JP2736441B2 - 2画面テレビ - Google Patents

2画面テレビ

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JP2736441B2
JP2736441B2 JP1152526A JP15252689A JP2736441B2 JP 2736441 B2 JP2736441 B2 JP 2736441B2 JP 1152526 A JP1152526 A JP 1152526A JP 15252689 A JP15252689 A JP 15252689A JP 2736441 B2 JP2736441 B2 JP 2736441B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、親画面の所定位置に子画面を表示する2
画面テレビに関する。
[従来の技術] 2画面テレビの基本的構成は、日経エレクトロニクス
1980年4月14日号に記載されている。すなわち、親画面
用の映像信号と子画面用の映像信号の時間差を吸収する
ための画像メモリを備え、子画面用の映像信号をその同
期にしたがって画像メモリに書き込み、親画面用の映像
信号の同期にしたがって読み出すことで、親画面の所定
位置に子画面を表示するように構成される。
このような構成の2画面テレビには、技術的に2つの
問題がある。これらの問題は、いずれも親画面用の映像
信号と子画面用の映像信号の信号位相が、一般的に一致
していないことにより発生する。
第1に、親画面用の映像信号と子画面用の映像信号の
インターレース関係が一致していない場合、上述した画
面メモリはフィールド単位で制御されるのが一般的であ
るから、表示される子画面のインターレース関係が反転
してしまうという問題(インターレースの不備の問題)
がある。
このようにインターレース関係が反転すると、子画面
には激しいラインフリッカや2重像妨害等を発生する。
第2に、親画面用の映像信号および子画面用の映像信
号の垂直同期信号位相がある関係を満足していない場
合、上述した画像メモリより子画面用の映像信号の読み
出し途中で、その内容が次のフィールド情報に書き換え
られてしまい、子画面の上下に異なるフィールドの画像
が表示されてしまうという問題(境界問題)がある。
このように子画面の上下に異なるフィールドの画像が
表示されると、特に動画像のとき境界線上の走査線がは
っきり観察され、見苦しい妨害となる。また、境界線の
上下でインターレース関係が反転するから、単に境界線
上の走査線が観察されるのみではなく、上述した第1の
問題も同時に発生する。つまり、境界線の上下のどちら
か一方でのみ正常な画像が得られ、他方ではラインフリ
ッカや2重像妨害等を発生する。
これら2つの問題は、2画面テレビの画質を向上する
ために解決しなければならない基本的な問題であり、従
来これらの問題の解決方法が提案されている。
まず、第1の問題に関しては、親画面用の映像信号お
よび子画面用の映像信号の両方のフィールドを判定し、
子画面用の映像信号のフィールド判定結果に基づいて、
子画面用の映像信号を画像メモリの定められた領域に書
き込み、一方、親画面用の映像信号のフィールド判定結
果に基づいて、適当な開始位相から子画面用の映像信号
を読み出し、これによって、親画面用の映像信号と子画
面用の映像信号のインターレース関係を一致させること
が提案されている(特公昭59−37913号公報参照)。
次に、第2の問題に関しては、画像メモリを4つの領
域に分け、第1、第2フィールド用にそれぞれ2領域づ
つ割り当て、同一領域内で読み書きを同時にしないよう
に制御する追い越し防止回路を設け、これによって、画
像メモリより子画面用の映像信号を読み出している途中
で、その内容が次のフィールド情報に書き換えられてし
まう、いわゆる追い越しを防止することが提案されてい
る(特開昭62−269482号公報参照)。
つまり、子画面用の映像信号のフィールド判定結果に
基づいて、この子画面用の映像信号を画像メモリから定
められた領域に書き込む。一方、追い越し防止回路は、
親画面用の映像信号のフィールドを判定し、その判定結
果と一致したフィールド情報が書き込まれている2領域
のうち、先に書き込まれた方から子画面用の映像信号を
読み出す。これにより、画像メモリの各領域にはファー
ストイン・ファーストアウトで読み書きされ、フィール
ド情報の読み書きは読み出しが常に先行するので、上述
したように追い越しを防止できる。
以上のように、第1および第2の問題は個々には解決
されている。また、第2の問題の解決手法における追い
越し防止回路に、第1の問題の解決手法で示した親画面
用の映像信号と子画面用の映像信号のインターレース関
係を一致させる制御機能を付加すれば、2つの問題を同
時に解決することができる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述したようにして第1および第2の問題
を解決するものによれば、親画面用の映像信号および子
画面用の映像信号の両方のフィールドを判定する必要が
あり、フィールド判定手段が誤りなく動作する場合に
は、上述したように第1および第2の問題を良好に解決
することができ、子画面の画質の劣化を防止することが
できる。
しかし、上述のような第1および第2の問題の解決手
法を用いても、例えば家庭用VTRからの再生映像信号に
よる子画面を表示しようとする場合には、ラインフリッ
カや2重像妨害が発生し、また境界問題も発生し、充分
な画質が得られないことがある。
この原因は、家庭用VTRの再生映像信号に対し、第1
および第2の問題の解決手法に使用されるフィールド判
定手段が誤動作することがあるためである。
このように家庭用VTRの再生映像信号に対してフィー
ルド判定手段が誤動作するのは、垂直同期信号付近にヘ
ッド切換えに起因するノイズが混入しているためであ
る。フィールド判定手段は、一般に水平同期信号と垂直
同期信号の位相を比較してフィールド順位を判定するも
のであるから、上述したように垂直同期信号付近にノイ
ズが混入すると、フィールド判定動作を誤ることがあ
る。このような誤動作は、ピクチャーサーチやスロー再
生などの特殊再生時に、高い確率で生じる。
また、このような誤動作は、家庭用VTRの再生映像信
号に対してだけでなく、静止画フォトプレーヤやテレビ
ゲーム機からの映像信号に対しても生じる。これらから
の映像信号に対して誤動作をするのは、上述したような
ノイズではなく、出力される映像信号自体がもともとイ
ンターレースしていないためである。
インターレースしていない映像信号に対するフィール
ド判定手段の動作は、一般には全く定義できない。例え
ば、第1、第2フィールドのいずれか一方の判定出力を
出し続けるか、あるいは、第1、第2フィールドの判定
出力を不規則に出力するか、全く不定である。このよう
な出力に対して、上述したような第1および第2の問題
の解決手法を用いるときには、問題解決が有効になされ
る場合と、そうでない場合が等しい確率で生じる。つま
り、問題解決が有効になされない場合がある。
ところで、ノイズによる誤動作は、フィールド判定手
段の検出精度を向上させることで防止することができる
が、この検出精度の向上はインターレースしていない映
像信号に対する処理に矛盾する。また、誤動作したこと
を別途検出し、それに基づき新たな制御を行なうことも
考えられるが、この誤動作の検出はフィールド判定精度
を向上させるよりも難しい技術であると考えられる。
また、インターレースしていない映像信号に対して、
インターレースしていないというフィールド判定出力を
得ることも可能であるが、上述したような第1および第
2の問題解決のための手法をどのように制御するのが好
ましいか不明である。それは、この方法が、フィールド
判定という状態検出手段側の技術的問題を被制御側の変
更でカバーしようとする矛盾を含んだ方法だからであ
る。
このようにフィールド判定手段の誤動作を考慮にいれ
ると、上述したような第1および第2の問題の解決手法
には限界がある。すなわち、子画面用の映像信号として
フィールド判定手段が誤動作するような映像信号が供給
されるとき、子画面の画質劣化を生じるおそれがある。
本発明の目的は、子画面のための映像信号がノンイン
タレース状であってもノイズを含んだインタレース状で
あっても、簡素な構成で子画面の画質の劣化を防ぐこと
ができる2画面テレビを提供することである。
[課題を解決するための手段] 特許請求の範囲第1項に記載の発明は、画面上でイン
タレース状の複数の走査線を構成する第1の映像信号に
基づく親画面を表示するとともに、画面上でインタレー
ス状の複数の走査線を構成する第2の映像信号に基づく
子画面を表示し、各々のフィールドがインタレースを構
成するための画面に対応する2フィールド分の領域から
なるフレームメモリを用いて、子画面を親画面の所定の
位置に表示する2画面テレビである。
本2画面テレビは、2フィールドのうちの一方のフィ
ールドに対応する第2の映像信号に基づく信号の走査線
の位置と同じになるように他方のフィールドに対応する
第2の映像信号に基づく信号を補間して走査線を構成さ
せて、フレームメモリの2フィールド分の領域に第2の
映像信号に基づいた信号を記憶させ、2フィールド分の
領域の両方から、1フィールド分ずつ交互に、第2の映
像信号に基づいた信号を第1の映像信号に対して正しい
インタレース順位となるように読み出して子画面を表示
することを特徴としている。
特許請求の範囲第2項に記載の発明は、第1の映像信
号による親画面の所定位置第2の映像信号による子画面
を表示する2画面テレビである。
本2画面テレビは、複数のフィールドメモリと、第2
の映像信号を複数のフィールドメモリのうちいずれのフ
ィールドメモリに書き込むかを決定する書き込みフィー
ルド決定手段と、第2の映像信号の1フレームの走査線
本数を計数するライン数計数手段と、第2の映像信号を
複数の走査線にわたって加重平均する複数の加重平均手
段と、ライン数計数手段により計数された走査線本数に
応じて、複数の加重平均手段の出力の1つを選択する選
択手段と、書き込みフィールド決定手段により決定され
たフィールドメモリに選択手段により選択された第2の
映像信号をフィールド単位でノンインタレース状に書き
込む書き込み手段と、第1の映像信号に対してフィール
ド順位の判定を行なうフィールド判定手段と、フィール
ドメモリにノンインタレース状に書き込まれた第2の映
像信号を、フィールド判定手段の判定結果に応じて、第
2の映像信号が第1の映像信号に対して正しいインタレ
ース順位となるように、インタレース変換しながら読み
出す読み出し制御手段とを含んでいる。
特許請求の範囲第3項に記載の発明は、第1の映像信
号による親画面の所定位置に第2の映像信号による子画
面を表示する2画面テレビである。
本2画面テレビは、複数のフィールドメモリと、第2
の映像信号を複数のフィールドメモリのうちいずれのフ
ィールドメモリに書き込むかを決定する書き込みフィー
ルド決定手段と、第2の映像信号の1フレームの走査線
本数を計数するライン数計数手段と、第2の映像信号を
3本の走査線にわたって加重平均する第1の加重平均手
段と、第2の映像信号を2本の走査線にわたって加重平
均する第2加重平均手段と、ライン数計数手段により計
数された第2の映像信号の1フレームの走査線本数の計
数値に応じて、第1の加重平均手段と第2の加重平均手
段とのいずれかの出力を第2の映像信号の1走査線毎に
選択する選択手段と、書き込みフィールド決定手段によ
り決定されたフィールドメモリに選択手段により選択さ
れた第2の映像信号をフィールド単位でノンインタレー
ス状に書き込む書き込み手段と、第1の映像信号に対し
てフィールド順位の判定を行なうフィールド判定手段
と、フィールドメモリにノンインタレース状に書き込ま
れた第2の映像信号を、フィールド判定手段の判定結果
に応じて、第2の映像信号が第1の映像信号に対して正
しいインタレース順位となるように、インタレース変換
しながら読み出す読み出し制御手段とを含んでいる。
[作用] 特許請求の範囲第1項の発明によると、2フィールド
のうちの一方のフィールドに対応する第2の映像信号に
基づく信号の走査線の位置と同じになるように他方のフ
ィールドに対応する第2の映像信号に基づく信号が補間
されて走査線が構成され、フレームメモリの2フィール
ド分の領域に第2の映像信号に基づいた信号が記憶さ
れ、2フィールド分の領域の両方から、1フィールド分
ずつ交互に、第2の映像信号に基づいた信号が第1の映
像信号に対して正しいインタレース順位となるように読
み出されて子画面が表示される。
特許請求の範囲第2項、第3項の発明によると、入力
された第2の映像信号の奇数フィールドと偶数フィール
ドとは判別されることなく、単に第1フィールドと第2
フィールドとに分けられ、各々異なる処理によって走査
線数が削減されるとともに走査線位置が2つのフィール
ドの映像信号同士で一致されてフィールドメモリに記憶
され、読み出し時に奇数・偶数フィールドを考慮するこ
となく処理することができる。
[実施例] 以下、第1図を参照しながら、この発明の一実施例に
ついて説明する。
同図において、入力端子1には親画面用の映像信号SV
m、例えばデレビチューナからのNTSC方式の映像信号が
供給される。この映像信号SVmは切換スイッチ2のm側
の固定端子に供給される。
また、入力端子3には子画面用の映像信号SVs、例え
ばVTRからの再生映像信号が供給される。この映像信号S
VsはA/D変換器4でディジタル信号に変換されたのち間
引き回路5に供給される。この間引き回路5の動作は間
引き制御回路6によって制御される。
そして、間引き回路5の出力信号は、例えばRAMで構
成されるフレームメモリ7に書き込み信号として供給さ
れる。このフレームメモリ7における書き込み動作は、
書き込み制御回路8によって制御される。
また、入力端子3に供給される映像信号SVsは同期分
離回路9に供給され、この分離回路9で分離される垂直
同期信号WVDおよび水平同期信号WHDは間引き制御回路
6、書き込み制御回路8に供給される。
また、10は、例えばPLL回路をもって構成される書き
込みクロック発生回路であり、この発生回路10より出力
されるクロックWCKはA/D変換器4、間引き回路5、間引
き制御回路6に供給される。このクロックWCKの周波数
は、映像信号SVsのカラーバースト信号の周波数f scも
しくは水平同期信号WHDの周波数f whの整数倍とされ
る。例えば、3f sc、4f sc、910f whとされる。
上述した間引き回路5では、親画面に対する子画面の
表示面積比に応じて垂直方向および水平方向のサンプル
レートの低減が行なわれる。この場合、垂直方向に関し
ては走査線が間引かれると共に、水平方向に関してはサ
ンプリングされた画素信号が間引かれる。なお、サンプ
ルレートを低減する際には、予め低減したレートに応じ
たローパスフィルタが挿入され、ナイキスト周波数以上
の信号成分が存在しないようにされる。
ところで、第2図Aはインターレース信号の各フィー
ルドf1,f2,・・・ごとの走査線位置を示している。同図
において、「○」印は走査線を表しており、フィールド
ごとにその位置が垂直方向に1ライン分ずれている。ま
た、第2図Bはノンインターレース信号の各フィールド
ごとの走査線位置を示している。同図において、「○」
印、「×」印は走査線を表しており、「○」印はインタ
ーレース信号に対応した走査線であり、「×」印はイン
ターレース信号から補間された走査線であり、すべての
フィールドで同じ位置に走査線が存在する。
なお、第2図において、横軸はフィールド周期を単位
した時間方向を、縦軸は走査線間隔を単位とした垂直方
向を示している。
間引き回路5では、上述したサンプルレートの低減処
理の他に、走査線信号を補間してノンインターレース信
号の形成処理が行なわれる。
次に、サンプルレートの低減処理およびノンインター
レース信号の形成処理について詳細に説明する。ここで
は、子画面の表示面積比が1/4,1/9,1/16の場合を例にと
って説明する。
まず、垂直方向のサンプルレートの低減処理およびノ
ンインターレース信号の形成処理について説明する。
表示面積比が1/4の場合について説明する。
映像信号SVsの1フィールドのライン数を、便宜上ln
本とすると、フレームメモリ7に書き込まれるべきイン
インターレース信号の1フィールドのライン数は、 ln÷2×2=ln[本] となる。ここで、「÷2」は表示面積比が1/4であるの
で、子画面の垂直方向の画面高が1/2となることを、
「×2」はノンインターレース化によってライン数が2
倍となること表している。
このように、フレームメモリ7に書き込まれるべき1
フィールドのライン数は、映像信号SVsの1フィールド
のライン数と等しくなるので、次のようにノンインター
レース化される。
映像信号SVsの1フレームのライン数が偶数本である
ときには、映像信号SVs自体がノンインターレース信号
であると考えられるから、映像信号SVsのいずれのフィ
ールドの走査線信号も、そのままノンインターレース信
号の各フィールドの走査線信号に割り当てられる。
また、映像信号SVsの1フレームのライン数が2n+1
本(nは正の整数)で奇数本であるときには、垂直同期
信号WVDを1/2分周して得られるフレームパルスを基準
に、各フレーム期間で、以下の処理が行なわれる。
つまり、映像信号SVsの最初のn本の走査線信号がノ
ンインターレース信号の一方のフィールドの走査線信号
にそのまま割り当てられる。続いて、映像信号SVsの残
りn+1本の走査線信号が利用されて、上述したn本の
走査線と同じ位置に走査線が存在するように補間走査線
信号が形成され、この補間走査線信号がノンインターレ
ース信号の他方のフィールドの走査線信号に割り当てら
れる。
第3図Aは映像信号SVsを示しており、「○」印は走
査線である。また、同図Bはフレームメモリ7に書き込
まれるノンインターレース信号であり、「×」印は補間
走査線信号による走査線である。
補間走査線信号は、例えば上下のラインの相加平均処
