JP2747305B2 - Atm交換機 - Google Patents

Atm交換機

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JP2747305B2 JP31680188A JP31680188A JP2747305B2 JP 2747305 B2 JP2747305 B2 JP 2747305B2 JP 31680188 A JP31680188 A JP 31680188A JP 31680188 A JP31680188 A JP 31680188A JP 2747305 B2 JP2747305 B2 JP 2747305B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第3,4図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作 用(第1図) 実 施 例(第2図) 発明の効果 〔概 要〕 いわゆる放送形態の通信に好適なATM〔Asynchronous
Transfer Mode;ATM(非同期転送モード)〕交換機に関
し、 入力線からのセルを複数の出力線へ分配する、放送形
態の通信を可能にすることを目的とし、 セル多重された複数の入力線と複数の出力線とを有
し、入力線から入る情報フィールドと識別子を含むヘッ
ダーとからなるセルを呼設定フェーズで定められた出力
線へ出力し、且つ、識別子を出力線用のものに変更する
ATM交換機において、全ての入力線に接続され対応する
1つの出力線に接続された出力対応部が出力線の数だけ
並列に設けられ、各出力対応部が、対応する各入力線に
接続され、入力線から入るセルを出力線へ出力させるべ
きかどうかを判定し、出力線へセルを出力する場合はセ
ルを通過させ、それ以外ではセルの通過を阻止するゲー
ト部を入力線の数だけそなえ、各ゲート部からのセルを
複数一時的に記憶する記憶部をゲート部に対応してそな
え、且つ、各記憶部に記憶されたセルを出力線へ出力す
る出力制御部をそなえるように構成し、ゲート部が、入
力線から入るセルのヘッダー内の入力線用の識別子と関
連付けて、セルを出力線へ出力させるべきかどうかを示
すセル出力可否情報と、他の出力線における出力線用の
識別子とは異なる出力線用の識別子とを記憶する記憶手
段と、記憶手段に記憶されるセル出力可否情報に基づい
て、出力線へセルを出力する場合はセルを通過させ且つ
セルの入力線用の識別子をセルの出力線用の識別子に変
更し、それ以外ではセルの通過を阻止するゲート手段と
をそなえるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、いわゆる放送形態の通信に好適なATM交換
機に関する。
近年、広帯域ISDNの実現方式として、パケット交換の
帯域柔軟性と回線交換の時間透過性とを兼ねそなえた、
ATMを使ったATM交換技術がCCITTで合意され、各機関で
研究が盛んに行なわれている。
〔従来の技術〕 かかるATM交換機としては、例えば自己ルーティング
通話路を用いた第3図に示すような構成のものが提案さ
れている。この第3図に示す回路では、例えば3×3単
位自己ルーティングスイッチ(以下、単位自己ルーティ
ングスイッチを単位スイッチということがある)が入線
側(S11,S12,S13参照)、中間(S21,S22,S23参照)、出
線側(S31,S32,S33参照)に各3個あり、1次リンク
L11,L12,L13は入線側スイッチS11の3個の出力端を中間
スイッチS21〜S23の各1番目の入力端へ接続し、1次リ
ンクL21〜L23,L31〜L33もこれに準ずる。2次リンクM11
〜M13は、中間スイッチS21の3つの出力端を出線側の3
個のスイッチS31〜S33の各1番目の入力端へ接続し、2
次リンクM21〜M23,M31〜M33もこれに準ずる。
この自己ルーティング通話路では、最初にS11,S21〜S
23,S31を設置しておくと、S12とS32,S13とS33の設置は
既設部分を何ら変更することなく、単にL21〜L23,L31
L33を図示の如く結線するだけで行なうことができる。
また、例えば入線#9を出線#3へ導くパスはS13とS
21とS31、S13とS22とS31、S13とS23とS31の3パスがあ
り、S13とS31間のトラヒックをS21〜S23へ分散させるこ
とができ、さらにS21にトラヒックが集中していて遅れ
がでるような場合は、S22またはS23経由のパスに変更す
ればよく、遅れを可及的に少なくすることができる。
第4図は第3図の3×3の単位自己スイッチの構成例
を示す。I1〜I3は制御情報検出回路、D1〜D3は情報遅延
回路、DM1〜DM3はデマルチプレクサ、DEC1〜DEC3は制御
情報デコード回路、F11〜F33はFIFOメモリ(先入れ先出
し方式のメモリ)、SL1〜SL3はセレクタ、DS1〜DS3はFI
FOメモリF11〜F13,F21〜F23,F31〜F33のリクエスト信号
K11〜K13,K21〜K23,K31〜K33を受けてセレクタSL1〜SL3
の制御を行なう回路である。
入力端#1〜#3に入る信号は前述の情報+制御情報
(セル)の形をしており、検出回路I1〜I3はこの制御情
報を抽出してから対応するデコード回路DEC1〜DEC3へ送
る。この制御情報は、自己ルーティング通話路4が3段
構成であれば1段目用RH1、2段目用RH2、3段目用RH3
の3種あるから、検出回路I1〜I3は当該自己ルーティン
グスイッチが第何段目かにより該当する制御情報+RHを
抽出する。
デコード回路DEC1〜DEC3は入力された制御情報が出力
端i(1〜3)を示すものであれば、デマルチプレクサ
を操作して当該FIFOメモリFijに情報を送る。例えば、
入力#1の制御情報が出力端#2を示すものであれば、
デコード回路DEC1はデマルチプレクサDM1を操作して入
力#1をF21に入力する。
制御回路DS1はFIFOメモリF11〜F13に情報が入ると、
セレクタSL1を操作してセルを出力#1へ送出する。他
も同様である。
制御回路DS1は例えばFIFOメモリFijからのリクエスト
信号Kijを常時走査しており、リクエスト信号Kijが検出
されると当該FIFOメモリの内容をセレクタSLiを通して
出力させるように動作する。あるいはリクエスト信号K
ijは割込みとして制御回路DSiに入力し、割込みが入る
と制御回路DSiは当該FIFOメモリの内容をセレクタを通
して出力させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のATM交換機では、入
力線からのセルを複数の出力線へ分配する、いわゆる放
送形態の通信については考慮されていない。本発明は、
このような問題点を解決しようとするもので、入力線か
らのセルを複数の出力線へ分配する、いわゆる放送形態
の通信を可能にした、ATM交換機を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
第1図は、セル多重された複数の入力線と複数の出力
線とを有し、入力線から入る情報フィールドと識別子を
含むヘッダーとからなるセルを呼設定フェーズで定めら
れた出力線へ出力し、且つ、識別子を出力線用のものに
変更するATM交換機の構成を示すものである。
第1図において、1−1,1−2,1−mは出力対応部で、
各出力対応部1−1,1−2,・・,1−mは全ての入力線#
1〜#nに接続されるとともに対応する1つの出力線#
1,#2,・・,mに接続されている。従って、出力対応部1
−1,1−2,・・,1−mは出力線の数mだけ並列に設けら
れていることになる。
また、各出力対応部1−1,1−2,・・,1−mは、ゲー
ト部CD11〜CD1n,CD21〜CD2n,・・,CDm1〜CDmn,記憶部F
11〜F1n,F21〜F2n,・・,Fm1〜Fmnおよび出力制御部CN
T1,CNT2,・・,CNTmをそなえている。
ここで、ゲート部CD11〜CD1n,CD21〜CD2n,・・,CDm1
〜CDmnは入力線の数nだけそなえられ、各ゲート部CDij
(i=1〜m,j=1〜n)は、対応する各入力線#jに
接続され、この接続された入力線#jから入るセルをこ
の出力対応部1−iに接続された出力線#iへセルを出
力させるべきかどうかを判定し、出力線#iへセルを出
力する場合はセルを通過させ、それ以外ではセルの通過
を阻止するもので、これらのゲート部CDijは入力線のn
だけ設けられている。
このため、ゲート部CDijは、入力線#jから入るセル
のヘッダー内の入力線の識別子と関連付けて、セルを出
力線#iへ出力させるべきかどうかを示すセル出力可否
情報と、他の出力線における出力線用の識別子とは異な
る出力線用の識別子とを記憶する記憶手段と、記憶手段
に記憶されるセル出力可否情報に基づいて、出力線#i
へセルを出力する場合はセルを通過させ且つセルの入力
線用の識別子をセルの出力線用の識別子に変更し、それ
以外ではセルの通過を阻止するゲート手段とをそなえて
構成されている。
記憶部Fijはゲート部CDijからのセルを複数一時的に
