JP2747215B2 - 局部洗浄用のノズル装置及びこれを使用した洗浄機能付き和風便器 - Google Patents

局部洗浄用のノズル装置及びこれを使用した洗浄機能付き和風便器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水洗浄便座等の局部
洗浄装置に備えるノズル装置及びこのノズル装置を最適
に利用できるようにした洗浄機能付きの和風便器の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】腰掛け式の洋風便器には、用便後の局部
洗浄のための洗浄機能を持つ温水洗浄便座を備え付ける
ことができる。この温水洗浄便座は、便器本体に被さる
便座をケーシングに一体化し、このケーシングに内蔵し
たノズル装置によって局部洗浄を可能としたものであ
る。
【0003】このような洋風の便器に代えて、和風便器
に局部洗浄の温水洗浄装置を備えたものも既に知られて
いる。その例として、たとえば特公平5−13210号
公報に記載されたものがある。
【0004】これは床に組み込んだ便器本体の左右に沿
って一対の足載せ台を配置し、その一方に温水洗浄のた
めの機能部を収納すると共にこの機能部に温水供給源に
接続したノズル装置を備える構成としたものである。ノ
ズル装置はシリンダとこれに収納したノズルロッドとを
備え、用便時には足載せ台の中にノズルロッドが後退し
た位置に待機し、洗浄時にはシリンダに洗浄温水が供給
される。そして、この洗浄水の供給による水圧を利用し
てノズルロッドを洗浄位置まで進出させ、洗浄水の噴射
によって洗浄が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】腰掛け式の便器に備え
る温水洗浄便座では、人が便座に座る一方でノズルはこ
の便座の下側から洗浄水を噴射するので、便座に座る姿
勢が適切でなかったような場合でも臀部付近だけが洗浄
水を浴びるだけであり、使い勝手に大きな不便を感じる
ことはない。
【0006】これに対し、先の公報に記載のような和風
便器の場合では、ノズルロッドの先端からの洗浄水が人
体に当たった後に飛び散ったものが、臀部だけでなく脚
にも及ぶ恐れが高い。このため、足載せ台にはこのよう
な水の飛散を遮断する跳ね返り防止壁を立ち上げる等の
手段が必要となる。
【0007】ところが、ノズルによる洗浄の際には、洗
浄水の噴出圧を或る程度高くしておかないと、十分な洗
浄が得られない。このため、跳ね返り防止壁を備えてい
ても、噴出圧を高くするに従って飛散水を浴びやすくな
るほか、使用する人の姿勢が不適切であるような場合に
は同様の結果を招く。
【0008】このように、腰掛け式の便器用の温水洗浄
便座では、ノズルからの洗浄水の放出形態にさほど神経
を尖らせる必要はないものの、和風便器に適用しようと
するときには、従来の温水洗浄便座のノズル装置の構造
のままでは都合が悪い。
【0009】本発明において解決すべき課題は、洗浄水
が人体に当たった後の飛散を抑える洗浄水の噴射形態と
したノズル装置を提供すると共に、このノズル装置によ
って快適に使用できる和風の便器を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、局部洗浄装置
に設けるノズル装置であって、ノズル本体に2系統の洗
浄水流路を形成し、一方の洗浄水流路の終端から局部を
指向した洗浄主流を噴出可能とし、他方の洗浄水流路の
終端から前記洗浄主流の流線の少なくとも円弧状に被さ
る副流を噴出可能とし、前記副流の水勢速度を前記洗浄
主流のそれよりも小さくしてなることを特徴とする。
【0011】このような構成において、洗浄主流を斜め
に噴出すると共に副流をその上方から噴出し、洗浄主流
に対して副流が重力による自然落下により洗浄点の手前
で交差可能に2系統の洗浄水流路からのそれぞれの水勢
を設定可能とすることができる。また、副流を、洗浄水
流路にエジェクタ効果を利用して吸引される空気を混入
した泡沫水流としたり、洗浄主流も含めて同様に泡沫水
流としてもよい。
【0012】更に、和風の便器本体に付設するケーシン
グから、便器本体のボール部の後部に向けて出没可能な
局部洗浄手段を備えた和風便器において、この局部洗浄
手段として上記の局部洗浄用のノズル装置を適用するこ
とができる。
【0013】このような和風便器に備える場合、ノズル
装置のノズル本体は、洗浄主流及び副流の流線と水平面
との間の角度が60〜70°の範囲の吐出角度としてケ
ーシングに連接したものとすることができる。
【0014】
【作用】ノズル装置において、洗浄主流は副流よりも水
勢流速が大きいので、洗浄主流は局部に向けて突き進む
一方、洗浄主流の上方に被さる水膜状の副流は重力によ
り次第に下に曲がっていく流線を描く。洗浄主流は局部
に当たった後、身体の前後方向に跳ねる度合いが大き
く、この跳ねた水は副流に吸収されるか副流がスクリー
ンとなってその飛散が防止される。
【0015】洗浄主流や副流を泡沫水流とすれば、泡沫
水自体の水跳ねの度合いが通常の水流に比べて小さくな
り、水の飛び散りの範囲を狭めることが可能となる。
【0016】また、このようなノズル装置を和風便器用
の局部洗浄手段として備えれば、水の飛散が抑えられ、
便器のリム部分やその周りの床等を濡らすことがない使
い勝手が可能となる。
【0017】
【実施例】図1は本発明のノズル装置を含む局部洗浄機
能付きの便器設備を示す分解斜視図である。
【0018】図において、リム部1aだけを残して床に
組み込まれた便器本体1は、従来周知の水洗式の和風便
器であり、ボール部1bの汚水・汚物を排出する洗浄水
の供給のためのフラッシュバルブ1cを接続している。
【0019】便器本体1の上には、後端側のほぼ半分を
占めるほぼU字状の平面形状を持つ局部洗浄装置のケー
シング2を被せる。また、このケーシング2とは別体と
してその近傍に配置され、洗浄機能を作動させるための
機構やコントローラ等を収納した機能部ユニット3を設
ける。
【0020】図2は便器本体1に対してケーシング2及
び機能部ユニット3をレイアウトしたときの切欠平面
図、図3は図1のA−A線矢視による拡大縦断面図であ
る。
【0021】機能部ユニット3には、建屋の給水配管に
接続する給水管3aを備え、その内部にはこの給水管3
aに連通する熱交換器3b,流路開閉及び流量調整用の
各種の弁を備えたバルブユニット3cを組み込む。給水
管3aは熱交換器3bに入る前に分岐する補助管3dを
接続し、この補助管3dには電磁弁を用いた開閉弁3e
を設ける。また、ノズル装置(後述)を進退動作させる
減速機付きのモータ3fを備えると共に、各機器を制御
するためのコントローラ3gを組み込む。
【0022】機能部ユニット3の上面には、各機能部の
操作スイッチを配置した操作盤として利用する。操作ス
イッチとしては、洗浄スイッチ4a,停止スイッチ4
b,温水温度設定スイッチ4c,ケーシング洗浄スイッ
チ4d等であり、バルブユニット3cの流量調整弁を操
作する水勢調節摘み4eも備える。
【0023】ケーシング2には、ボール部1bの後端側
に位置する部分にノズル装置を設ける。このノズル装置
は、ケーシング2に固定したガイドスリーブ2aによっ
て保持され軸線方向に移動可能なノズル本体5を備えた
ものである。
【0024】ノズル本体5をその軸線方向に移動させる
ため、機能部ユニット3のモータ3fとの間を3本のリ
ンクロッド6a,6b,6cによって連接する。そし
て、これらのリンクロッド6a〜6cにより、モータ3
fの出力軸の正逆回転に合わせて、ノズル本体5を図2
中の実線で示す収納位置から一点鎖線で示す洗浄位置ま
での往復動作を可能とする。
【0025】また、ノズル本体5には、バルブユニット
3cからの2本の洗浄水供給管7a,7bを別々の流路
系統として基端部に接続する。これらの洗浄水供給管7
a,7bは、ノズル本体5の往復動作に追従できるよう
にゴム等のチューブを利用したものである。
【0026】図4はノズル本体5の詳細であって、同図
の(a)はその縦断面図、同図の(b)は同図(a)の
