JP2743799B2 - ポリエステル製ボトル及びその製造に用いるプリフォーム - Google Patents

ポリエステル製ボトル及びその製造に用いるプリフォーム

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JP2743799B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
    • B65D1/0261Bottom construction
    • B65D1/0276Bottom construction having a continuous contact surface, e.g. Champagne-type bottom
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/0861Other specified values, e.g. values or ranges
    • B29C2949/0862Crystallinity

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改善された底部構造を
有するポリエステル製ボトル及びそれを製造するための
プリフォームに関するもので、より詳細には、底部が薄
肉化されていながら、圧力や熱による変形に対して補強
された構造を有するポリエステル製ボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(PET)
のようなポリエステルを延伸ブロー成形して成るボトル
は、軽量で耐衝撃性と透明性とに優れており、しかも耐
気体透過性にも優れていることから、各種飲料、特にビ
ールや炭酸系飲料或いはウーロン茶、果汁等を収容する
ための容器として広く使用されるに至っている。このボ
トルにおいて、耐圧性や耐熱性の点で最も問題となる部
分は底部であり、底部に種々の補強構造を導入するこ
と、及び底部に補強構造を導入するためにプリフォーム
にリブ等を設けることについても既に幾つかの提案がな
されている。
【0003】例えば、特開昭55−71245号公報に
は、二軸延伸ブロー成形用のプリフォームにおいて、底
部の壁面に上下方向に沿って複数の突条リブを形成させ
ることが記載されている。また、特公昭63ー1121
2号公報には、二軸延伸ブロー成形ポリエステルボトル
において、底部に内向きの帽状体を形成すると共に、帽
状体の上端部から胴部の下部にいたる複数本の中実の突
条リブを放射状に設けることが記載されている。更に、
特開昭60−172636号公報には、二軸延伸ブロー
成形ポリエステルボトルにおいて、底部にその中心より
放射状に複数の厚肉リブを設け、底部をリブ及びリブの
周囲部分において結晶化させることが記載されている。
【0004】プリフォームに補強リブを設ける他の提案
として、実公平4−25296号公報には、底部の壁面
に凸起状の縦リブを壁面の内外に設け、この縦リブを垂
直方向で同一面上にあるようにすることが記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術における
提案は、底部にリブを設けることにより、その補強効果
によって、耐圧性及び耐熱性を向上させようとするもの
であり、そのために底部となる部分に厚肉のリブを設け
たプリフォームを用いるものであるが、ボトルの目付け
量を節約しながら、十分な補強効果を発現させるという
目的や、その生産を効率よく行うという目的には未だ十
分満足し得るものではなかった。
【0006】底部となる部分に厚肉のリブを設けたプリ
フォームを、二軸延伸ブロー成形に使用すれば、ボトル
底部に確かに補強リブを形成し得るが、ブロー成形時に
樹脂の流動が生じるため、補強リブを意図した程厚肉化
することができず、期待した程の補強効果を得ることが
できない。
【0007】勿論、底部の全体の肉厚を厚くすれば、補
強リブも厚くなり、圧力に対して十分な補強効果が得ら
れるが、この場合には、ボトルの目付け量が増大して、
ボトルの重量が大きくなり、その製造コストも高くなる
という欠点を生じる。本発明者らによる実験によると、
肉厚の補強リブは、耐圧性の向上にはある程度の効果が
あるが、ボトル底部の耐圧性の向上、底部の熱変形の防
止には余り有効でないことが分かった。
【0008】この点において、特開昭60−17263
6号公報にみられる提案、即ち、底部にその中心より放
射状に複数の厚肉リブを設け、底部をリブ及びリブの周
囲部分において結晶化させることは、ボトル底部に耐熱
性を付与する上で有効であるが、この提案では、成形後
のボトル底部を加熱して、結晶化させねばならなく、そ
のため生産性が悪く、装置が大型化するという欠点があ
る。
【0009】従って、本発明の目的は、容器底部の全体
としての厚みを比較的小さいレベルに保ちながら、十分
な補強効果と、それによる耐圧性と耐熱性とが得られ、
しかもその生産性も高く、製造も容易であるポリエステ
ル製ボトルを提供するにある。
【0010】本発明の他の目的は、底部の全体としての
厚みが小さい場合にも、十分な厚みの補強帯が確保さ
れ、しかも底部が剛性と強靱性とのバランスされた構造
を有するポリエステル製ボトル及びその製造に用いるプ
リフォームを提供するにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、延伸ブロー成形
に際して所定の形状、寸法の底形状への成形が容易に行
われると共に、底部への結晶化補強帯の導入がプリフォ
ームの段階で既に行われているポリエステルボトル形成
用のプリフォームを提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】本発明によれば、ポリエステルの射出成形
で形成され、且つ口頸部とこれに連なる側壁部と閉塞底
部とを備えた、ボトルへの二軸延伸ブロー成形に用いる
プリフォームにおいて、前記側壁の下部には次第に径が
小さくなるテーパー状接続部を介して上部よりも小径に
且つ上部とほぼ同じ厚みに絞られた小径部が形成されて
おり、この接続部及び小径部には、頂部が側壁外周面と
面一となるように縦方向の外リブが周方向に間隔をおい
て設けられ且つ前記外リブの大部分が結晶化により白化
され、該外リブ以外の小径部は非白化域となっているこ
とを特徴とする二軸延伸ブロー成形用プリフォームが提
供される。
【0014】本発明によればまた、上記プリフォームを
二軸延伸ブロー成形してなることを特徴とする底部が強
化されたポリエステル製ボトルが提供される。 上記ポリ
エステル製ボトルは、具体的には、口頸部とこれに連な
る錐台状肩部と筒状の胴部と閉塞底部とを備え、前記底
部は下向きに径が小さくなる外周部と、これに連なる接
地部と、底中心部と、底中心部と接地部とを接続する上
向きに凸の湾曲部とから成るポリエステル製ボトルであ
って、 前記湾曲部及び接地部には、底部中心から少なく
とも接地部迄放射状に延びており且つ外表面から厚み方
向の途中迄結晶化により白化された複数本の結晶化補強
帯が非白化域を介して交互に設けられており、 剛性のあ
る該白化された結晶化補強帯が相互に独立した傘骨構造
となり且つ強靱性のある該結晶化補強帯の未白化部分及
び該非白化域が連続した状態で該傘骨構造に支えられる
傘布構造となっているものが挙げられる。
【0015】
【作用】本発明のボトルは、外リブが結晶化された上記
プリフォームの二軸延伸ブロー成形で製造され、口頸部
とこれに連なる錐台状肩部と筒状の胴部と閉塞底部とを
備え、この底部は下向きに径が小さくなる外周部と、こ
れに連なる接地部と、底中心部と、底中心部と接地部と
を接続する上向きに凸の湾曲部とを備えているが、湾曲
部及び接地部に、底部中心から少なくとも接地部迄放射
状に延びており且つ外表面から厚み方向の途中迄結晶化
により白化された複数本の結晶化補強帯を非白化域を介
して交互に設けたことが顕著な特徴である。
【0016】ボトル底部の内、圧力及び熱に対して最も
弱い部分は、応力の集中し易い接地部及び接地部から湾
曲部に至る部分であり、これらの部分が膨出変形する
と、ボトルの自立安定性が損なわれたり、自立性が損な
われない場合にもボトルが横方向に揺れるロッキング現
象を生じたりする。また、この様な膨出変形を生じると
この部分にクラックが発生して、器壁の強度自体も低下
する傾向がある。
【0017】本発明では、これを防止するために、湾曲
部及び接地部に、底部中心から少なくとも接地部迄放射
状に延びる様に、複数本の結晶化補強帯を設ける。この
補強帯は、ポリエステルが結晶化されているため、剛性
が大きく、熱変形温度も高く、圧力、更に熱が加わった
場合にも、膨出変形を有効に防止する。
【0018】この結晶化補強帯は、外表面から厚み方向
の途中迄結晶化されることにより形成されていること、
及び放射状であって、非白化域を介して交互に設けられ
ていることが特に重要である。即ち、本発明のこの底部
構造では、剛性のある結晶化(白化)補強帯が相互に独
立した傘骨構造となり、一方強靱性のある延伸ポリエス
テル層(補強帯の未白化部分+非白化域)が連続した状
態で傘骨構造に支えられる傘布構造となり、底部器壁全
体が薄い構造でも、上からの圧力に十分に耐え、しかも
剛性と強靱性とが組み合わされたものとなっていること
が了解されよう。
【0019】本発明のこの底部構造のボトルは、ポリエ
ステルの射出成形で形成され且つ口頸部とこれに連なる
側壁部と閉塞底部とを備えたプリフォームであって、側
壁部の下部には、周方向に間隔をおいて縦方向に延びて
いる結晶化白化帯が非白化域を介して交互に設けられて
いるものを使用し、これを二軸延伸ブロー成形すること
により、製造される。
【0020】このプリフォームを二軸延伸ブロー成形に
使用すると、プリフォームの結晶化白化帯がボトル底部
の結晶化補強帯となり、またプリフォームの非白化域が
ボトル底部の非白化域となって、前述したボトル底部構
造が形成される。特に、プリフォームの結晶化白化帯
が、二軸延伸ブロー成形時に、変形が少なく、非白化域
の延伸開始固定端となるので、非白化域の延伸倍率が高
くなり、非白化域の分子配向が有効に行われるという利
点をももたらす。
【0021】本発明のボトルを製造するには、プリフォ
ームの状態で、加熱による結晶化乃至白化を行うので、
成形後のボトル底部を加熱する煩わしさがなく、工程が
簡単で、製造装置も大がかりなものを必要としないとい
う利点がある。更に、プリフォームの外周側から加熱す
るの加熱操作も容易であり、この外周側からの加熱で
は、プリフォームの結晶化白化帯は側壁部の外表面から
厚み方向の途中に達するように白化されるので、これに
より、前述した傘骨−傘布構造の形成が、二軸延伸ブロ
ー成形で容易に得られるという利点がある。
【0022】本発明の特に好適なプリフォームにおいて
は、プリフォーム側壁の下部に、次第に径が小さくなる
テーパー状接続部を介して上部よりも小径に且つ上部と
ほぼ同じ厚みに絞られた小径部を形成し、この接続部及
び小径部に、頂部が側壁外周面と面一となるように縦方
向の外リブを周方向に間隔をおいて設け、しかも外リブ
の大部分を結晶化により白化させる。
【0023】この構成の外リブでは、外リブを設けた部
分の壁の厚さが大きくなり、しかも外リブが結晶化され
ているため、十分な厚みの結晶化補強帯をボトル底部に
形成することが可能となる。ボトル底部となるプリフォ
ーム下部が、プリフォーム上部に比して小径に絞られて
いるので、この部分の周方向延伸倍率が大きくなり、ボ
トル底部の分子配向度も大きくできることも了解される
べきである。
【0024】また、外リブが他の側壁下部に比して径外
方に突出しているので、周囲からプリフォームを加熱し
たとき、外リブのみを選択的に熱結晶化できるという利
点を与える。この様に、外リブに熱が集中するので、本
発明によれば、プリフォームを延伸温度に加熱するため
の熱処理の段階で、外リブを熱結晶化でき、工程数も少
なくして、生産性を向上させ得るといういう利点を与え
る。
【0025】
【実施例】本発明を、その理解が容易なように、ボトル
形成用のプリフォームから説明する。
【0026】[プリフォーム]本発明の好適なプリフォ
ームを示す図1(側面図)及び図2(図1のA−A、B
−B,C−C,D−D及びE−Eの断面図)において、
このプリフォームPは、ポリエステルの射出成形により
形成され、大別して、口頸部1と、これに上方接続部2
を介して連なる側壁部3と閉塞底部4とを備えている。
口頸部1は密封用開口端5、蓋係合用ネジ部6及び支持
リング7を備えている。この具体例において、上方接続
部2は、口頸部1と内径がほぼ同一であるが、外径が下
向きに増大して、肉厚も下向きに増大している。閉塞底
部4は丸底となっている。
【0027】側壁3は上部8、下部9及びこれらの間の
テーパ状接続部10とから成っている。テーパ状接続部
10は下向きに次第に径(内径及び外径共)が小さくな
るものであり、下部9はこのテーパー状接続部10を介
して上部8よりも小径に且つ上部9とほぼ同じ厚みに絞
られて、小径部を形成している。
【0028】この接続部10及び小径部(下部)9に
は、図2によく示されるように、頂部11が側壁外周面
12と面一となるように縦方向の外リブ13が周方向に
間隔をおいて多数(図の具体例では8本)設けられてい
る。
【0029】本発明では、これらの外リブ13を熱結晶
化により白化するが、外リブ以外の小径部(下部)9は
非白化域となっている。外リブ13はその断面でみて大
部分が熱結晶化により白化して結晶化白化帯14と成っ
ているが、必ずしも全部が白化していることを必要とし
ない(尚、この具体例においては、外リブ13と結晶化
白化帯14とは重複している)。勿論、外リブ13より
も内側の部分は非白化域となっていることが了解される
べきである。
【0030】外リブ13の結晶化の程度は、この部分が
白化していれば十分であるが、厳密には、密度法結晶化
度で評価できる。この結晶化度が、25%以上、特に3
5%以上であれば、十分な耐熱性と耐圧性とを付与する
ことができる。
【0031】尚、密度法結晶化度とは、密度勾配管法に
よりポリエステルの密度を測定し、結晶化度X(%)を
次式によって求められた値である。
【数1】 ただし、dは25℃における測定密度(g/cm3 )、da
=1.335g/cm3(完全非晶質ポリエステルの密度)、dc
=1.455g/cm3(完全結晶ポリエステルの密度)。
【0032】外リブ13の形状は特に制限されないが、
図に示す具体例では、半円形であり、他に、放物線、双
曲線、楕円等の二次曲線や、サイクロイド、三角形、台
形等の任意の形状をとりうる。
【0033】外リブ13の大きさは、容器の大きさによ
っても変化し、一概に規定できないが、通常の包装容
器、例えば内容量1500ml入りボトルの場合、外リ
ブ13の高さは、15乃至40mm、特に20乃至30
mmの範囲に、またその幅は2乃至8mm、特に3乃至
5mmの範囲にあるのが好ましい。また、プリフォーム
下部に設ける外リブ13の本数は、一般に3乃至12
本、特に5乃至10本程度であることが好ましい。更
に、外リブ13の長さは、ボトル底部の中心部から接地
部までの距離にほぼ見合ったものであり、ボトルの大き
さにもよるが、一般に20乃至100mm、特に30乃
至60mmの範囲にあるのが好ましい。
【0034】本発明のプリフォームは、熱可塑性ポリエ
ステルから成る。熱可塑性ポリエステルとしては、エチ
レンテレフタレート単位を主体とする熱可塑性ポリエス
テル、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)や
グリコール成分としてヘキサヒドロキシリレングリコー
ル等の他のグリコール類の少量を含有せしめ或いは二塩
基酸成分としてイソフタル酸やヘキサヒドロテレフタル
酸等の他の二塩基酸成分の少量を含有せしめた所謂、改
質PET等が使用される。これらのポリエステルは、単
独でも或いはその本質を損なわない範囲で小量のナイロ
ン類、ポリカーボネート或いはポリアリレート等の他の
樹脂とのブレンド物の形でも使用し得る。また、熱可塑
性ポリエステルを内外層とし、エチレンビニルアルコー
ル共重合体やメタキシリレンアジパミド等の半芳香族ナ
イロン等のガスバリアー性樹脂中間層との多層構造であ
ってもよい。
【0035】用いる熱可塑性ポリエステルの固有粘度
(η)はボトル形成用グレードでよく、EVOHやMX
−ナイロン等との多層構成も含める。0.65dl/g
以上、特に0.70乃至0.90dl/gの範囲にあ
り、且つジエチレングリコール単位の含有量が1.60
重量%以下、特に1.50重量%以下の範囲内にあるも
のが好適に使用される。
【0036】延伸ブロー成形に使用するプリフォーム
は、それ自体公知の射出成形法で製造される。即ち、溶
融ポリエステルを射出し、最終容器に対応する口頸部を
備えた前記形状の有底プリフォームを非晶質の状態で製
造する。射出条件等は、特に限定されたものではない
が、一般に、260乃至300℃の射出温度、30乃至
60kg/cm2 の射出圧力で、プリフォームを成形す
ることができる。
【0037】かくして得られたプリフォームに耐熱性、
剛性を与えるため、プリフォームの段階で螺合部、嵌合
部、支持リング等を有する口頚部を熱処理により結晶化
し白化せしめる場合があり、一方後述の2軸延伸ブロー
を完了したるものをボトル成形完了後、未延伸部分の口
頚部を結晶化し、白化する場合もある。本発明の上記プ
リフォームにおいては、結晶化補強帯は外リブに形成さ
れている。
【0038】プリフォームの参考例を示す図3(一部断
面側面図及び底面図)において、このプリフォームP
は、ポリエステルの射出成形により形成され、やはり口
頸部1と、これに上方接続部2を介して連なる側壁部3
と閉塞底部4とを備えているが、底部4から胴部の下方
部分9に放射状に延びている複数本の結晶化白化帯14
が設けられている。この結晶化白化帯14は、外表面か
ら厚み方向の途中に達するようなものであり、成形後の
プリフォームを熱処理することにより形成される。
【0039】この熱処理を説明するための図4におい
て、成形されたプリフォームPに、底部結晶化用マスキ
ングユニット15を使用し、プリフォームPの底部外面
にこのユニット15をはめ込み、結晶化のための熱処理
を行う。ユニット15は、熱遮断壁16と、結晶化白化
帯形成用の開口した窓17とを有しており、この窓を通
過した赤外線により、窓17に対応する形状及び寸法の
結晶化白化帯がプリフォーム2に形成される。この場合
には、結晶化白化帯形成用の加熱と、プリフォームの延
伸温度への加熱とは、処理温度が異なるので、一般に2
段に行われる。
【0040】上記参考例のプリフォームPにおいて、結
晶化補強帯14は底部に放射状に設けられ、胴部下部に
も軸方向に若干延びているが、底部中心から径外方向に
延びておればよく、例えば螺旋状に白化帯が延びていて
もよい。
【0041】プリフォームの更に他の参考例を示す図5
(一部断面側面図及び底面図)において、このプリフォ
ームPは、全体としての構造は図4と共通しているが、
底部4の中心から胴部の下方部分9に螺旋状に延びてい
る複数本の結晶化白化帯14が設けられている点が相違
している。この結晶化白化帯14も、外表面から厚み方
向の途中に達するようなものであり、成形後のプリフォ
ームを図4と同様に熱処理することにより形成される。
【0042】[ボトル]本発明の耐熱乃至耐熱圧ボトル
の全体の配置の一例を示す図6、図7及び図8(一部断
面側面図)において、この耐熱乃至耐圧ボトルBは、筒
状の胴部21、胴部の上端に接続された釣鐘状(錐体
状)の肩部22、肩部上方のサポートリング23及びリ
ング上方のノズル部24から成る口頸部25を備えてい
る。筒状の胴部21の下端には、以下に詳細に説明する
底部26が設けられている。
【0043】本発明の耐熱及び/又は耐圧ボトルBにお
ける底部26は、下向きに径が小さくなる外周部27
と、これに連なる接地部28と、底中心部29と、底中
心部29と接地部28とを接続する上向きに凸の湾曲部
30とから成っている。
【0044】図6に示す具体例においては、底外周部2
7は、下向き且つ外向きに凸の曲線をなしており、この
ものは、ボトルの座りの良い耐熱ボトルとして有用であ
る。図7に示す具体例においては、底外周部27は、上
向き且つ内向きに凸の曲線をなしていると共に、接地部
28が下向きの突出しており、このものは、底部の圧力
に対する座屈のない耐圧ボトルとして有用である。図8
に示す具体例においては、底外周部27は図7のものと
同様であるが、接地部28からの底中心部29の高さが
高く、湾曲部30の曲率も大きくなっており、より底の
