JP2737245B2 - 自動二輪車のスロットルグリップ - Google Patents
自動二輪車のスロットルグリップInfo
- Publication number
- JP2737245B2 JP2737245B2 JP1121596A JP12159689A JP2737245B2 JP 2737245 B2 JP2737245 B2 JP 2737245B2 JP 1121596 A JP1121596 A JP 1121596A JP 12159689 A JP12159689 A JP 12159689A JP 2737245 B2 JP2737245 B2 JP 2737245B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle
- throttle grip
- grip
- adjuster
- slide groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、巻取り量を調節できるようにした自動二
輪車のスロットルグリップに関する。
輪車のスロットルグリップに関する。
自動二輪車は、ハンドルバーの端部に回動自在に取付
けたスロットルグリップの内端にローターを設け、この
ローターにスロットルケーブルの一端を取付け、スロッ
トルケーブルの他端を気化器のスロットルグリップに連
結し、スロットルグリップを回動操作し、ローターにス
ロットルケーブルを巻取って、スロットルバルブを開閉
するようにしている。例えば、実公昭56 48634号公
報、実開昭56 102293号公報参照。
けたスロットルグリップの内端にローターを設け、この
ローターにスロットルケーブルの一端を取付け、スロッ
トルケーブルの他端を気化器のスロットルグリップに連
結し、スロットルグリップを回動操作し、ローターにス
ロットルケーブルを巻取って、スロットルバルブを開閉
するようにしている。例えば、実公昭56 48634号公
報、実開昭56 102293号公報参照。
しかしながら、上記スロットルケーブルは、スロット
ルグリップを回動させて巻取るので、ローターの外径に
よって巻取り量が決定される。このため、スロットルグ
リップの回動量に対するスロットルケーブルの巻取り量
が一定で、ローターの外径の異なるものにしない限り、
常に一定である。一方、自動二輪車を運転するライダー
には、好みがあって、スロットルグリップの少量の回動
で、スロットルバルブを全閉から全開操作できるのを好
む人と、回動量が多いのを好む人があって、それぞれに
対応するのがむつかしい。又、気化器を大口径のものに
変換することがあり、この場合にはスロットルケーブル
の巻取り量が変るので、スロットルグリップも交換する
必要があって、交換費用が高くつく不都合がある。
ルグリップを回動させて巻取るので、ローターの外径に
よって巻取り量が決定される。このため、スロットルグ
リップの回動量に対するスロットルケーブルの巻取り量
が一定で、ローターの外径の異なるものにしない限り、
常に一定である。一方、自動二輪車を運転するライダー
には、好みがあって、スロットルグリップの少量の回動
で、スロットルバルブを全閉から全開操作できるのを好
む人と、回動量が多いのを好む人があって、それぞれに
対応するのがむつかしい。又、気化器を大口径のものに
変換することがあり、この場合にはスロットルケーブル
の巻取り量が変るので、スロットルグリップも交換する
必要があって、交換費用が高くつく不都合がある。
この発明は、かかる点に鑑み、スロットルグリップの
スロットルケーブルを巻取る部分の外径を調節できて、
巻取り量を任意に可変する自動二輪車のスロットルグリ
ップを得ることを目的とする。
スロットルケーブルを巻取る部分の外径を調節できて、
巻取り量を任意に可変する自動二輪車のスロットルグリ
ップを得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の自動二輪車の
スロットルグリップは、ハンドルバーの端に回動自在に
取付けられたスロットルグリップの内端にスライド溝を
設けた傘面を設け、該スライド溝に傘面を設けたアジャ
スターのスライド溝を噛合せ、アジャスターを適宜位置
でプッシュピースとロックナットで軸方向に固定し、ス
ロットルグリップの回動によってスロットルグリップと
アジャスターの傘面の谷にスロットルケーブルを巻取る
ようにしたことにある。
スロットルグリップは、ハンドルバーの端に回動自在に
取付けられたスロットルグリップの内端にスライド溝を
設けた傘面を設け、該スライド溝に傘面を設けたアジャ
スターのスライド溝を噛合せ、アジャスターを適宜位置
でプッシュピースとロックナットで軸方向に固定し、ス
ロットルグリップの回動によってスロットルグリップと
アジャスターの傘面の谷にスロットルケーブルを巻取る
ようにしたことにある。
上記の構成を有する本発明においては、アジャスター
の位置をプッシュピースとロックナットで調節すること
によって、スロットルグリップのスライド溝に噛合うア
ジャスターのスライド溝の位置を調節できて、二つの傘
面の谷の位置を変えることができ、スロットルケーブル
を巻取る傘面の谷の外径を変えることができる。これに
よって、スロットルグリップを回動したときのスロット
ルケーブルの巻取り量を可変できる。
の位置をプッシュピースとロックナットで調節すること
によって、スロットルグリップのスライド溝に噛合うア
ジャスターのスライド溝の位置を調節できて、二つの傘
面の谷の位置を変えることができ、スロットルケーブル
を巻取る傘面の谷の外径を変えることができる。これに
よって、スロットルグリップを回動したときのスロット
ルケーブルの巻取り量を可変できる。
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
鋼管製のハンドルバー１の端に、円筒状のスロットル
グリップ２を挿入し、グリップケース３で回動自在に取
付ける。スロットルグリップ２の内端には、スライド溝
４を設けた傘面５が形成してあり、スロットルケーブル
６のエンドピース７を掛止める孔８が設けてある。アジ
ャスター９は、、環状で、スライド溝10を端面に設ける
と共に、外周に傘面11を形成してある。アジャスター９
は、ハンドルバー１に回動自在に挿入し、スライド溝10
をスロットルグリップ２のスライド溝４に噛合せる。プ
ッシュピース12とロックナット13は、ハンドルバー１に
設けたネジ部14に螺合し、プッシュピース12の一端をア
ジャスター９の端面に当てて、アジャスター９を軸方向
に適宜位置に調節し、ロックナット13でプッシュピース
12を固定できるようにしてある。スロットルケーブル６
の他端は、第４図に示すように気化器15のスロットルバ
ルブ16に連結する。スロットルバルブ16は、閉じる方向
にバネで付勢してある。
グリップ２を挿入し、グリップケース３で回動自在に取
付ける。スロットルグリップ２の内端には、スライド溝
４を設けた傘面５が形成してあり、スロットルケーブル
６のエンドピース７を掛止める孔８が設けてある。アジ
ャスター９は、、環状で、スライド溝10を端面に設ける
と共に、外周に傘面11を形成してある。アジャスター９
は、ハンドルバー１に回動自在に挿入し、スライド溝10
をスロットルグリップ２のスライド溝４に噛合せる。プ
ッシュピース12とロックナット13は、ハンドルバー１に
設けたネジ部14に螺合し、プッシュピース12の一端をア
ジャスター９の端面に当てて、アジャスター９を軸方向
に適宜位置に調節し、ロックナット13でプッシュピース
12を固定できるようにしてある。スロットルケーブル６
の他端は、第４図に示すように気化器15のスロットルバ
ルブ16に連結する。スロットルバルブ16は、閉じる方向
にバネで付勢してある。
スロットルグリップ２を回動させると、二つの傘面5,
11の谷の部分に、スロットルケーブル６が巻取られ、ス
ロットルバルブ16を引上げて開く。ロックナット13とプ
ッシュピース12を弛めて、アジャスター９を軸方向に調
節すると、二つの傘面5,11の谷の部分の外径を変えるこ
とができ、スロットルグリップ２の回動によるスロット
ルケーブル６の巻取り量を変えることができる。
11の谷の部分に、スロットルケーブル６が巻取られ、ス
ロットルバルブ16を引上げて開く。ロックナット13とプ
ッシュピース12を弛めて、アジャスター９を軸方向に調
節すると、二つの傘面5,11の谷の部分の外径を変えるこ
とができ、スロットルグリップ２の回動によるスロット
ルケーブル６の巻取り量を変えることができる。
以上説明したように、この発明は上述のように構成し
たので、スロットルグリップのスロットルケーブルを巻
取る二つの傘面の谷の外径を任意に調節でき、スロット
ルグリップの回動量に対するスロットルケーブルの巻取
り量をライダーの好みに合せることができる。
たので、スロットルグリップのスロットルケーブルを巻
取る二つの傘面の谷の外径を任意に調節でき、スロット
ルグリップの回動量に対するスロットルケーブルの巻取
り量をライダーの好みに合せることができる。
図は本発明の一実施例を示し、 第１図は縦断面図、 第２図はスロットルグリップの内端面図、 第３図はアジャスターの外端面図、 第４図は全体の概略図、 である。 １……ハンドルバー、２……スロットルグリップ、４…
…スライド溝、５……傘面、６……スロットルケーブ
ル、９……アジャスター、10……スライド溝、11……傘
面、12……プッシュピース、13……ロックナット。
…スライド溝、５……傘面、６……スロットルケーブ
ル、９……アジャスター、10……スライド溝、11……傘
面、12……プッシュピース、13……ロックナット。
Claims (1)
- 【請求項１】ハンドルバーの端に回動自在に取付けたス
ロットルグリップの内端にスライド溝を設けた傘面を設
け、該スライド溝に傘面を設けたアジャスターのスライ
ド溝を噛合せ、アジャスターを適宜位置でプッシュピー
スとロックナットで軸方向に固定し、スロットルグリッ
プの回動によってスロットルグリップとアジャスターの
傘面の谷にスロットルケーブルを巻取るようにしたこと
を特徴とする自動二輪車のスロットルグリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1121596A JP2737245B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動二輪車のスロットルグリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1121596A JP2737245B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動二輪車のスロットルグリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02303989A JPH02303989A (ja) | 1990-12-17 |
| JP2737245B2 true JP2737245B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=14815171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1121596A Expired - Lifetime JP2737245B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動二輪車のスロットルグリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2737245B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9897014B2 (en) * | 2008-10-15 | 2018-02-20 | Motion Pro, Inc. | Variable rate push/pull twist throttle |
| CN104309752B (zh) * | 2014-08-15 | 2018-04-27 | 力帆实业(集团)股份有限公司 | 一种摩托车油门把手 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP1121596A patent/JP2737245B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02303989A (ja) | 1990-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |