JP2738828B2 - 静電容量測定方法およびその装置 - Google Patents

静電容量測定方法およびその装置

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JP2738828B2 JP23166595A JP23166595A JP2738828B2 JP 2738828 B2 JP2738828 B2 JP 2738828B2 JP 23166595 A JP23166595 A JP 23166595A JP 23166595 A JP23166595 A JP 23166595A JP 2738828 B2 JP2738828 B2 JP 2738828B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、微小容量コンデ
ンサ等の被測定素子の静電容量を測定する静電容量測定
方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の静電容量値測定方法に用いる静電
容量値測定装置のブロック図を図6に示す。図6におい
て、1は出力インピーダンスZO をもち所定の周波数f
O の交流電圧eO を未知の静電容量CX をもった被測定
素子2の一端aに印加することにより電流iO を被測定
素子2に流す交流電圧発生器である。8は非反転入力端
子を接地し利得AO を有する増幅器、9は抵抗値Rを有
する帰還抵抗である。
【0003】ここで、被測定素子2を流れる電流iO
うち、電流iA が増幅器8の反転入力端子に流れ、電流
R が帰還抵抗Rに流れる。このとき、被測定端子2の
他端bに生じる電圧eS が増幅器8の反転入力端子に加
えられ、増幅器8にて−AO倍に増幅されて電圧e
A (=−eS ×AO )が出力される。そして、この電圧
A に基づいて被測定素子2の静電容量CX が測定さ
れ、表示される。
【0004】CSOは被測定素子2の一端aから見て交流
電圧発生器1と並列的に存在するストレィ静電容量、C
SSは被測定素子2の他端bから見て交流電圧発生器1と
並列的に存在するストレィ静電容量であり、各々測定リ
ード線や測定ジグ等に起因して生じるものであり、例え
ばストレィ静電容量CSSが存在すると、電流iO の一部
が電流iCSS としてストレィ静電容量CSSに流れること
になり、被測定素子2の静電容量CX の測定値に誤差が
生じることになる。
【0005】ここで、被測定素子2の静電容量CX の測
定において、ストレィ静電容量CSSが存在することによ
る影響について説明する。なお、ストレィ静電容量CSO
については後述の本発明の実施の形態の同様であるの
で、説明を省く。まず、図6の静電容量値測定装置にお
いて、ストレィ静電容量CSSが存在しないと仮定する。
増幅器8が理想的な増幅器であって、AO ≫1、iA
R (つまり、iR ≒iO )と見なせる場合の増幅器8
の出力電圧eA ′は、
【0006】
【数1】
【0007】となり、電圧eA ′としては静電容量CX
に比例した値が得られる。しかし、現実には、ストレィ
静電容量CSSが存在するため、電流iO の一部が電流i
CSS がとして流れることになり、iR ≠iO となり、増
幅器8の出力電圧eA は、
【0008】
【数2】
【0009】となり、iCSS ×Rが誤差電圧eerr とな
る。ここで、
【0010】
【数3】
【0011】であるから、ここで、CX =100pF、
SS=0.1pFであるとすれば、C X =1000CSS
となり、さらに、AO =10000(代表的にオペアン
プの利得)の場合)であり、AO ≫1、eO ≫eS 、1
/ωCX =Rとし、eA ≒eOと考える。この場合の出
力電圧eA は、
【0012】
【数4】
【0013】であり、この場合の誤差電圧eerr (=i
CSS ×R)は、
【0014】
【数5】
【0015】となり、ストレィ静電容量CSSが存在しな
い場合の約10%の誤差が発生することになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにしてコン
デンサの静電容量を測定する場合に、当然被測定素子で
あるコンデンサの両端に測定リード線が接続され、さら
にその先に測定ジグが接続されている。このような静電
容量の測定系においては、測定リード線や測定ジグにス
トレィ静電容量(浮遊容量)が存在している。測定すべ
きコンデンサの静電容量が比較的大きいものでは、上記
のようなストレィ静電容量の影響による測定誤差はほと
んどないが、数百ピコファラッド以下の容量の微小容量
コンデンサの静電容量を測定する場合には、上記した測
定リード線や測定ジグにストレィ静電容量(浮遊容量)
の影響による測定誤差を少なくするために、シールド線
を使用する等の誤差対策を施さなければならないことは
よく知られていることである。
【0017】しかしながら、シールド線を使用したとし
ても、上記のストレィ静電容量の影響を有効に排除でき
ず、さらにシールド線自体のもつ静電容量、つまり、ス
トレィ静電容量の影響により、上記したように無視でき
ない測定誤差が発生する。したがって、この発明の目的
は、測定リード線,測定ジグ等に存在するストレィ静電
容量の影響をほとんど受けずに微小容量コンデンサ等の
微小な静電容量を精度良く測定することができる静電容
量測定方法およびその装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の静電容量測定
方法は、交流電圧発生器から未知の静電容量CX をもっ
た被測定素子の一端に所定の周波数fO の交流電圧eO
を印加することにより、所定の周波数fO の交流電圧e
O に対して共振状態にあるインダクタおよびキャパシタ
からなるLC直列共振回路を通して被測定素子に電流i
O を流し、電流iO が流れることにより生じるLC直列
共振回路の中点の電圧eS を測定して未知の静電容量C
X に相当する値として出力することを特徴とする。
【0019】この静電容量測定方法によれば、電流iO
に対応した電圧を取り出すために、所定の周波数fO
交流電圧eO に対して共振状態にあるLC直列共振回路
を用いるので、電圧取り出し用のLC直列共振回路のイ
ンダクタンス成分およびキャパシタンス成分はどのよう
な値であっても無視でき、所定の周波数fO においてL
C直列共振回路のインピーダンスZS は等価直列抵抗r
S のみとなり、交流電圧発生器の出力電圧eO によって
被測定素子に電流iO を流す場合に、限流要素となるの
は被測定素子と交流電圧発生器の出力インピーダンスZ
O とLC直列共振回路の等価直列抵抗rS だけとなる。
【0020】上記した交流電圧発生器の出力インピーダ
ンスZO は設計により小さくできるものであり、等価直
列抵抗rS も線路抵抗等によって決まるだけであり、電
流i O に対応した電圧の取り出しに関係なく小さくでき
るものである。ここで、被測定素子の一端から見て交流
電圧発生器と並列的に存在するストレィ静電容量をC SO
とし、被測定素子の他端から見てLC直列共振回路と並
列的に存在するストレィ静電容量をCSSとし、角速度を
ω(=2πfO )としたときに、交流電圧発生器の出力
インピーダンスZO を1/ωCSOに比べて十分に小さい
値、例えば1000分の1以下とし、LC直列共振回路
に存在する等価直列抵抗rS を1/ωC SSに比べて十分
に小さい値、例えば1000分の1以下とすれば、スト
レィ静電容量CSOおよびストレィ静電容量CSSの影響を
無視することが可能となる。
【0021】また、交流電圧発生器の出力インピーダン
スZO を1/ωCX に比べて十分に小さい値、例えば1
000分の1以下とし、LC直列共振回路に存在する等
価直列抵抗rS を1/ωCX に比べて十分に小さい値、
例えば1000分の1以下とすれば、交流電圧発生器か
ら被測定素子に電流iO を流すときに、交流電圧発生器
の出力インピーダンスZO およびLC直列共振回路に存
在する等価直列抵抗r S の影響を無視することができ、
上記の電流iO は、ほぼ交流電圧発生器の出力電圧eO
と被測定素子の未知の静電容量CX とで決まることにな
る。
【0022】一方、LC直列共振回路の中点に生じる電
圧eS は、電流iO に比例したものとなり、したがっ
て、交流電圧発生器の出力電圧eO を一定とし、LC直
列共振回路の回路定数が一定とすると、被測定素子の未
知の静電容量CX に比例したものとなる。このため、L
C直列共振回路の中点に生じる電圧eS を被測定素子の
未知の静電容量CX とすることができる。この結果、ス
トレィ静電容量CSOおよびストレィ静電容量CSSの影響
をほとんど受けずに被測定素子の未知の静電容量CX
精度良く測定することができる。
【0023】この際、上記のように、1000分の1以
下とすることにより、ストレィ静電容量CSOの影響によ
る交流電圧発生器の交流電圧eO の変動を0.1%以内
に収めることができるとともに、ストレィ静電容量CSS
の影響により発生するLC直列共振回路の中点の電圧e
S の誤差を0.1%以内に収めることができ、また、静
電容量CX の影響による交流電圧発生器の交流電圧eO
の変動を0.1%以内に収めることができるとともに、
静電容量CX の影響により発生するLC直列共振回路の
中点の電圧eS の誤差を0.1%以内に収めることがで
きる。
【0024】つぎに、この発明の静電容量測定装置は、
所定の周波数fO の交流電圧eO を未知の静電容量CX
をもった被測定素子の一端に印加する交流電圧発生器
と、所定の周波数fO の交流電圧eO に対して共振状態
にあるインダクタおよびキャパシタからなり交流電圧発
生器から被測定素子への電流iO の通電路に挿入された
LC直列共振回路と、電流iO が流れることにより生じ
るLC直列共振回路の中点の電圧eS を測定する電圧測
定手段と、この電圧測定手段による測定結果を未知の静
電容量CX に相当する値として表示する表示手段とを備
えている。
【0025】この静電容量測定装置によれば、電流iO
に対応した電圧を取り出すために、所定の周波数fO
交流電圧eO に対して共振状態にあるLC直列共振回路
を用いたので、電圧取り出し用のLC直列共振回路のイ
ンダクタンス成分およびキャパシタンス成分はどのよう
な値であっても無視でき、所定の周波数fO においてL
C直列共振回路のインピーダンスZS は等価直列抵抗r
S のみとなり、交流電圧発生器の出力電圧eO によって
被測定素子に電流iO を流す場合に、限流要素となるの
は被測定素子と交流電圧発生器の出力インピーダンスZ
O とLC直列共振回路の等価直列抵抗rS だけとなる。
【0026】上記した交流電圧発生器の出力インピーダ
ンスZO は設計により小さくできるものであり、等価直
列抵抗rS も線路抵抗等によって決まるだけであり、電
流i O に対応した電圧の取り出しに関係なく小さくでき
るものである。ここで、被測定素子の一端から見て交流
電圧発生器と並列的に存在するストレィ静電容量をC SO
とし、被測定素子の他端から見てLC直列共振回路と並
列的に存在するストレィ静電容量をCSSとし、角速度を
ω(=2πfO )としたときに、交流電圧発生器の出力
インピーダンスZO を1/ωCSOに比べて十分に小さい
値、例えば1000分の1以下とし、LC直列共振回路
に存在する等価直列抵抗rS を1/ωC SSに比べて十分
に小さい値、例えば1000分の1以下とすれば、スト
レィ静電容量CSOおよびストレィ静電容量CSSの影響を
無視することが可能となる。
【0027】また、交流電圧発生器の出力インピーダン
スZO を1/ωCX に比べて十分に小さい値、例えば1
000分の1以下とし、LC直列共振回路に存在する等
価直列抵抗rS を1/ωCX に比べて十分に小さい値、
例えば1000分の1以下とすれば、交流電圧発生器か
ら被測定素子に電流iO を流すときに、交流電圧発生器
の出力インピーダンスZO およびLC直列共振回路に存
在する等価直列抵抗r S の影響を無視することができ、
上記の電流iO は、ほぼ交流電圧発生器の出力電圧eO
と被測定素子の未知の静電容量CX とで決まることにな
る。
【0028】一方、LC直列共振回路の中点に生じる電
圧eS は、電流iO に比例したものとなり、したがっ
て、交流電圧発生器の出力電圧eO を一定とし、LC直
列共振回路の回路定数が一定とすると、被測定素子の未
知の静電容量CX に比例したものとなる。このため、L
C直列共振回路の中点に生じる電圧eS を電圧測定手段
により測定し、さらに表示手段により被測定素子の未知
の静電容量CX として表示することができる。この結
果、ストレィ静電容量CSOおよびストレィ静電容量CSS
の影響をほとんど受けずに被測定素子の未知の静電容量
X を精度良く測定して表示することができる。
【0029】この際、上記のように、1000分の1以
下とすることにより、ストレィ静電容量CSOの影響によ
る交流電圧発生器の交流電圧eO の変動を0.1%以内
に収めることができるとともに、ストレィ静電容量CSS
の影響により発生するLC直列共振回路の中点の電圧e
S の誤差を0.1%以内に収めることができ、また、静
電容量CX の影響による交流電圧発生器の交流電圧eO
の変動を0.1%以内に収めることができるとともに、
静電容量CX の影響により発生するLC直列共振回路の
中点の電圧eS の誤差を0.1%以内に収めることがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1にこの発明の実施の形
態における静電容量測定方法を実施するための静電容量
測定装置のブロック図を示す。図1において、1は出力
インピーダンスZOをもち所定の周波数fO の交流電圧
O を未知の静電容量CX をもった被測定素子2の一端
aに印加して被測定素子2に電流iO を流す交流電圧発
生器である。3は所定の周波数fO の交流電圧eO に対
して共振状態にあるインダクタ3a(インダクタンスを
S とする)およびキャパシタ3b(キャパシタンスを
S とする)からなり交流電圧発生器1から被測定素子
2への通電路に挿入されて電流iO が流れるLC直列共
振回路である。
【0031】4は電流iO が流れることにより生じるL
C直列共振回路3の中点の電圧eSをA倍に増幅して出
力する増幅器(オペアンプ(ナショナルセミダクター社
製のLF356等)と入力抵抗および帰還抵抗等で構成
されている)、5は増幅器4の出力eS ×Aを位相検波
することにより直流電圧ES に変換するAC/DC変換
手段であり、これらは、LC直列共振回路の中点の電圧
S を測定する電圧測定手段を構成している。6は電圧
測定手段による測定結果、つまりAC/DC変換手段5
の出力の直流電圧ES を未知の静電容量CX に相当する
値として表示するメータ等の表示手段である。CSOは被
測定素子2の一端aから見て交流電圧発生器1と並列的
に存在するストレィ静電容量、CSSは被測定素子2の他
端bから見て交流電圧発生器1と並列的に存在するスト
レィ静電容量であり、各々測定リード線や測定ジグ等に
起因して生じるものである。
【0032】この場合、LC直列共振回路3を構成する
インダクタ3aおよびキャパシタ3bは可変型となって
おり、所定の周波数fO の交流電圧eO に共振した状態
となるように、測定前に少なくとも一方が調整される。
なお、インダクタ3aおよびキャパシタ3bの片方は固
定型であってもよい。また、この静電容量測定装置を用
いた静電容量測定方法は、出力インピーダンスZO をも
った交流電圧発生器1から未知の静電容量CX をもった
被測定素子2の一端に所定の周波数fO の交流電圧eO
を印加することにより、所定の周波数fO の交流電圧e
O に対して共振状態にあるインダクタ3aおよびキャパ
シタ3bからなるLC直列共振回路3に被測定素子2を
通して電流iO を流し、電流i O が流れることにより生
じるLC直列共振回路3の中点の電圧eS を測定して未
知の静電容量CX に相当する値として表示出力する。な
お、この出力は表示に用いるだけでなく、良否判別装置
への入力としても使用可能である。
【0033】以下、静電容量測定方法およびその装置に
ついて詳細に説明する。この実施の形態においては、出
力インピーダンスZO をもった交流電圧発生器1から所
定の周波数fO の交流電圧eO が出力され、この交流電
圧eO が未知の静電容量CXをもった被測定素子2の一
端aに印加され、交流電圧eO の印加によって被測定素
子2の他端bから流出した電流iO はインピーダンスZ
S をもったLC直列共振回路3に流入することになる。
上記のインピーダンスZS はインダクタLS およびキャ
パシタCS とそれらの等価直列抵抗rS で構成される。
【0034】そして、LC直列共振回路3の中点の電圧
S 、この回路ではキャパシタCSの両端間に生じる電
圧を増幅器4でA倍に増幅し、増幅器4の出力電圧eS
×Aを表示手段6で表示するためにAC/DC変換手段
5で直流電圧に変換して表示手段6へ供給し、表示手段
6にて被測定素子2の未知の静電容量CX に相当する値
として表示を行う。
【0035】図1の静電容量測定装置においては、LC
直列共振回路3のインピーダンスZ S は、
【0036】
【数6】
【0037】で表される。ただし、ωは角速度で、2π
O である。ここで、電流iO に対応した電圧を取り出
すために設けたLC直列共振回路3をインダクタンス3
aのインダクタンスまたはキャパシタ3bのキャパシタ
ンスを調整することにより所定の周波数fO の交流電圧
O に対して共振状態としたので、
【0038】
【数7】
【0039】が成り立ち、したがってLC直列共振回路
3のインピーダンスZS は、
【0040】
【数8】
【0041】となり、電圧取り出し用のLC直列共振回
路3のインダクタンスLS およびキャパシタンスCS
どのような値であっても無視できる。つまり、上記した
ように、所定の周波数fO においてLC直列共振回路3
のインピーダンスZS は等価直列抵抗rS のみとなり、
交流電圧発生器1の出力電圧eO によって被測定素子2
に電流iO を流す場合に、限流要素となるのは被測定素
子2と交流電圧発生器1の出力インピーダンスZO とL
C直列共振回路3の等価直列抵抗rS だけとなる。
【0042】上記した交流電圧発生器1の出力インピー
ダンスZO は設計により小さくできるものであり、等価
直列抵抗rS も線路抵抗等によって決まるだけであり、
電流iO に対応した電圧の取り出しに関係なく小さくで
きるものである。ここで、交流電圧発生器1の出力イン
ピーダンスZO を1/ωCSOに比べて十分に小さい値
(例えば、ZO ≦(1/ωCSO)/1000)とし、L
C直列共振回路3に存在する等価直列抵抗rS を1/ω
SSに比べて十分に小さい値(例えば、rS ≦(1/ω
SS)/1000)以下とすれば、ストレィ静電容量C
SOおよびストレィ静電容量CSSの影響を無視することが
可能となる。
【0043】また、交流電圧発生器1の出力インピーダ
ンスZO を1/ωCX に比べて十分に小さい値(例え
ば、ZO ≦(1/ωCX )/1000)とし、LC直列
共振回路3に存在する等価直列抵抗rS を1/ωCX
比べて十分に小さい値(例えば、rS ≦(1/ωCX
/1000)とすれば、交流電圧発生器1から被測定素
子2に電流iO を流すときに、交流電圧発生器1の出力
インピーダンスZO およびLC直列共振回路3に存在す
る等価直列抵抗rS の影響を無視することができ、上記
の電流iO は、ほぼ交流電圧発生器1の出力電圧eO
被測定素子2の未知の静電容量CX とで決まることにな
る。つまり、電流iO は、
【0044】
【数9】
【0045】で表されることになる。一方、LC直列共
振回路3の中点に生じる電圧eS は、電流iO に比例し
たものとなり、したがって、交流電圧発生器1の出力電
圧eO を一定とし、LC直列共振回路3の回路定数が一
定とすると、被測定素子2の未知の静電容量CX に比例
したものとなる。つまり、電圧eS は、
【0046】
【数10】
【0047】で表される。ここで、〔数10〕に〔数
9〕を代入すると、
【0048】
【数11】
【0049】となり、したがって
【0050】
【数12】
【0051】となる。ここで、キャパシタCS および交
流電圧eO が既知の値であれば、
【0052】
【数13】
【0053】であるので、電圧eS の値は被測定素子2
の未知の静電容量CX に比例することになる。このた
め、LC直列共振回路3の中点に生じる電圧eS を増幅
器4およびAC/DC変換手段5により増幅および交流
/直流変換し(つまり、測定し)、さらに表示手段6に
より被測定素子2の未知の静電容量CX として表示する
ことができる。この結果、ストレィ静電容量CSOおよび
ストレィ静電容量CSSの影響をほとんど受けずに被測定
素子2の未知の静電容量CX を精度良く測定して表示す
ることができる。
【0054】この際、上記のように、1000分の1以
下とすることにより、ストレィ静電容量CSOの影響によ
る交流電圧発生器1の交流電圧eO の変動を0.1%以
内に収めることができるとともに、ストレィ静電容量C
SSの影響により発生するLC直列共振回路3の中点の電
圧eS の誤差を0.1%以内に収めることができ、ま
た、静電容量CX の影響による交流電圧発生器1の交流
電圧eO の変動を0.1%以内に収めることができると
ともに、静電容量CX の影響により発生するLC直列共
振回路3の中点の電圧eS の誤差を0.1%以内に収め
ることができる。
【0055】ここで、AC/DC変換手段5について、
図2および図3を参照しながら詳しく説明する。このA
C/DC変換手段5は、位相検波を行うことにより、交
流/直流変換を行うものであり、その回路は図2に示す
ようになっている。図2において、A11,A12,A13
それぞれ増幅器(一般的なオペアンプ、例えばナショナ
ルセミコンダクター社製のLF356等;ただし、入力
交流電圧eX の周波数に適したものを使用する)、IN
Vはインバータ(ロジックIC、トランジスタ、FET
などからなる)、S1 ,S2 はそれぞれアナログスイッ
チ、R11〜R16はそれぞれ抵抗器、C11,C12はそれぞ
れコンデンサである。
【0056】以下、このAC/DC変換手段5について
詳しく説明する。入力交流電圧eXを増幅器A11の非反
転入力端子(+)に加える。また、入力交流電圧eX
同期した同一周波数でデューティサイクルが50%の矩
形波パルスからなる基準パルスeR をアナログスイッチ
2 のロジック入力端子に加え、基準パルスeR をイン
バータINVで反転した反転基準パルス/eR (記号/
は反転を意味する)をアナログスイッチS1 のロジック
入力端子に加える。したがって、基準パルスe R
“H”のときはアナログスイッチS2 が導通するととも
にアナログスイッチS1 が遮断し、基準パルスeR
“L”のときはアナログスイッチS1 が導通するととも
にアナログスイッチS2 が遮断する。
【0057】また、増幅器A11によるバッファ(増幅
率:+1倍)の出力eX ′をアナログスイッチS1 の一
端に接続し、出力eX ′を等しい抵抗値を有する抵抗器
11,R12および増幅器A12からなる反転増幅器(増幅
率:−1倍)に加え、この反転増幅器の出力/eX ′を
アナログスイッチS2 の一端に接続する。この結果、基
準パルスeR が“H”のときは、入力交流電圧eX の正
極性部分に対応した出力/eX ′の負極性部分がアナロ
グスイッチS2 を通り、基準パルスeR が“L”のとき
は、入力交流電圧eX の負極性部分に対応した出力
X ′の負極性部分がアナログスイッチS1 を通ること
になる。
【0058】アナログスイッチS1 ,S2 の他端を等し
い抵抗値を有する抵抗器R13,R14をそれぞれ介して増
幅器A13の反転入力端子(−)に接続する。増幅器A13
の帰還抵抗R15の抵抗値は、増幅器A13の増幅率が、−
15/R13もしくは−R15/R14となるので、必要な増
幅率に応じて適切な値とする。例えば、増幅率を−1と
する場合は、R15=R13=R14とする。この結果、出力
/eX ′の負極性部分と出力eX ′の負極性部分とを合
成して反転したものを増幅器A13の出力eO として得る
ことができ、さらに出力eO のリップルを除去すると完
全な直流電圧である検波直流出力EO が得られ、その値
は出力eX の基準パルスeR の期間の成分に比例し、出
力eX の位相、極性も検出できる。
【0059】図3に上記の回路のタイムチャートを示
す。図3(a)は増幅器A11の出力e X ′(入力交流電
圧eX も同じ波形)である。同図(b)は増幅器A12
出力/eX ′であり、出力eX ′を反転したものであ
る。同図(c)は入力交流電圧e X に同期した基準パル
スeR であり、出力eX ′が正極性のときに“H”とな
り、出力eX ′が負極性のときに“L”となっている。
同図(d)は反転基準パルス/eR で、基準パルスeR
を反転したものである。同図(e)は、増幅器A13の出
力eO で、出力eX ′の負極性部分と反転出力/eX
の負極性部分とを加算合成して極性反転したものとなっ
ており、この波形はコンデンサC11を省いたときの波形
であり、コンデンサC11が存在するとリップル成分は十
分に低くなる。同図(f)は検波直流出力電圧EO であ
り、コンデンサC11またはC12によりリップルが除去さ
れて完全な直流電圧となっている。
【0060】抵抗器R16およびコンデンサC11,C12
検波直流出力EO に、検波しようとする信号eX の周波
数成分のリプル(直流の中に含まれる交流成分)を無く
するための最小限の時定数の値に設定する。AC/DC
変換手段の他の例として、絶対値回路を利用したものを
図4に示す。
【0061】ここで、AC/DC変換手段の他の例につ
いて、図4および図5を参照しながら詳しく説明する。
このAC/DC変換手段は、絶対値を求めることによ
り、交流/直流変換を行うものであり、その回路は図4
に示すようになっている。図4において、A21,A22
23はそれぞれ増幅器(一般的なオペアンプ、例えばナ
ショナルセミコンダクター社製のLF356等;ただ
し、入力交流電圧eX の周波数に適したものを使用す
る)、D1 ,D2 は小信号ダイオード(例えば、東芝株
式会社製の1S1588等;ただし、入力交流電圧eX
の周波数に適したものを使用する)、R21〜R26はそれ
ぞれ抵抗器、C21,C22はそれぞれコンデンサである。
【0062】以下、このAC/DC変換手段について詳
しく説明する。入力交流電圧eX を増幅器A21の非反転
入力端子(+)に加え、増幅された電圧eX ′(図4で
は、増幅率が+1)を抵抗器R1 ,R2 ,ダイオードD
1 ,D2 および増幅器A21からなる半波整流回路に供給
し、この半波整流回路の出力e2 と電圧eX ′を抵抗器
4 ,R3 を介して増幅器A23の反転入力端子(−)に
加えることにより、電流合成を行う。この電流合成は、
電圧eX ′によって抵抗器R23を流れる電流i 3 と電圧
2 によって抵抗器R24を流れる電流i4 とを加算合成
して増幅器A23の帰還抵抗R25に合成電流i5 (=i3
+i4 )として流すものである。そして、帰還抵抗R5
に合成電流i5 が流れることによる電圧が増幅器A23
出力eOとして得られる。ここで、R1 =R2 =R3
4 =R3 /2となる値に設定し、R5 は必要な直流出
力電圧EO の値に応じて設定する。
【0063】そして、電圧eO に含まれるリップルをコ
ンデンサC21,C22,抵抗器R26で取り除けば、その出
力EO は、入力交流電圧eX に比例した直流電圧とな
る。抵抗器R26およびコンデンサC21,C22の値は、電
圧EO 中のリップルをなくすための最小限の時定数の値
に設定する。この回路の場合、入力交流電圧eX の位相
ならびに極性の検出はできない。
【0064】図5に上記の回路のタイムチャートを示
す。図5(a)は増幅器A21の出力e X ′(入力交流電
圧eX も同じ波形)である。同図(b)は増幅器A22
出力/e2 であり、出力eX ′を半波整流し極性反転し
たものである。同図(c)は電流i3 を示し、同図
(d)は電流i4 を示し、同図(e)は合成電流i5
示し、電流i3 ,i4 を加算したものとなっている。同
図(f)は増幅器A23の出力eO を示し、この波形はコ
ンデンサC21を省いたときの波形であり、コンデンサC
21が存在するとリップル成分は十分に低くなる。同図
(f)は検波直流出力電圧EO であり、コンデンサC21
またはC22によりリップルが除去されて完全な直流電圧
となっている。
【0065】
【発明の効果】この発明の静電容量測定方法によれば、
出力インピーダンスZO をもった交流電圧発生器から未
知の静電容量CX をもった被測定素子の一端に所定の周
波数f O の交流電圧eO を印加することにより、所定の
周波数fO の交流電圧eO に対して共振状態にあるイン
ダクタおよびキャパシタからなるLC直列共振回路に被
測定素子を通して電流iO を流し、電流iO が流れるこ
とにより生じるLC直列共振回路の中点の電圧eS を測
定して未知の静電容量CX に相当する値として出力する
ので、交流電圧発生器の出力インピーダンスZO を1/
ωCSOに比べて十分に小さく設定するとともに、LC直
列共振回路に存在する等価直列抵抗rS を1/ωCSS
比べて十分に小さく設定すれば、ストレィ静電容量CSO
およびストレィ静電容量CSSの影響を無視することが可
能となり、ストレィ静電容量CSOおよびストレィ静電容
量CSSの影響をほとんど受けず、しかも、交流電圧発生
器の出力インピーダンスZO を1/ωCX に比べて十分
に小さく設定するとともに、LC直列共振回路に存在す
る等価直列抵抗rS を1/ωCX に比べて十分に小さく
設定すれば、交流電圧発生器から被測定素子に電流iO
を流すときに、交流電圧発生器の出力インピーダンスZ
O およびLC直列共振回路に存在する等価直列抵抗rS
の影響を無視することができ、被測定素子の未知の静電
容量CX を精度良く測定することができる。また、この
発明の静電容量測定装置によれば、出力インピーダンス
O をもち所定の周波数fO の交流電圧eO を未知の静
電容量CX をもった被測定素子の一端に印加する交流電
圧発生器と、所定の周波数fO の交流電圧eO に対して
共振状態にあるインダクタおよびキャパシタからなり交
流電圧発生器から被測定素子を通して電流iO が流れる
LC直列共振回路と、電流iO が流れることにより生じ
るLC直列共振回路の中点の電圧eS を測定する電圧測
定手段と、この電圧測定手段による測定結果を未知の静
電容量CX に相当する値として表示する表示手段とを備
えているので、交流電圧発生器の出力インピーダンスZ
O を1/ωCSOに比べて十分に小さく設定するととも
に、LC直列共振回路に存在する等価直列抵抗rS を1
/ωCSSに比べて十分に小さく設定すれば、ストレィ静
電容量CSOおよびストレィ静電容量CSSの影響を無視す
ることが可能となり、ストレィ静電容量CSOおよびスト
レィ静電容量CSSの影響をほとんど受けず、しかも、交
流電圧発生器の出力インピーダンスZO を1/ωCX
比べて十分に小さく設定するとともに、LC直列共振回
路に存在する等価直列抵抗rS を1/ωCX に比べて十
分に小さく設定すれば、交流電圧発生器から被測定素子
に電流iO を流すときに、交流電圧発生器の出力インピ
ーダンスZO およびLC直列共振回路に存在する等価直
列抵抗rS の影響を無視することができ、被測定素子の
未知の静電容量CX を精度良く測定して表示することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における静電容量測定方
法を実施する静電容量測定装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】標準的な位相検波回路の構成を示す回路図であ
る。
【図3】図2の位相検波回路の各部の信号のタイムチャ
ートである。
【図4】標準的な絶対値回路の構成を示す回路図であ
る。
【図5】図4の絶対値回路の各部の信号のタイムチャー
トである。
【図6】従来の静電容量値測定方法を実施する静電容量
測定装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電圧発生器 2 被測定素子 3 LC直列共振回路 4 増幅器 5 AC/DC変換手段 6 表示手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧発生器から未知の静電容量をも
    った被測定素子の一端に所定の周波数の交流電圧を印加
    することにより、前記所定の周波数の交流電圧に対して
    共振状態にあるインダクタおよびキャパシタからなるL
    C直列共振回路を通して前記被測定素子に電流を流し、
    前記電流が流れることにより生じる前記LC直列共振回
    路の中点の電圧を測定して前記未知の静電容量に相当す
    る値として出力することを特徴とする静電容量測定方
    法。
  2. 【請求項2】 被測定素子の未知の静電容量をCX
    し、前記被測定素子の一端から見て交流電圧発生器と並
    列的に存在するストレィ静電容量をCSOとし、前記被測
    定素子の他端から見てLC直列共振回路と並列的に存在
    するストレィ静電容量をCSSとし、前記交流電圧発生器
    の交流電圧の周波数をfO とし、角速度をω(=2πf
    O )としたときに、前記交流電圧発生器の出力インピー
    ダンスZ O を1/ωCSOの1000分の1以下に設定す
    るとともに、前記LC直列共振回路に存在する等価直列
    抵抗rS を1/ωCSSの1000分の1以下に設定し、
    かつ前記交流電圧発生器の出力インピーダンスZO を1
    /ωCX の1000分の1以下に設定するとともに、前
    記LC直列共振回路に存在する等価直列抵抗rS を1/
    ωCX の1000分の1以下に設定することを特徴とす
    る請求項1記載の静電容量測定方法。
  3. 【請求項3】 所定の周波数の交流電圧を未知の静電容
    量をもった被測定素子の一端に印加する交流電圧発生器
    と、前記所定の周波数の交流電圧に対して共振状態にあ
    るインダクタおよびキャパシタからなり前記交流電圧発
    生器から前記被測定素子への通電路に直列に挿入された
    LC直列共振回路と、前記LC直列共振回路の中点の電
    圧を測定する電圧測定手段と、この電圧測定手段による
    測定結果を前記未知の静電容量に相当する値として表示
    する表示手段とを備えた静電容量測定装置。
  4. 【請求項4】 被測定素子の未知の静電容量をCX
    し、前記被測定素子の一端から見て交流電圧発生器と並
    列的に存在するストレィ静電容量をCSOとし、前記被測
    定素子の他端から見てLC直列共振回路と並列的に存在
    するストレィ静電容量をCSSとし、前記交流電圧発生器
    の交流電圧の周波数をfO とし、角速度をω(=2πf
    O )としたときに、前記交流電圧発生器の出力インピー
    ダンスZ O を1/ωCSOの1000分の1以下に設定す
    るとともに、前記LC直列共振回路に存在する等価直列
    抵抗rS を1/ωCSSの1000分の1以下に設定し、
    かつ前記交流電圧発生器の出力インピーダンスZO を1
    /ωCX の1000分の1以下に設定するとともに、前
    記LC直列共振回路に存在する等価直列抵抗rS を1/
    ωCX の1000分の1以下に設定したことを特徴とす
    る請求項3記載の静電容量測定装置。
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