JP2739516B2 - 跨線橋等の配管曳出し工法 - Google Patents
跨線橋等の配管曳出し工法Info
- Publication number
- JP2739516B2 JP2739516B2 JP10178190A JP10178190A JP2739516B2 JP 2739516 B2 JP2739516 B2 JP 2739516B2 JP 10178190 A JP10178190 A JP 10178190A JP 10178190 A JP10178190 A JP 10178190A JP 2739516 B2 JP2739516 B2 JP 2739516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trolley
- pipe
- overpasses
- present
- overpass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は跨線橋等の配管曳出し工法に関するものであ
る。
る。
<従来技術の問題点> 鉄道の跨線橋等の長大スパンの配管を曳出す場合、従
来はクレーンやローラー等を使用して配管を曳出してい
た。
来はクレーンやローラー等を使用して配管を曳出してい
た。
しかし、鉄道付近はクレーンの設置ヤードの制限があ
り、またローラーでは大口径の配管の曳出しは困難であ
った。
り、またローラーでは大口径の配管の曳出しは困難であ
った。
さらに、下方に鉄道が敷設されており、石油や石炭を
積載した貨車が通過するため、火気の使用の制限があっ
た。
積載した貨車が通過するため、火気の使用の制限があっ
た。
<本発明の目的> 本発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、クレーン等の大型の装置を用いる必要がな
く、人力で容易かつ効率的に配管の曳出しを行うことが
できる跨線橋等の配管曳出し工法を提供することを目的
とする。
たもので、クレーン等の大型の装置を用いる必要がな
く、人力で容易かつ効率的に配管の曳出しを行うことが
できる跨線橋等の配管曳出し工法を提供することを目的
とする。
<問題点を解決するための手段> 即ち本発明は、跨線橋等の既設配管の上部に、既設配
管に沿ってトロリービームを設置し、このトロリービー
ムには複数のトロリーを滑走可能に設置し、各トロリー
には巻き上げ装置を取り付け、この巻き上げ装置により
既設配管を吊り上げた後、トロリーを滑走させて、既設
配管をトロリービームに沿って切断ヤードまで曳き出
す、跨線橋等の配管曳出し工法である。
管に沿ってトロリービームを設置し、このトロリービー
ムには複数のトロリーを滑走可能に設置し、各トロリー
には巻き上げ装置を取り付け、この巻き上げ装置により
既設配管を吊り上げた後、トロリーを滑走させて、既設
配管をトロリービームに沿って切断ヤードまで曳き出
す、跨線橋等の配管曳出し工法である。
<本発明の説明> 以下、本発明を詳細に説明する、 なお、第1図に示すように、軌道敷Rの上方を横断し
て架設される跨線橋Bを例に挙げて説明するが、本発明
は、その他の配管施設にも適用することができる。
て架設される跨線橋Bを例に挙げて説明するが、本発明
は、その他の配管施設にも適用することができる。
<イ>トロリービーム トロリービーム1にはH型鋼等を使用する。
このトロリービーム1を、第1図に示すように、跨線
橋B等の既設の配管5の上部に、配管5に沿って設置す
る。
橋B等の既設の配管5の上部に、配管5に沿って設置す
る。
設置する場合は、跨線橋Bの上部桁B1等にボルト止め
するとよい。
するとよい。
<ロ>トロリー トロリー2は、トロリービーム1に嵌合する滑走部材
である。
である。
トロリー2の形状は、例えば第2図に示すように、断
面略C字状に形成し、C字のスリット部にトロリービー
ム1を嵌合させて、滑走可能に取り付けてある。
面略C字状に形成し、C字のスリット部にトロリービー
ム1を嵌合させて、滑走可能に取り付けてある。
滑走構造としては、例えば、第3図に示すように、ト
ロリー2のC字の内側に向き合うように滑車21を取り付
ける構造が考えられる。
ロリー2のC字の内側に向き合うように滑車21を取り付
ける構造が考えられる。
なお、トロリービーム1の両端部には、トロリー2の
脱落防止のため、板状等のストッパー22を取り付けてお
くとよい。
脱落防止のため、板状等のストッパー22を取り付けてお
くとよい。
<ハ>巻き上げ装置 各トロリー2には、配管5の巻き上げ装置を取り付け
ておく。
ておく。
この巻き上げ装置には、例えば公知のレバーブロック
3等を用いる。
3等を用いる。
<ニ>配管の吊り上げ 第2図に示すように、配管5に吊ワイヤー4を巻き掛
けて、このつりワイヤー4をレバーブロック3に引っ掛
ける。
けて、このつりワイヤー4をレバーブロック3に引っ掛
ける。
そして、レバーブロック3を作動させて配管5を吊り
上げる。
上げる。
<ホ>配管の曳出し 次に、第1図に示すように、トロリービーム1に沿っ
て、人力によりトロリー2を移動させる。
て、人力によりトロリー2を移動させる。
そして、配管5を切断ヤード6に曳出し、そこで切断
作業を行う。
作業を行う。
以上の作業を配管5の全長にわたって繰り返し行い、
配管5の曳出し作業を終了する。
配管5の曳出し作業を終了する。
<本発明の効果> 本発明は以上説明したようになるので、次のような効
果を期待することができる。
果を期待することができる。
即ち、従来はクレーンやローラー等を使用して配管を
曳出していたため、鉄道付近はクレーンの設置ヤードの
制限があり、またローラーでは大口径の配管の曳出しは
困難であった。
曳出していたため、鉄道付近はクレーンの設置ヤードの
制限があり、またローラーでは大口径の配管の曳出しは
困難であった。
さらに、下方に鉄道があるため、火気の使用の制限が
あった。
あった。
それに対して本発明は、撤去する配管をトロリーに吊
り下げ、このトロリーを人力でトロリービームに沿って
滑走させ、配管を曳出すことができる。
り下げ、このトロリーを人力でトロリービームに沿って
滑走させ、配管を曳出すことができる。
従って、従来のようなクレーン等の大掛かりな装置が
不要であり、しかも人力で容易に配管の曳出を作業を行
うことができる。
不要であり、しかも人力で容易に配管の曳出を作業を行
うことができる。
また、火気を使用することがないため、鉄道上の作業
においても火気の使用の制限を受けることなく、効率よ
く配管の曳出しを行うことができる。
においても火気の使用の制限を受けることなく、効率よ
く配管の曳出しを行うことができる。
第1図:本発明の配管曳出し工法の施工説明図 第2図:曳出し装置の説明図 第3図:トロリーの拡大説明図
Claims (1)
- 【請求項1】跨線橋等の既設配管の上部に、既設配管に
沿ってトロリービームを設置し、 このトロリービームには複数のトロリーを滑走可能に設
置し、 各トロリーには巻き上げ装置を取り付け、 この巻き上げ装置により既設配管を吊り上げた後、 トロリーを滑走させて、既設配管をトロリービームに沿
って切断ヤードまで曳き出す、 跨線橋等の配管曳出し工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10178190A JP2739516B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 跨線橋等の配管曳出し工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10178190A JP2739516B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 跨線橋等の配管曳出し工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH043798A JPH043798A (ja) | 1992-01-08 |
JP2739516B2 true JP2739516B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=14309737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10178190A Expired - Fee Related JP2739516B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 跨線橋等の配管曳出し工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2739516B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7173528B2 (ja) * | 2018-02-19 | 2022-11-16 | 岡田装飾金物株式会社 | レール切換ユニット及びこのユニットを備えたレール構造 |
CN110844821B (zh) * | 2019-11-23 | 2020-12-29 | 施伟 | 一种综合管廊多功能施工操作平台 |
-
1990
- 1990-04-19 JP JP10178190A patent/JP2739516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043798A (ja) | 1992-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN206722429U (zh) | 一种屋面彩钢压型板运输系统 | |
CN103410093A (zh) | 用于大跨度钢桁梁拖拉施工的反向拖拉装置 | |
JP2739516B2 (ja) | 跨線橋等の配管曳出し工法 | |
CN207161885U (zh) | 一种用于在桥梁下侧敷设燃气管道的支架结构 | |
CN108675170A (zh) | 屋面单轨吊及其施工方法 | |
CN203383516U (zh) | 在框架式钢结构上安装连接梁的施工装置 | |
CN211519486U (zh) | 一种管廊用检修装置和包括这种检修装置的管廊 | |
JP4187445B2 (ja) | クレーン | |
CN112377672A (zh) | 旧厂房除尘管道改造安装方法及其专用的管道移动吊装装置 | |
JPS5847547B2 (ja) | 高層建築物の外装版揚重方法及び装置 | |
CN111620237A (zh) | 吊车梁内管道安装装置和安装方法 | |
CN219386006U (zh) | 一种步履式c型挂架 | |
JPH06703Y2 (ja) | トンネル内に導水管を設置する装置 | |
CN211649269U (zh) | 一种用于矿井安装并排架空管路的专用车盘装置 | |
CN220101217U (zh) | 一种自动甩钻猫道装置 | |
CN219623404U (zh) | 一种分体始发延长管线拉动装置 | |
JPS5917998Y2 (ja) | 吊上移動式隧道用型枠 | |
CN220415461U (zh) | 一种用于隧道施工通风穿越工作台车的风管辅助悬挂装置 | |
CN208593973U (zh) | 一种小型移动式起重装置 | |
CN111168643B (zh) | 隧道巡检机器人在隧道交叉井的导轨悬挂结构及轨道机构 | |
CN213738238U (zh) | 一种采用轨道伸缩检修吊具的装置 | |
JPS6112593A (ja) | 洞道内パイプ運搬方法 | |
CN206667725U (zh) | 用于大空间超高吊顶滑移吊篮的滑移轨道结构 | |
JP2905039B2 (ja) | 長尺管吊込工法とその装置 | |
CN116289540A (zh) | 一种步履式c型挂架 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |