JP2747133B2 - 故障報告回路 - Google Patents

故障報告回路

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JP2747133B2
JP2747133B2 JP3189311A JP18931191A JP2747133B2 JP 2747133 B2 JP2747133 B2 JP 2747133B2 JP 3189311 A JP3189311 A JP 3189311A JP 18931191 A JP18931191 A JP 18931191A JP 2747133 B2 JP2747133 B2 JP 2747133B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は故障報告回路に関し、特にデータ
処理装置におけるハードウェアの被検出故障を故障診断
装置に報告するための故障報告回路に関する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種の故障報告回路は、最初に故
障した部分を特定するために、一度故障を検出して故障
診断回路等に報告すると、それ以降は他の部分で故障を
検出しても故障フラグにセットしないようにしている。
【0003】ここで、この種の故障報告回路について図
面を参照して説明する。図5は従来の故障報告回路のブ
ロック図である。この例では、3個の故障検出手段1〜
3が設けられており、これら故障検出手段の出力である
故障検出信号101 〜103 は夫々対応する抑止手段11〜
13を介して対応する故障フラグ手段21〜23へ供給
される。
【0004】故障フラグ手段21〜23は対応する故障
検出信号をセットするものであり、各故障フラグ手段の
出力信号はオア手段30を介して図示せぬ故障診断回路
に故障報告信号130 として出力される。この故障報告信
号は抑止手段11〜13にも供給され、故障検出信号10
1 〜103 が対応する故障フラグ手段へ以降セットされる
のを抑止するようになっている。
【0005】図6は抑止手段11の具体例を示す回路図
である。図において抑止手段11は、故障報告信号130
のインバータ11aによる反転信号と故障検出信号101
とを2入力とするアンドゲート11bとからなる。従っ
て、抑止回路11の出力信号111 は、故障報告信号130
が“0”のとき故障検出信号101 をそのまま出力する。
【0006】すなわち、抑止手段11は、故障報告信号
130 が“1”のとき(故障フラグ手段21〜23のいず
れかが“1”を出力しているとき)は、故障検出手段1
が故障を検出しても故障検出信号101 を抑止する。他の
抑止手段12,13も同一の構成である。
【0007】図7は故障フラグ手段の具体例を示す回路
図である。図において故障フラグ手段21は、故障フラ
グF/F21bと、このF/Fの出力信号121 と抑止回
路11の出力信号111 とを2入力とするオアゲート21
aからなる。また、故障フラグF/F21bはオアゲー
ト21aの出力によりセットされる。
【0008】すなわち、故障フラグF/F21bは、1
度“1”にセットされると、スキャン動作等によりリセ
ットされるまでセット状態を保持し続けることになる。
他の故障フラグ手段22,23も同一の構成である。
【0009】次に、図5に示す故障報告回路全体での実
際の動作を説明する。故障フラグ手段21〜23は、装
置立上げ時に、スキャン動作等により“0”がセットさ
れ、故障を検出してない状態にされる。
【0010】この状態で、例えば故障検出手段1が故障
を検出すると、故障検出信号101 は“1”となり、抑止
手段11を介して故障フラグ手段21に“1”がセット
される。従って、オア手段30の出力する故障報告信号
130は“1”となり、故障報告が行われる。故障報告信
号130 が“1”となったことにより、抑止手段11〜1
3は全て閉状態となり以降の故障検出信号101 〜103 は
全て抑止され、故障フラグ手段へは供給されない。
【0011】以上説明したように、従来の故障報告回路
では、1度故障を検出し報告すると、それ以降の故障検
出を抑止するようになっている。そのために、論理設計
誤りにより疑似故障によって故障報告がされた場合、そ
れ以降の真の故障や他の論理設計誤りによる疑似故障が
発生しても故障フラグにセットされず、問題部分の解析
が困難となり、解析処理に時間がかかるという問題点が
ある。
【0012】また、装置の立上げ前にスキャン動作等に
より疑似故障を発生させ故障検出手段の故障を検査する
場合、従来の故障報告回路では、1つの故障検出手段を
検査する度にスキャン動作により確認する必要があるた
め、検査時間が増大してしまうという問題点もある。
【0013】
