JP2735683B2 - スピーカアンプ回路 - Google Patents
スピーカアンプ回路Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はスピーカアンプ回路に関し、特に、ライン
給電により電源を供給される電話用スピーカアンプ回路
に関するものである。
給電により電源を供給される電話用スピーカアンプ回路
に関するものである。
従来のライン給電により電源を供給される電話用スピ
ーカアンプの接続ブロック図を第3図に、スピーカアン
プの出力回路を第4図に示す。
ーカアンプの接続ブロック図を第3図に、スピーカアン
プの出力回路を第4図に示す。
第3図において、1,2は電話回線、3はダイオードブ
リッジ回路、4はスピーチネットワーク回路、5はスピ
ーカアンプ回路、6はスピーカである。また、同図にお
いて20は電話回線1を通して与えられるライン電圧VLで
あり、21は、ライン電圧VLを基にして、スピーチネット
ワーク回路4によって作り出された、安定化された電圧
である。
リッジ回路、4はスピーチネットワーク回路、5はスピ
ーカアンプ回路、6はスピーカである。また、同図にお
いて20は電話回線1を通して与えられるライン電圧VLで
あり、21は、ライン電圧VLを基にして、スピーチネット
ワーク回路4によって作り出された、安定化された電圧
である。
また、第4図において、Q1〜Q5、D1〜D2R1〜R5はそれ
ぞれ出力前段アンプ回路を構成するトランジスタ,ダイ
オード,抵抗、7は信号入力端子、Q6〜Q7は出力トラン
ジスタである。
ぞれ出力前段アンプ回路を構成するトランジスタ,ダイ
オード,抵抗、7は信号入力端子、Q6〜Q7は出力トラン
ジスタである。
次に動作について説明する。第4図において信号入力
7より入力された信号は出力前段アンプ回路Q1〜Q5、D1
〜D2、R1〜R5により増幅され、さらに出力トランジスタ
Q6〜Q7により増幅されスピーカ6より出力される。ここ
で電源電圧はVCCであるので、出力前段アンプでの信号
の振幅は、A点では、 Vsat(Q4)+(R5の電圧降下)+VD1から VCC−(R2の電圧降下)−Vsat(Q2) までの電圧となる。
7より入力された信号は出力前段アンプ回路Q1〜Q5、D1
〜D2、R1〜R5により増幅され、さらに出力トランジスタ
Q6〜Q7により増幅されスピーカ6より出力される。ここ
で電源電圧はVCCであるので、出力前段アンプでの信号
の振幅は、A点では、 Vsat(Q4)+(R5の電圧降下)+VD1から VCC−(R2の電圧降下)−Vsat(Q2) までの電圧となる。
点Bでは、 Vsat(Q4)+(R5の電圧降下)−VBC(Q5) から VCC−(R3の電圧降下)−Vsat(Q3) までの電圧となる。
従来のスピーカアンプ回路は以上のように構成されて
いるので、出力前段アンプ回路の振幅は最大でもVCCま
でしか取ることができず、(実際にはVCCより小さ
く、)したがって、さらに出力振幅を大きく取ることは
できないという問題点があった。
いるので、出力前段アンプ回路の振幅は最大でもVCCま
でしか取ることができず、(実際にはVCCより小さ
く、)したがって、さらに出力振幅を大きく取ることは
できないという問題点があった。
この発明は以上のような問題点を解決するためになさ
れたもので、出力をより大きくすることができるスピー
カアンプ回路を得ることを目的とする。
れたもので、出力をより大きくすることができるスピー
カアンプ回路を得ることを目的とする。
この発明に係るスピーカアンプ回路は、入力信号を増
幅する前段アンプと、安定化された安定化電源と接地と
の間に接続されたバイポーラトランジスタからなり、該
トランジスタのベースに入力される前段アンプの出力を
増幅する出力アンプとを備え、上記前段アンプを、その
駆動電圧として、上記安定化電源より電位が高い電話回
線におけるライン電圧が供給され、該ライン電圧による
駆動電流を定電流源より設定する回路構成としたもので
ある。
幅する前段アンプと、安定化された安定化電源と接地と
の間に接続されたバイポーラトランジスタからなり、該
トランジスタのベースに入力される前段アンプの出力を
増幅する出力アンプとを備え、上記前段アンプを、その
駆動電圧として、上記安定化電源より電位が高い電話回
線におけるライン電圧が供給され、該ライン電圧による
駆動電流を定電流源より設定する回路構成としたもので
ある。
この発明においては、スピーカアンプ回路は、前述の
様に出力前段アンプの電源を、他の回路の電源となる安
定化された電源電圧VCCより常に高い電圧であるライン
電圧VLとした事により、出力前段アンプの出力振幅をV
CCより大きく取ることが可能となり、従来の電話用スピ
ーカアンプ回路よりも大きな出力を得ることが出来る。
