JP2741882B2 - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

Info

Publication number
JP2741882B2
JP2741882B2 JP1029762A JP2976289A JP2741882B2 JP 2741882 B2 JP2741882 B2 JP 2741882B2 JP 1029762 A JP1029762 A JP 1029762A JP 2976289 A JP2976289 A JP 2976289A JP 2741882 B2 JP2741882 B2 JP 2741882B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pit
wobble
optical disk
distance
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1029762A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02210628A (ja
Inventor
仁 柳原
幸夫 福井
正治 石垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1029762A priority Critical patent/JP2741882B2/ja
Publication of JPH02210628A publication Critical patent/JPH02210628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2741882B2 publication Critical patent/JP2741882B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクに係り、特に光学的に情報を記
録再生することが可能なトラッキング用ピットからのピ
ット変調度差が記録エリア内で平担となるようにするの
に好適なサンプルサーボ方式用ディスクに関するもので
ある。
〔従来の技術〕 情報を記録できる光ディスクにおけるトラッキング方
式は、連続溝サーボ方式とサンプルサーボ方式の2方式
がある。これらの方式は、例えば、「日経エレクトロニ
クス」1986年12月16日号の第163頁から第170頁の「連続
溝方式とサンプルサーボ方式の2本立て」という論文に
述べられている。
連続溝サーボ方式は、従来から開発されてきた方式で
あるが、サンプルサーボ方式は、トラッキング安定性が
よいことから、最近開発が活発化してきている。
第2図(a)は従来のサンプルサーボ方式におけるデ
ィスク基板を模式的に示した平面図で、第2図(b)は
第2図(a)の部分拡大図である。第2図(a)におい
て、ディスク基板11はプラスチック等からなるレプリカ
基板であり、サンプルサーボ方式では、第2図(b)に
示すように、ディスク基板11のトラックのところどころ
にトラッキング用のサンプルマーク12,13が設けられて
いる。サンプルマーク12,13は仮想トラック中心14から
左右に対称にウオブルしたウオブルピットとして形成さ
れ、ウオブルピットからの反射光量が同一となる点をト
ラック中心14として記録再生ヘッドの走行位置を検知設
定する。また、15はクロックピットであり、トラッキン
グ及びデータピットの検出を行うものである。
第2図(b)において、ピット12,13,15のピット長は
時間軸で約90nsであり、ディスク半径30mm、デイスク回
転数1800rpmにおいては0.5μm、デイスク半径60mmにお
いては1.0μmとなる。また、ピット12,13,15の光学的
深さは、λ/4(λ;読み取りレーザ波長、通常は830m
m)である。ピットが配置される領域は、ディスク一周
で約1000〜3000個所必要であり、通常は1376個所となっ
ている。その他の部分はセクタアドレス部16(一周に約
30個所程度)であり、デイスク基板11上にはピットのみ
が存在する。
ウオブルピット12,13のウオブル幅は仮想トラック中
心14からトラックピッチPの約±P/4の位置に形成す
る。しかし、ピットは上記した如く内周部と外周部とで
そのピット長が異なるため、結果的にピット変調度が異
なり、ピットによる変調度は、記録エリア内周部<記録
エリア外周部の関係となる。これは記録再生ヘッドに入
射するピットからの反射光量がピット長との間で比例関
係にあるために生じるものである。この現象を解決する
ため、デイスク半径の小さい内周部でのピット長を大き
くすることも考えられるが、この方法によると内周部に
おいては外周部に比べピット周期が短いため、最悪ケー
スとしてピット長を大きくすると、隣接するピット同士
がつながってしまうという不都合が生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、角速度一定(CAV)モードでピット
を形成する場合、内周側ピット寸法が小さくなるため、
ピット変調度が低下することに対する配慮がなされてお
らず、内周側ピットの変調度を得ようとすると、外周部
でのトラッキング誤差信号が減少してしまうという問題
が生じていた。
本発明の目的は、記録エリア内全周にわたってピット
変調度及びトラッキング誤差信号を安定に得ることがで
きる光デイスクを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、仮想トラック中心に対して両側に距離を
おいてウオブルピットを形成した光ディスクにつき、前
記光ディスクの内周側での前記ウオブルピットの円周方
向の長さを前記光ディスクの外周側での前記ウオブルピ
ットの円周方向の長さよりも短くし、かつ前記光ディス
クの内周側での前記仮想トラック中心と前記ウオブルピ
ットの距離を、前記光ディスクの外周側での前記仮想ト
ラック中心と前記ウオブルピットとの距離よりも短くす
ることにより達成することができる。
〔作 用〕
第3図(a)にウオブルピットの振り幅とピット変調
度及びトラッキング誤差信号との関係を示す(pはトラ
ックピッチ、rはデイスク半径を示す)。ここでの変調
度及びトラッキング誤差信号とは、記録再生ヘッドがピ
ット上及びピット間を通過したときに得られるピット変
調度特性から求める。第3図(b)の波形図において、
Aの波形はピット上を、また、Bの波形はピット間をヘ
ッドが通過したとき得られる波形で、(Vs/Vg)がピッ
ト変調度、(Vt/Vg)がトラッキング誤差信号である。
なお、同図のピット幅は約0.6μmである。また、再生
ヘッドビームスポット径は約1.0μm、トラックピッチ
pは1.5μmである。
第3図(a)によれば、ウオブル幅p/8〜3p/8の間で
は比例関係が成り立ち、ウオブルピットのウオブル幅を
増加すると、ピット変調度は減少し、トラッキング誤差
信号は増加する関係にある。また、デイスク半径の違い
による影響は、トラッキング誤差信号についてはほとん
どないが、ピット変調度については影響が大きく、デイ
スク半径rが小さくなるに従い変調度も小さくなる。
本発明は第3図の関係を利用するものである。すなわ
ち、ウオブル幅をp/4としてもデイスク外周部では変調
度が充分規格値0.4以上を満足しているため、トラッキ
ング誤差信号を得る(約0.15以上)ようにカッティング
条件を定める。また、この条件で内周側をカッティング
して場合、上記の如く内周側の変調度が得られない。そ
こで、内周側ウオブルピットのウオブル幅をp/4から約3
p/16に変更することで、内周側においても変調度及びト
ラッキング誤差信号の両方を満足することができる。こ
のように、記録エリア内でピットのウオブル幅を異なら
せて形成することにより、ピット変調度及びトラッキン
グ誤差信号の両方を規格内に収めることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図を用いて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の光ディスクのディスク基板の一実施
例を示す模式的平面図及び部分拡大図で、(a)は平面
図(b),(c)はそれぞれ部分拡大図である。
以下、本発明の一実施例として記録エリアがデイスク
半径30〜60mmのCD−RAM用光デイスクに適用した例につ
いて第1図を用いて説明する。第1図に示す光デイスク
基板11は、ポリカーボネートよりなるレプリカ基板であ
り、その内径12は15mm、外径は130mm、厚さtは1.2mmで
ある。また、ピット形成緒元は、ピット幅W≒0.6mm、
光学的ピット深さλ/4(λ;読み取りレーザ波長で830n
m)、トラックピッチpは1.5μmである。
本実施例では、内周側デイスク半径30〜40mmの範囲に
形成するウオブルピットの仮想トラック中心からのウオ
ブル幅をトラックピッチpの7p/32に形成し、外周側デ
イスク半径40〜60mmの範囲では、ウオブル幅をp/4と段
階的に変化させて形成した。
本実施例のように、ピット変調度の少ない領域に形成
するウオブルピットのウオブル幅をp/4より小さくした
ことにより全領域におけるピット変調度を規格内にする
ことができる。また、トラキング誤差信号についても満
足できる。
次に、第2の実施例として、上記実施例では、ウオブ
ル幅を段階的に変化させたが、内周側デイスク半径30mm
では、トラックピッチpを7p/32、半径60mmではそれをp
/4とし、その間の領域は7p/32〜p/4にわたり第3回
(9)の結果に基づき、比例関係が成り立つように連続
的に変化させて行ったが、上記実施例と同様の結果を得
た。
以上の各実施例の説明では、デイスク寸法、ピット寸
法緒元が同じ場合について本発明の効果を説明したが、
これらに限定されるものではなく、要は記録エリア内で
形成するウオブルピットの形成一が同一でなく、ピット
変調度及びトラッキング誤差信号が良好に得られるよう
に変化させて形成すればよい。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によれば、サンプルサーボ用光デ
イスクに必須なウオブルピットからのピットからのピッ
ト変調度及びトラッキング誤差信号を全記録エリア内で
安定に良好な信号として得ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスクのデイスク基板の一実施例
を示す模式的平面図及び部分拡大図、第2図は従来技術
によるデイスク基板の模式的平面図及び部分拡大図、第
3図はウオブルピットのウオブル幅とピット変調度及び
トラッキング誤差信号との関係を示す線図である。 11……デイスク基板、12,13……ウオブルピット、14…
…仮想トラック中心、15……クロックピット、16……セ
クタアドレス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−148432(JP,A) 特開 平2−64934(JP,A) 特開 平1−269250(JP,A) 特開 昭63−90035(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮想トラック中心に対して両側に距離をお
    いてウオブルピットを形成した光ディスクであって、前
    記光ディスクの内周側での前記ウオブルピットとの円周
    方向の長さが、前記光ディスクの外周側での前記ウオブ
    ルピットの円周方向の長さより短く、前記光ディスクの
    内周側での前記仮想トラック中心と前記ウオブルピット
    の距離が、前記光ディスクの外周側での前記仮想トラッ
    ク中心と前記ウオブルピットとの距離よりも短いことを
    特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】前記光ディスクの内周側の領域ほど前記仮
    想トラック中心と前記ウオブルピットとの距離が短く、
    各領域内での前記仮想トラック中心と前記ウオブルピッ
    トとの距離は各々一定であることを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】前記光ディスクの内周側における前記仮想
    トラック中心と前記ウオブルピットとの距離が、前記光
    ディスクの外周側における前記仮想トラック中心と前記
    ウオブルピットとの距離よりも短く、前記光ディスクの
    前記仮想トラック中心と前記ウオブルピットとの距離
    が、前記光ディスクの半径方向距離に対して比例関係に
    あることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
JP1029762A 1989-02-10 1989-02-10 光ディスク Expired - Fee Related JP2741882B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1029762A JP2741882B2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 光ディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1029762A JP2741882B2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 光ディスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02210628A JPH02210628A (ja) 1990-08-22
JP2741882B2 true JP2741882B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=12285074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1029762A Expired - Fee Related JP2741882B2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 光ディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2741882B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4779253A (en) * 1985-07-30 1988-10-18 Laser Magnetic Storage International Company Sampled servo for an optical disk drive

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02210628A (ja) 1990-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE39463E1 (en) Multi-layer information recording medium and information recording and reproducing apparatus
US4359750A (en) Optical disc structure
EP0932147A2 (en) Indicator marks on an optical disk indicating that the disk has been previously accessed
JPH07118099B2 (ja) 予じめ形成された光学的に検出可能なサーボトラツク部分とセクタアドレスを有する記録担体及びこの記録担体構造を記録するための装置
JPH0447907B2 (ja)
EP1170733B1 (en) Rewritable optical recording medium and manufacturing method and apparatus therefor
JP2741882B2 (ja) 光ディスク
JP2000011460A (ja) 光ディスク
JPH09102143A (ja) 光ディスク
JPH0822640A (ja) 光ディスクおよび光ディスク記録方法
JP2541847B2 (ja) 光学的記録媒体円盤
KR100633476B1 (ko) 광 기록매체
JPH0727641B2 (ja) 光学式記録媒体用基板
JPS6028058B2 (ja) 光学的再生装置用情報記録媒体の製造方法
JP2713974B2 (ja) ディスク
EP1063642B1 (en) Optical recording medium
JP2776230B2 (ja) 光ディスク
US6424612B1 (en) Reproducing method and apparatus for optical disk
JP2644877B2 (ja) 光ディスク用レプリカ基板、スタンパおよびその原盤
JPH0368457B2 (ja)
JPH07311981A (ja) 光ディスク
JP2644214B2 (ja) 光メモリ基板
JP2636822B2 (ja) 光学式記録媒体用基板
JP2554514Y2 (ja) 光記録媒体
JP2002260239A (ja) 光ディスク及び光ディスク原盤露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees