JP2739244B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2739244B2
JP2739244B2 JP1220530A JP22053089A JP2739244B2 JP 2739244 B2 JP2739244 B2 JP 2739244B2 JP 1220530 A JP1220530 A JP 1220530A JP 22053089 A JP22053089 A JP 22053089A JP 2739244 B2 JP2739244 B2 JP 2739244B2
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legato
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waveform
legato performance
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純一 三木
忍 片山
文雄 六角
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Roland Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子楽器に関し、より詳しくは音楽的に表
現力の富んだ演奏が可能な電子楽器に関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、電子楽器においては、鍵盤等を操作すること
により得られる音高情報、押鍵速度情報等より構成され
る演奏情報にもとづいて楽音を生成し発生させている。
この場合に、例えば押鍵速度情報にもとづいて楽音の音
量、音色、立上がり速度等を制御することにより変化が
ある楽音を形成している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、自然楽器であるバイオリンにおいては、通
常の演奏を行なう場合には各楽音毎に弓を動かす方向
(弓を下げる方向および弓を上げる方向)を切換え、一
方レガート演奏を行なう場合には弓を一定方向(弓を下
げる方向または弓を上げる方向)に動かしながらレガー
ト演奏される各楽音を発生させる演奏方法が採られてい
る。このために、通常演奏時には発生される各楽音毎に
弓の動かされる方向(弓を下げる方向または弓を上げる
方向)に応じて音色が微妙に異なっためりはりの付いた
演奏となる。また、レガート演奏時には各楽音の音色が
統一されて共通の音色となり、滑らかな演奏となる。
しかも、各楽音毎に弓を動かす方向を切換えて演奏を
行なっている場合でも、途中に所定以上の長い休符があ
る場合には、弓を動かす方向を直前の方向にかかわらず
弓を下げる方向としている。また、同様にしてスタカー
ト演奏を行なう場合(楽音と楽音との間に所定以上の長
い休符がある場合)には、楽音毎に弓を動かす方向を一
定方向としている。
さらに、レガート演奏を行なう場合には、前述のよう
に弓を一定方向に動かしながらレガート演奏される各楽
音を発生させるといった演奏方法が採られているが、レ
ガート演奏持続時間が長くなった場合には途中から弓を
動かす方向が反対方向に切換えられている。したがっ
て、この反対方向への切換えにより音色が微妙に変化す
る。
しかしながら、従来の電子楽器においては、前述のよ
うな奏法による音色の変化等に関しては考慮に入れては
いなく、演奏情報が同じであればその演奏情報にもとづ
いて生成され発生される楽音も常に同じであるため、変
化に乏しく音楽的に表現力に欠けるという問題点があ
る。
本発明は、上記したような従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、例えば、バイオリンの通常演奏のように発生される
各楽音が連続しないような場合には各楽音毎に音色を変
化させたり、また、バイオリンのレガート演奏のように
発生される各楽音が連続するような場合には各楽音の音
色を共通にしたりするなどして、自然楽器の奏法に応じ
た音色の変化を模擬するようにして、音楽的に表現力の
富んだ演奏ができる電子楽器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述した課題を解決するために、本発明の第1の発明
による電子楽器の構成上の特徴は、第1図に示されてい
るように、 (a)演奏情報に基づきレガート演奏であるか否かを判
断する判断手段1と、 (b)上記判断手段1によりレガート演奏でないと判断
された場合には、前回生成した楽音波形とは異なる楽音
波形を生成し、上記判断手段1によりレガート演奏であ
ると判断された場合には、前回生成した楽音波形と共通
の楽音波形を生成する楽音生成手段2と を有するようにしたことである。
また、本発明の第2の発明による電子楽器の構成上の
特徴は、第1図に示されているように、 (a)演奏情報に基づき前回の消音指示さら今回の発音
指示までの経過時間を計測する計測手段3と、 (b)上記計測手段3により計測した経過時間が所定時
間以内である場合には、前回の発音指示に基づき生成し
た楽音波形とは異なる楽音波形を生成し、上記計測手段
3により計測した経過時間が所定時間を越える場合に
は、所定の楽音波形を生成する楽音生成手段2′と を有するようにしたことである。
なお、この第2の発明において、上記計測手段3は、
発音中の全ての楽音が消音指示されてから今回の発音指
示までの経過時間を計測するようにしてもよい。
さらに、この第2の発明において、上記所定時間は、
ユーザーによって任意に設定変更可能であるようにして
もよい。
また、本発明の第3の発明による電子楽器の構成上の
特徴は、第1図に示されているように、 (a)発音指示された際にレガート演奏であるか否かを
判断する判断手段1′と、 (b)上記判断手段1′によりレガート演奏であると判
断された場合には、発音指示に基づいて第1の楽音波形
を生成し、上記判断手段1′によりレガート演奏でない
と判断された場合には、発音指示に基づいて第2の楽音
波形を生成する楽音生成手段2″と を有する電子楽器において、 (c)上記楽音生成手段2″は、上記判断手段1′によ
りレガート演奏であると判断された場合であっても、前
回の発音指示で指示された音高と今回の発音指示で指示
された音高との差が所定値以上の場合には、上記第1の
楽音波形に代えて上記第2の楽音波形を生成する ようにしたことである。
なお、この第3の発明において、上記所定値は、ユー
ザーによって任意に設定変更可能であるようにしてもよ
い。
また、本発明の第4の発明による電子楽器の構成上の
特徴は、第1図に示されているように、 (a)発音指示された際にレガート演奏であるか否かを
判断する判断手段1′と、 (b)上記判断手段1′によりレガート演奏であると判
断された場合には、発音指示に基づいて第1の楽音波形
を生成し、上記判断手段1′によりレガート演奏でない
と判断された場合には、発音指示に基づいて第2の楽音
波形を生成する楽音生成手段2と を有する電子楽器において、 (c)上記楽音生成手段2は、上記判断手段1′によ
りレガート演奏であると判断された場合であっても、発
音指示で指示された押鍵速度が所定値以上の場合には、
上記第1の楽音波形に代えて上記第2の楽音波形を生成
する ようにしたことである。
なお、この第4の発明において、上記所定値は、ユー
ザーによって任意に設定変更可能であるようにしてもよ
い。
また、本発明の第5の発明による電子楽器の構成上の
特徴は、第1図に示されているように、 (a)発音指示された際にレガート演奏であるか否かを
判断する判断手段1′と、 (b)上記判断手段1′によりレガート演奏であると判
断された場合に、レガート演奏となってから新たな発音
指示までの時間を示すレガート演奏持続時間を計測する
レガート演奏持続時間計測手段4と、 (c)上記レガート演奏持続時間計測手段4により計測
したレガート演奏持続時間が所定時間以上である場合に
は、生成中の楽音波形とは異なる楽音波形に切換えて楽
音波形を生成し、上記レガート演奏持続時間計測手段4
により計測したレガート演奏持続時間が所定時間未満で
ある場合には、生成中の楽音波形を切換えることなく楽
音波形を生成する楽音生成手段2′と を有するようにしたことである。
なお、この第5の発明において、上記楽音生成手段2
′は、楽音波形を切換えた際に、所定の楽音波形(ノ
イズ音)を生成するようにしてもよい。
さらに、この第5の発明において、上記所定時間は、
ユーザーによって任意に設定変更可能であるようにして
もよい。
また、本発明の第6の発明による電子楽器の構成上の
特徴は、第1図に示されているように、 (a)発音指示された際にレガート演奏であるか否かを
