JP3832798B2 - 通信機器固定金具 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、住宅用分電盤に通信機器を取り付ける際に使用する通信機器固定金具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、従来、住宅用分電盤のフリースペース部分に通信機器21を取り付ける場合、金属製のパネル22に機器取り付け金具23をねじ止めし、機器取り付け金具23に設けられた係合部24にスライド金具25を係合させていた。通信機器21の高さに合わせてスライド金具25をスライドさせ、高さ調節ねじ26をスライド金具25と機器取り付け金具23と金属製のパネル22に挿通し、任意の高さで締め付け固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によれば、通信機器21の外形寸法が大きい場合、機器取り付け金具23が適合せず取り付けられなかったり、取り付けるために特別なサイズの機器取り付け金具23を作らなくてはいけなかった。また、通信機器21の外形寸法が小さい場合も、スライド金具25の動作範囲より小さければ取り付け不可能となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明に係る通信機器固定金具は、簡単な構造で、通信機器の大きさに幅広く対応でき、部品点数を削減する分電盤内に載置された電気機器の動作状況をすぐ確認できる住宅用分電盤を提供することを目的とし、その構造は、通信機器固定金具には、下端部の略中央に折曲部を有し、両端部に固定調節穴を設け、通信機器の大きさに対応させて固定調節穴と螺孔に螺子を挿通し締め付けることにより、通信機器を住宅用分電盤に固定することである。
【0005】
また、通信機器固定金具と通信機器との接合面に緩衝材を取り付けたことである。
【0006】
【発明の実施の形態】
住宅用分電盤のフリースペース部分に通信機器を取り付ける場合、基台に設けられたパネルまたは木板に通信機器の位置決めを行いながら載置し、通信機器固定金具を正面から通信機器に載せ、螺子を機器固定金具とパネルまたは木板に設けられている螺孔に挿通し、任意の高さで締め付け固定する。
【0007】
住宅用分電盤のフリースペース部分に通信機器を取り付ける場合、基台に設けられたパネルまたは木板に通信機器の位置決めを行いながら載置し、通信機器固定金具を正面から通信機器に載せ、螺子を通信機器固定金具とパネルまたは木板に設けられている螺孔に挿通し、任意の高さで締め付け固定する。通信機器に傷を付けないように通信機器固定金具の機器に当接される部分に緩衝材を取り付ける。
【0008】
【実施例】
本発明に係る住宅用分電盤の通信機器固定金具の実施例を図1〜図2及び図4〜図5の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
住宅用分電盤の基台には、主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカを配し、これらのブレーカは導体で接続し、基台は蓋体で施蓋される。(以上図示せず)
【0010】
住宅用分電盤に、DSU等の通信機器を取り付ける場合、図1及び図4に示すように、基台に設けられたパネル1に取り付ける。パネル1には、通信機器2の取り付け位置近傍に四ヶ所螺孔3を設ける。通信機器固定金具4は、通信機器2の正面より当てて用いる帯状の形状をしており、両端には複数の固定調節穴5を設ける。通信機器固定金具4の下端部の略中央に通信機器2が抜け落ちないように折曲部6を折曲形成する。
【0011】
通信機器2をパネル1に載置し、通信機器固定金具4を通信機器2の正面から当て、通信機器2の大きさに合わせて通信機器固定金具4の長さを調節し、任意の調節固定穴5とパネル1に設けられた螺孔3に螺子7を挿通し、機器2をパネル1に固定する。
【0012】
また、図2及び図5に本発明に係る通信機器固定金具の第二実施例を示す。通信機器8は、基台に設けられたパネル9に取り付けられる。パネル9には、通信機器8の取り付け位置近傍に四ヶ所螺孔10を設ける。通信機器固定金具11は、通信機器8の正面より当てて用いる帯状の形状をしており、両端には長穴形状の固定調節穴12を設ける。通信機器固定金具11の下端部の略中央に通信機器8が抜け落ちないように折曲部13を折曲形成する。
【0013】
通信機器8をパネル9に載置し、通信機器固定金具11を通信機器8の正面から当て、通信機器8の大きさに合わせて通信機器固定金具11の長さを調節し、固定調節穴12の任意の位置とパネル9に設けられている螺孔10に螺子14を挿通し、通信機器8をパネル9に固定する。
【0014】
また、本発明に係る通信機器固定金具の第三実施例として、通信機器固定金具の通信機器に接する部分に、スポンジパッキン等の緩衝材を貼付してもよい。(図示せず)このとき、通信機器は、通信機器固定金具で押さえられても、緩衝材によって傷がつくことがない。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る通信機器固定金具には、下端部の略中央に折曲部を有し、両端部に固定調節穴を設け、通信機器の大きさに対応させて固定調節穴と螺孔に螺子を挿通し締め付けることにより、外形寸法がより小さいものの寸法に一種類の部品で幅広く対応することができ、部品点数を抑えるため、製造コストも引き下げることが可能である。また、部品点数が抑えられているので部品管理も容易であり、作業性が良く誰にも容易に施工が可能である。
