JP2743609B2 - 多気筒内燃機関の排気ターボ過給装置 - Google Patents

多気筒内燃機関の排気ターボ過給装置

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JP2743609B2
JP2743609B2 JP3092453A JP9245391A JP2743609B2 JP 2743609 B2 JP2743609 B2 JP 2743609B2 JP 3092453 A JP3092453 A JP 3092453A JP 9245391 A JP9245391 A JP 9245391A JP 2743609 B2 JP2743609 B2 JP 2743609B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多気筒内燃機関の吸
気系及び排気系に一対をなす主ターボチャージャ及び副
ターボチャージャを並列に備えてなり、運転状態に応じ
て各ターボチャージャの作動個数を切り替えるようにし
た多気筒内燃機関の排気ターボ過給装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、多気筒内燃機関の吸気系及び排気
系に対して主及び副の二つのターボチャージャを並列に
設け、内燃機関の低吸入空気量域では副ターボチャージ
ャに対応する吸気系及び排気系にそれぞれ設けられた吸
気切替弁及び排気切替弁を共に閉じて副ターボチャージ
ャの過給作動を停止させ、主ターボチャージャのみで過
給を行わせ、内燃機関の高吸入空気量域では吸気切替弁
及び排気切替弁を共に開いて主・副の両ターボチャージ
ャを過給作動させるようにした、いわゆる「2ステージ
ツインターボシステム」を備えた多気筒内燃機関が知ら
れている。
【0003】例えば、本出願人が先に出願した特願平1
−273803では、上記のような2ステージツインタ
ーボシステムを備えた多気筒内燃機関において、副ター
ボチャージャのタービン出口下流から排気切替弁をバイ
パスして排気切替弁の下流部に連通する小径の排気バイ
パス通路を設け、その排気バイパス通路に排気切替弁の
開弁前に開かれる排気バイパス弁を設けている。そし
て、排気切替弁が開弁される前に排気バイパス弁を開く
ことにより、排気バイパス通路を通じ、副ターボチャー
ジャを作動前に助走回転させ、主ターボチャージャのみ
の過給作動から主・副両ターボチャージャの過給作動へ
の切替えをショックなくスムーズに行うようにしてい
た。そして、その排気バイパス通路の一部及び排気バイ
パス弁は、副ターボチャージャのタービンハウジングに
形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、排気バイパス弁の弁座がタービンハウジングの
タービン出口通路に対して平行に形成されていた。この
ため、排気バイパス弁の開閉方向は、タービン出口通路
に直交する方向となっていた。従って、排気バイパス弁
の開閉ストロークを充分に確保するためには、タービン
ハウジング内の排気バイパス通路途中に余分な空間を設
けなければならず、その空間の分だけタービンハウジン
グが半径方向へ大型化するという問題があった。
【0005】又、主ターボチャージャのタービンハウジ
ングには、タービン出力を設定値の範囲でコントロール
すべく、内燃機関からの排気ガスをタービン上流でバイ
パスさせるための周知のウェイストゲート通路及びその
開閉用のウェイストゲート弁を設けることも考えられ
る。この場合、ウェイストゲート通路はタービンハウジ
ングのタービン出口通路に平行に形成されることから、
ウェイストゲート弁の弁座はタービンハウジングのター
ビン出口通路に直交する平面上に形成することができ、
ウェイストゲート弁の開閉方向をウェイストゲート通路
内にてタービン出口通路の軸線方向へ一致させることが
できる。従って、主ターボチャージャと副ターボチャー
ジャとでは、各タービンハウジングにおけるウェイスト
ゲート弁と排気バイパス弁の開閉方向が異なり、それら
の組付け構造も異なることになり、両者の間で部品の共
通化や、組付け工程の共通化を図ることができない。
【0006】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、運転状態に応じて主ターボ
チャージャのみの過給作動と、排気ガスの一部を排気バ
イパス通路を通じ副ターボチャージャのタービンへバイ
パスさせて副ターボチャージャを助走回転させた後の主
及び副の両ターボチャージャの過給作動とに切り替える
ようにした多気筒内燃機関において、副ターボチャージ
ャのタービンハウジングをその半径方向へ大型化するこ
とを防止することが可能で、主ターボチャージャと副タ
