JP2740340B2 - 固定像の形成方法 - Google Patents

固定像の形成方法

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JP2740340B2 JP2194694A JP19469490A JP2740340B2 JP 2740340 B2 JP2740340 B2 JP 2740340B2 JP 2194694 A JP2194694 A JP 2194694A JP 19469490 A JP19469490 A JP 19469490A JP 2740340 B2 JP2740340 B2 JP 2740340B2
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    • Y10S428/916Fraud or tamper detecting

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は像の形成方法、さらに詳細には、固定像(se
cure images)の形成方法に関する。固定像は一般にパ
スポート写真、身分証明バッジ、銀行券等の用途で有用
である。固定像は像を発生させこの像を機械的または化
学的手段で取り除くことができないように紙に転写する
ことによって形成される。そのような像は不正変更を阻
止し得、また像のはく離またはその場での他の像への置
換えを防止する;それは元の像を取除くときのいかなる
試みも紙を損傷させることによる。1つの実施態様にお
いては、本発明は、像形成部材を静電気的に帯電させ;
該帯電部材を像形成的に露光し、それによって該部材上
に潜像を形成し;この潜像を、溶媒、帯電調節剤、およ
び着色剤と高分子物質を含むトナー粒子とを含む液体現
像剤で現像し;この現像した像を上記像形成部材上で乾
燥させ;乾燥現像を有する上記像形成部材の部分を接着
性物質を上記像形成部材と接触する表現上に有する実質
的に透明なシートと接触させ、それによって上記現像を
上記像形成部材から上記実質的に透明なシートに転写
し;この現像を有する実質的に透明なシート接着性表面
をこの実質的に透明なシートと接触させる表面上に高分
子コーティングを有する紙シートと接触させ;そして、
上記実質的に透明なシートと紙シートとを像を紙シート
に永久的に定着させるのに十分な温度と圧力で加熱加圧
することを特徴とする固定像の形成方法に関する。得ら
れた書類は紙シートと透明体との間で像を形成する現像
剤物質を有する透明体シートで被覆された紙シートであ
る。この像は像を付着している透明シートを紙から紙を
修正できない程損傷させることなしには取り除くことが
できない点で“固定(sucure)”されている。
〔従来の技術〕
現像した像を接着性物質を受入れ体シートに塗布する
ことによって転写させる方法は公知である。例えば、米
国特許第2,297,691号は、静電写真手段により形成させ
乾燥粉末現像剤で現像した像を、表面に水、他の液体、
ワックス、パラフィン、または他の軟質もしくは粘着性
物質のような接着性物質を施した受入れ体シートに転写
させる方法を開示している。さらに、米国特許第3,130,
064号は現像した電子写真像を記録カードのような支持
材料に永久的に定着させる方法を開示しており、この方
法は記録カードまたは他の像支持材料をトナー物質と適
合性のある熱可塑性有機樹脂のコーティングで処理し次
いで熱または放射エネルギーを適用することを含む。米
国特許第2,221,776号および第2,357,809号もまた電子写
真像の接着性基体への転写を開示している。
さらに、米国特許第3,275,436号はレジスト像を付着
している接着性の粘性支持基材表面を接着結合に供する
領域により選択的に分離できるはく離性の均一表面フィ
ルムを含む第2の支持基材と接着させることを含む像複
写物の形成方法を開示している。これら2つの支持基材
をその後互いから分離し、第2支持基材からのフィルム
はレジスト像を含まない表面領域で第1支持基材からは
く離される。
さらに、米国特許第4,064,285号はトナー像を高分子
物質でオーバーコートした転写部材上に形成させる方法
を開示している。高分子物質は布または他の基体材料へ
のトナー像の永久的接着を加熱加圧下に助長させる。米
国特許第4,066,802号はトナー像を接着性物質でオーバ
ーコートした転写部材上に形成させる方法を開示してい
る。高分子シートがトナー像と布または他の像受入れ媒
体との間に挿入される。この高分子シートはこの複合体
を加熱加圧に供したとき布材料または他の媒体に上記ト
ナー像の永久的接着を助長させている。
さらに、米国特許第4,812,383号は、電子写真像形成
装置において、静電潜像を形成させ;この像を、着色
剤、溶媒、および該溶媒で湿潤させたとき接着性を有す
る高分子物質とを含む液体現像剤で現像し;像を上記液
体現像剤の溶媒で湿潤させたとき接着性を有する高分子
物質を含むコーティングを有する基体に転写し;そし
て、像を基体上で乾燥させることを含む永久電子写真像
の形成方法を開示している。基体上の高分子物質は好ま
しくは現像剤中の高分子物質と同じ組成を有し、プリオ
ライト(pliolite)OMS(登録商標)のようなビニルト
ルエン−アクリル系ターポリマーであり得る。
さらにまた、米国特許第4,762,764号は、負帯電型マ
ーキング粒子を分散させた絶縁性有機液体分散媒を含
み、上記マーキング粒子が上記分散媒に実質的に不溶性
の熱可塑性樹脂コア、該熱可塑性樹脂コアに不可逆的に
結合した上記分散媒に可溶性の両親媒性コポリマー立体
安定剤、上記熱可塑性コアにインビビジョンさせた、上
記熱可塑性樹脂に可溶で上記分散媒には不溶性カラー染
料、および帯電調節剤とを含む安定なカラー液体現像剤
を開示している。この液体現像剤は絶縁紙上または電子
受容体もしくは感光体基体上で潜像を現像するのに適
し;像形成部材は、第16欄、33行に記載しているよう
に、粒子移動像形成部材であり得る。この現像剤で現像
した像は基体へのテープ転写に適している。
〔発明の解決すべき課題〕
従来技術の方法はその意図する目的には適するけれど
も、固定像を形成する方法が求められている。固定像を
形成し紙に転写し紙を損傷させることなしには取り除く
ことのできない方法が求められている。さらに、不正変
更を阻止する固定像の形成方法が求められている。ま
た、パスポート写真、身分証明バッチおよび銀行券紙の
ような用途に適する固定像の形成方法が求められてい
る。
従って、本発明の目的は固定像の形成方法を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記および他の目的は、像形成部材を静電気
的に帯電させ;該帯電部材を像形成的に露光し、それに
よって該部材上に潜像を形成し;この潜像を、液媒、帯
電調節剤、および着色剤と高分子物質を含むトナー粒子
とを含む液体現像剤で現像し;この現像した像を上記像
形成部剤上で乾燥させ;この乾燥現像を有する上記像形
成部剤の部分を接着性物質を上記像形成部材と接触する
表面上に有する実質的に透明なシートと接触させ;それ
によって上記現像を上記像形成部材から上記実質的に透
明なシートに転写し;この現像を有する実質的に透明な
シートの接着性表面を該実質的に透明なシートと接触さ
せる表面上に高分子コーティングを有する紙シートと接
触させ;そして、上記実質的に透明なシートと紙シート
を像を紙に永久的に固定させるのに十分な温度と圧力で
加熱加圧することを特徴とする固定像の形成方法を提供
することによって達成される。
第1A図および第1B図においては、本発明の方法を実施
する装置を略図的に示す。第1A図で示すように、像形成
部材1は、この実施態様においては導電性基体、該基体
上の軟化性ポリマー層、および上記基体から離れた軟化
性層の表面近くに埋込んだ緊密に充填させた感光性粒子
の破壊性層とを含む粒子移動(migration)像形成部材
であるが、送りロール3から矢印方向にロール送りされ
て帯電手段5によって帯電される。荷電手段5はコロト
ロンまたは任意の他の適当な荷電装置であり得る。帯電
後、像形成部材1は露光ステーション7に進み、そこ
で、光像が光学装置9を通って帯電像形成部材の部分を
像形成形状に放電させる。露光は写真のような実際の書
類または実物のいずれかであり得る。その後、像形成部
材1はトナーステーション13に進み、そこで、像形成部
材1上の潜像を液体現像剤で現像する。現像は任意の適
当な方法であり得るが、1つの実施態様においては、ク
ランプまたは圧力パッド14を潜像を含まない方の像形成
部材表面に乗せ、それによって潜像を含む像形成部材1
の表面を液体現像剤浴15内に係留させ、この浴内で循環
液体現像剤が像を現像する。現像後、現像した像を含む
像形成部材1は乾燥ステーション16に進み、そこで、像
形成部材1のバックグラウント領域に残存する液体現像
剤すべてを吹込み空気または加熱吹込み空気等の適当な
手段で除去する。次いで、像形成部材1は透明接着テー
プディスペンサー17を通り、透明接着テープ18を像形成
部材1に圧力ロール19(接着テープ18と接触している)
と圧力ロール20(像形成部材1と接触している)との間
の噛みで付着させる。圧力ロール19と20の間の噛みは接
着テープ18を像形成部材1に付着させ像形成部材1から
現像を透明接着テープ18に転写させるのに十分な圧力を
与える。その後、像形成部材1は圧力ロール20において
接着テープ18から離れ、像形成部材1は像形成部材巻揚
ロール21上に巻き上げられる。分離後、最小または残留
像が像形成部材1上に残り、これが像形成部材上で形成
された像の保存記録を与える。分離後の接着テープ18は
転写ステーション22に進み、そこで、テープの像形成部
分をパンチ23およびダイ(金型)24によりコーテッド紙
25上に直接転写する。パンチ23およびダイ24は接着テー
プ18の像形成部分を穿孔し、その穿孔部分をコーテッド
紙25に付着せしめる。接着テープ18の残りの部分はその
後接着テープ巻揚ロール26上に巻き取る。次いで、今や
現像を含むテープの穿孔部分を付着しているコーテッド
紙25を装置から取り出し、第1B図で示すように、定着装
置27に給送する、定着装置27は加熱ピッチロール28と29
を含み、そこで、転写像を有するコーテッド紙25を加熱
加圧に供し、それによって像を紙に永久的に付着させ
る。
任意の適当な像形成部材、例えば、ドラムまたは可撓
性ベルトの形状の多層型有機像形成部材、またはセレ
ン、セレン/ひ素合金、セレン/テルル合金、セレン−
ひ素−テルル、セレン−ひ素−ビスマスおよびセレン−
ひ素−アンチモン等の3成分合金等のような材料の無機
感光体を本発明の方法において使用できる。無機材料は
また塩素を含むハロゲンのような物質で約10〜約500ppm
のような量でドーピングし得る。適当な感光体の具体的
例は米国特許第4,265,990号に開示されており、該米国
特許の記載はすべて参考として本明細書に引用する。特
に好ましいのは、粒子移動像形成部材であり、これは優
れた解像力の像を発生させ得る。粒子移動像形成部材は
典型的には導電性基体層、軟化性高分子物質の層、およ
び導電性層と接触していない軟化性高分子層の表面上ま
たは近くの感光性粒子の層とを含む。帯電粒子移動像形
成部材の像形成的露光引き続く軟化性層の加熱、溶媒暴
露等のような方法による軟化により、感光性粒子を像形
成状に軟化性層を選択的に移行させる。典型的な基体の
例はアルミニウム処理マイラー(Mylar)のような75〜1
25ミクロン、銅、黄銅、ニッケル、亜鉛、クロム、ステ
ンレススチール、導電性プラスチックおよびゴム、アル
ミニウム、スチール、カドミウム、銀、金、インジウ
ム、錫、酸化錫およびインジウム錫酸化物のような金属
酸化物、チタン処理マイラー等である。適当なポリマー
の例には、スチレン−ヘキシルメタクリレートまたはス
チレン−エチルアクリレート−アクリル酸コポリマーの
ようなスチレン−アクリルコポリマー、ポリアルファメ
チルスチレンのようなポリスチレン類、スチレン−オレ
フィンコポリマー、スチレン−ビニルトルエンコポリマ
ー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリカーボネート、
ポリターペン、シリコーンエラストマー、これらのコポ
リマーおよびこれらの混合物等がある。他の適当な高分
子物質は、例えば、米国特許第3,975,195号、第3,909,2
62号、第4,536,457号、第4,536,458号、第4,013,462
号、第4,081,273号および第4,135,926号に開示されてお
り、これらの米国特許は参考として本明細書に引用す
る。適当な感光性材料の例にはセレン、セレン合金、フ
タロシアニン等がある。粒子移動像形成部材は導電性基
体を軟化性高分子物質で溶液コーティングし次いでこの
高分子物質を加熱して軟化させさらに感光性物質を高分
子物質上に真空チャンバー内で熱蒸着させることにより
製造できる。必要に応じ、耐磨耗性ポリマーオーバーコ
ートを構造体上に溶液コーティングできる。粒子移動像
形成部材は周知であり、米国特許第3,975,195号、第3,9
09,262号、第4,536,457号、第4,536,458号、第4,013,46
2号、第4,081,273号、第4,135,926号、およびP.S.Vince
tt,G.J.Kovacs,M.C.Tam,A.L.PundsackおよびP.H.Soden,
“Migration Inaging Mechanisms,Exploitation,and Fu
ture Prospects of Unique Photographic Technologie
s,XDM and ANEN",Journal of Imaging Science 30
(4)Jul/Aug,183-191(1986)に詳細に記載されてお
り、これら各々の記載はすべて参考として本明細書に引
用する。
本発明方法の1つの実施態様において好ましい粒子移
動像形成部材は第2図に例示している。第2図で示すよ
うに、粒子移動像形成部材1は厚さ約5ミリ(177.8μ
m)のICIアメリカ社より商業的に入手できるメリネッ
クス(Melinex)447のようなポリエステルの第1層3を
含む。この層は基体として機能し像形成部材に所望度の
剛性を付与する。第2層5は導電性であり、厚さ約75〜
約100オングストロームを有する約40%の光透過性の半
透明アルミニウムを含む。第3層はスチレン−エチルア
クリレート−アクリル酸コポリマー(スチレンが約75重
量%の量で存在し、エチルアクリレートが約24重量%の
量で存在し、アクリル酸が約1重量%の量で存在する)
ような軟化性層9を含み;この物質はN,N′−ジフェニ
ル−N,N′−ビス(3″−メチルフェニル)−(1,1′−
ビフェニル)−4,4′−ジアミンまたは4−ジエチルア
ミノベンズアルデヒド−1,1′−ジフェニルヒドラゾン
のような物質で一般に約16〜約24重量%の量でドーピン
グされている。適当な電荷輸送物質の他の例は、例え
ば、米国特許第4,536,457号、第4,536,458号、第4,306,
008号、第4,304,829号、第4,233,384号、第4,115,116
号、第4,299,897号、第4,081,274号、第4,315,982号、
第4,278,746号、第3,837,851号、第4,245,021号、第4,1
50,987号、第4,385,106号、第4,338,388号、第4387,147
号、第4,256,821号、第4,297,426号、第3,972,717号、
第3,895,944号、第3,820,989号、第4,474,865号および
第3,870,516号、並びにドイツ特許第1,058,836号、第1,
060,260号および第1,120,875号に開示されており、これ
ら特許の各々の記載はすべて参考として本明細書に引用
する。層5と接触していない層7の表面近くには直径約
0.3ミクロンのセレン球の単分子層がある。層7は一般
に約2ミクロンの厚さを有する。
潜像の形成後、像を液体現像剤で現像する。適切な液
体現像剤は再生可能な高濃度の高解像力の像を与え、現
像し、現像中に像形成部材に付着し、像形成部材から接
着テープに乾燥させたとき転写し、使用する紙に加熱加
圧時に強固に定着する。適当な液体現像剤は一般に液
媒、着色剤と高分子物質を含むトナー粒子、および帯電
調節剤を含む。1つの好ましい液体現像剤は液媒、顔料
粒子と高分子物質(好ましくは顔料粒子表面に吸着され
た)を含むトナー粒子、および帯電調節剤を含む。他の
適当な液体現像剤には、液媒、帯電調節剤、および染料
と立体安定性コポリマーを結合させた高分子コアを含む
トナー粒子とを含むものがある。液体現像剤に関するさ
らなる情報は米国特許第4,476,210号および第4,830,945
号に開示されており、これら米国特許の各々の記載はす
べて参考として本明細書に引用する。
液媒は現像剤の他の成分を均一に分散させる中性の媒
体として機能する。液媒に適する物質には、エクソン社
より入手できるノルパール(Norpar)12(登録商標)、
ノルパール13およびノルパール15のような、例えば、約
7〜約25個の炭素原子を有し好ましくは2センチポイズ
以下の粘度を有する高純度脂肪族炭化水素;エクソン社
より入手できるアイソパール(Isopar)(登録商標)G,
H,K,L,M,アメリカン ミネラル スピリッツ社より入手
できるアムスコ(Amsco)(登録商標)460ソルベント、
アムスコOMS,フィリップス ベトロリウム社より入手で
きるソルトロール(Soltrol)(登録商標)、モービル
オイル社より入手できるパガゾール(Pagasol)(登
録商標)、ジエル オイル社より入手できるシエルソー
ル(Shellsol)(登録商標)等のイソアラフィン系炭化
水素がある。一般的には、液媒は現像剤組成物中で大量
に存在し、他の成分が占め得ない現像剤の重量%を構成
する。液媒は通常有効量で、一般的に約9.7〜約99.5重
量%の量で存在し、その量はこの範囲内で変化し得る。
適当な着色剤物質の例にはコロンビアン ケミカルズ
社より入手できるラベン(Raven)(登録商標)5750お
よびラベン3500、キャボット社より入手できるモーグル
(Mogul)L,キャボット社より入手できるレーガル(Reg
al)(登録商標)330カーボブラック、キャボット社よ
り入手できるバルカン(Vulcan)、BASF社より入手でき
るスダン ブルーOS、アメリカン ヘキスト社より入手
できるホスタ パーム ピンクE、アメリカン ヘキス
ト社より入手できるパーマネントイエローFGL、ドミニ
オン カラー社より入手できるリトール ルブンDCC-27
34等のような顔料がある。一般には、あらゆる顔料物質
が高分子樹脂物質と有効に混合しまた所望極性の静電荷
を保持し得る限り適し得る。
適当な高分子物質の例には、ポリエチレンとポリプロ
ピレン;E.I.デュポン社より入手できるエルバックス(E
lvax)(登録商標)Iのようなエチレン−酢酸ビニルコ
ポリマー、エルバックス410(エチレン/酢酸ビニルコ
ポリマー)のようなE.I.デュポン社より入手できるよう
なエルバックスIIのような酸成分が0.1〜20重量%で存
在するエチレンとアクリル酸またはメタクリル酸から選
ばれたα,β−エチレン系不飽和酸とのコポリマー;イ
ーストマン コダック社より入手できるCP-343−1のよ
うな塩素化ポリプロピレンのような塩素化オレフィン;
ポリオクタデセンおよびポリヘキサデセンのようなポリ
α−オレフィン;シエル社より入手できるクラトン(Kr
aton)(登録商標)1701のようなスチレン/エチレン−
ブチレン/スチレン ブロック コポリマー;ポリビニ
ル ケミカル インダストリーズ社より入手できるネオ
クリル(Neocryl)(登録商標)S1004およびネオクリル
EX519のようなビニル トルエン アクリル コポリマ
ーおよびグッド イヤー タイヤ アンド ラバー社よ
り入手できるプリオライト(Pliolite)(登録商標)OM
Sのようなビニル トルエン アクリレート コポリマ
ー;エクソン社より入手できるパラポール(Parapol)
(登録商標)にようなポリブテン;エクソン社より入手
できるビスタネックス(Vistanex)(登録商標)MMLの
ようなポリイソブチレン ゴム;およびこれらの混合物
がある。
本発明方法で好ましいトナー粒子は一般に樹脂と顔料
とを含み、樹脂が一般に約25〜75重量%好ましくは約33
〜約67重量%より好ましくは約40〜約60重量%の有効量
で存在し、顔料が一般に約25〜約75重量%好ましくは約
33〜約67重量%より好ましくは約40〜約60重量%の有効
量で存在する。
好ましいトナー粒子は、ブルックハーベン(Brookhav
en)BI-90粒度アナライザー(このアナライザーは平均
容量粒径を測定する)で測定したとき、約0.1〜約5ミ
クロン好ましくは約0.3〜約2ミクロンより好ましくは
約0.45〜約0.55ミクロンの平均粒径を有する。トナー粒
子は現像剤中で一般に約0.4〜約2重量%好ましくは約
0.8〜約2重量%の有効量で存在する。
本発明方法に適する液体現像剤はまた一般にトナー粒
子に正または負の電荷を付与する目的の帯電調節剤も含
有する。本発明において適する帯電調節剤の例には、ノ
ーデックス社より入手できるナフテン酸鉄とオクテン酸
ジルコニウム、フイッシャーサイエンティフィック社よ
り入手できるレシチン、ウィトコ−ケミカル社より入手
できる塩基性ペトロン酸バリウム、ケブロン、ケミカル
社よりOLOA1200として入手できるポリイソブチレン サ
クシンイミド等がある。帯電調節剤は液体現像剤に液媒
中でのトナー粒子の調製後に添加してもよくまた現像剤
組成物調製中の他の現像剤成分と共に存在していてもよ
い。帯電調製剤は一般に、例えば、帯電調節剤を含まな
い現像剤組成物の固形分の約2.5〜約15重量%好ましく
は約5〜約10重量%の有効量で存在する。本発明におい
ては、その存在量は存在させる帯電調節剤を含まない現
像剤組成物の固形分の重量%として表わす。例えば、95
gの液媒と5gのトナー粒子を含む現像剤においては、添
加する帯電調節剤の固形分は約0.125〜約0.75g好ましく
は約0.25〜約0.5gであろう。一般的には、帯電調節剤の
固形分はトナー粒子の1g当り約25〜150mg好ましくは約5
0〜約100mgの量で存在する。
本発明方法で用いる液体現像剤は好ましくは約25〜約
75ピコモー(picomhos)より好ましくは約40〜約60ピコ
モー最も好ましくは約50ピコモーの導電性を有する。こ
れらの導電値は1mm離して保持した2つの同心円筒状電
極を含む電池を用いる測定法による。電池を液体現像剤
の液中入れ、5ボルト、5ヘルツの方法波を電池の1mm
間隙に送る。電池を通る総電流を集積してピコモー/cm
でのAC導電性測定値を得る。
さらに、本発明方法に適する液体現像剤はトナー粒子
上に一般に約±100〜約±1000マイクロクーロン/g好ま
しくは約±300〜約±600マイクロクーロン/gより好まし
くは約±450〜約±550マイクロクーロン/gの摩擦電荷を
有する。摩擦電荷または電荷対質量比(Q/m)は囲い型
ポリエチレン ハウジング内で水平に1cm離れて保持さ
れた2つのステンレス スチールプレートを含む電池に
より測定できる。その間隙を液体現像剤で満し、800ボ
ルトの一定電圧を電池に、例えば、フルーク(Fluke)4
15B高電圧電力供給機により1分間掛ける。電池を横切
る電流出力を、例えば、ケイスリー(Keithley)モデル
616電位計によって検出し信号加工用のインテグレータ
ーに送る。電流対時間および集積電流対時間のプロット
を2筆チャート レコーダーで行い、次いで、集積電流
対時間曲線の面積を計算し電荷(Q)を得る。電極上に
析出した現像剤の固形分は典型的には5〜10秒以内で粒
子と反対に帯電した。1分後、電圧を停止し、析出電極
を速やかに取り出し、オーブン乾燥させ、秤量して現像
剤粒子の量(M)を測定する。電荷(Q)を量(M)で
割って摩擦電荷を得る。摩擦電荷の測定に関するさらな
る詳細は、例えば、V.NovotnyおよびM.L.Hair,Simple E
lectrical Plateout Method For Measuring Charge/Mas
s of Nonaqueous Suspensions,Journal of Colloid and
Interface Science,Vol.71、No.2、273-287(1979)に
開示されており、該文献の記載はすべて参考として本明
細書に引用する。一般には、液体現像剤中のトナー粒子
の電荷は帯電調節剤によって決定されるが、樹脂および
顔料粒子も電荷に影響を与える。液体現像剤はその極性
が正像を望むときの使用する像形成部材上の潜像の極性
と逆でありまた負像をリファーサルモード(refersal m
ode)の現像で現像すべきときの潜像の極性と同じであ
る場合のいずれかの極性に帯電させ得る。例えば、用い
る像形成部材が第2図で示すようなものである場合、負
帯電現像剤を用いて正像を形成させる。
本発明方法で用いる液体現像剤は一般に再生可能な高
濃度の高解像力のおよそ少なくとも15〜20線対/mmの像
を与えることができ、使用する像形成部材上で現像でき
て該部材に付着でき、現像した像を乾燥させたとき像形
成部材から接着シートまたはテープに転写でき、さら
に、コーテッド紙に加熱加圧時に強固に定着する。
本発明方法において特に好ましい1つの液体現像剤は
インパラフィン系炭化水素(エクソン ケミカル社より
アイソパールGとして入手できる)、ラベン3500または
ラベン5750(コロンビアン ケミカルズ社より入手でき
る)のようなカーボンブラック顔料、プリオライトOMS
(グッドイヤー タイヤ アンド ラバー社より入手で
きる)のようなビニルトルエン−アクリレート コポリ
マー、および帯電調節剤を含む。1つの好ましい帯電調
節剤はポリイソブチレン サクシンイミド(ケブロン
ケミカル社よりOLOA1200として入手できる)である。1
つの好ましい実施態様においては、液体現像剤は約0.2
〜約1重量%の顔料、約0.2〜約1.0重量%のポリマー、
約97.5〜約99.5重量%の液媒、および現像剤固形分の約
2.5〜約15重量%の量の帯電調節剤を含む。
液体現像剤は、一般に、液媒、樹脂および顔料成分を
ステンレス スチール球のような粉砕用媒体を含むボド
ル中で混合し、その内容物を液媒で約25%固形分(w/
w)の濃度に希釈し、混合物を室温で約18時間ボール
ミリングすることにより分散させ、顔料と樹脂を含むト
ナー粒子の調製を行うことよって調製できる。その後、
混合物を所望固形分の液体現像剤一般には約0.5〜約5
重量%の固形分に希釈する。帯電調節剤はトナー粒子調
製の後で添加して最終液体現像剤組成物を調製でき;ま
た、別法として、特に帯電調節剤がポリイソブチレン
サクシン イミドであり他の現像剤成分の分散剤として
も機能する場合、帯電調節剤は調製工程の始めに他の成
分と一緒に添加できる。液体現像剤を調製するもう1つ
の適当な方法は樹脂と顔料粒子を液体現像剤用に使用す
る液媒におゝよその量で添加することである。一般に、
樹脂と顔料の組合せ量は混合物のおよそ10〜30重量%を
構成し、液媒は混合物の約70〜約90重量%を構成する。
樹脂は液媒に室温でユニオン プロセス モデル01アト
ライターのようなアトライター中で加え、次いで、混合
物を約120℃に加熱しながら攪拌する。樹脂が液媒中に
溶解したとき、顔料粒子を120℃混合物に加え、得られ
た混合物を約1時間アトライター中で攪拌する。その
後、混合物を約2時間で攪拌しながら室温に冷却し、攪
拌を冷却後さらに追加の1時間続け、ポリマーを溶液か
ら沈澱させて樹脂と顔料の複合粒子を調製し、液媒中に
約10〜約30重量%の量で存在するトナー粒子を含有する
比較的濃分散液を得る。調製した粒子は一般に約0.5〜
約5ミクロンの平均直径を有する。存在させる場合、帯
電調節剤は粒子調製後に添加して最終現像剤組成物を調
製できあるいは現像剤調製工程の開始時に他の現像剤成
分と一緒に添加できる。
像形成部材上での現像および現像した像の乾燥後、現
像した像をこの像と接触する表面上に接着性物質を有す
る実質的に透明なシートまたはテープに転写する。あら
うる接着性物質が実質的に透明であり分離するときに像
形成部材を破壊しない程度のかなりの低粘着性を有する
限り本発明において適し得る。実質的に透明とは現像し
転写させた像をテープを通して本発明の方法の意図した
用途で必要なまたは所望される程度に見ることができる
のに必要な透明性であり;それ以上の透明度が好まし
い。適当なテープの例には3M社より入手できるスコッチ
(登録商標)マジック トランス ピアレント テー
プ、マジック メンジングテープ#810、3M社より入手
できるアドヘッシブ テープ#600、3M社より入手でき
るハイランド テープ#371、セロテープ社より入手で
きるアドヘッシブ テープ#1100、セロテープ社より入
手できるインビジブル メンジング テープ BDFテサ
社より入手できるテサ(Tesa)4104等がある。
現像を含む透明接着シートまたはテープはその後紙基
体に付着させる。像の紙への定着度合を向上させるため
には、紙を高分子物質の薄層で像を含む接着シートまた
はテープと接触させる前にコーティングする。一般的に
は、その高分子物質は、ペンタン、ヘキサン、オクタ
ン、アイソパール類のような脂肪族炭化水素、アセト
ン、酢酸エチル、アセトンと酢酸エチルの混合物、エー
テル類、テトラヒドロフラン、または他の任意の適当な
溶媒のような紙を劣下させない溶媒中に可溶性であり、
好ましくは約100℃以下のガラス転移温度(Tg)を有
し、さらに許容し得るフィルム形成特性を有する。コー
ティングすべき紙がカプセル化固定染料を含有する場
合、溶媒は紙中の固定染料を溶解しないように選択す
る;そのような溶媒の例としてはヘキサンのような脂肪
族炭化水素である。紙をコーティングするのに適する高
分子物質には、ネオクリル(登録商標)S1004、ネオク
リルEX519のようなビニル トルエン アクリル コポ
リマーおよびプリオライトOMSのようなビニル トルエ
ン/アクリレート コポリマー、パラポールのようなポ
リブテン ゴム、ビスタネックス(登録商標)MMLのよ
うなポリイソブチレン ゴム VYHHのようなハロゲン化
ビニル/酢酸ビニルコポリマー、ユニオン カーバイド
社より入手できる塩化ビニル/酢酸ビニル コポリマ
ー、およびこれらの混合物等である。紙コーティングに
用いる高分子物質は液体現像剤中に含まれる高分子物質
と同じものでもよくあるいは液体現像剤中に含まれる物
質と異なるポリマーであってもよい。高分子物質は紙上
に一般に約0.5〜約10ミクロン好ましくは約2〜約5ミ
クロンの厚さの有効量でコーティングする。
上記コーティング組成物はヘキサン、または酢酸エチ
ルとアセトンの混合物のような溶媒を用い、この溶媒に
プリオライトOMSのような高分子物質を加え、混合物を
低速で高分子物質が溶媒中に溶解するまで攪拌すること
によって調製できる。次いで、追加量の溶媒を溶液を低
速で攪拌させながら均質混合物が得られるまで加える。
混合物を濾過して不溶解固形分を除去し、紙に塗布する
準備をする。
上記コーティング組成物を紙に塗布するには、任意の
適当な方法を用いることができる。例えば、コーティン
グ組成物をヘキサンまたは約50%のアセトンと約50%の
酢酸エチルとの混合物のような1種以上の溶媒中に溶解
できる;アセトン/酢酸エチル溶媒系においては、溶液
中で約20重量%のコーティング組成物固形成分が良好で
あるようである。溶媒−コーティング組成物混合物の噴
霧を基体上にスプレーし、その後、溶媒を蒸発せしめ
る。もう1つの適当な方法はドクター ブレードによる
コーティング溶液の塗布であり、この方法では、溶液を
可撓性ブレード上に注ぎ、コーティング溶液の均一層を
通過する基体に塗布し、その後、溶媒を蒸発させる。第
3の適当な方法はメイヤー ロッド(Meyer rod)によ
るコーティング塗布法でり、この方法においては、コー
ティング組成物の溶液を基体と均一な間隔で接触するよ
うにら線状に強固に巻いたワイヤーを有するロット上に
注ぎ、コーティング組成物をワイヤーが基体と接触しな
い領域で基体上に計量塗布する。コーティング組成物は
基体に所望の厚さで塗布でき本発明の目的を達成する。
例えば、コーティングは基体上に約0.5〜約10ミクロン
の厚さで存在し得る。
用いる紙は、一般に、ゼロックス(登録商標)4024
紙、身分証明バッヂまたはパスポート書類紙、ドマター
社より入手できるオート ミメオ(Auto Mimeo)(90g/
m2)、ローランド社より入手できるローランド アンテ
ーク リネン (ライド フィーニッシュ/ブライト
ホワイト)(90g/m2)、ローランド社より入手できるロ
ーランド バーチメント(ホワイト)(75g/m2)等のか
なり多孔質の滑らかでない紙であり得る。リト ストッ
ク(Litho Stock)のような滑らかなコーテッドまたは
充填紙または他の滑らかなまたはシリカ コーテッド紙
は、現像を含むトナー粒子が紙に浸透しないので、一般
に適さない。
現像を含む透明接着シートまたはテープを紙のコーテ
ィング表面へ付着させたのち、紙と透明接着シートを一
緒に加熱加圧定着装置に通して像を紙に永久的に定着さ
せそれによって固定像を形成させる。圧力、温度、紙お
よび透明シートを定着機に適する速度等の定着条件は液
