JP2748698B2 - 内燃機関試験装置用の排気ガス管接続装置 - Google Patents

内燃機関試験装置用の排気ガス管接続装置

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JP2748698B2
JP2748698B2 JP735291A JP735291A JP2748698B2 JP 2748698 B2 JP2748698 B2 JP 2748698B2 JP 735291 A JP735291 A JP 735291A JP 735291 A JP735291 A JP 735291A JP 2748698 B2 JP2748698 B2 JP 2748698B2
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利彦 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車組み立
て工場において、車体に組み込む前の内燃機関に対して
性能試験を行うに際して、この内燃機関の排気部に試験
装置側の排気ガス管を接続させるのに利用される内燃機
関試験装置用の排気ガス管接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関を試験するに際しては、
たとえば図4に示すように、内燃機関30を試験装置31の
ベンチ32上に送り込み、そして内燃機関30側と試験装置
31側との間で燃料経路、冷却水経路、排気ガス経路など
の接続を行ったのち、内燃機関30を運転しながら所期の
性能試験を行っている。
【0003】前記排気ガス経路を形成する排気ガス管33
は、ホース部34とソケツト部35とからなり、このソケツ
ト部35を内燃機関30の排気ソケツト部36に外嵌させるこ
とで、内燃機関30に対する排気ガス管33の接続を行って
いる。その際に排気ガス管33は、シリンダ装置37のピス
トンロツド38に振動吸収用のインシユレータゴム39を設
け、このインシユレータゴム39からの連結部材40でホー
ス部34を支持する構成により試験装置31側に配設してあ
る。
【0004】そして図4の実線で示す分離状態からシリ
ンダ装置37を作動させることで、仮想線で示すように排
気ソケツト部36にソケツト部35を外嵌させて接続させて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
形式では、排気ガス管33内を流れる高温の排気ガスによ
りホース部34が加熱され、その熱が連結部材40を介して
インシユレータゴム39に伝達されて、このインシユレー
タゴム39を溶かすことになる。その結果、所期の振動吸
収を好適に行えなくなり、また排気ガス管33の支持が乱
れて接続動が円滑に行えない。
【0006】本発明の目的とするところは、インシユレ
ータゴムが加熱することを防止し得る内燃機関試験装置
用の排気ガス管接続装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべく
本発明における内燃機関試験装置用の排気ガス管接続装
置は、内燃機関の排気ソケツト部に対向自在なソケツト
部を有する排気ガス管と、前記排気ソケツト部に対して
ソケツト部を接続分離動させるシリンダ装置とを有し、
このシリンダ装置の作動部にインシユレータゴムを取り
付け、このインシユレータゴムに取り付けた水冷ジヤケ
ツトを介して排気ガス管を支持している。
【0008】
【作用】かかる本発明の構成によると、シリンダ装置の
収縮によりソケツト部を後退動させた状態で、内燃機関
を試験装置に送り込んでソケツト部に排気ソケツト部を
対向させる。そしてシリンダ装置の伸展によりソケツト
部を前進動させ、排気ソケツト部に対してソケツト部を
外嵌させて接続を行う。
【0009】この状態で所期の運転に移り、試験を行う
のであるが、その際に運転による振動はインシユレータ
ゴムにより吸収し得る。そして水冷ジヤケツトには冷却
水が流れていることから、排気ガス管側の熱は水冷ジヤ
ケツトにより遮断され、インシユレータゴム側には伝達
されない。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。1は内燃機関で、所定の箇所には外向き
の排気ソケツト部2が設けられる。5は内燃機関試験装
置で、前記内燃機関1を支持自在なベンチ6を有し、か
つ前記排気ソケツト部2に対向自在なソケツト部7とホ
ース部8とからなる排気ガス管9を有するとともに、前
記排気ソケツト部2に対してソケツト部7を接続分離動
させるシリンダ装置10を有している。
【0011】前記シリンダ装置10の作動部であるピスト
ンロツド11の遊端にブラケツト12を連結し、そしてブラ
ケツト12の外面に振動吸収用のインシユレータゴム13を
固定している。さらにインシユレータゴム13の外面側に
は水冷ジヤケツト14が固定され、この水冷ジヤケツト14
からの連結部材15でホース部8を支持している。
【0012】前記水冷ジヤケツト14は、箱状物16と蓋状
物17とを一体化することで内部に空洞化した流路18を有
せしめて構成される。そして箱状物16の上部には、給水
用エルボ19と排水用エルボ20とが螺子込み形式にて装着
されている。21は給水ホース、22は排水ホースを示し、
これらは内燃機関1への冷却水経路と並列状態に配管さ
れる。
【0013】次に上記実施例の作用を説明する。図1の
実線に示すように、シリンダ装置10の収縮によりインシ
ユレータゴム13や水冷ジヤケツト14などを介してソケツ
ト部7を後退動させた状態で、内燃機関1を試験装置5
のベンチ6上に送り込んでソケツト部7に排気ソケツト
部2を対向させる。
【0014】そしてシリンダ装置10の伸展によりソケツ
ト部7を前進動させ、図1の仮想線に示すように、排気
ソケツト部2に対してソケツト部7を外嵌させて接続を
行う。この前後において、内燃機関1側と試験装置5側
との間で燃料経路、冷却水経路、排気ガス経路などの接
続が行われる。
【0015】この状態で所期の運転に移り、性能試験を
行うのであるが、その際に運転による振動はインシユレ
ータゴム13により吸収し得る。そして水冷ジヤケツト14
には給水ホース21、給水用エルボ19を介して冷却水が供
給され、この冷却水は流路18内を流れたのち、排水用エ
ルボ20、排水ホース22を介して排出されていることか
ら、十分に冷却されている。したがって排気ガス管9側
の熱は水冷ジヤケツト14により遮断され、インシユレー
タゴム13側には伝達されない。
【0016】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、シリンダ装
置の収縮によりソケツト部を後退動させた状態で、内燃
機関を試験装置に送り込んでソケツト部に排気ソケツト
部を対向させたのち、シリンダ装置の伸展によりソケツ
ト部を前進動させることで、排気ソケツト部に対してソ
ケツト部を外嵌させて接続を行うことができる。
【0017】この状態で所期の運転に移り、試験を行う
のであるが、その際に運転による振動はインシユレータ
ゴムにより吸収することができる。そして水冷ジヤケツ
トには冷却水が流れていることから、排気ガス管側の熱
は水冷ジヤケツトにより遮断でき、インシユレータゴム
側に伝達することを防止できる。これにより、インシユ
レータゴムが溶けることがなくなって、所期の振動吸収
を常に好適に行うことができ、また排気ガス管の支持を
常に好適に維持できて、接続動を常に円滑に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、全体の配置状態での
側面図である。
【図2】同水冷ジヤケツト部の一部切り欠き正面図であ
る。
【図3】同図2における一部切り欠き側面図である。
【図4】従来例を示し、全体の配置状態での側面図であ
る。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 排気ソケツト部 5 内燃機関試験装置 6 ベンチ 7 ソケツト部 8 ホース部 9 排気ガス管 10 シリンダ装置 11 ピストンロツド(作動部) 13 インシユレータゴム 14 水冷ジヤケツト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気ソケツト部に対向自在な
    ソケツト部を有する排気ガス管と、前記排気ソケツト部
    に対してソケツト部を接続分離動させるシリンダ装置と
    を有し、このシリンダ装置の作動部にインシユレータゴ
    ムを取り付け、このインシユレータゴムに取り付けた水
    冷ジヤケツトを介して排気ガス管を支持したことを特徴
    とする内燃機関試験装置用の排気ガス管接続装置。
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