JP2736514B2 - 床排水溝及び関連設備 - Google Patents

床排水溝及び関連設備

Info

Publication number
JP2736514B2
JP2736514B2 JP7195899A JP19589995A JP2736514B2 JP 2736514 B2 JP2736514 B2 JP 2736514B2 JP 7195899 A JP7195899 A JP 7195899A JP 19589995 A JP19589995 A JP 19589995A JP 2736514 B2 JP2736514 B2 JP 2736514B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
floor
lid
water
caulking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7195899A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0921149A (ja
Inventor
廣濱武雄
佐竹伍郎
上野恵司
若竹郁哉
若竹秀俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DEN KK
TOYO SUKURIIN KOGYO KK
Original Assignee
DEN KK
TOYO SUKURIIN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DEN KK, TOYO SUKURIIN KOGYO KK filed Critical DEN KK
Priority to JP7195899A priority Critical patent/JP2736514B2/ja
Publication of JPH0921149A publication Critical patent/JPH0921149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2736514B2 publication Critical patent/JP2736514B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03FSEWERS; CESSPOOLS
    • E03F5/00Sewerage structures
    • E03F5/04Gullies inlets, road sinks, floor drains with or without odour seals or sediment traps
    • E03F2005/0412Gullies inlets, road sinks, floor drains with or without odour seals or sediment traps with means for adjusting their position with respect to the surrounding surface
    • E03F2005/0413Gullies inlets, road sinks, floor drains with or without odour seals or sediment traps with means for adjusting their position with respect to the surrounding surface for height adjustment

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床排水溝、特に一枚
の金属板から形成された溝構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模調理場や食品工場等の床面
に設置されていた排水溝は、コンクリート形成の場合、
これに適用される格子蓋の目や溝蓋の支持縁に食品破
片、残菜等の屑が挟まったり、コンクリート粗面からな
る溝の側壁や底面自体にも屑が付着し、細菌発生の温床
となるため、溝を設置すべき床と同一面を成す両縁によ
りスリットを形成して格子蓋を不要とし、しかもそれら
両縁に連なるように絞られた両側壁、及び円形断面を包
囲する管状壁を備えた言わば逆Ω型断面の溝構造を一枚
の金属板より形成したものが既に開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記一
枚構造の溝においても床コンクリートと縁との接面の
馴染みが悪いために肌別れが生じ、その隙間から廃液や