つまり、前段アンプの駆動電圧を、上記電源電圧VCCよ
り高いライン電圧VLとしたので、その出力電圧である、
出力アンプを構成するバイポーラトランジスタのベース
に印加される電圧を、該トランジスタの駆動電圧である
上記電源電圧VCCよりも高くすることができる。この結
果、該トランジスタからなる出力アンプの出力振幅を、
電源電圧VCCより高くすることが出来る。また、ライン
電圧VLは、電話回線電位であり変化するため、出力前段
アンプの電流を定電流源にて設定することにより、ライ
ン電圧VLの変化による出力振幅の変動を抑えることがで
きる。
様に出力前段アンプの電源を、他の回路の電源となる安
定化された電源電圧VCCより常に高い電圧であるライン
電圧VLとした事により、出力前段アンプの出力振幅をV
CCより大きく取ることが可能となり、従来の電話用スピ
ーカアンプ回路よりも大きな出力を得ることが出来る。
つまり、前段アンプの駆動電圧を、上記電源電圧VCCよ
り高いライン電圧VLとしたので、その出力電圧である、
出力アンプを構成するバイポーラトランジスタのベース
に印加される電圧を、該トランジスタの駆動電圧である
上記電源電圧VCCよりも高くすることができる。この結
果、該トランジスタからなる出力アンプの出力振幅を、
電源電圧VCCより高くすることが出来る。また、ライン
電圧VLは、電話回線電位であり変化するため、出力前段
アンプの電流を定電流源にて設定することにより、ライ
ン電圧VLの変化による出力振幅の変動を抑えることがで
きる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるスピーカアンプ回
路の接続ブロック図を、また、この発明の一実施例によ
るスピーカアンプ回路を第2図に示す。
路の接続ブロック図を、また、この発明の一実施例によ
るスピーカアンプ回路を第2図に示す。
第1図において1,2は電話回線、3はダイオードブリ
ッジ、4はスピーチネットワーク回路、5はスピーカア
ンプ回路、6はスピーカ、20は電話回線1より供給され
るライン電圧VL、21は安定化された電圧VCCである。
ッジ、4はスピーチネットワーク回路、5はスピーカア
ンプ回路、6はスピーカ、20は電話回線1より供給され
るライン電圧VL、21は安定化された電圧VCCである。
第2図においてQ1〜Q5、D1〜D2、R1〜R5はそれぞれ出
力前段アンプ回路を構成するトランジスタ,ダイオー
ド,抵抗、IOは出力前段アンプ定電流源、7は信号入力
端子、Q6〜Q7は出力トランジスタ、VCCは安定化された
電源電圧、VLはVCCより常に高い電圧であるライン電圧
である。
力前段アンプ回路を構成するトランジスタ,ダイオー
ド,抵抗、IOは出力前段アンプ定電流源、7は信号入力
端子、Q6〜Q7は出力トランジスタ、VCCは安定化された
電源電圧、VLはVCCより常に高い電圧であるライン電圧
である。
以上の構成の電話用スピーカアンプ回路の動作につい
て説明する。
て説明する。
信号入力端子7より入力された入力信号は出力前段ア
ンプQ1〜Q5、D1〜D2、R1〜R5、IOにより増幅され、さら
に出力トランジスタQ6〜Q7により増幅され出力される。
ここで出力前段アンプでの信号の振幅はA点では、 Vsat(Q4)+(R5の電圧降下)+VD1 から VL−(R2の電圧降下)−Vsat(Q2) までの電圧となる。B点では、 Vsat(Q4)+(R5の電圧降下)−VBC(Q5) から VL−(R3の電圧降下)−Vsat(Q3) までの電圧となる。したがって常に VL>VCC であるため、出力の振幅は大きくとることができる。
ンプQ1〜Q5、D1〜D2、R1〜R5、IOにより増幅され、さら
に出力トランジスタQ6〜Q7により増幅され出力される。
ここで出力前段アンプでの信号の振幅はA点では、 Vsat(Q4)+(R5の電圧降下)+VD1 から VL−(R2の電圧降下)−Vsat(Q2) までの電圧となる。B点では、 Vsat(Q4)+(R5の電圧降下)−VBC(Q5) から VL−(R3の電圧降下)−Vsat(Q3) までの電圧となる。したがって常に VL>VCC であるため、出力の振幅は大きくとることができる。
また、VLはライン電圧であり線路の状態により電圧が
変化するが、出力前段アンプの電流を定電流源にて供給
しているため、VLの変化により出力振幅に影響が出ない
ようにできる。
変化するが、出力前段アンプの電流を定電流源にて供給
しているため、VLの変化により出力振幅に影響が出ない
ようにできる。
以上のように、この発明によれば電話用スピーカアン
プ回路の出力前段アンプの電源を他の回路の電源となる
安定化された電源電圧VCCより常に高い電圧であるライ
ン電圧VLよりとる構成としたので、出力前段アンプの振
幅をVCCより大きくとることができ、従来の電話用スピ
ーカアンプ回路よりも大きな出力を得ることができる効
果がある。
プ回路の出力前段アンプの電源を他の回路の電源となる
安定化された電源電圧VCCより常に高い電圧であるライ
ン電圧VLよりとる構成としたので、出力前段アンプの振
幅をVCCより大きくとることができ、従来の電話用スピ
ーカアンプ回路よりも大きな出力を得ることができる効
果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるスピーカアンプ回路
の接続ブロック図、第2図はこの発明の一実施例による
スピーカアンプ回路の出力段回路図、第3図は従来の電
話用スピーカアンプ回路の接続ブロック図、第4図は従
来の電話用スピーカアンプの出力段回路図である。 図において、1、2は電話回線、3はダイオードブリッ
ジ、4はスピーチネットワーク回路、5はスピーカアン
プ回路、6はスピーカ、20はライン電圧VL、21は安定化
された電圧VCC、Q1〜Q5,D1〜D2,R1〜R5は出力前段アン
プ回路を構成するトランジスタ,ダイオード,抵抗、IO
は出力前段アンプ定電流源、7は信号入力端子、Q6〜Q7
は出力トランジスタ、VCCは安定化された電源電圧、VL
はVCCより常に高い電圧であるライン電圧である。 なお、各図中同一符号は同一または、相当部分を示す。
の接続ブロック図、第2図はこの発明の一実施例による
スピーカアンプ回路の出力段回路図、第3図は従来の電
話用スピーカアンプ回路の接続ブロック図、第4図は従
来の電話用スピーカアンプの出力段回路図である。 図において、1、2は電話回線、3はダイオードブリッ
ジ、4はスピーチネットワーク回路、5はスピーカアン
プ回路、6はスピーカ、20はライン電圧VL、21は安定化
された電圧VCC、Q1〜Q5,D1〜D2,R1〜R5は出力前段アン
プ回路を構成するトランジスタ,ダイオード,抵抗、IO
は出力前段アンプ定電流源、7は信号入力端子、Q6〜Q7
は出力トランジスタ、VCCは安定化された電源電圧、VL
はVCCより常に高い電圧であるライン電圧である。 なお、各図中同一符号は同一または、相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】電話回線から電源を供給される電話用スピ
ーカアンプ回路において、 入力信号を増幅する前段アンプと、 安定化された安定化電源と接地との間に接続されたバイ
ポーラトランジスタからなり、該トランジスタのベース
に入力される前段アンプの出力を増幅する出力アンプと
を備え、 上記前段アンプを、その駆動電圧として、上記安定化電
源より電位が高い電話回線におけるライン電圧が供給さ
れ、該ライン電圧による駆動電流を低電流源により設定
する回路構成としたことを特徴とするスピーカアンプ回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23410090A JP2735683B2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | スピーカアンプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23410090A JP2735683B2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | スピーカアンプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113709A JPH04113709A (ja) | 1992-04-15 |
JP2735683B2 true JP2735683B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=16965627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23410090A Expired - Fee Related JP2735683B2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | スピーカアンプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2735683B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-03 JP JP23410090A patent/JP2735683B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04113709A (ja) | 1992-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |