JP2747010B2 - プリント回路基板の機械的保護装置 - Google Patents
プリント回路基板の機械的保護装置Info
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- JP2747010B2 JP2747010B2 JP1115953A JP11595389A JP2747010B2 JP 2747010 B2 JP2747010 B2 JP 2747010B2 JP 1115953 A JP1115953 A JP 1115953A JP 11595389 A JP11595389 A JP 11595389A JP 2747010 B2 JP2747010 B2 JP 2747010B2
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- Japan
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- casing
- support device
- circuit board
- printed circuit
- substrate
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
- H05K7/1417—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack having securing means for mounting boards, plates or wiring boards
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、特にカラーテレビ受像機プリント回路基板
のためのプリント回路基板を機械的に保護する(shiel
d)装置に関する。
のためのプリント回路基板を機械的に保護する(shiel
d)装置に関する。
従来技術の説明 テレビ受像機において陰極線管以外のほとんどの電子
素子は一般的に単一の大きなプリント回路基板上に置か
れている。テレビ受像機のケーシング内に設置されたこ
の種の回路基板の機械的強度をテストする基準として
は、特に、テレビ受像機を約60cmの高さから落下させる
落下テストを実施することが規定されている。かかる回
路基板がこの種の衝撃に耐え得るためには、回路基板は
剛性フレーム内に把持され、この剛性フレームがテレビ
受像機のケーシングにしっかりと固定される。この種の
フレームはプリント回路の一部を構成するので、保守管
理を複雑にする。更に、この種のフレームはプリント回
路基板が壊れたり割れたりするのを常に防止できるわけ
ではなく、落下すると後部カバーがケーシングに対して
移動することがある。従って特に「ペリテル(perite
l)」コネクタ及びアンテナコネクタといったテレビ受
像機のコネクタを支持するプリント回路基板に対して移
動することもあり得る。
素子は一般的に単一の大きなプリント回路基板上に置か
れている。テレビ受像機のケーシング内に設置されたこ
の種の回路基板の機械的強度をテストする基準として
は、特に、テレビ受像機を約60cmの高さから落下させる
落下テストを実施することが規定されている。かかる回
路基板がこの種の衝撃に耐え得るためには、回路基板は
剛性フレーム内に把持され、この剛性フレームがテレビ
受像機のケーシングにしっかりと固定される。この種の
フレームはプリント回路の一部を構成するので、保守管
理を複雑にする。更に、この種のフレームはプリント回
路基板が壊れたり割れたりするのを常に防止できるわけ
ではなく、落下すると後部カバーがケーシングに対して
移動することがある。従って特に「ペリテル(perite
l)」コネクタ及びアンテナコネクタといったテレビ受
像機のコネクタを支持するプリント回路基板に対して移
動することもあり得る。
発明の概要 本発明の目的は、着脱可能な横方向部分を有するケー
シング内に置かれその側部の1つが前記着脱可能な部分
の近傍にあり且つ平行である、通常は長方形のプリント
回路基板のごとき回路基板を機械的に保護するための装
置であって、製造するのも位置決めするのも簡単であっ
て、同時に該回路基板が、極めて急速に減速する衝撃や
震動に対して高い耐性を示すことを保証し、且つ該基板
が前記着脱可能な部分に対して相対的に移動するのを防
止する保護装置を提供することである。更に、本発明は
基板上の素子及びプリント回路を隠す部分ができるだけ
少ない装置を提供する。
シング内に置かれその側部の1つが前記着脱可能な部分
の近傍にあり且つ平行である、通常は長方形のプリント
回路基板のごとき回路基板を機械的に保護するための装
置であって、製造するのも位置決めするのも簡単であっ
て、同時に該回路基板が、極めて急速に減速する衝撃や
震動に対して高い耐性を示すことを保証し、且つ該基板
が前記着脱可能な部分に対して相対的に移動するのを防
止する保護装置を提供することである。更に、本発明は
基板上の素子及びプリント回路を隠す部分ができるだけ
少ない装置を提供する。
本発明によれば、着脱可能な横方向部分を有するケー
シングの底部に置かれその側部の1つが前記着脱可能な
部分の近傍にあり且つ平行であるプリント回路基板、特
にカラーテレビ受像機のプリント回路基板を機械的に保
護するための装置であって、中央部分と2つのアームと
からなり、前記基板を前記着脱可能な部分の近傍にない
1つの前側部と互いに平行な2つの横側部との3つの側
部で囲み且つ把持するU字形支持装置を備えており、該
支持装置はその前部に、前記ケーシングの底部に設けら
れた対応する孔に自由に入る少なくとも2つのL字形の
脚を有しており、前記アームの後端が、前記着脱可能な
部分上に形成されている保持装置に案内され、該保持装
置は前記アームの後端を中心とする限られた垂直方向の
回転を許容することを特徴とする装置が提供される。本
発明の好ましい態様においては、前記基板の第4の側部
の補剛材を設置する。この補剛材は前記ストラップにク
リップ留めすることによって固定するのが好ましい。
シングの底部に置かれその側部の1つが前記着脱可能な
部分の近傍にあり且つ平行であるプリント回路基板、特
にカラーテレビ受像機のプリント回路基板を機械的に保
護するための装置であって、中央部分と2つのアームと
からなり、前記基板を前記着脱可能な部分の近傍にない
1つの前側部と互いに平行な2つの横側部との3つの側
部で囲み且つ把持するU字形支持装置を備えており、該
支持装置はその前部に、前記ケーシングの底部に設けら
れた対応する孔に自由に入る少なくとも2つのL字形の
脚を有しており、前記アームの後端が、前記着脱可能な
部分上に形成されている保持装置に案内され、該保持装
置は前記アームの後端を中心とする限られた垂直方向の
回転を許容することを特徴とする装置が提供される。本
発明の好ましい態様においては、前記基板の第4の側部
の補剛材を設置する。この補剛材は前記ストラップにク
リップ留めすることによって固定するのが好ましい。
特にテレビ受像機若しくは表示パネルのプリント回路
基板に適用可能な本発明の他の好ましい態様において
は、円形の円筒形ボスを前記ストラップの3つのアーム
の少なくとも1つの上に形成する。前記ボスは、プリン
ト回路基板を修理位置に維持するために、前記ケーシン
グの壁に設けられた対応する孔に導入することができ
る。
基板に適用可能な本発明の他の好ましい態様において
は、円形の円筒形ボスを前記ストラップの3つのアーム
の少なくとも1つの上に形成する。前記ボスは、プリン
ト回路基板を修理位置に維持するために、前記ケーシン
グの壁に設けられた対応する孔に導入することができ
る。
以下の添付の図面で参照して行なう非限定的な具体例
の詳細説明から本発明はより理解されるであろう。
の詳細説明から本発明はより理解されるであろう。
具体例 以下、テレビ受像機若しくは表示パネルの電子回路の
必須部分を有するプリント回路基板を参照して本発明を
説明するが、本発明がこの種の用途に限定されることは
ない。また、本発明は、ケーシングに取り付けられた着
脱可能な部分の開口を通してアクセス可能であるべき素
子が取り付けられた比較的薄い基板を有し、衝撃若しく
は震動に耐えることが必要な装置にも使用できることは
明らかである。
必須部分を有するプリント回路基板を参照して本発明を
説明するが、本発明がこの種の用途に限定されることは
ない。また、本発明は、ケーシングに取り付けられた着
脱可能な部分の開口を通してアクセス可能であるべき素
子が取り付けられた比較的薄い基板を有し、衝撃若しく
は震動に耐えることが必要な装置にも使用できることは
明らかである。
この場合、着脱可能な部分とはテレビ受像機の後部カ
バーであり、この部分を通してアクセスできる必要があ
る素子はプリント回路基板の入力及び出力コネクタであ
る。これらの素子は、スクリュードライバー若しくは適
当なツール、例えば電位差計によって外側から調整可能
な素子でもある。これらの素子を支持する薄い基板はテ
レビ受像機のプリント回路基板、即ちテレビ受像機のほ
とんど全ての電子回路を含むプリント回路である(チュ
ーニング回路及び局表示回路のごとき回路はテレビ受像
機のケーシング若しくはその前部に別個に固定された補
助のプリント回路上に設置することもできる)。
バーであり、この部分を通してアクセスできる必要があ
る素子はプリント回路基板の入力及び出力コネクタであ
る。これらの素子は、スクリュードライバー若しくは適
当なツール、例えば電位差計によって外側から調整可能
な素子でもある。これらの素子を支持する薄い基板はテ
レビ受像機のプリント回路基板、即ちテレビ受像機のほ
とんど全ての電子回路を含むプリント回路である(チュ
ーニング回路及び局表示回路のごとき回路はテレビ受像
機のケーシング若しくはその前部に別個に固定された補
助のプリント回路上に設置することもできる)。
テレビ受像機のプリント回路基板1は、図には、その
詳細を示してはいないが、長方形のプリント回路基板で
ある。プリント回路基板1は、テレビ受像機を外部環
境、即ち主電力供給源、アンテナ、衛星によって伝送さ
れる信号の復調器等と接続するために使用されるコネク
タを備えている。第1図ではこの種の4つのコネクタを
参照番号2〜5で概略的に示しており、この場合、これ
らの素子はプリント回路基板1の上面にその後部(即ち
後部カバー6に近い、長い方の側部)に沿って固定して
ある。
詳細を示してはいないが、長方形のプリント回路基板で
ある。プリント回路基板1は、テレビ受像機を外部環
境、即ち主電力供給源、アンテナ、衛星によって伝送さ
れる信号の復調器等と接続するために使用されるコネク
タを備えている。第1図ではこの種の4つのコネクタを
参照番号2〜5で概略的に示しており、この場合、これ
らの素子はプリント回路基板1の上面にその後部(即ち
後部カバー6に近い、長い方の側部)に沿って固定して
ある。
プリント回路基板1をテレビ受像機のケーシング内に
固定するために、プリント回路基板1を(後部の側部を
除いた)3つの側部で包囲するU字形の支持装置8を備
えている。この支持装置8は中央部分9と2つのアーム
10,11とから成り、プラスチック材料でF字形断面を有
する構造物の通常の形態に製造するのが好ましい。F字
形の2つの小さなアームは、プリント回路基板1の縁部
が円滑に摩擦して収容される溝を形成し、F字形の大き
い(鉛直方向の)アームは、基板1が設置された支持装
置8をケーシングの底部7に載置したときに基板1がこ
の底部7から充分な距離となるに足る長さを有する。支
持装置8は、たわみ力(プリント回路基板1の平面と平
行な力)がかかったときにやや可撓正を示してもよく、
従って比較的薄く且つ軽量にできて安価となる。
固定するために、プリント回路基板1を(後部の側部を
除いた)3つの側部で包囲するU字形の支持装置8を備
えている。この支持装置8は中央部分9と2つのアーム
10,11とから成り、プラスチック材料でF字形断面を有
する構造物の通常の形態に製造するのが好ましい。F字
形の2つの小さなアームは、プリント回路基板1の縁部
が円滑に摩擦して収容される溝を形成し、F字形の大き
い(鉛直方向の)アームは、基板1が設置された支持装
置8をケーシングの底部7に載置したときに基板1がこ
の底部7から充分な距離となるに足る長さを有する。支
持装置8は、たわみ力(プリント回路基板1の平面と平
行な力)がかかったときにやや可撓正を示してもよく、
従って比較的薄く且つ軽量にできて安価となる。
支持装置8のアーム10及び11の端部は、後部カバー6
と一体的に形成された保持装置12、13に嵌合する。後部
カバー6はアーム10、11を横方向(プリント回路基板1
の後部の側部の方向)に保持するが、前記アームの端部
を中心とする鉛直方向の回転運動(約10〜20゜の)を許
容するわずかな隙間を有する。
と一体的に形成された保持装置12、13に嵌合する。後部
カバー6はアーム10、11を横方向(プリント回路基板1
の後部の側部の方向)に保持するが、前記アームの端部
を中心とする鉛直方向の回転運動(約10〜20゜の)を許
容するわずかな隙間を有する。
基板1を支持装置8に保護されない側部でしっかりと
保持するために、この側部に補剛材14をクリップ留めす
ることができる。この補剛材14は、例えばプラスチック
材料でできたF字形若しくはI字形断面を有する構造物
とすることができ、その端部15、16は適当なクリップ−
オン装置を有しており、それぞれ支持装置8のアーム1
0、11にクリップ留めされる。補剛材14の幅及びアーム1
0、11の長さは、アーム10、11をカバー6にクリップ留
めしたときにこの補剛材とカバー6の間に約5mmの隙間
が残るような大きさである。
保持するために、この側部に補剛材14をクリップ留めす
ることができる。この補剛材14は、例えばプラスチック
材料でできたF字形若しくはI字形断面を有する構造物
とすることができ、その端部15、16は適当なクリップ−
オン装置を有しており、それぞれ支持装置8のアーム1
0、11にクリップ留めされる。補剛材14の幅及びアーム1
0、11の長さは、アーム10、11をカバー6にクリップ留
めしたときにこの補剛材とカバー6の間に約5mmの隙間
が残るような大きさである。
基板1の取り扱いをより容易にするためには、ハンド
ル17、18をアーム10、11の外側面上に形成する。
ル17、18をアーム10、11の外側面上に形成する。
アーム10、11上のそれらが支持装置8の中央部分9と
交差するところの近くには下向きに突出するL字形の脚
19、20を備えてある。これらのL字形の脚の大きい方の
アームは基板1と平面と直角であり、小さい方のアーム
はこの平面と平行である。更に、これらの脚を通すよう
に底部7には孔21、22が設けてある。これらの孔の直径
は脚19、20によって形成されるL字形の小さい方のアー
ムの長さよりも大きい。脚19、20のL字形の大きいアー
ムの寸法及び、支持装置8に対するこれらの脚の構成
は、支持装置8が適所にあるときにはL字形の短いアー
ムが底部7の下方の面に当たるようにしてある。支持装
置8を適所により効果的に保持するために、アーム10、
11の脚19、20の後方にはそれぞれスタッド23、24が形成
してある。これらのスタッド23、24は下向きに突出し、
底部7に設けられた孔25、26に収容される。脚19、20を
挿入し、そこに保持するために、孔25、26は孔21、22と
同じ直径多び同じ中心間距離を有することが有利であ
る。これにより、基板1がテレビ受像機のケーシング内
の取り出し位置に置かれ、例えば調整のために素子によ
り良くアクセスできる。
交差するところの近くには下向きに突出するL字形の脚
19、20を備えてある。これらのL字形の脚の大きい方の
アームは基板1と平面と直角であり、小さい方のアーム
はこの平面と平行である。更に、これらの脚を通すよう
に底部7には孔21、22が設けてある。これらの孔の直径
は脚19、20によって形成されるL字形の小さい方のアー
ムの長さよりも大きい。脚19、20のL字形の大きいアー
ムの寸法及び、支持装置8に対するこれらの脚の構成
は、支持装置8が適所にあるときにはL字形の短いアー
ムが底部7の下方の面に当たるようにしてある。支持装
置8を適所により効果的に保持するために、アーム10、
11の脚19、20の後方にはそれぞれスタッド23、24が形成
してある。これらのスタッド23、24は下向きに突出し、
底部7に設けられた孔25、26に収容される。脚19、20を
挿入し、そこに保持するために、孔25、26は孔21、22と
同じ直径多び同じ中心間距離を有することが有利であ
る。これにより、基板1がテレビ受像機のケーシング内
の取り出し位置に置かれ、例えば調整のために素子によ
り良くアクセスできる。
基板1をその支持装置8と一緒に取り付ける際、まず
基板1がわずかに傾斜する。これにより脚19、20が孔2
1、22に容易に挿入され、そしてスタッド23、24も容易
に通過する。脚19、20の大きい方のアームが、孔21、22
の前部に当接したときに基板1が底部7と平行になるよ
うに傾き、スタッド23、24は孔25、26に収容され、その
後縁に当接する。次いで後部カバー6が位置決めされ、
例えばクリップ留めによってケーシングに固定され、同
時に支持装置8のクリップ−オン式の保持装置12、13に
も固定される。補剛材14を使用する場合には、基板1を
ケーシング内に設置する前に取り付けておく。
基板1がわずかに傾斜する。これにより脚19、20が孔2
1、22に容易に挿入され、そしてスタッド23、24も容易
に通過する。脚19、20の大きい方のアームが、孔21、22
の前部に当接したときに基板1が底部7と平行になるよ
うに傾き、スタッド23、24は孔25、26に収容され、その
後縁に当接する。次いで後部カバー6が位置決めされ、
例えばクリップ留めによってケーシングに固定され、同
時に支持装置8のクリップ−オン式の保持装置12、13に
も固定される。補剛材14を使用する場合には、基板1を
ケーシング内に設置する前に取り付けておく。
支持装置8のアーム10、11の一方には、又は両方のア
ームであってもよいが、円形断面の短い円筒形のボス27
を形成してある。図に示した具体例においては、このボ
スはアーム10上の中央部分9との交差点近傍に形成して
ある。ボス27の外径は孔21、22若しくは25、26の直径と
ほぼ等しい。このボス27を前記孔の1つ又はケーシング
の適当な箇所に設けられた同じ直径の別の孔に挿入する
ことができるようにすることで、基板1を、例えば第3
図に示すような修理位置に支持装置8と一緒に配置する
ことができる。こうすると基板の回路をはっきりと見る
ことが可能であり且つ容易にアクセスでき、しかも基板
をテレビ受像機の他の素子(陰極線管、制御キーボード
等)と接続したままにして修理を行うことができる。
ームであってもよいが、円形断面の短い円筒形のボス27
を形成してある。図に示した具体例においては、このボ
スはアーム10上の中央部分9との交差点近傍に形成して
ある。ボス27の外径は孔21、22若しくは25、26の直径と
ほぼ等しい。このボス27を前記孔の1つ又はケーシング
の適当な箇所に設けられた同じ直径の別の孔に挿入する
ことができるようにすることで、基板1を、例えば第3
図に示すような修理位置に支持装置8と一緒に配置する
ことができる。こうすると基板の回路をはっきりと見る
ことが可能であり且つ容易にアクセスでき、しかも基板
をテレビ受像機の他の素子(陰極線管、制御キーボード
等)と接続したままにして修理を行うことができる。
有利には、支持装置8の中央部分9の外側に、基板1
の回路のテレビ受像機の他の素子と接続するケーブル
(図示なし)のためのケーブル経路として機能する走路
28を形成してもよい。これらのケーブルを適所に配置し
て保持するためには、図に示したクランプ29〜31のごと
きクリップ−オンクランプを形成する。
の回路のテレビ受像機の他の素子と接続するケーブル
(図示なし)のためのケーブル経路として機能する走路
28を形成してもよい。これらのケーブルを適所に配置し
て保持するためには、図に示したクランプ29〜31のごと
きクリップ−オンクランプを形成する。
このように本発明の保護装置は、コネクタ2〜5をカ
バーの孔に対して正確に位置決めする際に、プリント回
路基板1をテレビ受像機のケーシング内の適所に保持す
るために使用することができ、該保護装置は、プリント
回路基板1とケーシングとの間を(L字形脚19、20によ
って)蝶番留めすることによって連結してあるので、い
かなる使用条件においてもプリント回路基板にストレス
をかけることがない。更に、プリント回路基板及びケー
シングの位置決め及び取り外しが極めて単純化される。
バーの孔に対して正確に位置決めする際に、プリント回
路基板1をテレビ受像機のケーシング内の適所に保持す
るために使用することができ、該保護装置は、プリント
回路基板1とケーシングとの間を(L字形脚19、20によ
って)蝶番留めすることによって連結してあるので、い
かなる使用条件においてもプリント回路基板にストレス
をかけることがない。更に、プリント回路基板及びケー
シングの位置決め及び取り外しが極めて単純化される。
第1図はケーシング内の正規位置にある本発明の保護装
置を備えたプリント回路基板の平面図、第2図は第1図
のII−IIに沿った断面図、第3図はサービス位置にある
第1図の基板を簡素化した斜視図である。 1……プリント回路基板、2〜5……コネクタ、6……
後部カバー、7……ケーシング底部、8……支持装置、
10,11……アーム、12,13……保持装置、19,20……L字
形脚、21,22,25,26……孔、23,24……スタッド、27……
ボス、29〜31……クリップ−オンクランプ。
置を備えたプリント回路基板の平面図、第2図は第1図
のII−IIに沿った断面図、第3図はサービス位置にある
第1図の基板を簡素化した斜視図である。 1……プリント回路基板、2〜5……コネクタ、6……
後部カバー、7……ケーシング底部、8……支持装置、
10,11……アーム、12,13……保持装置、19,20……L字
形脚、21,22,25,26……孔、23,24……スタッド、27……
ボス、29〜31……クリップ−オンクランプ。
Claims (8)
- 【請求項1】着脱可能な横方向部分を有するケーシング
の底部に置かれその側部の1つが前記着脱可能な部分の
近傍にあり且つ平行であるプリント回路基板、特にカラ
ーテレビ受像機のプリント回路基板を機械的に保護する
ための装置であって、中央部分と2つのアームとからな
り、前記基板を前記着脱可能な部分の近傍にない1つの
前側部と互いに平行な2つの横側部との3つの側部で囲
み且つ把持するU字形支持装置を備えており、該支持装
置はその前部に、前記ケーシングの底部に設けられた対
応する孔に自由に入る少なくとも2つのL字形の脚を有
しており、前記アームの後端が、前記着脱可能な部分上
に形成されている保持装置に案内され、該保持装置は前
記アームの後端を中心とする限られた垂直方向の回転を
許容することを特徴とするプリント回路基板の機械的保
護装置。 - 【請求項2】前記基板の第4の側部に補剛材がクリップ
留めされた請求項1に記載の保護装置。 - 【請求項3】前記補剛材が前記U字形支持装置にクリッ
プ留めすることによって固定された請求項2に記載の保
護装置。 - 【請求項4】円形の円筒形ボスが前記U字形支持装置の
少なくとも1つのアーム上に形成されており、前記回路
基板を、該回路基板の回路が明瞭に視認され且つアクセ
ス可能であり、テレビ受像機の他の素子に接続されたま
まである修理位置に維持するために、前記ボスが前記ケ
ーシングの壁に設けた対応する孔に導入可能である請求
項1に記載の保護装置。 - 【請求項5】前記U字形支持装置の各アームに下向きに
突出するスタッドが設けられており、前記基板を前記ケ
ーシング内により効果的に保持するように、前記スタッ
ドは、前記ケーシングの底面に設けられた孔に収容さ
れ、且つ、前記L字形の脚が対応する孔の前部に当接し
ている時にその後縁に当接する請求項1に記載の保護装
置。 - 【請求項6】ケーブルダクトとケーブルクリップ−オン
クランプが前記U字形支持装置の中央部に形成されてい
る請求項1に記載の保護装置。 - 【請求項7】前記U字形支持装置が、F字形断面を有す
る構成の概略形状であり、該F字形の2つの小さなアー
ムが前記基板の端部が収容される溝を形成する請求項1
に記載の保護装置。 - 【請求項8】前記U字形支持装置の各アームの外表面に
ハンドルが形成されている請求項1に記載の保護装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8806279A FR2631509B1 (fr) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | Dispositif de protection mecanique de plaque de circuit imprime, en particulier de chassis de televiseur en couleurs |
FR8806279 | 1988-05-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263193A JPH0263193A (ja) | 1990-03-02 |
JP2747010B2 true JP2747010B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=9366168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1115953A Expired - Fee Related JP2747010B2 (ja) | 1988-05-10 | 1989-05-09 | プリント回路基板の機械的保護装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4958261A (ja) |
EP (1) | EP0342095B1 (ja) |
JP (1) | JP2747010B2 (ja) |
DE (1) | DE68902867T2 (ja) |
FR (1) | FR2631509B1 (ja) |
HK (1) | HK14397A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112165823A (zh) * | 2020-09-22 | 2021-01-01 | 科华恒盛股份有限公司 | 一种应用于连接器的安全保护装置及安全控制方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5285353A (en) * | 1992-12-28 | 1994-02-08 | Delco Electronics Corporation | Support bar for circuit boards |
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