変形が厳しくなる用途、例えば、耐熱圧ボトルとしての
用途に有用である。これら何れの場合にも接地部28の
内側の立ち上がりは90度或いは90度に近い急激な立
ち上がりをしていることが耐圧性の点でよい。
【0045】本発明では、これらの湾曲部30及び接地
部28に、底部中心29から少なくとも接地部28迄放
射状(螺旋状も含む)に延びており且つ外表面から厚み
方向の途中迄結晶化により白化された複数本の結晶化補
強帯を非白化域を介して交互に設ける。
【0046】図6のボトル底部26を幾分模式化して示
す図9(底面図)及び図6におけるX−X軸方向円周断
面展開図(図10)において、湾曲部30及び接地部2
8には、複数本(図では10本)の放射状の結晶化補強
帯31(斜線で示す。)が形成されている。結晶化補強
帯31の間には非白化域32が位置しており、これらは
交互に配置されている。結晶化補強帯31は、底部中心
29との境界から、少なくとも接地部28を通るように
放射状に延びていることが了解されよう。
【0047】図10の断面展開図に最もよく示されるよ
うに、結晶化補強帯31は底部の下面から底壁の厚み方
向の途中に至るように形成されており、その上方は非白
化域32で覆われている。図10に示す具体例では、結
晶化補強帯31及びその近傍において、他の部分に比し
てやや厚肉に盛り上がっており、傘骨−傘布構造をより
強固なものとしている。図9のものでは、結晶化補強帯
31は、接地部28の外縁に至るように形成されている
が、勿論これを通り過ぎて底外周部或いは更に胴部の下
端縁にまで達していてもよい。
【0048】本発明において、結晶化補強帯の平均的な
厚み、幅、長さ及び結晶化度等は、二軸延伸ブロー成形
における変化が少ないので、プリフォームのそれと殆ど
等しいが、若干幅が広がり、厚みが減少する場合もあ
る。本発明において、接地部の内径、湾曲部の外径
(D)は一般に50乃至70mm,底中心部の高さ
(H)は一般に15乃至30mmの範囲にあるのがよ
い。本発明のボトル胴部は勿論、それ自体公知の胴部構
造を有することができ、例えば、縁取られたラベル貼着
部や、減圧吸収用のパネル−リブ構造を有していてもよ
い。
【0049】本発明のボトルは、前述した結晶化白化帯
が形成されたブロー成形用プリフォームを、延伸温度、
一般に95乃至120の温度で二軸延伸ブローする。中
空金型内に、上記温度に予備加熱されたプリフォームを
装着し、該プリフォームを周方向に膨張延伸させると共
に、軸方向に引っ張り延伸させ、且つ底打ちをする。
【0050】最終容器における延伸倍率は、面積倍率で
5乃至14倍、特に7乃至12倍が適当であり、一方軸
方向延伸線倍率は2乃至3.5倍、特に2.5乃至3倍
とし、周方向延伸線倍率は2乃至5倍、特に3乃至4倍
とするのがよい。
【0051】実施例1.射出用グレードのポリエチレン
テレフタレート(PET)を、300℃の温度で射出し
て、図1及び図2に示す形状のプリフォームを製造し
た。各部の寸法は次の通りである。
【0052】PET目付量 63g, 口径 28mm, 全高 147.5mm, 胴上部外径 29.3mm, 胴上部内径 19.8mm, 胴下部外径 28mm, 胴下部内径 19mm, 胴下部長さ 40mm, 外リブ長さ 40mm, 外リブ高さ 2.6mm, 外リブ幅 5mm。
【0053】上記外リブ付きプリフォームを回転させな
がら、赤外線加熱器により加熱し、プリフォーム全体を
延伸温度に予備加熱すると共に、外リブを結晶化により
白化させた。外リブの表面温度は140℃で白化した
が、それ以外の部分は白化していないことが確認され
た。外リブの結晶化度は、35%であり、それ以外のと
ころの結晶化度は、15%であった。外リブにおいて、
最も厚い部分での白化厚みは3mmであった。
【0054】このプリフォームを、公知の二軸延伸ブロ
ー成形装置で、下記寸法のボトルに成形した。 内容積 1500ml, 口径 28mm, 全高 305mm, 胴部最大径 98mm, 底部 接地部の内径(D) 60mm, 中心部の高さ(H) 20mm, H/Dの比 0.33
【0055】上記ボトルに、85℃の熱水800gを充
填し3分間放置した後、熱水を取り除き、パック前の接
地面からの底中心の高さと、パック後のそれとを比較し
た。高さの変化量は1.55mmであった。
【0056】比較のため、実施例1と同じ目つけ量のプ
リフォームで、結晶化されていないものを用いる以外
は、上記と同様にして、ボトルを製造した。このボトル
について、上記と同様の試験を行ったところ、高さの変
化量は、4.30mmであり、本発明のボトルが熱安定
性に顕著に優れていた。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、下向きに径が小さくな
る外周部と、これに連なる接地部と、底中心部と、底中
心部と接地部とを接続する上向きに凸の湾曲部とを備え
ている二軸延伸ブロー成形ボトルにおいて、これらの湾
曲部及び接地部に、底部中心から少なくとも接地部迄放
射状に延びており且つ外表面から厚み方向の途中迄結晶
化により白化された複数本の結晶化補強帯を非白化域を
介して交互に設けたことにより、容器底部の全体として
の厚みを比較的小さいレベルに保ちながら、十分な補強
効果と、それによる耐圧性と耐熱性とが得られる。
【0058】この補強帯は、ポリエステルが結晶化され
ているため、剛性が大きく、熱変形温度も高く、圧力、
更に熱が加わった場合にも、膨出変形を有効に防止す
る。この結晶化補強帯は、外表面から厚み方向の途中迄
結晶化されることにより形成され、しかも放射状であっ
て、非白化域を介して交互に設けられているため、剛性
のある結晶化(白化)補強帯が相互に独立した傘骨構造
となり、一方強靱性のある延伸ポリエステル層(補強帯
の未白化部分+非白化域)が連続した状態で傘骨構造に
支えられる傘布構造となり、底部器壁全体が薄い構造で
も、上からの圧力に十分に耐え、しかも剛性と強靱性と
が組み合わされたものとなっている。
【0059】本発明のこの底部構造のボトルは、ポリエ
ステルの射出成形で形成され、且つ口頸部とこれに連な
る側壁部と閉塞底部とを備えた、ボトルへの二軸延伸ブ
ロー成形に用いるプリフォームであって、前記側壁の下
部には次第に径が小さくなるテーパー状接続部を介して
上部よりも小径に且つ上部とほぼ同じ厚みに絞られた小
径部が形成されており、この接続部及び小径部には、頂
部が側壁外周面と面一となるように縦方向の外リブが周
方向に間隔をおいて設けられ且つ前記外リブの大部分が
結晶化により白化され、該外リブ以外の小径部は非白化
域となっていることを特徴とする二軸延伸ブロー成形用
プリフォームを使用し、これを二軸延伸ブロー成形する
ことにより、製造されるので、後からの熱処理による結
晶化工程が不要であり、製造も容易であるという利点を
もたらす。また、プリフォームの結晶化白化帯が、二軸
延伸ブロー成形時に、変形が少なく、非白化域の延伸開
始固定端となるので、非白化域の延伸倍率が高くなり、
非白化域の分子配向が有効に行われるという利点をもも
たらす。
【0060】本発明では、プリフォームの状態で、加熱
による結晶化乃至白化を行うので、成形後のボトル底部
を加熱する煩わしさがなく、工程が簡単で、製造装置も
大がかりなものを必要としないという利点がある。更
に、プリフォームの外周側から加熱するの加熱操作も容
易であり、この外周側からの加熱では、プリフォームの
結晶化白化帯は側壁部の外表面から厚み方向の途中に達
するように白化されるので、これにより、前述した傘骨
−傘布構造の形成が、二軸延伸ブロー成形で容易に得ら
れるという利点がある。
【0061】即ち、本発明の上記外リブを設けたプリフ
ォームでは、この外リブが他の側壁下部に比して径外方
に突出しているので、周囲からプリフォームを加熱した
とき、外リブのみを選択的に熱結晶化できるという利点
を与える。この様に、外リブに熱が集中するので、本発
明によれば、プリフォームを延伸温度に加熱するための
熱処理の段階で、外リブを熱結晶化でき、工程数も少な
くして、生産性を向上させ得るといういう利点を与え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適なプリフォームを示す側面図であ
る。
【図2】図1のA−A、B−B,C−C,D−D及びE
−Eの断面図であり、A,B,C,D及びEはA−A、
B−B,C−C,D−D及びE−Eの断面に相当する。
【図3】プリフォームの参考例を示す一部断面側面図及
び底面図である。
【図4】図3のプリフォームを形成するための熱処理を
説明するための説明図である。
【図5】プリフォームの他の参考例を示す一部断面側面
図及び底面図である。
【図6】本発明の耐熱ボトルの一例の全体の配置の一例
を示す一部断面側面図である。
【図7】本発明の耐圧ボトルの一例の全体の配置の一例
を示す一部断面側面図である。
【図8】本発明の耐熱圧ボトルの一例の全体の配置の一
例を示す一部断面側面図である。
【図9】図6のボトル底部を幾分模式化して示す底面図
である。
【図10】図6におけるX−X軸方向円周断面展開図で
ある。
【符号の説明】
P プリフォーム 1 口頸部 2 上方接続部 3 側壁部 4 閉塞底部 5 密封用開口端 6 蓋係合用ネジ部 7 支持リング 8 側壁の上部 9 側壁の下部 10 テーパ状接続部 11 外リブの頂部 12 側壁外周面 13 外リブ 14 結晶化白化帯 15 底部結晶化用マスキングユニット 16 熱遮断壁 17 結晶化白化帯形成用の開口した窓 B 耐熱乃至耐圧ボトル 21 筒状の胴部 22 錐体状の肩部 23 サポートリング 24 ノズル部 25 口頸部 26 底部 27 外周部 28 接地部 29 底中心部 30 湾曲部 31 結晶化補強帯 32 非白化域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−153453(JP,A) 特開 昭60−172636(JP,A) 特開 昭61−244738(JP,A) 特開 平4−189739(JP,A) 特開 平1−286817(JP,A) 特開 昭55−71245(JP,A) 実公 平4−25296(JP,Y2) 特公 昭63−11212(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルの射出成形で形成され、且
    つ口頸部とこれに連なる側壁部と閉塞底部とを備えた、
    ボトルへの二軸延伸ブロー成形に用いるプリフォームに
    おいて、前記側壁の下部には次第に径が小さくなるテー
    パー状接続部を介して上部よりも小径に且つ上部とほぼ
    同じ厚みに絞られた小径部が形成されており、この接続
    部及び小径部には、頂部が側壁外周面と面一となるよう
    に縦方向の外リブが周方向に間隔をおいて設けられ且つ
    前記外リブの大部分が結晶化により白化され、該外リブ
    以外の小径部は非白化域となっていることを特徴とする
    二軸延伸ブロー成形用プリフォーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリフォームを二軸延伸
    ブロー成形してなることを特徴とする底部が強化された
    ポリエステル製ボトル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプリフォームの二軸延伸
    ブロー成形で製造され、口頸部とこれに連なる錐台状肩
    部と筒状の胴部と閉塞底部とを備え、前記底部は下向き
    に径が小さくなる外周部と、これに連なる接地部と、底
    中心部と、底中心部と接地部とを接続する上向きに凸の
    湾曲部とから成るポリエステル製ボトルにおいて、 前記湾曲部及び接地部には、底部中心から少なくとも接
    地部迄放射状に延びており且つ外表面から厚み方向の途
    中迄結晶化により白化された複数本の結晶化補強帯が非
    白化域を介して交互に設けられており、 剛性のある該白化された結晶化補強帯が相互に独立した
    傘骨構造となり且つ強靱性のある該結晶化補強帯の未白
    化部分及び該非白化域が連続した状態で該傘骨構造に支
    えられる傘布構造となって いることを特徴とする底部が
    強化されたポリエステル製ボトル。
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