理によって形成される。つまり、フレームパルスを基準
に残りのn+1本のラインでは、第4図Aに実線で囲ん
で示したように2走査線が組み合わせられてそれぞれ1/
2の割合で加算され、これにらり補間走査線信号が形成
される。
第4図Bは、以上のようにして形成されるノンインタ
ーレース信号を示している。この場合、各走査線の垂直
方向の位置を同図Aに揃えて書くことで、各走査線の位
置が、映像信号SVsではどの位置に対応するかを分かり
易くしている。
つまり、ノンインターレース信号の1の走査線は映
像信号SVsの1の位置に、ノンインターレース信号のl
2の走査線は映像信号SVsのl3の位置に、以下同様の位置
に対応するように演算処理がされてノンインターレース
信号が形成される。
ところで、上述したようにフレームパルスを基準とし
ているが、フレームパルスの位相が反転する場合には、
第5図Aに示すように、補間走査線信号の形成処理が行
なわれ、同図Bに示すように、ノンインターレース信号
が形成される。この場合、ノンインターレース信号の
1の走査線は映像信号SVsのl2の位置に、ノンインター
レース信号のl2の走査線は映像信号SVsのl4の位置に、
以下同様の位置に対応するようになり、第4図例の場合
に比べて1ライン分ずつずれるが、各フィールドごとの
走査線位置は一定しており、同様にノンインターレース
信号が形成される。
なお、第3図〜第5図では、映像信号SVsの1フレー
ムのライン数を11本として説明したが、一般に奇数本の
場合には同様にしてノンインターレース信号が形成され
る。
第6図は、上述した処理をするための間引き回路5お
よび間引き制御回路6の具体構成例を示すものである。
同図において、A/D変換器4からの映像信号SVsは切換
スイッチ51vのa側の固定端子に供給される。また、こ
の映像信号SVsは直接加算器52vに供給されると共に、1
水平期間の遅延時間を有する遅延素子を構成するライン
メモリ53vを介して加算器52vに供給される。加算器52v
では2つの信号がそれぞれ1/2の割合で加算され、その
出力信号は補間走査線信号として切換スイッチ51vのb
側の固定端子に供給される。
また、同期分離回路9からの垂直同期信号WVDは、例
えばTフリップフロップ、ゲート回路等で構成されるフ
レーム順位回路61に供給される。このフレーム順位回路
61では、垂直同期信号WVDを1/2に分周してフレームパル
スWFPが形成されると共に、このフレームパルスWFPが存
在するフィールドであるかどうかを示す信号SFPが形成
される。
フレーム順位回路61からのフレームパルスWFPは、例
えばカウンタを用いて構成されるライン数計数回路62に
供給されると共に、この計数回路62には同期分離回路9
からの水平同期信号WHDが供給されて、1フレームのラ
イン数が計数される。そして、この計数回路62からの1
フレームのライン数データはステータス判定回路63に供
給され、1フレームのライン数が偶数か奇数かが判定さ
れる。
またフレーム順位回路61からのフレームパルスWFP
は、例えばカウンタで構成されるラインタイミング表示
回路64に供給されると共に、このタイミング表示回路64
には同期分離回路9からの水平同期信号WHDが供給され
る。そして、このタイミング表示回路64では、現在のラ
インがフレームパルスWFPから数えて何本目であるかが
計数される。
上述したフレーム順位回路61からの信号SFP、ステー
タス判定回路63からの判定信号およびタイミング表示回
路64からの計数データは、間引き回路5の切換スイッチ
51vに切り換え制御信号として供給される。
すなわち、切換スイッチ51vは、1フレームのライン
数が偶数であるときには、a側に接続されたままとされ
る。一方、1フレームのライン数が奇数であるときに
は、フレームパルスからnラインまでの期間はa側に接
続され、残りのn+1ラインの期間はb側に接続され
る。
これにより、切換スイッチ51vからは、表示面積比が1
/4の場合のノンインターレース信号が出力され、このノ
ンインターレース信号はフレームメモリ7に供給され
る。
また、間引き制御回路6において、フレーム順位回路
61からの信号SFP、ステータス判定回路63からの判定信
号およびタイミング表示回路64からの計数データは、ラ
インアドレス制御回路65に供給される。そして、このラ
インアドレス制御回路65より書き込み制御回路8には、
ラインアドレスのインクリメント信号INCが供給され
る。なお、このインクリメント信号INCは、後述するよ
うにフレームメモリ7に書き込みイネーブル信号WEとし
ても供給される。
次に、表示面積比が1/9の場合について説明する。
映像信号SVsの1フィールドのライン数を、便宜上ln
本とすると、フレームメモリ7に書き込まれるべきノン
インターレース信号の1フィールドのライン数は、 ln÷3×2=2ln/3[本] となる。ここで、「÷3」は表示面積比が1/9であるの
で、子画面の垂直方向の画面高が1/3となることを、
「×2」はノンインターレース化によって走査線数が2
倍となることを表している。
このように、フレームメモリ7に書き込まれるべき1
フィールドのライン数は、映像信号SVsの1フィールド
のライン数の2/3となるので、映像信号SVsの1フレーム
のライン数に応じて、次のようにノンインターレース化
される。
映像信号SVsの1フレームのライン数が偶数本(例え
ば526本、626本など)であるときには、映像信号SVs自
体がノンインターレース信号であると考えられる。この
場合は、映像信号SVsの各フィールドごとに、3n+0,3n
+1,3n+2番目の走査線信号から2本分の走査線信号が
形成され、これがノンインターレース信号の各フィール
ドの走査線信号に割り当てられる。例えば、3ラインご
とに、以下の制御が繰り返されて形成される。
第3n+0番目のラインでは、現在の走査線信号および
1ライン前の走査線信号が、それぞれ1/2の割合で加算
されてノンインターレース信号の走査線信号が形成され
る。
第3n+1番目のラインでは、ノンインターレース信号
の走査線信号は形成されない。
第3n+2番目のラインでは、現在の走査線信号、1ラ
イン前の走査線信号および2ライン前の走査線信号が、
それぞれ1/4、1/2および1/4の割合で加算されてノンイ
ンターレース信号の走査線信号が形成される。
また、映像信号SVsの1フレームのライン数が6k+3
本(kは正の整数であり、例えば525本、627本、1125本
など)である場合には、垂直同期信号WVDを1/2分周して
得られるフレームパルスを基準にして、各フレーム期間
で3ラインごとに制御が繰り返されてノンインターレー
ス信号の走査線信号が形成される。
第7図Aは映像信号SVsを示しており、「○」印は走
査線である。また、同図Bはフレームメモリ7に書き込
まれるノンインターレース信号を示しており、「×」印
は走査線である。この場合、ノンインターレース信号の
各走査線信号は、すべて映像信号SVsの複数の走査線信
号より演算されて形成される。
例えば、各フレーム期間で3ラインごとに、以下の制
御が繰り返される。
すなわち、フレームパルスから3n+0(0,3,6,・・
・)番目のラインでは、第8図Aに破線で囲んで示した
現在の走査線信号および1ライン前の走査線信号が、そ
れぞれ1/2の割合で加算されてノンインターレース信号
の走査線信号が形成される。
また、3n+1(1,4,7,・・・)番目のラインでは、ノ
ンインターレース信号の走査線信号は形成されない。
また、3n+2(2,5,8,・・・)番目のラインでは、第
8図Aに実線で囲んで示した現在の走査線信号、1ライ
ン前の走査線信号および2ライン前の走査線信号が、そ
れぞれ1/4、1/2および1/4の割合で加算されてノンイン
ターレース信号の走査線信号が形成される。
なお、第8図Aにおいて、「(x=0〜14)」は走
査線である。
また、第8図Bは以上の制御が繰り返されて形成され
たノンインターレース信号を示しており、「×」印は走
査線である。この場合、各走査線の垂直方向の位置を同
図Aに揃えて書くことで、各走査線の位置が映像信号SV
sではどの位置に対応するかを分かり易くしている。
つまり、ノンインターレース信号の1の走査線は映
像信号SVsのl2の位置に、ノンインターレース信号のl2
の走査線は映像信号SVsのl3′の位置に、以下同様の位
置に対応するように演算処理がされてノンインターレー
ス信号が形成される。
ところで、上述したようにフレームパルスを基準とし
ているが、フレームパルスの位相が反転する場合には、
第9図Aに示すように処理が行なわれ、同図Bに示すよ
うに、ノンインターレース信号が形成される。この場
合、ノンインターレース信号の1の走査線は、映像信
号SVsの1の位置に、ノンイターレース信号のl2の走
査線は、映像信号SVsのl2′の位置に、以下同様の位置
に対応するようになり、第8図例の場合に比べて2ライ
ン分ずつずれるが、各フィールドごとの走査線位置は一
定しており、同様にノンインターレース信号が形成され
る。
なお、第7図〜第9図では映像信号SVsの走査線数を1
5本として説明したが、例えば525本、627本、1125本な
ど、一般に走査線数が6k+3本の場合には同様にしてノ
ンインターレース信号が形成される。
また、映像信号SVsの1フレームのライン数が6k+1
本(kは正の整数であり、例えば523本、625本など)で
ある場合には、3ラインごとに制御が繰り返されてノン
インターレース信号の走査線信号が形成される。この場
合、垂直同期信号WVDを1/2分周して得られるフレームパ
ルスが存在するフィールドと存在しないフィールドで
は、その制御が異なるようにされる。
第10図Aは映像信号SVsを示しており、「○」印は走
査線である。また、同図Bはフレームメモリ7に書き込
まれるノンインターレース信号を示しており、「×」印
は走査線である。この場合、ノンインターレース信号の
各走査線信号は、すべて映像信号SVsの複数の走査線信
号より演算されて形成される。
例えば、フレームパルスが存在するフィールドと存在
しないフィールドでは、3ラインごとに、それぞれ以下
の制御が繰り返される。
すなわち、第11図Aにおいて、フィールドf1にフレー
ムパルスが存在したとすると、このフィールドf1では、
フレームパルスから3n+0(0,3,6,・・・)番目のライ
ンでは、第11図Aに実線で囲んで示した現在の走査線信
号、1ライン前の走査線信号および2ライン前の走査線
信号が、それぞれ1/4、1/2および1/4の割合で加算され
てノンインターレース信号の走査線信号が形成される。
また、3n+1(1,4,7,・・・)番目のラインでは、ノ
ンインターレース信号の走査線信号は形成されない。
また、3n+2(2,5,8,・・・)番目のラインでは、第
11図Aに破線で囲んで示した1ライン前の走査線信号お
よび2ライン前の走査線信号が、それぞれ1/2の割合で
加算されてノンインターレース信号の走査線信号が形成
される。
また、フレームパルスが存在しないフィールドf2で
は、フレームパルスから3n+0(12,15,18,・・・)番
目のラインでは、第11図Aに破線で囲んで示した現在の
走査線信号および1ライン前の走査線信号が、それぞれ
1/2の割合で加算されてノンインターレース信号の走査
線信号が形成される。
また、3n+1(13,16,19,・・・)番目のラインで
は、ノンインターレース信号の走査線信号は形成されな
い。
また、3n+2(11,14,17,・・・)番目のラインで
は、第11図Aに実験で囲んで示した現在の走査線信号、
1ライン前の走査線信号および2ライン前の走査線信号
が、それぞれ1/4、1/2および1/4の割合で加算されてノ
ンインターレース信号の走査線信号が形成される。
なお、第11図Aにおいて、「(x=0〜18)」は走
査線である。
また、第11図Bは以上の制御が繰り返されて形成され
たノンインターレース信号を示しており、「×」印は走
査線である。この場合、各走査線の垂直方向の位置を同
図Aに揃えて書くことで、各走査線の位置が映像信号SV
sではどの位置に対応するかを分かり易くしている。
つまり、ノンインターレース信号の1の走査線は映
像信号SVsの1′の位置に、ノンインターレース信号
のl2の走査線は映像信号SVsのl3の位置に、以下同様の
位置に対応するように演算処理がされてノンインターレ
ース信号が形成される。
なお、以上の説明では、フレームパルスが存在するフ
ィールドの3n+1番目のラインでは、ノンインターレー
ス信号の走査線信号は形成されず、3n+2番目のライン
で、1ライン前の走査線信号および2ライン前の走査線
信号よりノンインターレース信号の走査線信号を形成す
るようにしているが、これは次のようにしてもよい。す
なわち、3n+1番目のラインで、現在の走査線信号およ
び1ライン前の走査線信号よりノンインターレース信号
の走査線信号を形成し、3n+2番目のラインでは、ノン
インターレース信号の走査線信号を形成しないようにし
てもよい。
ところで、フレームパルスの位相が反転する場合に
は、第12図Aに示す処理が行なわれ、同図Bに示すよう
に、ノンインターレース信号が形成される。この場合、
ノンインターレース信号の1の走査線は、映像信号SV
sのl2の位置に、ノンインターレース信号のl2の走査線
は、映像信号SVsのl3′の位置に、以下同様の位置に対
応するようになり、第11図例の場合に比べて1ライン分
ずつずれるが、各フィールドごとの走査線位置は一定し
ており、同様にノンインターレース信号が形成される。
なお、第10図〜第12図では映像信号SVsの走査線数を1
9本として説明したが、例えば523本、625本など、一般
に走査線数が6k+1本の場合には同様にしてノンインタ
ーレース信号が形成される。
また、映像信号SVSの1フレームのライン数が6K+5
本(kは正の整数であり、例えば527本、623本など)で
ある場合には、3ラインごとに制御が繰り返されてノン
インターレース信号の走査線信号が形成される。1フレ
ームのライン数が6k+1本の場合と同様に、垂直同期信
号WVDを1/2分周して得られるフレームパルスが存在する
フィールドと存在しないフィールドでは、その制御が異
なるようにされる。
第13図Aは映像信号SVsを示しており、「○」印は走
査線である。また、同図Bはフレームメモリ7に書き込
まれるノンインターレース信号を示しており、「×」印
は走査線である。この場合、ノンインターレース信号の
各走査線信号は、すべて映像信号SVSの複数の走査線信
号より演算されて形成される。
例えば、フレームパルスが存在するフィールドと存在
しないフィールドでは、3ラインごとに、それぞれ以下
の制御が繰り返される。
すなわち、第14図Aにおいて、フィールドf1にフレー
ムパルスが存在したとすると、このフィールドf1では、
フレームパルスから3n+0(0,3,6,・・・)番目のライ
ンでは、第14図Aに実験で囲んで示した現在の走査線信
号および1ライン前の走査線信号が、それぞれ1/2の割
合で加算されてノンインターレース信号の走査線信号が
形成される。
また、3n+1(1,4,7,・・・)番目のラインでは、ノ
ンインターレース信号の走査線信号は形成されない。
また、3n+2(2,5,8,・・・)番目のラインでは、第
14図Aに破線で囲んで示した現在の走査線信号、1ライ
ン前の走査線信号および2ライン前の走査線信号が、そ
れぞれ1/4,1/2および1/4の割合で加算されてノンインタ
ーレース信号の走査線信号が形成される。
また、フレームパルスが存在しないフィールドf2で
は、フレームパルスから3n+0(9,12,15,・・・)番目
のラインでは、第14図Aに破線で囲んで示した現在の走
査線信号、1ライン前の走査線信号および2ライン前の
走査線信号が、それぞれ1/4,1/2および1/4の割合で加算
されてノンインターレース信号の走査線信号が形成され
る。
また、3n+1(10,13,16,・・・)番目のラインで
は、ノンインターレース信号の走査線信号は形成されな
い。
また、3n+2(11,14,・・・)番目のラインでは、第
14図Aに実線で囲んで示した1ライン前の走査線信号お
よび2ライン前の走査線信号が、それれそれ1/2の割合
で加算されてノンインターレース信号の走査線信号が形
成される。
なお、第14図Aにおいて、「(x=0〜16)」は走
査線である。
また、第14図Bは以上の制御が繰り返されて形成され
たノンインターレース信号を示しており、「×」印は走
査線である。この場合、各走査線の垂直方向の位置を同
図Aに揃えて書くことで、書く走査線の位置が映像信号
SVSではどの位置に対応するかを分かり易くしている。
つまり、ノンインターレース信号の1の走査線は映
像信号SVSのl2の位置に、ノンインターレース信号のl2
の走査線は映像信号SVSのl3′の位置に、以下同様の位
置に対応するように演算処理がされてノンインターレー
ス信号が形成される。
なお、以上の説明では、フレームパルスが存在しない
フィールドの3n+1番目のラインでは、ノンインターレ
ース信号の走査線信号は形成されず、3n+2番目のライ
ンで、1ライン前の走査線信号および2ライン前の走査
線信号よりノンインターレース信号の走査線信号を形成
するようにしているが、これは次のようにしてもよい。
すなわち、3n+1番目のラインで、現在の走査線信号お
よび1ライン前の走査線信号よりノンインターレース信
号の走査線信号を形成し、3n+2番目のラインでは、ノ
ンインターレース信号の走査線信号を形成しないように
してもよい。
ところで、フレームパルスの位相が反転する場合に
は、第15図Aに示す処理が行なわれ、同図Bに示すよう
に、ノンインターレース信号が形成される。この場合、
ノンインターレース信号の1の走査線は映像信号SVS
のl2′の位置に、ノンインターレース信号のl2の走査線
は映像信号SVSのl4の位置に、以下同様の位置に対応す
るようになり、第14図例の場合に比べて1ライン分ずつ
ずれるが、各フィールドごとの走査線位置は一定してお
り、同様にノンインターレース信号が形成される。
なお、第13図〜第15図では映像信号SVSの走査線数を1
7本として説明したが、例えば527本、623本など、一般
に走査線数が6k+5本の場合には同様にしてノンインタ
ーレース信号が形成される。
第16図は、上述したように表示面積が1/9のときの処
理をするための間引き回路5および間引き制御回路6の
具体構成例を示すものである。
同図において、A/D変換器4からの映像信号SVsは1水
平期間の遅延時間を有する遅延素子を構成するラインメ
モリ54vおよび55vの直列回路に供給される。そして、ラ
インメモリ54vおよび55vの出力信号は加算器56vに供給
されて、それぞれ1/2の割合で加算されたのち切換スイ
ッチ57vのc側の固定端子に供給される。また、A/D変換
器4からの映像信号SVs、ラインメモリ54vの出力信号お
よびラインメモリ55vの出力信号は加算器58vに供給され
て、それぞれ1/4、1/2および1/4の割合で加算されたの
ち切換スイッチ57vのb側の固定端子に供給される。さ
らに、A/D変換器4からの映像信号SVsおよびラインメモ
リ54vの出力信号は加算器59vに供給されて、それぞれ1/
2の割合で加算されたのち切換スイッチ57vのa側の固定
端子に供給される。
また、間引き制御回路6のステータス判定回路63で
は、走査線数が、偶数、6k+1本、6k+3本および6k+
5本のいずれに該当するか判定される。すなわち、ライ
ン数計数回62からの1フレームのライン数データよりラ
イン数が偶数であるか判断されると共に、奇数の場合に
は6で割った余りが求められる。このステータス判定回
路63はハードウェアでも構成できるが、ROMを用いれば
簡単に構成できる。
ここで用いるROMの容量は、通常の走査線本数が525本
程度とすると、次のように2Kビットとなる。すなわち、
ROMのアドレスにライン数データを供給すると10ビット
必要である。また、ステータスは全部で4通りであるか
ら2ビットで表現できる。したがって、 210×2=2Kビット である。
また、間引き制御回路6のラインタイミング表示回路
64では、現在のラインがフームパルスWFPまたは垂直同
期信号WVDより何ライン目であるかが計数され、その値
を3で割った余りが出力される。その他は第6図例と同
様に構成される。
そして、フレーム順位回路61からの信号SFP、ステー
タス判定回路63からの判定信号およびタイミング表示回
路64からの出力信号は、間引き回路5の切換スイッチ57
vに供給される共にラインアドレス制御回路65に供給さ
れ、切換スイッチ57vの切り換え制御およびフレームメ
モリ7への書き込みが制御される。
すなわち、1フレームの走査線数が偶数であるときに
は、以下のように制御される。各フィールドの3n+0番
目のラインでは切換スイッチ57vはa側に接続されると
共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメント信
号INCが出力されて切換スイッチ57vの出力信号がフレー
ムメモリ7に書き込まれ、3n+1番目のラインでは切換
スイッチ57vは不定とされると共に、ラインアドレス制
御回路65よりインクリメント信号INCは出力されず書き
込みが禁止され、3n+2番目のラインでは切換スイッチ
57vはb側に接続されると共に、ラインアドレス制御回
路65よりインクリメント信号INCが出力されて切換スイ
ッチ57vの出力信号がフレームメモリ7に書き込まれ
る。
また、1フレームの走査線数が6k+1本であるときに
は、以下のように制御される。フレームパルスの存在す
るフィールドであって、フレームパルスから3n+0番目
のラインでは切換スイッチ57vはb側に接続されると共
に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメント信号
が出力されて切換スイッチ57vの出力信号がフレームメ
モリ7に書き込まれ、フレームパルスから3n+1番目の
ラインでは切換スイッチ57vは不定とされると共に、ラ
インアドレス制御回路65よりインクリメント信号INCは
出力されずフレームメモリ7への書き込みが禁止され、
3n+2番目のラインでは切換スイッチ57vはc側に接続
されると共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリ
メント信号INCが出力されて切換スイッチ57vの出力信号
がフレームメモリ7に書き込まれる。一方、フレームパ
ルスが存在しないフィールドであって、フレームパルス
から3n+0番目のラインでは切換スイッチ57vはa側に
接続されると共に、ラインアドレス制御回路65よりイン
クリメント信号INCが出力されて切換スイッチ57vの出力
信号がフレームメモリ7に書き込まれ、フレームパルス
から3n+1番目のラインでは切換スイッチ57v不定とさ
れると共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメ
ント信号INCは出力されずフレームメモリ7への書き込
みが禁止され、3n+2番目のラインでは切換スイッチ57
vはb側に接続されると共に、ラインアドレス制御回路6
5よりインクリメント信号INCが出力されて切換スイッチ
57vの出力信号がフレームメモリ7に書き込まれる。
なお、フレームパルスの存在するフィールドでは、つ
ぎのように制御されるようにしてもよい。すなわち、フ
レームパルスから3n+0番目のラインでは切換スイッチ
57vはb側に接続されると共に、ラインアドレス制御回
路65よりインクリメント信号が出力されて切換スイッチ
57vの出力信号がフレームメモリ7に書き込まれ、フレ
ームパルスから3n+1番目のラインでは切換スイッチ57
vはa側に接続されると共に、ラインアドレス制御回路6
5よりインクリメント信号INCが出力されて切換スイッチ
57vの出力信号がフレームメモリ7に書き込まれ、フレ
ームパルスから3n+2番目のラインでは切換スイッチ57
vは不定とされると共に、ラインアドレス制御回路65よ
りインクリメント信号INCは出力されずフレームメモリ
7への書き込みが禁止される。
また、1フレームの走査線数が6k+3本であるときに
は、以下のように制御される。フレームパルスから3n+
0番目のラインでは切換スイッチ57vはa側に接続され
ると共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメン
ト信号INCが出力されて切換スイッチ57vの出力信号がフ
レームメモリ7に書き込まれ、フレームパルスから3n+
1番目のラインでは切換スイッチ57vは不定とされると
共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメント信
号INC出力されずフレームメモリ7への書き込みが禁止
され、3n+2番目のラインでは切換スイッチ57vはb側
に接続されると共に、ラインアドレス制御回路65よりイ
ンクリメント信号INCが出力されて切換スイッチ57vの出
力信号がフレームメモリ7に書き込まれる。
また、1フレームの走査線が6k+5本であるときに
は、以下のように制御される。フレームパルスの存在す
るフィールドであって、フレームパルスから3n+0番目
のラインでは切換スイッチ57vはa側に接続されると共
に、ラインアドレス制御回路65よりインクリメント信号
が出力されて切換スイッチ57vの出力信号がフレームメ
モリ7に書き込まれ、フレームパルスから3n+1番目の
ラインでは切換スイッチ57vは不定とされると共に、ラ
インアドレス制御回路65よりインクリメント信号INCは
出力されずフレームメモリ7への書き込みが禁止され、
3n+2番目のラインでは切換スイッチ57vはb側に接続
されると共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリ
メント信号INCが出力されて切換スイッチ57vの出力信号
がフレームメモリ7に書き込まれる。一方、フレームパ
ルスが存在しないフィールドであって、フレームパルス
から3n+0番目のラインでは切換スイッチ57vはb側に
接続されると共に、ラインアドレス制御回路65よりイン
クリメント信号INCが出力されて切換スイッチ57vの出力
信号がフレームメモリ7に書き込まれ、フレームパルス
から3n+1番目のラインでは切換スイッチ57vは不定と
されると共に、ラインアドレス制御回路65よりインクリ
メント信号INCは出力されずフレームメモリ7への書き
込みが禁止され、3n+2番目のラインでは切換スイッチ
57vはc側に接続されると共に、ラインアドレス制御回
路65よりインクリメント信号INCが出力されて切換スイ
ッチ57vの出力信号がフレームメモリ7に書き込まれ
る。
なお、フレームパルスの存在しないフィールドでは、
次のように制御されるようにしてもよい。すなわち、フ
レームパルスから3n+0番目のラインでは切換スイッチ
57vはb側に接続されると共に、ラインアドレス制御回
路65よりインクリメント信号INCが出力されて切換スイ
ッチ57vの出力信号がフレームメモリ7に書き込まれ、
フレームパルスから3n+1番目のラインでは切換スイッ
チ57vはa側に接続されると共に、ラインアドレス制御
回路65よりインクリメント信号INCが出力されて切換ス
イッチ57vの出力信号がフレームメモリ7に書き込ま
れ、フレームパルスから3n+2番目のラインでは切換ス
イッチ57vは不定とされると共に、ラインアドレス制御
回路65よりインクリメント信号INCは出力されずフレー
ムメモリ7への書き込みが禁止される。
次に、表示面積比が1/16の場合について説明する。
この場合には、表示面積比が1/4の場合の考え方が応
用できる。すなわち、走査線数を1/4の場合のさらに1/2
とすればよいので、1/4の場合と同様の制御によって、
一旦ノンインターレース信号が形成されたのち、2ライ
ンごとに相加平均処理されて走査線数が1/2とされる。
このように表示面積比が1/16のときの処理をするため
の間引き回路5および間引き制御回路6は、例えば第6
図例の切換スイッチ51vの後段に、2ラインごとに相加
平均処理をする回路が付加されて構成される。これによ
り、表示面積比が1/16の場合にも良好なノンインターレ
ース信号が形成される。
このように、表示面積比が1/4の場合と1/16の場合と
では、第6図例の回路を共通に使用することができる。
なお、この表示面積比が1/16の場合には、1/4の場合
と同様に、ライン数を直接1/4に間引いてノンインター
レース信号を得るようにしてもよい。
以上述べたように、映像信号SVsがいかなる信号であ
っても、子画面の表示面積比が1/4、1/9、1/16であれ
ば、間引き回路5でノンインターレース信号が形成され
る。
なお、上述したと同様に構成することにより、表示面
積比が1/4n2、1/9n2(nは自然数)の関係を満たす他の
場合にも完全なノンインターレース信号を形成すること
ができる。
ところで、上述の制御では、フレームパルスの位相に
拘らず、良好にノンインターレース信号が形成される。
これは、制御が偶奇、いずれのフィールドからはじまっ
ても構わないことを意味している。この結果、書き込み
側での映像信号SVsのフィールド判定を行なわなくて
も、インターレース信号からノンインターレース信号へ
の変換をすることができる。
次に、水平方向のサンプルレートの低減処理について
説明する。
この場合、折り返し歪みを防止するために、低減され
たサンプルレートを満足するナイキスト周波数となるよ
うに信号帯域が制限されたのち、サンプル数を所望の数
となるように間引くことで行なわれる。
例えば、表示面積比が1/4の場合には1/2に間引かれ、
表示面積比が1/9の場合には1/3に間引かれ、表示面積比
が1/16の場合には1/4に間引かれる。
上述せずも間引き回路5には、このような水平方向の
サンプルレートの低減処理を行なうめたの回路が付加さ
れる。
例えば、表示面積比が1/4の場合には、第6図におい
て、切換スイッチ51vの出力信号はローパスフィルタ51h
で帯域が制限されたのちDフリップフロップ52hおよび5
3hの直列回路を介してフレームメモリ7に書き込み信号
として供給される。
また、書き込みクロック発生回路10からの書き込みク
ロックWCKはDフリップフロップ52hに供給される。ま
た、この書き込みクロックWCKは分周器54hで2分周され
たのちDフリップフロップ53hに供給されると共に、フ
レームメモリ7の書き込みクロックとされる。
これにより、Dフリップフロップ53hからは、切換ス
イッチ51vより出力されるノンインターレース信号の各
走査線信号のサンプル数が1/2に間引かれて出力され、
これがフレームメモリ7に書き込まれる。
また、表示面積比が1/9の場合には、第16図におい
て、切換スイッチ57vの出力信号はローパスフィルタ55h
で帯域が制限されたのちDフリップフロップ56hおよび5
7hの直列回路を介してフレームメモリ7に書き込み信号
として供給される。
また、書き込みクロック発生回路10からの書き込みク
ロックWCKはDフリップフロップ56hに供給される。ま
た、この書き込みクロックWCKは分周器58hで3分周され
たのちDフリップフロップ57hに供給されると共に、フ
レームメモリ7の書き込みクロックとされる。
以下、表示面積比が1/16等の場合にも、同様に構成す
ることにより、水平方向のサンプルレートを低減するこ
とができる。
なお、このような低減処理は第6図例、第16図例のよ
うな位置とは別に、間引き回路5の初段に配して、垂直
方向の間引き処理およびノンインターレース信号の形成
処理を行なう前に水平方向の間引き処理を行なうように
してもよい。この場合には、以下の回路部分では分周後
の書き込みクロックWCK′が用いられることになる。
また、LPF51h,55hなどは必ずしもディジタルで構成さ
れる必要はなく、A/D前のアナログローパスフィルタで
代用させることもできる。この場合は、アナログローパ
スフィルタの通過帯域を51h,55hなどと同様にしておけ
ば、51h,55hなどは省略することができる。
以上のようにして、間引き回路5および間引き制御回
路6によって、水平方向および垂直方向のサンプルレー
トの低減処理およびノンインターレース信号の形成処理
が行なわれる。
第1図に戻って、間引き回路5より出力されるノンイ
ンターレース信号の各走査線信号はフレームメモリ7に
書き込まれる。
上述したように、書き込み側では、映像信号SVsのフ
ィールド判定は行なわれておらず、映像信号SVsがイン
ターレース信号である場合に、どちらのフィールドがフ
レームメモリ7のどちらのフィールド部分に書き込まれ
るかは定義できない。しかし、間引き回路5の出力信号
自体がノンインターレース化されているので、フレーム
メモリ7上には、偶奇フィールドの別の概念を持ち込む
必要はなく問題はない。
また、11は追い越し判定回路である。この追い越し判
定回路11では、後述するように書き込み制御回路8およ
び読み出し制御回路12からのラインアドレスのMSBのデ
ータに基づいて、フレームメモリ7の書き込み、読み出
しが各々どちらのフィールド部分に対してなされている
か調べられ、書き込みフィールドを反転する反転信号IN
Vが出力される。そして、この反転信号INVは書き込み制
御回路8に供給され、フレームメモリ7の同一フィール
ド部分に対して書き込み、読み出しが同時に起きないよ
うに書き込み側のフィールドが反転制御される。
書き込み制御回路8には、上述したように同期信号WH
D,WVDの他に、間引き回路5からの書き込みクロックWC
K′、間引き制御回路6からのラインアドレスのインク
リメント信号INC、追い越し判定回路11からの反転信号I
NVが供給され、これらに基づいてフレームメモリ7の書
き込みアドレスが形成される。
第17図は書き込み制御回路8の具体構成例を示す図で
ある。
同図において、間引き回路5からの書き込みクロック
WCK′はカウンタ81に供給され、このカウンタ81には同
期分離回路9からの水平同期信号WHDがリセット信号と
して供給される。そして、このカウンタ81のカウント出
力が水平方向アドレスとしてフレームメモリ7に供給さ
れる。
また、同期分離回路9からの水平同期信号WHDはカウ
ンタ82にクロックとして供給されると共に、このカウン
タ82には同期分離回路9からの垂直同期信号WVDがリセ
ット信号として供給される。また、このカウンタ82には
間引き制御回路6からのインクリメント信号INCがカウ
ンタイネーブル信号として供給される。そして、カウン
タ82のカウント出力のMSB−1〜LSBはラインアドレス
(垂直方向アドレス)のMSB−1〜LSBとしてフレームメ
モリ7に供給される。
また、カウンタ82のカウント出力のMSBはエクスクル
ーシブオア回路83の一方の入力端子に供給され、このエ
クスクルーシブオア回路83の他方の入力端子には追い越
し判定回路11からの反転信号INVが供給される。そして
このエクスクルーシブオア回路83の出力信号がラインア
ドレスのMSBとしてフレームメモリ7に供給される。
この場合、追い越し制御回路11より反転信号INVが供
給されると、エクスクルーシブオア回路83の出力信号、
したがってラインアドレスのMSBの状態が反転し、これ
により書き込み側のフィールドが反転される。また、間
引き制御回路6よりインクリメント信号INCが供給され
ると、カウンタ82はカウント可能な状態となってライン
アドレスがインクリメントされる。このとき、フレーム
メモリ7に書き込みイネーブル信号WEが供給されるの
で、フレームメモリ7は書き込み可能な状態となる。
また、カウンタ82のカウント出力のMSBは追い越し判
定回路11に供給され、追い越し判定回路11では、後述す
るように読み出しラインアドレスのMSBとの比較から反
転信号INVが形成される。
なお、第17図例の書き込み制御回路8は、フレームメ
モリ7を通常のRAMを用いて構成する場合の例である
が、フレームメモリ7はフィールドメモリ専用のICなど
を用いて構成してもよく、その場合にはより簡単に構成
することができる。
このように書き込み制御回路8で形成される書き込み
アドレスによって、フレームメモリ7の各々のフィール
