JP2740021B2 - レーザ走査装置 - Google Patents

レーザ走査装置

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JP2740021B2
JP2740021B2 JP25546389A JP25546389A JP2740021B2 JP 2740021 B2 JP2740021 B2 JP 2740021B2 JP 25546389 A JP25546389 A JP 25546389A JP 25546389 A JP25546389 A JP 25546389A JP 2740021 B2 JP2740021 B2 JP 2740021B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はレーザプリンタやレーザマーカ、あるいは
各種表面検査装置などに応用されるレーザ走査装置に関
する。
(従来の技術) 第4図に従来の代表的なレーザ走査装置の構成を示し
ている。レーザ発振器1から出射されたレーザビームは
コリメータ2を通り、ドライバ4により回転されるポリ
コンミラー3に入射する。このときレーザビームの軸は
ポリゴンミラー3の回転軸と直角な内面になり、かつレ
ーザ発振器1、コリメータ2はポリゴンミラー3からの
反射光路を防げない位置に配置されている。ポリゴンミ
ラー3の回転により扇形に走査されるレーザビームは回
転放物面鏡7により平行カーテン状の走査ビームとな
り、光照射ターゲット6上を走査する。
(発明が解決しようとする課題) 前述した構成の従来のレーザ走行装置では次のような
問題点があった。
(1)ポリゴンミラー3へ入射するレーザビームは当該
ミラー3の回転軸と直角な内面にあるため、ミラー3か
らの反射光路を防げない位置よりビームを入射する必要
があり、ポリゴンミラー3の反射面の有効断面積が非常
に小さくなってしまう。そのため、より多きな反射面の
大型のポリゴンミラーを必要とし、従って製作コストが
増大する。
(2)ポリゴンミラー3で扇形に走査されたレーザビー
ムを平行カーテン状の走査ビームに変換するために回転
放物面鏡7を用いているが、回転放物面鏡7への入射光
路と反射光路を分離するため、軸を外した配置関係にし
なければならず、このことにより、ターゲット6上での
ビーム走査軌跡は直線とはならず、わずかに曲線状とな
る。また、ターゲット6への入射角度も一様にならず、
場所によりわずかに誤差を生じる。
この発明の目的は、前述した従来の問題点を解消した
レーザ走査装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) そこで、上記目的を達成するために、本発明は、レー
ザ発振器からのレーザビームをポリゴンミラーで走査す
るとともに、その走査ビームを放物柱面鏡により平行カ
ーテン状の走査ビームに変換する装置であって、前記ポ
リゴンミラーの1面の中心を原点Oとし、その回転軸と
平行にZ軸、ミラー面に垂直にY軸、ミラー回転方向に
X軸を定義した座標系において、前記放物柱面鏡はその
頂点がx=O、y=F(Fは焦点距離)の位置で、かつ
柱面がZ軸に平行となるように配置され、前記レーザ発
振器からのビーム中心がY−Z平面内にあるように配置
され、前記レーザ発振器からのレーザビームが前記ポリ
ゴンミラーのミラー面の原点Oに向ってY軸に対して適
当な角度をもって入射するように配置されていることを
特徴とする。
(作用) 前記の構成においては、ポリゴンミラーより反射ビー
ムはミラーの回転とともに扇形ではなく、「直角−(入
射ずらし角)」を半頂角とし、ポリゴンミラーへのビー
ム入射点を頂点とした円錐状の走査ビームとなる。これ
が前記放物柱面鏡により平行でかつ直線的な走査ビーム
に変換される。
(実施例) 本発明の一実施例の構成を第1図に示している。レー
ザ発振器1より出射されたレーザ光はコリメータ2を通
り、ポリゴンミラー3に入射する。コリメータ3は、タ
ーゲット6上でのビームスポットを調節する機能をも
ち、通常ビームを拡大し、かつターゲット6上で収束さ
せるように組み合わされた複数のレンズで構成される。
また、ポリゴンミラー3はドライバ4により回転され、
回転ミラーとしての機能を発揮する。ポリゴンミラー3
により反射され円錐状に走査されたレーザビームは放物
柱面鏡により平行カーテン状の走査ビームに変換され
た、ターゲット6上に照射される。
この実施例の詳細な配置関係を第2図に示しており、
この図に従って本装置の動作、作用を詳細に説明する。
第2図において、ポリゴンミラー3の半径方向にY軸
をとり、ミラーへのビーム入射点を原点Oとし、ミラー
の回転方向にX軸、ミラーの回転軸と平行にZ軸をとっ
た3次元の座標系を定義する。
ポリゴンミラー3への入射ビームはY−Z平面内にあ
り、かつY軸より角度θをもって入射する(θは通常10
°以下に選定される)。
ポリゴンミラー3からの反射ビームは、ミラーの回転
と共に原点Oを頂点とし(90°−θ)を頂角とした円錐
状に走査される。この円錐状を走査ビームが放物柱面鏡
5に入射する。放物柱面鏡5はZ軸に平行に、かつ焦点
が原点Oとなるように配置されている。
放物柱面鏡5はZ軸方向には直線であり、X−Y面内
において、 x2=−4f(y−f) (1)式 (fは焦点距離) の放物線になる反射鏡である。
放物柱面鏡5へ入射する走査ビームは円錐形をしてお
り、その直円錐面は次式(2)で表わされる。
従って放物柱面鏡5と入射ビームの交点は(1)
(2)式により、 z=−tanθ(y−2f)… (3)式 となり、X軸への投影では第2図のように直線となる。
第3図は本発明の別の実施例を示すもので、これは先
の実施例におけるポリゴンミラー3と放物柱面鏡5の間
に2枚の平面鏡8,9を入れて、ビームを折り曲げたもの
である。この場合も、 (1)ポリゴンミラー3のビーム入射角が放物柱面鏡5
への入射角と同一、 (2)ポリゴンミラー3の反射点から放物柱等面鏡5ま
での距離をf・cos-1θとする、 という2つの条件を満足すれば、本発明の特徴とする動
作、作用は先の実施例と同じになる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、この発明によれば、ポリ
ゴンミラーに対するビームの入射角の関係により、ミラ
ー反射面の有効断面積が大きく、従来より小型のポリゴ
ンミラーで済む。また、ターゲット上での平行カーテン
状走査ビームの軌跡は正確に直線となり、ターゲットへ
の入射角も均一になり、従来より高精度なレーザ走査を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例によるレーザ走査装置の正
面図(a)と側面図(b)、第2図は同上第1実施例の
作用説明図、第3図は第2実施例装置の側面図、第4図
は従来装置の正面図(a)と側面図(b)である。 1…レーザ発振器、2…コリメータ 3…ポリゴンミラー 4…ポリゴンミラードライバ 5…放物柱面鏡 6…ターゲット 7…回転放物柱面鏡

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ発振器からのレーザビームをポリゴ
    ンミラーで走査するとともに、その走査ビームを放物柱
    面鏡により平行カーテン状の走査ビームに変換する装置
    であって、前記ポリゴンミラーの1面の中心を原点Oと
    し、その回転軸と平行にZ軸、ミラー面に垂直にY軸、
    ミラー回転方向にX軸を定義した座標系において、前記
    放物柱面鏡はその頂点がx=O、y=F(Fは焦点距
    離)の位置で、かつ柱面がZ軸に平行となるように配置
    され、前記レーザ発振器からのビーム中心がY−Z平面
    内にあるように配置され、前記レーザ発振器からのレー
    ザビームが前記ポリゴンミラーのミラー面の原点Oに向
    ってY軸に対して適当な角度をもって入射するように配
    置されていることを特徴とするレーザ走査装置。
JP25546389A 1989-09-30 1989-09-30 レーザ走査装置 Expired - Lifetime JP2740021B2 (ja)

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