JP2743630B2 - 自動制御作動システムの各部構成検査方法 - Google Patents

自動制御作動システムの各部構成検査方法

Info

Publication number
JP2743630B2
JP2743630B2 JP3195053A JP19505391A JP2743630B2 JP 2743630 B2 JP2743630 B2 JP 2743630B2 JP 3195053 A JP3195053 A JP 3195053A JP 19505391 A JP19505391 A JP 19505391A JP 2743630 B2 JP2743630 B2 JP 2743630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
confirmation signal
connection
operating
unit
normal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3195053A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0516057A (ja
Inventor
正人 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP3195053A priority Critical patent/JP2743630B2/ja
Publication of JPH0516057A publication Critical patent/JPH0516057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2743630B2 publication Critical patent/JP2743630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の作動ユニット
と、それらの作動ユニットを制御するため階層的に構成
された複数の制御装置とを具える自動制御作動システム
の、各作動ユニット、制御装置およびそれらの間の接続
経路を検査する場合に用いて好適な検査方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上述の如き自動制御作動システムとして
は、例えば、自動車車体の組立ラインの車体仮組みステ
ーションで複数車種の混流生産に自動的に対応し、複数
の車体パネルを車種に応じて自動的に位置決めして相互
に溶接し、複数種類の車体を自動的に仮組みする、本願
出願人が先に特開平1−321179号にて開示した車体自動
溶接システムがあり、この車体自動溶接システムは、例
えば図4に示すように、複数のNCロケータ1および複
数のNCウエルダ2と、それらの作動を制御する複数の
ユニットコントローラ3、複数のサブコントローラ4お
よび一つのマスタコントローラ5とを具えてなる。
【0003】ここにおけるNCロケータ1およびNCウ
エルダ2は各々、サーボモータで作動する、作動ユニッ
トとしての通常の直線移動機構1a, 2aや揺動機構1b, 2b
が複数組み合わされることにて、一種の工業用ロボット
として構成されており、ここでNCロケータ1は、車体
パネルの一部を位置決めするゲージ部材を複数種類有し
てそれらをエアシリンダで選択的に所定位置に出し入れ
する、作動ユニットとしてのゲージ部材選択機構1cや、
ゲージ部材のワーク受け部寸法を直線移動機構で変更す
る、作動ユニットとしてのゲージ部材変更機構1dをその
手首部に具え、それらを所定範囲内で自在に移動させる
ことにより、複数種類の車体パネルの位置決めを行うこ
とができ、またNCウエルダ2は、エアシリンダで作動
するとともに溶接タイマから溶接電流を供給される、作
動ユニットとしての溶接ガン2cをその手首部に具え、そ
れを所定範囲内で自在に移動させることにて、NCロケ
ータ1で位置決めされた車体パネル同士をスポット溶接
して車体を仮組みすることができる。
【0004】またここにおけるユニットコントローラ
3、サブコントローラ4およびマスタコントローラ5
は、各々CPUおよびメモリを有するコンピュータとし
て構成され、あらかじめ与えられたプログラムに基づき
制御機能を果たす通常のものであり、車体組立を行わせ
るべく上記複数のNCロケータ1およびNCウエルダ2
を相互に関連させて作動させるため、ここでは各ユニッ
トコントローラ3が、下位の制御装置として一もしくは
数台のNCロケータ1あるいはNCウエルダ2の複数の
作動ユニット1a〜1d, 2a〜2cをまとめて制御し、また各
サブコントローラ4が、中位の制御装置として数個のユ
ニットコントローラ3をまとめて制御し、さらにマスタ
コントローラ5が、最上位の制御装置として全てのサブ
コントローラ4をまとめて制御する、というように階層
的に接続され、それによって一つの制御システムを構成
している。なお、マスタコントローラ5には、シーケン
ス管理およびデータ編集用モニタ6と、その他の入出力
作業を並行して行うためのエンジニアリングワークステ
ーション(EWS)7とがさらに接続されている。
【0005】しかして、上述の如く多数の作動ユニット
1a〜1d, 2a〜2cおよび多数のコントローラ3〜5を具え
る車体自動溶接システムを、車体組立ラインの仮組みス
テーションにおいて組み立て、立ち上げる際、従来は作
業者が手作業で、先ず、それらの作動ユニット1a〜1d,
2a〜2cの一つづつと各ユニットコントローラ3との間の
接続経路の正常確認をテスタ等でチェックしてから、作
動ユニット1a〜1d, 2a〜2cの一つづつを各ユニットコン
トローラ3で作動させてそれらが正常に作動することを
確認し、次いで、各ユニットコントローラ3と各サブコ
ントローラ4との間の接続経路の正常確認をテスタ等で
チェックしてから、各ユニットコントローラ3を各サブ
コントローラ4で作動させてそれらが正常に作動するこ
とを確認し、その後各サブコントローラ4とマスタコン
トローラ5との間の接続経路の正常確認をテスタ等でチ
ェックしてから、各サブコントローラ4をマスタコント
ローラ5で作動させてそれらが正常に作動することを確
認する、という検査作業を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の手作業に頼る検査方法では、上記のように作動ユ
ニットや制御装置が多数になると、検査に要する工数が
多大になるとともに、チェック洩れの可能性を除去しき
れなくなるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上述した課題
を有利に解決した検査方法を提供することを目的とする
ものであり、この発明の自動制御作動システムの各部構
成検査方法は、複数の作動ユニットと、それらの作動ユ
ニットを制御するため階層的に接続された複数の制御装
置とを具える自動制御作動システムの、各作動ユニッ
ト、制御装置およびそれらの間の接続経路を検査するに
際し、前記複数の制御装置のうち最上位のものに接続し
たモニタ装置に、当該自動制御作動システムの全作動ユ
ニットおよび全制御装置の各々の正常確認信号の内容
と、それらの作動ユニットおよび制御装置の接続関係と
を表すリストをデータベースとして持たせ、前記データ
ベース中のリストに基づき、モニタ装置から、最上位の
制御装置を介して全ての作動ユニットに正常確認信号出
力命令を与え、各作動ユニットが応答した正常確認信号
と、前記リスト中のその作動ユニットの正常確認信号の
内容とを比較して一致していればその作動ユニットは正
常であると判断し、全ての作動ユニットが正常であれ
ば、モニタ装置からそれらの作動ユニットに到る間の全
ての制御装置および接続経路も正常であると判断し、何
れかの作動ユニットについて、正常確認信号は応答した
が、その応答した正常確認信号と前記リスト中のその作
動ユニットの正常確認信号の内容とが一致しない場合に
は、そこに到る接続経路の誤接続があると判断し、また
正常確認信号を応答しなかった場合には、その作動ユニ
ットもしくはそこに到る制御装置の異常またはそこに到
る接続経路の誤接続があると判断し、異常もしくは誤接
続があると判断した場合には、最下位の制御装置から順
次、先に作動ユニットについて行ったと同様に、正常確
認信号出力命令を与え、正常確認信号の出力の有無およ
びその正誤に基づき正常か否かの判断を繰り返して、そ
れらの判断結果と前記リストとに基づき異常もしくは誤
接続の部位を特定することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】かかる検査方法にあっては、末端の複数の作動
ユニットおよび、それらを制御する、最下位の複数の制
御装置から最上位の制御装置まで階層的に積み上げられ
た制御システムを、その末端側から順次上方へ向けて検
査して行くので、異常もしくは誤接続の部位が自動的に
特定される。
【0009】従って、この発明の検査方法によれば、多
数の作動ユニットおよび制御装置を具える自動制御作動
システムの立ち上げの際等の検査を、検査員の工数を要
することなしに自動的に行わせることができ、しかもチ
ェック洩れの可能性をなくすことができる。
【0010】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1は、この発明の自動制御作動システ
ムの各部構成検査方法を、図4に示す、自動車車体の組
立ラインの車体仮組みステーションで複数種類の車体を
自動的に仮組みする車体自動溶接システムの立ち上げの
際の検査に適用した一実施例を示すフローチャートであ
り、図2は、図4に示す車体自動溶接システムの一部を
さらに詳細に示すものである。なお、図中マルチバス、
パラレル、RS 232C、SDLCおよびアナログと付記
した矢印は、それぞれその記載した信号伝達方式による
接続回線を示している。
【0011】すなわちこの車体自動溶接システムは、図
4に示すように、多数のユニットコントローラ3を具
え、それらのうちのNCロケータ1の制御用の一つのユ
ニットコントローラ3は、例えば図2の左半部に示すよ
うに、互いにマルチバスを介して接続されたCPUボー
ド3a, インタフェース(I/O)ボード3bおよびシリア
ル系サーボコントローラボート3cを有しており、ここ
で、サーボコントローラボート3cには、NCロケータ1
の作動ユニットとしての複数の直線移動機構1aや揺動機
構1b、ゲージ部材変更機構1dを各々駆動する複数のサー
ボモータ8を切替えて制御する切替え式シリアルサーボ
アンプ9が接続され、またI/Oボード3bには、NCロ
ケータ1の手首部に設けられた作動ユニットとしてのゲ
ージ部材選択機構1cのエアシリンダを作動させる電磁式
切替えバルブ10およびそのエアシリンダの作動を確認す
るためのリミットスイッチ11が接続されている。
【0012】またNCウエルダ2の制御用の他の一つの
ユニットコントローラ3は、例えば図2の右半部に示す
ように、互いにマルチバスを介して接続されたCPUボ
ード3a, I/Oボード3b、アナログ系サーボコントロー
ラボート3dおよびアブソリュートインタフェースボード
3eを有しており、ここで、サーボコントローラボート3d
には、インタフェースボード3eを介し、NCウエルダ2
の作動ユニットとしての複数の直線移動機構1aや揺動機
構1bを各々駆動する複数のサーボモータ8をそれぞれ制
御するアナログサーボアンプ12が接続され、またI/O
ボード3bには、NCウエルダ2の手首部に設けられた作
動ユニットとしての溶接ガン2cのエアシリンダを作動さ
せる電磁式切替えバルブ10、そのエアシリンダの作動を
確認するためのリミットスイッチ11およびその溶接ガン
2cに溶接電流を供給する溶接タイマ(WT)13が接続さ
れている。
【0013】そして上記NCロケータ1の制御用の一つ
のユニットコントローラ3のCPUボード3aは図4に示
す位置決め用サブコントローラ4の一つに接続される一
方、上記NCウエルダ2の制御用のユニットコントロー
ラ3のCPUボード3aは図4に示す溶接用サブコントロ
ーラ4に接続され、それらのサブコントローラ4は、共
通のマスタコントローラ5に接続されており、これによ
ってそれらのコントローラ3〜5は階層的制御システム
を構成している。なお、各サブコントローラ4には、現
場での作業者によるデータの手直しや確認が容易なよう
にティーチングペンダント14が接続され、またマスタコ
ントローラ5には、シーケンス管理およびデータ編集用
のモニタ6と、その他の入出力作業を並行して行うため
の、モニタ装置としてのエンジニアリングワークステー
ション(EWS)7とが接続されるとともに、車体組立
ラインの作業全体を統括するラインシーケンサ15および
当該車体仮組みステーションにおける他の作業を制御す
るロケータステーションオペレータ16が、インタフェー
ス17を介して接続されている。
【0014】しかしてこの実施例では、あらかじめ図3
(a)に示すように、正常確認信号の内容として、マス
タコントローラ5にはID(識別コード)#1を付し、
各サブコントーラ4にはID#11から#16までの間の互
いに異なる数を付し、各ユニットコントーラ3にはID
#101 から#196 までの間の互いに異なる数を付し、各
NCロケータ1にはID#201から#296 までの間の互
いに異なる数を付し、各NCウエルダ2にはID#301
から#396 までの間の互いに異なる数を付し、各作動ユ
ニットの、サーボモータを制御するアンプ9, 12 にはI
D#1001から#1768までの間の互いに異なる数を付し、
エアシリンダを制御する電磁式切替えバルブ10およびリ
ミットスイッチ11にはそれらの各組毎に互いに異なるI
D#を付し、各溶接タイマ13にも互いに異なるID#を
付す、というように各構成部分にID#を付し、これに
基づき図3(b)に示すように、各構成部品のID#
と、その構成部品の上位に接続されているもの(親)の
ID#ひいては接続経路とを示すリストを作成し、それ
をデータベースとしてEWS7に与えておく。
【0015】そしてここでは、上記車体自動溶接システ
ムの立ち上げに際し、EWS7に、上記リストを用いて
図1に示す各部構成検査プログラムを実行させる。この
プログラムでは先ず、図1(a)に示すメインルーチン
中のステップ21で、EWS7からマスタコントローラ
5、サブコントローラ4およびユニットコントローラ3
を介し最初の作動ユニットに、その作動ユニットのID
#に対応する信号を出力せよというコマンドを発行し
て、次のステップ22で作動ユニットからの返答の有無を
判断する。具体的には、例えばアンプに対しては、ユニ
ットコントローラ3からサーボモータを作動させる命令
を与えて、サーボモータのエンコーダが作動を示す信号
を出力すれば返答があったと判断し、また例えば電磁式
切替えバルブ10に対しては、ユニットコントローラ3か
らエアシリンダを作動させる命令を与えて、エアシリン
ダのリミットスイッチ11が作動を示す信号を出力すれば
返答があったと判断する。
【0016】上記ステップ22でコマンドに対する返答が
なかった場合には、ステップ23でコマンドの対象の作動
ユニットもしくはそこに到る間の何れかのコントローラ
に異常があるか、又はそれらの間の何れかの接続経路に
誤接続があると判断して、図1(b)に示すエラー探索
サブルーチン中のステップ31へ進み、また上記ステップ
22でコマンドに対する返答があった場合には、ステップ
24でその返答した信号のID#とコマンドの対象の作動
ユニットのID#とが一致しているか否かを前記リスト
に基づき照合する。具体的には、例えばアンプの場合は
そのコマンドを与えたID#のアンプに対応するサーボ
モータのエンコーダが作動を示す信号を出力すれば一致
していると判断し、また例えば電磁式切替えバルブの場
合はそのコマンドを与えたID#のバルブに対応するエ
アシリンダのリミットスイッチ11が作動を示す信号を出
力すれば一致していると判断する。
【0017】そして上記ステップ24での照合の結果ID
#が一致していなかった場合には、返答自体はあったこ
とから、ステップ25で、何れかの接続経路に誤接続があ
ると判断して、図1(b)に示すエラー探索サブルーチ
ン中のステップ31へ進み、この一方、ステップ24での照
合の結果ID#が一致していた場合には、ステップ26
で、上記コマンドの対象の作動ユニットと、そこに到る
間に信号が系由する全てのコントローラ3〜5と、それ
らの間の接続経路とが正常であると判断して、次のステ
ップ27で全ての作動ユニットについて上記コマンド発行
および返答確認が終了したか否かを判断し、終了してい
ればプログラムを終了するが、終了していなければステ
ップ28で次の作動ユニットを選択した後ステップ21へ戻
り、これにより全ての作動ユニットについて終了するま
で上記コマンド発行および返答確認作業を繰り返す。
【0018】一方、上記ステップ23またはステップ25か
ら図1(b)に示すエラー探索サブルーチン中のステッ
プ31へ進んだ場合は、そのステップ31で、EWS7から
マスタコントローラ5およびサブコントローラ4を介
し、上記異常もしくは誤接続があった経路上のユニット
コントローラ3に、そのユニットコントローラ3のID
#を出力せよというコマンドを発行して、次のステップ
32で返答の有無を判断する。
【0019】そしてこのステップ32でコマンドに対する
返答がなかった場合には、コマンドの対象のユニットコ
ントローラ3もしくはそこに到る間の何れかのコントロ
ーラに異常があるか、又はそれらの間の何れかの接続経
路に誤接続があると考えられるので、図1(c)に示す
次のエラー探索サブルーチン中のステップ41へ進み、ま
た上記ステップ32でコマンドに対する返答があった場合
には、ステップ33でその返答したID#とコマンドを与
えたユニットコントローラ3のID#とが一致している
か否かを前記リストに基づき照合し、この照合の結果I
D#が一致していなかった場合には、返答自体はあった
ことからマスタコントローラ5とサブコントローラ4と
の間又はサブコントローラ4とユニットコントローラ3
との間の何れかの接続経路に誤接続があると考えられる
ので、図1(c)に示す次のエラー探索サブルーチン中
のステップ41へ進む。
【0020】これに対し上記ステップ33での照合の結果
ID#が一致していた場合には、マスタコントローラ5
からそのコマンドの対象のユニットコントローラ3まで
の全てのコントローラおよびそれらの間の接続経路は正
常であるので、次のステップ34で、そのユニットコント
ローラ3よりも下位の接続経路に誤接続があるか、又
は、先のステップ21でのコマンドの対象の作動ユニット
に異常があるとエラー決定し、続くステップ35で、その
エラーの内容をEWS7のディスプレイ装置により表示
した後、図1(a)に示すメインルーチン中のステップ
27へ戻る。
【0021】また、上記ステップ32またはステップ33か
ら図1(c)に示す次のエラー探索サブルーチン中のス
テップ41へ進んだ場合は、そのステップ41で、EWS7
からマスタコントローラ5を介し、上記異常があった接
続経路上のサブコントローラ4に、そのサブコントロー
ラ4のID#を出力せよというコマンドを発行して、次
のステップ42で返答の有無を判断する。
【0022】そしてそのステップ42でコマンドに対する
返答がなかった場合には、ステップ43で、マスタコント
ローラ5又は、コマンドの対象のサブコントローラ4に
異常があるとエラー決定し、また上記ステップ42でコマ
ンドに対する返答があった場合には、ステップ44で、そ
の返答したID#とコマンドを与えたサブコントローラ
4のID#とが一致しているか否かを前記リストに基づ
き照合して、この照合の結果ID#が一致していなかっ
た場合には、返答自体はあったことから、ステップ45
で、マスタコントローラ5とコマンドの対象のサブコン
トローラ4との間の接続経路に誤接続があるとエラー決
定する。
【0023】一方、上記ステップ44での照合の結果ID
#が一致していた場合には、マスタコントローラ5とコ
マンドの対象のサブコントローラ4およびそれらの間の
接続経路は正常であるので、ステップ46で、そのサブコ
ントローラ4と先のステップ31でのコマンドの対象のユ
ニットコントローラ3との間の接続経路に誤接続がある
か、又は、そのユニットコントローラ3に異常があると
エラー決定する。しかる後ここでは、上記ステップ43,
