JP2745879B2 - Pbxシミュレータ - Google Patents

Pbxシミュレータ

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JP2745879B2
JP2745879B2 JP3195840A JP19584091A JP2745879B2 JP 2745879 B2 JP2745879 B2 JP 2745879B2 JP 3195840 A JP3195840 A JP 3195840A JP 19584091 A JP19584091 A JP 19584091A JP 2745879 B2 JP2745879 B2 JP 2745879B2
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正博 城戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルPBX(構内
交換機)の機能をコンピュータ上でソフトウェア的にシ
ミュレートするPBXシミュレータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタルPBXは、従来の電話PBX
をディジタル化し、音声以外にデータ通信も行えるよう
にした交換機であり、情報通信システムの中心にあって
情報の集配信を効果的にさばくシステムの中核としての
役割を担っている。
【0003】この種のディジタルPBXは、その多様な
機能を外部の情報機器から利用できるようにしたインタ
フェースを有しており、これらの機能を業務に役立てる
べく、各種のユーザ向けにディジタルPBXの有する機
能を利用したアプリケーションプログラム(OAIA
:Open Application Interf
ace Application Program)の
開発が行われている(例えば『日経エレクトロニクス』
no.445,p189〜194,1988年4月18
日号,日経マグロウヒル社)
【0004】ところで、この種のアプリケーションプロ
グラムの開発にあたっては、動作の確認等のためにテス
トを行うことは必須であり、その結果に基づいて修正,
改良を繰り返して行くものである。
【0005】従来、このようなテストは、一般に、ディ
ジタルPBXおよびその端末として設けられている多機
能電話端末の実機を使用して行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
はディジタルPBXおよび多機能電話端末の実機を使用
してアプリケーションプログラムのテストを行っていた
ため、次のような欠点があった。
【0007】ディジタルPBXは非常に高価なマシン
であるため、アプリケーションプログラムの開発のため
だけに用意することはコスト的に問題があり、実機が用
意できない場合にはテストを行うことができない場合が
ある。
【0008】開発専用にディジタルPBXが用意でき
ない場合には運用中のディジタルPBXを使用せざるを
得ないが、アプリケーションプログラムにバグがあった
場合のことを考えると危険であり、この場合もテストを
行うことができない場合がある。
【0009】アプリケーションプログラム開発のテス
ト段階で、異常な動作の原因を突き止めるために、アプ
リケーションプログラムとディジタルPBXとの間の通
信をモニタし、そのログを解析することがよく行われる
が、実機との接続テストの場合、通信内容をモニタする
ためにはアナライザ等の特別の設備を必要とし、その接
続,操作に工数を取られ、作業効率が上がらない。ま
た、アナライザにより取得されたログは、この種のディ
ジタルPBXの機能を利用したアプリケーションプログ
ラムを特に考慮していないので、解析も困難である。
【0010】本発明は上記の点に鑑み提案されたもので
あり、その目的とするところは、ディジタルPBXの実
機を使用しないでアプリケーションプログラムをテスト
できる環境を開発者に提供することのできるPBXシミ
ュレータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、各種の機能を外部から利用できるようにし
たインタフェースを有するディジタルPBXの前記機能
を利用したアプリケーションプログラム(OAIAP)
をテストする環境を提供するPBXシミュレータであっ
て、前記ディジタルPBXの前記機能をシミュレートす
る交換機機能シミュレート装置と前記ディジタルPBX
に接続される多機能電話端末の機能をシミュレートする
端末機能シミュレート装置とを含み、 前記端末機能シミ
ュレート装置は、 前記交換機機能シミュレート装置と通
信するための第1の通信手段と、 自装置がシミュレート
する多機能電話端末に対する操作入力および通話内容入
力を行うための情報入力手段と、 自装置がシミュレート
する多機能電話端末の外観イメージおよび前記情報入力
手段から入力された通話内容を表示する画面表示制御手
段と、 自装置がシミュレートする多機能電話端末の各種
状態を保持して管理する状態管理手段と、 該状態管理手
段で管理されている状態を更新するための状態更新手段
と、 前記情報入力手段から入力される操作入力および通
話内容を自装置がシミュレートする多機能電話端末に対
する操作入力および通話内容とみなし、前記第1の通信
手段を介して前記交換機機能シミュレート装置から入力
される指示を自装置がシミュレートする多機能電話端末
が接続されたディジタルPBXからの指示とみなし、前
記状態管理手段で管理されている状態を自装置がシミュ
レートする多機能電話端末の現在の状態とみなして、前
記画面表示制御手段,前記情報入力手段,前記状態更新
手段および前記第1の通信手段を用いて多機能電話端末
の機能をシミュレートする端末機能シミュレート手段と
を備え、 前記交換機機能シミュレート装置は、 前記アプ
リケーションプログラムと通信するための第2の通信手
段と、 前記端末機能シミュレート装置と通信するための
第3の通信手段と、 前記第2の通信手段による前記アプ
リケーションプログラムとの通信内容を表 示する通信内
容表示手段と、 前記第2の通信手段による前記アプリケ
ーションプログラムとの通信内容を記録する通信内容記
録手段と、 前記端末機能シミュレート装置がシミュレー
トする多機能電話端末の各種状態を保持して管理する端
末状態管理手段と、 該端末状態管理手段で管理されてい
る状態を参照更新する端末状態参照更新手段と、 前記端
末状態管理手段で管理されている状態を自装置がシミュ
レートするディジタルPBXに接続された多機能電話端
末の現在の状態とみなし、前記第3の通信手段により通
信可能に接続された前記端末機能シミュレート装置を自
装置がシミュレートするディジタルPBXに接続された
多機能電話端末とみなして、前記第2および第3の通信
手段,前記端末状態参照更新手段を用いて前記アプリケ
ーションプログラムから送られてくる指令に応じたディ
ジタルPBXの機能をシミュレートするシミュレート手
段とを備える
【0012】
【作用】本発明のPBXシミュレータにあっては、端末
機能シミュレート装置の第1の通信手段,情報入力手
段,画面表示制御手段,状態管理手段,状態更新手段お
よび端末機能シミュレート手段によって多機能電話端末
の機能をシミュレートし、交換機機能シミュレート装置
の第2の通信手段,第3の通信手段,端末状態管理手
段,端末状態参照更新手段およびシミュレート手段によ
って、各種の機能を外部から利用できるようにしたイン
タフェースを有するディジタルPBXの機能をシミュレ
ートし、また、交換機機能シミュレート装置内の通信内
容表示手段がアプリケーションプログラム(OAIA
P)との通信内容を表示すると共に、通信内容記録手段
がアプリケーションプログラム(OAIAP)との通信
内容を記録することで、各種の機能を外部から利用でき
るようにしたインタフェースを有するディジタルPBX
の前記機能を利用したアプリケーションプログラム(O
AIAP)をテストする環境を提供する
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。
【0014】図1は本発明のPBXシミュレータの一実
施例を示す構成図である。
【0015】図1において、本実施例は、ディジタルP
BXの有する機能を利用するアプリケーションプログラ
ム1と、ディジタルPBXおよび多機能電話端末の機能
をシミュレートするPBXシミュレータ3とから構成さ
れている。
【0016】PBXシミュレータ3は、ディジタルPB
Xの機能をシミュレートする交換機機能シミュレート装
置4と、多機能電話端末の機能をシミュレートする端末
機能シミュレート装置15とから構成されている。な
お、ネットワークを形成する複数のマシンに跨がり複数
のプロセスが通信を行うことによって或る処理を行う分
散システムを利用して本発明を実現する場合、交換機機
能シミュレート装置4,端末機能シミュレート装置15
はそれぞれ1プロセスとして構成される。
【0017】アプリケーションプログラム1には、通信
手段2が設けられている。
【0018】交換機機能シミュレート装置4には、通信
手段5と通信内容表示手段6と通信内容記録手段7と制
御機能シミュレート手段8と基本機能シミュレート手段
9と端末状態更新手段10と端末状態参照手段11と端
末状態管理手段12と通信手段13と通信手段14とが
設けられている。
【0019】端末機能シミュレート装置15には、通信
手段16と端末機能シミュレート手段17と状態更新手
段18と状態管理手段19と画面表示制御手段20と情
報入力手段21とが設けられている。
【0020】以下、上記の実施例の動作を場合を分けて
説明する。
【0021】(1)交換機機能シミュレート装置とのや
りとり これは、アプリケーションプログラム1がディジタルP
BXに対して指令を行って所定の動作を行わせ、あるい
はディジタルPBXから必要な情報を入手する場合の基
本的な動作に対応する。
【0022】アプリケーションプログラム1が交換機機
能シミュレート装置4の提供する制御機能を利用する場
合、先ず、アプリケーションプログラム1は通信手段2
によって交換機機能シミュレート装置4に所定のメッセ
ージを送出する。
【0023】交換機機能シミュレート装置4では、通信
手段5がアプリケーションプログラム1からのメッセー
ジを受信し、通信手段5は受信したメッセージを解析
し、その内容を制御機能シミュレート手段8に引き渡
す。
【0024】これと同時に、通信手段5は通信内容表示
手段6および通信内容記録手段7にメッセージとその内
容とを引き渡す。
【0025】なお、通信手段5は、アプリケーションプ
ログラム1に対するメッセージの送出時にも、送出する
メッセージとその内容とを通信内容表示手段6および通
信内容記録手段7に引き渡す。
【0026】通信内容表示手段6は通信手段5から受け
取ったメッセージとその内容とをPBXシミュレータ3
の稼動する計算機システムのディスプレイ(図示せず)
に表示する。
【0027】また、通信内容記録手段7は通信手段5か
ら受け取ったメッセージとその内容とをログファイル
(図示せず)に出力する。ログファイルの内容は、後に
解析の対象となる。
【0028】一方、アプリケーションプログラム1から
のメッセージを受け取った制御機能シミュレート手段8
は、そのメッセージの指示に従ってディジタルPBXの
制御機能のシミュレーションを行い、基本機能シミュレ
ート手段9に対し、制御する機能と制御の内容とを指示
する。
【0029】制御機能シミュレート手段8からの指示を
受け取った基本機能シミュレート手段9は、その指示の
内容に従ってディジタルPBXの基本機能(交換機能,
データ転送機能等)のシミュレーションを行い、シミュ
レーションの結果に応じて端末の状態を更新あるいは参
照する。
【0030】端末の状態を更新する場合は、端末状態更
新手段10を用いて端末状態管理手段12にアクセス
し、参照する場合は、端末状態参照手段11を用いて端
末状態管理手段12にアクセスする。
【0031】図2は、端末状態管理手段12の管理する
端末の状態の例を一覧表の形で示したものである。
【0032】図2において、端末の状態は、端末識別子
と、通話に関する状態と、変更前の表示情報と、規制情
報とを含んでいる。
【0033】端末識別子は、端末機能シミュレート装置
15を他の端末機能シミュレート装置と識別するために
使用する情報であり、ディジタルPBXから見た時の端
末とのアクセスポイントであるトランク番号と、端末を
グループ化するためのテナント番号と、各端末に割り当
てられた内線番号と、端末のタイプを示す端末種別と、
端末機能シミュレート装置15と通信を行う場合に必要
な通信識別子とを含んでいる。
【0034】通話に関する状態は、端末機能シミュレー
ト装置15が通話状態,発呼状態,着呼状態等の非復旧
状態にある時にそれらの状態に関する情報を示すもので
あり、通話に関する端末の状態と、通話相手となってい
る端末機能シミュレート装置を識別するための通話相手
端末識別子と、通話開始時間と、その端末機能シミュレ
ート装置が保留している他の端末機能シミュレート装置
を識別するための保留端末識別子とを含んでいる。
【0035】変更前の表示情報は、アプリケーションプ
ログラム1からの指定に従い一時的に端末機能シミュレ
ート装置15の表示を変更する場合に、変更前の状態を
保存しておくためのものである。
【0036】規制情報は、その端末機能シミュレート装
置15に設定されている発呼,着呼に対する規制に関す
る情報である。
【0037】図2の例では、端末Aで表される端末機能
シミュレート装置は、1番のトランクに接続されてお
り、5番のテナントに所属し、内線番号が4880で、
タイプIという種類の端末で、通信識別子が0であるこ
とを示している。
【0038】また、この端末Aは、通話に関しては、端
末Cで表される端末機能シミュレート装置と通話中であ
り、その通話は14時32分20秒に開始され、端末B
で表される端末機能シミュレート装置を保留している。
【0039】また、画面表示は現在変更されておらず、
規制はかかっていない。
【0040】同じく、端末Bで表される端末機能シミュ
レート装置は、2番のトランクに接続されており、端末
Aで表される端末機能シミュレート装置と同じ5番のテ
ナントに所属し、内線番号が4932で、タイプIIとい
う種類の端末で、通信識別子が1である。
【0041】通話に関しては、端末Aで表される端末機
能シミュレート装置に保留されており、その通話は14
時29分11秒に開始され、保留している他の端末機能
シミュレート装置はない。
【0042】また、画面表示は現在変更されておらず、
規制はかかっていない。
【0043】同様に、端末Cで表される端末機能シミュ
レート装置は、4番のトランクに接続されており、3番
のテナントに所属し、内線番号が2202で、タイプI
という種類の端末で、通信識別子が2である。
【0044】通話に関しては、端末Aで表される端末機
能シミュレート装置と通話中であり、その通話は14時
32分20秒に開始され、保留している他の端末機能シ
ミュレート装置はない。
【0045】また、画面表示は現在変更されておらず、
この端末機能シミュレート装置は着信専用端末であるこ
とを示している。
【0046】(2)他の交換機機能シミュレート装置と
のやりとり これは、アプリケーションプログラム1が、ディジタル
PBXを介して外線への発呼,外線からの着信への応
答,通話の転送等を行う場合の動作に対応する。
【0047】アプリケーションプログラム1が交換機機
能シミュレート装置4に対して他の交換機機能シミュレ
ート装置とのアクセスの指示を行った場合、基本機能シ
ミュレート手段9は通信手段13を用いて他の交換機機
能シミュレート装置(図示せず)と通信を行う。他の動
作は前述したのと同様である。
【0048】これにより、他の交換機機能シミュレート
装置に接続された端末等との通信が可能になる。
【0049】(3)端末機能シミュレート装置とのやり
とり これは、アプリケーションプログラム1が、ディジタル
PBXに接続された多機能電話端末を制御する場合の動
作に対応する。
【0050】アプリケーションプログラム1が交換機機
能シミュレート装置4に対して多機能電話端末を制御す
る指示を行った場合、制御機能シミュレート手段8は基
本機能シミュレート手段9に対して端末の状態更新を行
うよう制御する。
【0051】基本機能シミュレート手段9は、通信手段
14を用い、端末機能シミュレート装置15に対して状
態変更を指示する。
【0052】端末機能シミュレート装置15では通信手
段16が交換機機能シミュレート装置4からの指示を受
信し、通信手段16はその指示を端末機能シミュレート
手段17に引き渡す。
【0053】交換機機能シミュレート装置4からの指示
を受け取った端末機能シミュレート手段17は、その指
示に従って多機能電話端末の機能のシミュレーションを
行い、シミュレーションの結果に応じて端末状態を更新
すべく、状態更新手段18を用いて状態管理手段19に
アクセスする。
【0054】図3は、状態管理手段19が管理する端末
の状態の例である。
【0055】図3において、端末の状態は、端末識別子
と、通話に関する状態と、表示情報とを含んでいる。
【0056】端末識別子は、端末側から交換機機能シミ
ュレート装置4に送出するメッセージがその端末機能シ
ミュレート装置15からのメッセージであることを示す
ためにメッセージのヘッダに書き込む情報であり、交換
機の番号と、内線番号とを含んでいる。
【0057】通話に関する状態は、端末機能シミュレー
ト装置15の現在の通話に関する状態を示すものであ
る。
【0058】表示情報は、端末機能シミュレート装置1
5に関する表示の状態を蓄えておくためのものであり、
送受話器の上げ下げを示す情報と、機能可変ボタンに付
属している機能可変ボタンランプの状態を示す情報と、
表示窓に表示されているメッセージの情報とを含む。
【0059】図3の例では、この端末(端末機能シミュ
レート装置)は、20番の交換機(交換機機能シミュレ
ート装置)に接続されており、内線番号が4880で、
現在通話中であり、送受話器は上げられており、機能可
変ボタンの2番が点滅し、表示窓には“20−220
2”というメッセージが表示されていることを表してい
る。
【0060】一方、図1において、画面表示制御手段2
0は多機能電話端末の外観イメージをディスプレイに表
示するよう制御しており、端末機能シミュレート手段1
7は画面表示制御手段20に対しても端末の状態更新を
通知する。
【0061】これに応じて、画面表示制御手段20は画
面表示を更新する。
【0062】図4は、画面表示制御手段20によってデ
ィスプレイに表示される多機能電話端末の外観のイメー
ジの例である。
【0063】図4において、101は送受話器(ハンド
セット)を表すフィールドであり、図示の状態は送受話
器が置かれている(オンフックされている)ことを表
し、送受話器が取り上げられている状態(オフフック)
では矩形内が空白となる。
【0064】102はディジタルPBXからのメッセー
ジやダイヤルされた番号,時間等を表示する表示窓を表
すフィールドである。
【0065】103は機能可変ボタンを表すフィールド
であり、各矩形が機能可変ボタンを表している。
【0066】104はプッシュボタンを表すフィールド
であり、各矩形が番号または記号ボタンを表している。
【0067】105は通話内容を表示するフィールドで
ある。すなわち、一般にコンピュータは音声入出力機能
を持たないため、後述する情報入力手段21によりキー
ボード等からキー入力されたデータを通話内容とみなし
てこのフィールドに表示し、通話相手の端末機能シミュ
レート装置等に送出するようにしている。
【0068】また、図1において、情報入力手段21
は、多機能電話端末に対する操作および通話内容等を入
力する機能を有している。すなわち、多機能電話端末の
外観イメージは図4に示したようにディスプレイに表示
されるが、実機ではないため、その操作内容をキーボー
ド等から入力するものである。具体的な操作内容として
は、ダイヤル番号,ファンクションキー,送受話器の上
げ下げ等がある。
【0069】なお、通話内容をキーボードから入力する
場合に、多機能電話端末に対する操作と区別するため
に、操作モードと、キーボードからの入力を全て通話内
容とみなす通話モードとが用意され、この両モードは特
定のキーの押下により切り替えることができるようにな
っている。
【0070】図1において、キーボード等が操作された
場合、情報入力手段21は、入力された情報を端末機能
シミュレート手段17に伝える。
【0071】入力された情報により端末の状態が更新さ
れる場合、端末機能シミュレート手段17は状態更新手
段18を使用して状態管理手段19にアクセスし、端末
の状態を更新する。
【0072】また、端末機能シミュレート手段17は画
面表示制御手段20を使用して画面の表示内容を更新す
る。
【0073】また、端末機能シミュレート手段17は、
通信手段16により交換機機能シミュレート装置4に端
末の状態更新を通知する。
【0074】交換機機能シミュレート装置4では通信手
段14が通知を受信し、基本機能シミュレート手段9に
通知の内容を引き渡す。
【0075】端末状態更新の通知を受けた基本機能シミ
ュレート手段9は、端末状態更新手段10を用いて端末
状態管理手段12にアクセスし、端末状態を更新する。
また、制御機能シミュレート手段8にも状態を通知す
る。
【0076】更に、端末状態の更新に起因して他の交換
機機能シミュレート装置にアクセスする必要がある場合
は、通信手段13を用いて他の交換機機能シミュレート
装置に状態更新を通知する。
【0077】また、アプリケーションプログラム1が端
末状態監視を指定していた場合にあっては、基本機能シ
ミュレート装置9からの通知を受けた制御機能シミュレ
ート手段8は、通信手段5を用いてアプリケーションプ
ログラム1に端末状態更新を通知する。
【0078】一方、端末機能シミュレート装置15にお
いて、情報入力手段21から入力された情報がアプリケ
ーションプログラム1の指示に従って入力されたもので
ある場合には、端末機能シミュレート手段17は、通信
手段16を用いて交換機機能シミュレート装置4に情報
を転送する。
【0079】交換機機能シミュレート装置4は、通信手
段14で受け付けた情報を、基本機能シミュレート装置
9、制御機能シミュレート装置8を経由して、通信手段
5からアプリケーションプログラム1に渡す。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPBXシ
ミュレータにあっては、次のような効果がある。
【0081】ソフトウェア的なシミュレーションによ
り、アプリケーションプログラムから見て実機と同様な
ディジタルPBXを構築することができ、容易にアプリ
ケーションプログラム開発の環境を作ることができる。
【0082】アプリケーションプログラムにバグがあ
っても運用中の実機ではないため全く支障はなく、開発
段階にかかわらず自由にテストを行うことができる。
【0083】特別なアナライザを設けなくてもアプリ
ケーションプログラムとディジタルPBX(PBXシミ
ュレータ)との間の通信をモニタできるため、テストを
容易に行うことができ、開発効率を向上させることがで
きる。また、この種のディジタルPBXの機能を利用し
たアプリケーションプログラムに適したログ形式とする
ことが可能であるため、ログの解析も容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPBXシミュレータの一実施例を示す
構成図である。
【図2】交換機機能シミュレート装置内の端末状態管理
手段の管理する情報の例を示す図である。
【図3】端末機能シミュレート装置内の状態管理手段の
管理する情報の例を示す図である。
【図4】端末機能シミュレート装置内の画面表示制御手
段によるディスプレイ表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1……アプリケーションプログラム(OAIAP) 2……通信手段 3……PBXシミュレータ 4……交換機機能シミュレート装置 5……通信手段 6……通信内容表示手段 7……通信内容記録手段 8……制御機能シミュレート手段 9……基本機能シミュレート手段 10…端末状態更新手段 11…端末状態参照手段 12…端末状態管理手段 13…通信手段 14…通信手段 15…端末機能シミュレート装置 16…通信手段 17…端末機能シミュレート手段 18…状態更新手段 19…状態管理手段 20…画面表示制御手段 21…情報入力手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の機能を外部から利用できるように
    したインタフェースを有するディジタルPBXの前記機
    能を利用したアプリケーションプログラム(OAIA
    P)をテストする環境を提供するPBXシミュレータで
    あって、前記ディジタルPBXの前記機能をシミュレー
    トする交換機機能シミュレート装置と前記ディジタルP
    BXに接続される多機能電話端末の機能をシミュレート
    する端末機能シミュレート装置とを含み、 前記端末機能シミュレート装置は、 前記交換機機能シミュレート装置と通信するための第1
    の通信手段と、 自装置がシミュレートする多機能電話端末に対する操作
    入力および通話内容入力を行うための情報入力手段と、 自装置がシミュレートする多機能電話端末の外観イメー
    ジおよび前記情報入力手段から入力された通話内容を表
    示する画面表示制御手段と、 自装置がシミュレートする多機能電話端末の各種状態を
    保持して管理する状態管理手段と、 該状態管理手段で管理されている状態を更新するための
    状態更新手段と、 前記情報入力手段から入力される操作入力および通話内
    容を自装置がシミュレートする多機能電話端末に対する
    操作入力および通話内容とみなし、前記第1の通信手段
    を介して前記交換機機能シミュレート装置から入力され
    る指示を自装置がシミュレートする多機能電話端末が接
    続されたディジタルPBXからの指示とみなし、前記状
    態管理手段で管理されている状態を自装置がシミュレー
    トする多機能電話端末の現在の状態とみなして、前記画
    面表示制御手段,前記情報入力手段,前記状態更新手段
    および前記第1の通信手段を用いて多機能電話端末の機
    能をシミュレートする端末機能シミュレート手段とを備
    え、 前記交換機機能シミュレート装置は、 前記アプリケーションプログラムと通信するための第2
    の通信手段と、 前記端末機能シミュレート装置と通信するための第3の
    通信手段と、 前記第2の通信手段による前記アプリケーションプログ
    ラムとの通信内容を表示する通信内容表示手段と、 前記第2の通信手段による前記アプリケーションプログ
    ラムとの通信内容を記録する通信内容記録手段と、 前記端末機能シミュレート装置がシミュレートする多機
    能電話端末の各種状態を保持して管理する端末状態管理
    手段と、 該端末状態管理手段で管理されている状態を参照更新す
    る端末状態参照更新手段と、 前記端末状態管理手段で管理されている状態を自装置が
    シミュレートするディジタルPBXに接続された多機能
    電話端末の現在の状態とみなし、前記第3の通信手段に
    より通信可能に接続された前記端末機能シミュレート装
    置を自装置がシミュレートするディジタルPBXに接続
    された多機能電話端末とみなして、前記第2および第3
    の通信手段,前記端末状態参照更新手段を用いて前記ア
    プリケーションプログラムから送られてくる指令に応じ
    たディジタルPBXの機能をシミュレートするシミュレ
    ート手段とを備える ことを特徴とするPBXシミュレー
    タ。
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JPS639259A (ja) * 1986-06-28 1988-01-14 Nec Corp キ−テレホン装置の擬似呼試験方法

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