記憶するもので、これらの記憶部Fijはゲート部CDij
数mだけ設けられている。
出力制御部CNTiは、各記憶部Fijに記憶されたセルを
この出力対応部1−iに接続された出力線#iへ出力す
るもので、各出力制御部CNTiは制御回路DSiとセレクタS
Liとをそなえており、制御回路DSiによって、記憶部Fij
にセルが入ると、セレクタSLiが操作されて、セルが対
応する出力線#iへ送出されるようになっている。
〔作 用〕
例えば入力線#1から入るセルを出力線#1,#2へそ
れぞれ出したい場合を考える。
まず、各入力線#1からのセルは各出力対応部1−i
の対応するゲート部CDijへそれぞれ入力される。この場
合は、出力対応部1−1のゲート部CD11および出力対応
部1−2のゲート部CD21だけがセルを通過させ、それ以
外のゲート部はセルの通過を阻止する。
その後、ゲート部CD11を通過したセルは記憶部F11
一時的に記憶されたあと、出力制御部CNT1のセレクタSL
1を通じて出力線#1へ出力されるとともに、ゲート部C
D21を通過したセルは記憶部F21で一時的に記憶されたあ
と、出力制御部CNT2のセレクタSL2を通じて出力線#2
へ出力される。そして、このとき、セルの識別子は各出
力線用のものに変更されている。
なお、任意の入力線から入るセルを任意の出力線へ出
したい場合も、上記の場合とほぼ同様の要領でルーティ
ング制御が行なわれる。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
さて、本実施例においても、第3図に示すような例え
ば3×3の単位スイッチSij(i=1,2,3,j=1,2,3)を
入線側、中間、出線側に各3個ずつ配置し、それぞれの
単位スイッチSijをリンクで接続し、セル多重された複
数の入力線#jと複数の出力線#iとを有し、入力線#
jから入る情報フィールドと識別子を含むヘッダーとか
らなるセルを呼設定フェーズで定められた出力線#iへ
出力し、且つ、この識別子を出力線用のものに変更する
ATM交換機であるが、各単位スイッチの構成が第4図に
示す従来のものと異なる。
すなわち、各単位スイッチSijは、第2図に示すごと
く、3つの出力対応部1−1,1−2,1−3を有している。
ここで、各出力対応部1−1,1−2,1−3は、全ての入力
線#1〜#3に接続されるとともに対応する1つの出力
線#1,#2,#3に接続されている。即ち、各出力対応部
1−1,1−2,1−3は並列的に設けられていることにな
る。
また、各出力対応部1−1,1−2,1−3は、ゲート部と
してのセルドロッパーCD11〜CD13,CD21〜CD23,CD31〜CD
33,記憶部としてのFIFOメモリF11〜F13,F21〜F23,F31
F33および出力制御部CNT1,CNT2,CNT3をそなえている。
ここで、各出力対応部1−iにおけるセルドロッパー
CD11〜CD13,CD21〜CD23,CD31〜CD33は、それぞれ入力線
の数(3)だけそなえられ、各セルドロッパーCDij(i
=1〜3,j=1〜3)は、対応する各入力線#jに接続
され、この接続された入力線#jから入るセルの情報IN
F(情報フィールド)に付加される情報識別子VCIに基づ
き、この出力対応部1−iに接続された出力線#iへ該
セルを出力させるきかどうかを判定し、出力線#iへ該
セルを出力する場合は該セルを通過させ且つセルの識別
子VCIを該出力線用のものVCI′に変更し、それ以外では
セルの通過を阻止するものである。
なお、この例では、伝送路上を8ビット並列伝送され
るようになっている。
さらに、上記機能を発揮するために、上記のようにマ
ルチ接続された各セルドロッパーCDijは、分離回路DMX
ij,遅延回路DLij,記憶手段としてのVCI変換テーブルVCT
ij,ゲート手段としての多重化回路MXijをそなえてい
る。
ここで、分離回路DMXijは、入力線#jから入ってき
たセルの情報INFと情報識別子VCIとを分離するものであ
る。
また、VCI変換テーブルVCTijは、入力線用の情報識別
子VCIに対応してイネーブルビット(以下、ENビットと
いう)と出力線用の情報識別子VCI′とを記憶するもの
である。
即ち、VCI変換テーブルVCTijは、入力線#jから入る
セルのヘッダー内の入力線用の識別子VCIと関連付け
て、セルを出力線#iへ出力させるべきかどうかを示す
セル出力可否情報としてのENビットと、他の出力線#i
における出力線用の識別子VCI′とは異なる出力線用の
識別子VCI′(即ち、同一の入力線用の識別子VCIに対応
した出力線#i毎に互いに異なる出力線用の識別子VC
I′)とを記憶するものである。
さらに、遅延回路DLijは、分離回路DMXijで分離され
た情報INFをVCI変換テーブルVCTijでの検索相当時間だ
け待たせておくものである。
また、多重化回路MXijは、遅延回路DLijからの情報IN
FとVCI変換テーブルVCTijからの出力線用の情報識別子V
CI′とを多重化するものであるが、この多重化回路MXij
は、入力線用の情報識別子VCIに対応するENビットが立
っている場合(「1」の場合)に作動するようになって
いる。
即ち、多重化回路MXijは、VCI変換テーブルVCTijに記
憶されるENビットに基づいて、出力線#iへセルを出力
する場合はセルを通過させ且つセルの入力線用の識別子
VCIをセルの出力線用の識別子VCI′に変更し、それ以外
ではセルの通過を阻止するようになっている。
したがって、分離回路DMXijで入力線#jから入って
きたセルから情報INFと情報識別子VCIとが分離され、こ
の情報識別子VCIをアドレスとして、VCI変換テーブルVC
Tijを検索し、該当するENビットと新しい情報識別子VC
I′とを読み出す。その後は、この読みだされた出力線
用の情報識別子VCI′と遅延回路DLijで遅延された情報I
NFとを多重化回路MXijで多重化することが行なわれる。
このとき、多重化回路MXijは、ENビットが「1」であれ
ば、FIFOメモリFijへ送り、ENビットが「0」であれ
ば、FIFOメモリFijへ送らない。
これにより、各セルドロッパーCDijは、出力対応部1
−iに接続された出力線#iへセルを出力させるべきか
どうかを判定し、出力線#iへセルを出力する場合はセ
ルを通過させ且つセルの識別子VCIを該出力線用のものV
CI′に変更し、それ以外ではセルの通過を阻止すること
ができるのである。
FIFOメモリFijはセルドロッパーCDijからのセルを送
られてきた順に順次一時的に記憶するもので、これらの
FIFOメモリFijはセルドロッパーCDijの数(3)だけ設
けられている。
出力制御部CNTiは、各FIFOメモリFijの記憶情報をこ
の出力対応部1−iに接続された出力線#iへFIFOメモ
リFijに記憶されている順に順次出力するもので、各出
力制御部CNTiは制御回路DSiとセレクタSLiとをそなえて
おり、制御回路DSiによって、FIFOメモリFijにセルが入
ると、セレクタSLiが操作されて、セルが対応する出力
#iへ送出されるようになっている。
なお、かかる制御回路DSiやセレクタSLiの作用は、第
4図に示したものと同じである。
上述の構成により、例えば1段目の単位スイッチS11
における入力線#1から入るセルを出力線#2および#
3へ出したい場合を考えると、まず、各入力線#1〜#
3からのセルは各出力対応部1−1〜1−3の対応する
セルドロッパーCD11〜CD13,CD21〜CD23,CD31〜CD33へそ
れぞれ入力される。
この場合は、出力対応部1−2のセルドロッパーCD21
および出力対応部1−3のセルドロッパーCD31だけがセ
ルを通過させ且つ情報識別子VCIを変更させ、それ以外
のセルドロッパーはセルの通過を阻止する。
すなわち、セルドロッパーCD21では、入力線#1から
入ってきたセルから分離回路DMX21で情報識別子VCIを分
離し、この情報識別子VCIをアドレスとしてVCI変換テー
ブルVCT21を検索して、ENビットと新しい情報識別子VC
I′とを読み出す。この場合、ENビットは「1」である
ため、多重化回路MX21でセルに新しい情報識別子VCI′
が付加されて、FIFOメモリF21へ送られる。
かかる動作はセルドロッパーCD31においても同様であ
る。
なお、その他のセルドロッパーでは、VCI変換テーブ
ルより読み出されるENビットが「0」であるため、セル
はFIFOメモリへ送られず、これによりセルの通過は阻止
されるのである。
その後、セルドロッパーCD21を通過したセルは、FIFO
メモリF21で一時的に記憶されたあと、出力制御部CNT2
のセレクタSL2を通じて出力線#2へ出力されるととも
に、セルドロッパーCD31を通過したセルは、FIFOメモリ
F31で一時的に記憶されたあと、出力制御部CNT3のセレ
クタSL3を通じて出力線#3へ出力される。
このように、各単位スイッチSijに出力対応部1−1,1
−2,1−3を出力線の数(3)だけ並列的に設け、各出
力対応部1−1,1−2,1−3において、セルの入力線用の
識別子VCIに対応した出力線#i毎に互いに異なるセル
の出力線用の識別子VCI′を、VCI変換テーブルVCTij
ら読み出して、セルの識別子の変換を行なうことによ
り、入力線#jからのセルを複数の出力線#iへ分配す
る1対N(N:複数)接続を容易に行なうことができ、こ
れにより放送形態での通信をATM交換機において実現で
きるのである。
なお、この単位スイッチS11における任意の入力線か
ら入るセルを任意の複数の出力線へ出したい場合や、他
の1段目の単位スイッチS12,S13,2段目の単位スイッチS
21〜S23,3段目の単位スイッチS31〜S33における任意の
入力線から入るセルを任意の複数の出力線へ出したい場
合でも、上記の場合とほぼ同様の要領で実施可能である
ことはいうまでもない。
また、上記のような3×3の単位スイッチ以外のn×
mの単位スイッチにも、本発明を適用できることはいう
までもない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明のATM交換機によれば、
それぞれ全ての入力線に接続されるとともに対応する1
つの出力線に接続されゲート部,記憶部および出力制御
部をそなえてなる出力対応部が出力線の数だけ並列的に
設けられていて、各出力対応部において、セルの入力線
用の識別子に対応した出力線毎に互いに異なるセルの出
力線用の識別子を記憶手段から読み出して、セルの識別
子の変換を行なうことにより、入力線からのセルを複数
の出力線へ分配する1対N(N:複数)接続を容易に行な
うことができ、これにより放送形態での通信をATM交換
機において実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第3図は従来例を示すブロック図、 第4図は従来の単位スイッチの構成を示すブロック図で
ある。 図において、 1−iは出力対応部、 CDijはセルドロッパー(ゲート部) CNTiは出力制御部、 DLijは遅延回路、 DMXijは分離回路、 DSiは制御回路、 FijはFIFOメモリ(記憶部)、 MXijは多重化回路(ゲート手段)、 SLiはセレクタ、 VCTijはVCI変換テーブル(記憶手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−86938(JP,A) 特開 昭63−224445(JP,A) 特開 昭61−72448(JP,A) Globocom ’87 p.1866− 1870

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セル多重された複数の入力線と複数の出力
    線とを有し、入力線から入る情報フィールドと識別子を
    含むヘッダーとからなるセルを呼設定フェーズで定めら
    れた出力線へ出力し、且つ、該識別子を出力線用のもの
    に変更するATM交換機において、 それぞれ全ての入力線に接続されるとともに対応する1
    つの出力線に接続された出力対応部が出力線の数だけ並
    列に設けられて、 該各出力対応部が、 対応する各入力線に接続され、この接続された入力線か
    ら入る該セルをこの出力対応部に接続された出力線へ出
    力させるべきかどうかを判定し、該出力線へ該セルを出
    力する場合は該セルを通過させ、それ以外では該セルの
    通過を阻止するゲート部を入力線の数だけそなえるとと
    もに、 該各ゲート部からのセルを複数一時的に記憶する記憶部
    を該ゲート部に対応してそれぞれそなえ、 且つ、該各記憶部に記憶されたセルをこの出力対応部に
    接続された出力線へ出力する出力制御部をそなえて構成
    され、 該ゲート部が、 該入力線から入る該セルのヘッダー内の該入力線用の識
    別子と関連付けて、該セルを該出力線へ出力させるべき
    かどうかを示すセル出力可否情報と、他の出力線におけ
    る出力線用の識別子とは異なる該出力線用の識別子とを
    記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶される該セル出力可否情報に基づい
    て、該出力線へ該セルを出力する場合は該セルを通過さ
    せ且つ該セルの該入力線用の識別子を該セルの該出力線
    用の識別子に変更し、それ以外では該セルの通過を阻止
    するゲート手段とをそなえて構成されていることを特徴
    とする、ATM交換機。
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