B−B線矢視による端面図である。
【0027】ノズル本体5はその先端部を噴出ヘッド5
aとして斜め上に立ち上げた形状を持ち、基端部からこ
の噴出ヘッド5a部分との境界部分までの軸線をほぼ水
平としてケーシング2に対して出没動作する。そして、
ノズル本体5には、第1流路5b及び第2流路5cを別
々に設け、これらの基端をそれぞれ洗浄水供給管7a,
7bに接続する。
【0028】第1流路5bは図4の(b)に示すように
噴出ヘッド5aの中心に開口し、1穴の噴出孔5b−1
としたものである。この噴出孔5b−1の軸線は、水平
面とのなす角度が60〜70°の範囲とすることが好ま
しい。そして、噴出孔5b−1の近傍には流路面積を縮
小させたスロート5b−2を設けると共に、このスロー
ト5b−2を外気に連通させる空気取入れ口5b−3を
開ける。
【0029】一方、第2流路5cは第1流路5bに比べ
ると全体に流路面積が大きく、噴出ヘッド5aでは同図
(b)のように、噴出孔5b−1よりも上側に位置する
円弧状のスリット5c−1として形成されている。この
スリット5c−1は、噴出孔5b−1と同軸上であって
劣弧状の形状を持つ。また、第2流路5cの中途にも流
路面積を絞ったスロート5c−2を設け、この部分を外
気に開放させる空気取入れ口5c−3を開ける。
【0030】更に、ケーシング2の左右にはそれぞれ使
用する人の足を載せるための足載せ台8a,8bを一体
に設ける。この足載せ台8a,8bは、普通の足の大き
さの人が使う場合に少しゆとりがある程度の平面形状と
し、或る程度の自由度を拘束して身体の位置を決め、ノ
ズル装置による洗浄ポイントがずれないようにする役目
を持つ。
【0031】なお、ケーシング2がボール部1bに臨む
面であってガイドスリーブ2aを除く部分は、図1に示
すように斜めに傾斜した面とすると共にその内部を閉じ
た中空部とする。そして、この中空部に補助管3dを接
続すると共に、ケーシング2の表面にはスプレッダ孔2
bを開ける。これにより、ケーシング洗浄スイッチ4d
を操作すれば、給水がスプレッダ孔2bから放出され、
ケーシング2の表面が洗い流される。
【0032】以上の構成において、洗浄スイッチ4aを
オンすると、モータ3fの作動とリンクロッド6a〜6
cの動作によって、ノズル本体5は図2及び図3の一点
鎖線の位置まで進出して停止する。そして、この停止と
同時またはその少し前の時期にバルブユニット3cの開
閉弁が開いて熱交換器3bから洗浄水供給管7a,7b
によって温水がノズル本体5に供給される。
【0033】洗浄水供給管7aから第1流路5bに向か
う洗浄水は、終端の噴出孔5b−1に至る前にスロート
5b−2で増速される。そして、このスロート5b−2
は空気孔5b−3によって外気に開放しているので、エ
ジェクタ効果によって空気が流路中に吸い込まれる。し
たがって、噴出孔5b−1から放出されるまでの間に流
れの中に空気が混入され、微小な空気泡を含む泡沫流と
なって噴出される。
【0034】一方、洗浄水供給管7bから第2流路5c
に向かう洗浄水も、中途のスロート5cでの増速により
空気孔5c−3から空気を吸引して同様に泡沫化され、
スリット5c−1から上に凸の円弧状の断面流れとして
放出される。
【0035】ここで、水の中に微小な空気泡が混入され
た泡沫水は、物に当たったときの飛散の程度が小さくな
ることが知られている。たとえば、キッチン用のシンク
に設備する水栓等でも、外部からの空気吸引により泡沫
化するものがあり、食器洗いやシンクに垂れ落ちる流れ
の水跳ねを抑える効果を利用している。
【0036】このような泡沫水の性質により、噴出孔5
b−1及びスリット5c−1からの洗浄水が局部に当た
った後の水跳ねが抑えられ、洗浄水が飛び散る範囲が小
さくなる。
【0037】また、スリット5c−1の開口面積を噴出
孔5b−1のそれよりも大きくすることによって、スリ
ット5c−1からの洗浄水の放出流速は噴出孔5b−1
からの放出流速よりも遅くなる。すなわち、噴出孔5b
−1からの洗浄水の水勢は強く、これに比べてスリット
5c−1からの洗浄水は弱くなる傾向とすることができ
る。そして、ノズル本体5の噴出ヘッド5aは上向きに
傾斜しているので、噴出孔5b−1及びスリット5c−
1からの洗浄水の流れの形態は図5に示すようなものと
なる。
【0038】図5において、噴出孔5b−1からの洗浄
水の流れ(以下、「主流」という。)は小さい径の線状
となって局部Pに直線的に向かう流線を描き、水勢を強
くすればする程この直線性が維持される。一方、スリッ
ト5c−1から放出された洗浄水の流れ(以下、「副
流」という。)は、水勢が弱いこととスリット5c−1
の開口形状に倣う円弧状断面の水膜状の吐水であること
から、流れの腰が弱く重力の影響によって下向きに次第
に曲がっていく流線を描く。
【0039】このような主流と副流の流れの場では、局
部Pの手前でこれらの流れが合流するようなそれぞれの
水勢の強さに設定することが可能である。すなわち、こ
のような設定であれば、主流の勢いによって副流が持ち
上げられると同時に主流によって引きずられるようにし
て加速され、副流が主流を全体的に包むように合流した
状態のまま局部Pへ当たる。したがって、特に水勢の強
い主流による水はねを主流の流れの外側の副流によって
カバーすることができ、水はねの飛散が効果的に防止さ
れる。
【0040】以上のように主流と副流とに合流させるこ
とによって、水跳ねを抑えることができ、脚部等を濡ら
したり便器本体1回りに洗浄水が飛散してしまうことが
ない。また、副流及び主流のいずれもを泡沫化すること
が飛散の抑制には最適ではあるが、副流又は主流のいず
れか一方のみを泡沫化するものとしたり、いずれも泡沫
化しないものであっても、水跳ねの防止が可能である。
【0041】なお、水はね防止を目的として主流をカバ
ーするために、副流を主流の全周から吐水させることも
可能であるが、全周から吐水させるためには多量の洗浄
水が必要となり、装置の熱交換器が大型化するため、図
示したスリット5c−1のような円弧状の噴出口とする
ことが最適である。また、主流を噴出孔5b−1から垂
直に噴出させ、この主流をカバーする副流をスリット5
c−1から主流に向けて斜めに吐出させることによっ
て、主流と副流を合流させることもできる。いずれにし
ても、局部洗浄においては、身体後部への水の飛散が最
も大きいため、主流を斜め上方に噴出させ副流をその上
方から合流させることによって、後部への水の飛散を抑
える作用効果を得ることが可能となる。
【0042】更に、ノズル本体5の噴出ヘッド5aの軸
線の傾斜角度は、先に述べたように60〜70°の範囲
とすることが好ましい。たとえば、この範囲よりも大き
い角度であったり垂直方向に洗浄水を噴射するもので
は、身体の後側への水の跳ね返りが大きくなる傾向が強
く、副流をもってしても飛散の拡大は防げない。また、
この角度範囲よりも小さければ、局部を洗浄水の流線が
滑りながら通過していくような流れとなり、洗浄力が低
下してしまう。
【0043】また、副流用のスリット5c−1は、主流
の流線の上側を覆うような副流の流線断面とすればよい
ので、図4のように劣弧状のもので十分である。このた
め、副流の流量を大きくしなくても、先に述べたような
水跳ねの拡散を効果的に防ぐことができ、局部洗浄に直
接的には寄与しない洗浄水の流量を低減でき、無駄な水
の消費も避けられる。
【0044】なお、実施例では和風の便器本体1に局部
洗浄機能を付属したものとしたが、泡沫化した洗浄水の
吐水及び副流と主流とによる飛散水の拡散を防止できる
ノズル本体5及びその周辺機器は、従来周知の腰掛け式
便器に付属する温水洗浄便座にも適用できることは無論
である。
【0045】
【発明の効果】本発明の局部洗浄用のノズル装置では、
洗浄主流の飛散をその流線の上に被さる副流が抑え込む
ので、洗浄水の跳ね返りの範囲を狭くすることができ、
使っている人の脚や便器周りの床等を濡らすことがなく
衛生的に使用できる。そして、洗浄主流及び副流を泡沫
水とした場合では、更に水跳ねが効果的に抑えられ、便
器周りを快適な環境に維持できる。
【0046】更に、本発明の和風便器においては、局部
洗浄手段として用いるノズル装置による水跳ねが効果的
に抑えられるので、臀部以外の身体を濡らしたりするこ
とが避けられ、実用性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の局部洗浄用のノズル装置及びこれを付
帯した和風便器を示す分解斜視図である。
【図2】便器本体と局部洗浄装置のレイアウトを示す切
欠平面図である。
【図3】図2のA−A線矢視による拡大縦断面図であ
る。
【図4】ノズル本体の詳細であって、同図の(a)は軸
線を含む面で切った縦断面図、同図の(b)は同図
(a)のB−B線矢視による端面図である。
【図5】噴出ヘッドからの主流及び副流の流れ模様を示
す図であって同図の(a)は側面切欠図、同図の(b)
は同図(c)のC−C線位置での概略断面図である。
【符号の説明】
1 便器本体 2 ケーシング 3 機能部ユニット 5 ノズル本体 5a 噴出ヘッド 5b 第1流路 5c 第2流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 博之 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 小代 禎彦 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−126239(JP,A) 特開 平6−88370(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 9/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局部洗浄装置に設けるノズル装置であっ
    て、ノズル本体に2系統の洗浄水流路を形成し、一方の
    洗浄水流路の終端から局部を指向した洗浄主流を噴出可
    能とし、他方の洗浄水流路の終端から前記洗浄主流の流
    線に少なくとも円弧状に被さる副流を噴出可能とし、前
    記副流の水勢速度を前記洗浄主流のそれよりも小さくし
    てなる局部洗浄用のノズル装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄主流を斜めに噴出すると共に前
    記副流をその上方から噴出し、前記洗浄主流に対して前
    記副流が重力による自然落下により洗浄点の手前で交差
    可能に前記2系統の洗浄水流路からのそれぞれの水勢を
    設定可能としてなる請求項1記載の局部洗浄用のノズル
    装置。
  3. 【請求項3】 前記副流を、前記洗浄水流路にエジェク
    タ効果を利用して吸引される空気を混入した泡沫水流と
    してなる請求項1記載の局部洗浄用のノズル装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄主流及び前記副流を、それぞれ
    の洗浄水流路にエジェクタ効果を利用して吸引される空
    気を混入した泡沫水流としてなる請求項1記載の局部洗
    浄用のノズル装置。
  5. 【請求項5】和風の便器本体に付設するケーシングか
    ら、前記便器本体のボール部の後部に向けて出没可能な
    局部洗浄手段を備えた和風便器であって、前記局部洗浄
    手段を請求項1記載の局部洗浄用のノズル装置としてな
    る洗浄機能付き和風便器。
  6. 【請求項6】 前記局部洗浄用のノズル装置は、請求項
    2〜4のいずれかに記載の構成としてなる請求項5記載
    の洗浄機能付き和風便器。
  7. 【請求項7】 前記局部洗浄用のノズル装置のノズル本
    体は、前記洗浄主流及び副流の流線と水平面との間の角
    度が60〜70°の範囲の吐出角度として前記ケーシン
    グに連接してなる請求項5または6記載の洗浄機能付き
    和風便器。
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