ステップ45およびステップ46からステップ47へ進み、そ
のステップ47で、上記各ステップで決定したエラーの内
容をEWS7のディスプレイ装置により表示した後、図
1(a)に示すメインルーチン中のステップ27へ戻る。
【0024】上述の如くしてこの実施例の検査方法にあ
っては、末端の複数の作動ユニットおよび、それらを制
御する、最下位の複数のユニットコントローラ3から最
上位のマスタコントローラ5まで階層的に積み上げられ
た制御システムを、その末端側から順次上方へ向けて検
査して行くので、異常もしくは誤接続の部位が自動的に
特定される。
【0025】従って、この実施例の検査方法によれば、
多数の作動ユニット1a〜1d, 2a〜2cおよびコントローラ
3〜5を具える車体自動溶接システムの立ち上げの際の
検査を、検査員の工数を要することなしにEWS7に自
動的に行わせることができ、しかもチェック洩れの可能
性をなくすことができる。
【0026】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば上記車体
自動溶接システムの立ち上げの際だけでなくその補修後
の検査に適用しても良い。またこの発明は、上記実施例
以外の自動制御作動システムにも適用し得て、上記実施
例と同様の作用効果をもたらすことができる。
【0027】
【発明の効果】かくしてこの発明の自動制御作動システ
ムの各部構成検査方法によれば、多数の作動ユニットお
よび制御装置を具える自動制御作動システムの立ち上げ
の際等の検査を、検査員の工数を要することなしに自動
的に行わせることができ、しかもチェック洩れの可能性
をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動制御作動システムの各部構成検
査方法を、図4に示す車体自動溶接システムの立ち上げ
の際の検査に適用した一実施例を示すフローチャートで
ある。
【図2】図4に示す車体自動溶接システムの一部をさら
に詳細に示す構成図である。
【図3】(a)および(b)は、図2に示す車体自動溶
接システムの各部構成に与えるID#およびそれに基づ
く各部構成リストを示す説明図である。
【図4】自動制御作動システムの一例としての車体自動
溶接システムを示す構成図である。
【符号の説明】
1 NCロケータ 1a 直線移動機構 1b 揺動機構 1c ゲージ部材選択機構 1d ゲージ部材変更機構 2 NCウエルダ 2a 直線移動機構 2b 揺動機構 2c 溶接ガン 3 ユニットコントローラ 3a CPUボード 3b インタフェース(I/O)ボード 3c シリアル系サーボコントローラボート 3d アナログ系サーボコントローラボート 3e アブソリュートインタフェースボード 4 サブコントローラ 5 マスタコントローラ 7 エンジニアリングワークステーション(EWS) 8 サーボモータ 9 切替え式シリアルサーボアンプ 10 電磁式切替えバルブ 11 リミットスイッチ 12 アナログサーボアンプ 13 溶接タイマ(WT)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の作動ユニットと、それらの作動ユ
    ニットを制御するため階層的に接続された複数の制御装
    置とを具える自動制御作動システムの、各作動ユニッ
    ト、制御装置およびそれらの間の接続経路を検査するに
    際し、 前記複数の制御装置のうち最上位のものに接続したモニ
    タ装置に、当該自動制御作動システムの全作動ユニット
    および全制御装置の各々の正常確認信号の内容と、それ
    らの作動ユニットおよび制御装置の接続関係とを表すリ
    ストをデータベースとして持たせ、 前記データベース中のリストに基づき、モニタ装置か
    ら、最上位の制御装置を介して全ての作動ユニットに正
    常確認信号出力命令を与え、各作動ユニットが応答した
    正常確認信号と、前記リスト中のその作動ユニットの正
    常確認信号の内容とを比較して一致していればその作動
    ユニットは正常であると判断し、全ての作動ユニットが
    正常であれば、モニタ装置からそれらの作動ユニットに
    到る間の全ての制御装置および接続経路も正常であると
    判断し、 何れかの作動ユニットについて、正常確認信号は応答し
    たが、その応答した正常確認信号と前記リスト中のその
    作動ユニットの正常確認信号の内容とが一致しない場合
    には、そこに到る接続経路の誤接続があると判断し、ま
    た正常確認信号を応答しなかった場合には、その作動ユ
    ニットもしくはそこに到る制御装置の異常またはそこに
    到る接続経路の誤接続があると判断し、 異常もしくは誤接続があると判断した場合には、最下位
    の制御装置から順次、先に作動ユニットについて行った
    と同様に、正常確認信号出力命令を与え、正常確認信号
    の出力の有無およびその正誤に基づき正常か否かの判断
    を繰り返して、それらの判断結果と前記リストとに基づ
    き異常もしくは誤接続の部位を特定することを特徴とす
    る、自動制御作動システムの各部構成検査方法。
JP3195053A 1991-07-10 1991-07-10 自動制御作動システムの各部構成検査方法 Expired - Fee Related JP2743630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195053A JP2743630B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 自動制御作動システムの各部構成検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195053A JP2743630B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 自動制御作動システムの各部構成検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0516057A JPH0516057A (ja) 1993-01-26
JP2743630B2 true JP2743630B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=16334771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3195053A Expired - Fee Related JP2743630B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 自動制御作動システムの各部構成検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2743630B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6009175B2 (ja) * 2012-02-27 2016-10-19 株式会社ダイヘン ロボット溶接システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0516057A (ja) 1993-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2559847B2 (ja) 生産ラインの管理方法
EP0355454A2 (en) Method of fabricating sheet metal parts and the like
US20220068578A1 (en) Procedure for Configuring a Modular Safety Switching Device
JP3528934B2 (ja) 生産設備制御装置
GB2244573A (en) Programmable controller
US20060152533A1 (en) Program robots with off-line design
JP4004222B2 (ja) 作業用ロボットシステムの保全支援方法及び保全支援装置
JP2019032819A (ja) 製造偏差に応じた製造プランの動的修正
US5475797A (en) Menu driven system for controlling automated assembly of palletized elements
KR950001413B1 (ko) 생산라인의 고장진단방법
JP2743630B2 (ja) 自動制御作動システムの各部構成検査方法
EP0477430B1 (en) Off-line teaching method for industrial robot
JPH08286701A (ja) 複数ロボット制御方法およびシステム
Swift et al. Strategies and case studies in assembly system selection
JP2633696B2 (ja) ロボット制御システム
JPH10296592A (ja) 誤作業防止装置
JPH04223846A (ja) 生産ラインの作業指示装置および搬送制御装置
JPH0261874B2 (ja)
EP0347860A2 (en) Diagnostic method for testing data transmission normality between serially linked control units
JPH06329063A (ja) 生産指示システム
JPS6216869B2 (ja)
JP2533370B2 (ja) 制御プログラム作成方法
JP3334927B2 (ja) ロボット制御装置
Chandler et al. Connecting for FMS—experiences in the building of an educational system
JPH07314364A (ja) オフラインティーチングデータの誤差検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees