JP2738877B2 - 長尺物の計尺装置 - Google Patents

長尺物の計尺装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はケーブル等の長尺物の計尺装置の改良に関す
る。特に、マイクロコンピュータ応用技術を利用してな
る尺取り方式の長尺物の計尺装置の改良に関する。さら
に詳しくは、計尺精度を向上することを目的とした長尺
物の計尺装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
尺取り方式を利用してなす従来の長尺物の計尺装置
は、下記する技術思想にもとづくものが一般である。
イ.走行する長尺物の表面にマーカ(標象付与装置)等
を使用して標象を付与し、 ロ.この標象が、上記のマーカ等から長尺物の長手方向
に基準距離離隔した点を通過する度に、この標象を検出
して「1」づつカウントアップし、 ハ.標象を検出した後、出来る限り時間遅れなく、上記
のマーカ等を使用して、上記の標象が付与された領域に
対応する領域の長尺物の表面に標象を付与する。
ニ.上記の動作(尺取り動作)を繰り返して、最終カウ
ントと上記の基準距離との積をもって長尺物の長さと判
断する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記する従来技術に係る長尺物の計尺装置に
おいては、標象が検出されてから、次の標象がマーカ等
によって長尺物の表面に付与されるまでの時間遅れが測
定誤差の原因となる。換言すれば、1の標象と次の標象
との距離が、正確に基準距離とはならず、1の標象と次
の標象との距離は、上記の時間遅れ(標象が検出されて
から、次の標象が長尺物の表面に付与されるまでの時間
遅れ)とそのときの長尺物の走行速度との積に相当する
距離だけ、上記の基準距離より長くなることになり、こ
の誤差は、長尺物の走行速度に比例して増大するから、
高速計尺装置においては、看過し難い欠点を構成する。
時間遅れと走行速度とが正確に一定であれば、信頼性
の高い補正手段を提供することも不可能ではないが、時
間遅れも走行速度も変動する性質を有するので、信頼性
の高い補正手段を提供することは現実に不可能と云って
も過言ではない。
本発明の目的は、この欠点を解消することにあり、標
象が検出されてから、次の標象が長尺物の表面に付与さ
れるまでの時間遅れにもとずく計尺誤差が発生する可能
性が皆無であり、さらに、その計測精度は長尺物の走行
速度に依存しない性質を有し、高精度の計尺が可能な長
尺物の計尺装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、第1図にクレーム対応図を示す手段と
第2図にクレーム対応図を示す手段とのいづれをもって
も達成される。
第1図にクレーム対応図を示す手段(請求項[1]に
対応)と、第2図にクレーム対応図を示す手段(請求項
[2]に対応)との相違は、下記の点に限られる。
すなわち、前者(請求項[1]に対応)においては、
初回情報(本発明に係る計尺装置の動作の開始時に第1
の標象読み取り手段が読み込む情報)が基準情報記憶手
段に読み込まれた後、及び、次回以降の基準情報が基準
情報記憶手段に読み込まれた後、直ちに、第1の記憶手
段と第2の記憶手段とが書き替えられることゝされてい
るに反し、後者(請求項[2]に対応)においては、初
回情報(本発明に係る計尺装置の動作の開始時に第1の
標象読み取り手段が読み込む情報)が基準情報記憶手段
に読み込まれた後、及び、次回以降の基準情報が基準情
報記憶手段に読み込まれた後、直ちには第1の記憶手段
と第2の記憶手段とが書き替えられることはなく、予め
定められた時間経過後に、第1の記憶手段と第2の記憶
手段とが書き替えられることゝとされていることであ
る。
よって、重複を避けるため、第1図にクレーム対応図
を示す構成のみについて、以下に説明する。第1図参照 本発明に係る長尺物の計尺装置に必須な構成要素を下
記に列記する。
イ.なるべく短い距離(l)例えば50μm毎に、例えば
乱数の列・磁気領域をもって表示される2進情報・紙テ
ープに形成されている孔をもって表示される2進情報等
の標象が配列されており、貼着・剥離が可能である標象
媒体(12)例えば磁気テープ・紙テープ等を、被測定長
尺物(13)の長手方向にそって長尺物(13)に貼着する
標象媒体長尺手段(14)。
ロ.尺取り基準をなす所定の距離(L)例えば1m以上の
距離だけ、上記の標象媒体貼着手段(14)から、上記の
長尺物13の走行方向にそって離れた位置に配設されて、
上記の標象媒体(2)を剥離する標象媒体剥離手段(1
5)。
ハ.上記の標象媒体貼着手段(14)より上記の長尺物
(13)の進行方向に、上記の長尺物(13)にそって配設
され、上記の標象媒体(12)の上記の標象を読み取る第
1の標象読み取り手段(1)。
ニ.第1の標象読み取り手段(1)から、上記の長尺物
(13)の進行方向に、上記の所定の距離(L)、離隔し
て配設され、上記の標象媒体(12)の上記の標象を読み
取る第2の標象読み取り手段(2)。
ホ.上記の長尺物(13)の進行方向に対して後行する位
置に設けられる上記の第1の標象読み取り手段(1)が
読み取った情報を記憶する第1の記憶手段(3)。
ヘ.上記の長尺物(13)の進行方向に位置する上記の第
2の標象読み取り手段(2)が読み取った情報を記憶す
る第2の記憶手段(4)。
ト.上記の第1の標象読み取り手段(1)が読み取った
情報のうち、本発明に係る長尺物の計尺装置のなす各尺
取り工程の基準となる長尺物(13)上の位置を代表する
基準位置情報を記憶する基準情報記憶手段(5)。
チ.上記の第1の標象読み取り手段(1)が最初に読み
取った情報(初回情報)を上記の基準情報記憶手段
(5)に記憶させる初回情報指令手段(6)。
リ.上記の基準情報記憶手段(5)に記憶されている基
準情報と、上記の第2の標象読み取り手段(2)に逐次
記憶される情報とを逐次比較して同一であると判断した
とき(長尺物(13)のある特定の位置が所定の距離
(L)だけ送られたと判断したとき)に、尺取り信号を
発生する情報比較手段(7)。
ヌ.上記の第1の記憶手段(3)に記憶されている情報
のうち、上記の尺取り信号に対応する情報を選択して基
準情報記憶手段(5)に記憶させる基準情報選択・記憶
指令手段(8)。
ル.上記の尺取り信号に応答して上記の第1の記憶手段
(3)と上記の第2の記憶手段(4)とに記憶されてい
る情報とを書き替える記憶書き替え手段(9)。
ヲ.上記の尺取り信号に応答して尺取り信号をカウント
アップする尺取り回数計数手段(10)。
ワ.この尺取り回数計数手段(10)が計数した尺取り回
数と上記の所定の距離(L)との積を演算する長さ算出
手段(11)。
次に、上記の構成要素の連係動作について、略述す
る。
イ.ある所定の距離(L)を基準長さとして尺取り計尺
をなすにあたり、上記の所定の距離(L)だけ相互に離
隔している二つの標象を記憶しておき、 ロ.これら二つの標象のうち、長尺物の進行方向に対し
て先行する標象が第2の標象読み取り手段(長尺物の進
行方向に対して進行方向に位置する読み取り手段)によ
って読み取られたとき、長尺物が上記の所定の距離
(L)だけ進行したものと判断し、 ハ.同時に、上記の所定の距離(L)だけ相互に離隔し
た二つの標象を記憶して上記の尺取り工程を繰り返すも
のであり、上記の所定の距離(L)だけ相互に離隔した
二つの標象は常に同時に読み取られるので、任意の所定
の距離(L)を認識した後次の所定の距離(L)を認識
するまでに時間遅れがなく、尺取り計尺精度が向上す
る。
本発明に係る長尺物の計尺装置には、上記の実施態様
の他、下記する種々の実施態様がある。
イ.前記の基準情報選択・記憶指令手段(8)が前記の
基準情報記憶手段(5)に情報を記憶させた後、任意の
予め定められた時間経過した後に前記の記憶書き替え手
段(9)を動作するようにした実施態様がある。この実
施態様の効果は、第1及び第2の記憶手段が必要とする
記憶容量を低減できることである。
ロ.前記の予め定められた時間を、前記の長尺物の最大
移動速度(Vm)をもって前記の所定の距離(L)を除し
た時間を基準にし、これにいくらかの余裕を加算して決
定するようにした実施態様がある。この実施態様の効果
は、第1及び第2の記憶手段が必要とする記憶容量を信
頼性を損なわない範囲において最低になしうることであ
る。
ハ.前記の標象媒体(12)に配列されている標象が2進
法または10進法等で表現される乱数であるようにした実
施態様がある。この実施態様の効果は、それぞれ相違す
る極めて多数の標象を容易に設定することができること
である。
ニ.前記の標象媒体(12)は磁気テープであり、前記の
標象は磁気領域の組み合わせをもって表示される標象で
あり、前記の第1及び第2の標象読み取り手段(1)・
(2)は磁気情報再生ヘッドであるようにした実施態様
がある。磁気テープの場合、標象の書き込み・読み出し
が簡便にでき、しかも、精密に実現できる。
ホ.前記の標象媒体(12)は紙テープであり、前記の標
象は孔の組み合わせをもって表示される標象であり、前
記の第1及び第2の標象読み取り手段(1)・(2)は
さんこう紙テープ読み取り機であるようにした実施態様
がある。紙テープは、環境条件に対して安全性が高い。
ヘ.前記の標象媒体(12)は屈曲可能な色材担持手段で
あり、前記の標象は色を異にする領域の集合であり、前
記の第1及び第2の標象読み取り手段(1)・(2)は
色を異にする領域の集合を識別する異色領域識別手段で
ある実施態様がある。
なお、前記の標象媒体(12)を長尺物(13)の表面に
貼着するために使用する貼着剤を補給する貼着剤補給手
段が設けられると効果的である。
〔作用〕
本発明が解決しようとする従来技術の欠点は、長尺物
上の撮像を検出してから、マーカ等が次の標象を付与す
るまでの時間遅れが測定誤差の原因となるということで
ある。
本発明においては、長尺物の進行方向に対して移行す
る位置にある撮像読み取り手段である第1の標象読み取
り手段1が、計尺開始と同時に、標象媒体21から順次読
み取った標象を、上記の第1の標象読み取り手段1から
長尺物の進行方向に所定の距離L隔てゝ設けられた第2
の標象読み取り手段2が検出した時刻に、同時に第1の
標象読み取り手段1が読み取った標象を次の検出対象の
標象として、上記の動作を繰返す。一方、上記の第2の
標象読み取り手段2が上記の標象を検出する毎に1カウ
ントし、このカウント回数と上記の所定の距離Lとの積
をもって長尺物の計尺を行うので、従来技術における上
記の意味の時間遅れが発生する可能性がなく、従って上
記の意味における測定誤差が発生せず、精密な計尺が可
能である。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつゝ、本発明の一実施例に係る長
尺物の計尺装置について説明する。
まず、本発明の一実施例に係る長尺物の計尺装置の概
略構成を第4図に示す。
第4図参照 図において、1は第1の標象読み取り手段であり、図
に矢印Aをもって示す方向に走行する計尺の対象とされ
ている長尺物13の進行方向に対して後行する位置に設け
られる。2は、この第1の標象読み取り手段から長尺物
の長手方向にそって、所定の距離L(尺取り計尺の基準
長をなし例えば1m程度が選択される。)隔てゝ被計尺長
尺物13の進行方向に設けられた第2の標象読み取り手段
である。20はCPUであり、上記の第1の標象読み取り手
段1と上記の第2の標象読み取り手段2とがそれぞれ読
み取った情報にもとづいて演算処理をし、長尺物13の長
さを算出する。30は記憶手段であり、上記の第1及び第
2の標象読み取り手段1・2が読み取った情報を記憶す
る。40は上記のCPUが算出した長尺物13の長さを表示す
る表示器である。12は距離l(なるべく短い距離、例え
ば50μm)づゝ隔てゝ標象が配列されており、貼着・剥
離可能である標象媒体であり、下記するように、被計尺
長尺物13の表面に、その長手方向にそって貼着される。
上記の標象は例えば2進法・10進法等で表示される乱数
であり、上記の標象媒体12は例えば磁気テープである。
14は、上記の標象媒体12を上記の長尺物13の表面にその
走行中に逐次貼着するための標象媒体貼着手段であり、
15は、上記の長尺物13の進行方向にそって所定の距離L
以上の距離だけ、上記の標象媒体貼着手段14から離隔し
て配設される標象媒体剥離手段であり、上記の標象媒体
12を剥離する機能を有する。16は上記の標象媒体12を供
給する供給ドラムであり、17は上記の標象媒体12を巻き
取る巻き取りドラムである。18はカウンタローラであ
る。
つぎに、本発明の要旨に直接関連する構成要素につい
て第2図を再参照して説明する。
第2図再参照 図において、12は距離l(なるべく短い距離、例えば
50μm)隔てゝ標象が配列されており、貼着・剥離可能
な標象媒体である。1は上記の標象媒体12に記録されて
いる標象を読み取る第1の標象読み取り手段であり、2
は上記の第1の標象読み取り手段1から長尺物13の進行
方向にそって所定の距離L隔てた位置に設けられている
第2の標象読み取り手段である。
3は第1の標象読み取り手段が読み取った情報を記憶
する第1の記憶手段であり、4は第2の標象読み取り手
段2が読み取った情報を記憶する第2の記憶手段であ
る。5は第1の標象読み取り手段1が読み取った情報の
中から基準となる情報を記憶する基準情報記憶手段であ
る。6は上記の第1の標象読み取り手段1が最初に読み
取り、第1の記憶手段3に記憶された情報を基準情報選
択・記憶指令手段8を介して直接上記の基準情報記憶手
段5に記憶させる初回情報指令手段である。この初回情
報指令手段6が動作するのは1回目の基準情報のときに
みであって、2回目以降の基準情報は下記のようにして
基準記憶手段5に記憶される。
7は、上記の第2の記憶手段4に記憶される情報と上
記の基準情報とを比較して同一と判断したとき、尺取り
信号を発生する情報比較手段である。
8は、第2の記憶手段4に記憶される情報のうち、上
記の基準情報と同一であると、上記の情報比較手段7に
よって判断された情報に対応する、上記の第1の記憶手
段3に記憶されている情報(第2の記憶手段4に記憶さ
れる情報のうち、基準情報と同一と判断された情報と同
時刻に第1の撮像読み取り手段1が読み取った情報)を
選択して基準情報記憶手段5に記憶させる基準情報選択
・記憶指令手段である。
上記したとおり、第2の標象読み取り手段2が基準情
報を読み取ったときに次の基準情報が設定されるので、
従来技術におけるマーカが標象を形成するときの時間遅
れのような時間遅れは発生せず、従って1回の尺取り距
離が正確に上記の所定の距離Lとなる。
19は上記の基準情報記憶手段5に情報が記憶されてか
ら、予め定められた時間経過した後に、前記基準情報選
択・記憶指令手段8に下記する記憶書き替え手段9を動
作させるための動作時間設定手段である。この動作時間
設定手段19を設けることにより、第1及び第2の記憶手
段3・4に記憶する情報量を制限することができ、上記
の両記憶手段3・4が必要とする記憶容量を低減するこ
とが可能となる。
9は、上記の第1及び第2の記憶手段3・4に記憶さ
れている情報を書き替える記憶書き替え手段である。
上記の予め定められた時間として、例えば長尺物13の
移動速度の変動を考慮して、最大移動速度Vmにおいて上
記の標象が第1の標象読み取り手段1から第2の標象読
み取り手段2まで移動する時間と使用することができ、
この場合、上記の両記憶手段3・4が必要とする記憶容
量を最低にすることが可能となる。ただ、この場合は、
万一想定していた最大移動速度Vmより速い移動速度をも
って長尺物が移動すると、計尺失敗する虞があるので、
いくつかの裕度を設ける必要のあることは云うまでもな
い。この時間経過後に、第1と第2の記憶手段3・4が
同時に記憶を開始する。なお、エンコーダ等を使用して
長尺物の概略の移動距離を測定して、標識が第2の標識
読み取り手段に到達したと想定される時刻に上記の記憶
書き替え手段を動作させてもよい。
10は上記の尺取り信号に応答してカウントアップする
尺取り回数計数手段である。11は上記の尺取り回数計数
手段が計数した回数Nと上記の両標象読み取り手段1・
2間の距離(所定の距離)Lとの積を演算して長尺物の
長さを算出する長さ算出手段である。
次に、フローチャートを参照して、本発明の一実施例
に係る長尺物の計尺装置の本発明の要旨に関連する制御
手順について説明する。
第3図(イ)・(ロ)参照 計尺開始に先だって標象媒体が長尺物に表面に貼着さ
れ、計尺開始の指令に応答して第1の標象読み取り手段
1が、長尺物13とともに走行する標象媒体12から標象読
み取りを開始する(a)。
この読み取った情報のうち、最初の情報を初回情報指
令手段6によって基準情報選択・記憶指令手段8を介し
て基準情報として基準情報記憶手段5に記憶する
(b)。
第1の標象読み取り手段1と第2の標象読み取り手段
2とが逐次標象を読み取る(c)。
基準情報選択・記憶指令手段8が基準情報記憶手段5
に情報を記憶させたときから予め定められた時間が経過
したか否かを判断する(d)。
予め定められた時間が経過したら、記憶書き替え手段
9が、第1及び第2の記憶手段3・4に記憶された情報
を書き消し、つぎの記憶を開始する(e)。
上記の読み取った情報をそれぞれ第1の記憶手段3と
第2の記憶手段4とに順次記憶する(f)。
情報比較手段7が上記の第2の記憶手段4に記憶され
る情報と上記の基準情報とを比較して同一か否かを判断
し、同一のときに尺取り信号を発生する(g)。
尺取り回数計数手段10が上記の尺取り信号に応答して
カウントする(h)。
計尺終了か否か判断する(i)。
計尺終了でなければ、上記の情報比較手段7によって
同一と判断された情報が第2の標象読み取り手段2によ
って読み取られたのと同時刻に、第1の標象読み取り手
段1によって読み取られ、第1の記憶手段3に記憶され
ている情報を、基準情報選択・記憶指令手段8が選択し
て基準情報記憶手段5に記憶させる(j)。
計尺終了と判断すれば、長さ算出手段11が尺取り回数
計数手段10が計数した回数Nと第1及び第2の情報読み
取り手段1・2相互間の距離Lとの積を演算して長尺物
の長さを算出する(k)。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明に係る長尺物の計尺装置
においては、計尺開始に先だって標象媒体が長尺物の表
面に貼着され、計尺開始の指令に応答して第1の標象読
み取り手段が、長尺物に貼着されて走行する標象媒体か
ら標象を読み取って基準情報となし、つぎに第1の標象
読み取り手段から長尺物の進行方向にそって所定の距離
L隔てゝ設けられた第2の標象読み取り手段が読み取っ
た情報の中から上記の基準情報を検出し、第2の標象読
み取り手段が、この基準情報を読み取った時刻と同時刻
に上記の第1の標象読み取り手段が読み取る情報を次の
基準情報として上記の動作を繰返す。そして、第2の標
象読み取り手段が基準情報を読み取った回数と上記の両
標象読み取り手段相互の距離(所定の距離)Lとの積を
もって計尺することゝされているので、第1の標象読み
取り手段が読み取った情報が上記の所定の距離L移動し
た時点で、次回の基準情報となる標象が設定されるか
ら、各尺取り工程内の非測定距離が零となり、1回ごと
の尺取りの長さが上記の所定の距離Lと同一となり、本
発明に係る長尺物の計尺装置を使用すれば尺取り方式の
計尺を精密に実施することができる。しかも、この計尺
は被計尺長尺物の移動速度の変動などには全く無関係で
あり、測定精度は極めてすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る長尺物の計尺装置(請求項
[1]に対応)のクレーム対応図である。 第2図は、本発明の一実施例に係る長尺物の計尺装置
(請求項[2]に対応)のクレーム対応図である。 第3図(イ)・(ロ)は、本発明の一実施例に係る長尺
物の計尺装置のフローチャートである。 第4図は、本発明の一実施例に係る長尺物の計尺装置の
概略構成図である。 1……第1の標象読み取り手段、 2……第2の標象読み取り手段、 3……第1の記憶手段、 4……第2の記憶手段、 5……基準情報記憶手段、 6……初回情報指令手段、 7……情報比較手段、 8……基準情報選択・記憶指令手段、 9……記憶書き替え手段、 10……尺取り回数計数手段、 11……長さ算出手段、 12……標象媒体、 13……長尺物、 14……標象媒体貼着手段、 15……標象媒体剥離手段、 16……供給ドラム、 17……巻き取りドラム、 18……ローラ、 19……動作時間設定手段、 20……CPU、 30……記憶手段、 40……表示器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺物(13)を長手方向にそって走行さ
    せ、前記長尺物(13)が特定の基準長走行する度に1の
    尺取り信号を発生させ、該尺取り信号の発生回数と前記
    特定の基準長との積を計測して前記長尺物(13)の長さ
    を計測する長尺物の計尺装置において、 相互に識別可能な標象が配列されてなり、貼着・剥離可
    能であり、前記長尺物(13)に貼着されて前記長尺物
    (13)の長手方向にそって走行する標象媒体(12)を、
    前記長尺物(13)の長手方向にそって、前記長尺物(1
    3)に貼着する標象媒体貼着手段(14)と、 該標象媒体貼着手段(14)と、前記長尺物(13)の走行
    方向にそって所定の距離(L)以上の距離相互に隔離し
    て配設され、前記標象媒体(12)を前記長尺物(13)か
    ら剥離する標象媒体剥離手段(15)と、 前記標象媒体貼着手段(14)より前記長尺物(13)の進
    行方向に、前記長尺物(13)にそって配設され、前記標
    象媒体(12)の前記標象を読み取る第1の標象読み取り
    手段(1)と、 該第1の標象読み取り手段(1)から、前記長尺物(1
    3)の進行方向に、前記所定の距離(L)、離隔して配
    設され、前記標象媒体(12)の前記標象を読み取る第2
    の標象読み取り手段(2)と、 前記第1の標象読み取り手段(1)が読み取った情報を
    記憶する第1の記憶手段(3)と、 前記第2の標象読み取り手段(2)が読み取った情報を
    記憶する第2の記憶手段(4)と、 前記第1の標象読み取り手段(1)が最初に読み取った
    情報を、初回情報指令手段(6)によって、基準情報と
    して記憶し、前記第1の標象読み取り手段(1)が引き
    続き読み取った情報のうち、前記尺取り信号に対応する
    情報を基準情報として記憶する基準情報記憶手段(5)
    と、 前記基準情報記憶手段(5)に記憶されている前記基準
    情報と前記第2の記憶手段(4)に記憶される情報とを
    比較し、同一であると判断したとき、前記尺取り信号を
    発生する情報比較手段(7)と、 前記第1の記憶手段(3)に記憶されている情報のう
    ち、前記尺取り信号に対応する情報を選択して基準情報
    記憶手段(5)に記憶させる基準情報選択・記憶指令手
    段(8)と、 前記尺取り信号に応答して、前記第1の記憶手段(3)
    に記憶されている情報と前記第2の記憶手段(4)に記
    憶されている情報とを書き替える記憶書き替え手段
    (9)と、 前記尺取り信号に応答して、該尺取り信号が発生された
    回数を積算する尺取り回数計数手段(10)と、 該尺取り回数計数手段(10)が計数した尺取り回数と前
    記所定の距離(L)との積を演算して前記長尺物の長さ
    を算出する長さ算出手段(11)と を有することを特徴とする長尺物の計尺装置。
  2. 【請求項2】前記基準情報記憶手段(5)に基準情報が
    記憶された後、予め定められた時間経過した後に、前記
    基準情報選択・記憶指令手段(8)に、前記記憶書き替
    え手段(9)を動作させる動作時間設定手段(19)を有
    することを特徴とする請求項[1]記載の長尺物の計尺
    装置。
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