洗浄水等がしみ込み、コンクリートの酸化(脆弱化)
や、樹脂塗り床の剥離等をもたらす恐れがあり、水上
(上流)側と水下(下流)側の溝断面積が同じであるこ
とから、その断面積の大きさは水量が多くなる水下側を
基準として、水上側の断面積は水量に対して必要以上に
大きくなり無駄であるとともに、溝勾配を取るために床
の厚みを大きくする必要がある。現場工事におけるレ
ベル出しも難しい。床からの流入口(逆Ω型の水平縁
間隔)が25mm程度とかなり大きいために、水以外の
物が管内に入りやすく、しかも管主要部が円形断面であ
るが故にそれらの物が水下側に移動する際に競り合って
詰まりやすい。逆Ω型の空き幅は25mm程度であ
り、清掃作業口としては狭いため特殊な清掃用具が必要
である、等の問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記のような従来の排水
溝における欠点を解消して、床コンクリートと縁との接
面の馴染みがよく、コンクリートの酸化や、樹脂塗り床
の剥離等を生じないようにした縁構造と、断面積が水上
側から水下側にかけて大きくなるようにしたレベル出し
容易な溝本体構造を備えた床排水溝を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は床排水溝において、実質的に平面状の底面
部の両側から両側壁を直立せしめた溝本体部と、前記両
側壁の上端にそれぞれ連なった一対の上縁構造部とを一
枚の金属板より一体形成して得られた溝単体を備え、前
記両側壁の高さは、水上側から水下側にかけて大きくな
り、前記溝単体を床面以下に設置した状態において上端
をその床面と平行に維持することにより底面部が水上側
から水下側にかけて下降傾斜するようにし、前記上縁構
造部の各々は、前記溝本体部の各側壁の上端と平行した
面を成す蓋支持段と、前記蓋支持段の外側縁から蓋の厚
さに対応する高さだけ段上げされた頂上段、及び前記頂
上段の外側縁から前記蓋支持段より低くならない限度で
段下げされたコーキング用支持段を順次曲折形成したも
のからなり、前記溝単体の床面以下設置状態において前
記頂上段及び前記コーキング用支持段上のコーキング表
面が、設置床面と実質的に連続するようにしたものであ
る。
【0006】特に、床厚に制限のない土間等への設置用
に適したものとして、前記上縁構造部の各々は前記溝本
体部の各側壁の上端から他方の側壁側に傾斜して上方に
延び、その延長端が他方の側壁上端からの延長端と一定
の間隔を置くように形成された傾斜壁部と、この傾斜壁
部の延長端から直立的に延びて前記蓋支持段の内側縁に
達する狭間隔壁とを含むものである。また、スラブ床等
の限られた床厚に設置するに適したものとして、前記溝
本体部は、各側壁の上端が前記蓋支持段の内側縁に直接
連なったものが用いられる。
【0007】上記した本発明の基本構造によれば、床コ
ンクリート又は樹脂床材と、溝構造の頂上段との間には
コーキング材が適用されるため、継ぎ目での肌別れがな
くなり、廃液や洗浄水等のもれがなくなる。この場合、
上縁構造における頂上段の下方空間に充填されたモルタ
ル等のセメント含有材料は床コンクリートと連なり、従
ってこの上縁構造の裏面全体を定位置において支持する
ものである。
【0008】溝単体は、内底面が実質平面状であるた
め、物が詰まらず水下側にスムーズに移動し、流れがよ
くなる。また、水上側から水下側にかけて断面積が必要
に応じて拡大するものであるため、材料の無駄がなく、
設置工事におけるレベル出しも容易であり、材料費、工
費ともに廉価で工期も短縮できる。これに関連して、土
間設置用に適した上縁構造において傾斜壁及び狭間隔壁
を有するものは、その間の上縁構造を基準とした床面部
分の厚さを変える必要がない点で特に有利である。
【0009】更に、本発明に従って溝単体に、これと類
似の上縁構造を持つ枡構造を一体化したものを床に設置
する方法においては、従来のような単純な枡構造を設置
する場合に要していた複雑な工程でなく、比較的簡単な
作業により行うため、工費節約及び工期短縮は顕著であ
る。すなわち、従来の枡構造設置工法は捨てコンクリ
ートの打ち込み、フロアーハッチ(枡枠)の位置出
し、定位置へのボルト及び調整ナットの組み付け、
型枠の固定、受け枠をボルト上に置き、調整ナットで
レベル設定、必要な補強、コンクリートの養生準
備、コンクリート打ち込み、型枠の除去、という手
順を経ていたが、本発明においては、床下部への捨コン
クリートの配置、市販のコンクリート枡枠の配置、一体
化排水構造の簡単なレベル設定、コンクリート打ち及び
コーキング材の適用という極めて簡単で且つ工数の少な
い方法となるからである。
【0010】
【実施例】図1は本発明の床排水溝の基本的実施例を示
す横断面図である。床面1以下に設置した床排水溝は、
例えば、ステンレス鋼等の耐食性金属の一枚板から形成
された溝単体2からなり、この溝単体2は実質的に平面
状の底面部3の両側から湾曲側部を経て垂直に延びる両
側壁4、4を形成してなる溝本体部5と、これら両側壁
4、4の上端に連なった上縁構造部6からなっている。
【0011】両側壁4、4の高さは、図1において紙面
の内側に位置する水上(上流)端から紙面上に位置する
水下(下流)端にかけて徐々に大きくしてあり、この溝
単体2を床面1以下に設置し、これら両側壁4、4の上
端縁がその床面1と平行な面内に維持された状態におい
て、底面部3が図のごとく水上側から水下側にかけて下
降傾斜し、水流を形成しうるようになっている。
【0012】上縁構造部6の各側は、この場合溝本体部
の各側壁4の上端縁から他方の側壁側に傾斜して、上方
に延びる傾斜壁部7を有し、それらの傾斜壁部の上端縁
8は互いに一定の間隔に維持されて、両側壁4、4の上
端と平行している。上縁構造部6はさらに傾斜壁部7の
上端縁8から垂直上方に延びる狭間隔壁9を有し、傾斜
壁上端縁8に平行したそれらの上側縁から外側に折り曲
げられた蓋支持段10と、この蓋支持段10から載置す
べき蓋11の厚さに対応する高さだけ段上げされた頂上
段12を折り曲げ形成し、さらにこの頂上段の外側縁か
ら折り下げられた垂直部13、その垂直部13の前記蓋
支持段10よりわずかに高い下端よりさらに外側に折り
曲げられたコーキング用支持段14を有するものであ
る。
【0013】溝単体2は、設置状態において、上縁構造
部6の頂上段12が床面1と同一面又はわずかに低い面
をなす位置に維持される。溝単体2の設置にあたって
は、床面1のレベルより十分低い位置に露出した地盤1
5上に設置用コンクリート下地、ここでは捨コンクリー
ト16を舗設し、溝単体2の水下側及び水上側における
本体裏面に細長いレベル設定板17を横断方向に固定
し、これらのレベル設定板において溝単体の両側壁4、
4よりも外側に突出した両側部にボルト18を調整可能
に締結し、このボルト18の下端ヘッド部を捨コンクリ
ート16上に乗せることによって位置設定される。実際
上このような溝単体の位置設定作業は、後述する枡構造
体との一体化後に行われるものである。
【0014】溝単体2の上縁構造部6における頂上部1
2の下側において、蓋支持段10とコーキング支持段1
4との間に形成される空所には、この溝単体の製造段階
において補強筋24を取り付けるとともに、モルタル1
9が充填される。これは、溝単体2を現場に設置した
後、その周囲の床部をコンクリート打ちした場合にそれ
らのコンクリートとよくなじみ、空間なく一体化させる
のに役立てるものである。
【0015】コーキング支持段14には、溝単体2の製
造段階において、例えば木型角材が目地棒20として固
定され、これは溝単体の現場への設置および床部のコン
クリート打ち後において除去され、その除去後の空間に
は隣接する頂上段12及びコンクリート床面1又は上張
床と実質上連続した表面を有するように適当な樹脂コー
キングが施される。
【0016】図2は図1に示した溝単体の垂直な縦断面
を示すものであり、図の右側に示す水上端は端板21に
おいて終了し、左側に示す水下端は上縁構造部6を切除
して溝本体部5の上面を封蓋し、筒状にした接続用の端
部5’に連なり、上縁構造部そのものは端板22で終了
している。水上端及び水下端における端板21、22に
おいても、両側上縁部と同様な頂上段12’及びコーキ
ング支持段14’が形成される。また、頂上段12’の
下側における空所には、やはり溝単体の製造段階におい
てモルタル19が充填される。
【0017】図3は、前述した溝単体2の筒状端部5’
を側面に受入れ、固定して連通構造とした排水枡23か
らなる床排水構造を上方から見た図であり、上縁構造部
28は溝単体2の蓋支持段10、頂上段12及びコーキ
ング支持段14とそれぞれ同様な蓋支持段29、頂上段
30、及び、コーキング支持段31を備えている。この
排水枡には少なくとも1個、図においては2個の溝単体
が連結され、これによって必要な排水構造体が形成され
る。
【0018】図4は、溝単体2及び排水枡23を一体化
した排水構造体の床面設置状態を示す垂直横断面図であ
る。図4において、排水枡を設置する部分の素地盤15
は、十分な深さに掘り下げられてあり、この掘り下げ底
面に排水枡用の捨コンクリート29が形成され、この捨
コンクリート29上には、コンクリート製四側壁からな
る枡枠30が載置されると共に、この枡枠30内に排水
枡23の上部枠26の下端が嵌入される。なお、枡枠3
0周囲の土(地盤)15はその載置前に余裕間隙を含ん
で掘削されているが、その載置後において図の如く埋め
込まれる。このコンクリート製枡枠30が載置される
と、その内側の捨コンクリート29面上に基盤コンクリ
ート層31が打ち込まれる。基盤コンクリート層31の
上方には、コンクリート枡枠を突き抜けて排水を導出す
る排水導管32が位置している。基板コンクリート層3
1の上面には、排水導管32の入口に向かって下降傾斜
した枡底33を形成するための底塗りモルタル層25が
形成される。枡底33、及びこの上方において露出した
枡枠30の内面には樹脂被覆40を施すことが望まし
い。
【0019】排水構造体の排水枡23は、このようなコ
ンクリート製枡枠に関する準備作業が終了した後、図4
に示す通り、上部枠26の下端がそのコンクリート枡枠
30の上部に嵌入するように位置決め及びレベル設定さ
れる。このレベル設定は上部枡枠26の外側面に固定さ
れたL型レベル設定板17’に調整ボルト18’を垂直
に挿通し、その下端がコンクリート枡枠30の上端に支
持された状態において締結位置を調整することにより行
われる。締結された調整ボルト18’の周囲は固定用モ
ルタル34で固められる。このとき、溝単体2において
も図1に関してすでに説明したと同様のレベル設定及び
調整ボルト18周囲のモルタル34固定が行われ、その
後、排水構造体全体の周りにおける素地盤15上にコン
クリート打ちを行って床面1を完成する。構造体におけ
るすべてのコーキング支持段14、14’、31上に固
定されていた目地棒は、床仕上げ後において除去され、
前述した通りの樹脂コーキングが施される。
【0020】溝単体の蓋支持段10及び排水枡23の蓋
支持段29に載置される蓋11及び11’は、現場にお
いて飛散し、又は、床面上を流れてくる水を溝及び枡内
に通過させると共に、食品破片、残菜等の屑を阻止し得
る程度の網目を持ったスクリーン蓋であり、これは頂上
段12等とほぼ同レベルの上面を有する厚さとし、その
上面は楔形断面を有する複数の金属製ウエッジバー35
における、その楔形状の底面により形成するように、こ
れらのウエッジバーを等間隔に配列し、この列と交差し
た支持平板36により固定したものである。なお、ウエ
ッジバー35の列の両側に支持平板36と同様な形状の
側板37(図4)を必要に応じて装着する。
【0021】図5は、排水溝を構成する溝単体の別の実
施例を示す横断面図である。この実施例における溝単体
52は、図1の実施例におけると同様、水上端から水下
端にかけて高さを順次大きくした両側壁4、4を有する
同様な溝本体部5を有するものであるが、上縁構造部
6’は基本実施例における側壁7、7及び狭間隔壁9、
9を省略して、両側壁4、4の上端から直ちに蓋支持段
10を形成し、以下、同様に頂上段12及びコーキング
支持段14を形成したものである。この溝単体の場合に
は傾斜側壁7及び狭間隔壁9が存在しないため、それら
の分だけ全高が低くなり、したがって、スラブ床等にお
ける限られた床厚に設置するに適したものである。この
ような単体52におけるその他の構造及び設置工法等は
基本実施例と同様である。
【0022】図6は、溝単体52を連結した排水枡2
3’を示すものである。この場合の排水枡は、上部枡枠
26’の高さが低くなる以外は、図3及び図4に示した
排水枡と同様である。
【0023】図7は上記のような排水枡23’と溝単体
52を連結してなる排水構造体を床面に設置した状態を
示す垂直縦断面図である。図7において、スラブ床の下
端は金属波板(デッキプレート)53からなり、この排
水構造体の設置場所には予めコンクリート下地54が形
成され、設置すべき排水枡の形状に従って角錐斜面及び
開口部(ドレン)55が形成される。コンクリート下地
54上には適当なシート材料からなる防水層56が敷延
される。この実施例においてはコンクリート枡枠を用い
ることなく、レベル設定板17’及び調製ボルト18’
により排水枡を前記防水層56上においてレベル設定
し、排水構造体の周囲における防水層56と床面との間
に軽量コンクリート57を打ち込む。その他は前述した
実施例と同様である。
【0024】
【発明の効果】本発明の床排水溝及びその関連設備は、
以上述べた通りであるため、工事のばらつき等による排
水構造と床面との肌別れ等のおそれがなく、使用性及び
耐久性の優れたものを極めて廉価に、かつ、短期間で造
成、施工し得るものであり、構造上固定物の競り合いに
よる詰まりのおそれが少ないことはすでに述べた通りで
あるが、溝内等を特に清掃しようとする場合でも蓋を除
去すれば清掃用具のアクセスは容易である。
【0025】また、支持段上に載置する蓋は、その構造
上、人の歩行及び台車等の荷重に十分耐え得る堅牢性を
有するものであるが、ウエッジバーの表面に微細な凹凸
加工を施しておくことにより、滑り等の危険をも十分に
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溝単体の基本実施例を示す垂直横断面
図である。
【図2】図1の溝単体の長さ方向における垂直縦断面図
である。
【図3】図1の溝単体と排水枡を接続した排水構造の平
面図である。
【図4】図3の排水構造の設定状態における垂直縦断面
図である。
【図5】溝単体の別の実施例を示す垂直横断面図であ
る。
【図6】図5の溝単体と、これに適した排水枡を連結し
た排水構造体の平面図である。
【図7】図6の排水構造体の設置状態を示す垂直縦断面
図である。
【符号の説明】
1 床本体 2 溝単体 3 底面部 4 側壁 5 溝本体部 6 上縁構造部 7 傾斜壁部 9 狭間隔壁 10 蓋支持段 11 蓋 12 頂上段 14 コーキング支持段 15 地盤 16 コンクリート下地(捨コンクリート) 17 レベル設定板 18 ボルト 19 モルタル 20 目地棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若竹秀俊 東京都練馬区西大泉2丁目7番8号 (56)参考文献 実開 昭62−181689(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に平面状の底面部の両側から両側
    壁を直立せしめた溝本体部と、前記両側壁の上端にそれ
    ぞれ連なった上縁構造部とを一枚の金属板より一体形成
    して得られた溝単体を備え、 前記両側壁の高さを、水上側から水下側にかけて大きく
    したことにより、前記溝単体を床面以下に設置した状態
    において上端をその床面と平行に維持したとき、底面部
    が水上側から水下側にかけて下降傾斜するようにし、 前記上縁構造部の各々は、前記溝本体部の各側壁の上端
    と平行した面を成す蓋支持段と、前記蓋支持段の外側縁
    から蓋の厚さに対応する高さだけ段上げされた頂上段、
    及び前記頂上段の外側縁から前記蓋支持段より低くなら
    ない限度で段下げされたコーキング用支持段を順次曲折
    形成したものからなり、前記溝単体の床面以下設置状態
    において前記頂上段及び前記コーキング用支持段上のコ
    ーキング表面が、設置床面と実質的に連続するようにし
    たことを特徴とする床排水溝。
  2. 【請求項2】 前記上縁構造部の各々は前記溝本体部の
    各側壁の上端から他方の側壁側に傾斜して上方に延び、
    その延長端が他方の側壁上端からの延長端と一定の間隔
    を置くように形成された傾斜壁部と、この傾斜壁部の延
    長端から直立的に延びて前記蓋支持段の内側縁に達する
    狭間隔壁とを含むことを特徴とする請求項1記載の床排
    水溝。
  3. 【請求項3】 前記溝本体部の各側壁の上端が、前記蓋
    支持段の内側縁に直接連なっていることを特徴とする請
    求項1記載の床排水溝。
  4. 【請求項4】 前記上縁構造部の各々における蓋支持段
    にスクリーン蓋を支持することにより両側上縁間を被う
    ものであり、前記スクリーン蓋が前記上縁間を被う位置
    において前記頂上段とほぼ同レベルの上面を有するもの
    であって、楔形断面を有する複数の金属製ウエッジバー
    を楔形状の底面が前記上面をなすように間隔をおいて配
    列・固定されたものからなることを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれか1項に記載の床排水溝。
  5. 【請求項5】 実質的に平面状の底面部の両側から両側
    壁を直立せしめた溝本体部と、前記両側壁の上端にそれ
    ぞれ連なった両側上縁構造部とを一枚の金属板より一体
    形成して得られた少なくとも一個の溝単体であって、前
    記両側壁の高さを、水上側から水下側にかけて大きくし
    たことにより、前記溝単体を床面以下に設置した状態に
    おいて上端をその床面と平行に維持したとき、底面部が
    水上側から水下側にかけて下降傾斜するようにし、前記
    両側上縁構造部が水下端領域上において前記本体部から
    切除され、その部分の本体部上面を封蓋して筒状にした
    ものと、 金属板より形成された四側面を有する枡本体、及び前記
    四側面に連なる四側上縁構造部からなり、前記枡本体の
    少なくとも一側面に、前記少なくとも一個の溝単体の筒
    状端を接続してその溝単体と連通・一体化された排水枡
    とからなり、 前記両側及び四側上縁構造部の各々は、前記溝本体部の
    各側壁の上端と平行した面を成す蓋支持段と、前記蓋支
    持段の外側縁から蓋の厚さに対応する高さだけ段上げさ
    れた頂上段、及び前記頂上段の外側縁から前記蓋支持段
    より低くならない限度で段下げされたコーキング用支持
    段を順次曲折形成したものからなり、前記溝単体の床面
    以下設置状態において前記頂上段及び前記コーキング用
    支持段上のコーキング表面が、設置床面と実質的に連続
    するようにしたことを特徴とする床排水構造体。
JP7195899A 1995-07-07 1995-07-07 床排水溝及び関連設備 Expired - Lifetime JP2736514B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7195899A JP2736514B2 (ja) 1995-07-07 1995-07-07 床排水溝及び関連設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7195899A JP2736514B2 (ja) 1995-07-07 1995-07-07 床排水溝及び関連設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0921149A JPH0921149A (ja) 1997-01-21
JP2736514B2 true JP2736514B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=16348848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7195899A Expired - Lifetime JP2736514B2 (ja) 1995-07-07 1995-07-07 床排水溝及び関連設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2736514B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0921149A (ja) 1997-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4843658A (en) Swimming pool and method of construction
US5538361A (en) Apparatus for forming a trench
US20060239773A1 (en) Trench drain frame and grate assembly
EP1165909B1 (en) Demountable modular floor for watertight raised decks
US6578333B1 (en) Integrated precast footings
JP4484287B2 (ja) 建築物の床
US6698148B1 (en) Demountable modular floor for watertight raised decks
CA1266784A (en) Pool wall support
US7670080B2 (en) Catch basin system
JP2736514B2 (ja) 床排水溝及び関連設備
JP2736515B2 (ja) 床排水溝と関連設備の造成施工方法
US20070214732A1 (en) Catch Basin System
KR20010044805A (ko) 배수트렌치 시공방법
JP2004100240A (ja) ステンレス製細型排水溝及びその施工法
JP2003278192A (ja) 地下貯水槽用コンクリートブロック、地下貯水槽用構造体及び地下貯水槽の施工方法
NL1013514C2 (nl) Stalvloerconstructie.
US4060217A (en) Concrete forms for building a concrete spillway
JP2608253B2 (ja) 開渠の設置方法
CN215441479U (zh) 一种盘扣式支架的垫层结构
JPS621930A (ja) 地下建造物の基礎部の構造
CN219952560U (zh) 下沉式卫生间的装配式结构
JPH044067Y2 (ja)
JP2006016930A (ja) 排水用側溝装置
US20150098766A1 (en) Foundation
JPH0467533B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 16

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term