JPH0719980Y2 - 自動二輪車のスロットルグリップ - Google Patents
自動二輪車のスロットルグリップInfo
- Publication number
- JPH0719980Y2 JPH0719980Y2 JP1988050983U JP5098388U JPH0719980Y2 JP H0719980 Y2 JPH0719980 Y2 JP H0719980Y2 JP 1988050983 U JP1988050983 U JP 1988050983U JP 5098388 U JP5098388 U JP 5098388U JP H0719980 Y2 JPH0719980 Y2 JP H0719980Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- throttle
- grip bar
- throttle wire
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スロットルワイヤの巻取り量をライダーの
希望によって調節できるようにした自動二輪車のスロッ
トルグリップに関する。
希望によって調節できるようにした自動二輪車のスロッ
トルグリップに関する。
自動二輪車は、ハンドルの端部に装着したグリップが回
動操作できるようにしてあり、このグリップとエンジン
の気化器のスロットルバルブをスロットルワイヤで連結
していて、グリップを回動することによって、スロット
ルワイヤを介して気化器のスロットルバルブを開き、エ
ンジンスピードをコントロールするようになっている。
グリップは、一般に第4図に示すように、グリップバー
Aの内端に設けた鍔Bに、スロットルワイヤCの端の太
鼓Dを掛止め、グリップバーAをハンドルに締着するグ
リップケースEに回動自在に連結し、グリップバーAを
回動することによってスロットルワイヤCを巻込むよう
になっている。従って、鍔Bに設けた巻取りガイド溝F
の径の大小によって、グリップバーAの回動に対するス
ロットルワイヤCの巻取り量が決定されており、ライダ
ーの好みに合せて変更できない。例えば実開昭49-12643
号公報参照。
動操作できるようにしてあり、このグリップとエンジン
の気化器のスロットルバルブをスロットルワイヤで連結
していて、グリップを回動することによって、スロット
ルワイヤを介して気化器のスロットルバルブを開き、エ
ンジンスピードをコントロールするようになっている。
グリップは、一般に第4図に示すように、グリップバー
Aの内端に設けた鍔Bに、スロットルワイヤCの端の太
鼓Dを掛止め、グリップバーAをハンドルに締着するグ
リップケースEに回動自在に連結し、グリップバーAを
回動することによってスロットルワイヤCを巻込むよう
になっている。従って、鍔Bに設けた巻取りガイド溝F
の径の大小によって、グリップバーAの回動に対するス
ロットルワイヤCの巻取り量が決定されており、ライダ
ーの好みに合せて変更できない。例えば実開昭49-12643
号公報参照。
〔考案の目的〕 この考案は、グリップバーの回動度と気化器のスロット
ルバルブの開度をライダーの希望により、大きい回動量
で全開にできるか適宜選択できるようにした自動二輪車
のスロットルグリップを得ることを目的とする。
ルバルブの開度をライダーの希望により、大きい回動量
で全開にできるか適宜選択できるようにした自動二輪車
のスロットルグリップを得ることを目的とする。
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例によって
説明する。
説明する。
グリップバー1は、内端に鍔部2が設けてあり、鍔部2
の外周部に複数の径方向の嵌込溝3(図では四個所)が
設けてあり、各嵌込溝3の間を連結する周方向に径の異
なる巻取りガイド溝4が設けてある。ストッパープレー
ト5は、長孔6が設けてあって、鍔部2に並ぶようにグ
リップバー1に回動自在に挿入する。グリップバー1
は、握り易いように弾性体のグリップ7が被着してあ
り、グリップ7の内端には鍔8が形成してある。グリッ
プバー1の内端は、上下割りのグリップケース9に回動
自在に挿入してある。グリップケース9は、ハンドルバ
ーに締着する。上側のグリップケース9には、アジャス
トネジ10を螺合してロックナット11で固定するようにし
てあって、アジャストネジ10にスロットルワイヤ12のア
ウター端を連結する。スロットルワイヤ12のインナーの
先端には、太鼓13が固定してあり、太鼓13を何れかの嵌
込溝3と長孔6に跨がせて嵌合せて掛止め、バネ14で中
央に向けて外れないように付勢してある。下側のグリッ
プケース9には、ストッパープレート5の端が当る固定
ストッパー15が設けてある。スロットルワイヤ12の他端
は、エンジンの気化器のスロットルバルブに連結する。
の外周部に複数の径方向の嵌込溝3(図では四個所)が
設けてあり、各嵌込溝3の間を連結する周方向に径の異
なる巻取りガイド溝4が設けてある。ストッパープレー
ト5は、長孔6が設けてあって、鍔部2に並ぶようにグ
リップバー1に回動自在に挿入する。グリップバー1
は、握り易いように弾性体のグリップ7が被着してあ
り、グリップ7の内端には鍔8が形成してある。グリッ
プバー1の内端は、上下割りのグリップケース9に回動
自在に挿入してある。グリップケース9は、ハンドルバ
ーに締着する。上側のグリップケース9には、アジャス
トネジ10を螺合してロックナット11で固定するようにし
てあって、アジャストネジ10にスロットルワイヤ12のア
ウター端を連結する。スロットルワイヤ12のインナーの
先端には、太鼓13が固定してあり、太鼓13を何れかの嵌
込溝3と長孔6に跨がせて嵌合せて掛止め、バネ14で中
央に向けて外れないように付勢してある。下側のグリッ
プケース9には、ストッパープレート5の端が当る固定
ストッパー15が設けてある。スロットルワイヤ12の他端
は、エンジンの気化器のスロットルバルブに連結する。
グリップバー1を回動させると、スロットルワイヤ12の
インナー先端の太鼓13がグリップバー1と共に回動し、
スロットルワイヤ12のインナーが、巻取りガイド溝4に
沿って巻取られ、気化器のスロットルバルブが開いて、
エンジンが加速する。太鼓13を複数の嵌込溝3を選んで
嵌変えることによって、各々巻取りガイド溝4の径が異
なるので、スロットルワイヤ12のインナーの巻取量が、
グリップバー1の回動に対して異なり、巻取りガイド溝
4の径の大きいところでは、スロットルワイヤ12の巻取
り量は多く、径の小さいところでは、巻取り量は少な
い。太鼓13を嵌変える場合には、グリップ7の鍔8を第
2図に二点鎖線で示すように捲り、太鼓13をバネ14に抗
してストッパープレート5の長孔6に沿って持上げる
と、太鼓13がグリップバー1の嵌込溝3から外れ、グリ
ップバー1だけ自由に回るようになるので、好みの嵌込
溝3に嵌変えることができる。ストッパープレート5は
動かないので、固定ストッパー15との位置関係は変らな
い。尚、嵌変えに伴うスロットルワイヤ12の微調節は、
ロックナット11を弛めてアジャストネジ10で行う。
インナー先端の太鼓13がグリップバー1と共に回動し、
スロットルワイヤ12のインナーが、巻取りガイド溝4に
沿って巻取られ、気化器のスロットルバルブが開いて、
エンジンが加速する。太鼓13を複数の嵌込溝3を選んで
嵌変えることによって、各々巻取りガイド溝4の径が異
なるので、スロットルワイヤ12のインナーの巻取量が、
グリップバー1の回動に対して異なり、巻取りガイド溝
4の径の大きいところでは、スロットルワイヤ12の巻取
り量は多く、径の小さいところでは、巻取り量は少な
い。太鼓13を嵌変える場合には、グリップ7の鍔8を第
2図に二点鎖線で示すように捲り、太鼓13をバネ14に抗
してストッパープレート5の長孔6に沿って持上げる
と、太鼓13がグリップバー1の嵌込溝3から外れ、グリ
ップバー1だけ自由に回るようになるので、好みの嵌込
溝3に嵌変えることができる。ストッパープレート5は
動かないので、固定ストッパー15との位置関係は変らな
い。尚、嵌変えに伴うスロットルワイヤ12の微調節は、
ロックナット11を弛めてアジャストネジ10で行う。
以上説明したように、この考案は、グリップバーの先端
に複数の径方向の嵌込溝と各嵌込溝間を連結する周方向
の巻取りガイド溝を設けた鍔部を設け、グリップバーを
グリップケースに回動自在に連結し、スロットルワイヤ
の先端太鼓を前記嵌込溝の何れかに嵌合せるようにした
ので、嵌込溝を嵌変えることができ、異なる径の巻取り
ガイド溝で、スロットルワイヤの巻取り量をライダーの
希望に合せて変えることができる。
に複数の径方向の嵌込溝と各嵌込溝間を連結する周方向
の巻取りガイド溝を設けた鍔部を設け、グリップバーを
グリップケースに回動自在に連結し、スロットルワイヤ
の先端太鼓を前記嵌込溝の何れかに嵌合せるようにした
ので、嵌込溝を嵌変えることができ、異なる径の巻取り
ガイド溝で、スロットルワイヤの巻取り量をライダーの
希望に合せて変えることができる。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は第2図X矢視
横断面図、第4図は従来例を示す分解斜視図である。 1……グリップバー、2……鍔部、3……嵌込溝、4…
…ガイド溝、5……ストッパープレート、6……長孔、
9……グリップケース、12……スロットルワイヤ、13…
…太鼓。
分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は第2図X矢視
横断面図、第4図は従来例を示す分解斜視図である。 1……グリップバー、2……鍔部、3……嵌込溝、4…
…ガイド溝、5……ストッパープレート、6……長孔、
9……グリップケース、12……スロットルワイヤ、13…
…太鼓。
Claims (1)
- 【請求項1】グリップバーの先端に複数の径方向の嵌込
溝と該各嵌込溝間を連結する径の異なる周方向の巻取り
ガイド溝を設けた鍔部を設け、前記グリップバーをグリ
ップケースに回動自在に連結し、スロットルワイヤの先
端太鼓を前記嵌込溝の何れかに選択嵌合したことを特徴
とする自動二輪車のスロットルグリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988050983U JPH0719980Y2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 自動二輪車のスロットルグリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988050983U JPH0719980Y2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 自動二輪車のスロットルグリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01154091U JPH01154091U (ja) | 1989-10-24 |
JPH0719980Y2 true JPH0719980Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31277012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988050983U Expired - Lifetime JPH0719980Y2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 自動二輪車のスロットルグリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719980Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5542433B2 (ja) * | 1972-11-16 | 1980-10-30 | ||
JPS5946833B2 (ja) * | 1978-03-03 | 1984-11-15 | 川崎重工業株式会社 | 二輪車の定速度制御装置 |
JPS57122139A (en) * | 1981-01-22 | 1982-07-29 | Yamaha Motor Co Ltd | Throttle position holding device of throttle grip |
JPS59175641U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-24 | スズキ株式会社 | スロツトルグリツプの位置停止装置 |
-
1988
- 1988-04-18 JP JP1988050983U patent/JPH0719980Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01154091U (ja) | 1989-10-24 |
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