JP2737965B2 - ピアノ打弦用軟銅線 - Google Patents
ピアノ打弦用軟銅線Info
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- JP2737965B2 JP2737965B2 JP63317329A JP31732988A JP2737965B2 JP 2737965 B2 JP2737965 B2 JP 2737965B2 JP 63317329 A JP63317329 A JP 63317329A JP 31732988 A JP31732988 A JP 31732988A JP 2737965 B2 JP2737965 B2 JP 2737965B2
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- copper
- sen
- wire
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/40—Arrangements for rotating packages
- B65H54/52—Drive contact pressure control, e.g. pressing arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ピアノ打弦用として有用な軟銅線に関する
ものである。
ものである。
［従来の技術］ ピアノの低音部の打弦には、ピアノ線に軟銅線を巻付
けた弦が使用されている。
けた弦が使用されている。
この軟銅線には、一般に0.05wt％程度の酸素を含むタ
フピッチ銅が使用されており、加工度95％未満において
直径1.0〜1.6mm程度に伸線し、300〜400℃の温度で焼鈍
軟化させて使用される。
フピッチ銅が使用されており、加工度95％未満において
直径1.0〜1.6mm程度に伸線し、300〜400℃の温度で焼鈍
軟化させて使用される。
［発明が解決しようとする課題］ 前記打弦への巻付け加工を行なうには、線が十分に軟
化されていないと加工性が悪く、またスプリングバック
が生じ得られた製品の音色も悪くなる。このため、上記
焼鈍において十分に軟化させ、しなやかさを十分に保有
させる必要があり、そのために焼鈍温度を上げ焼鈍時間
を長くすることが必要となって、全体的にコストアップ
となるという問題があり、より低温で容易に軟化する素
材を求める声が強い。
化されていないと加工性が悪く、またスプリングバック
が生じ得られた製品の音色も悪くなる。このため、上記
焼鈍において十分に軟化させ、しなやかさを十分に保有
させる必要があり、そのために焼鈍温度を上げ焼鈍時間
を長くすることが必要となって、全体的にコストアップ
となるという問題があり、より低温で容易に軟化する素
材を求める声が強い。
一方、前記タフピッチ銅は、前記したように0.05wt％
程度の酸素を含んでいるために、この酸素が銅マトリッ
クス中の不純物とりわけ軟化温度を上昇させる不純物を
ある程度酸化物の形で析出させ、マトリックスを清浄化
させる作用を有するために、比較的軟化させ易いという
特徴がある。
程度の酸素を含んでいるために、この酸素が銅マトリッ
クス中の不純物とりわけ軟化温度を上昇させる不純物を
ある程度酸化物の形で析出させ、マトリックスを清浄化
させる作用を有するために、比較的軟化させ易いという
特徴がある。
しかし、反面多量の亜酸化銅（Cu2O）の析出相（とく
に結晶粒界に多い）が存在しており、上記十分なしなや
かさを得るために高温で焼鈍すると脆化し易いという問
題があり、屈曲特性や耐疲労特性などが著しく劣化し
て、上記巻付け作業あるいは使用中の振動などにより内
部欠陥が生じ、弦としての特性に悪影響を及ぼして音質
を悪くするおそれがある。
に結晶粒界に多い）が存在しており、上記十分なしなや
かさを得るために高温で焼鈍すると脆化し易いという問
題があり、屈曲特性や耐疲労特性などが著しく劣化し
て、上記巻付け作業あるいは使用中の振動などにより内
部欠陥が生じ、弦としての特性に悪影響を及ぼして音質
を悪くするおそれがある。
無酸素銅は、10ppm前後の酸素しか含有せず、上記亜
酸化銅の存在に起因する脆化は起らないが、反面マトリ
ックス中に固溶して軟化温度を上昇させる元素を析出除
去する作用が乏しいために、タフピッチ銅に比べて軟化
温度がかなり高いという問題点があり、前述したしなや
かさの大きな無酸素銅線材を入手することは困難であっ
た。
酸化銅の存在に起因する脆化は起らないが、反面マトリ
ックス中に固溶して軟化温度を上昇させる元素を析出除
去する作用が乏しいために、タフピッチ銅に比べて軟化
温度がかなり高いという問題点があり、前述したしなや
かさの大きな無酸素銅線材を入手することは困難であっ
た。
本発明の目的は、上記したような実情にかんがみ、比
較的低温で容易に軟化し、必要なしなやかさを十分に持
たせることができる上、耐屈曲性や耐疲労性においても
優れたピアノ打弦用無酸素銅線を提供しようとするもの
である。
較的低温で容易に軟化し、必要なしなやかさを十分に持
たせることができる上、耐屈曲性や耐疲労性においても
優れたピアノ打弦用無酸素銅線を提供しようとするもの
である。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、Nb,Ti,Zr,Hf,V,Ta,Fe,B,ミッシュメタルの
中の少なくとも１種又は２種以上の合計で0.001〜0.05w
t％含有し、酸素等の不可避的不純物の合計が0.005wt％
以下の無酸素銅ベース希薄合金からなり、しなやかさを
示すSEN（Spring Elongation Number）が350mm以上とな
るように熱処理されてなることを特徴とするものであ
る。
中の少なくとも１種又は２種以上の合計で0.001〜0.05w
t％含有し、酸素等の不可避的不純物の合計が0.005wt％
以下の無酸素銅ベース希薄合金からなり、しなやかさを
示すSEN（Spring Elongation Number）が350mm以上とな
るように熱処理されてなることを特徴とするものであ
る。
添加元素としては、上記の各元素の中から１種又は２
種以上を選択し合計で0.001〜0.05wt％含有せしめるの
がよく、0.001wt％以下ではしなやかさの十分な改善が
みられず、また0.05wt％を越えるようでは添加元素の量
が多くなり、そのための影響が逆に現われるようになっ
て、同じくしなやかさを劣化させるばかりでなく、軟化
温度も上昇する結果となり好ましくない。
種以上を選択し合計で0.001〜0.05wt％含有せしめるの
がよく、0.001wt％以下ではしなやかさの十分な改善が
みられず、また0.05wt％を越えるようでは添加元素の量
が多くなり、そのための影響が逆に現われるようになっ
て、同じくしなやかさを劣化させるばかりでなく、軟化
温度も上昇する結果となり好ましくない。
また、本発明に係る軟銅線に所望の特性を発揮させる
には、無酸素銅中に不可避的に存在する酸素等の不純物
はできる限り少ないことが望まれ、不純物の総量におい
て0.005wt％以下であることが望ましい。とくに酸素量
が多いことは好ましくなく、0.002wt％以下にしないとN
b等の添加元素とこの酸素が反応してしまい、添加元素
に求められるマトリックスの浄化作用が減殺されてしな
やかさの改善がみられなくなる。
には、無酸素銅中に不可避的に存在する酸素等の不純物
はできる限り少ないことが望まれ、不純物の総量におい
て0.005wt％以下であることが望ましい。とくに酸素量
が多いことは好ましくなく、0.002wt％以下にしないとN
b等の添加元素とこの酸素が反応してしまい、添加元素
に求められるマトリックスの浄化作用が減殺されてしな
やかさの改善がみられなくなる。
［作用］ Nb,Ti等の元素は、無酸素銅マトリックス中に固溶し
て軟化温度を上昇させているＰやＳ等の元素と化合物を
形成し、これを析出除去する結果、無酸素銅の軟化温度
を大巾に低下させ、低い焼鈍温度でしなやかさに優れか
つ良好な耐屈曲性や耐疲労性を有する健全性の高い線材
を得ることができ、長期的に良好な音質を維持し得るピ
アノ打弦用軟銅線を入手することができる。
て軟化温度を上昇させているＰやＳ等の元素と化合物を
形成し、これを析出除去する結果、無酸素銅の軟化温度
を大巾に低下させ、低い焼鈍温度でしなやかさに優れか
つ良好な耐屈曲性や耐疲労性を有する健全性の高い線材
を得ることができ、長期的に良好な音質を維持し得るピ
アノ打弦用軟銅線を入手することができる。
［実施例］ 以下に、本発明について実施例を参照し説明する。
連続溶解鋳造装置で溶解した無酸素銅の溶湯に、第１
表に示す量の添加元素を銅母合金の形で添加して無酸素
銅ベースの希薄銅合金からなる200mm径のインゴットを
得る一方、シャフト炉で溶解したタフピッチ銅の同径の
インゴットを得、それぞれのインゴットを常法に従って
それぞれ1mm径に熱間押出した。それらの線材を皮剥工
程を加えながら冷間にて引抜伸線加工し、1.0mm径に仕
上げた。その後、それらの伸線材を400℃の温度で焼鈍
し、しなやかさ測定用の試料とした。
表に示す量の添加元素を銅母合金の形で添加して無酸素
銅ベースの希薄銅合金からなる200mm径のインゴットを
得る一方、シャフト炉で溶解したタフピッチ銅の同径の
インゴットを得、それぞれのインゴットを常法に従って
それぞれ1mm径に熱間押出した。それらの線材を皮剥工
程を加えながら冷間にて引抜伸線加工し、1.0mm径に仕
上げた。その後、それらの伸線材を400℃の温度で焼鈍
し、しなやかさ測定用の試料とした。
しなやかさの測定は、F,Schiickherらによって提案さ
れ今日しなやかさの判定方法としてもっとも適切なもの
と評価されているSEN（Spring Elongation Number）に
よるものとした。
れ今日しなやかさの判定方法としてもっとも適切なもの
と評価されているSEN（Spring Elongation Number）に
よるものとした。
この方法は、長さ1300mmに切出した試料の標点を1000
mmとし、線端に0.7kg/mm2（0.55kg）の分銅を掛け、線
径の10倍のマンドレル（直径10mm）に密に巻付けてまず
コイルを作製する。そのコイルを鉛直に吊るし、再び0.
7kg/mm2の分銅を付加し、50mm/秒以下の速度で下降させ
てそのまま２分間保持する。その後、平面上に自然放置
し、１分後にコイルの標点距離を測定し、初めに密巻し
たコイルの標点距離（29mm）を減じることにより得られ
たmm単位の数値をSENとするものである。
mmとし、線端に0.7kg/mm2（0.55kg）の分銅を掛け、線
径の10倍のマンドレル（直径10mm）に密に巻付けてまず
コイルを作製する。そのコイルを鉛直に吊るし、再び0.
7kg/mm2の分銅を付加し、50mm/秒以下の速度で下降させ
てそのまま２分間保持する。その後、平面上に自然放置
し、１分後にコイルの標点距離を測定し、初めに密巻し
たコイルの標点距離（29mm）を減じることにより得られ
たmm単位の数値をSENとするものである。
第１表にそのようにして得られた各試料のSENを示し
た。
た。
本発明の合金組成範囲であるNo.5〜14は従来使用され
ているタフピッチ銅（No.1）の場合に比べいずれもSEN
は50〜80mm大きく、極めてしなやかな銅線であることが
判る。
ているタフピッチ銅（No.1）の場合に比べいずれもSEN
は50〜80mm大きく、極めてしなやかな銅線であることが
判る。
通常、無酸素銅には0.0002〜0.0003wt％のＰ、0.0005
〜0.001wt％のＳが固溶されており、これらの微量の不
純物が前述したように無酸素銅のSENを劣化させている
と考えられ、本発明に係るNb等の合金元素の添加により
それらの合金元素が前記不純物と化合し、それらを固溶
状態から析出状態とし、それによって母相が非常に高純
度な状態になり、SENが向上したものと考えられる。
〜0.001wt％のＳが固溶されており、これらの微量の不
純物が前述したように無酸素銅のSENを劣化させている
と考えられ、本発明に係るNb等の合金元素の添加により
それらの合金元素が前記不純物と化合し、それらを固溶
状態から析出状態とし、それによって母相が非常に高純
度な状態になり、SENが向上したものと考えられる。
本発明に係る合金元素を添加しない無酸素銅そのもの
（No.2）は不可避的な不純物の合計量が0.005wt％以下
で非常に高純度なものであったが、SENはもっとも小さ
い。また、合金元素を添加しても本発明が規定する範囲
よりも少いNo.3および規定範囲よりも多いNo.4は、いず
れもSENが小さく、本発明が目標とする350には達しな
い。すなわち、添加量が少いものでは母相の浄化作用が
不十分となる一方、規定範囲より多くなると添加元素そ
のものがSENを小さくさせる作用となって働くためと考
えることができる。
（No.2）は不可避的な不純物の合計量が0.005wt％以下
で非常に高純度なものであったが、SENはもっとも小さ
い。また、合金元素を添加しても本発明が規定する範囲
よりも少いNo.3および規定範囲よりも多いNo.4は、いず
れもSENが小さく、本発明が目標とする350には達しな
い。すなわち、添加量が少いものでは母相の浄化作用が
不十分となる一方、規定範囲より多くなると添加元素そ
のものがSENを小さくさせる作用となって働くためと考
えることができる。
［発明の効果］ 以上の通り、本発明に係る無酸素銅希薄合金によれ
ば、生産性を損うことなくしなやかさの大きな軟銅線を
入手し得るものであり、ピアノ打弦用として巻付け加工
性が一段と優れ、しかも耐屈曲性や耐疲労性などにも優
れていることから、ピアノの音色の顕著な向上とそれを
長年月にわたり維持し得るという大きな効果を発揮させ
ることができる。
ば、生産性を損うことなくしなやかさの大きな軟銅線を
入手し得るものであり、ピアノ打弦用として巻付け加工
性が一段と優れ、しかも耐屈曲性や耐疲労性などにも優
れていることから、ピアノの音色の顕著な向上とそれを
長年月にわたり維持し得るという大きな効果を発揮させ
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅谷 和雄 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社土浦工場内 (56)参考文献 特開 昭63−140052（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−153999（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−139094（ＪＰ，Ａ) 日本金属学会誌（1984）第48巻 第２ 号 ｐ209−213
Claims (1)
- 【請求項１】Nb,Ti,Zr,Hr,V,Ta,Fe,B,ミッシュメタルの
中の少なくとも１種又は２種以上の合計で0.001〜0.05w
t％含有し、酸素等の不可避的不純物の合計が0.005wt％
以下の無酸素銅ベース希薄合金からなり、しなやかさを
示すSEN（Spring Elongation Number）が350mm以上とな
るように熱処理されてなるピアノ打弦用軟銅線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63317329A JP2737965B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | ピアノ打弦用軟銅線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63317329A JP2737965B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | ピアノ打弦用軟銅線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02163330A JPH02163330A (ja) | 1990-06-22 |
| JP2737965B2 true JP2737965B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=18086997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63317329A Expired - Fee Related JP2737965B2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | ピアノ打弦用軟銅線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2737965B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101864530A (zh) * | 2009-04-17 | 2010-10-20 | 日立电线株式会社 | 低铜合金材料及其制造方法 |
| US20120097904A1 (en) * | 2010-10-20 | 2012-04-26 | Hitachi Wire And Rod Ltd. | Dilute copper alloy material and method of manufacturing dilute copper alloy member excellent in characteristics of resistance to hydrogen embrittlement |
| US9234263B2 (en) | 2010-10-20 | 2016-01-12 | Hitachi Metals, Ltd. | Weldment |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4674483B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-04-20 | 日立電線株式会社 | 銅材の製造方法及び銅材 |
| US20130042949A1 (en) * | 2011-08-17 | 2013-02-21 | Hitachi Cable, Ltd. | Method of manufacturing soft-dilute-copper-alloy-material |
| CN111690838B (zh) * | 2020-06-22 | 2021-10-15 | 宁波金田铜业(集团)股份有限公司 | 一种易绕制变压器用紫铜带材及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63140052A (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-11 | Hitachi Cable Ltd | 低温軟化性を有する無酸素銅ベ−ス希薄合金及びその用途 |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP63317329A patent/JP2737965B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 日本金属学会誌（１９８４）第４８巻 第２号 ｐ２０９−２１３ |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101864530A (zh) * | 2009-04-17 | 2010-10-20 | 日立电线株式会社 | 低铜合金材料及其制造方法 |
| CN101864530B (zh) * | 2009-04-17 | 2013-11-13 | 日立电线株式会社 | 低铜合金材料及其制造方法 |
| US9809872B2 (en) | 2009-04-17 | 2017-11-07 | Hitachi Metals, Ltd. | Dilute copper alloy material, dilute copper alloy wire, dilute copper alloy twisted wire and cable using the same, coaxial cable and composite cable, and method of manufacturing dilute copper alloy material and dilute copper alloy wire |
| US20120097904A1 (en) * | 2010-10-20 | 2012-04-26 | Hitachi Wire And Rod Ltd. | Dilute copper alloy material and method of manufacturing dilute copper alloy member excellent in characteristics of resistance to hydrogen embrittlement |
| US9234263B2 (en) | 2010-10-20 | 2016-01-12 | Hitachi Metals, Ltd. | Weldment |
| US9805836B2 (en) * | 2010-10-20 | 2017-10-31 | Hitachi Metals, Ltd. | Dilute copper alloy material and method of manufacturing dilute copper alloy member excellent in characteristics of resistance to hydrogen embrittlement |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02163330A (ja) | 1990-06-22 |
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