ド部分には、第18図に示すようにノンインターレース信
号が書き込まれる。第18図は、簡単のため1フィールド
のライン数が9本の場合を示している。
次に、このようにフレームメモリ7に書き込まれたノ
ンインターレース信号を、どのように読み出して、親画
面用の映像信号SVmと合成して出力するかについて説明
する。
第1図において、13はPLL回路等を用いて構成された
読み出しクロック発生回路である。このクロック発生回
路13で発生される読み出しクロックRCKの周波数は、子
画面の水平方向の長さに影響する。上述したように、フ
レームメモリ7の書き込みクロックWCK′は、表示面積
比に応じて書き込みクロックWCKを分周して形成されて
いるので、読み出しクロックRCKは、例えば書き込みク
ロックWCKと同じ周波数とされる。これにより子画面は
最初に設定した表示面積比で表示されるようになる。
つまり、この読み出しクロックRCKは、フレームメモ
リ7に供給される。ここにおいて、フレームメモリ7
は、時間軸圧縮手段として動作することになる。
また、親画面用の映像信号SVmは同期分離回路14に供
給され、垂直同期信号RVDおよび水平同期信号RHDが分離
される。これら同期信号RVD,RHDはフィールド判定回路1
5に供給される。このフィールド判定回路15では、同期
信号RVD,RHDの位相に基づいて親画面用の映像信号SVmの
偶奇フィールドの判定が行なわれる。例えば、水平同期
信号RHDおよび垂直同期信号RVDの位相が、それぞれ第19
図AおよびBに示すように一致しているフィールドは奇
数フィールドと判定され、一方、水平同期信号RHDおよ
び垂直同期信号RVDの位相が、同図CおよびDに示すよ
うに1/2水平期間(H/2)だけずれているフィールドは偶
数フィールドと判定される。この場合、第20図に示すよ
うに、偶数フィールドの走査線が、奇数フィールドの同
一番目の走査線より上にあるものとする。なお、第20図
では、1フレームのライン数が9本の場合を示してい
る。
このフィールド判定回路15からの判定信号FDは読み出
し制御回路16に供給される。この読み出し制御回路16に
は同期分離回路14で分離される同期信号RVD,RHDが供給
されると共に、クロック発生回路13からの読み出しクロ
ックRCKが供給される。そして、これらに基づいてフレ
ームメモリ7の読み出しアドレスが形成され、フレーム
メモリ7に書き込まれているノンインターレース信号
が、親画面用の映像信号SVmのインターレース順位に一
致するインターレース信号に変換されて読み出される。
ここにおいて、フレームメモリ7上には、第18図に示
すように、偶数フィールドの第1ラインに相当する走査
線信号が書き込まれていないことに注意する必要があ
る。
すなわち、親画面用の映像信号SVmとのインターレー
ス順位を一致させるためには、奇数フィールドでは第18
図の1,3,5,・・・の走査線信号を、偶数フィールドでは
第18図の2,4,6,・・・の走査線信号を読み出す必要があ
る。この場合、フレームメモリ7にはノンインターレー
ス信号が2フィールド分書き込まれているので、どちら
のフィールド部分を親画面用の映像信号SVmのどちらの
フィールドに割り当てても構わない。つまり、フレーム
メモリ7の2つのフィールド部分から、交互に親画面用
の映像信号SVmのフィールド判定結果にしたがって、上
述したように信号を読み出すようにされる。
第21図は読み出し制御回路16の具体構成例を示す図で
ある。
同図において、読み出しクロック発生回路13からの読
み出しクロックRCKはカウンタ161に供給される。このカ
ウンタ161には同期分離回路14からの水平同期信号RHDが
遅延回路162を介してリセット信号として供給される。
そして、このカウンタ161のカウント出力は水平方向ア
ドレスとしてフレームメモリ7に供給される。
この場合、水平同期信号RHDは、子画面水平位置調整
回路163で設定した時間だけ遅延されたのちカウンタ161
に供給されてカウンタ161がリセットされる。つまり、
このリセットタイミングからフレームメモリ7の水平方
向の読み出しが開始され、子画面の水平方向の表示開始
位置が決められる。
なお、遅延量は、例えば読み出しクロックRCKの1周
期を単位として調整できるように構成される。ここで、
遅延量が大きくなるほど、子画面の表示位置は右側とな
る。
また、同期分離回路14からの水平同期信号RHDはカウ
ンタ164にクロックとして供給される。このカウンタ164
には同期分離回路14からの垂直同期信号RVDが遅延回路1
62を介してロード信号として供給される。また、フィー
ルド判定回路15からのフィールド判定信号FDはカウンタ
164にロードデータのLSBとして供給される。なお、ロー
ドデータのその他のビットは、例えば低レベル“0"とさ
れる。上述せずも、フィールド判定信号FDは、例えば奇
数フィールドのときには低レベル“0"とされ、偶数フィ
ールドのときには高レベル“1"とされている。そして、
カウンタ164のカウント出力はラインアドレス(垂直方
向アドレス)のMSB−1〜LSB+1としてフレームメモリ
7に供給される。
また、フィールド判定回路15からのフィールド判定信
号FDはインバータ166に供給され、このインバータ166の
出力信号はラインアドレスのMSBおよびLSBとしてフレー
ムメモリ7に供給される。
この場合、フィールド判定信号FDに応じてラインアド
レスのMSBの状態が変化するので、親画面用の映像信号S
Vmの偶奇フィールドに応じて、フレームメモリ7の2つ
のフィールド部分より交互に読み出しが行なわれる。
また、奇数フィールドの場合には、ラインアドレスの
下位2ビットは最初「01」となると共にLSBは「1」に
固定されるので、1,3,5,・・・の走査線信号が順次読み
出され、一方、偶数フィールドの場合には、ラインアド
レスの下位2ビットは最初「10」となると共にLSBは
「0」に固定されるので、2,4,6,・・・の走査線信号が
順次読み出される。
またこの場合、垂直同期信号RVDは、子画面垂直位置
調整回路167で設定した時間だけ遅延されたのちカウン
タ164に供給されてカウンタ164にロードデータがロード
される。つまり、このロードタイミングからフレームメ
モリ7の垂直方向の読み出しが開始され、子画面の垂直
方向の表示開始位置が決められる。
また、遅延回路162で遅延された水平同期信号RHDは子
画面長作成回路168に供給され、この作成回路168から
は、水平同期信号RHDのタイミングより子画面を表示す
る期間(例えば、表示面積比が1/4のときにはH/2、表示
面積比が1/9のときにはH/3等)だけ、例えば高レベル
“1"となり、その他の期間は低レベル“0"となる信号が
出力される。そして、この作成回路168の出力信号はオ
ア回路160に供給される。
また、遅延回路165で遅延された垂直同期信号RVDは子
画面高作成回路169に供給され、この作成回路169から
は、垂直同期信号RVDのタイミングより子画面を表示す
る期間(例えば、表示面積比が1/4のときには1/2フィー
ルド期間、表示面積比が1/9のときには1/3フィールド期
間等)だけ、例えば高レベル“1"となり、その他の期間
は低レベル“0"となる信号が出力される。そして、この
作成回路169の出力信号はオア回路160に供給される。
また、インバータ166より出力される読み出しライン
アドレスのMSBは追い越し判定回路11に供給される。上
述せずも、追い越し判定回路11では読み出しラインアド
レスのMSBおよび書き込みラインアドレス(カウンタ82
の出力)のMSBが常に監視され、これらが同一極性とな
るときには、書き込みフィールドを反転する高レベル
“1"の反転信号INVが出力される。
なお、第21図例の読み出し制御回路16は、フレームメ
モリ7として、通常のRAMを用いて構成する場合の例を
示したが、フィールドメモリ専用のICなどを用いてフレ
ームメモリ7を構成してもよく、その場合にはより簡単
な構成とすることができる。
第1図に戻って、上述したようにフレームメモリ7よ
り読み出される子画面用の映像信号は、D/A変換器17で
アナログ信号とされたのち切換スイッチ2のs側の固定
端子に供給をされる。この切換スイッチ2には、読み出
し制御回路16のオア回路160の出力信号が切り換え制御
信号として供給される。そして、この切換スイッチ2
は、オア回路160の出力信号が高レベル“1"であるとき
にはs側に接続され、一方低レベル“0"であるときには
m側に接続される。上述したように、オア回路160の出
力信号は、子画面の表示期間で高レベル“1"となり、こ
の期間のみ切換スイッチ2はs側に接続され、親画面用
の映像信号SVmに、フレームメモリ7より読み出される
子画面用の映像信号が挿入される。
また、切換スイッチ2の出力信号はモニター受像機18
に供給される。この場合、親画面用の映像信号SVmに挿
入される子画面用の映像信号は、上述したように境界問
題やインターレース不備は生じないので、このモニター
受像機18には親画面の一部に子画面が良好に表示され
る。
この場合、モニター受像機18は、現行のテレビジヨン
受像機は勿論、IDTVやEDTVなどに対応するものであって
もよい。また、扱う映像信号がハイビジョン信号である
ときには、ハイビジョン対応のものとなる。
なお、上述では色信号に言及していないが、色信号に
ついてもベースバンドに復調してしまえば、上述説明と
全く同様に処理できる。この場合には、適当な復調機、
変調器が処理の前後に付加されることになる。勿論、モ
ニター受像器18には、ベースバンドのコンポーネント信
号として映像信号を供給してもよく、この場合には、変
調器は不要となる。
いずれにしても、色信号帯域等を考慮して、2つの色
差信号をTCIやTDMすれば、メモリ容量を有効に低減でき
る。
このように本例においては、子画面用の映像信号SVs
がインターレースしているか否かに拘らずフレームメモ
リ7の各フィールド部分にはノンインターレース状に書
き込まれる。そして、親画面用の映像信号SVmのフィー
ルド判定結果に基づいて、子画面用の映像信号が親画面
用の映像信号SVmに対して正しいインターレース順位と
なるように、フレームメモリ7より子画面用の映像信号
がインターレース変換をしながら読み出される。
したがって、本例によれば、親画面用の映像信号SVm
と子画面用の映像信号のインターレース関係は常に一致
し、従来のように子画面用の映像信号SVsのフィールド
誤判定によるラインフリッカや2重像妨害等は発生しな
い。
また、本例においては、フレームメモリ7の各フィー
ルドには、子画面用の映像信号がノンインターレース状
に書き込まれるため、フレームメモリの書き込みフィー
ルドと子画面用の映像信号SVsのフィールドを必ずしも
一致させる必要はない。そして、フレームメモリ7の書
き込み、読み出しが各々どちらのフィールドに対してな
されているか調べられ、フレームメモリ7の同一フィー
ルド部分に対して書き込み、読み出しが同時に起きない
ように書き込み側のフィールドが反転制御される。従っ
て、従来のように子画面用の映像信号SVsのフィールド
誤判定による境界問題は発生しない。
このように本例によれば、書き込み側で子画面用の映
像信号SVsのフィールド判定は不要であり、子画面用の
映像信号SVsとして、家庭用VTRからの再生映像信号等を
使用する場合にも、フィールド誤判定による画質劣化の
ない良好な子画面を表示することができる。
なお、上述実施例においては、親画面用の映像信号SV
mがアナログ信号の形成で入力端子1に供給されるもの
であるが、この映像信号SVmがディジタル化されて入力
端子1に供給されるものとすると、第1図のD/A変換器1
7は不要になり、ディジタル信号のまま親/子信号が切
り換えられてモニター受像機18に導かれることになる。
これは本発明をディジタルテレビに有効に利用するため
の一応用例である。ディジタルテレビは周知のようにID
TV、EDTVなどとして高画質を得ることができるから、上
述の応用例はIDTV、EDTVを2画面化する場合に用いて好
適である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、書き込み側で
のフィールド判定を不要とすることができ、例えば、子
画面用の映像信号に家庭用VTRからの再生映像信号等を
使用する場合でも、フィールド誤判定によるインタレー
ス不備の問題や境界問題を生じることがなく、簡素な構
成で子画面の画質の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図はイ
ンターレース信号とノンインターレース信号の走査線構
造を示す図、第3図〜第5図は表示面積比が1/4の場合
のインターレース化の説明のための図、第6図は表示面
積比が1/4の場合の間引き回路および間引き制御回路の
構成図、第7図〜第15図は表示面積比が1/9の場合のイ
ンターレース化の説明図、第16図は表示面積比が1/9の
場合の間引き回路および間引き制御回路の構成図、第17
図は書き込み制御回路の構成図、第18図はフレームメモ
リの書き込み状態を示す図、第19図および第20図は偶奇
フィールド判定の説明図、第21図は読み出し制御回路の
構成図である。 1,3……入力端子 2……切換スイッチ 4……A/D変換器 5……間引き回路 6……間引き制御回路 7……フレームメモリ 8……書き込み制御回路 9,14……同期分離回路 10……書き込みクロック発生回路 11……追い越し判定回路 12……読み出し制御回路 13……読み出しクロック発生回路 15……フィールド判定回路 16……読み出し制御回路 17……D/A変換器 18……モニター受像機

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上でインタレース状の複数の走査線を
    構成する第1の映像信号に基づく親画面を表示するとと
    もに、画面上でインタレース状の複数の走査線を構成す
    る第2の映像信号に基づく子画面を表示し、各々のフィ
    ールドがインタレースを構成するための画面に対応する
    2フィールド分の領域からなるフレームメモリを用い
    て、前記子画面を前記親画面の所定の位置に表示する、
    2画面テレビであって、 前記2フィールドのうちの一方のフィールドに対応する
    前記第2の映像信号に基づく信号の走査線の位置と同じ
    になるように他方のフィールドに対応する前記第2の映
    像信号に基づく信号を補間して走査線を構成させて、前
    記フレームメモリの前記2フィールド分の領域に前記第
    2の映像信号に基づいた信号を記憶させ、 前記2フィールド分の領域の両方から、1フィールド分
    ずつ交互に、前記第2の映像信号に基づいた信号を前記
    第1の映像信号に対して正しいインタレース順位となる
    ように読み出して子画面を表示することを特徴とする2
    画面テレビ。
  2. 【請求項2】第1の映像信号による親画面の所定位置に
    第2の映像信号による子画面を表示する2画面テレビで
    あって、 複数のフィールドメモリと、 前記第2の映像信号を前記複数のフィールドメモリのう
    ちいずれのフィールドメモリに書き込むかを決定する書
    き込みフィールド決定手段と、 前記第2の映像信号の1フレームの走査線本数を計数す
    るライン数計数手段と、 前記第2の映像信号を複数の走査線にわたって加重平均
    する複数の加重平均手段と、 前記ライン数計数手段により計数された走査線本数に応
    じて、前記複数の加重平均手段の出力の1つを選択する
    選択手段と、 前記書き込みフィールド決定手段により決定されたフィ
    ールドメモリに前記選択手段により選択された前記第2
    の映像信号をフィールド単位でノンインタレース状に書
    き込む書き込み手段と、 前記第1の映像信号に対してフィールド順位の判定を行
    なうフィールド判定手段と、 前記フィールドメモリにノンインタレース状に書き込ま
    れた前記第2の映像信号を、前記フィールド判定手段の
    判定結果に応じて、前記第2の映像信号が前記第1の映
    像信号に対して正しいインタレース順位となるように、
    インタレース変換しながら読み出す読み出し制御手段と
    を含む2画面テレビ。
  3. 【請求項3】第1の映像信号による親画面の所定位置に
    第2の映像信号による子画面を表示する2画面テレビで
    あって、 複数のフィールドメモリと、 前記第2の映像信号を前記複数のフィールドメモリのう
    ちいずれのフィールドメモリに書き込むかを決定する書
    き込みフィールド決定手段と、 前記第2の映像信号の1フレームの走査線本数を計数す
    るライン数計数手段と、 前記第2の映像信号を3本の走査線にわたって加重平均
    する第1の加重平均手段と、 前記第2の映像信号を2本の走査線にわたって加重平均
    する第2の加重平均手段と、 前記ライン数計数手段により計数された前記第2の映像
    信号の1フレームの走査線本数の計数値に応じて、前記
    第1の加重平均手段と前記第2の加重平均手段とのいず
    れかの出力を前記第2の映像信号の1走査線毎に選択す
    る選択手段と、 前記書き込みフィールド決定手段により決定されたフィ
    ールドメモリに前記選択手段により選択された前記第2
    の映像信号をフィールド単位でノンインタレース状に書
    き込む書き込み手段と、 前記第1の映像信号に対してフィールド順位の判定を行
    なうフィールド判定手段と、 前記フィールドメモリにノンインタレース状に書き込ま
    れた前記第2の映像信号を、前記フィールド判定手段の
    判定結果に応じて、前記第2の映像信号が前記第1の映
    像信号に対して正しいインタレース順位になるように、
    インタレース変換しながら読み出す読み出し制御手段と
    を含む、2画面テレビ。
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