JP2741587B2 - ガス容器の保持装置 - Google Patents

ガス容器の保持装置

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JP2741587B2
JP2741587B2 JP30344095A JP30344095A JP2741587B2 JP 2741587 B2 JP2741587 B2 JP 2741587B2 JP 30344095 A JP30344095 A JP 30344095A JP 30344095 A JP30344095 A JP 30344095A JP 2741587 B2 JP2741587 B2 JP 2741587B2
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弘 鈴木
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株式会社旭テクノス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気化ガスを導出す
る管状体に通じたノズル弁をその軸方向に挿し込む接続
口を有する接続相手部と、その外周に配置されかつノズ
ル弁の外周を囲むガス容器の環状凹部に入り込んで拡開
し、ガス容器を保持可能な保持片を複数固有する保持体
とから成るガス容器の保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型のガス容器(ガスボンベ或いはカー
トリッジとも称する。)をガス器具などに取り付ける装
置には様々なタイプのものがある。その中で、ガス容器
のノズル弁の外周を囲む管状凹部に入り込んで拡開し、
ガス容器を保持する装置にあっては、特開昭63−21
4595号の発明が提案されている。しかし、この保持
装置はガス容器をその位置乃至姿勢と関係付けることな
く、器具に取り付ける構成である。
【0003】他方、小型ガス容器の中には、気化ガスを
導出する管状体(サイホン管とも称する。)に通じたノ
ズル弁を有するものがあり、このタイプのガス容器を使
用する場合、管状体の先端を気化ガス中に配置する必要
がある。このため、前記した従来の保持装置を管状体を
有するガス容器の接続に使用することはそのままでは不
可能である。
【0004】また、従来の前記保持装置の場合には、ガ
ス容器を器具に押し当てながら環状部材を手で回転させ
る構造になっている。このため片手でガス容器、もう一
方の手でガス器具を保持し、更に環状部材を回転させる
という複雑な操作が必要となり、非常に使い勝手が悪い
という欠点を持っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は、管状体を有するガ
ス容器を一定の位置乃至姿勢を保ってガス器具側に接続
するために、複数個の保持片により保持することができ
るようにするとともに、その保持操作を片手で容易に行
なえるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、ガス容器10のノズル弁13を挿し込む接続
口21を有する接続相手部20と、ガス容器10を拡開
して保持する複数個の保持片31を有する保持体30と
から成るガス容器の保持装置について、管状体11の先
端を気化ガス中に配置する位置にガス容器10の向きを
規定するため、相互に係合可能な係合手段40をガス容
器10のフランジ部12と保持体30との間に形成し、
ノズル弁13を接続口21に挿し込み、係合手段40の
係合下にガス容器10を軸回りに回転させたときに、接
続相手部20の方向へ保持体30をカム機構50によっ
て移動させ、その移動によって保持片31が接続相手部
20に接して環状凹部14内で拡開するようにしたもの
である。
【0007】係合手段40は、ガス容器10のフランジ
部12と保持体30との間に設けてあり、相互係合によ
ってフランジ部12の位置を所要の位置に規定するの
で、管状体11の先端部は常にガス器具10内の気化ガ
ス中に配置される。
【0008】ガス容器10と保持体30とは上記係合手
段40によって軸回りに係合可能であり、かつまた保持
体30と接続相手部20とはカム機構50によって結合
しているので、ガス容器10を持って接続口へ挿し込
み、軸回りに回転させることによって、ガス容器の接続
操作が完了する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のガス容器の保持装置
は、気化ガスを導出する管状体(サイホン管ともい
う。)11に通じたノズル弁13と、ノズル弁13の外
周を囲む環状凹部14とを有するガス容器10を保持す
るための装置である。
【0010】ガス容器10は円筒形に形成されていて、
その軸上の先端部にノズル弁13を有し、該ノズル弁1
3を取り囲むように前記環状凹部14が設けてあり、さ
らにその外周にフランジ部12が設けてある(図2、図
3参照)。ガス容器10は、管状体11の先端部が液化
ガスGの液面上に出ているときに気化ガスを導出可能で
ある。19は弁装置であり、ノズル弁13が押し込まれ
ると開弁し(図2上半分)、押し込むのを止めると閉弁
する(図2下半分)。
【0011】接続相手部20は、上記ノズル弁13を軸
方向に挿し込む接続口21を有する。この接続相手部2
0は燃焼器などのガス器具にガス容器10を接続するた
めに設けられた部分であり、ガスは接続口21からガス
通路23を通じてバーナ等へ送給される。また接続相手
部20の外周には保持体30を配置し、保持体30は軸
回りに回転可能かつ軸方向へ移動可能である必要上、ほ
ぼ円筒状の外形を有する。
【0012】実施例の接続相手部20は、横方向を向い
た軸X上にてガス容器10を接続するためのものであ
り、従って接続されたガス容器10は横向きとなり、内
蔵の管状体11の先端はほぼ真上を向く。接続口21の
中にはノズル弁13に接して気密性を保持するシール手
段24を設ける部材26が配置されており、口金25に
よって止められている。
【0013】保持体30は、上記接続相手部20の外周
に配置され、かつノズル弁13の外周を囲むガス容器1
0の環状凹部14に入り込んで開閉し、ガス容器10を
保持可能な保持片31を複数個有する。
【0014】実施例の場合保持体30は、円筒状接続相
手部20の外周に嵌め込まれる環状基部33を有し、保
持片31は環状基部33から軸Xとほぼ平行にガス容器
側に伸びており、それを軸回りにほぼ等間隔で少なくと
も2個以上設けている。各保持片31は半径方向に弾性
変形可能である。
【0015】拡開を確実にするため、接続相手部20の
ガイド手段22によって内方から外方へ押されるように
半径方向内方へ突出した押圧突部32を保持片31の先
端部に設けてある。34は保持突部であり、保持片31
の先端部の外方に突出していて、保持力を高めるため環
状凹部14の顎部18に内側から係合する。保持突部3
4は口金25と顎部18の間29を通過する。
【0016】管状体11の先端を気化ガス中に配置する
位置にガス容器10の向きを規定するため、相互に係合
可能な係合手段40をガス容器10のフランジ部12と
保持体30との間に形成する。
【0017】実施例における係合手段40は、ガス容器
10のフランジ部12に、その内部の管状体15の位置
に合わせて形成した凹部41と、ガス容器の正規保持状
態において管状体15が上向きとなる場合の凹部41と
係合可能に保持部材30に設けた凸部42とからなる。
凹部41は半径方向に開けられており、凸部42も環状
基部33から同方向へ突出し、軸回りに係合する。
【0018】ノズル弁13を接続口21に挿し込み、係
合手段10の係合下にガス容器10を軸回りに回転させ
たときに、接続相手部20の方向へ移動させるカム機構
50を接続相手部20と保持体30との間に設ける。該
カム機構50は前記保持体30の軸方向移動によって保
持片31を接続相手部20の一部(22)に押し付け拡
開させるものである。
【0019】このようなカム機構50は、保持部材30
に内向きに形成したカム突起52と、ガス容器10を軸
回りに回転させたときにカム突起52と係合して保持体
30を軸方向へ移動させる傾斜成分を持って接続相手部
20の外周面に形成したカム溝51とからなる。実施例
の場合カム溝51は接続相手部20の円筒面に凹状に設
けた軸方向の溝部53とカム突起52を誘導するために
口金25の先端にらせん壁状に形成したカムガイド54
とからなる。
【0020】故に、ガス容器10を片手に持って横向き
にし、係合手段40を係合させ、先端のノズル弁13を
接続口21に当てがい(図2下半分)、さらに押し込む
と、保持片31は口金25と顎部18との間29から環
状凹部14内に入り込む(図3下半分)。このときカム
突起52はまだガス容器側よりの位置(図3の点線)に
ある。
【0021】そこでガス容器10を軸回りに回転させる
と、それと係合下にある保持体30が回転し、カム突起
52もカムガイド54のらせん状の傾斜に沿って回転す
ると同時に軸方向へ前進する(図3上半分)。その結果
ガス容器10の前進によってノズル弁13も押し込まれ
弁装置19が開く。前記保持片31は押圧突部32がガ
イド手段22に押されるので外方へ開き、保持突起34
が顎部18に係合して保持が完了する(図2、図3の各
上半分)。故に管状体11は常に気化ガス中におかれ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、管状体11を有するガス容器10を
気化ガスの導出が可能な一定の位置乃至姿勢を保って、
複数個の保持片31によって保持することができ、しか
もガス容器10を正しく取り付けるための操作及びそれ
を取り外す操作が片手で行なえるための使い勝手を非常
に良好にすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス容器の保持装置の実施例を示
す正面図。
【図2】図1のII−II線に沿う作動前後の縦断面
図。
【図3】カム機構を実線で示した図2と同様の縦断面
図。
【図4】(a)図3のIV−IV線に沿う口金の断面
図。 (b)図3のIV−IV線に沿う接続相手部の断面図。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化ガスを導出する管状体に通じたノズ
    ル弁をその軸方向に挿し込む接続口を有する接続相手部
    と、その外周に配置されかつノズル弁の外周を囲むガス
    容器の環状凹部に入り込んで拡開し、ガス容器を保持可
    能な保持片を複数固有する保持体とから成るガス容器の
    保持装置であって、管状体11の先端を気化ガス中に配
    置する位置にガス容器10の向きを規定するため、相互
    に係合可能な係合手段40をガス容器10のフランジ部
    12と保持体30との間に形成し、ノズル弁13を接続
    口21に挿し込み、係合手段40の係合下にガス容器1
    0を軸回りに回転させたときに、接続相手部20の方向
    へ保持体30をカム機構50によって移動させ、その移
    動によって保持片31が接続相手部20に接して環状凹
    部14内で拡開するようにしたことを特徴とするガス容
    器の保持装置。
  2. 【請求項2】 保持片31は、非保持状態では接続相手
    部20の先端部外周に設けられたガイド手段22よりも
    内方に位置し、ガス容器10を回転させ、カム機構50
    によって保持部材を移動させた保持状態ではガイド手段
    22によって内方から外方へ押されるように、半径方向
    内方へ突出した保持突部32を先端部に有している請求
    項第1項記載のガス容器の保持装置。
  3. 【請求項3】 係合手段40は、ガス容器10のフラン
    ジ部12に、その内部の管状体11の位置に合わせて形
    成した凹部41と、ガス容器の正規保持状態において管
    状体11が上向きとなる場合の凹部41と係合可能に保
    持部材30に設けた凸部42とからなる請求項第1項記
    載のガス容器の保持装置。
  4. 【請求項4】 カム機構50は、保持体30に内向きに
    形成したカム突起52と、ガス容器10を軸回りに回転
    させたときにカム突起52と係合して保持体30を軸方
    向へ移動させる傾斜成分を持って接続相手部20の外周
    面に形成したカム溝51とからなる請求項第1項記載の
    ガス容器の保持装置。
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JPH09126437A JPH09126437A (ja) 1997-05-16
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