JP2739159B2 - トロイダルマグネット - Google Patents

トロイダルマグネット

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JP2739159B2
JP2739159B2 JP62266992A JP26699287A JP2739159B2 JP 2739159 B2 JP2739159 B2 JP 2739159B2 JP 62266992 A JP62266992 A JP 62266992A JP 26699287 A JP26699287 A JP 26699287A JP 2739159 B2 JP2739159 B2 JP 2739159B2
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coil
toroidal
magnet
cooling
container
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JP62266992A
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信晴 三木
勝義 豊田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 この発明明は、強制冷却超電導導体を巻回してなるト
ロイダルコイルと、このトロイダルコイルの電磁力を支
持するためにトロイダルコイルを収納したコイル容器と
からなるトロイダルマグネットに関するものである。 【従来の技術】 第4図は例えば“アイ イー イー イー トランザ
クション オン マグネティクス(IEEE TRANSACTION O
N MAGNETICS,VOL.MAG−17.1726(1981)”に示されたト
ロイダルマグネット1を示す一部断面側面図で、核融合
装置ではトロイダルマグネット1は複数個放射状に配設
されている。このトロイダルマグネット1は、トロイダ
ルコイル2と、トロイダルコイル2の電磁力を支持する
ためにトロイダルコイル2を収納したコイル容器3と、
コイル容器3の側壁に設けられコイル容器3を冷却する
冷却管4とから構成されている。 第5図に示すようにトロイダルコイル2は電磁力に対
して強度のある強制超電導導体5(以後冷却導体と省略
する)を巻回して構成されている。冷却導体5は、第6
図に示すように複数本の超電導線6が冷媒通路7を形成
して束ねられ、その外周に高強度ステンレス鋼からなる
シース8が設けられ、そのシース8の表面に絶縁体9を
被覆して構成されている。 上記のように構成された核融合炉用トロイダルマグネ
ット1は、最高磁場約10テスラ、高さ10m以上と巨大な
超電導マグネットであり、その発生電磁力が大きいた
め、電磁力に対して強度のある冷却媒体5を巻回してな
るトロイダルコイル2で構成されている。また、その電
磁力を支持するためにステンレス鋼からなるコイル容器
3は肉厚のものとなり、その重量が数百トンにも達す
る。したがって、トロイダルマグネット1全体を室温か
ら極低温まで冷却するのに、冷媒通路7を流れる超臨界
圧ヘリウムによりトロイダルコイル2を冷却する以外
に、コイル容器3も冷却する必要があり、そのために、
コイル容器3の外側面に冷却管4が溶接されており、こ
の冷却管4にも冷媒を流してトロイダルマグネット1全
体を室温から極低温にまで冷却している。 【発明が解決しようとする問題点】 上記のトロイダルマグネットは、核融合炉用小形実験
装置であるため、以上のように構成されているが、大形
核融合実験炉、動力炉では放射状に複数個配設されたト
ロイダルマグネット1間の巨大な電磁力を支持するため
の電磁力支持構造物をコイル容器3の外側面に取り付け
なければならず、そのため冷却管4をコイル容器3の外
側面に十分に設けることができず、あるいは冷却管4の
ために電磁力支持構造物の取り付けスペースが制限され
るという問題点があった。 また、核融合を実際に起こさせる実験炉、動力炉にお
いては、プラズマが核融合するときに発生する中性子の
うちコイル容器3にまで達したものはコイル容器3で吸
収されて核発熱となり、コイル容器3の全体温度を上昇
させるので、コイル容器3の外側面の冷却管4ではコイ
ル容器3内部の発熱を十分に冷却することができず、ト
ロイダルコイル2の温度も上昇し、超電導破壊に到るお
それがあるという問題点もあった。 この発明は、かかる問題点を解決するためになされた
もので、大形核融合実験炉、動力炉においても十分な冷
却性能を有するトロイダルマグネットを得ることを目的
とする。 【問題点を解決するための手段】 この発明に係るトロイダルマグネットは、トロイダル
コイル側のコイル容器内面に、横断面形状が凹凸状で、
トロイダルコイルに沿って冷却通路が形成されたもので
ある。 【作 用】 この発明のトロイダルマグネットにおいては、冷却通
路に冷媒を通路させることによりコイル容器が冷却され
るので、コイル容器の外側面には電磁力支持構造物を取
り付けるためのスペースが確保されるとともに、トロイ
ダルコイルの温度上昇を防ぐことができる。 【実施例】 以下、この発明の実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の実施例を示すトロイダルマグネットの断
面図であり、第4図ないし第6図と同一または相当部分
は同一符号を付し、その説明は省略する。 図において、トロイダルマグネット10は、トロイダル
コイル2側のコイル容器3の内面に横断面形状が凹凸状
の冷却通路11がトロイダルコイル2に沿って形成されて
いる。したがって、冷却通路11に冷媒を流すことによ
り、コイル容器3の初期冷却が可能となり、また従来必
要とした冷却管4が不必要となりコイル容器3の外側面
はトロイダルマグネット10間の電磁力支持構造材設置ス
ペースとして十分に利用することができる。さらに、コ
イル容器3の核発熱に対してもコイル容器3の内側から
コイル容器3は冷却されるので、トロイダルコイル2の
温度上昇は防止される。 なお、第2図はトロイダルマグネットの参考例の断面
図であり、このトロイダルマグネット12はコイル容器3
内に冷却管13を埋め込み、熱伝導率の良い金属体14で固
着したものである。 また、第3図はトロイダルマグネットの他の参考例の
断面図であり、このトロイダルマグネット15はトロイダ
ルコイル2とコイル容器3との間に間隙を形成し、この
間隙に一定間隔をおいてスペーサ16を挿入して冷却通路
17を設けたものである。 【発明の効果】 以上説明したように、この発明のトロイダルマグネッ
トは、トロイダルコイル側のコイル容器内面に、横断面
形状が凹凸状でトロイダルコイルに沿って冷却通路を形
成したので、コイル容器外側面を電磁力支持構造材の取
り付けスペースとして十分に利用することができる。ま
た、コイル容器での核発熱によるトロイダルコイルの温
度上昇を抑えることができ、大形核融合実験装置でも安
定した運転ができる。さらに、コイル容器内面を凹凸加
工することにより、簡単に冷却通路を形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の実施例を示すトロイダルマグネット
の横断面図、第2図はトロイダルマグネットの参考例を
示す横断面図、第3図はトロイダルマグネットの他の参
考例を示す横断面図、第4図は従来のトロイダルマグネ
ットの一部断面側面図、第5図は第4図のV−V側に沿
う断面図、第6図は第5図の要部拡大断面図である。 2……トロイダルコイル、3……コイル容器、10,12,15
……トロイダルマグネット、11,17……冷却通路、13…
…冷却管。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.強制冷却超電導導体を巻回してなるトロイダルコイ
    ルと、このトロイダルコイルの周囲に設けられトロイダ
    ルコイルの電磁力を支持するコイル容器とを備え、 トロイダルコイル側のコイル容器内面には、横断面形状
    で凹凸状をした冷却通路が前記トロイダルコイルに沿っ
    て形成されていることを特徴とするトロイダルマグネッ
    ト。
JP62266992A 1987-10-22 1987-10-22 トロイダルマグネット Expired - Lifetime JP2739159B2 (ja)

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JPH01109706A JPH01109706A (ja) 1989-04-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5768007A (en) * 1980-10-15 1982-04-26 Toshiba Corp Superconductive magnet unit
JPS5827305A (ja) * 1981-08-12 1983-02-18 Hitachi Ltd 超電導コイル
JPS6156851A (ja) * 1984-08-28 1986-03-22 Yamazaki Mazak Corp チルトテ−ブルにおけるパレツトクランプ機構

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JPH01109706A (ja) 1989-04-26

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