JP2745905B2 - パルスレーザ装置 - Google Patents

パルスレーザ装置

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JP2745905B2 JP3305874A JP30587491A JP2745905B2 JP 2745905 B2 JP2745905 B2 JP 2745905B2 JP 3305874 A JP3305874 A JP 3305874A JP 30587491 A JP30587491 A JP 30587491A JP 2745905 B2 JP2745905 B2 JP 2745905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大出力パルスレーザ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば三菱電機技報、Vo
l.63、NO.4、1989、p16に示された高出
力銅蒸気レーザ装置の基本構成図(光パルスストレッチ
セルは除く)であり、従来の大出力パルスレーザ装置の
代表例である。図において、1は発振用レーザ媒質、2
−1は全反射鏡、3−1は部分反射鏡、9−1,9−
2,9−3は増幅用レーザ媒質である。
【0003】次に動作について説明する。発振用レーザ
媒質1は、パルス放電によってパルス励起され光を発生
する。その光のうち、全反射鏡2−1と部分反射鏡3−
1の光軸の方向に向う特定の波長の光のみが、両反射鏡
間を往復する。この光が、レーザ媒質1を通過する際に
同じ波長で同じ方向に光が誘導放出され、いわゆるレー
ザ発振が起こり、部分反射鏡3−1からレーザ光が放出
される。このレーザ光は、一般に指向性を良くするた
め、ビーム径が小さく、出力も小さい。そこでこれをパ
ルス放電によって励起された増幅用レーザ媒質9−1、
9−2、9−3を通し、多段に増幅し、大出力化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルスレーザ装
置は、以上のように構成されているので、大尖頭出力パ
ルスレーザを得るためには、増幅器を多段にする必要が
あり、装置が極めて大きく高価であるという問題点があ
った。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、大尖頭出力パルスレーザを小
型の装置で得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるパルス
レーザ装置は、部分反射鏡と光スイッチと全反射鏡を備
えた光共振器を用い、発振器から部分反射鏡を通過して
入射したレーザ光をここに貯え、光スイッチを駆動した
時のみ、パルス的にレーザを共振器の外へ取り出すよう
にしたものである。更に、この装置を効率良く動作させ
るために、部分反射鏡の反射率を、反射光強度と光共振
器から放出される光強度とが逆位相で等しくなるように
構成し、かつ光共振器内において、部分反射鏡で折返す
光と、共振器内に入射する光とが同位相となるように光
共振器長を設定したものである。
【0007】この発明に係るパルスレーザ装置の他の例
は、部分反射鏡と光スイッチと全反射鏡を備えた光リン
グを用い、発振器から部分反射鏡を通過して入射したレ
ーザ光をここに貯え、光スイッチを駆動したときのみ、
パルス的にレーザを共振器の外へ取り出すようにしたも
のである。更にこのパルスレーザ装置を効率良く動作さ
せるために、部分反射鏡の反射率を、反射光強度を光リ
ングの透過強度とが逆位相で等しくなるように構成し、
かつ光リング内を巡廻する光と、光リングに入射する光
とが同位相となるように光リングの周長を設定したもの
である。
【0008】
【作用】この発明におけるパルスレーザ装置の光共振器
は、部分反射鏡を通過して入射したレーザ光が、全反射
鏡との間を往復し、共振状態を形成するので、極めて高
い光強度の状態となる。そこで、光スイッチをパルス的
に駆動すると、その間だけ、光が偏向され、極めて尖頭
値の高いレーザ光がパルス的に出力される。
【0009】この発明におけるパルスレーザ装置の光リ
ングも同様に、部分反射鏡を通過して入射したレーザ光
が、光リング内を循廻しながら同位相で貯えられるの
で、極めて高い光強度の状態となる。そこで、光スイッ
チをパルス的に駆動すると、その間だけ、光が偏向さ
れ、極めて尖頭値の高いレーザ光がパルス的に出力され
る。
【0010】