体現像剤および紙コーティングにおいて用いた材料によ
って決定する。定着は使用材料に対しての有効圧力で起
り、一般には約50〜約200ポンド/平方インチ(約3.515
〜約14.06kg/m2)好ましくは約100〜約150ボンド/平方
インチ(約7.03〜約10.55kg/m2)で起る。定着は使用す
る材料での有効温度で起り、一般には、約80℃〜約200
℃好ましくは約100℃〜約150℃である。定着は使用する
材料での有効速度で起り、一般には約0.2〜約2インチ
/秒(0.51〜約5.1cm/秒)好ましくは約0.75〜約1.25イ
ンチ/秒(約1.9〜約3.175cm/秒)で起る。適当な定着
装置の例はゼロックス1075複写機で用いる定着サブシス
テムである。定着は後で透明シートまたはテープが像の
破壊なしでは除去できないように紙繊維に浸透している
現像を与える。
必要に応じて、標識剤(taggant)物質を液体現像剤
中に追加の固定尺度として含有させ得る。標識剤が現像
剤中に存在するときには、紙からの像のその後の取り除
きまたは取り除きの試みにより標識剤物質の幾分かまた
はすべてもが取り除かれる。即ち、像を標識現像剤で現
像した書類をスキャニングすることは元の像がまだ存在
し乱されてないことを示す。適当な標識剤物質の例に
は、ハーキュレス社より入手できるラジアントJST-300-
320チヤートリュース(Chartreuse)、ハーキュレス社
より入手できるラジアントJST-318マゼンタ、およびハ
ーキュレス社より入手できるラジアントR−103−G−1
19ブルー等のような蛍光またはリン光顔料;および米国
特許第4,557,989号に開示されているようなジヒドロキ
シ金属フタロシアニン(ケイ素、錫、ゲルマニウム)の
ような赤外線吸収性顔料があり、上記米国特許の記載は
すべて参考として本明細書に引用する。一般的には、標
識剤物質は液体現像剤中に約1〜約10重量%の量で存在
する。標識剤物質を液体現像剤に添加する1つの方法は
前述したような現像剤濃縮物を約30分間混合し、次い
で、現像剤を所望固形分濃度に希釈することである。標
識剤物質を現像剤に添加するもう1つの方法は所望量の
標識剤物質を最終現像剤組成物に添加し各成分を混合し
て均一な分散液を調製することである。
〔実施例〕
以下、本発明の特定の実施態様を詳細に述べる。これ
らの実施例は例示を目的とし、本発明をこれらの実施例
で示した物質、条件またはプロセスパラメーターに限定
するものではない。すべての部およびパーセントは特に
断わらない限り重量による。
〔実施例1〕 液体現像剤組成物を、オハイオ州アクロンのユニオン
プロセス社より入手できるユニオン プロセス1−Sア
トライター(容量1μsガロン=3.785l)を1300gのア
イソパールG(エクソン ケミカル アメリカ社より入
手できるイソパラフィン系炭化水素)中のプリオライト
OMS(グッドイヤー タイヤ アンド ラバー社より入
手できるビニルトルエン アクリレート コポリマー)
300gの溶液、120gのOLOA1200(ケプロン ケミカル社よ
り50重量%のポリイソブチレン サクシン イミドと50
重量%のパラフィン系炭化水素液体ベヒクルの溶液とし
て入手できるポリイソブチレン サクシン イミド)
(1gの顔料/樹脂粒子物質当り100mgのOLOA1200固形
分)、680gの追加のアイソパールG、および300gのラベ
ン5250(コロンビアンケミカル社より入手できるカーボ
ンブラック)で満すことによって調製した。50゜F(10
℃)の冷却用水をアトライタージャケット中で0.3ガロ
ン/分(1.136l/分)の流速で循環させ、混合物をアト
ライター中で3時間ミリングした。次いで、この現像剤
濃縮物(25%w/w)を適当量でアイソパールGの添加
(現像剤濃縮物100g毎に2340gのアイソパールG)によ
り1%(w/w)の操作濃度に希釈した。この現像剤中の
トナー粒子は−500マイクロクーロン/g±50マイクロク
ーロン/gの摩擦電荷を示した。
〔実施例2〕 液体現像剤組成物を、オハイオ州アクロンのユニオン
プロセス社より入手できるユニオン プロセス1−S
アトライター(容量1μsガロン=3.785l)を1300gの
アイソパールG(エクソン ケミカル アメリカ社より
入手できるイソパラフィン系炭化水素)中のプリオライ
トOMS(グッドイヤー タイヤ アンド ラバー社より
入手できるビニルトルエン アクリレート コポリマ
ー)300gの溶液、60gのOLOA1200(ケブロン ケミカル
社より50重量%のポリイソブチレン サクシン イミド
と50重量%のパラフィン系炭化水素液体ベヒクルの溶液
として入手できるポリイソブチレン サクシン イミ
ド)(1gの顔料/樹脂粒子物質当り50mgのOLOA1200固形
分)、560gの追加のアイソパールG、および300gのラベ
ル5250(コロンビアン ケミカル社より入手できるカー
ボンブラック)で満たすことによって調製した。50゜F
(10℃)の冷却用水をアトライタージャケット中で0.3
ガロン/分(1.136l/分)の流速で循環させ、混合物を
アトライター中で3時間ミリングした。次いで、この現
像剤濃縮物(25%w/w)を適当量のアイソパールGの添
加により1%(w/w)の操作濃度に希釈した。この現像
剤中のトナー粒子は−400マイクロクーロン/g±40マイ
クロクーロン/gの摩擦電荷を示した。
〔実施例3〕 液体現像剤組成物を、オハイオ州アクロンのユニオン
プロセス社より入手できるユニオン プロセスOSアト
ライター(容量750ml)を120℃に加熱し、次いで、この
アトライターを170gのアイソパールG(エクソン ケミ
カルアメリカ社より入手できるイソパラフィン系炭化水
素)20gのエレバックスII5720樹脂(ポリ(エチレン−
コーメタクリル酸)コポリマー、デュポン社より入手で
きる)、および10gのホスタパームピンクE(アメリカ
ン ヘキスト社より入手できるマゼンタ顔料)で満し
た。アトライター内容物を120℃で1時間ミリングし、
温度を2時間で30℃に下げ(攪拌させながら)、ミリン
グを30℃で1/4時間続けた。次いで、この現像剤濃縮物
(15%固形分w/w)を適当量のアイソパールGの添加に
より1%固形分の操作濃度に希釈した。次に、負電荷を
この現像剤にケブロンケミカル社よりOLOA1200として入
手できるポリイソブチレン サクシン イミドをアイソ
パール中10%(w/w)の溶液として最終現像剤中でトナ
ー粒子1g当り100mgのポリイソブチレン サクシン イ
ミドの濃度を得るに十分な量で添加した。この現像剤中
のトナー粒子は−500マイクロクーロン±50マイクロク
ーロン/gの摩擦電荷を示した。
〔実施例4〕 コーティング溶液(20%w/w)を、20gのプリオライト
OMS(グッドイヤー タイヤ アンド ラバー社より入
手できるビニルトルエン アクリレート コポリマー)
を80gのヘキサン(BDHケミカルズ社より入手できる)中
に溶解し、次いで、溶液を45ミクロン メッシュで濾過
してすべての未溶解物を除去することによって調製し
た。
〔実施例5〕 コーティング溶液(20%w/w)を、20gのネオクリルS1
004(ポリビニル ケミカル インダストリーズ社より
入手できる)を80gのヘキサン(BDHケミカルズ社より入
手できる)中に溶解し、次いで、溶液を45ミクロン メ
ッシュで濾過しすべての未溶解物を除去することによっ
て調製した。
〔実施例6〕 コーティング溶液(20%w/w)を、20gのプリオライト
OMS(グッドイヤー タイヤ アンド ラバー社より入
手できる)を80gのアセトン(BDHケミカルズ社より入手
できる)中に溶解し、次いで、溶液を45ミクロン メッ
シュで濾過してすべての未溶解物を除去することによっ
て調製した。
〔実施例7〕 コーティング溶液(20%w/w)を、20gのプリオライト
OMS(グッドイヤー タイヤ アンド ラバー社より入
手できる)を80gのアイソパールG(エクソン ケミカ
ル アメリカ社より入手できる)中に溶解し、次いで、
溶液を45ミクロン メッシュで濾過してすべての未溶解
物を除去することによって調製した。
〔実施例8〕 コーティング溶液(20%w/w)を、20gの塩化ビニル/
酢酸ビニル コポリマー(塩化ビニル対酢酸ビニル比が
約86重量%の塩化ビニルと約14重量%の酢酸ビニルであ
るコポリマー;ユニオン カーバイド社より入手できる
VYHH)を80gのアセトン(BDHケミカル社より入手でき
る)中に溶解し、次いで、溶液を45ミクロン メッシュ
で濾過してすべての未溶解物を除去することによって調
製した。
〔実施例9〕 実施例4の溶液(20%w/w)をカナディアンバンク
ノート社より入手できる保障紙(secrity paper)上に
コーティングした。この紙は平滑でなく、特異な背景カ
ラー模様を有し、紙繊維中に含有させたカプセル化染料
含有の1連のランダムに配置させた粒子を含有してい
た;このカプセル化染料粒子は紙をアセトン、テトラヒ
ドロフラン、トルエン等の種々の溶媒による溶媒処理に
供した場合の破壊による紙の不正使用を防止する。コー
ティングはコーティング間隙2ミル(50.8μm)を有し
約1.25インチ/秒(約3.175cm/秒)で移動するアルミニ
ウムコーティング棒を固定した実験室引延しコーティン
グ装置で塗布して、約2〜5ミクロン厚の乾燥コーティ
ングを得た。
〔実施例10〕 実施例4の溶液(20%w/w)をカナディアンバンク
ノート社より入手できる保障紙上にコーティングした。
この紙は平滑でなく、特異な背景カラー模様を有し、紙
繊維中に含有させたカプセル化染料含有の1連のランダ
ムに配置させた粒子を含有していた;このカプセル化染
料粒子は紙をアセトン、テトラヒドロフラン、トルエン
等の種々の溶媒による溶媒処理に供した場合の破壊によ
る紙の不正変更を防止する。コーティングはポールN.ガ
ードナー社より入手できる手で保持する型のワイヤー巻
き計量塗布用ロッド(#12)によりこれを約1インチ/
秒(2.54cm/秒)で紙を横切って引くことによって塗布
し、約2〜5ミクロン厚の乾燥コーティングを得た。
〔実施例11〕 像を本発明の方法に従って次のようにして形成させ
た。5ミル(127μm)のメリネックス447ポリエステル
フィルム基体層、80オングストロームの半透明アルミ
ニウム導電性層、および約20重量%のN,N′−ジフェニ
ル−N,N′−ビス(3″−メチルフェニル)−(1,1′−
ビフェニル)−4,4′−ジアミンでドーピングしかつ0.3
ミクロンのセレン球の単分子層を上記半透明アルミニウ
ム層と接触していない層表面から0.15ミクロン離れ0.15
ミクロン下に含有するスチレン−エチルアクリレート−
アクリル酸ターポリマーの2ミクロン層とを有する粒子
移動像形成部材を含む70mm幅フィルムの連続ロールを、
コロトロン ワイヤーの下を移動し、そこで、フィルム
の70mm四方部分を帯電させることにより感光性とした。
次いで、写真像をフィルムの帯電部分に対して蛍光光源
および1連のコリメーターおよび焦点レンズを用いて露
光しフィルム表面上に正帯電潜像(正)を得た。次い
で、フィルムの露光部分を移動させ実施例1の液体現像
剤の循環浴中に押し付け、現像剤をフィルム表面から10
秒間フローオーバーせしめた。湿潤現像を移動させ強制
送風ドライヤーで25秒間係留させた。その後、乾燥像を
圧力噛みを通し、そこで、スコッチ ブランド マジッ
ク透明テープ(3M社より入手できる)のロールと緊密に
接触させてフィルムからテープへの約80%の乾燥トナー
の転写を得た。次に、テープの像形成部分を実施例9で
記載したコーテッド基体にポンチとダイ機構により物理
的に転写した。
この像形成手順を実施例2および3の液体現像剤を用
いて繰返した。
〔実施例12〕 実施例11で形成させた像を、コーテッド基体に、加熱
圧力噛みに1インチ/秒(2.54cm/秒)の速度、115℃の
温度および130ポンド/平方インチ(9.14kg/cm2)の圧
力で通すことによって定着させた。定着処理後、2イン
チ×2インチ(5.08cm×5.08cm)四方の接着テープを基
体から取り外すことにより像を取り除くいかなる試みも
分離を急速に(1秒以内で)行った場合には下地紙繊維
の破壊かまたは分離をもっと注意深くゆっくりと(約30
秒間で)行った場合の紙表面上での像の残存いずれかを
もたらした。両方の場合において、接着テープ上の像の
相対的透明性がその同じ領域を可視性を損うことなく像
の置き換えを妨げている。何故ならば、下地紙への損傷
または前の像の残存のいずれも置換像を含む透明テープ
を通して明確に見ることができるからである。分離を急
速に行う場合、引裂いた紙繊維が書類上のカラー保障プ
リンティングに対して鋭敏なコントラストを与えてお
り、このコントラストはその上に重なった新しい置き換
え像を通して容易に注視できた。分離を注意深くゆっく
りと行った場合、取り除いた像から紙上に残存する下地
のトナー粒子がその上に重なった新しい像を大いに不整
合していた。トレーサーでこすることによるまたメスで
スクラップ化することによる紙からのトナー粒子の機械
的な除去の試みはすべて不成功かまたは書類の保障プリ
ンティングの除去をもたらした。これらトナー粒子の溶
媒によるいかなる除去試みも紙表面からカプセル化染料
のはく離をもたらすであろうと考えられる。かくして形
成させた像は15〜20線対/mmの高解像力と約1.1〜約1.2
のソリッド領域光学濃度を示した。
〔実施例13〕 像を実施例11の方法に従って形成させたが、像をテー
プに転写し、次いで、このテープを高分子物質でコーテ
ィングしてないカナディアン、バンク ノート社から入
手できる保障紙に付着させた。この紙は平滑ではなく、
特異な背景カラー模様を有し紙繊維中に含有させたカプ
セル化染料含有の1連のランダムに配置させた粒子を含
有していた;このカプセル化染料粒子は紙をアセトン、
テトラヒドロフラン、トルエン等のような種々の溶媒に
よる溶媒処理に供した場合の破壊による紙の不正変更を
防止する。像を上記のコーティング無しの基体に加熱圧
力噛みに1インチ/秒(2.54cm/秒)の速度、115℃の温
度、および130ポンド/平方インチ(9.14kg/cm2)の圧
力で通すことによって定着させた。定着処理後、像は紙
から接着テープを注意深くはがすことによって完全に取
り除かれた。次いで、新しい像を本発明の方法を繰返し
元の像の位置に新しい像を有する新しいテープ片を置く
ことによって元の書類の不正変更の何らかの証拠もなく
古い像と置き換えることができた。紙上への高分子コー
ティングのない場合においては、トナー粒子は紙に対し
てよりも接着テープに対してより大きい親和性を示し、
かくして、紙繊維に浸透しなかったものと考えられる。
〔実施例14〕 像を実施例11の方法に従って形成させたが、像をテー
プに転写し、次いで、このテープを高分子物質でコーテ
ィングしてないカナディアン、バンク ノート社から入
手できる保障紙に付着させた。この紙は平滑ではなく、
特異な背景カラー模様を有し紙繊維中に含有させたカプ
セル化染料含有の1連のランダムに配置させた粒子を含
有していた;このカプセル化染料粒子は紙をアセトン、
テトラヒドロフラン、トルエン等のような種々の溶媒に
よる溶媒処理に供した場合の破壊による紙の不正変更を
防止する。像を上記のコーティング無しの基体に加熱圧
力噛みに1インチ/秒(2.54cm/秒)の速度、130℃の温
度、および500ポンド/平方インチ(35.2kg/cm2)の圧
力で通すことによって定着させた。紙および接着テープ
の両方を加圧下に押し付けたけれども、定着処理後、像
は紙から接着テープを注意深くはがすことによって完全
に取り除かれた。次いで、新しい像を本発明の方法を繰
返し元の像の位置に新しい像を有する新しいテープ片を
置くことによって元の書類の不正変更の何らの証拠もな
く古い像と置き換えることができた。紙上への高分子コ
ーティングのない場合においては、トナー粒子は紙に対
してよりも接着テープに対してより大きい親和性を示
し、かくして、紙繊維に浸透しなかったものと考えられ
る。
本発明の他の実施態様および修正は本明細書で提示し
た情報を基づき当業者にとって容易であり;これらの実
施態様および修正並びにその等価物も本発明の範囲に属
するものとする。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は本発明方法を略図的に示す。 第2図は本発明方法に適する像形成部材の1例を略図的
に示す。 第1図: 1……像形成部材、3……送りロール、5……帯電装
置、7……露光ステーション、9……光学装置、13……
トナーステーション、14……クランプまたは圧力パッ
ド、15……液体現像剤浴、16……乾燥ステーション、18
……透明接着テープ、19,20……圧力ロール、21……像
形成部材巻揚ロール、22……転写ステーション、23……
パンチ、24……ダイ、25……コーテッド紙、26……接着
テープ巻揚ロール、27……定着装置、28,29……加熱ピ
ンチロール、 第2図: 1……粒子移動像形成部材、3……基体、5……導電性
層、9……軟化性層、11……感光体粒子(セレン球)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン ドラッペル カナダ国 エム5エヌ 1エックス4 オンタリオ トロント グレングローヴ アベニュー ウエスト 451 (72)発明者 ジェイムズ エム ダフ カナダ国 エル5エヌ 2イ‐8 オン タリオ ミシソーガ モンテヴィデオ ロード 6185 (72)発明者 メルヴィン ディー クローチャー カナダ国 エル6ジェイ 6エル6 オ ンタリオ オークヴィル ブレンハイム クレッセント 532 (72)発明者 ジョン エム レノン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94560 ニューアーク トージア スト リート 35765 (56)参考文献 特公 昭58−31577(JP,B2) 特公 昭49−38172(JP,B1) 日本写真学会編「写真工学の基礎−銀 塩写真編−」昭和54年1月30日、コロナ 社発行、第103、236〜239頁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像形成部材を静電気的に帯電させ;該帯電
    部材を像形成的に露光し、それによって該部材上に潜像
    を形成し;この潜像を、溶媒、帯電調節剤、および着色
    剤と高分子物質を含むトナー粒子とを含む液体現像剤で
    現像し;この現像した像を上記像形成部材上で乾燥さ
    せ;この乾燥画像を有する上記像形成部材の部分を、上
    記像形成部材と接触する表面上に接着性物質を有する実
    質的に透明なシートと接触させ;それによって上記画像
    を上記像形成部材から上記実質的に透明なシートに転写
    し;この画像を有する実質的に透明なシートの接着性の
    面を、この実質的に透明なシートと接触させる表面上に
    高分子コーティングを有する紙シートと接触させ;上記
    実質的に透明なシートと紙シートを、像を紙に永久的に
    固定させるのに十分な温度と圧力で加熱加圧し;そし
    て、上記実質的に透明なシートは紙シートを損傷させる
    ことなしには、紙シートから取り除けないことを特徴と
    する固定像の形成方法。
  2. 【請求項2】像形成部材が、導電性基体層、軟化性高分
    子物質の層、および導電性層と接触していない軟化性高
    分子物質の層の表面上または近くの感光性粒子の層を含
    む粒子移動像形成部材である請求項(1)記載の方法。
  3. 【請求項3】紙シートの高分子コーティングが、ビニル
    トルエンアクリルコポリマー、ポリブテン、ポリイソブ
    チレン、ハロゲン化ビニル/酢酸ビニルコポリマーおよ
    びこれらの混合物からなる群から選択される請求項
    (1)記載の方法。
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