ーボチャージャとで各タービンハウジングにおける組付
け部品の共通化やそれらの組付け工程の共通化を図るこ
とが可能な多気筒内燃機関の排気ターボ過給装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、多気筒よりなる内燃機関の
吸気系及び排気系に並列に設けられた一対をなす主ター
ボチャージャ及び副ターボチャージャと、副ターボチャ
ージャに対応する吸気系及び排気系にそれぞれ設けられ
た吸気切替弁及び排気切替弁と、副ターボチャージャを
構成するタービンハウジングのタービン出口通路から、
排気切替弁をバイパスして排気切替弁の下流側の部位又
はその下流側に連通する部位まで延びる排気バイパス通
路と、その排気バイパス通路に設けられて排気切替弁の
開弁前に開かれる排気バイパス弁とを備え、内燃機関の
運転状態が低吸入空気量域である場合には、吸気切替弁
及び排気切替弁を共に閉じて主ターボチャージャのみを
過給作動させ、内燃機関の運転状態が高吸入空気量域で
ある場合には、初めに排気バイパス弁を開いて内燃機関
からの排気ガスの一部を排気バイパス通路を通じ副ター
ボチャージャのタービンへバイパスして副ターボチャー
ジャを助走回転させた後に、吸気切替弁及び排気切替弁
を共に開いて主ターボチャージャ及び副ターボチャージ
ャを共に過給作動させるようにした多気筒内燃機関の排
気ターボ過給装置において、副ターボチャージャのター
ビンハウジングに形成され、タービン出口通路とほぼ直
交する方向に延びて排気バイパス通路の一部を構成する
バイパス通路部と、そのバイパス通路部に通じると共に
タービン出口通路にほぼ平行に形成されたバイパスポー
トと、そのバイパスポートの一端側にてタービン出口通
路にほぼ直交する平面上に形成され、排気バイパス弁を
着座させる弁座とを備えている。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、副ターボチャージャのタ
ービンハウジングにおいて、排気バイパス通路の一部を
構成するバイパス通路部がタービン出口通路とほぼ直交
する方向に延びて形成され、そのバイパス通路部に通じ
てタービン出口通路にほぼ平行に形成されたバイパスポ
ートの一端側には、タービン出口通路にほぼ直交する平
面上に排気バイパス弁の弁座が形成されている。従っ
て、排気バイパス弁の開閉方向は、排気バイパス通路内
にてタービン出口通路の軸線方向に一致することにな
り、その排気バイパス通路内にて排気バイパス弁のため
の充分な開閉ストロークが得られる。このため、排気バ
イパス弁開閉のために、タービンハウジングの半径方向
に広がる余分な空間を設ける必要がない。
【0009】又、主ターボチャージャのタービンハウジ
ングに、内燃機関からの排気ガスをタービン上流でバイ
パスさせる周知のウェイストゲート通路及びその開閉用
のウェイストゲート弁を設ける。この場合には、そのウ
ェイストゲート通路をタービンハウジングのタービン出
口通路に平行に形成することにより、ウェイストゲート
弁の開閉方向をウェイストゲート通路内にてタービン出
口通路の軸線方向に一致させることができる。これは、
副ターボチャージャのタービンハウジングで、排気バイ
パス弁の開閉方向がタービン出口通路の軸線方向に一致
するのと同等であり、主・副両ターボチャージャの各タ
ービンハウジングにおいて、ウェイストゲート弁と排気
バイパス弁の組付け構造を同等にすることが可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の多気筒内燃機関の排気ター
ボ過給装置を具体化した一実施例を図1〜図14に基づ
いて詳細に説明する。図13はこの実施例における車両
に搭載された直列6気筒の過給機付ガソリンエンジンシ
ステムを説明する概略構成図である。多気筒内燃機関を
構成するエンジン1の吸気系には、吸気脈動或いは吸気
干渉を防止するためのサージタンク2が設けられてい
る。又、サージタンク2の上流側には、スロットルボデ
ィ3が設けられている。このスロットルボディ3の内部
には、図示しないアクセルペダルの操作に連動して開閉
されるスロットル弁4が設けられている。そして、その
スロットル弁4が開閉されることにより、サージタンク
2への吸入空気量が調節される。更に、サージタンク2
の下流側は、エンジン1の各気筒#1,#2,#3,#
4,#5,#6毎へ分岐された吸気マニホルド5となっ
ている。この吸気マニホルド5には、エンジン1の各気
筒#1〜#6毎に燃料を噴射供給する燃料噴射弁(イン
ジェクタ)6A,6B,6C,6D,6E,6Fがそれ
ぞれ設けられている。各インジェクタ6A〜6Fには図
示しない燃料ポンプの作動により、フユーエルタンクか
ら所定圧力の燃料が供給されるようになっている。更
に、エンジン1の各気筒#1〜#6に対応して、点火プ
ラグ7A,7B,7C,7D,7E,7Fがそれぞれ設
けられている。
【0011】一方、エンジン1の排気系には、排気マニ
ホルド8が設けられている。この排気マニホルド8は排
気干渉を伴わない気筒群#1〜#3と、気筒群#4〜#
6との2つに集合され、その集合部8a,8bが連通路
9によって互いに連通されている。エンジン1の吸気系
及び排気系には、過給機を構成する主ターボチャージャ
10及び副ターボチャージャ11がそれぞれ並列に設け
られている。即ち、主・副の各ターボチャージャ10,
11を構成する各タービン10a,11aは、その上流
側が排気マニホルド8の各集合部8a,8bにそれぞれ
連通されている。つまり、主ターボチャージャ10に対
応してエンジン1の気筒群#1〜#3が連通され、副タ
ーボチャージャ11に対応してエンジン1の気筒群#4
〜#6が連通されている。又、各タービン10a,11
aの下流側は主・副別々の排気通路12,13に連通さ
れている。主・副の各排気通路12,13はその下流側
にて合流し、三元触媒を内蔵してなる触媒コンバータ1
4を介して外部に連通されている。
【0012】一方、主・副の各ターボチャージャ10,
11を構成する各コンプレッサ10b,11bは、その
上流側が主・副別々の吸気通路15,16に連通されて
いる。主・副の各吸気通路15,16の上流側は一本の
共通吸気通路17に合流してエアクリーナ18を介し外
部に連通されている。又、各コンプレッサ10b,11
bの下流側は主・副別々の吸気通路19,20に連通さ
れている。主・副の各吸気通路19,20の下流側は一
本の共通吸気通路21に合流して連通され、吸気冷却用
のインタークーラ22、更にはスロットルボディ3を介
してサージタンク2に連通されている。
【0013】この実施例において、主ターボチャージャ
10はエンジン1の低吸入空気量域から高吸入空気量域
まで作動されるものであり、副ターボチャージャ11は
低吸入空気量域で停止され、高吸入空気量域のみで作動
されるものであり、主・副の両ターボチャージャ10,
11により、いわゆる「2ステージツインターボシステ
ム」が構成されている。
【0014】主・副の両ターボチャージャ10,11の
作動・停止を可能にするために、副ターボチャージャ1
1のタービン11aに連通する副排気通路13の途中に
は、排気切替弁23が設けられている。又、副ターボチ
ャージャ11のコンプレッサ11bに連通する副吸気通
路20の途中には、吸気切替弁24が設けられている。
これら排気切替弁23及び吸気切替弁24は、それぞれ
図示しないバキュームスイッチングバルブの開閉切替に
よって駆動されるダイヤフラム式のアクチュエータ2
5,26によってそれぞれ開閉されるようになってい
る。そして、排気切替弁23及び吸気切替弁24の両方
が全開のときには、主・副の両ターボチャージャ10,
11が作動する「ダブル過給ステージ」となり、両切替
弁23,24の両方が全閉のときには、主ターボチャー
ジャ10のみが作動する「シングル過給ステージ」とな
る。
【0015】副ターボチャージャ11のタービン11a
に連通する副排気通路13には、排気切替弁23をバイ
パスして主排気通路12に連通する排気バイパス通路2
7が設けられている。又、この排気バイパス通路27に
は、同通路27を開閉する排気バイパス弁28が設けら
れている。この排気バイパス弁28は、図示しないバキ
ュームスイッチングバルブのデューティ制御により駆動
されるダイヤフラム式のアクチュエータ29によって開
度(開口量)が可変とされる。
【0016】更に、吸気切替弁24よりも上流側の副吸
気通路20と、主ターボチャージャ10のコンプレッサ
10bよりも上流側の主吸気通路15との間には、両通
路20,16を連通する第1の吸気バイパス通路30が
設けられている。この第1の吸気バイパス通路30は主
ターボチャージャ10のみの作動から、主・副の両ター
ボチャージャ10,11の作動への切り替えをスムーズ
にするために開かれる通路である。そして、第1の吸気
バイパス通路30の一端側には、同通路30を開閉する
ために、ダイヤフラム式のアクチュエータ31によって
駆動される第1の吸気バイパス弁32が設けられてい
る。このアクチュエータ31は図示しない三方式のバキ
ュームスイッチングバルブの開閉切替によって駆動され
る。
【0017】又、副吸気通路20において吸気切替弁2
4の上流側と下流側とを連通させるバイパス通路33に
は、リード弁34が設けられている。そして、副ターボ
チャージャ11のコンプレッサ11bの出口圧力が主タ
ーボチャージャ10のそれよりも大きくなったとき、そ
のバイパス通路33及びリード弁34を介して吸気切替
