JP2644214B2 - 光メモリ基板 - Google Patents

光メモリ基板

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JP2644214B2
JP2644214B2 JP60262196A JP26219685A JP2644214B2 JP 2644214 B2 JP2644214 B2 JP 2644214B2 JP 60262196 A JP60262196 A JP 60262196A JP 26219685 A JP26219685 A JP 26219685A JP 2644214 B2 JP2644214 B2 JP 2644214B2
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optical memory
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敏久 出口
賢司 太田
順司 広兼
哲也 乾
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レーザ光を記憶媒体に照射することにより
情報の記録・再生あるいは消去を行なう光記憶装置用の
光メモリ基板のフォーマット方式に関する。
(従来の技術) 光メモリ装置は、高密度で大容量のメモリ装置として
注目されている。この光メモリが高密度及び大容量とな
る理由は、情報の記録単位であるビットの大きさを比較
的容易に1μmφ程度にまで絞り込むことができること
にある。
しかし、このことは光メモリ装置に多くの厳しい条件
を要求している。たとえば、ある定まった場所に情報を
記録したり、あるいは定まった場所に記録された情報を
再生したりするためには、光ビームを極めて正確に位置
決めしなければならないことになる。
本発明が対象とする情報の記録・再生あるいは消去等
を行なう光メモリでは、光ビームを所望の場所に位置決
めするために、例えば第5図(a)に示すように、一般
に光メモリ基板1には、予め光ビーム案内用のトラック
2a,2a,…およびアドレス情報を示すピット3a,3a,…が所
定のフォーマットに従い形成されている。
該案内トラック部2およびアドレス部3の一般的形状
としては、第4図と第5図(a)に示す様に案内トラッ
ク部2は深さλ/8n(n:基板材の屈折率、λ:レーザ光
波長)前後の連続溝2a,2a,…として、またアドレス部3
は同一深さをもつピット3a,3a,…の列として構成されて
いる。
(発明の解決すべき問題点) 上記の様な案内トラック部2およびアドレス部3を光
ビームが安定に走査する様に、通常フォーカシング制御
およびトラッキング制御が行なわれる。両制御に用いる
制御信号は、通常案内トラック2a,2a,…およびアドレス
ピット3a,3a,…によって回折効果を受けた情報ビームを
用いて検出することになる。
しかし、案内トラック部2とアドレス領域3とでは、
制御信号検出器上の回折パターンおよび回折効率が必然
的に異なるために、制御信号が多少なりとも乱される。
特に光学的要因と回路的要因のいずれかによって制御信
号に定常的オフセットが発生した場合には、案内トラッ
ク部2とアドレス部3の境界部における変動が大きくな
り、制御が不安定になる場合が生じる。このため、サー
ボ状態が定常状態に落ち着くまでに時間を要し、アドレ
ス情報ならびにアドレス直後のデータ先頭領域の再生に
不具合を生じることがあった。
第5図(b)は、トラッキング用制御信号を公知のプ
ッシュプル法によって得る場合に、案内トラック部2と
従来方式のフォーマットで形成されたアドレス部3とを
第3図(a)の矢印に示すように光ビーム4が横切った
ときに得られる制御信号の一例を示す。案内トラック部
2からアドレス部3に移るときに、制御信号が乱れてい
る。
アドレス領域3ではピット3a,3a,…による回折効果を
受ける領域が少ないため、案内トラック部2に比較して
制御信号の感度は大きく減少する。また、再生ビーム径
に対してアドレス領域3のマーク長がほぼ同等である場
合には、マーク3a上を光ビーム4が走査しても、マーク
両側による回折効果とマーク前後による回折効果を受け
るため、回折パターンそのものも案内トラック部2とは
異なり、さらに感度低下することが予想される。
本発明の目的は、上述した様な光メモリに対する光ビ
ーム制御信号を安定に得るためになされたものであり、
光メモリ基板のフォーマットの手法を若干変更すること
により、不連続な案内トラックとアドレス部が存在した
場合の制御信号が受ける影響を軽減することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る光メモリ基板は、案内トラックからなる
案内トラック部と、アドレス情報を示すアドレス部と、
を有する光メモリ基板において、前記アドレス部は、ア
ドレス情報によらず同一の長さに形成された複数のマー
クを有しており、前記マークの間の部分が前記案内トラ
ックと同一の幅と深さを備え、かつ、該物理形状がアド
レス情報に応じた長さに形成されてなる。
(作用) アドレス情報を構成するマークが、該マークの間で各
案内トラックの間で同一の物理形状を持つ様に形成され
ているので、アドレス情報の再生信号が大きく、案内ト
ラック部とアドレス部との境界附近でも制御信号が安定
化される。
(実施例) 以下、本発明に係る光メモリ基板の一実施例について
図面を用いて詳細に説明する。
第1図(a),(b)は、本発明に基づくフォーマッ
トを有する光メモリ基板の平面図とA−A線での断面図
である。ここで、案内トラック部2は、従来と同じくグ
ルーブ(溝)である案内トラック2a,2a,…からなる。一
方、アドレス情報を再生するためのアドレス部3におい
ては、本発明の特徴であるマーク部3b,3b,…が、ピット
状ではなく、平坦部であり、各マーク部3b,3b,…の間に
案内トラック2aと同じ幅の深さを有するグルーブ(溝)
3c,3c,…を形成する。したがって、各マーク部3b,3b,…
間のグルーブ3cの物理形状が各案内トラック2a,2a,…の
物理形状(間隔など)と同一になる。各グルーブ3cの長
さは、アドレスデータ(従来のピット間隔)に対応して
定める。
該平坦部3b,3b,…の間隔を、第2図に示した再生回路
により検出して復調することができる。再生信号11は、
まず微分回路12で微分される。次に、ゼロクロス検波回
路13では、微分信号が負進行でゼロをクロスするときに
高レベルから低レベルに変化する信号を生じる。他方、
再生信号11は、レベルスライス回路14で波形の整形を行
なう。ANDゲート15は、ゼロクロス検波回路13の出力信
号とレベルスライス回路14の出力信号とのANDをとり、
再生信号10のピークで負進行となるパルス信号を得る。
復調回路16は、このパルス信号の負進行を利用してマー
ク部の間隔を得る。
光ビーム4が第3図(a)に示す経路で上記の光メモ
リ基板を横切ったとき、第3図(b)に示すトラッキン
グ制御信号が、第5図(b)と同様な再生条件下で得ら
れる。従来のフォーマットの場合に比較して、アドレス
領域3でも案内トラック2aと同等の性質をもつグルーブ
領域が多くなる結果、トラック制御信号の感度低下が小
さくなる。この結果、案内トラック部2とアドレス部3
との境界の附近でも制御信号への光学的・回路的オフセ
ットによる影響が小さくなり、トラッキング制御の安定
性が高まる。
この改善の度合は、マーク間隔を情報点とする様な変
調方式では、DSV(Digital Sum Value)即ちDC成分が大
きな場合は特に有効であり、前述したトラッキング制御
信号だけでなく、フォーカス制御信号やアドレス部での
反射率変化に対してもその変動量を小さく抑えることが
可能である。
(発明の効果) 本発明によれば、光メモリ基板にフォーマットを形成
する際にフォーマット信号を若干変更するのみで、サー
ボ制御信号をより安定にすることが可能である。これに
より、信頼性の高い情報記録再生システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は、それぞれ、本発明に係る光メ
モリ基板の平面図とA−A線の断面図である。 第2図は、本発明に係る光メモリ基板からアドレス情報
を再生するための再生回路の図である。 第3図(a),(b)は、本発明に係る光メモリ基板と
トラッキング制御信号の関係を示す図である。 第4図は、光メモリ基板の部分斜視図である。 第5図(a),(b)は、再生光ビームと従来型光メモ
リ基板との位置関係とトラッキング制御信号の関係に示
す図である。 1……基板、2……案内トラック部、 2a,2a……案内トラック、3……アドレス部、 3b,3b,… ……マーク部、 3c,3c,… ……グルーブ。
フロントページの続き (72)発明者 乾 哲也 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤー プ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−38943(JP,A) 特開 昭60−20331(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】案内トラックからなる案内トラック部と、
    アドレス情報を示すアドレス部と、を有する光メモリ基
    板において、 前記アドレス部は、アドレス情報によらず同一の長さに
    形成された複数のマークを有しており、 前記マークの間の部分が前記案内トラックと同一の幅と
    深さを備え、かつ、該部分がアドレス情報に応じた長さ
    に形成されてなることを特徴とする光メモリ基板。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載された光メモ
    リ基板において、 案内トラックおよびアドレス情報を表す複数のマークの
    間の部分が溝であり、マーク部が平坦部であることを特
    徴とする光メモリ基板。
JP60262196A 1985-11-20 1985-11-20 光メモリ基板 Expired - Lifetime JP2644214B2 (ja)

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JPS62120644A JPS62120644A (ja) 1987-06-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938943A (ja) * 1982-08-26 1984-03-03 Toshiba Corp 光学式情報記憶媒体
JPS6020331A (ja) * 1983-07-14 1985-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学情報記録再生用円盤

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JPS62120644A (ja) 1987-06-01

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