判断する判断手段1′と、 (b)上記判断手段1′によりレガート演奏であると判
断された場合には、発音指示に基づいて第1の楽音波形
を生成し、上記判断手段によりレガート演奏でないと判
断された場合には、発音指示に基づいて第2の楽音波形
を生成する楽音生成手段2″と を有する電子楽器において、 (c)上記楽音生成手段2″は、上記判断手段1′に
よりレガート演奏であると判断された場合であっても、
前回の発音指示で指示された押鍵速度と今回の発音指示
で指示された押鍵速度との差が所定値以上の場合には、
上記第1の楽音波形に代えて上記第2の楽音波形を生成
する ようにしたことである。
なお、この第6の発明において、上記所定値は、ユー
ザーによって任意に設定変更可能であるようにしてもよ
い。
また、上記した第1の発明、第3の発明、第4の発
明、第5の発明ならびに第6の発明において、レガート
演奏である場合には、楽音生成手段2、2″、2、2
′、2″は、レガート演奏用の楽音波形を生成する
とともに、音高を滑らかに変化させるようにしてもよ
い。
(作 用) 第1の発明: 演奏情報に基づいて判断手段1がレガート演奏でない
と判断すると、楽音生成手段2は前回生成した楽音波形
とは異なる楽音波形を生成する。一方、演奏情報に基づ
いて判断手段1がレガート演奏であると判断すると、楽
音生成手段2は前回生成した楽音波形と共通の楽音波形
を生成する。
第2の発明: 計測手段3の計測による前回の消音指示から今回の発
音指示までの経過時間が所定時間内である場合、即ち、
例えばバイオリン演奏時に各楽音毎に弓を動かす方向が
弓を下げる方向と弓を上げる方向とに切換わる場合に
は、楽音生成手段2′は弓を動かす方向が弓を下げる
(上げる)方向の楽音波形から弓を上げる(下げる)方
向の楽音波形に切換えて楽音波形を生成する。一方、計
測手段3の計測による前回の消音指示から今回の発音指
示までの経過時間が所定時間を越える場合、即ち、スタ
カート演奏を含み例えばバイオリン演奏時に長い休符が
ある場合には、楽音生成手段2′は弓を動かす方向が弓
を下げる(上げる)方向の楽音波形を形成する。
第3の発明: 判断手段1′がレガート演奏であると判断しても、前
回の発音指示と今回の発音指示との音高差が所定値以上
の場合には、楽音生成手段2″は、レガート演奏の際に
生成される第1の楽音波形に代えて、レガート演奏でな
い際に生成される第2の楽音波形を生成する。
第4の発明: 判断手段1′がレガート演奏であると判断しても、押
鍵速度が所定値以上の場合には、楽音生成手段2は、
レガート演奏の際に生成される第1の楽音波形に代え
て、レガート演奏でない際に生成される第2の楽音波形
を生成する。
第5の発明: 判断手段1′がレガート演奏であると判断すると、レ
ガート演奏持続時間計測手段4によりレガート演奏持続
時間が計測され、レガート演奏持続時間が所定時間以上
である場合、即ち、例えばバイオリン演奏時にレガート
演奏持続時間が長くなり弓を動かす方向が切換わるよう
な場合には、楽音生成手段2′は、生成中の楽音波形
とは異なる楽音波形に切換えて楽音波形を生成する。一
方、レガート演奏持続時間が所定時間未満である場合、
即ち、例えばバイオリン演奏時にレガート演奏持続時間
が長くならずに弓を動かす方向が切換わらないような場
合には、楽音生成手段2′は、生成中の楽音波形を切
換えずに楽音波形を生成する。
第6発明: 判断手段1′がレガート演奏であると判断しても、前
回の発音指示と今回の発音指示との押鍵速度の差が所定
値以上の場合には、楽音生成手段2″は、レガート演
奏の際に生成される第1の楽音波形に代えて、レガート
演奏でない際に生成される第2の楽音波形を生成する。
(発明の効果) したがって、第1の発明によれば、通常演奏とレガー
ト演奏とで音色変化が異なり、また、第2の発明によれ
ば、直前の休符の長さによって音色変化が異なる。
一方、第3の発明、第4の発明あるいは第6の発明に
よれば、音高差、押鍵速度あるいは押鍵速度差を考慮に
入れてレガート演奏の検出もできて、音楽的に表現力に
富んだ演奏ができる。特に、第3の発明、第4の発明あ
るいは第6の発明によれば、自然なレガート演奏の検出
ができる。
また、第5の発明によれば、レガート演奏であって
も、レガート演奏持続時間に関連して途中から音色を変
化させることができる。
(実施例) 次に、本発明による電子楽器の具体的実施例につき、
図面を参照しつつ説明する。
まず、第2図の概略図において、鍵盤装置20は、発音
される楽音の音高を指定する例えば61鍵の複数個の鍵お
よび各鍵の押鍵・離鍵状態の鍵状態の変化を検出する鍵
検出回路より構成されている。この鍵盤装置20は各鍵の
押鍵・離鍵状態を監視してその押鍵・離鍵状態に変化が
生じた場合にはマイコン21にバス22を介してインタラプ
トをかけるとともに、この場合に鍵盤装置20からの変化
のあった鍵に関する音高情報を表わす半音毎に“1"づつ
値が異なるナートナンバ、押鍵/離鍵状態の押離鍵情報
を表わすノートオン、ノートオフおよび押鍵速度情報を
表わすキーベロシティの各データから構成される鍵情報
が、マイコン21の制御のもとにバス22を介してそのマイ
コン21に供給される。
前記マイコン21は、所定プログラムを実行する中央処
理装置(CPU)21Aと、実行されるプログラムを記憶する
読出し専用メモリ(ROM)21Bと、このプログラムを実行
するに必要な各種レジスタ、FIFO(先入れ先読出しメモ
リ)等を含むワーキングメモリとしての書込み可能メモ
リ(RAM)21Cと、このプログラム中の時間を計測するタ
イマ回路21Dとより構成されている。このタイマ回路21D
は10ms毎にCPU21Aにタイマインタラプトをかけるととも
に、タイマインタラプトがかけられるとCPU21Aは所定の
タイマインタラプト処理を行なう。
ところで、鍵盤装置20によりマイコン21にインタラプ
トがかけられた場合には、このマイコン21は鍵盤装置20
より得られた変化のあった鍵について1個の鍵に関して
1組の鍵情報としてその鍵情報をRAM21CのFIFOに記憶す
る。このFIFOに記憶された鍵情報にもとづき前記プログ
ラムを実行することにより、楽音生成回路23を制御して
所望の楽音信号を生成させ、増幅器24を介してスピーカ
25より楽音を発生させる。
前記楽音生成回路23は複数個の楽音生成器を有して複
数個の楽音を生成させることができるとともに、予め記
憶している波形を読出すことにより楽音を生成させるも
のである。なお、記憶されている波形は、次の5個の波
形である。
“下げ弓音色” バイオリンの弓を下げる方向に演奏した場合の音色。
“上げ弓音色” バイオリンの弓を上げる方向に演奏した場合の音色。
“下げ弓レガート音色” バイオリンの弓を下げる方向にレガート演奏した場合
の音色。
“上げ弓レガート音色” バイオリンの弓を上げる方向にレガート演奏した場合
の音色。
“弓折返しノイズ音色” バイオリンのレガート演奏時に弓を動かす方向(弓を
下げる方向、弓を上げる方向)を切換えた場合に発生す
るノイズ成分音。
なお、“下げ弓音色”および“上げ弓音色”は、
実際に各演奏によって発生された音を記憶したものであ
り、“下げ弓レガート音色”および“上げ弓レガー
ト音色”は“下げ弓音色”および“上げ弓音色”の
波形をもとにそれら発音開始部の非安定部分を取除き、
比較的に緩やかに立上げるエンベロープを付加加工して
波形として記憶したものである。また、“弓折返しノ
イズ音色”は弓を折返した時に発生する音からノイズ成
分を抽出した波形を記憶したものである。
マイコン21は、押鍵を検出する毎に楽音生成回路23に
おいて用いる楽音生成器を選択指定すると共に、鍵情報
にもとづく音高制御情報および音量制御情報、並びに前
述の音色情報等の楽音制御情報をその楽音生成器に割当
てて発音指示を行ない、所望の楽音を生成させる。
なお、本実施例においては、記憶させた波形を読出す
波形読出方式による楽音生成回路23を用いたが、必要と
される各音色を生成することができるものであればどの
ような方式の楽音生成回路を用いても良い。
次に、前述のように構成された本発明による電子楽器
の基本的動作について、第3図に示されているメインル
ーチンのフローチャート図にもとづき詳述する。
A 電源の投入により所定プログラムの実行を開始して
各種レジスタとして割当てられる等のRAM21Cの内容を初
期化するとともに、楽音生成回路23を初期設定する。
B RAM21Cの鍵情報が書込まれるFIFOからの書込まれて
いる鍵情報の読出しが終了したか否かを判断して、終了
している場合には当該ステップBを繰返すとともに、終
了していない場合には次ステップに進む。なお、FIFOは
書込みポインタによって示されるアドレスに対して書込
みが行なわれてその後にポインタが進められるととも
に、読出しポインタによって示されるアドレスに対して
読出しが行なわれてその後にポインタが進められる。し
たがって、FIFOの読出しが終了したか否かの判断は、書
込みポインタと読出しポインタとが一致しているか否か
で判断する。
C FIFOから読出した1組の鍵情報がノートオンを示す
ものか否かを判断して、ノートオンを示すものでない場
合にはステップEに進み、ノートオンを示すものである
場合にはFIFOから読出した前述の1組の鍵情報をニュー
ノートレジスタに書込んで次ステップに進む。
D 発音処理ルーチン。用いる楽音生成器および音色情
報を選択指定または選択してノートオンを示す鍵情報に
応じて選択指定された楽音生成器にその選択された音色
情報等から成る楽音制御情報を割当てて発音処理を行な
う。詳細は、第4図に示されているフローチャート図に
より後述する。
E 消音処理ルーチン。ノートオフを示す鍵情報に応じ
て消音処理を行なう。詳細は、第5図に示されているフ
ローチャート図により後述する。
次に、発音処理ルーチン(ステップD)について、第
4図を参照しつつ説明する。
D−1 ノートカウンタの内容をそのノートカウンタの
値に“1"を加算した値とする。なお、ノートカウンタは
オンであるノートの数(押鍵数)を記憶するものであ
る。
D−2 ノートカウンタの値が“2"以上であるか否かを
判断して、ノートカウンタの値が“2"以上でないと判断
された場合には、通常演奏中であると判断してステップ
D−5へ進むとともに、ノートカウンタの値が“2"以上
であると判断された場合には、レガート演奏中であると
判断してステップD−3へ進む。
D−3 ニューノートレジスタに書込まれている鍵情報
のノートナンバとオールドノートレジスタに書込まれて
いる鍵情報のナートナンバとの差の絶対値が“12"以上
か否かを判断して、“12"以上である場合にはステップ
D−5に進むとともに、“12"以上でない場合には次ス
テップに進む。なお、ノートナンバの差“12"は1オク
ターブを示す。
D−4 ニューノートレジスタに書込まれている鍵情報
のキーベロシティが“100"を超えているか否かを判断し
て、超えていない場合にはステップD−9に進むととも
に、超えている場合には次ステップに進む。なお、キー
ベロシティは0〜127の間の数値を取り得るものであっ
て、当該ステップにおいてはレガート形式の演奏を行な
ってもキーベロシティが所定値(“100")を超えている
場合にはレガート演奏と判断していない処理を行なって
いる。
D−5 レガート長レジスタの内容を“0"に設定する。
なお、レガート長レジスタはレガート演奏持続時間を測
定するためのものであって、所定時間間隔で実行される
図示しないタイマインタラプト処理においてその内容が
“1"ずつ増やされる。
D−6 休符長レジスタに書込まれている休符時間長が
“10"を超えているか否かを判断して、超えている場合
にはステップD−8に進むとともに、超えていない場合
には次ステップを進む。この休符長レジスタは休符の時
間長を測定するためのものであって、後述する消音処理
によってその内容が“0"に設定された後に、所定時間間
隔で実行される図示しないタイマインタラプト処理にお
いてその内容が“1"ずつ増やされる。なお、タイマイン
タラプト処理は10ms毎に行なわれるために、比較対象の
“10"の数値は100msを示しているとともに、休符長が10
0msを超えているか否かによって処理を異ならせてい
る。
D−7 “下げ弓音色”、“上げ弓音色”の間で音
色切換えが行なわれて、直前の音色が“上げ弓音色”
であった場合あるいは“上げ弓レガート音色”であっ
た場合には“下げ弓音色”が、直前の音色が“下げ
弓音色”であった場合あるいは“下げ弓レガート音
色”であった場合には“上げ弓音色”が選択される。
そして、楽音生成回路23において用いる楽音生成器を選
択指定して、楽音制御情報、音量制御情報および選択さ
れた音色情報等から成る楽音制御情報をその楽音生成器
に対して割当て、発音指示を行なう。
D−8 “下げ弓音色”を選択するとともに、楽音生
成回路23において用いる楽音生成器を選択指定して、音
高制御情報、音量制御情報および選択された音色情報等
から成る音高制御情報をその楽音生成器に対して割当
て、発音指示を行なう。
D−9 レガート長レジスタに書込まれているレガート
演奏持続時間が“300"を超えているか否かを判断して、
超えている場合にはステップD−11に進むとともに、超
えていない場合には次ステップに進む。なお、レガート
長レジスタの内容はタイマインタラプト処理によって10
ms毎に増やされるために、比較対象の“300"の数値は3s
を示しているとともに、レガート演算持続時間長が3sを
超えているか否かによって処理を異ならせている。
D−10 “下げ弓レガート音色”、“上げ弓レガー
ト音色”の間で音色選択が行なわれて、直前の音色が
“下げ弓音色”あるいは“下げ弓レガート音色”であ
った場合には“下げ弓レガート音色”が、直前の音色
が“上げ弓音色”あるいは“上げ弓レガート音色”
であった場合には“上げ弓レガート音色”が選択され
る。そして、楽音生成回路23において用いる楽音生成器
を選択指定して、音高制御情報、音量制御情報および選
択された音色情報から成る楽音制御情報をその楽音生成
器に対して割当て、発音指示を行なう。
D−11 楽音生成回路23において用いる楽音生成器を選
択指定して、音高制御情報、音量制御情報および“弓
折返しノイズ音色”の音色情報から成る楽音制御情報を
その楽音生成器に対して割当て、発音指示を行なう。
D−12 “下げ弓レガート音色”、“上げ弓レガー
ト音色”の間で音色選択が行なわれて、直前の音色が
“下げ弓レガート音色”であった場合には“上げ弓レ
ガート音色”が、直前の音色が“上げ弓レガート音
色”であった場合には“下げ弓レガート音色”が選択
される。そして、楽音生成回路23において用いる楽音生
成器を選択指定して、音高制御情報、音量制御情報およ
び選択された音色情報から成る楽音制御情報をその楽音
生成器に対して割当て、発音指示を行なう。
D−13 ニューノートレジスタに書込まれている値をオ
ールドノートレジスタに書込む。
さらに、消音処理ルーチン(ステップE)について、
第5図を参照しつつ説明する。
E−1 ノートカウンタの内容をそのノートカウンタの
値から“1"を減算した値とする。
E−2 ノートカウンタの値が“0"か否かを判断して、
“0"でない場合にはステップE−4に進むとともに、
“0"である場合には次ステップに進む。なお、ノートカ
ウンタの値が“0"であると判断されたことは、全鍵が離
鍵状態であること、言い換えれば休符であることを示し
ている。
E−3 休符長レジスタの内容を“0"に設定する。
E−4 ノートオフ情報に対応して発音中の楽音生成器
を選択指定して消音指示を行なう。
以上の本発明による電子楽器の動作を説明する。
全ての鍵を離鍵してしばらくたった後(100ms)に押
鍵した場合には、“下げ弓音色”が選択され発音され
る。また、先に押鍵した鍵を離鍵してほとんど間を置か
ず(100ms以内)に次の押鍵した場合には、“上げ弓
音色”が選択され発音される。同様に、次々と押鍵を繰
返すと押鍵毎に“下げ弓音色”、“上げ弓音色”が
交互に発音される。次に、全鍵を離鍵して暫くした後
(100ms超過)に押鍵した場合は、再び“下げ弓音
色”が選択され発音される。また、スタカート演奏(押
鍵と押鍵との間に100ms超過の休符を入れた演奏)を行
なった場合にも、“下げ弓音色”が選択され発音され
る。
また、直前の鍵と新たな鍵との音程差が1オクターブ
未満であってキーベロシティが“100"以下のレガート演
奏を行なった場合には、直前の音色が“下げ弓音色”
あるいは“下げ弓レガート音色”であったときには
“下げ弓レガート音色”が、直前の音色が“上げ弓音
色”あるいは“上げ弓レガート音色”であったときに
は“上げ弓レガート音色”が選択され発音される。ま
た、レガート演奏を3sを超えて持続させる場合には、
“弓折返しノイズ音色”が発音され同時に従前の音色に
応じて“下げ弓レガート音色”あるいは“上げ弓レ
ガート音色”に切換えられて発音される。なお、直前の
鍵と新たな鍵との音程差が重オクターブ以上あるいはキ
ーベロシティが“100"を超えるレガート演奏を行なった
場合にはレガート演奏とは認識されない。
本実施例においては、例えば“下げ弓音色”としては
1種類のみ用意するようにしたが微妙に音色が異なる複
数個の“下げ弓音色”を用意して、ランダムに選択した
り、押鍵速度に応じて選択したり、またはスタカート連
続演奏時のように連続して“下げ弓音色”が使用される
場合には音色が暗い〜明るい(明るい〜暗い)順に押鍵
に応じて順次選択して使用するようにしても良い。他の
音色に関しても同様である。
本実施例においては、レガート演奏を検出した場合に
は音色をレガート用の音色に切換えているのみである
が、音高も変化させるようにしても良い。例えば、新た
な音の音高を直前の音の音高から新たな音の音高へと滑
らかに変化させるようにしたり、または直前の音は音高
を新たな音の音高の方向へ滑らかに変化させながら減衰
させ、新たな音は音高を直前の音の音高方向から滑らか
に新たな音の音高まで変化させるようにしても良い。
本実施例においては、レガート演奏時に直前の押鍵の
ノートナンバと新たな押鍵のノートナンバとの差が所定
値(12)以上であるか否か、言い換えれば直前の鍵と新
たな鍵との音程差が1オクターブ以上であるか否かで処
理を異ならせているが、比較対象の所定値は必要に応じ
て使用者が変更できるようにしても良い。また、特定音
域における押鍵に関してのみレガート演奏の判別を行な
うようにしても良い。例えば、鍵域を分割して鍵域によ
り音色を異ならせている場合には、上鍵域のみにレガー
ト演奏検出を行なわせることができる。
本実施例においては、レガート演奏時にキーベロシテ
ィ(押鍵速度情報)が所定値(“100")を超えているか
否かによって処理を異ならせているが、比較対象の所定
値は必要に応じて使用者が変更できるようにしても良
い。また、キーベロシティ(押鍵速度情報)にもとづい
て処理を行なうのではなく直前の押鍵によるキーベロシ
ティ(押鍵速度情報)と新たな押鍵によるキーベロシテ
ィ(押鍵速度情報)との差にもとづいて処理を行なって
も良い。この場合には、レガート形式の演奏を行っても
突然強い押鍵を行なった場合にはレガート演奏と判断さ
れないようになる。
本実施例においては、レガート演奏時にはレガート演
奏用の音色を使用するようにしたが、レガート演奏に適
応した発音であれば良い。例えば、エンベロープを変化
させないで音高のみを変化させるものでも良い。
本実施例においては、新たな押鍵があった場合に、従
前の休符長が所定値(100ms)を超えているか否かによ
って処理を異ならせているが、比較対象の所定値は必要
に応じて使用者が変更できるようにしても良い。例え
ば、この所定値を1s等と長くすればスタカート演奏にお
いてはステップD−8に進むことがなくなり、長い休符
があった場合のみステップD−8に進んで所定の音色が
選択されるようになる。また、休符長の比較対象の所定
値を2個に増やし、休符長によって3段階の異なる処理
を行なわせても良い。この場合に、直前に長休符があっ
た場合、スタカート演奏の場合、通常の演奏の場合の区
別ができる。
本実施例においてはスタカート演奏時に“下げ弓音
色”のみを用いたが、スタカート演奏中において統一さ
れた音色であれば良く、“上げ弓音色”を用いても良
い。いずれの音色を用いるかは演奏者が操作子等によっ
て指定するようにしても良く、また押鍵速度等に応じて
自動的に選択されるようにしても良い。なお、音色とし
てはバイオリンの音色を用いたがバイオリン以外の音色
であっても良い。
本実施例においては、演奏情報を入力する手段として
鍵盤による演奏のみを取扱ったが、ギター等の鍵盤以外
のものを使用しても良い。また、電子楽器の統一規格で
あるMIDI等の通信手段を介して入力された演奏情報でも
良い。この場合には、押/離鍵に対応するノートオンメ
ッセージ/ノートオフメッセージおよび押鍵速度に対応
するノートオンベロシティデータを使用する。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載した発明の構成に対応す
るブロック図であるとともに、 第2図乃至第5図は本発明による電子楽器の具体的実施
例を説明するための図面であって、 第2図は全体概略図、 第3図、第4図および第5図はそれぞれマイコンで実行
されるプログラムのメインルーチン、発音処理ルーチン
および消音処理ルーチンの各フローチャート図である。 20……鍵盤装置 21……マイコン 22……バス 23……楽音生成回路 24……増幅器 25……スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−153385(JP,A) 特開 昭57−124798(JP,A) 特開 昭63−291095(JP,A) 特開 昭61−222082(JP,A) 特開 昭61−223795(JP,A) 実開 昭62−58495(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】演奏情報に基づきレガート演奏であるか否
    かを判断する判断手段と、 前記判断手段によりレガート演奏でないと判断された場
    合には、前回生成した楽音波形とは異なる楽音波形を生
    成し、前記判断手段によりレガート演奏であると判断さ
    れた場合には、前回生成した楽音波形と共通の楽音波形
    を生成する楽音生成手段と を有することを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】演奏情報に基づき前回の消音指示から今回
    の発音指示までの経過時間を計測する計測手段と、 前記計測手段により計測した経過時間が所定時間以内で
    ある場合には、前回の発音指示に基づき生成した楽音波
    形とは異なる楽音波形を生成し、前記計測手段により計
    測した経過時間が所定時間を越える場合には、所定の楽
    音波形を生成する楽音生成手段と を有することを特徴とする電子楽器。
  3. 【請求項3】発音指示された際にレガート演奏であるか
    否かを判断する判断手段と、 前記判断手段によりレガート演奏であると判断された場
    合には、発音指示に基づいて第1の楽音波形を生成し、
    前記判断手段によりレガート演奏でないと判断された場
    合には、発音指示に基づいて第2の楽音波形を生成する
    楽音生成手段と を有する電子楽器において、 前記楽音生成手段は、前記判断手段によりレガート演奏
    であると判断された場合であっても、前回の発音指示で
    指示された音高と今回の発音指示で指示された音高との
    差が所定値以上の場合には、前記第1の楽音波形に代え
    て前記第2の楽音波形を生成する ことを特徴とする電子楽器。
  4. 【請求項4】発音指示された際にレガート演奏であるか
    否かを判断する判断手段と、 前記判断手段によりレガート演奏であると判断された場
    合には、発音指示に基づいて第1の楽音波形を生成し、
    前記判断手段によりレガート演奏でないと判断された場
    合には、発音指示に基づいて第2の楽音波形を生成する
    楽音生成手段と を有する電子楽器において、 前記楽音生成手段は、前記判断手段によりレガート演奏
    であると判断された場合であっても、発音指示で指示さ
    れた押鍵速度が所定値以上の場合には、前記第1の楽音
    波形に代えて前記第2の楽音波形を生成する ことを特徴とする電子楽器。
  5. 【請求項5】発音指示された際にレガート演奏であるか
    否かを判断する判断手段と、 前記判断手段によりレガート演奏であると判断された場
    合に、レガート演奏となってから新たな発音指示までの
    時間を示すレガート演奏持続時間を計測するレガート演
    奏持続時間計測手段と、 前記レガート演奏持続時間計測手段により計測したレガ
    ート演奏持続時間が所定時間以上である場合には、生成
    中の楽音波形とは異なる楽音波形に切換えて楽音波形を
    生成し、前記レガート演奏持続時間計測手段により計測
    したレガート演奏持続時間が所定時間未満である場合に
    は、生成中の楽音波形を切換えることなく楽音波形を生
    成する楽音生成手段と を有することを特徴とする電子楽器。
  6. 【請求項6】発音指示された際にレガート演奏であるか
    否かを判断する判断手段と、 前記判断手段によりレガート演奏であると判断された場
    合には、発音指示に基づいて第1の楽音波形を生成し、
    前記判断手段によりレガート演奏でないと判断された場
    合には、発音指示に基づいて第2の楽音波形を生成する
    楽音生成手段と を有する電子楽器において、 前記楽音生成手段は、前記判断手段によりレガート演奏
    であると判断された場合であっても、前回の発音指示で
    指示された押鍵速度と今回の発音指示で指示された押鍵
    速度との差が所定値以上の場合には、前記第1の楽音波
    形に代えて前記第2の楽音波形を生成する ことを特徴とする電子楽器。
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