JP2736598B2 - エンドレスパターン製版方法及び装置 - Google Patents
エンドレスパターン製版方法及び装置Info
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- JP2736598B2 JP2736598B2 JP20042193A JP20042193A JP2736598B2 JP 2736598 B2 JP2736598 B2 JP 2736598B2 JP 20042193 A JP20042193 A JP 20042193A JP 20042193 A JP20042193 A JP 20042193A JP 2736598 B2 JP2736598 B2 JP 2736598B2
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラビア印刷或いはロ
ータリースクリーン印刷等で用いる円筒状の版素材に、
エンドレスパターン印刷用の版面を作成するための方法
及び装置に関する。
ータリースクリーン印刷等で用いる円筒状の版素材に、
エンドレスパターン印刷用の版面を作成するための方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷やロータリースクリーン印
刷等のように円筒状の版素材を使用する印刷法では、版
面を1周したところで丁度つながるような画像を版素材
に記録し、印刷を行なうことにより、版素材の円周の長
さを周期とするエンドレスのパターンを印刷することが
できる(もちろん、円周の長さの整数分の1のパターン
を版素材に記録しておくことにより、それよりも短い周
期のエンドレスパターンを印刷することもできる)。円
筒状の版素材にエンドレスパターンを記録する例とし
て、グラビア製版について便宜的に図2を用いて以下に
説明する。(図2は本発明の実施例であるが、入力部1
1及び出力部12は従来装置と同様である。)
刷等のように円筒状の版素材を使用する印刷法では、版
面を1周したところで丁度つながるような画像を版素材
に記録し、印刷を行なうことにより、版素材の円周の長
さを周期とするエンドレスのパターンを印刷することが
できる(もちろん、円周の長さの整数分の1のパターン
を版素材に記録しておくことにより、それよりも短い周
期のエンドレスパターンを印刷することもできる)。円
筒状の版素材にエンドレスパターンを記録する例とし
て、グラビア製版について便宜的に図2を用いて以下に
説明する。(図2は本発明の実施例であるが、入力部1
1及び出力部12は従来装置と同様である。)
【0003】入力部11において原稿を円筒状の入力シ
リンダ111に固定し、入力部11と出力部12におい
て、入力シリンダ111と版胴121とを同期して回転
させる(入力シリンダ111はモータ112により、版
胴121はモータ122により回転される。入力シリン
ダ111及び版胴121の回転位置はロータリエンコー
ダ113及び123により検出され、これを基に制御部
15が両者の同期を制御する)。そして、入力シリンダ
111と版胴121の軸方向に平行に、ピックアップヘ
ッド114及び記録ヘッド124を同期して移動させる
(ピックアップヘッド114はボールネジ115とモー
タ116により、記録ヘッド124はボールネジ125
とモータ126により移動される。ピックアップヘッド
114及び記録ヘッド124の位置は各モータ116、
126に設けられたロータリエンコーダ117及び12
7により検出され、これを基に制御部15が両者の同期
及び入力シリンダ111、版胴121の回転との同期を
制御する)。このようにして入力部11、出力部12の
双方で円筒面の2次元走査を行なう間、入力部11では
ピックアップヘッド114で原稿の画像を読み取り、出
力部12では記録ヘッド124で版胴121にセルを彫
刻する。
リンダ111に固定し、入力部11と出力部12におい
て、入力シリンダ111と版胴121とを同期して回転
させる(入力シリンダ111はモータ112により、版
胴121はモータ122により回転される。入力シリン
ダ111及び版胴121の回転位置はロータリエンコー
ダ113及び123により検出され、これを基に制御部
15が両者の同期を制御する)。そして、入力シリンダ
111と版胴121の軸方向に平行に、ピックアップヘ
ッド114及び記録ヘッド124を同期して移動させる
(ピックアップヘッド114はボールネジ115とモー
タ116により、記録ヘッド124はボールネジ125
とモータ126により移動される。ピックアップヘッド
114及び記録ヘッド124の位置は各モータ116、
126に設けられたロータリエンコーダ117及び12
7により検出され、これを基に制御部15が両者の同期
及び入力シリンダ111、版胴121の回転との同期を
制御する)。このようにして入力部11、出力部12の
双方で円筒面の2次元走査を行なう間、入力部11では
ピックアップヘッド114で原稿の画像を読み取り、出
力部12では記録ヘッド124で版胴121にセルを彫
刻する。
【0004】なお、入力シリンダ111と版胴121と
を同期して回転させると述べたが、両者は必ずしも同時
に回転させる必要はなく、入力部11で原稿の画像を入
力して一旦メモリ(制御部15内のRAM等)に格納し
ておいた後、別の機会にメモリに格納されている画像を
出力部12で出力するようにしてもよい。
を同期して回転させると述べたが、両者は必ずしも同時
に回転させる必要はなく、入力部11で原稿の画像を入
力して一旦メモリ(制御部15内のRAM等)に格納し
ておいた後、別の機会にメモリに格納されている画像を
出力部12で出力するようにしてもよい。
【0005】通常、記録ヘッド124は版胴121が1
回転する間停止しており、その1周(記録領域が小さい
場合には、その一部)の記録(この方向を主走査方向と
呼び、記録する線を主走査線と呼ぶ)が終了した時点
で、所定の移動単位だけ版胴121の軸方向に移動し
(この方向を副走査方向と呼ぶ)、記録ヘッド124が
停止した状態で次の主走査線の記録を行なう、という間
欠移動動作を行なう(図4(a)参照)。従って、1本
の主走査線の記録を終了した後、次の主走査線の記録を
開始するまでには、記録ヘッド124を副走査方向に所
定の移動単位だけ移動させる時間が必要である。すなわ
ち、版胴121にエンドレスパターンを記録する場合、
隣接する各主走査線の記録開始点(主走査位置)を一致
させるため、記録ヘッド124を移動させる時間を確保
するには、1つの主走査線を記録した後に版胴121を
1回転だけ空回転(アイドル回転)させなければならな
い。このため、図4(a)に示すようなリング状記録に
よりエンドレスパターンの製版を行なうと、M本の主走
査記録のために版胴121は2・M回転が必要であり、
生産性が低い。
回転する間停止しており、その1周(記録領域が小さい
場合には、その一部)の記録(この方向を主走査方向と
呼び、記録する線を主走査線と呼ぶ)が終了した時点
で、所定の移動単位だけ版胴121の軸方向に移動し
(この方向を副走査方向と呼ぶ)、記録ヘッド124が
停止した状態で次の主走査線の記録を行なう、という間
欠移動動作を行なう(図4(a)参照)。従って、1本
の主走査線の記録を終了した後、次の主走査線の記録を
開始するまでには、記録ヘッド124を副走査方向に所
定の移動単位だけ移動させる時間が必要である。すなわ
ち、版胴121にエンドレスパターンを記録する場合、
隣接する各主走査線の記録開始点(主走査位置)を一致
させるため、記録ヘッド124を移動させる時間を確保
するには、1つの主走査線を記録した後に版胴121を
1回転だけ空回転(アイドル回転)させなければならな
い。このため、図4(a)に示すようなリング状記録に
よりエンドレスパターンの製版を行なうと、M本の主走
査記録のために版胴121は2・M回転が必要であり、
生産性が低い。
【0006】これに対し、同じリング状記録方法におい
て、記録ヘッドの(副走査方向への)移動時間分だけ各
主走査線の記録開始点をずらせることにより、アイドル
回転を排除するという方法が提案されている(特公昭5
7−36860号)。グラビア製版用の記録ヘッドは、
通常、高速で彫刻を行なうために共振を利用している。
このため、上記特公昭57−36860号の方法でも、
或る主走査線と次の主走査線との間に記録ヘッドの副走
査送りのために記録ヘッドを版胴から一旦離さなければ
ならず、次の主走査線における記録を開始した直後は十
分な彫刻深さが得られない。そこで、各主走査線の記録
を1周+αだけ行なうことにより、各主走査線の記録開
始直後の部分だけは再度彫刻(2度彫り)を行なうとい
う方法も考案されている(特公昭56−16074
号)。
て、記録ヘッドの(副走査方向への)移動時間分だけ各
主走査線の記録開始点をずらせることにより、アイドル
回転を排除するという方法が提案されている(特公昭5
7−36860号)。グラビア製版用の記録ヘッドは、
通常、高速で彫刻を行なうために共振を利用している。
このため、上記特公昭57−36860号の方法でも、
或る主走査線と次の主走査線との間に記録ヘッドの副走
査送りのために記録ヘッドを版胴から一旦離さなければ
ならず、次の主走査線における記録を開始した直後は十
分な彫刻深さが得られない。そこで、各主走査線の記録
を1周+αだけ行なうことにより、各主走査線の記録開
始直後の部分だけは再度彫刻(2度彫り)を行なうとい
う方法も考案されている(特公昭56−16074
号)。
【0007】上記いずれの方法にしても、記録ヘッドは
副走査方向に間欠的に送るものであるため、記録ヘッド
を一旦版胴から持ち上げて所定の移動単位だけ副走査送
りし、再度版胴に近づけて彫刻を開始するまでの間は版
胴はアイドル回転を行なっている(上記の特公昭56−
16074号の方法では、これに、2度彫りの部分の時
間が加わる)。
副走査方向に間欠的に送るものであるため、記録ヘッド
を一旦版胴から持ち上げて所定の移動単位だけ副走査送
りし、再度版胴に近づけて彫刻を開始するまでの間は版
胴はアイドル回転を行なっている(上記の特公昭56−
16074号の方法では、これに、2度彫りの部分の時
間が加わる)。
【0008】これに対し、版胴を連続的に回転させてい
る間、記録ヘッドも副走査方向に連続的に移動させ、図
4(b)に示すように、結果的に主走査線を版胴上で螺
旋状に移動させるという方法をとることにより、このよ
うな版胴のアイドル回転の時間は全くなくなり、効率の
良い製版を行なうことができる。
る間、記録ヘッドも副走査方向に連続的に移動させ、図
4(b)に示すように、結果的に主走査線を版胴上で螺
旋状に移動させるという方法をとることにより、このよ
うな版胴のアイドル回転の時間は全くなくなり、効率の
良い製版を行なうことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】リング状又は螺旋状の
いずれの方法で記録を行なうにせよ、エンドレスパター
ンの出力を行なおうとする場合には、次のような問題が
ある。円筒状の版素材により印刷することのできるエン
ドレスパターンには、均一階調を有する「地」の上に各
要素図柄が独立かつ分散して存在し、それらが所定の周
期で繰り返す狭義のエンドレスパターンと、独立した要
素図柄がないものや、あっても各要素図柄と別の要素図
柄との間に均一階調の空間が存在しないシームレスパタ
ーンとが含まれる。このうち狭義のエンドレスパターン
の場合には、副走査方向に地を通る切り出し線で繰り返
しの単位となるパターン(単位パターン)を切り出すこ
とにより、継ぎ目が目立つことのないエンドレスパター
ンを作成することができる。しかし、シームレスパター
ンの場合には地のみを通る切り出し線が存在しないた
め、単位パターンを接続したときにその継ぎ目で必ず段
差部が生じて目立ってしまう。
いずれの方法で記録を行なうにせよ、エンドレスパター
ンの出力を行なおうとする場合には、次のような問題が
ある。円筒状の版素材により印刷することのできるエン
ドレスパターンには、均一階調を有する「地」の上に各
要素図柄が独立かつ分散して存在し、それらが所定の周
期で繰り返す狭義のエンドレスパターンと、独立した要
素図柄がないものや、あっても各要素図柄と別の要素図
柄との間に均一階調の空間が存在しないシームレスパタ
ーンとが含まれる。このうち狭義のエンドレスパターン
の場合には、副走査方向に地を通る切り出し線で繰り返
しの単位となるパターン(単位パターン)を切り出すこ
とにより、継ぎ目が目立つことのないエンドレスパター
ンを作成することができる。しかし、シームレスパター
ンの場合には地のみを通る切り出し線が存在しないた
め、単位パターンを接続したときにその継ぎ目で必ず段
差部が生じて目立ってしまう。
【0010】これに対し、版素材の周長よりも所定量だ
け長い単位パターンを用いると共に、その長い部分を移
行部として、主走査線の終端側と始端側の部分で画像デ
ータを連続的に移行させるという方法が提案されている
(特公平4−24225号)。また、同様に版素材の周
長よりも長い単位パターンを用いて継ぎ目の部分で画像
データを連続的に移行させるのであるが、非直線状の端
部を有する制御マスクを用いることにより、その継ぎ目
を非直線とする方法も提案されている(特表昭61−5
01064号)。
け長い単位パターンを用いると共に、その長い部分を移
行部として、主走査線の終端側と始端側の部分で画像デ
ータを連続的に移行させるという方法が提案されている
(特公平4−24225号)。また、同様に版素材の周
長よりも長い単位パターンを用いて継ぎ目の部分で画像
データを連続的に移行させるのであるが、非直線状の端
部を有する制御マスクを用いることにより、その継ぎ目
を非直線とする方法も提案されている(特表昭61−5
01064号)。
【0011】しかし、これらの方法によると急激な階調
の段差はなくなるものの、移行部では副走査方向の一端
から他端へ全幅にわたって(副走査方向に)二重像が現
出し、またボケた状態となるため、不自然な印象を与え
るという不具合がある。また、後者(特表昭61−50
1064号)の方法では、制御マスクの端部の非直線の
形状を単位パターンの図柄に応じたものとする必要があ
るため、多くの手間を必要とする。
の段差はなくなるものの、移行部では副走査方向の一端
から他端へ全幅にわたって(副走査方向に)二重像が現
出し、またボケた状態となるため、不自然な印象を与え
るという不具合がある。また、後者(特表昭61−50
1064号)の方法では、制御マスクの端部の非直線の
形状を単位パターンの図柄に応じたものとする必要があ
るため、多くの手間を必要とする。
【0012】以上の問題はグラビア印刷用の版胴を作成
する場合に限らず、ロータリースクリーン印刷用の版素
材を作成する場合も全く同様である(ロータリースクリ
ーン印刷用の製版については、例えば特公昭57−11
781号公報、特開平2−63741号公報等に記載が
ある)。
する場合に限らず、ロータリースクリーン印刷用の版素
材を作成する場合も全く同様である(ロータリースクリ
ーン印刷用の製版については、例えば特公昭57−11
781号公報、特開平2−63741号公報等に記載が
ある)。
【0013】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、グラビ
ア製版やロータリースクリーン製版等で(シームレスパ
ターン及び狭義のエンドレスパターンを含む)エンドレ
スパターンの製版を行なう場合に、面倒な手間を要する
ことなく、しかも、継ぎ目をできる限り目立たせること
なく製版することのできるエンドレスパターン製版方法
及び装置を提供することにある。
成されたものであり、その目的とするところは、グラビ
ア製版やロータリースクリーン製版等で(シームレスパ
ターン及び狭義のエンドレスパターンを含む)エンドレ
スパターンの製版を行なう場合に、面倒な手間を要する
ことなく、しかも、継ぎ目をできる限り目立たせること
なく製版することのできるエンドレスパターン製版方法
及び装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係るエンドレスパターン製版方法
は、次の各ステップを含むものとして構成される。 a)原画像を主走査線毎に入力し、各画素の画像データを
記憶手段に記憶させる原画像入力ステップと、 b)前記記憶手段内の原画像の各主走査線内において、各
画素の画像データとその画素から作成しようとするエン
ドレスパターンの繰り返し周期だけ離れた画素の画像デ
ータとを比較し、両画素の画像データが所定の基準値以
内に近似している近似部とそうでない段差部とに分類す
る近似判定ステップと、 c)前記近似部を通って原画像を副走査方向に横断する切
り出し線を設定する切り出し線設定ステップと、 d)前記切り出し線と前記切り出し線から前記繰り返し周
期だけ離れた線とにより挟まれる主走査線の始端側と終
端側のそれぞれに、前記近似部を通る切り出し線の箇所
ではゼロ又は狭い主走査方向の移行幅で、前記段差部に
よる切り出し線が中断する箇所では広い主走査方向の移
行幅で、主走査方向に画像データが徐々に変化する移行
部を設けて単位パターンを作成する単位パターン作成ス
テップと、 e)前記単位パターンを主走査線の終端と始端とが隣接す
るように円筒状の版素材に記録する記録ステップ。
に成された本発明に係るエンドレスパターン製版方法
は、次の各ステップを含むものとして構成される。 a)原画像を主走査線毎に入力し、各画素の画像データを
記憶手段に記憶させる原画像入力ステップと、 b)前記記憶手段内の原画像の各主走査線内において、各
画素の画像データとその画素から作成しようとするエン
ドレスパターンの繰り返し周期だけ離れた画素の画像デ
ータとを比較し、両画素の画像データが所定の基準値以
内に近似している近似部とそうでない段差部とに分類す
る近似判定ステップと、 c)前記近似部を通って原画像を副走査方向に横断する切
り出し線を設定する切り出し線設定ステップと、 d)前記切り出し線と前記切り出し線から前記繰り返し周
期だけ離れた線とにより挟まれる主走査線の始端側と終
端側のそれぞれに、前記近似部を通る切り出し線の箇所
ではゼロ又は狭い主走査方向の移行幅で、前記段差部に
よる切り出し線が中断する箇所では広い主走査方向の移
行幅で、主走査方向に画像データが徐々に変化する移行
部を設けて単位パターンを作成する単位パターン作成ス
テップと、 e)前記単位パターンを主走査線の終端と始端とが隣接す
るように円筒状の版素材に記録する記録ステップ。
【0015】また、このようなエンドレスパターン製版
方法を実施するに適したエンドレスパターン製版装置
は、次の各手段を備えたものとして構成される。 a)原画像の各画素の画像データを主走査線毎に入力する
画像入力手段と、 b)入力された画像データを記憶する第1記憶手段と、 c)第1記憶手段内の原画像の各主走査線内において、各
画素の画像データとその画素から作成しようとするエン
ドレスパターンの繰り返し周期だけ離れた画素の画像デ
ータとを比較し、両画素の画像データが所定の基準値以
内に近似した近似部かそうでない段差部かに分類して、
分類結果を画素毎に第2記憶手段に記憶させる近似判定
手段と、 d)第2記憶手段内において、前記近似部を通って原画像
を副走査方向に横断する切り出し線を設定する切り出し
線設定手段と、 e)前記切り出し線と前記切り出し線から前記繰り返し周
期だけ離れた線とにより挟まれる主走査線の始端側と終
端側のそれぞれに、前記近似部を通る切り出し線の箇所
ではゼロ又は狭い主走査方向の移行幅で、前記段差部に
より切り出し線が中断する箇所では広い主走査方向の移
行幅で、主走査方向に画像データが徐々に変化する移行
部を設ける移行部設定手段と、 f)前記2本の切り出し線で挟まれた第1記憶手段内の画
像データであって、且つ、前記繰り返し周期だけ離れた
副走査方向の2本の継ぎ目直線の一方よりも外側にある
画像データを、前記継ぎ目線の他方の内側隙間に移動さ
せて、単位パターンを作成する単位パターン作成手段
と、 g)前記単位パターンを主走査線の終端と始端とが隣接す
るように円筒状の版素材に記録する記録手段。
方法を実施するに適したエンドレスパターン製版装置
は、次の各手段を備えたものとして構成される。 a)原画像の各画素の画像データを主走査線毎に入力する
画像入力手段と、 b)入力された画像データを記憶する第1記憶手段と、 c)第1記憶手段内の原画像の各主走査線内において、各
画素の画像データとその画素から作成しようとするエン
ドレスパターンの繰り返し周期だけ離れた画素の画像デ
ータとを比較し、両画素の画像データが所定の基準値以
内に近似した近似部かそうでない段差部かに分類して、
分類結果を画素毎に第2記憶手段に記憶させる近似判定
手段と、 d)第2記憶手段内において、前記近似部を通って原画像
を副走査方向に横断する切り出し線を設定する切り出し
線設定手段と、 e)前記切り出し線と前記切り出し線から前記繰り返し周
期だけ離れた線とにより挟まれる主走査線の始端側と終
端側のそれぞれに、前記近似部を通る切り出し線の箇所
ではゼロ又は狭い主走査方向の移行幅で、前記段差部に
より切り出し線が中断する箇所では広い主走査方向の移
行幅で、主走査方向に画像データが徐々に変化する移行
部を設ける移行部設定手段と、 f)前記2本の切り出し線で挟まれた第1記憶手段内の画
像データであって、且つ、前記繰り返し周期だけ離れた
副走査方向の2本の継ぎ目直線の一方よりも外側にある
画像データを、前記継ぎ目線の他方の内側隙間に移動さ
せて、単位パターンを作成する単位パターン作成手段
と、 g)前記単位パターンを主走査線の終端と始端とが隣接す
るように円筒状の版素材に記録する記録手段。
【0016】
【作用】エンドレスパターンにおける単位パターンの継
ぎ目においては、単位パターン作成ステップにより、段
差部により切り出し線が中断する箇所では広い幅で、近
似部を通る切り出し線の箇所では狭い幅で(又は幅ゼロ
で)、それぞれ主走査方向に画像データが変化する移行
部が設けられている。前記近似部は、単位パターンの繰
り返し周期だけ主走査方向に離れた2つの画素の画像デ
ータが基準値以内であり、切り出し線は近似部を通るよ
うに設定されているため、本発明に基づくエンドレスパ
ターンでは、二重となったりボケたりする部分が最小限
に抑えられ、継ぎ目の目立たないエンドレスパターンと
なる。この方法を実施するための装置として上に掲げた
エンドレスパターン製版装置の各構成要素の作用ついて
は、以下に説明する実施例において詳しく述べる。
ぎ目においては、単位パターン作成ステップにより、段
差部により切り出し線が中断する箇所では広い幅で、近
似部を通る切り出し線の箇所では狭い幅で(又は幅ゼロ
で)、それぞれ主走査方向に画像データが変化する移行
部が設けられている。前記近似部は、単位パターンの繰
り返し周期だけ主走査方向に離れた2つの画素の画像デ
ータが基準値以内であり、切り出し線は近似部を通るよ
うに設定されているため、本発明に基づくエンドレスパ
ターンでは、二重となったりボケたりする部分が最小限
に抑えられ、継ぎ目の目立たないエンドレスパターンと
なる。この方法を実施するための装置として上に掲げた
エンドレスパターン製版装置の各構成要素の作用ついて
は、以下に説明する実施例において詳しく述べる。
【0017】
【実施例】本発明に係る方法を実施する装置であり、か
つ、上記エンドレスパターン製版装置の実施例でもある
グラビア製版装置を説明する。本実施例のグラビア製版
装置は図2に示した通りの構成を有しており、基本的に
は上述の通りの動作を行なうが、制御部15が後述する
プログラムに従って動作することにより、本発明を実施
する装置として作用する。なお、上述した入力部11及
び出力部12の説明は省略する。
つ、上記エンドレスパターン製版装置の実施例でもある
グラビア製版装置を説明する。本実施例のグラビア製版
装置は図2に示した通りの構成を有しており、基本的に
は上述の通りの動作を行なうが、制御部15が後述する
プログラムに従って動作することにより、本発明を実施
する装置として作用する。なお、上述した入力部11及
び出力部12の説明は省略する。
【0018】制御部15は図3に示すように、CPU1
51、ROM152、RAM153を備えたマイクロコ
ンピュータにより構成されている。なお、制御部15に
はその他に、入力部11、出力部12、グラフィックデ
ィスプレイ13及びその他の周辺機器(システムディス
プレイ14、外部記憶部16、指示入力部17)を接続
するためのインタフェイス(I/F)154、155、
156、157が備えられている。また、RAM153
にはCPU151のメインメモリとして作用するメモリ
の他、入力部11で入力される画像のデータを記憶する
グラフィックメモリも含まれる。
51、ROM152、RAM153を備えたマイクロコ
ンピュータにより構成されている。なお、制御部15に
はその他に、入力部11、出力部12、グラフィックデ
ィスプレイ13及びその他の周辺機器(システムディス
プレイ14、外部記憶部16、指示入力部17)を接続
するためのインタフェイス(I/F)154、155、
156、157が備えられている。また、RAM153
にはCPU151のメインメモリとして作用するメモリ
の他、入力部11で入力される画像のデータを記憶する
グラフィックメモリも含まれる。
【0019】CPU151は、ROM152に保持され
た、或いは、外部記憶部16からメインメモリにロード
される一連のプログラムにより、本グラビア製版装置の
動作を統合的に制御するが、その一連のプログラムの中
に、エンドレスパターン印刷用版胴を作成するプログラ
ムが含まれる。
た、或いは、外部記憶部16からメインメモリにロード
される一連のプログラムにより、本グラビア製版装置の
動作を統合的に制御するが、その一連のプログラムの中
に、エンドレスパターン印刷用版胴を作成するプログラ
ムが含まれる。
【0020】次に、図5に示すような原画像20を基に
木目模様のシームレスパターンを作成する場合を例にと
り、本実施例のグラビア製版装置の動作を説明する。本
処理の全体の流れは図1のようになっている。最初に、
繰り返しパターンの元となる原稿の画像(原画像)20
を入力部11において主走査線毎に入力し、各画素の画
像データをRAM153又は外部記憶部16の中の第1
領域(第1メモリ)21に格納する(ステップS1)。
このとき、主走査線数(ライン数)及び副走査線数(主
走査線の画素数)をカウントし、各走査線の数をメモリ
に記憶する(ステップS2)。ここでは、主走査線数を
imax+1、副走査線数をjmax+1とする(図16参
照)。なお、原画像を入力部11で実際に入力するので
はなく、光ディスク等の記録装置から読み出してもよ
い。このとき、主走査線数や副走査線数のデータは画像
ファイルの先頭のヘッダ領域に格納されているので、ス
テップS2ではそれを読み出す。
木目模様のシームレスパターンを作成する場合を例にと
り、本実施例のグラビア製版装置の動作を説明する。本
処理の全体の流れは図1のようになっている。最初に、
繰り返しパターンの元となる原稿の画像(原画像)20
を入力部11において主走査線毎に入力し、各画素の画
像データをRAM153又は外部記憶部16の中の第1
領域(第1メモリ)21に格納する(ステップS1)。
このとき、主走査線数(ライン数)及び副走査線数(主
走査線の画素数)をカウントし、各走査線の数をメモリ
に記憶する(ステップS2)。ここでは、主走査線数を
imax+1、副走査線数をjmax+1とする(図16参
照)。なお、原画像を入力部11で実際に入力するので
はなく、光ディスク等の記録装置から読み出してもよ
い。このとき、主走査線数や副走査線数のデータは画像
ファイルの先頭のヘッダ領域に格納されているので、ス
テップS2ではそれを読み出す。
【0021】次に、第1メモリ21に記憶された原画像
20をグラフィックディスプレイ13に表示し(ステッ
プS3)、操作者がその画面を見ながら指示入力部17
(図2ではマウスを示しているが、デジタイザ、キーボ
ード等を用いることもできる)を用いて対話操作によ
り、印刷しようとするシームレスパターンの主走査方向
の繰り返し周期L、近似判定の基準値R、及び2種の移
行部幅α、βを入力する(ステップS4)。なお、繰り
返し周期Lは後述の版胴121の周長に相当するように
指定される。
20をグラフィックディスプレイ13に表示し(ステッ
プS3)、操作者がその画面を見ながら指示入力部17
(図2ではマウスを示しているが、デジタイザ、キーボ
ード等を用いることもできる)を用いて対話操作によ
り、印刷しようとするシームレスパターンの主走査方向
の繰り返し周期L、近似判定の基準値R、及び2種の移
行部幅α、βを入力する(ステップS4)。なお、繰り
返し周期Lは後述の版胴121の周長に相当するように
指定される。
【0022】[近似度判定]ステップS4において各種
パラメータの入力が終了した後、第1メモリ21内にあ
る原画像20の各画素について、その画素と、その画素
から主走査方向に繰り返し周期Lだけ離れた位置にある
画素(これらを対応画素対と呼ぶ)とのそれぞれの画像
データを比較し、その比較値が基準値R以内であるか否
かを判定し、その結果をRAM153の中の第2領域
(第2メモリ)22に格納する(ステップS5)。な
お、第2メモリ22の領域は外部記録部16に確保して
もよい。
パラメータの入力が終了した後、第1メモリ21内にあ
る原画像20の各画素について、その画素と、その画素
から主走査方向に繰り返し周期Lだけ離れた位置にある
画素(これらを対応画素対と呼ぶ)とのそれぞれの画像
データを比較し、その比較値が基準値R以内であるか否
かを判定し、その結果をRAM153の中の第2領域
(第2メモリ)22に格納する(ステップS5)。な
お、第2メモリ22の領域は外部記録部16に確保して
もよい。
【0023】ここにおける処理の詳細を図17のフロー
チャートにより説明する。本ルーチンの全体の流れは次
の通りである。最初にステップS5.1で主走査線、副
走査線をカウントする変数i及びj(図16参照)を0
に初期化した後、ステップS5.3において主走査方向
にjを1づつインクリメントし、ステップS5.5にお
いて副走査方向にiを1づつインクリメントして、それ
ぞれj=jmax−N、i=imaxとなるまで(ステップS
5.4及びS5.6)、各画素に対してステップS5.
2の処理を行なう。
チャートにより説明する。本ルーチンの全体の流れは次
の通りである。最初にステップS5.1で主走査線、副
走査線をカウントする変数i及びj(図16参照)を0
に初期化した後、ステップS5.3において主走査方向
にjを1づつインクリメントし、ステップS5.5にお
いて副走査方向にiを1づつインクリメントして、それ
ぞれj=jmax−N、i=imaxとなるまで(ステップS
5.4及びS5.6)、各画素に対してステップS5.
2の処理を行なう。
【0024】ステップS5.2では、各画素の画像デー
タD(i,j)と、その画素から主走査方向に繰り返し
周期Lだけ離れた位置にある画素の画像データD(i,
j+N)(ここで、Nは繰り返し周期Lに対応する主走
査方向の画素数)との差の絶対値|D(i,j)−D
(i,j+N)|を計算し、その値と前記近似度判定の
基準値Rとを比較する。|D(i,j)−D(i,j+
N)|≦Rのときは、画素毎に用意されている近似フラ
グF(i,j)を1とし、|D(i,j)−D(i,j
+N)|>RのときはF(i,j)を0とする。以降、
F(i,j)=1の画素の領域を近似部、F(i,j)
=0の画素の領域を段差部と呼ぶ。第1メモリ21に格
納された全画素について近似度判定が終了すると、各画
素に対する近似フラグF(i,j)が全て決定される。
この近似フラグF(i,j)の格納領域が第2メモリ2
2である。なお、ステップS5.4で、「j>jmax」
でなく「j>jmax−N」としたのは、jmax−N<j≦
jmaxの画素には対応する画素がないためである(図1
6参照)。
タD(i,j)と、その画素から主走査方向に繰り返し
周期Lだけ離れた位置にある画素の画像データD(i,
j+N)(ここで、Nは繰り返し周期Lに対応する主走
査方向の画素数)との差の絶対値|D(i,j)−D
(i,j+N)|を計算し、その値と前記近似度判定の
基準値Rとを比較する。|D(i,j)−D(i,j+
N)|≦Rのときは、画素毎に用意されている近似フラ
グF(i,j)を1とし、|D(i,j)−D(i,j
+N)|>RのときはF(i,j)を0とする。以降、
F(i,j)=1の画素の領域を近似部、F(i,j)
=0の画素の領域を段差部と呼ぶ。第1メモリ21に格
納された全画素について近似度判定が終了すると、各画
素に対する近似フラグF(i,j)が全て決定される。
この近似フラグF(i,j)の格納領域が第2メモリ2
2である。なお、ステップS5.4で、「j>jmax」
でなく「j>jmax−N」としたのは、jmax−N<j≦
jmaxの画素には対応する画素がないためである(図1
6参照)。
【0025】図6により、この近似度判定の様子を具体
的に説明する。まず、図6において1本目の主走査線の
1番目の画素G(0,0)の画像データD(0,0)
と、それから主走査方向に繰り返し周期L、すなわちN
画素だけ離れた位置にある画素G(0,N)の画像デー
タD(0,N)との差の絶対値|D(0,0)−D
(0,N)|を計算し、これを基準値Rと比較する。こ
の対応画素対の場合には、一方の画素G(0,0)は木
目の線が掛かっていないのに対し、他方の画素G(0,
N)には木目の線が掛かっているため、両画像データの
差の絶対値|D(0,0)−D(0,N)|は基準値R
を超えるものと判定される。従って、画素G(0,0)
に対応する近似フラグF(0,0)(第2メモリ22
内)には0が格納される(図6では、空白で表わす)。
的に説明する。まず、図6において1本目の主走査線の
1番目の画素G(0,0)の画像データD(0,0)
と、それから主走査方向に繰り返し周期L、すなわちN
画素だけ離れた位置にある画素G(0,N)の画像デー
タD(0,N)との差の絶対値|D(0,0)−D
(0,N)|を計算し、これを基準値Rと比較する。こ
の対応画素対の場合には、一方の画素G(0,0)は木
目の線が掛かっていないのに対し、他方の画素G(0,
N)には木目の線が掛かっているため、両画像データの
差の絶対値|D(0,0)−D(0,N)|は基準値R
を超えるものと判定される。従って、画素G(0,0)
に対応する近似フラグF(0,0)(第2メモリ22
内)には0が格納される(図6では、空白で表わす)。
【0026】一方、i番目の主走査線のj番目の画素G
(i,j)とそれに対応する画素G(i,j+N)の場
合は、双方とも木目の線が掛かっており、両画像データ
の差の絶対値|D(i,j)−D(i,j+N)|は基
準値R以下と判定される。従って、画素G(i,j)に
対応する近似フラグF(i,j)(第2メモリ22内)
には1が格納される(図6では、F(i,j)が1とな
る画素G(i,j)を○で表わす。なお、理解の便のた
め、図6では○で表わした画素G(i,j)に対応する
画素G(i,j+N)に△を付した)。この近似部(F
(i,j)=1の部分)内の各画素は後に切り出し線を
設定する際の通過地点の候補となるものである。なお、
図6には判定結果データの理解の便宜上、原画像20を
描いているが、第2メモリ22は近似フラグF(i,
j)の格納領域であるため、そこに記憶されるのは0又
は1の値のみである。
(i,j)とそれに対応する画素G(i,j+N)の場
合は、双方とも木目の線が掛かっており、両画像データ
の差の絶対値|D(i,j)−D(i,j+N)|は基
準値R以下と判定される。従って、画素G(i,j)に
対応する近似フラグF(i,j)(第2メモリ22内)
には1が格納される(図6では、F(i,j)が1とな
る画素G(i,j)を○で表わす。なお、理解の便のた
め、図6では○で表わした画素G(i,j)に対応する
画素G(i,j+N)に△を付した)。この近似部(F
(i,j)=1の部分)内の各画素は後に切り出し線を
設定する際の通過地点の候補となるものである。なお、
図6には判定結果データの理解の便宜上、原画像20を
描いているが、第2メモリ22は近似フラグF(i,
j)の格納領域であるため、そこに記憶されるのは0又
は1の値のみである。
【0027】[切り出し線設定]図1のフローチャート
に戻り、ステップS5における各画素の近似度判定結果
に基づき、次のステップS6では、シームレスパターン
の繰り返しの単位となる単位パターンを規定する切り出
し線を、できるだけ近似部を通るように設定する。
に戻り、ステップS5における各画素の近似度判定結果
に基づき、次のステップS6では、シームレスパターン
の繰り返しの単位となる単位パターンを規定する切り出
し線を、できるだけ近似部を通るように設定する。
【0028】以下、切り出し線設定の詳細な処理を図1
8及び図19のフローチャートにより説明する。本ルー
チンで行なう処理の概要は次の通りである。1本目の主
走査線(i=0)の各画素(j=0〜jmax−N)に対
して、その画素を起点とする切り出し線候補を作成し、
各切り出し線候補に対して選定評価値Vtという値を決
定する。本実施例の場合、各点の|D(i,j)−D
(i,j+N)|の値の累積加算値を選定評価値Vtと
している。そして、選定評価値Vtの値が最小となる切
り出し線候補を選定し、これを切り出し線として決定す
る。
8及び図19のフローチャートにより説明する。本ルー
チンで行なう処理の概要は次の通りである。1本目の主
走査線(i=0)の各画素(j=0〜jmax−N)に対
して、その画素を起点とする切り出し線候補を作成し、
各切り出し線候補に対して選定評価値Vtという値を決
定する。本実施例の場合、各点の|D(i,j)−D
(i,j+N)|の値の累積加算値を選定評価値Vtと
している。そして、選定評価値Vtの値が最小となる切
り出し線候補を選定し、これを切り出し線として決定す
る。
【0029】処理の具体的な手順を図18により説明す
る。まず、Vtの最小値を検出するための初期化作業と
して、選定評価値Vtの参照値Vtrに実用上予想される
最大値Vtmaxを入れておく。次に、jを0に初期化し
(ステップS6.2)、1づつインクリメントしながら
(ステップS6.9)、j=jmax−Nとなるまで(ス
テップS6.8)、以下のステップS6.3〜S6.7
の処理を繰り返す。
る。まず、Vtの最小値を検出するための初期化作業と
して、選定評価値Vtの参照値Vtrに実用上予想される
最大値Vtmaxを入れておく。次に、jを0に初期化し
(ステップS6.2)、1づつインクリメントしながら
(ステップS6.9)、j=jmax−Nとなるまで(ス
テップS6.8)、以下のステップS6.3〜S6.7
の処理を繰り返す。
【0030】j=1〜jmax−N−1の各画素について
行なわれる処理は次の通りである。まず、その画素(注
目画素)の近似フラグF(i,j)が1であるか否かを
判定する(ステップS6.3)。注目画素が段差部にあ
るとき(F(i,j)=0)はステップS6.8に飛
び、以下の処理は行なわずに次の画素に進む。注目画素
が近似部にあるとき(F(i,j)=1)は、ステップ
S6.4に進み、その画素を起点とする切り出し線候補
を作成する。
行なわれる処理は次の通りである。まず、その画素(注
目画素)の近似フラグF(i,j)が1であるか否かを
判定する(ステップS6.3)。注目画素が段差部にあ
るとき(F(i,j)=0)はステップS6.8に飛
び、以下の処理は行なわずに次の画素に進む。注目画素
が近似部にあるとき(F(i,j)=1)は、ステップ
S6.4に進み、その画素を起点とする切り出し線候補
を作成する。
【0031】ステップS6.4の切り出し線候補作成処
理を図19のフローチャートにより詳しく説明する。最
初に、経路メモリPth(i)、選定評価値Vt及び仮想
線フラグFi(i)を初期化する(ステップS6.4
1)。経路メモリPth(i)は、これから決定しようと
する切り出し線候補の副走査位置i=0〜imaxに対す
る主走査位置の値(jの値)を格納するものである。選
定評価値Vtは、1本の切り出し線候補を作成してゆく
間に、経路の各画素と、その対応画素とのデータの差の
絶対値|D(jo)−D(jo+N)|を累積加算してゆ
くための変数(メモリ)であるため、最初に0としてお
く。また、仮想線フラグFi(i)は切り出し線候補の
各点に対して設けられるものであり、その点が近似部内
にあるか(Fi(i)=0)或いは段差部内にあるか
(Fi(i)=1)を示すためのものである。
理を図19のフローチャートにより詳しく説明する。最
初に、経路メモリPth(i)、選定評価値Vt及び仮想
線フラグFi(i)を初期化する(ステップS6.4
1)。経路メモリPth(i)は、これから決定しようと
する切り出し線候補の副走査位置i=0〜imaxに対す
る主走査位置の値(jの値)を格納するものである。選
定評価値Vtは、1本の切り出し線候補を作成してゆく
間に、経路の各画素と、その対応画素とのデータの差の
絶対値|D(jo)−D(jo+N)|を累積加算してゆ
くための変数(メモリ)であるため、最初に0としてお
く。また、仮想線フラグFi(i)は切り出し線候補の
各点に対して設けられるものであり、その点が近似部内
にあるか(Fi(i)=0)或いは段差部内にあるか
(Fi(i)=1)を示すためのものである。
【0032】初期化終了後、ステップS6.42におい
て、現在の注目画素(ステップS6.3の判定及び後述
のステップS6.46、S6.47により、本ステップ
における注目画素は常に近似部内にある)の主走査位置
の値joを経路メモリPth(i)に格納する。次に、注目
画素とその対応画素とのデータの差の絶対値|D(j
o)−D(jo+N)|を選定評価値Vtに累積加算す
る。そして、注目画素の仮想線フラグFi(i)に0を
代入する(ステップS6.42)。
て、現在の注目画素(ステップS6.3の判定及び後述
のステップS6.46、S6.47により、本ステップ
における注目画素は常に近似部内にある)の主走査位置
の値joを経路メモリPth(i)に格納する。次に、注目
画素とその対応画素とのデータの差の絶対値|D(j
o)−D(jo+N)|を選定評価値Vtに累積加算す
る。そして、注目画素の仮想線フラグFi(i)に0を
代入する(ステップS6.42)。
【0033】なお、ステップS5.2において計算した
|D(i,j)−D(i,j+N)|の値を全ての画素
について記憶しておき、ステップS6.42においてこ
の記憶領域より注目画素に対応する値を読み出して用い
ることにより、処理速度を向上することができる。
|D(i,j)−D(i,j+N)|の値を全ての画素
について記憶しておき、ステップS6.42においてこ
の記憶領域より注目画素に対応する値を読み出して用い
ることにより、処理速度を向上することができる。
【0034】次に、図16に示すように、現在の注目画
素の次の副走査位置i+1にあり、主走査位置が現在の
位置joに対して−1、0、+1である3個の画素(以
下、これらを隣接画素と呼ぶ)の近似フラグF(i+
1,jo−1)、F(i+1,jo)、F(i+1,jo
+1)を読み出し(ステップS6.43)、それらのい
ずれかが1であるか否かを判定する(ステップS6.4
4)。3個の隣接画素を所定の順序(例えば、−1、
0、+1の順)で判定してゆき、いずれかが1である場
合、ステップS6.48に進んで、その画素の主走査位
置jx(jo−1、jo、jo+1のいずれか)を次の注目
画素joとし、副走査位置iを1だけ進める。3個の隣
接画素の全ての近似フラグが0である(すなわち、隣接
画素が全て段差部である)場合はステップS6.45に
進み、注目画素(i,jo)の右側上下45度の範囲内
でF(i,j)=1である画素を探す。そして、このよ
うな画素の中で最も注目画素に近い画素(副先頭画素)
を検出する(ステップS6.45)。そして、現在の注
目画素(i,j)と、この副先頭画素(k,jn)との
間(この間は全て段差部である)における切り出し線の
経路Pth(i+1)〜Pth(k−1)を、所定の規則
(例えば、両画素の間を最も直線に近い経路で結ぶと
か、その間の選定評価累積値が最も小さいものを選択す
る等)で強制的に決定する。また、このようにして決定
した経路(段差部を通る経路)の各点の仮想線フラグF
i(i)を1とする(ステップS6.46)。こうし
て、副先頭までの経路を一気に決定した後は、この副先
頭画素を次の注目画素とする(ステップS6.47)。
素の次の副走査位置i+1にあり、主走査位置が現在の
位置joに対して−1、0、+1である3個の画素(以
下、これらを隣接画素と呼ぶ)の近似フラグF(i+
1,jo−1)、F(i+1,jo)、F(i+1,jo
+1)を読み出し(ステップS6.43)、それらのい
ずれかが1であるか否かを判定する(ステップS6.4
4)。3個の隣接画素を所定の順序(例えば、−1、
0、+1の順)で判定してゆき、いずれかが1である場
合、ステップS6.48に進んで、その画素の主走査位
置jx(jo−1、jo、jo+1のいずれか)を次の注目
画素joとし、副走査位置iを1だけ進める。3個の隣
接画素の全ての近似フラグが0である(すなわち、隣接
画素が全て段差部である)場合はステップS6.45に
進み、注目画素(i,jo)の右側上下45度の範囲内
でF(i,j)=1である画素を探す。そして、このよ
うな画素の中で最も注目画素に近い画素(副先頭画素)
を検出する(ステップS6.45)。そして、現在の注
目画素(i,j)と、この副先頭画素(k,jn)との
間(この間は全て段差部である)における切り出し線の
経路Pth(i+1)〜Pth(k−1)を、所定の規則
(例えば、両画素の間を最も直線に近い経路で結ぶと
か、その間の選定評価累積値が最も小さいものを選択す
る等)で強制的に決定する。また、このようにして決定
した経路(段差部を通る経路)の各点の仮想線フラグF
i(i)を1とする(ステップS6.46)。こうし
て、副先頭までの経路を一気に決定した後は、この副先
頭画素を次の注目画素とする(ステップS6.47)。
【0035】ステップS6.48又はS6.47で次の
注目画素を決定した後、ステップS6.49で、切り出
し線候補が副走査方向の終端まで達したか否か(i>i
max?)を判定し、未だ達していない場合はステップS
6.42に戻って上記処理を繰り返す。i>imaxとな
り、副走査方向に横断する切り出し線候補の経路の各点
が全て決定したときは、図18のステップS6.5に戻
る。
注目画素を決定した後、ステップS6.49で、切り出
し線候補が副走査方向の終端まで達したか否か(i>i
max?)を判定し、未だ達していない場合はステップS
6.42に戻って上記処理を繰り返す。i>imaxとな
り、副走査方向に横断する切り出し線候補の経路の各点
が全て決定したときは、図18のステップS6.5に戻
る。
【0036】ステップS6.5では、ステップS6.4
で作成された切り出し線候補の全ての点において仮想線
フラグFi(i)が0であるか否かを判定する。全点の
仮想線フラグFi(i)が0である(すなわち、その切
り出し線候補が全て近似部を通っている)場合はステッ
プS6.10に飛び、その切り出し線候補を切り出し線
として決定する。具体的には、切り出し線候補の経路デ
ータ(経路メモリPth(i)内の値)を決定切り出し線
用の経路メモリに入れる。
で作成された切り出し線候補の全ての点において仮想線
フラグFi(i)が0であるか否かを判定する。全点の
仮想線フラグFi(i)が0である(すなわち、その切
り出し線候補が全て近似部を通っている)場合はステッ
プS6.10に飛び、その切り出し線候補を切り出し線
として決定する。具体的には、切り出し線候補の経路デ
ータ(経路メモリPth(i)内の値)を決定切り出し線
用の経路メモリに入れる。
【0037】切り出し線候補のいずれかの点でFi
(i)=1であるときは、その切り出し線候補の選定評
価値Vt(図19のステップS6.42で累積されたも
の)を参照値Vtrと比較し、いずれが小さいかを判定す
る。今回新たに作成した切り出し線候補の選定評価値V
tが参照値Vtrよりも小さい場合には、その選定評価値
Vtを新らしい参照値Vtrとするとともに、その切り出
し線候補の経路データPth(i)を仮決定切り出し線の
経路メモリに入れる。今回作成した切り出し線候補の選
定評価値Vtが参照値Vtrと同じかそれよりも大きい場
合には、参照値Vtr及び仮決定切り出し線の経路は変更
することなく、そのままとしておく(ステップS6.
6)。
(i)=1であるときは、その切り出し線候補の選定評
価値Vt(図19のステップS6.42で累積されたも
の)を参照値Vtrと比較し、いずれが小さいかを判定す
る。今回新たに作成した切り出し線候補の選定評価値V
tが参照値Vtrよりも小さい場合には、その選定評価値
Vtを新らしい参照値Vtrとするとともに、その切り出
し線候補の経路データPth(i)を仮決定切り出し線の
経路メモリに入れる。今回作成した切り出し線候補の選
定評価値Vtが参照値Vtrと同じかそれよりも大きい場
合には、参照値Vtr及び仮決定切り出し線の経路は変更
することなく、そのままとしておく(ステップS6.
6)。
【0038】次のステップS6.7では、上述の通り、
1本目の主走査線(i=0)の全ての画素(j=0〜j
max−N)について以上の仮切り出し線設定処理が終了
するまで、ステップS6.3〜S6.6のループを繰り
返す。
1本目の主走査線(i=0)の全ての画素(j=0〜j
max−N)について以上の仮切り出し線設定処理が終了
するまで、ステップS6.3〜S6.6のループを繰り
返す。
【0039】こうして、1本目の主走査線の各画素を先
頭として作成される切り出し線候補について評価を行な
い、選定評価値Vtが最小の(或いは、全て近似部を通
る)仮切り出し線を決定した後、ステップS6.9にお
いて、その仮切り出し線を最終的に切り出し線として決
定する。以上がメインルーチン(図1)のステップS6
の内容である。
頭として作成される切り出し線候補について評価を行な
い、選定評価値Vtが最小の(或いは、全て近似部を通
る)仮切り出し線を決定した後、ステップS6.9にお
いて、その仮切り出し線を最終的に切り出し線として決
定する。以上がメインルーチン(図1)のステップS6
の内容である。
【0040】なお、上記例では計算の便のために仮想線
フラグFi(i)を独立に設けたが、切り出し線候補が
通過する各点の近似フラグF(i,j)を代わりに使用
してもよい。
フラグFi(i)を独立に設けたが、切り出し線候補が
通過する各点の近似フラグF(i,j)を代わりに使用
してもよい。
【0041】また、上記においては自動的に切り出し線
を設定することによって作業者の手間をできるだけ省く
方法について説明したが、作業者による若干の操作によ
り、装置の負荷を軽減することもできる。
を設定することによって作業者の手間をできるだけ省く
方法について説明したが、作業者による若干の操作によ
り、装置の負荷を軽減することもできる。
【0042】例えば、切り出し線の設定にあたっては、
まず、図6に示す画像をグラフィックディスプレイ13
に表示する。すなわち、第1メモリ21の原画像を表示
し、さらに、第2メモリ22の近似度の判定結果に基づ
いて、近似度が高いと判定された画素(図6では○で示
されている)を特定の色で表示したり、点滅表示する。
作業者はグラフィックディスプレイ13を見ながら、指
示入力部17を用いて所望の画素、好ましくは近似度の
高い画素を指定することにより、切り出し線候補を設定
する。
まず、図6に示す画像をグラフィックディスプレイ13
に表示する。すなわち、第1メモリ21の原画像を表示
し、さらに、第2メモリ22の近似度の判定結果に基づ
いて、近似度が高いと判定された画素(図6では○で示
されている)を特定の色で表示したり、点滅表示する。
作業者はグラフィックディスプレイ13を見ながら、指
示入力部17を用いて所望の画素、好ましくは近似度の
高い画素を指定することにより、切り出し線候補を設定
する。
【0043】このとき、切り出し線候補に対する選定評
価値Vtを装置内で求めておくことが好ましい。これに
よると、複数の切り出し線候補を設定して、求められた
選定評価値Vtを参考にすることにより、好適な切り出
し線を設定することができる。
価値Vtを装置内で求めておくことが好ましい。これに
よると、複数の切り出し線候補を設定して、求められた
選定評価値Vtを参考にすることにより、好適な切り出
し線を設定することができる。
【0044】[単位パターン作成]こうして、図7に点
線で示すように1本の切り出し線24が設定されると、
それから主走査方向に繰り返し周期Lだけ(画素数では
Nだけ)離れた位置に同じ形状の切り出し線25が仮想
的に設定され、両切り出し線24、25で挟まれた第1
メモリ21中の画像データを、RAM153の中の第3
領域(第3メモリ)23に転送して、版胴121に直接
彫刻できる形の矩形状の単位パターンを作成する。この
単位パターン作成処理の概要は次の通りである。
線で示すように1本の切り出し線24が設定されると、
それから主走査方向に繰り返し周期Lだけ(画素数では
Nだけ)離れた位置に同じ形状の切り出し線25が仮想
的に設定され、両切り出し線24、25で挟まれた第1
メモリ21中の画像データを、RAM153の中の第3
領域(第3メモリ)23に転送して、版胴121に直接
彫刻できる形の矩形状の単位パターンを作成する。この
単位パターン作成処理の概要は次の通りである。
【0045】制御部15は後述の(図20のルーチン)
の処理により各主走査線毎にデータを転送してゆくが、
その際、現在転送中の主走査線が連結部30のものか、
それとも中断部31のものかを判定する。連結部30と
は、図7に示すように、切り出し線24、25が近似部
を通過する部分のことであり、中断部31とは段差部を
通過する部分のことである。現在処理中の主走査線が連
結部30のものであるときは、主走査線の始端側と終端
側に比較的小さい(主走査方向の)幅αの移行部を設
け、単位パターンを接続してシームレスパターンとした
ときに継ぎ目の箇所で段差が目立たないようにする。な
お、前記近似度判定の基準値Rの値を小さく(近似判定
を厳しく)した場合には、この連結部30における移行
部の幅αはゼロとしてもよい(図8、図9ではゼロとし
ている)。
の処理により各主走査線毎にデータを転送してゆくが、
その際、現在転送中の主走査線が連結部30のものか、
それとも中断部31のものかを判定する。連結部30と
は、図7に示すように、切り出し線24、25が近似部
を通過する部分のことであり、中断部31とは段差部を
通過する部分のことである。現在処理中の主走査線が連
結部30のものであるときは、主走査線の始端側と終端
側に比較的小さい(主走査方向の)幅αの移行部を設
け、単位パターンを接続してシームレスパターンとした
ときに継ぎ目の箇所で段差が目立たないようにする。な
お、前記近似度判定の基準値Rの値を小さく(近似判定
を厳しく)した場合には、この連結部30における移行
部の幅αはゼロとしてもよい(図8、図9ではゼロとし
ている)。
【0046】現在処理中の主走査線が中断部31のもの
であるときは、主走査線の始端側と終端側に比較的大き
い(主走査方向の)幅βの移行部33(図8)を設け
る。中断部31では主走査線の始端側と終端側では画像
データに基準値R以上の差があるため、比較的大きな幅
で移行させないと継ぎ目での段差が目立ってしまうため
である。移行部33においては、始端側の画素の画像デ
ータと終端側の画像データを、その重み付けを徐々に変
化させながら加算して合成画像データを作成し、第3メ
モリ23に記憶させる。なお、このように連結部30と
中断部31とで移行部の幅α、βを明確に区別するので
なく、徐々に変化させるようにしてもよい。
であるときは、主走査線の始端側と終端側に比較的大き
い(主走査方向の)幅βの移行部33(図8)を設け
る。中断部31では主走査線の始端側と終端側では画像
データに基準値R以上の差があるため、比較的大きな幅
で移行させないと継ぎ目での段差が目立ってしまうため
である。移行部33においては、始端側の画素の画像デ
ータと終端側の画像データを、その重み付けを徐々に変
化させながら加算して合成画像データを作成し、第3メ
モリ23に記憶させる。なお、このように連結部30と
中断部31とで移行部の幅α、βを明確に区別するので
なく、徐々に変化させるようにしてもよい。
【0047】図8に示すように、第1メモリ21におい
て両切り出し線24、25で挟まれた領域(単位パター
ン)は一般には矩形とはなっていないため、各主走査線
の画像データを第3メモリ23に転送する際は、2本目
以降の主走査線については、1本目の主走査線の始端を
含む主走査方向の継ぎ目直線26又は終端を含む副走査
方向の継ぎ目直線27を越える主走査方向の外側位置に
ある画素の画像データは、同じ主走査線内の反対側の継
ぎ目直線27又は26の内側隙間に移動させる。これに
より第3メモリ23では、図9に示すように、矩形の単
位パターン35が得られる。なお、継ぎ目直線26、2
7は、繰り返し周期L(画素数N)だけ離れた副走査方
向の直線であって、例えば図8に二点鎖線で示すように
任意に設定してもよい。
て両切り出し線24、25で挟まれた領域(単位パター
ン)は一般には矩形とはなっていないため、各主走査線
の画像データを第3メモリ23に転送する際は、2本目
以降の主走査線については、1本目の主走査線の始端を
含む主走査方向の継ぎ目直線26又は終端を含む副走査
方向の継ぎ目直線27を越える主走査方向の外側位置に
ある画素の画像データは、同じ主走査線内の反対側の継
ぎ目直線27又は26の内側隙間に移動させる。これに
より第3メモリ23では、図9に示すように、矩形の単
位パターン35が得られる。なお、継ぎ目直線26、2
7は、繰り返し周期L(画素数N)だけ離れた副走査方
向の直線であって、例えば図8に二点鎖線で示すように
任意に設定してもよい。
【0048】以上の処理の具体的な手順を図20のフロ
ーチャートにより説明する。本処理では、主走査線毎に
処理を行なうため、まず、主走査線(副走査方向)の位
置を示す変数iを0に初期化し(ステップS7.1)、
1づつインクリメントして(ステップS7.9)、i>
imaxとなるまで(ステップS7.10)ステップS
7.2〜S7.9の処理を繰り返す。各主走査線に対し
て行なわれる処理は次の通りである。
ーチャートにより説明する。本処理では、主走査線毎に
処理を行なうため、まず、主走査線(副走査方向)の位
置を示す変数iを0に初期化し(ステップS7.1)、
1づつインクリメントして(ステップS7.9)、i>
imaxとなるまで(ステップS7.10)ステップS
7.2〜S7.9の処理を繰り返す。各主走査線に対し
て行なわれる処理は次の通りである。
【0049】まず、前述の第1メモリ21に格納されて
いる画像データD(i,j)のうち、注目している主走
査線i上の、j=Pth(i)からj=Pth(i)+Nま
での画素を読み出す(ステップS7.2)。ここで、P
th(i)はステップS6.10(図18)で最終決定さ
れた切り出し線の経路データであり、ステップS7.2
はその切り出し線から主走査方向に(繰り返し周期Lに
対応する)N個の画素データを読み出すものである。次
に、これらのデータを、単位パターンの形状が矩形とな
るように第3メモリ23に格納する(ステップS7.
3)。この矩形化格納処理を図21のフローチャートに
より詳しく説明する。
いる画像データD(i,j)のうち、注目している主走
査線i上の、j=Pth(i)からj=Pth(i)+Nま
での画素を読み出す(ステップS7.2)。ここで、P
th(i)はステップS6.10(図18)で最終決定さ
れた切り出し線の経路データであり、ステップS7.2
はその切り出し線から主走査方向に(繰り返し周期Lに
対応する)N個の画素データを読み出すものである。次
に、これらのデータを、単位パターンの形状が矩形とな
るように第3メモリ23に格納する(ステップS7.
3)。この矩形化格納処理を図21のフローチャートに
より詳しく説明する。
【0050】矩形化格納処理では、各画素をカウントす
る変数としてjjを使用し、最初にこの変数jjを0に
初期化(ステップS7.31)した後、1づつインクリ
メントし(ステップS7.37)、jj=N−1となる
まで以下の処理を繰り返す(ステップS7.38)。各
画素に対する処理は次の通りである。まず、Pth(i)
−Pth(0)+jjが0未満であるか否かを判定する。
ここで、Pth(0)は第1主走査線(i=0)における
切り出し線の位置であるため、ステップS7.32は、
注目画素が図8の継ぎ目直線26よりも上側にあるか否
かを判定するものである。ステップS7.32の判定結
果がNOの場合は、次に、注目画素が反対側の継ぎ目直
線27よりも外側にあるか否かを判定する(ステップS
7.33)。両判定がいずれもNOの場合(すなわち、
注目画素が両継ぎ目直線26、27の間に存在する場
合)は、第1メモリ21に格納されているその画素の画
像データD(i,Pth(i)+jj)を、第3メモリ2
3中の(i,Pth(i)−Pth(0)+jj)の位置に
格納する(ステップS7.35)。ステップS7.32
の判定結果がYESの場合は、画像データD(i,Pth
(i)+jj)は、第3メモリ23中の主走査方向にN
だけ進んだ位置(i,Pth(i)−Pth(0)+jj+
N) に格納し(ステップS7.34)、ステップS
7.33の判定がYESである場合は、Nだけ戻った位
置(i,Pth(i)−Pth(0)+jj−N) に格納
する(ステップS7.36)。以上の処理により、第1
メモ21リ中の不規則形状の単位パターンの画像データ
は矩形状に第3メモリ23中に転送される。
る変数としてjjを使用し、最初にこの変数jjを0に
初期化(ステップS7.31)した後、1づつインクリ
メントし(ステップS7.37)、jj=N−1となる
まで以下の処理を繰り返す(ステップS7.38)。各
画素に対する処理は次の通りである。まず、Pth(i)
−Pth(0)+jjが0未満であるか否かを判定する。
ここで、Pth(0)は第1主走査線(i=0)における
切り出し線の位置であるため、ステップS7.32は、
注目画素が図8の継ぎ目直線26よりも上側にあるか否
かを判定するものである。ステップS7.32の判定結
果がNOの場合は、次に、注目画素が反対側の継ぎ目直
線27よりも外側にあるか否かを判定する(ステップS
7.33)。両判定がいずれもNOの場合(すなわち、
注目画素が両継ぎ目直線26、27の間に存在する場
合)は、第1メモリ21に格納されているその画素の画
像データD(i,Pth(i)+jj)を、第3メモリ2
3中の(i,Pth(i)−Pth(0)+jj)の位置に
格納する(ステップS7.35)。ステップS7.32
の判定結果がYESの場合は、画像データD(i,Pth
(i)+jj)は、第3メモリ23中の主走査方向にN
だけ進んだ位置(i,Pth(i)−Pth(0)+jj+
N) に格納し(ステップS7.34)、ステップS
7.33の判定がYESである場合は、Nだけ戻った位
置(i,Pth(i)−Pth(0)+jj−N) に格納
する(ステップS7.36)。以上の処理により、第1
メモ21リ中の不規則形状の単位パターンの画像データ
は矩形状に第3メモリ23中に転送される。
【0051】図20に戻り、単位パターンの全画像デー
タを第3メモリ23に転送した後、次に、現在の注目主
走査線iの端部の画素(すなわち、切り出し線上の画
素)が近似部に属しているか段差部に属しているかを判
定する(ステップS7.4)。これは、その画素の近似
フラグF(i,j)の値を参照することにより判定する
ことができる。端部が段差部に属しているときは、後の
処理で用いる移行部幅変数Trに段差部用の移行部幅β
の1/2を代入し、移行部処理を行なう(ステップS
7.8)。端部が近似部に属しているときは、近似部用
の移行部幅αが0であるか否かを判定し、α≠0のとき
は移行部幅変数Trにα/2を代入して移行部処理(ス
テップS7.8)に進む。α=0のときは移行部処理が
不要であるため、直ちにステップS7.9に進む。
タを第3メモリ23に転送した後、次に、現在の注目主
走査線iの端部の画素(すなわち、切り出し線上の画
素)が近似部に属しているか段差部に属しているかを判
定する(ステップS7.4)。これは、その画素の近似
フラグF(i,j)の値を参照することにより判定する
ことができる。端部が段差部に属しているときは、後の
処理で用いる移行部幅変数Trに段差部用の移行部幅β
の1/2を代入し、移行部処理を行なう(ステップS
7.8)。端部が近似部に属しているときは、近似部用
の移行部幅αが0であるか否かを判定し、α≠0のとき
は移行部幅変数Trにα/2を代入して移行部処理(ス
テップS7.8)に進む。α=0のときは移行部処理が
不要であるため、直ちにステップS7.9に進む。
【0052】移行部処理を図22のフローチャートによ
り説明する。本処理では、まず、切り出し線を起点とし
て、画素カウンタk(切り出し線の位置を起点とし、主
走査方向に切り出し線を離れる方向に1づつ大きくなる
カウンタ)を0に初期化し(ステップS7.81)、1
づつインクリメントして(ステップS7.83)、移行
部幅(α又はβの1/2である)Trに達するまで(ス
テップS7.84)、以下の処理を行なう。
り説明する。本処理では、まず、切り出し線を起点とし
て、画素カウンタk(切り出し線の位置を起点とし、主
走査方向に切り出し線を離れる方向に1づつ大きくなる
カウンタ)を0に初期化し(ステップS7.81)、1
づつインクリメントして(ステップS7.83)、移行
部幅(α又はβの1/2である)Trに達するまで(ス
テップS7.84)、以下の処理を行なう。
【0053】各画素に対して行なう処理は、基本的に
は、第1メモリ21上の画像データD(i,Pth(i)
+k)とD(i,Pth(i)+N+k)にそれぞれ(T
r+k)/2Tr、(Tr−k)/2Trの重みを付けて加
算した値を、第3メモリ23の(i,Pth(i)−Pth
(0)+k)の位置の画像データD3(i,Pth(i)
−Pth(0)+k)に上書きする(書き換える)という
ものである。すなわち、 D3(i,Pth(i)−Pth(0)+k) ={(Tr+k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+k) +{(Tr−k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+N+k) とする。
は、第1メモリ21上の画像データD(i,Pth(i)
+k)とD(i,Pth(i)+N+k)にそれぞれ(T
r+k)/2Tr、(Tr−k)/2Trの重みを付けて加
算した値を、第3メモリ23の(i,Pth(i)−Pth
(0)+k)の位置の画像データD3(i,Pth(i)
−Pth(0)+k)に上書きする(書き換える)という
ものである。すなわち、 D3(i,Pth(i)−Pth(0)+k) ={(Tr+k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+k) +{(Tr−k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+N+k) とする。
【0054】ただし、Pth(i)−Pth(0)+k<0
のときは、第3メモリ23上の(i,Pth(i)−Pth
(0)+k+N)の位置の画像データに上書きする。 D3(i,Pth(i)−Pth(0)+k+N) ={(Tr+k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+k) +{(Tr−k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+N+k)
のときは、第3メモリ23上の(i,Pth(i)−Pth
(0)+k+N)の位置の画像データに上書きする。 D3(i,Pth(i)−Pth(0)+k+N) ={(Tr+k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+k) +{(Tr−k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+N+k)
【0055】上記は、切り出し線から(主走査方向で)
戻る方向の画素についての計算式であるが、切り出し線
から反対方向に進む画素については、次の式となる。 D3(i,Pth(i)−Pth(0)+N−Tr+k) ={k/2Tr}×D(i,Pth(i)−Tr+k) +{(Tr−k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+N−Tr+k)
戻る方向の画素についての計算式であるが、切り出し線
から反対方向に進む画素については、次の式となる。 D3(i,Pth(i)−Pth(0)+N−Tr+k) ={k/2Tr}×D(i,Pth(i)−Tr+k) +{(Tr−k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+N−Tr+k)
【0056】ただし、Pth(i)−Pth(0)+N−T
r+k≧Nのときは、次のようになる。 D3(i,Pth(i)−Pth(0)−Tr+k) ={k/2Tr}×D(i,Pth(i)−Tr+k) +{(Tr−k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+N−Tr+k)
r+k≧Nのときは、次のようになる。 D3(i,Pth(i)−Pth(0)−Tr+k) ={k/2Tr}×D(i,Pth(i)−Tr+k) +{(Tr−k)/2Tr}×D(i,Pth(i)+N−Tr+k)
【0057】こうして第3メモリ23に矩形の単位パタ
ーン35が完成すると、これを出力部12において記録
する(ステップS8)。具体的には、版胴121を連続
的に回転させる間、記録ヘッド124を間欠的に移動さ
せ、図4(a)に示すように版胴121上でリング状に
記録を行なう。この出力作業により、版胴121上には
図9に示すような単位パターン35が形成される。
ーン35が完成すると、これを出力部12において記録
する(ステップS8)。具体的には、版胴121を連続
的に回転させる間、記録ヘッド124を間欠的に移動さ
せ、図4(a)に示すように版胴121上でリング状に
記録を行なう。この出力作業により、版胴121上には
図9に示すような単位パターン35が形成される。
【0058】但し、図9においては、中断部31は移行
部処理を実行する前の状態が図示されており、移行部処
理の結果は反映されていない(図10も同様である)。
部処理を実行する前の状態が図示されており、移行部処
理の結果は反映されていない(図10も同様である)。
【0059】以上の方法により作成された版胴121上
の単位パターン35では、元々段差の小さい連結部30
では移行部の幅が小さく(又はゼロであり)、しかも、
中断部31ができる限り短くなるように切り出し線2
4、25が設定されているため、これら切り出し線2
4、25による継ぎ目34においてボケた印象を与える
ことが少ない。一方、元々段差の大きい中断部31では
移行部を十分大きくとっているため、継ぎ目34におい
て急激な段差が現われず、自然な印象を与えることがで
きる。
の単位パターン35では、元々段差の小さい連結部30
では移行部の幅が小さく(又はゼロであり)、しかも、
中断部31ができる限り短くなるように切り出し線2
4、25が設定されているため、これら切り出し線2
4、25による継ぎ目34においてボケた印象を与える
ことが少ない。一方、元々段差の大きい中断部31では
移行部を十分大きくとっているため、継ぎ目34におい
て急激な段差が現われず、自然な印象を与えることがで
きる。
【0060】上記単位パターン35が形成された版胴1
21を用いて印刷されたシームレスパターン36を図1
0に示す。図10において、34は切り出し線24、2
5による継ぎ目であり、37は継ぎ目直線26、27に
よる継ぎ目である。継ぎ目37においても、急激な段差
が現われず、自然な印象を与えることができる。
21を用いて印刷されたシームレスパターン36を図1
0に示す。図10において、34は切り出し線24、2
5による継ぎ目であり、37は継ぎ目直線26、27に
よる継ぎ目である。継ぎ目37においても、急激な段差
が現われず、自然な印象を与えることができる。
【0061】上記実施例において、図1のステップS6
の切り出し線設定処理として図18のルーチンの代わり
に、図23のルーチンを用いてもよい。図23のルーチ
ンは図18のルーチンと基本的には同じであり、各ステ
ップは次のように対応している。S6.2=S6.5
1、S6.3=S6.52、S6.4=S6.53、S
6.5=S6.54、S6.7=S6.56、S6.8
=S6.57、S6.9=S6.60。ただし、図23
のルーチンは、経路データPth(i)の取り扱いの点で
図18のルーチンと異なる。すなわち、図18のルーチ
ンではステップS6.6において、今回作成された切り
出し線候補の選定評価値Vtがこれまでの最小値Vtrよ
りも小さかったときに、参照値Vtrのみならず経路デー
タPth(i)も全て更新していた。それに対し、図23
のルーチンでは仮決定切り出し線候補の全経路データを
記憶する領域を設けず、各主走査位置jと、その画素を
起点とする全切り出し線候補の選定評価値Vtの値Vtr
(j)のみを記憶する(ステップS6.55)。そして、
全主走査位置jの中で最小のVtr(j)を有する主走査位
置jmを決定し(ステップS6.58)、それを起点と
する切り出し線を改めて作成して(ステップS6.5
9)、切り出し線として決定する(ステップS6.6
0)。ステップS6.59はステップS6.53と同じ
ルーチンを用いることができ、いずれも図19のルーチ
ンを用いて処理することができる。
の切り出し線設定処理として図18のルーチンの代わり
に、図23のルーチンを用いてもよい。図23のルーチ
ンは図18のルーチンと基本的には同じであり、各ステ
ップは次のように対応している。S6.2=S6.5
1、S6.3=S6.52、S6.4=S6.53、S
6.5=S6.54、S6.7=S6.56、S6.8
=S6.57、S6.9=S6.60。ただし、図23
のルーチンは、経路データPth(i)の取り扱いの点で
図18のルーチンと異なる。すなわち、図18のルーチ
ンではステップS6.6において、今回作成された切り
出し線候補の選定評価値Vtがこれまでの最小値Vtrよ
りも小さかったときに、参照値Vtrのみならず経路デー
タPth(i)も全て更新していた。それに対し、図23
のルーチンでは仮決定切り出し線候補の全経路データを
記憶する領域を設けず、各主走査位置jと、その画素を
起点とする全切り出し線候補の選定評価値Vtの値Vtr
(j)のみを記憶する(ステップS6.55)。そして、
全主走査位置jの中で最小のVtr(j)を有する主走査位
置jmを決定し(ステップS6.58)、それを起点と
する切り出し線を改めて作成して(ステップS6.5
9)、切り出し線として決定する(ステップS6.6
0)。ステップS6.59はステップS6.53と同じ
ルーチンを用いることができ、いずれも図19のルーチ
ンを用いて処理することができる。
【0062】なお、上記実施例の切り出し線候補を作成
するステップS6.4(ステップS6.41〜S6.4
9)では、1本目の主走査線上に位置する各画素に対し
て、それを先頭とする切り出し線候補を1本のみ直接作
成している。これに関しては、一般的に、各画素に対し
て複数の切り出し線候補を作成可能であるので、複数の
切り出し線候補を作成した後に、選定評価値Vtの最も
小さい候補を選択してもよい。
するステップS6.4(ステップS6.41〜S6.4
9)では、1本目の主走査線上に位置する各画素に対し
て、それを先頭とする切り出し線候補を1本のみ直接作
成している。これに関しては、一般的に、各画素に対し
て複数の切り出し線候補を作成可能であるので、複数の
切り出し線候補を作成した後に、選定評価値Vtの最も
小さい候補を選択してもよい。
【0063】また、選定評価値Vtについては、上記実
施例に代えて、切り出し線候補中の段差部の長さを累積
した値としてもよい。
施例に代えて、切り出し線候補中の段差部の長さを累積
した値としてもよい。
【0064】なお、多色印刷の場合は、切り出し線は全
ての分色版(例えば、C,M,Y,Kの4版)で同一で
なければならない。この場合は、1つの分色版に代表さ
せて処理することもできるが、同一位置の画素の各分色
版の画像データの値より明度データを作成し、その明度
データについてステップS5の近似判定及びステップS
6の切り出し線設定の処理を行なうことが望ましい。
ての分色版(例えば、C,M,Y,Kの4版)で同一で
なければならない。この場合は、1つの分色版に代表さ
せて処理することもできるが、同一位置の画素の各分色
版の画像データの値より明度データを作成し、その明度
データについてステップS5の近似判定及びステップS
6の切り出し線設定の処理を行なうことが望ましい。
【0065】上記実施例において、入力部11が本発明
に係るエンドレスパターン製版装置の画像入力手段とし
て、出力部12が記録手段として、第1メモリ21、第
2メモリ22が第1、第2記憶手段として、そして、ス
テップS5、ステップS6、ステップS7.3、及びス
テップS7.8の処理を行なう制御部15がそれぞれ近
似判定手段、切り出し線設定手段、単位パターン作成手
段及び移行部設定手段として作用している。
に係るエンドレスパターン製版装置の画像入力手段とし
て、出力部12が記録手段として、第1メモリ21、第
2メモリ22が第1、第2記憶手段として、そして、ス
テップS5、ステップS6、ステップS7.3、及びス
テップS7.8の処理を行なう制御部15がそれぞれ近
似判定手段、切り出し線設定手段、単位パターン作成手
段及び移行部設定手段として作用している。
【0066】上記実施例では、図4(a)に示すような
リング状の記録を行なう場合について説明を行なった
が、前述の通り、図4(b)に示すような螺旋状に記録
を行なう方が効率の良い出力を行なうことができる。そ
こで、同じ原画像20(木目パターン)を例にとり、螺
旋状記録を行なう場合について、次に説明する。螺旋状
記録を行なう場合に問題となるのは、継ぎ目直線26、
27による継ぎ目における副走査方向の横ズレの問題で
ある。例えば上記方法で作成した図9のような矩形の単
位パターン35を基に、各主走査線をそのまま連続させ
て版胴121に螺旋状に記録すると、1本の主走査線の
終端と次の主走査線の始端とで副走査方向に1画素だけ
ズレた画像データが主走査方向に隣接して記録されてし
まうことになる。このため、シームレスパターンを構成
する各単位パターン35の継ぎ目(図10を便宜的に用
いると継ぎ目37)において横ズレが生じる。
リング状の記録を行なう場合について説明を行なった
が、前述の通り、図4(b)に示すような螺旋状に記録
を行なう方が効率の良い出力を行なうことができる。そ
こで、同じ原画像20(木目パターン)を例にとり、螺
旋状記録を行なう場合について、次に説明する。螺旋状
記録を行なう場合に問題となるのは、継ぎ目直線26、
27による継ぎ目における副走査方向の横ズレの問題で
ある。例えば上記方法で作成した図9のような矩形の単
位パターン35を基に、各主走査線をそのまま連続させ
て版胴121に螺旋状に記録すると、1本の主走査線の
終端と次の主走査線の始端とで副走査方向に1画素だけ
ズレた画像データが主走査方向に隣接して記録されてし
まうことになる。このため、シームレスパターンを構成
する各単位パターン35の継ぎ目(図10を便宜的に用
いると継ぎ目37)において横ズレが生じる。
【0067】これを解消するためには、ステップS5に
おいて対応画素対の画像データの近似判定を行なう際
に、同じ主走査線の中で比較を行なうのではなく、図1
1に示すように、隣接する主走査線のNだけ離れた画素
同士を対応画素対として採用する。すなわち、画素G
(1,0)に対しては画素G(0,N)を対応させ、画
素G(i,j)に対しては画素G(i−1,j+N)を
対応させる。これにより、第2メモリ22内では、主走
査線の始端側の近似部(白丸)と終端側の近似部(白三
角)とは副走査方向に1画素分だけズレて形成されるこ
とになる。
おいて対応画素対の画像データの近似判定を行なう際
に、同じ主走査線の中で比較を行なうのではなく、図1
1に示すように、隣接する主走査線のNだけ離れた画素
同士を対応画素対として採用する。すなわち、画素G
(1,0)に対しては画素G(0,N)を対応させ、画
素G(i,j)に対しては画素G(i−1,j+N)を
対応させる。これにより、第2メモリ22内では、主走
査線の始端側の近似部(白丸)と終端側の近似部(白三
角)とは副走査方向に1画素分だけズレて形成されるこ
とになる。
【0068】ステップS6における切り出し線の設定
は、上記と同様に行なうことができる(各画素の画像デ
ータの値はそれぞれD(1,0),D(0,N),D
(i,j),D(i−1,j+N)となる)。この場
合、図12に示すように、2本の切り出し線241、2
51は副走査方向に1画素分だけズレて形成される。連
結部301、中断部311についても同様である。ここ
で、一方(始端側の切り出し線241では左側、終端側
の切り出し線251では右側)の端の画素については対
応画素がないため、切り出し線241、251はその箇
所において中断した形となるが、ここは単純に副走査方
向に延長すればよい。
は、上記と同様に行なうことができる(各画素の画像デ
ータの値はそれぞれD(1,0),D(0,N),D
(i,j),D(i−1,j+N)となる)。この場
合、図12に示すように、2本の切り出し線241、2
51は副走査方向に1画素分だけズレて形成される。連
結部301、中断部311についても同様である。ここ
で、一方(始端側の切り出し線241では左側、終端側
の切り出し線251では右側)の端の画素については対
応画素がないため、切り出し線241、251はその箇
所において中断した形となるが、ここは単純に副走査方
向に延長すればよい。
【0069】ステップS7における画像データの第1メ
モリ21から第3メモリ23への転送は上記実施例と同
様に各主走査線毎に行なう。ここで、1本目の主走査線
の始端を含む副走査方向の継ぎ目直線261と終端を含
む副走査方向の継ぎ目直線271(図13)の主走査方
向外側にある画素の画像データを、反対側の継ぎ目直線
271又は261の内側隙間に移動させる際は、主走査
線の始端側で外側にある画素の画像データは1本前の主
走査線の終端側の内側隙間へ、終端側で外側にある画素
の画像データは1本後の主走査線の始端側の内側隙間へ
移動させる(図13において矢印で示す)。従って、ス
テップS7.8における移行部の設定も、図13に示す
ように、隣接する主走査線間で行なう。2本の切り出し
線241、251が副走査方向に1画素分だけズレてい
るため、前述の画像データの移動により第3メモリ23
において図14に示すような矩形の単位パターン351
が得られる。
モリ21から第3メモリ23への転送は上記実施例と同
様に各主走査線毎に行なう。ここで、1本目の主走査線
の始端を含む副走査方向の継ぎ目直線261と終端を含
む副走査方向の継ぎ目直線271(図13)の主走査方
向外側にある画素の画像データを、反対側の継ぎ目直線
271又は261の内側隙間に移動させる際は、主走査
線の始端側で外側にある画素の画像データは1本前の主
走査線の終端側の内側隙間へ、終端側で外側にある画素
の画像データは1本後の主走査線の始端側の内側隙間へ
移動させる(図13において矢印で示す)。従って、ス
テップS7.8における移行部の設定も、図13に示す
ように、隣接する主走査線間で行なう。2本の切り出し
線241、251が副走査方向に1画素分だけズレてい
るため、前述の画像データの移動により第3メモリ23
において図14に示すような矩形の単位パターン351
が得られる。
【0070】こうして第3メモリ23に作成された矩形
の単位パターン351では、主走査方向の始端と終端と
では対応画素が副走査方向に1画素ずつズレているが、
これを図4(b)に示すような螺旋状に版胴121に記
録する。この版胴121を用いて印刷すると、図15に
示すように、単位パターン351の継ぎ目直線261、
271による継ぎ目371において副走査方向の横ズレ
のないシームレスパターン361が得られる。もちろ
ん、上記実施例と同様、切り出し線241、251によ
る継ぎ目341における主走査方向の段差も最小限に抑
えられている。
の単位パターン351では、主走査方向の始端と終端と
では対応画素が副走査方向に1画素ずつズレているが、
これを図4(b)に示すような螺旋状に版胴121に記
録する。この版胴121を用いて印刷すると、図15に
示すように、単位パターン351の継ぎ目直線261、
271による継ぎ目371において副走査方向の横ズレ
のないシームレスパターン361が得られる。もちろ
ん、上記実施例と同様、切り出し線241、251によ
る継ぎ目341における主走査方向の段差も最小限に抑
えられている。
【0071】なお、上記説明では1画素分づつ副走査方
向にズラすと述べたが、元々グラビア用ではなく、例え
ばオフセット印刷用に入力した、グラビア用とは走査密
度の異なる画像データが第1メモリ21に記憶されてい
る場合には、近似判定や画像データ移動はグラビア出力
機の副走査ピッチに相当する(最も近い)画素数だけの
移動を行なうことになる。
向にズラすと述べたが、元々グラビア用ではなく、例え
ばオフセット印刷用に入力した、グラビア用とは走査密
度の異なる画像データが第1メモリ21に記憶されてい
る場合には、近似判定や画像データ移動はグラビア出力
機の副走査ピッチに相当する(最も近い)画素数だけの
移動を行なうことになる。
【0072】以上、2種の実施例の説明では木目模様の
シームレスパターンを例に挙げて説明を行なったが、本
発明に係る製版方法は先に定義したシームレスパターン
の版素材を作成する場合のみならず、狭義のエンドレス
パターンの版素材を作成する場合にも同様に実施するこ
とができる。また、上記実施例はグラビア製版について
説明したが、この発明は上述したロータリースクリーン
製版についても同様に適用することができる。
シームレスパターンを例に挙げて説明を行なったが、本
発明に係る製版方法は先に定義したシームレスパターン
の版素材を作成する場合のみならず、狭義のエンドレス
パターンの版素材を作成する場合にも同様に実施するこ
とができる。また、上記実施例はグラビア製版について
説明したが、この発明は上述したロータリースクリーン
製版についても同様に適用することができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、原画像からエンドレス
パターンの繰り返しの単位となる単位パターンを切り出
す際、まず、できるだけ段差の少ない近似部を選んで単
位パターンを切り出す。次に、このようにして作成した
単位パターンを接続する際、段差の少ない近似部では主
走査方向に小さい幅の移行部を設け(移行部の幅をゼロ
としてもよい)、段差部では主走査方向に大きい幅の移
行部を設ける。これら移行部では主走査方向に画像デー
タが徐々に変化するように設定される。このため、本発
明によって作成した円筒状の版素材で(グラビア印刷、
ロータリースクリーン印刷等、印刷方法を問わず)印刷
したエンドレスパターンでは、継ぎ目において二重とな
ったりボケたりする部分が最小限に抑えられる。また、
原画像毎にそれに適した制御マスクを作成するという面
倒さもなく、全て自動的に行なうことができる。
パターンの繰り返しの単位となる単位パターンを切り出
す際、まず、できるだけ段差の少ない近似部を選んで単
位パターンを切り出す。次に、このようにして作成した
単位パターンを接続する際、段差の少ない近似部では主
走査方向に小さい幅の移行部を設け(移行部の幅をゼロ
としてもよい)、段差部では主走査方向に大きい幅の移
行部を設ける。これら移行部では主走査方向に画像デー
タが徐々に変化するように設定される。このため、本発
明によって作成した円筒状の版素材で(グラビア印刷、
ロータリースクリーン印刷等、印刷方法を問わず)印刷
したエンドレスパターンでは、継ぎ目において二重とな
ったりボケたりする部分が最小限に抑えられる。また、
原画像毎にそれに適した制御マスクを作成するという面
倒さもなく、全て自動的に行なうことができる。
【図1】 本発明の一実施例であるグラビア製版装置の
シームレスパターン製版プログラムの全体の流れを示す
フローチャート。
シームレスパターン製版プログラムの全体の流れを示す
フローチャート。
【図2】 実施例のグラビア製版装置の全体の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図3】 実施例のグラビア製版装置の制御部の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図4】 リング状記録方法(a)と螺旋状記録方法
(b)の説明図。
(b)の説明図。
【図5】 実施例で用いる原画像に、実施例における第
1メモリの画素構成を重畳させて示した平面図。
1メモリの画素構成を重畳させて示した平面図。
【図6】 原画像に第2メモリに記憶されている近似判
定結果データの分布を重畳させて示した平面図。
定結果データの分布を重畳させて示した平面図。
【図7】 決定した切り出し線を示す平面図。
【図8】 単位パターンを示す平面図。
【図9】 矩形の単位パターンを示す平面図。
【図10】 矩形の単位パターンを用いて印刷されたシ
ームレスパターンの平面図。
ームレスパターンの平面図。
【図11】 同じ原画像に、螺旋状記録用の近似判定方
法により判定した結果のデータ分布を重畳させて示した
平面図。
法により判定した結果のデータ分布を重畳させて示した
平面図。
【図12】 決定した切り出し線を示す平面図。
【図13】 単位パターンを示す平面図。
【図14】 矩形の単位パターンを示す平面図。
【図15】 螺旋状記録により形成された単位パターン
を用いて印刷したシームレスパターンの平面図。
を用いて印刷したシームレスパターンの平面図。
【図16】 実施例のシームレスパターン製版処理にお
ける画像データの取り扱いの説明図。
ける画像データの取り扱いの説明図。
【図17】 図1のシームレスパターン製版プログラム
の中の、近似度判定処理の部分のフローチャート。
の中の、近似度判定処理の部分のフローチャート。
【図18】 切り出し線設定処理のフローチャート。
【図19】 切り出し線候補作成処理のフローチャー
ト。
ト。
【図20】 単位パターン作成処理のフローチャート。
【図21】 矩形化処理のフローチャート。
【図22】 移行部処理のフローチャート。
【図23】 別の切り出し線設定処理のフローチャー
ト。
ト。
11…入力部 111…入力シリンダ 114…ピックア
ップヘッド 12…出力部 121…版胴 124…記録ヘッ
ド 13…グラフィックディスプレイ 15…制御部 16…外部記憶部 17…指示入力
部 20…原画像(木目パターン) 21…第1メモ
リ 22…第2メモリ 23…第3メモ
リ 24、25、241、251…切り出し線 26、27、261、271…継ぎ目直線 30、301…連結部 31、311…
中断部 33、331…移行部 34、37、3
41、371…継ぎ目 35、351…矩形の単位パターン L…繰り返し周
期
ップヘッド 12…出力部 121…版胴 124…記録ヘッ
ド 13…グラフィックディスプレイ 15…制御部 16…外部記憶部 17…指示入力
部 20…原画像(木目パターン) 21…第1メモ
リ 22…第2メモリ 23…第3メモ
リ 24、25、241、251…切り出し線 26、27、261、271…継ぎ目直線 30、301…連結部 31、311…
中断部 33、331…移行部 34、37、3
41、371…継ぎ目 35、351…矩形の単位パターン L…繰り返し周
期
Claims (2)
- 【請求項1】 a)原画像を主走査線毎に入力し、各画素
の画像データを記憶手段に記憶させる原画像入力ステッ
プと、 b)前記記憶手段内の原画像の各主走査線内において、各
画素の画像データとその画素から作成しようとするエン
ドレスパターンの繰り返し周期だけ離れた画素の画像デ
ータとを比較し、両画素の画像データが所定の基準値以
内に近似している近似部とそうでない段差部とに分類す
る近似判定ステップと、 c)前記近似部を通って原画像を副走査方向に横断する切
り出し線を設定する切り出し線設定ステップと、 d)前記切り出し線と前記切り出し線から前記繰り返し周
期だけ離れた線とにより挟まれる主走査線の始端側と終
端側のそれぞれに、前記近似部を通る切り出し線の箇所
ではゼロ又は狭い主走査方向の移行幅で、前記段差部に
よる切り出し線が中断する箇所では広い主走査方向の移
行幅で、主走査方向に画像データが徐々に変化する移行
部を設けて単位パターンを作成する単位パターン作成ス
テップと、 e)前記単位パターンを主走査線の終端と始端とが隣接す
るように円筒状の版素材に記録する記録ステップとを含
むことを特徴とするエンドレスパターン製版方法。 - 【請求項2】 a)原画像の各画素の画像データを主走査
線毎に入力する画像入力手段と、 b)入力された画像データを記憶する第1記憶手段と、 c)第1記憶手段内の原画像の各主走査線内において、各
画素の画像データとその画素から作成しようとするエン
ドレスパターンの繰り返し周期だけ離れた画素の画像デ
ータとを比較し、両画素の画像データが所定の基準値以
内に近似した近似部かそうでない段差部かに分類して、
分類結果を画素毎に第2記憶手段に記憶させる近似判定
手段と、 d)第2記憶手段内において、前記近似部を通って原画像
を副走査方向に横断する切り出し線を設定する切り出し
線設定手段と、 e)前記切り出し線と前記切り出し線から前記繰り返し周
期だけ離れた線とにより挟まれる主走査線の始端側と終
端側のそれぞれに、前記近似部を通る切り出し線の箇所
ではゼロ又は狭い主走査方向の移行幅で、前記段差部に
より切り出し線が中断する箇所では広い主走査方向の移
行幅で、主走査方向に画像データが徐々に変化する移行
部を設ける移行部設定手段と、 f)前記2本の切り出し線で挟まれた第1記憶手段内の画
像データであって、且つ、前記繰り返し周期だけ離れた
副走査方向の2本の継ぎ目直線の一方よりも外側にある
画像データを、前記継ぎ目線の他方の内側隙間に移動さ
せて、単位パターンを作成する単位パターン作成手段
と、 g)前記単位パターンを主走査線の終端と始端とが隣接す
るように円筒状の版素材に記録する記録手段とを備える
ことを特徴とするエンドレスパターン製版装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20042193A JP2736598B2 (ja) | 1992-09-14 | 1993-07-19 | エンドレスパターン製版方法及び装置 |
| DE69309823T DE69309823T2 (de) | 1992-09-14 | 1993-09-13 | Verfahren und Apparat zum Erzeugen einer Mustereinheit auf einem Druckzylinder zum Drucken eines endlosen Musters |
| EP93114684A EP0588283B1 (en) | 1992-09-14 | 1993-09-13 | Method of and apparatus for producing a unit pattern on a printing cylinder for printing an endless pattern |
| US08/122,050 US5481366A (en) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | Method of and apparatus for producing a unit pattern on a printing cylinder for printing an endless pattern |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27101392 | 1992-09-14 | ||
| JP4-271013 | 1992-09-14 | ||
| JP20042193A JP2736598B2 (ja) | 1992-09-14 | 1993-07-19 | エンドレスパターン製版方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06138636A JPH06138636A (ja) | 1994-05-20 |
| JP2736598B2 true JP2736598B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=26512184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20042193A Expired - Fee Related JP2736598B2 (ja) | 1992-09-14 | 1993-07-19 | エンドレスパターン製版方法及び装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5481366A (ja) |
| EP (1) | EP0588283B1 (ja) |
| JP (1) | JP2736598B2 (ja) |
| DE (1) | DE69309823T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5751293A (en) * | 1994-08-24 | 1998-05-12 | Nippon Telegraph And Telephone Corp. | Pattern generation method and apparatus for automatic generation of continuous tile patterns along any arbitrary side |
| US5675420A (en) * | 1995-01-23 | 1997-10-07 | Ohio Electronic Engravers, Inc. | Intaglio engraving method and apparatus |
| US6025921A (en) * | 1995-01-23 | 2000-02-15 | Ohio Electronics Engravers, Inc. | Method and apparatus for engraving a mixed pattern |
| EP0845756A3 (de) * | 1996-11-27 | 1999-07-14 | EAT Elektronische Ateliertechnik Textil GmbH | Verfahren zur Darstellung eines rapportierenden Musters und zugehörige Darstellungseinrichtung |
| US6433890B1 (en) | 1998-09-24 | 2002-08-13 | Mdc Max Daetwyler Ag | System and method for improving printing of a leading edge of an image in a gravure printing process |
| FR2809664B1 (fr) * | 2000-05-31 | 2002-11-29 | Jacques Laurent Scheffer | Procede d'impression en continu, dispositif de mise en oeuvre et rouleau imprime par ce procede |
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| JP2003087567A (ja) | 2001-06-26 | 2003-03-20 | Fujitsu Ltd | 印刷方法および印刷装置並びに2値化ディザマトリクスパターン |
| CN1312532C (zh) * | 2004-12-20 | 2007-04-25 | 北京北大方正电子有限公司 | 一种用于凹印制版的无缝混合网点挂网方法 |
| US20090262376A1 (en) * | 2006-09-15 | 2009-10-22 | Hideki Aoyama | Grain pattern for grain pattern printing, method and program for creating grain pattern, and housing building material product, automotive interior part, electric home appliance, and information equipment with grain pattern printed thereon |
| CN102063548B (zh) * | 2011-01-07 | 2012-07-18 | 西安交通大学 | 一种机床整机动态性能优化设计方法 |
| CN104573276B (zh) * | 2015-01-28 | 2017-08-18 | 上海博汇汽车系统有限公司 | 一种数字化模具模型的制作方法 |
| CN104850696B (zh) * | 2015-05-15 | 2017-10-20 | 燕山大学 | 基于等效弹性模量的大型机械结构静刚度优化方法 |
| ES2987635A1 (es) * | 2023-01-16 | 2024-11-15 | Waixo Fashion & Digital Solutions S L | Metodo para generar un patron de repeticion en dos dimensiones |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5616074A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-16 | Toyo Seisakusho Kk | Air blast type freezer |
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