JP2735881B2 - ゴミ焼却炉 - Google Patents

ゴミ焼却炉

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JP2735881B2
JP2735881B2 JP1139215A JP13921589A JP2735881B2 JP 2735881 B2 JP2735881 B2 JP 2735881B2 JP 1139215 A JP1139215 A JP 1139215A JP 13921589 A JP13921589 A JP 13921589A JP 2735881 B2 JP2735881 B2 JP 2735881B2
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JP
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air
furnace
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damper
hearth
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隼人 渡辺
憲一 川島
芳幸 小野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炉床を備えたゴミ焼却炉に関する。
〔従来の技術〕
従来のゴミ焼却炉の1例を第2図によって説明する。
炉床21とゴミ投入口20をもつ火炉11の下流側の部分に
千鳥状に配置された複数の輻射変換体7が配置され、更
にその下流側の火炉11の部分に空気予熱器13が連接さ
れ、同空気予熱器13を出た燃焼ガスは誘引ファン14によ
って吸引され、排気ダンパー4を経て煙突15へ排出され
る排気系を形成するようになっている。なお、上記輻射
変換体7としては、例えば、コージェライトとアルミナ
を混合焼成したセラミックス多孔体等が用いられる。
空気は、空気予熱器13で燃焼ガスと熱交換して加熱さ
れた上、空気供給ダンパー1を経て炉本体11の炉床21の
上方へ、またダンパー2,3を経て炉床21の入口部の下方
へ燃焼用空気として供給され、併せて炉床21上のゴミの
予熱・乾燥及び発火を行なうようになっている。
ゴミはゴミ投入口20より投入され炉床21上に堆積され
て燃焼し、燃焼ガスは複数の輻射変換体7で形成される
室を通る際に熱が封鎖され、火炉11内の温度を高く保っ
て燃焼を活溌化し、また、輻射変換体7の間に設けられ
た補助バーナ12によって昇温された燃焼ガスは、空気予
熱器13で空気を加熱した後、上記のように誘引ファン14
によって煙突15から排出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来のゴミ焼却炉は、次の問題点があった。
(1) 熱交換器を設置していたことで据付スペースを
多く要し、またシステムが複雑となっていた。
(2) 炉の発停頻度が高いと、熱交換器内に付着した
煤が吸湿固着して保守費が増大する。
(3) 熱交換器があるために、システム抵抗が高く、
誘引ファンが故障時は炉の使用が出来ない。
(4) 誘引ファンの吸込力によって燃焼ガスを吸込
み、これによって燃焼用空気を炉床下方の部分に吸込む
ようにしているが、誘引ファンの吸込力だけでは、炉床
下からの燃焼用空気の吹上げ力が不足して、ゴミの焼却
時におけるゴミの乾燥・焼却に時間を要していた。
本発明は、上記問題点を解決することができるゴミ焼
却炉を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のゴミ焼却炉は、炉床を備え空気予熱器を具備
しない火炉と、同火炉を出た燃焼ガスを流路、誘引ファ
ン、流路、煙突を経て排出する排気系と、同排気系の誘
引ファンの誘引側の流路に接続された空気ダンパーを備
えた空気流路と、前記誘引ファンの出口側の流路中に設
けられた排気ダンパーと、前記誘引ファン及び排気ダン
パーをバイパスし、前記火炉を出た燃焼ガスを直接前記
煙突側へ排出するバイパスダンパーを備えたバイパス流
路と、前記誘引ファンの出口側の燃焼ガスと空気の混合
ガスを前記炉床の下部に供給する混合ガス供給流路と、
前記炉床の上方において前記火炉内に空気を供給する空
気供給ダンパーとを備えてなるものである。
〔作 用〕
本発明では、誘引ファンをバイパスする燃焼ガスのバ
イパス流路で一部の燃焼ガスを排出し、残部の燃焼ガス
を、空気ダンパーを経て供給される空気と共に誘引ファ
ンの出口から炉床の下方へ供給する。火炉には空気予熱
器を備えていないために、炉床の下方へ供給されるガス
温度が上昇し、誘引ファンによって空気と混合された燃
焼ガスが炉床の下方へ供給されるために、温度が高く十
分な吹上げ力のあるガスが炉床下方へ供給されることと
なり、空気予熱器の据付面積を省略した上で、ゴミの予
熱・乾燥及び焼却が効果的に行なわれる。
また、誘引ファンが故障したとき等には、誘引ファン
をバイパスする燃焼ガスのバイパス流路に設けたバイパ
スダンパーを全開して燃焼ガスを排出すると共に、空気
供給ダンパーを開いて空気を火炉無いに導くことによ
り、火炉を停止することなく、自然通風方式の燃焼が行
なわれる。
また更に、誘引ファンには燃焼ガスと空気が供給され
るため、空気予熱器を経由しない高温の燃焼ガスは減温
されて誘引ファンへ入ることになり、誘引ファンの入口
温度はその仕様温度範囲に抑えられ、誘引ファンは高温
で損傷することはないものである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図によって説明する。
本実施例は、第2図に示される従来のゴミ焼却炉を、
以下説明するように改良したものであって、第1図にお
いて同一の部分は同一の符号を付せられており、その説
明を省略する。
火炉11は、輻射変換体7の下流側に熱交換器を備えて
おらず、火炉11の出口側の流路22の途中には空気ダンパ
ー6をもつ空気流路26が接続され、同流路22は誘引ファ
ン14に接続されている。同誘引ファン14の出口は、混合
ガス供給流路23に接続され、同混合ガス供給流路23は分
岐してダンパー2,3を介して炉床21の下方の火炉11内に
接続されている。上記流路22の空気流路26との接続点の
上流側からは、バイパスダンパー5を備えたバイパス流
路24が分岐し、同バイパス流路24は誘引ファン14をバイ
パスして煙突15に接続されている。
上記混合ガス供給流路23より、排気ダンパー4を備え
た誘引ファン14の出口側の流路25が分岐し、同流路25は
バイパスダンパー5の下流側で上記バイパス流路24に接
続されている。また空気供給ダンパー1を経て炉床21の
上方の火炉11内へ空気が供給されるようになっている。
本実施例では、必要あれば補助バーナ12で加熱された
上、輻射変換体7を通った燃焼ガスの一部は、バイパス
ダンパー5の開度によって決まる流量でバイパス流路24
を通って煙突15から排出される。一方、残部の燃焼ガス
は、空気流路26より供給される空気が混合されて温度を
下げて誘引ファン14に吸引された上、誘引ファン14によ
って、混合ガス供給流路23、ダンパー2,3を経て炉床21
の下方の部分へ供給される。
また、誘引ファン14から出る余剰の燃焼ガスと空気の
混合ガスは、排気ダンパー4をもつ流路から流路25を経
て煙突15から排出される。
上記の流路22へ入る燃焼ガスは、熱交換器を経由して
いないために高温であるが、空気ダンパー6を経た空気
と混合して適当な温度に降温され誘引ファン14の仕様範
囲の温度となった上、誘引ファン14に導入され、誘引フ
ァン14を損傷することがない。
誘引ファン14に入る燃焼ガスと空気の混合ガスは、燃
焼ガスが熱交換器を省略したために高温であることによ
って、温度が高く、かつこれが誘引ファン14から混合ガ
ス供給流路23を通って炉床21の下方へ供給されることに
よって、炉床21下方が正圧となるために、十分な温度と
吹上げ力のあるガスが炉床21の下方へ供給されることに
なる。これによって、効率のよいゴミの予熱・乾燥及び
焼却が行なわれる。
また更に、本実施例で、誘引ファン14の故障したとき
には、誘引ファン14をバイパスするバイパス流路24のバ
イパスダンパー5を全開にし流路25の排気ダンパー4を
全閉にして、燃焼ガス全量をバイパス流路24を経て排出
し、自然通風方式にすることによって、炉を停止するこ
となく燃焼を行なうことができる。
なお、上記実施例では、排気ダンパー4をもつ流路25
によって誘引ファン14から出る余剰のガスを排出するよ
うにしているが、これを省略し、バイパス流路24のバイ
パスダンパー5を制御することによって、必要量の燃焼
ガスを誘引ファン14に供給するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は次の効果を奏することができる。
(1) 空気予熱器を廃止しているために、保守が容易
となり、据付面積も小さくすることができ、また設備費
を低減させることができる。
(2) 誘引ファンによって燃焼ガスと空気の混合ガス
を炉床下方へ供給することにより、温度の高い炉床下の
ガスは正圧となり、熱風の押込み力が強くなり、ゴミの
予熱・乾燥及び焼却効果を向上させることができる。
(3) 誘引ファンが故障した等の場合においても、焼
却能力は低下するが、自然通風式によって火炉の使用が
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図は従来のゴ
ミ焼却炉の系統図である。 1……空気供給ダンパー、2、3……ダンパー、4……
排気ダンパー、 5……バイパスダンパー、6……空気ダンパー、7……
輻射変換体、 11……火炉、14……誘引ファン、15……煙突、 20……ゴミ投入口、21……炉床、22……流路、 23……混合ガス供給流路、24……バイパス流路、25……
流路、 26……空気流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−90672(JP,A) 特開 昭60−256706(JP,A) 特開 昭61−180825(JP,A) 特開 昭60−128367(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炉床21を備え空気予熱器を具備しない火炉
    11と、同火炉11を出た燃焼ガスを流路22、誘引ファン1
    4、流路25、煙突15を経て排出する排気系と、同排気系
    の誘引ファン14の誘引側の流路22に接続された空気ダン
    パー6を備えた空気流路26と、前記誘引ファン14の出口
    側の流路25中に設けられた排気ダンパー4と、前記誘引
    ファン14及び排気ダンパー4をバイパスし、前記火炉11
    を出た燃焼ガスを直接前記煙突15側へ排出するバイパス
    ダンパー5を備えたバイパス流路24と、前記誘引ファン
    14の出口側の燃焼ガスと空気の混合ガスを前記炉床21の
    下部に供給する混合ガス供給流路23と、前記炉床21の上
    方において前記火炉11内に空気を供給する空気供給ダン
    パー1とを備えたことを特徴とするゴミ焼却炉。
JP1139215A 1989-06-02 1989-06-02 ゴミ焼却炉 Expired - Lifetime JP2735881B2 (ja)

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