【0016】
また、通信機器固定金具と通信機器との接合面に緩衝材を取り付けたため、通信機器を通信機器固定金具で押さえ込んだときにも、通信機器に傷が付いたりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信機器固定金具の実施例を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る通信機器固定金具の第二実施例を示す斜視図である。
【図3】 従来技術における通信機器固定金具を示す斜視図である。
【図4】 図1における通信機器固定金具の実施例を示す正面図である。
【図5】 図2における通信機器固定金具の第二実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 パネル
2 通信機器
3 螺孔
4 通信機器固定金具
5 固定調節穴
6 折曲部
7 螺子
8 機器
9 パネル
10 螺孔
11 通信機器固定金具
12 固定調節穴
13 折曲部
14 螺子
【産業上の利用分野】
本発明は、住宅用分電盤に通信機器を取り付ける際に使用する通信機器固定金具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、従来、住宅用分電盤のフリースペース部分に通信機器21を取り付ける場合、金属製のパネル22に機器取り付け金具23をねじ止めし、機器取り付け金具23に設けられた係合部24にスライド金具25を係合させていた。通信機器21の高さに合わせてスライド金具25をスライドさせ、高さ調節ねじ26をスライド金具25と機器取り付け金具23と金属製のパネル22に挿通し、任意の高さで締め付け固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術によれば、通信機器21の外形寸法が大きい場合、機器取り付け金具23が適合せず取り付けられなかったり、取り付けるために特別なサイズの機器取り付け金具23を作らなくてはいけなかった。また、通信機器21の外形寸法が小さい場合も、スライド金具25の動作範囲より小さければ取り付け不可能となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明に係る通信機器固定金具は、簡単な構造で、通信機器の大きさに幅広く対応でき、部品点数を削減する分電盤内に載置された電気機器の動作状況をすぐ確認できる住宅用分電盤を提供することを目的とし、その構造は、通信機器固定金具には、下端部の略中央に折曲部を有し、両端部に固定調節穴を設け、通信機器の大きさに対応させて固定調節穴と螺孔に螺子を挿通し締め付けることにより、通信機器を住宅用分電盤に固定することである。
【0005】
また、通信機器固定金具と通信機器との接合面に緩衝材を取り付けたことである。
【0006】
【発明の実施の形態】
住宅用分電盤のフリースペース部分に通信機器を取り付ける場合、基台に設けられたパネルまたは木板に通信機器の位置決めを行いながら載置し、通信機器固定金具を正面から通信機器に載せ、螺子を機器固定金具とパネルまたは木板に設けられている螺孔に挿通し、任意の高さで締め付け固定する。
【0007】
住宅用分電盤のフリースペース部分に通信機器を取り付ける場合、基台に設けられたパネルまたは木板に通信機器の位置決めを行いながら載置し、通信機器固定金具を正面から通信機器に載せ、螺子を通信機器固定金具とパネルまたは木板に設けられている螺孔に挿通し、任意の高さで締め付け固定する。通信機器に傷を付けないように通信機器固定金具の機器に当接される部分に緩衝材を取り付ける。
【0008】
【実施例】
本発明に係る住宅用分電盤の通信機器固定金具の実施例を図1〜図2及び図4〜図5の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
住宅用分電盤の基台には、主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカを配し、これらのブレーカは導体で接続し、基台は蓋体で施蓋される。(以上図示せず)
【0010】
住宅用分電盤に、DSU等の通信機器を取り付ける場合、図1及び図4に示すように、基台に設けられたパネル1に取り付ける。パネル1には、通信機器2の取り付け位置近傍に四ヶ所螺孔3を設ける。通信機器固定金具4は、通信機器2の正面より当てて用いる帯状の形状をしており、両端には複数の固定調節穴5を設ける。通信機器固定金具4の下端部の略中央に通信機器2が抜け落ちないように折曲部6を折曲形成する。
【0011】
通信機器2をパネル1に載置し、通信機器固定金具4を通信機器2の正面から当て、通信機器2の大きさに合わせて通信機器固定金具4の長さを調節し、任意の調節固定穴5とパネル1に設けられた螺孔3に螺子7を挿通し、機器2をパネル1に固定する。
【0012】
また、図2及び図5に本発明に係る通信機器固定金具の第二実施例を示す。通信機器8は、基台に設けられたパネル9に取り付けられる。パネル9には、通信機器8の取り付け位置近傍に四ヶ所螺孔10を設ける。通信機器固定金具11は、通信機器8の正面より当てて用いる帯状の形状をしており、両端には長穴形状の固定調節穴12を設ける。通信機器固定金具11の下端部の略中央に通信機器8が抜け落ちないように折曲部13を折曲形成する。
【0013】
通信機器8をパネル9に載置し、通信機器固定金具11を通信機器8の正面から当て、通信機器8の大きさに合わせて通信機器固定金具11の長さを調節し、固定調節穴12の任意の位置とパネル9に設けられている螺孔10に螺子14を挿通し、通信機器8をパネル9に固定する。
【0014】
また、本発明に係る通信機器固定金具の第三実施例として、通信機器固定金具の通信機器に接する部分に、スポンジパッキン等の緩衝材を貼付してもよい。(図示せず)このとき、通信機器は、通信機器固定金具で押さえられても、緩衝材によって傷がつくことがない。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る通信機器固定金具には、下端部の略中央に折曲部を有し、両端部に固定調節穴を設け、通信機器の大きさに対応させて固定調節穴と螺孔に螺子を挿通し締め付けることにより、外形寸法がより小さいものの寸法に一種類の部品で幅広く対応することができ、部品点数を抑えるため、製造コストも引き下げることが可能である。また、部品点数が抑えられているので部品管理も容易であり、作業性が良く誰にも容易に施工が可能である。
【0016】
また、通信機器固定金具と通信機器との接合面に緩衝材を取り付けたため、通信機器を通信機器固定金具で押さえ込んだときにも、通信機器に傷が付いたりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信機器固定金具の実施例を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る通信機器固定金具の第二実施例を示す斜視図である。
【図3】 従来技術における通信機器固定金具を示す斜視図である。
【図4】 図1における通信機器固定金具の実施例を示す正面図である。
【図5】 図2における通信機器固定金具の第二実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 パネル
2 通信機器
3 螺孔
4 通信機器固定金具
5 固定調節穴
6 折曲部
7 螺子
8 機器
9 パネル
10 螺孔
11 通信機器固定金具
12 固定調節穴
13 折曲部
14 螺子
Claims (2)
- 基台上に主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカを配し、これらのブレーカを導体で接続し、前記基台を蓋体で施蓋してなる住宅用分電盤の前記基台に取り付けた、螺孔を設けたパネルまたは螺孔を設けた木板に通信機器を載置する場合、前記通信機器を固定するための通信機器固定金具において、該通信機器固定金具には、上端部もしくは下端部の略中央に折曲部を有し、両端部に固定調節穴を設け、前記通信機器の大きさに対応させて固定調節穴と前記螺孔に螺子を挿通し締め付けることにより、前記通信機器を前記住宅用分電盤に固定することを特徴とする通信機器固定金具。
- 前記通信機器固定金具において、該通信機器固定金具と前記通信機器との接合面に緩衝材を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の通信機器固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27170399A JP3832798B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 通信機器固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27170399A JP3832798B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 通信機器固定金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001094276A JP2001094276A (ja) | 2001-04-06 |
JP3832798B2 true JP3832798B2 (ja) | 2006-10-11 |
Family
ID=17503678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27170399A Expired - Fee Related JP3832798B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 通信機器固定金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3832798B2 (ja) |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27170399A patent/JP3832798B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2001094276A (ja) | 2001-04-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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