他の駆動方法の電圧配置のタイミングチ
ャートである。
ャートである。
1−a,3−a,4−a 走査側第l行の電極に印加
するパルス状電圧波形。 1−b,3−b,4−b データ側第m列の電極に印
加するパルス状電圧波形。 1−c,3−c,4−c セル(l,m)の駆動波形
(点灯時)。
するパルス状電圧波形。 1−b,3−b,4−b データ側第m列の電極に印
加するパルス状電圧波形。 1−c,3−c,4−c セル(l,m)の駆動波形
(点灯時)。
Claims (1)
- 【請求項1】 プラズマディスプレイの一走査期間をア
ドレス期間とホールド期間で構成し、その前記アドレス
期間にはアドレスパルスを印加し、前記ホールド期間に
は前記アドレスパルスに比べて高い周波数かつ低い電圧
レベルを有するホールドパルスを印加するACリフレッ
シュ形プラズマディスプレイの駆動方法において、ホー
ルドパルスのデューティ比を50%以上にしたことを特
徴とするプラズマディスプレイの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27943291A JP2748749B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | プラズマディスプレイの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27943291A JP2748749B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | プラズマディスプレイの駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05119736A JPH05119736A (ja) | 1993-05-18 |
JP2748749B2 true JP2748749B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=17610988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27943291A Expired - Lifetime JP2748749B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | プラズマディスプレイの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2748749B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452690B1 (ko) * | 2001-12-28 | 2004-10-14 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP27943291A patent/JP2748749B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05119736A (ja) | 1993-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980120 |