弁24の上流側から下流側へと空気がバイパスされるよ
うになっている。
【0018】一方、主ターボチャージャ10において、
タービン10aの上流側と下流側との間にはウェイスト
ゲート通路35が設けられている。又、このウェイスト
ゲート通路35には、同通路35を開閉するウェイスト
ゲート弁36が設けられている。このウェイストゲート
弁36は、主ターボチャージャ10による過給圧が予め
設定された圧力を越えることを防止するために、そのタ
ービン10aへの流入排気ガスを、タービン10aの出
口側へバイパスしてタービン10aの出力を調節し、主
ターボチャージャ10による過給圧をコントロールする
ためのものである。そして、ウェイストゲート弁36
は、図示しないバキュームスイッチングバルブのデュー
ティ制御により駆動されるダイヤフラム式のアクチュエ
ータ37によって開度(開口量)が可変とされる。
【0019】又、主ターボチャージャ10に関わり、そ
のコンプレッサ10bよりも上流側の主吸気通路15と
同コンプレッサ10bよりも下流側の共通吸気通路21
との間には、第2の吸気バイパス通路38が設けられて
いる。この第2の吸気バイパス通路38の一端側には、
同通路38を開閉するために、ダイヤフラム式のアクチ
ュエータ39によって駆動される第2の吸気バイパス弁
40が設けられている。このアクチュエータ39の一室
はサージタンク2に連通されている。そして、アクチュ
エータ39は、サージタンク2内が負圧になったときの
み、第2の吸気バイパス弁40が開かれるように作動さ
れ、それ以外のときには第2の吸気バイパス弁40が閉
じられるように作動される。
【0020】そして、エンジン1はエアクリーナ18を
通じて導入される外気を、共通吸気通路17、主・副の
各吸気通路15,16、主・副の各ターボチャージャ1
0,11のコンプレッサ10b,11b、インタークー
ラ22、サージタンク2及び吸気マニホルド5等を通じ
て取り込む。又、その外気の取り込みと同時に、エンジ
ン1は各インジェクタ6A〜6Fから噴射される燃料を
取り込む。更に、エンジン1はその取り込んだ燃料と外
気との混合気を各気筒#1〜#6の燃焼室にて爆発・燃
焼させて駆動力を得た後、その排気ガスを排気マニホル
ド8、主・副の各ターボチャージャ10,11のタービ
ン10a,11a、主・副の各排気通路12,13及び
触媒コンバータ14を介して外部へ排出させる。
【0021】上記のように構成された過給機付ガソリン
エンジンシステムにおいて、エンジン1の運転状態が低
速域でかつ高負荷域である場合には、排気切替弁23及
び吸気切替弁24が共に閉じられ、主ターボチャージャ
10のみが作動される「シングル過給ステージ」とな
る。このとき、エンジン1からの排気ガスは主ターボチ
ャージャ10のみを流れ、そのタービン10aを回転駆
動させる。更に、そのタービン10aを通過した排気ガ
スは、主排気通路12を経て主・副の両排気通路12,
13の合流部に至り、更に下流の触媒コンバータ14を
通過して外部へと排出される。このように、低吸入空気
量域で「シングル過給ステージ」とする理由は、低吸入
空気量域では主ターボチャージャ10のみによる過給特
性の方が主・副の両ターボチャージャ10,11による
過給特性よりも優れているからである。そして、このよ
うな「シングル過給ステージ」にすることより、エンジ
ン1のトルクの立ち上がりが速くなり、低速域のレスポ
ンスを大幅に良くすることができる。
【0022】又、エンジン1の運転状態が低吸入空気量
域から高吸入空気量域へ移行して「シングル過給ステー
ジ」から「ダブル過給ステージ」へ切り替わる場合に
は、排気切替弁23及び吸気切替弁24が共に開かれ
る。この際、排気切替弁23が開かれるよりも前に排気
バイパス弁28が開かれ、排気ガスの一部が副ターボチ
ャージャ11へ流される。これにより、副ターボチャー
ジャ11のタービン11aを助走回転させ、ステージ切
り替えをよりスムーズに行うことができる。併せて、第
1の吸気バイパス弁32が開かれることにより、ステー
ジ切り替えを更にスムーズに行うことができる。
【0023】一方、エンジン1の運転状態が高吸入空気
量域の場合には、排気切替弁23と吸気切替弁24が共
に開かれたままで、かつ排気バイパス弁28が閉じられ
る。これによって、主・副の両ターボチャージャ10,
11により過給が行われる「ダブル過給ステージ」の状
態が保持される。この「ダブル過給ステージ」におい
て、エンジン1からの排気ガスは、主・副の両ターボチ
ャージャ10,11を流れ、各タービン10a,11a
を回転駆動させる。更に、各タービン10a,11aを
通過した排気ガスは、主・副の両排気通路12,13を
経てそれらの合流部に至り、更に下流の触媒コンバータ
14を通過して外部へと流れる。このように、「ダブル
過給ステージ」とすることにより、主・副の両ターボチ
ャージャ10,11の両コンプレッサ10b,11bに
よって充分な過給圧が得られ、高速域におけるエンジン
1の出力が向上される。そして、ウェイストゲート弁3
6は、このときの過給圧を、例えば「+500mmH
g」よりも小さく抑えるために開閉される。
【0024】次に、この実施例の主な特徴である主・副
の各ターボチャージャ10,11に関する管路構造につ
いて説明する。図14は車両に搭載されたエンジン1に
おける主・副両ターボチャージャ10,11の組付け状
態を示している。主ターボチャージャ10はコンプレッ
サ10bを収容するコンプレッサハウジング51と、タ
ービン10aを収容するタービンハウジング52と、そ
れら両ハウジング51,52を連結するセンタハウジン
グ53とを備えている。コンプレッサハウジング51
は、主吸気通路15を構成する主吸気管路54の一端に
接続されている。この主吸気管路54は共通吸気通路1
7を構成する共通吸気管路55に接続されている。ター
ビンハウジング52は、主排気通路12を構成する主排
気管路56,57に接続されている。
【0025】一方、副ターボチャージャ11はコンプレ
ッサ11bを収容するコンプレッサハウジング58と、
タービン11aを収容するタービンハウジング59と、
それら両ハウジング58,59を連結するセンタハウジ
ング60とを備えている。コンプレッサハウジング58
は、副吸気通路16を構成する副吸気管路61に接続さ
れている。この副吸気管路61は共通吸気管路55に合
流して接続されている。又、タービンハウジング59
は、副排気通路13を構成する副排気管路62及び排気
切替弁23を収容してなる副排気管路63に接続されて
いる。
【0026】この実施例において、主排気管路56及び
副排気管路62はタービンアウトレットエルボ64に集
合して一体成形されている。又、主排気管路57及び副
排気管路63はバルブボディ65に集合して一体成形さ
れている。従って、タービンアウトレットエルボ64と
バルブボディ65は互いに接続されている。そして、バ
ルブボディ65は、その主排気管路57及び副排気管路
63を互いに合流させる排気合流管路66に接続され、
同管路66はフロントパイプ67を介して触媒コンバー
タ14に接続されている。
【0027】ここで、タービンアウトレットエルボ64
の構造について図10〜図12に従って説明する。図1
0はタービンアウトレットエルボ64の正面図、図11
はその右側面図、図12はその左側面図である。タービ
ンアウトレットエルボ64において、主排気管路56の
上流端側には、主ターボチャージャ10のタービンハウ
ジング52に接続するためのフランジ64aが形成され
ている。又、主排気管路56の下流端側には、バルブボ
ディ65に接続するためのフランジ64bが形成されて
いる。同じく、タービンアウトレットエルボ64におい
て、副排気管路62の上流端側には、副ターボチャージ
ャ11のタービンハウジング59に接続するためのフラ
ンジ64cが形成されている。そして、副排気管路62
の下流端側はバルブボディ65に接続するためのフラン
ジ64bとなっている。
【0028】加えて、この実施例のタービンアウトレッ
トエルボ64には、排気バイパス通路27を構成する排
気バイパス管路68が一体成形されている。そして、排
気バイパス管路68の上流端側には前述したフランジ6
4cが位置し、同管路68の下流端側は主排気管路56
の途中に連通されている。従って、フランジ64cは副
排気管路62と排気バイパス管路68の上流端側を副タ
ーボチャージャ11のタービンハウジング59に接続す
るようになっている。
【0029】尚、図14において、各アクチュエータ2
5,29,37は前述した排気切替弁23、排気バイパ
ス弁28及びウェイストゲート弁36を開閉駆動させる
ためのものである。次に、主ターボチャージャ10のタ
ービンハウジング52の構造について図5〜図8に従っ
て説明する。図5はタービンハウジング52とそのウェ
イストゲート通路35を示す断面図、図6は図5の断面
に対して直交する切断方向におけるタービンハウジング
52を示す断面図、図7はタービンハウジング52の正
面図、図8はその側面図である。
【0030】タービンハウジング52は排気ガスをター
ビン10aへ導くために渦巻き状の通路からなるスクロ
ール71と、そのスクロール71に排気マニホルド8の
集合部8aから排気ガスを導入する排気ガス入口72
と、タービン10aを回転させた後の排気ガスを導出す
るタービン出口通路73と、そのタービン出口通路73
の反対側に位置してセンタハウジング53に組付けられ
る組付け穴74とを備えている。排気ガス入口72に
は、排気マニホルド8に接続されるフランジ52aが形
成されている。又、タービン出口通路73の一端側に
は、タービンアウトレットエルボ64のフランジ64a
に接続されるフランジ52bが形成されている。
【0031】図5,8に示すように、タービンハウジン
グ52の一部には、ウェイストゲート通路35の一部を
構成するウェイストゲートポート75が形成されてい
る。又、ウェイストゲートポート75の一端側には、前
述したウェイストゲート弁36を着座させるための弁座
76が形成されている。ウェイストゲートポート75は
スクロール71に連通してタービン出口通路73に平行
に形成されている。又、この弁座76はタービン出口通
路73に直交する平面上に形成されている。ウェイスト
ゲート弁36はウェイストゲート通路35内にてタービ
ン出口通路73の軸線方向へ開閉されるように組付けら
れ、その開閉ストロークを充分に確保できるようになっ
ている。
【0032】そして、ウェイストゲート弁36が開閉さ
れることにより、タービン10aを回すためにスクロー
ル71に導入された排気ガスの一部が、タービン10a
へ供給されることなくタービンアウトレットエルボ64
の主排気管路56へとバイパスされてタービン10aの
回転数が適度に調節される。続いて、副ターボチャージ
ャ11のタービンハウジング59の構造について図1〜
図4に従って説明する。図1はタービンハウジング59
とその排気バイパス通路27を示す断面図、図2は図1
の断面に対して直交する切断方向におけるタービンハウ
ジング59を示す断面図、図3はタービンハウジング5
9の正面図、図4はその側面図である。
【0033】この実施例において、タービンハウジング
59の基本的な構造は、主ターボチャージャ10のター
ビンハウジング52のそれとほぼ同じである。即ち、タ
ービンハウジング59は排気ガスをタービン11aへ導
くために渦巻き状の通路からなるスクロール81と、そ
のスクロール81に排気マニホルド8の集合部8bから
の排気ガスを導入する排気ガス入口82と、タービン1
1aを回転させた後の排気ガスを導出させるタービン出
口通路83と、そのタービン出口通路83の反対側に位
置してセンタハウジング60に組付けられる組付け穴8
4とを備えている。排気ガス入口82には排気マニホル
ド8に接続されるフランジ59aが形成されている。
又、タービン出口通路83の一端側には、タービンアウ
トレットエルボ64のフランジ64cに接続されるフラ
ンジ59bが形成されている。
【0034】図1,2,4に示すように、タービンハウ
ジング59には、排気バイパス通路27の一部を構成す
るバイパス通路部85及びバイパスポート86が形成さ
れている。又、バイパスポート86の一端側には、前述
した排気バイパス弁28を着座させるための弁座87が
形成されている。バイパス通路部85はタービン出口通
路83に連通して同通路83と直交する方向に延びて形
成されている。バイパスポート86はバイパス通路部8
5に通じると共にタービン出口通路83に平行に形成さ
れている。又、弁座87はタービン出口通路83に直交
する平面上に形成されている。排気バイパス弁28は排
気バイパス通路27内にてタービン出口通路83の軸線
方向へ開閉されるように組付けられ、その開閉ストロー
クを充分に確保できるようになっている。図2に示すよ
うに、タービン出口通路83におけるバイパス通路部8
5の開口形状は、タービン出口通路83の内周に沿って
長溝状に形成されて、排気ガスを導入しやすくしてい
る。又、図9に示すように、バイパス通路部85は、タ
ービン出口通路83の内周とバイパスポート86のほぼ
外周を接線で結ぶような形状になっている。これによ
り、タービン出口通路83からバイパスポート86への
排気ガスの流れをスムーズになるようにしている。更
に、タービンハウジング59をできるだけコンパクトに
するために、バイパス通路部85の最小断面積は、副タ
ーボチャージャ11のタービン11aを助走回転させる
のに最低限必要な面積に設定されている。
【0035】このように、副ターボチャージャ11のタ
ービンハウジング59では、そのタービン出口通路83
がバイパス通路部85の分だけ軸方向へ長くなっている
だけで、基本的には主ターボチャージャ10のタービン
ハウジング52と同じ構造になっている。そして、主タ
ーボチャージャ10のタービンハウジング52における
ウェイストゲートポート75及びウェイストゲート弁3
6と同等の構造として、副ターボチャージャ11のター
ビンハウジング59には、バイパスポート86及び排気
バイパス弁28が設けられている。
【0036】従って、排気切替弁23が閉じられている
ときに排気バイパス弁28が開かれることにより、排気
切替弁23をバイパスして、排気マニホルド8からター
ビンハウジング59の排気バイパス通路27を通じて主
排気通路12に連通する通路が形成される。これによ
り、排気ガスの一部がスクロール81を通じてタービン
11aに供給され、同タービン11aが助走回転され
る。
【0037】次に、上記のような主・副の各ターボチャ
ージャ10,11に関する管路構造における作用及び効
果を説明する。この実施例では、副ターボチャージャ1
1のタービンハウジング59において、排気バイパス通
路27の一部を構成するバイパス通路部85がタービン
出口通路83と直交する方向に延び、そのバイパス通路
部85に通じてタービン出口通路83に平行に形成され
たバイパスポート86の一端側には、タービン出口通路
83に直交する平面上に排気バイパス弁28のための弁
座87が形成されている。
【0038】そのため、排気バイパス弁28の開閉方向
は、排気バイパス通路27内にてタービン出口通路83
の軸線方向に一致することになり、その排気バイパス通
路27内にて排気バイパス弁28の充分な開閉ストロー
クを得ることができる。従って、排気バイパス弁28の
開閉のために、タービンハウジング59の半径方向に広
がる余分な空間を設ける必要がなくなり、タービンハウ
ジング59が半径方向へ大型化することを防止すること
ができる。よって、タービンハウジング59は、バイパ
ス通路部85の幅分だけタービン出口通路83が軸線方
向へ少し長くなるだけであり、半径方向の外径寸法につ
いては、従来例のタービンハウジングとは異なりコンパ
クト化を図ることができる。
【0039】又、この実施例では、主ターボチャージャ
10のタービンハウジング52に、エンジン1からの排
気ガスをタービン10aの上流でバイパスさせるウェイ
ストゲート通路35及びその開閉用のウェイストゲート
弁36が設けられている。そして、そのウェイストゲー
ト通路35はタービンハウジング52のタービン出口通
路73に平行に形成され、ウェイストゲート弁36の開
閉方向はウェイストゲート通路35内にてタービン出口
通路73の軸線方向に一致している。これは、副ターボ
チャージャ11のタービンハウジング59で、排気バイ
パス弁28の開閉方向が排気バイパス通路27内にてタ
ービン出口通路83の軸線方向に一致するのと同等であ
る。よって、主ターボチャージャ10のタービンハウジ
ング52と副ターボチャージャ11のタービンハウジン
グ59とを比較した場合に、タービンハウジング59の
構造はバイパス通路部85を設けた以外、基本的に主タ
ーボチャージャ10のタービンハウジング52のそれと
同じになる。
【0040】従って、各タービンハウジング52,59
において、ウェイストゲート弁36と排気バイパス弁2
8の組付け構造を同等にすることができ、ウェイストゲ
ート弁36と排気バイパス弁28の間で、両者36,2
8に関連する部品、即ち弁体や弁体を開閉させるリンク
等の部品を共通化することができ、しかもそれら各部品
の組付け工程を共通化することができる。このように、
各タービンハウジング52,59の間でそれらに関連す
る部品や組付け工程を共通化できることは、主・副一対
のターボチャージャ10,11により過給機を構成する
上で、その部品種類数を少なくすることができ、組付け
性を良好にできる等、極めて有利なものとなる。
【0041】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成
の一部を適宜に変更して実施することもできる。例え
ば、各タービンハウジング52,59やそれに接続され
るタービンアウトレットエルボ64の形状を任意に変更
したり、或いはタービンハウジング59から延びる排気
バイパス通路27の接続位置を排気切替弁23の下流側
の部位にしたりすることもできる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、主ターボチャージャのみの過給作動と、排気バイパ
ス通路を通じ副ターボチャージャのタービンへ排気ガス
の一部をバイパスさせて副ターボチャージャを助走回転
させた後の主及び副の両ターボチャージャの過給作動と
に切り替えるようにした多気筒内燃機関において、副タ
ーボチャージャのタービンハウジングで、排気バイパス
通路の一部を構成するバイパス通路部をタービン出口通
路とほぼ直交する方向へ延ばして形成し、そのバイパス
通路部に通じてタービン出口通路にほぼ平行にバイパス
ポートを形成し、そのバイパスポートの一端側にてター
ビン出口通路にほぼ直交する平面上に排気バイパス弁の
弁座を形成している。これにより、排気バイパス弁の開
閉方向を排気バイパス通路内にてタービン出口通路のの
軸線方向と一致させることができ、排気バイパス弁の開
閉ストロークを確保するためにタービンハウジングに半
径方向へ広がる余分な空間を設ける必要がなく、副ター
ボチャージャのタービンハウジングをその半径方向へ大
型化することを防止することができ、しかも主ターボチ
ャージャと副ターボチャージャとの間で各タービンハウ
ジングにおける組付け部品の共通化やそれらの組付け工
程の共通化を図ることができるという優れた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した一実施例における副ター
ボチャージャのタービンハウジングとその排気バイパス
通路を示す断面図である。
【図2】一実施例において図1の断面に対して直交する
切断方向におけるタービンハウジングを示す断面図であ
る。
【図3】一実施例において副ターボチャージャのタービ
ンハウジングを示す正面図である。
【図4】一実施例において副ターボチャージャのタービ
ンハウジングを示す側面図である。
【図5】一実施例において主ターボチャージャのタービ
ンハウジングとそのウェイストゲート通路を示す断面図
である。
【図6】一実施例において図5の断面に対して直交する
切断方向のタービンハウジングを示す断面図である。
【図7】一実施例において主ターボチャージャのタービ
ンハウジングを示す正面図である。
【図8】一実施例において主ターボチャージャのタービ
ンハウジングを示す側面図である。
【図9】一実施例において副ターボチャージャのタービ
ンハウジングのバイパス通路部の形状を示す断面図であ
る。
【図10】一実施例においてタービンアウトレットエル
ボを示す正面図である。
【図11】一実施例においてタービンアウトレットエル
ボを示す右側面図である。
【図12】一実施例においてタービンアウトレットエル
ボを示す左側面図である。
【図13】一実施例において過給機付ガソリンエンジン
システムを説明する概略構成図である。
【図14】一実施例において主・副の各ターボチャージ
ャに関する管路構造を説明する図である。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン 5…吸気系を構成する吸気マニホルド 8…排気系を構成する排気マニホルド 10…主ターボチャージャ 10a…タービン 11…副ターボチャージャ 11a…タービン 23…排気切替弁 24…吸気切替弁 27…排気バイパス通路 28…排気バイパス弁 59…タービンハウジング 83…タービン出口通路 85…バイパス通路部 86…バイパスポート 87…弁座

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒よりなる内燃機関の吸気系及び排
    気系に並列に設けられた一対をなす主ターボチャージャ
    及び副ターボチャージャと、前記副ターボチャージャに
    対応する前記吸気系及び前記排気系にそれぞれ設けられ
    た吸気切替弁及び排気切替弁と、前記副ターボチャージ
    ャを構成するタービンハウジングのタービン出口通路か
    ら、前記排気切替弁をバイパスして前記排気切替弁の下
    流側の部位又はその下流側に連通する部位まで延びる排
    気バイパス通路と、前記排気バイパス通路に設けられて
    前記排気切替弁の開弁前に開かれる排気バイパス弁とを
    備え、前記内燃機関の運転状態が低吸入空気量域である
    場合には、前記吸気切替弁及び前記排気切替弁を共に閉
    じて前記主ターボチャージャのみを過給作動させ、前記
    内燃機関の運転状態が高吸入空気量域である場合には、
    初めに前記排気バイパス弁を開いて前記内燃機関からの
    排気ガスの一部を前記排気バイパス通路を通じ前記副タ
    ーボチャージャのタービンへバイパスして前記副ターボ
    チャージャを助走回転させた後に、前記吸気切替弁及び
    前記排気切替弁を共に開いて前記主ターボチャージャ及
    び前記副ターボチャージャを共に過給作動させるように
    した多気筒内燃機関の排気ターボ過給装置において、前
    記副ターボチャージャのタービンハウジングに形成さ
    れ、前記タービン出口通路とほぼ直交する方向に延びて
    前記排気バイパス通路の一部を構成するバイパス通路部
    と、前記バイパス通路部に通じると共に前記タービン出
    口通路にほぼ平行に形成されたバイパスポートと、前記
    バイパスポートの一端側にて前記タービン出口通路にほ
    ぼ直交する平面上に形成され、前記排気バイパス弁を着
    座させる弁座とを備えたことを特徴とする多気筒内燃機
    関の排気ターボ過給装置。
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