【発明の目的】本発明の目的は、少なくとも最初及びそ
の次に発生した故障箇所の特定を可能とした故障報告回
路を提供することである。
【0014】
【発明の構成】本発明による故障報告回路は、複数の故
障検出手段と、これら複数の故障検出手段に夫々対応し
て設けられ対応する故障検出手段からの故障発生情報を
セットする複数の故障フラグ手段と、これら複数の故障
フラグ手段のうち少なくとも1つがセットされていると
き故障報告信号を出力するオア手段とを有する故障検出
回路であって、前記故障検出手段の各故障発生情報を符
号化してセットされている故障フラグの番号情報を出力
するエンコーダと、前記エンコーダが少なくとも最初に
出力した故障フラグの番号情報を格納する格納手段とを
有することを特徴とする。
【0015】本発明による故障報告回路は、更に、前記
故障検出手段からの各故障発生情報に夫々応答して順次
前記格納手段へ前記故障フラグの番号情報を、アドレス
を更新しつつ書込み制御する手段を含むことを特徴とす
る。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例のブロック図
である。本例では、図5と同様3つの故障検出手段1〜
3が設けられており、これら故障検出手段の出力する故
障検出信号101 〜103 は、対応する故障フラグ手段21
〜23に供給される。故障フラグ手段21〜23は図7
と同様な構成であり、1度“1”をセットするとスキャ
ン動作等により“0”がセットされるまでは、“1”を
保持し続ける。
【0018】オア手段30は故障フラグ手段21〜23
のうち少なくとも1つ“1”がセットされていると
“1”を出力する。このオア手段30の出力である故障
報告信号130 は、図示せぬ故障診断回路と、故障フラグ
番号格納手段50に供給される。
【0019】エンコーダ40は故障検出手段1〜3の出
力する故障検出信号101 〜103 を入力とし、これらを符
号化して故障番号情報を出力する。本例では、図2に示
すような値を出力するものとする。
【0020】故障フラグ番号格納手段50は、エンコー
ダ40の出力する故障番号情報を故障報告手段130 の出
力が“0”のとき格納する。
【0021】図3は故障フラグ番号格納手段50の具体
例を示す回路図であり、故障番号情報を格納するレジス
タ50bと、このレジスタ50bの出力とエンコーダ4
0の出力とを故障報告信号130 の出力に応じて選択し出
力するセレクタ50aとからなっている。セレクタ50
aは、故障報告信号130 が“1”のときレジスタ50b
の出力を選択し、“0”のときエンコーダ40の出力信
号を選択しレジスタ50bに出力する。
【0022】次に、図1に示す構成での動作を説明す
る。故障フラグ手段21〜23は装置の立上げ時に、ス
キャン動作により“0”がセットされる。
【0023】この状態で、例えば、故障検出手段1が故
障を検出すると、故障検出信号101は“1”となり、エ
ンコーダ40は故障フラグ番号格納手段50に“01”
を出力する。この時、故障報告信号130 は“0”であ
り、従って故障フラグ番号格納手段50は“01”を格
納する。また、故障フラグ手段21も同様に“1”がセ
ットされる。よって、オア手段30の出力する故障報告
信号130 は“1”となり故障報告が行われる。
【0024】次に、故障検出手段2が故障を検出する
と、エンコーダ40は“10”を出力するが、故障報告
信号130 はすでに“1”であるため故障フラグ番号格納
手段50にはセットされず、故障フラグ手段22に
“1”がセットされる。
【0025】これにより、故障フラグ番号格納手段50
により最初の故障発生フラグ番号が判り、また次の故障
発生フラグが故障フラグ手段21〜23のセット状態に
より特定されるのである。
【0026】図4は本発明の第2の実施例のブロック図
である。本例では、図5と同様3つの故障検出手段1〜
3が設けられており、これら故障検出手段の出力する故
障検出信号101 〜103 は、対応する故障フラグ手段21
〜23に供給される。故障フラグ手段21〜23は図7
と同様な構成であり、1度“1”をセットするとスキャ
ン動作等により“0”がセットされるまでは、“1”を
保持し続ける。
【0027】オア手段30は故障フラグ手段21〜23
のうち少なくとも1つ“1”がセットされていると
“1”を出力する。このオア手段30の出力である故障
報告信号130 は、図示せぬ故障診断回路に供給される。
【0028】エンコーダ40は故障検出手段1〜3の出
力する故障検出信号101 〜103 を入力とし、これらを符
号化して故障番号情報を出力する。本例では第1の実施
例と同様に、図2に示すような値を出力するものとす
る。
【0029】書込み指示手段60は、故障検出手段1〜
3の出力である故障検出信号101 〜103 のうち少なくと
も1つが“1”のとき、書込み指示信号160 を介して、
メモリ手段80にエンコーダ40の出力する故障番号情
報を格納するように指示すると同時に、アドレス指示手
段70にアドレスの更新を指示する。
【0030】アドレス指示手段70はメモリ手段80に
故障番号情報の書込みアドレスを信号線170 を介して指
示をし、書込み指示手段60からの書込み指示によりア
ドレスを更新する。メモリ手段80は、書込み指示手段
の出力が“1”のとき、アドレス指示手段70が示すア
ドレスにエンコーダの出力する故障番号情報を格納す
る。
【0031】次に、図4に示す構成での動作を説明す
る。故障フラグ手段21〜23は装置の立上げ時にスキ
ャン動作により“0”がセットされる。
【0032】この状態で、例えば、故障検出手段1が故
障を検出すると、故障検出信号101は“1”となり、故
障フラグ手段21に“1”がセットされ、書込み指示手
段60はメモリ手段に“1”を出力し、同時にエンコー
ダ40は“01”を出力する。
【0033】書込み指示手段の出力が“1”になったこ
とによりメモリ手段にエンコーダの出力である“01”
が、アドレス指示手段70の示すアドレスに書込まれ、
アドレス指示手段70は次の故障番号情報を書込むアド
レスに更新される。
【0034】次に、故障検出手段3が故障を検出する
と、エンコーダ40は“11”を出力し、書込み指示手
段60は再び“1”となる。エンコーダの出力する故障
番号情報“11”は、メモリ手段80のアドレス指示手
段70が示すところに格納され、アドレス指示手段70
は次の故障番号情報を書込むアドレスに更新される。
【0035】以降同様にして、故障を検出する度にメモ
リ手段80に故障番号情報が格納される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の故障報告
回路は、論理設計誤り等で疑似故障が発生しても、最初
に検出した故障番号情報を保持し、他の故障検出手段に
より検出された故障もフラグにセットされるので、論理
設計誤りやハードウェアの故障の解析が容易になるとい
う効果がある。
【0037】また、装置の立上げ前にスキャン動作等に
より疑似故障を発生させ故障検出手段の故障を検査する
場合、通常1つの故障検出手段を検査する度にスキャン
動作により確認するが、本発明の第2の実施例では故障
番号情報の履歴を記憶しておくため、最後にメモリ手段
を読出して確認すればよいので検査時間の短縮ができる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1のエンコーダ40の入出力関係を示す図で
ある。
【図3】図1の故障フラグ番号格納手段50の具体例を
示す図である。
【図4】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図5】従来の故障報告回路のブロック図である。
【図6】図5における抑止手段11の具体例を示す図で
ある。
【図7】図5における故障フラグ手段21の具体例を示
す図である。
【符号の説明】
1〜3 故障検出手段 21〜23 故障フラグ手段 30 オア手段 40 エンコーダ 50 故障フラグ番号格納手段 60 書込み指示手段 70 アドレス指示手段 80 メモリ手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の故障検出手段と、これら複数の故
    障検出手段に夫々対応して設けられ対応する故障検出手
    段からの故障発生情報をセットする複数の故障フラグ手
    段と、これら複数の故障フラグ手段のうち少なくとも1
    つがセットされているとき故障報告信号を出力するオア
    手段とを有する故障検出回路であって、前記故障検出手
    段の各故障発生情報を符号化してセットされている故障
    フラグの番号情報を出力するエンコーダと、前記エンコ
    ーダが少なくとも最初に出力した故障フラグの番号情報
    を格納する格納手段とを有することを特徴とする故障報
    告回路。
  2. 【請求項2】 前記故障検出手段からの各故障発生情報
    に夫々応答して順次前記格納手段へ前記故障フラグの番
    号情報を、アドレスを更新しつつ書込み制御する手段を
    更に含むことを特徴とする請求項1記載の故障報告回
    路。
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JPS59223864A (ja) * 1983-06-02 1984-12-15 Mitsubishi Electric Corp 実行履歴記憶装置
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