【実施例】実施例 1 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
において、1,2−1,3−1はそれぞれ発振器を構成
する例えば銅蒸気を主成分とするようなレーザ媒質、全
反射鏡、部分反射鏡であり、3−2,2−2はそれぞれ
光共振器を構成する部分反射鏡、全反射鏡であり、4は
光スイッチを構成する超音波光偏向素子、5−1,5−
2はレーザ光を超音波光偏向素子4の中心に集光する凸
レンズ、5−3は超音波光偏向素子4から放出されたパ
ルスレーザを平行光に戻す凸レンズである。次に動作に
ついて説明する。発振器からのレーザ光は部分反射鏡3
−2の面で一部が反射して発振器側へ戻り、残りが光共
振器内に入り、休止中の超音波光偏向素子4を通過しな
がら全反射鏡2−2で戻され部分反射鏡3−2との間を
往復する。このとき、光共振器内から1部の光が発振器
側へ戻るが、部分反射鏡3−2の面で直接反射した光
と、強度が等しく、逆位相となるように、部分反射鏡3
−2の反射率を設定することにより、反射はなくなり、
発振器のレーザは全て光共振器に注入される。光共振器
内では、全反射鏡で反射されて再び部分反射鏡で折り返
す光と、入射光とが同位相となるように共振器長を設定
することにより、光共振器内の光強度は極めて高くな
る。そこで、超音波光偏向素子4の光スイッチに駆動電
圧を所定の時間加えることにより、その間だけ光スイッ
チを通過するレーザ光の方向を側方へ偏向し、光共振器
の外部に、尖頭値の高いレーザをパルス的に出力する。
なお、この実施例の発振器は、レーザ媒質として銅蒸気
を用いたパルスレーザであるが、アルゴンレーザや、色
素レーザ、炭酸ガスレーザのような連続波(CW)レー
ザを用いてもよい。この場合、長時間光共振器にレーザ
を貯えられるのでより尖頭値の高いパルスレーザが得ら
れる。
【0011】実施例 2 この発明の別の実施例を図2について説明する。図2に
おいて、1,2−1,3−1はそれぞれ発振器を構成す
る例えば銅蒸気を主成分とするようなレーザ媒質、全反
射鏡、部分反射鏡であり、3−2,2−2,2−3,2
−4はそれぞれ光リングを構成する部分反射鏡と全反射
鏡であり、4は光スイッチを構成する超音波光偏向素
子、5−1,5−2はレーザ光を超音波光偏向素子4の
中心に集光する凸レンズ、5−3は超音波光偏向素子4
から放出されたパルスレーザを平行光に戻す凸レンズで
あり、10はビームダンパーである。次に動作について
説明する。発振器(2−1,1,3−1)からのレーザ
光は部分反射鏡3−2の面で一部が反射してビームダン
パー10へ向い、残りが光リング(3−2,2−2,2
−3,2−4)内に入り、休止中の超音波光偏向素子4
を通過しながら光リング内を巡廻する。このとき、光リ
ング(3−2,2−2,2−3,2−4)内から1部の
光が部分反射鏡3−2を透過し、ビームダンパー10に
向うが、部分反射鏡3−2の面で直接反射した光と、強
度が等しく、逆位相となるように、部分反射鏡3−2の
反射率を設定することにより、反射はなくなり、発振器
(2−1,1,3−1)のレーザは全て光リング(3−
2,2−2,2−3,2−4)内に注入される。光リン
グ(3−2,2−2,2−3,2−4)内では、部分反
射鏡3−2で折り返す光と、入射光とが同位相となるよ
うに光リングの周長を設定することにより、光リング内
の光強度は極めて高くなる。そこで、超音波光偏向素子
4に駆動電圧を加えることにより、その間だけこれを通
過するレーザ光の方向を側方へ偏向し、光リングの外部
に、尖頭値の高いレーザをパルス的に出力する。なお、
この実施例の発振器(2−1,1,3−1)は、レーザ
媒質として銅蒸気を用いたパルスレーザであるが、アル
ゴンガスや、色素、炭酸ガスを用いた連続波(CW)レ
ーザを用いてもよい。この場合、長時間光リング(3−
2,2−2,2−3,2−4)にレーザを貯えられるの
でより尖頭値の高いパルスレーザが得られる。
【0012】実施例 3 実施例1,2では、光スイッチとして超音波光偏向素子
4を設けたものを示したが、光スイッチとして、ポッケ
ルスセルと偏光素子との組み合わせを用いてもよい。図
3に、その実施例を示す。図3において、6−1は発振
器内に設けた偏光素子である。これにより発振するレー
ザは、その光の電界の向きが、例えば水平方向(P偏
光)に制限されてはいるが、図1の実施例と同様に、部
分反射鏡3−2と全反射鏡2−2で構成される光共振器
内で往復を繰返し、光強度が高くなる。一方、光共振器
内には、ポッケルスセル7と偏光素子6−2が設けられ
ており、ポッケルスセルに電圧を印加した時だけ、レー
ザ光の電界の向きは、90度回転し、垂直方向(S偏
光)に偏光され、偏光素子6−2により、点線の方向に
偏向されて、外部へ取り出される。このようにして、パ
ルス的に、電圧をポッケルスセル7に与えることによ
り、尖頭値の高いレーザをパルス的に出力することがで
きる。なお、上記実施例では偏光素子6−1をレーザ発
振器内に設けたが、これを、部分反射鏡3−1と3−2
の間に設けてもよく、あるいは部分反射鏡3−2とポッ
ケルスセル7の間に設けてもよい。
【0013】実施例 4 同様に、光リングにおいても光スイッチとして、ポッケ
ルスセルと偏光素子との組み合わせを用いてもよい。そ
の実施例を図4に示す。図において、6−1は発振器内
に設けた偏光素子である。これにより発振するレーザ
は、その光の電界の向きが、例えば水平方向(P偏光)
に制限されてはいるが、図2の実施例と同様に、部分反
射鏡3−2と全反射鏡2−2,2−3,2−4で構成さ
れる光リング内を何回も巡廻し、光強度が高くなる。光
リング内には、ポッケルスセル7と偏光素子6−2が設
けられており、ポッケルスセルに電圧を印加した時だ
け、レーザ光の電界の向きは、90度回転し、垂直方向
(S偏光)に偏光され、偏光素子6−2により、点線の
方向に偏向されて、外部へ取り出される。このようにし
て、パルス的に電圧をポッケルスセルに与えることによ
り、尖頭値の高いレーザをパルス的に出力することがで
きる。なお、上記実施例では偏光素子6−1をレーザ発
振器内に設けたが、これを、部分反射鏡3−1と3−2
の間に設けてもよく、あるいは部分反射鏡3−2とポッ
ケルスセル7の間に設けてもよい。
【0014】実施例 5 図5にこの発明の他の実施例を示す。これは、図1に示
した実施例1において、レーザ発振器内に、例えば超音
波光偏向素子で構成されたモードロック変調素子8を設
けたものであり、かつ光共振器長と発振器長を等しくし
たものである。発振器内でレーザが往復する時間を超音
波の1/2周期の整数倍に設定することにより、比較的
尖頭値の高い変調レーザを発振することができる。この
変調レーザは、図1に示された実施例1と同様に、光共
振器内で更に光強度が高められ、光共振器内の光スイッ
チ4に駆動電圧を加えた時、点線の方向へ偏向され、極
めて高い尖頭値を有するパルスレーザとして出力され
る。なお、この実施例では、モードロック変調素子8と
して、超音波光偏向素子で構成したが、他の変調素子を
用いてもよい。
【0015】実施例 6 図6にこの発明の他の実施例を示す、これは、図2に示
した実施例2において、レーザ発振器内に、例えば超音
波光偏向素子で構成されたモードロック変調素子8を設
け、かつ、光リング周長を発振器長と等しく設定したも
のである。動作は実施例5と同様であるので説明は省略
する。
【0016】実施例 7 図7にこの発明の他の実施例を示す。これは図5に示し
た実施例5における超音波光偏向素子4で構成された光
スイッチをポッケルスセル7と偏光素子6−1,6−2
とで構成された光スイッチに置き換えたものである。こ
の光スイッチの構成については図3に示す実施例3の記
述の通りであり、このパルスレーザ装置の動作について
は図5に示す実施例5と同じである。
【0017】実施例 8 図8にこの発明の他の実施例を示す。これは図6に示し
た実施例6における超音波光偏向素子4で構成された光
スイッチをポッケルスセル7と偏光素子6−1,6−2
とで構成された光スイッチに置き換えたものである。こ
の光スイッチの構成については図4に示す実施例4の記
述の通りであり、このパルスレーザ装置の動作について
は図6に示す実施例6と同じである。
【0018】実施例 9 図9にこの発明の他の実施例を示す。これは、図1に示
した実施例1において、レーザ発振器と光共振器との間
に増幅器9を設けたものである。これにより、光共振器
へ入射されるレーザ出力は増大するので、より尖頭値の
高いパルスレーザを光共振器からとり出すことができ
る。なお、本実施例では、増幅器9は1台であるが、こ
れを2台以上設置して、多段増幅器とすれば、更に高い
尖頭値を有するパルスレーザ装置になることは言うまで
もない。また、発振器内に変調素子を設け、かつ光共振
器長を発振器長と等しくすることにより、より尖頭値の
高い、変調パルスレーザが得られることは言うまでもな
い。一般に高い尖頭値を得るには、レーザ媒質が銅蒸気
やエキシマガスの場合のように発振器および増幅器はパ
ルス励起するのが良いが、発振器を連続波(CW)励起
し、増幅器をパルス励起し、かつ光共振器内を光が1往
復する時間と、パルス周期を等しくすれば、パルスレー
ザを光共振器内で同相に重ね合さることができ、より尖
頭値の高いパルスレーザが得られる。レーザ媒質とし
て、炭酸ガスや色素を主成分とすれば発振器を連続波
(CW)発振させ、増幅器をパルス増幅することが出来
ることは言うまでもない。また、発振器のレーザ媒質の
主成分を色素としてCW発振させ、増幅器のレーザ媒質
の主成分を銅蒸気としてパルス増幅するように、発振器
と増幅器とでレーザ媒質を変えて動作しても、同様の効
果が得られる。
【0019】実施例 10 図10にこの発明の他の実施例を示す。これは、図2に
示した実施例2において、レーザ発振器と光リングとの
間に増幅器9を設けたものである。これにより光リング
へ入射されるレーザ出力は増大するので、より尖頭値の
高いパルスレーザを光リングからとり出すことができ
る。なお、本実施例では、増幅器9は1台であるが、こ
れを2台以上設置して、多段増幅器とすれば、更に高い
尖頭値を有するパルスレーザ装置になることは言うまで
もない。また、発振器内に変調素子を設け、かつ光リン
グの周長を発振器長と等しくすることにより、より尖頭
値の高い変調パルスレーザが得られることは言うまでも
ない。一般に高い尖頭値を得るには、レーザ媒質に銅蒸
気やエキシマガスを用いて発振器および増幅器をパルス
励起するのが良い。しかし、発振器を連続波励起し、増
幅器をパルス励起し、かつ光リング内を光が1周する時
間と、パルス周期を等しくすれば、パルスレーザを光リ
ング内で同位相に重ね合わせることができ、より尖頭値
の高いパルスレーザが得られる。特に、発振器のレーザ
媒質の主成分を色素として連続波励起させ、増幅器のレ
ーザ媒質の主成分を銅蒸気としてパルス励起させるとよ
い。
【0020】実施例 11 図11にこの発明の他の実施例を示す。これは図9に示
した実施例9における超音波光偏向素子4で構成された
光スイッチをポッケルスセル7と偏光素子6−1,6−
2とで構成された光スイッチに置き換えたものである。
この光スイッチの構成については図3に示す実施例3の
記述の通りであり、このパルスレーザ装置の動作につい
ては図9に示す実施例9と同じである。
【0021】実施例 12 図12にこの発明の他の実施例を示す。これは図10に
示した実施例10における超音波光偏向素子4で構成さ
れた光スイッチをポッケルスセル7と偏光素子6−1,
6−2とで構成された光スイッチに置き換えたものであ
る。この光スイッチの構成については図4に示す実施例
4の記述の通りであり、このパルスレーザ装置の動作に
ついては図10に示す実施例10と同じである。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、レー
ザ発振器で生じたレーザを光共振器または光リングで貯
め、光共振器または光リングの光路中に設けられた光ス
イッチを適時作動させてパルスレーザ装置の外部へ取り
出すように構成したので、小型で安価な装置で、尖頭値
の高いパルスレーザを出力できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるパルスレーザ装置を
示す構成図である。
【図2】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装置
の構成図である。
【図3】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装置
の構成図である。
【図4】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装置
の構成図である。
【図5】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装置
の構成図である。
【図6】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装置
の構成図である。
【図7】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装置
の構成図である。
【図8】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装置
の構成図である。
【図9】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装置
の構成図である。
【図10】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装
置の構成図である。
【図11】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装
置の構成図である。
【図12】この発明の他の実施例を示すパルスレーザ装
置の構成図である。
【図13】従来のパルスレーザ装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 レーザ媒質 2 全反射鏡 3 部分反射鏡 4 超音波光偏向素子 5 凸レンズ 6 偏光素子 7 ポッケルスセル 8 モードロック変調素子 9 増幅器

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ媒質と全反射鏡と部分反射鏡とを
    備えたレーザ発振器、および部分反射鏡と光スイッチと
    全反射鏡とを備えた光共振器を備え、前記光スイッチを
    介してレーザパルスを共振器外部に取り出すようにし、
    前記光共振器を構成する部分反射鏡の反射率を、反射光
    強度と光共振器から放出される光強度とが逆位相で等し
    くなるように構成し、かつ光共振器内において部分反射
    鏡で折返す光と光共振器内に入射する光とが同位相とな
    るように光共振器長を設定したことを特徴とするパルス
    レーザ装置。
  2. 【請求項2】 モードロック変調素子をレーザ発振器内
    に備えている変調したレーザ発振器を用い、かつ光共振
    器長と共振器長とを等しくしたことを特徴とする請求項
    1記載のパルスレーザ装置。
  3. 【請求項3】 増幅器をレーザ発振器と光共振器との間
    に備えていることを特徴とする請求項1または2記載の
    パルスレーザ装置。
  4. 【請求項4】 増幅器のレーザ媒質をパルス励起し、こ
    のパルス周期と光共振器内を光が1往復する時間を等し
    くしたことを特徴とする請求項3記載のパルスレーザ装
    置。
  5. 【請求項5】 レーザ媒質と全反射鏡と部分反射鏡とを
    備えたレーザ発振器、および部分反射鏡と光スイッチと
    全反射鏡とを備えた光リングを具備し、前記光スイッチ
    を介してレーザパルスを光リング外部に取り出すように
    し、光リングを構成する部分反射鏡の反射率を、反射光
    強度と光リングからの透過強度とが逆位相で等しくなる
    ように構成し、かつ光リング内を巡廻する光と光リング
    に入射する光とが同位相となるように光リングの周長を
    設定したことを特徴とするパルスレーザ装置。
  6. 【請求項6】 モードロック変調素子をレーザ発振器内
    に備えている変調したレーザ発振器を用い、かつ光リン
    グの周長と発振器長とを等しくしたことを特徴とする請
    求項5記載のパルスレーザ装置。
  7. 【請求項7】 増幅器をレーザ発振器と光リングとの間
    に備えていることを特徴とする請求項5または6記載の
    パルスレーザ装置。
  8. 【請求項8】 増幅器のレーザ媒質をパルス励起し、こ
    のパルス周期と光リング内を光が1周する時間を等しく
    したことを特徴とする請求項7記載のパルスレーザ装
    置。
  9. 【請求項9】 光スイッチとして超音波光偏向素子を用
    いたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記
    載のパルスレーザ装置。
  10. 【請求項10】 光スイッチとして、ポッケルスセルと
    偏光素子との組み合せを用いたことを特徴とする請求項
    1乃至8のいずれか一に記載のパルスレーザ装置。
  11. 【請求項11】 一方の偏光素子をレーザ発振器内に備
    えたことを特徴とする請求項10記載のパルスレーザ装
    置。
  12. 【請求項12】 発振器のレーザ媒質の主成分を色素と
    し、増幅器のレーザ媒質の主成分を銅蒸気としたことを
    特徴とする請求項3,4,7乃至11のいずれか一に記
    載のパルスレーザ装置。
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